リベンジ北岳 白峰三山縦走

2017年08月02日(水) ~ 2017年08月05日(土)

• GPS: 80:00
• 距離: 21.0km
• 登り: 2,377m
• 下り: 3,011m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:30

12:05 広河原
14:35 白峰お池小屋

2日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 1:45
• 合計: 5:45

5:30 白峰お池小屋
7:40 0:00 小太郎尾根分岐
8:15 肩ノ小屋
8:15 10:00 北岳山頂
11:15 北岳山荘

3日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:35

5:15 北岳山荘
5:50 0:00 中白根山
7:00 7:05 間ノ岳
8:05 8:15 農鳥小屋
9:10 0:00 西農鳥岳
9:45 10:25 農鳥岳
11:00 0:00 大門沢下降点
13:50 大門沢小屋

4日目

• 山行: 2:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:55

5:20 大門沢小屋
8:15 奈良田第一発電所

3日目後半からは旦那がばててペースダウン。

天候

1日目曇り、2日目曇りのち雨のち晴れ、3日目晴れのち曇り、4日目晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

10時40分で芦安第3駐車場十分に空きありました。
復路は奈良田発電所からバスを2本乗継ぎ、芦安駐車場へ。

コース状況／危険箇所等

大門沢小屋から下山途中の何番目かの木橋に巨石が激突。
斜めっているので、増水時には要注意です。

その他周辺情報

ＨＰで謳っている大門沢小屋のコインシャワーは故障中。（復旧させる予定無し？）
立ち寄り湯♨芦安駐車場から３分の金山沢温泉。露天あり。
今回も「道の駅　とよとみ」に寄ってお土産購入。

写真

8/2 12:14

広河原山荘うらの(オオ)ウバユリ。

8/2 12:21

サワギク？

8/2 12:26

キツリフネ。

8/2 12:30

全体像を撮り忘れたので、名前がわからず。

8/2 12:33

ソバナ。

8/2 12:48

キヌタソウ？

8/2 14:01

ゴゼンタチバナ。

8/2 14:05

ギンリョウソウ。

8/2 14:07

たぶん、コイチヨウラン。
上りにバテて、立ち止まって周りをキョロキョロしてたら見つけました。これぞ「怪我の功名」！

8/2 14:08

全体像、奥のほうのを見てね。
上りに必死で眼鏡を取り出す余裕がなく、ボケボケ多数。

8/2 14:14

オトギリソウの仲間とホタルブクロの仲間。

8/2 14:14

ホタルブクロの仲間とシモツケソウの仲間。

8/2 14:17

クガイソウ。
小屋は近いぞ。頑張れ！

8/2 14:18

(タカネ)グンナイフウロ。

8/2 14:19

イブキトラノオ？

8/2 14:34

エゾシオガマ。

8/2 14:34

大〜好きなミヤマハナシノブ！
小屋の前でお出迎えです。

8/3 5:17

3日の朝、御池小屋から。
幻想的な景色。

8/3 5:43

オドリコソウ。

8/3 5:44

センジュガンピ。
単独行の女性と抜きつ抜かれつ、写真撮影。
「これは初めて」とおしゃっていました。
のちほどクワガタソウの存在も教えていただきました。
旦那もお花に興味を持ってくれたらいいのになぁ…

8/3 5:44

振り返って白峰お池。

8/3 5:45

セリ科の誰かさん。

8/3 5:46

コゴメグサの仲間。

8/3 5:46

？

8/3 5:46

オウギの仲間。

8/3 6:04

ミソガワソウ。

8/3 6:21

ハクサンフウロ。

8/3 6:47

ウメバチソウ。

8/3 6:50

ヨツバシオガマ。

8/3 7:05

小太郎尾根分岐手前の柵の中のお花畑。

8/3 7:06

テガタチドリ？

8/3 7:09

ウサギギク。

8/3 7:10

ネバリノギラン。

8/3 7:15

みなさんご一緒に！

8/3 7:19

花茎が二本出ているところがフタリシズカ似だけど…

8/3 7:19

キバナノコマノツメ。

8/3 7:22

鳳凰三山の向こうに怪しい雲が沸き上る。
山でしか見られない光景。

8/3 7:23

ツマトリソウ。

8/3 7:30

タカネツメクサ？

8/3 7:31

ヒゴタイやトウヒレンの仲間。

8/3 7:33

コケモモ。

8/3 7:49

ミヤマダイコンソウ。

8/3 7:54

シコタンソウ？

8/3 7:58

チシマギキョウ。

8/3 8:39

チョウノスケソウ。

8/3 8:39

タカネシオガマ。

8/3 8:40

ハハコヨモギ。

8/3 8:52

イワベンケイ。

8/3 8:55

お美しいミヤマオダマキ。

8/3 8:57

家族です。

8/3 9:09

ミヤマクワガタ。

8/3 9:11

イブキジャコウソウ。

8/3 9:19

ムカゴユキノシタ？

8/3 9:30

29年前には踏めなかった山頂！
やっと来ました。
雲中なので眺望はなし。残念…

8/3 10:14

タカネウスユキソウ(タカネヤハズハハコ)。

8/3 10:29

キンロバイ。

8/3 10:30

ミネウスユキソウ。

8/3 10:31

タカネコウリンカ。

8/3 10:43

シコタンハコベ？

8/3 10:49

萼の先が黄緑色だったので。

8/3 18:39

夕方、雲が取れてきてようやく北岳山頂を拝むことができました。

8/4 5:15

4日朝。今日はいい日になりますように…

8/4 5:33

写ってるかな、ブロッケン。

8/4 5:56

スカートがいっぱいのハクサンイチゲ。

8/4 5:59

ミヤマミミナグサ。

8/4 6:06

？？？？？
（もしかしたら「葉化病」？）

8/4 7:04

間ノ岳山頂から、北岳・甲斐駒・仙丈の三役そろい踏みです。

8/4 7:09

チングルマ。

8/4 7:12

イワウメ。

8/4 7:18

ライチョウさんのシルエット。

8/4 7:34

トリアシショウマ？
ヤマブキショウマ？

8/4 7:35

本日のチシマギキョウ。
花冠内面の毛がはっきり。

8/4 7:47

タカネニガナ。

8/4 7:52

ハクサンシャクナゲ。

8/4 8:16

控えめなクルマユリ。

8/4 8:17

ミヤマアキノキリンソウ？
かなり蜜が美味しいらしい。
虫さんたちに大人気。

8/4 8:18

ミヤマホツツジ。

8/4 8:47

ミヤマオトコヨモギ。

8/4 9:04

綺麗な色の組み合わせ。

8/4 9:17

農鳥岳西斜面。
農鳥小屋の名物おじさんは今年で引退という噂ですが、如何に？

8/4 9:49

農鳥岳山頂。
今回最後の三千メートル峰。

8/4 10:31

シナノキンバイ。

8/4 10:42

イワカガミとアオノツガザクラのコラボレーション。

8/4 10:44

もう一度ハクサンイチゲ。

8/4 11:08

ハクサンチドリ？

8/4 12:33

コバノイチヤクソウ？

8/4 12:47

カワラナデシコ？

8/4 12:50

中腹のナナカマドの実は色付き始めていました。

8/4 13:00

タマガワホトトギス。
秋の花ですねぇ。

8/4 13:10

コロボックルが出てきそうな…

8/4 13:15

サンカヨウ。
なかなか花にはお目にかかれません。

8/5 5:32

最終日になりました。
いちばん怖かった橋。

8/5 6:40

イワタバコ。

8/5 7:39

前には無かった立派な堰が出来ていました。
最終日に晴天となりましたとさ。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR20 カシオ

感想

mymmama

29年前の同じ8月2日、友人と大樺沢・八本歯ノコル経由で北岳山頂を目指すも、悪天候と疲労で断念。2泊3日で同ルートを縦走はしましたが、残っている写真は数枚のみ。お花の記憶もほとんど無し。

今回は山中3泊、時間に余裕を以てリベンジです。（トレッキングポールも買ったよ！）
眺望なしの雲中とはいえ無事北岳制覇。
さすがの花の百名山。お花の写真も（出来は？だけど）いっぱい撮れて満足。
北岳山荘からは未明に満点の星空（天の川も）眺めることが出来て大満足。

＊小屋についての備忘録＊
お池小屋　立て替えてから日が浅いのでどこも綺麗。10畳部屋に8人。人いきれ？で高山とは思えないほど部屋の中は暑かった。トイレ・洗面所は「ここは山小屋？」というほど感動的。食事にも満足。

北岳山荘　懸念していた布団1枚に2人以上にはならず。早着したので良いポジションが確保できた。受付のお兄さんは「ちらしずし」と言ったけど、昼弁は「おいなりさんと太巻き」だった。

大門沢小屋　これぞ山小屋。寝具は敷きマットに毛布3枚。トレぺ持参のボットントイレ。朝食はご飯・お味噌汁・生卵・小梅・沢庵・海苔。（山に来るなら自分の食料は持って来い、ってことか。）同じ棟に泊まった異国の団体さんがとても賑やかで、夜には宴会、火気厳禁の室内で朝から火を焚きコーヒーとカップラーメンを摂っていたのには驚き！

車を奈良田に停めてまるっきり同じコースを辿った父娘のおふたりと、帰途の道の駅で再会して、またびっくり！
（我が家は旦那が休みの前日には深酒して帰ってくるので早朝出発はできず、奈良田に駐車して広河原に向かう行程は時間的に余裕がなく諦めました。）

北岳から走って下りた旦那はこけて右手掌を強打。腫れあがったけどそのまま放置。半年ほどして直る兆しがないので受診したら「骨折してます」だって。異状があったら早めの対処をするべき、という教訓。みなさん、気をつけましょうね。(追記）