室堂から上高地へ 奥大日、薬師岳、雲の平、鷲羽、西鎌、槍、東鎌、上高地
- GPS
- --:--
- 距離
- 78.2km
- 登り
- 5,874m
- 下り
- 6,800m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 7:40
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:10
- 山行
- 11:55
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 14:00
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:35
- 山行
- 10:55
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:55
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:45
天候 | 小雨、曇り、やや晴れ、強雨、霧 強風はなし 暴風雨の日がなかったのが救いでしょうか。ご来光が見えたのは行程3日目の13日のみでしたが。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
都庁下の駐車場より待ちやすいし、建屋内で涼しくていいなと感じました。 毎日新聞社に感謝。 自力で行っても、乗り継ぎ等が強いられるエリアゆえ、室堂直通はありがたい。 寧ろ元地方民としてはずるいという気もしなくもない。 長年の実績あってこそだろうから一朝一夕では行かないと思うが、 需要が見込まれる中京、関西発はせめてあっていい気もする。 帰り 上高地~新島々~松本(特急)~長野(新幹線)~大宮… そのまま実家へ。埼玉だと長野周りの新幹線の方が早いらしいです。 北陸新幹線に乗るいい機会と思うことにします。 南武線ユーザなので自宅ならあずさ一択。 車がまもなく使えるようになるので、今後はあまり使うことはない でしょうが…。 いずれにせよ縦走計画を組むならありだと思いました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鬼岳東峰〜鬼岳東面で残雪あり。チェーンスパイクがあると心強いかと。 槍の穂先 3年前より難しくなった印象。蓄積疲労もあるでしょうが、登りでかかりがわかりにくく、確保も出来ず、一人固まったら何時間でも詰まるかと。 崩れ対策なのでしょうが混んだら2時間待ちもうなずけます。 難しいところですねぇ。 表銀座と呼ばれる東鎌稜線が、思ったより荒れ気味なのが気になります。 薬師沢小屋〜雲の平は登りだと滑りそうで歩きにくいかと。太郎平から薬師沢もアップダウンがあって地味にきつい。下りがってと甘くみていた。 槍沢ルートの大曲から上高地は、一の俣付近でほぼ標高が上高地同等まで下る上に地味にアップダウンがあって、満身創痍の身には徒歩4時間が無駄に長い。 |
その他周辺情報 | 室堂と上高地は輸送の関係で物価が安いです。下界よりは高いですが。 室堂ではみくりが池温泉がお薦め。 バスターミナルの程近くで、高度差もあまりないので、温泉後に登りで汗をかくこともないし、温泉もいいし、食事も白海老の造りやら、ゲンゲの唐揚げやらで、下界の温泉旅館のよう。 山に入る前にはなおのこと生食自体が貴重です。 剱岳・立山帰りにもよいかと。 横尾〜上高地は陸送可能で自販機があるエリア。その割に価格が法外な気がしますが…。 水に飽きてきたころに別の飲み物もありといえばありですね。 明神の嘉門次小屋の昼営 岩魚定食は中々。明神館とどっちがうまいのでしょう。 |
写真
装備
備考 | 写真は多すぎるので、追って選別します。 |
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感想
お盆休みは室堂から上高地へ。余力があれば徳本峠越えで島々へとも考えていたが、正直気力、体力の限界でした。
加齢ゆえか、運動不足ゆえか、無理が利かなくなっていることを感じます。
この計画は、東京周辺に滞在できるようになったからこそできること。
静岡県民のままでは中々組みにくい行程です。室堂に夜行バスで突入できるのは大きいです。
天気が良い日がほとんどなく、眺望は見られない日が多かったものの三度目の薬師でご来光が見られたのは吉だと思います。
室堂から上高地の主な旅程は、
1日目 室堂周辺 奥大日ピストン
2日目 室堂〜スゴ乗越小屋
3日目 スゴ乗越小屋〜薬師岳〜太郎平〜薬師沢小屋〜雲の平山荘
4日目 雲の平山荘〜祖父岳〜ワリモ〜鷲羽岳〜三俣山荘〜双六小屋(巻道)
5日目 双六小屋〜槍小屋〜穂先往復〜水俣乗越〜ヒュッテ西岳
6日目 ヒュッテ西岳〜西岳往復〜水俣乗越〜大曲〜明神神社〜上高地
です。
立山エリアでは大日稜線を行っていなかったので、奥大日から剱を狙ったが見れず。
これはこれで良かったです。
室堂〜スゴ乗越小屋は雨でタフでした。
五色ヶ原付近で豪雨となったがここで雨宿りして多少はましだったと思います。
3日目は、薬師岳越えで太郎平に降りました。太郎平から三俣は前回黒部五郎ルートだったため、雲の平ルートとしました。
が、スゴ乗越から薬師岳越え+薬師沢小屋への下りで十分だった気がします。更に雲の平への登りはしんどかったです。
雲の平は噂には聞いていたものの、渓谷に囲まれた溶岩台地であり、そこに登るのが中々に厳しかったです。
今回はBプランとして、薬師沢小屋・三俣小屋・槍ヶ岳山荘泊というのも考えていたのですが、Aプランを遂行。
何とかしましたが、Bプランにした方が良かったかなと思います。
三俣山荘〜双六小屋は前回稜線を行ったので、今回は巻道で。結構巻きもきついので好みで。
カール内の雪が解けて余りたっていないであろう時期ゆえ、カ−ル内を通る巻道は花が綺麗でいい感じでした。
この山域で好きな山はやはり剱岳と槍ヶ岳、そして薬師。剱岳はなんとなく見えたし、薬師は景色も堪能したし、槍の穂先も、霧の中ゆえに渋滞はなく、まあといったところ。
槍は西鎌の途中で湯俣側から見た姿が凛々しかったし、薬師〜鷲羽あたりではよく見えたのまあまあでしょうか。
途中から体調不良もでて、いくつか切ったこともあるのですが、それはまたいずれかの機会にと。
それにしても、松本から新幹線経由で帰るという選択肢が関東中央部だととりやすいのは盲点でした。今後使う機会があるか疑問ですが、いい経験は出来たと思います。
コメント
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花を撮す人でしたっけ?
ガスって何も見えない山中では花を愛でるのは結構重要です。落ちる気力を振り絞るテクです。
雪溶けが遅い分、花がいい感じだったというのもあります。
結局のところ、黒部源流が大好きだに落ち着いてます。
天候が読めない長期縦走を躊躇うのは
景色が見えなくて何が楽しいのか・・・
ここから離れられない私が正しいと今のとこ思ってます
よって街道歩きも含めて、天気予報を確認した上での2泊が精一杯の段取りで動いてます
よって大師匠と呼ぶわけで
結局何を取って、何を捨てるのか。そういうことかと思います。
私は、天候ありきで今一の天気というだけでは、年に一度の夏休みを捨てることなど一介のサラリーマンの身では考えられません。
なので、よほどひどくない限り計画は決行しています。台風や暴風雨予報ならさすがに対応は考えますが。
そして、天候今一で気に食わなかったところがあれば、またの機会に行けばいいこと。そう思っています。
一方で、良好な状態の所を狙っていくというのも、それが可能ならいいと思いますし、可能なら自分もそうしているつもりです。
ただ、全ての箇所のベストを狙っていたら、どこにも行けなくなってしまうというのもまた事実かと。
長期遠征は、その行程中で悪天候な日はどうしても当たるものです。それをどうとるか。
長期で旅立つことそのもの、そのなかで起こる様々なことに対処していくこともまた、古の旅人に心を寄せるならばそこに近づけるものであると思います。
これもまた、考え方次第かと思います。
で 結局 今年も踏み出せず、テントも何も買わず・・・
表銀座を歩きたい〜
来年 本気になろかっ!
9月がありますよ。
テントに拘らなければ行けるかと
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