悪沢岳（荒川二山）赤石岳

2017年08月18日(金) ~ 2017年08月20日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 26.1km
• 登り: 2,947m
• 下り: 2,967m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:43
• 休憩: 0:14
• 合計: 7:57

8:22 椹島ロッジ
8:33 8:33 滝見橋
11:11 11:11 小石下
12:27 12:41 清水平
13:11 13:11 蕨段
14:02 14:02 見晴岩
15:26 15:26 駒鳥池
16:19 千枚小屋

2日目

• 山行: 10:28
• 休憩: 0:27
• 合計: 10:55

4:40 千枚小屋
5:17 5:18 千枚岳
6:09 6:09 丸山
6:43 6:48 悪沢岳
7:56 7:56 荒川中岳避難小屋
8:09 8:09 中岳
8:40 8:41 お花畑（荒川前岳南東斜面）
9:21 9:29 荒川小屋
10:21 10:21 大聖寺平
11:21 11:21 小赤石岳
11:41 11:41 赤石岳・小赤石岳間分岐
12:17 12:17 赤石岳
12:19 12:25 赤石岳避難小屋
12:28 12:32 赤石岳
12:41 12:41 赤石岳・小赤石岳間分岐
13:36 13:36 北沢源頭
14:49 14:51 富士見平
15:35 赤石小屋

3日目

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:50

5:16 赤石小屋
8:25 8:25 カンバ段
9:06 椹島ロッジ

ようやく悪沢〜赤石の縦走をすることができました。
アクセスの悪さから「わるさわ」と呼ぶ人もいますが、金谷島田インター方面から来ると駿河徳山駅過ぎたところのミニストップまで何件かコンビニもあります。
（田舎なので夜は少年がたむろしているのはご愛嬌）
今回は、前回の椹島林道調査でチケットが1枚余っておりましたので、2日とも3000円引きで宿泊（素泊まり）できました。
混雑に備えて一応テントは担いだものの「素泊まり寝具不要」にすれば、ガラガラの別室をあてがわれるという事前リサーチ通り、千枚小屋は私入れて2組、赤石小屋に至っては私のみという閑散振りでした。
初日は土砂降りで一時はどうなるかと思いましたが、2日目の稜線歩きは一時的に風が強かったものの、後半はピーカンで赤石岳の雄姿を目に焼き付けることができました。

天候

1日目：雨、2日目：曇り後晴れ、3日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

畑薙第一ダム夏季臨時駐車場から椹島送迎バス

その他周辺情報

白樺荘の温泉

写真

8/18 6:25

畑薙第一駐車場06:25です。
雨は降ってないけど天気冴えませんね

8/18 8:16

06:30の臨時便で3週間振りの椹島。

8/18 8:22

天気は曇りです。

8/18 8:27

千枚岳経由の反時計回りで縦走します。

8/18 8:27

まずは林道歩き

8/18 8:33

千枚岳登山口着

8/18 8:35

まずは平坦な道を

8/18 8:42

吊り橋を渡ります。
吊り橋効果を期待して山ガールを待ちましたが誰も来ないので先を急ぎます。

8/18 8:43

0/7からスタートです。
（千枚小屋の少し手前で7/7でした）

8/18 9:25

微妙に整備されているのは中電のおかげ

8/18 9:29

ここで土砂降り。樹林帯とはいえ雨具なしでは堪えられない大粒

8/18 9:52

歩き始めて1時間半。
もう雨で嫌になってきました

8/18 10:04

「ウォームアップのつもりで・・・」と記載ありますが、雨でウォームアップどころか体が冷えてきました。

8/18 10:04

この岩を越えると結構な岩下りがあります。

8/18 10:26

2時間で林道に出ます。

8/18 10:29

亀足の私はここで素泊まり小屋に同宿されるお二方に抜かされます。

8/18 10:30

階段を上がるとまた登山道

8/18 11:04

散々歩いて2/7！？3時間近く歩いて3割も歩いてないとは。

8/18 11:09

時々平坦なので呼吸を整えます。

8/18 11:11

雨の中あと4.5時間・・・。

8/18 11:22

この登山道時々「琴」の字の切り株がありましたが何の意味があるのでしょうか。

8/18 12:41

清水平です。冷たく美味しかったですが、この雨の中ありがたみが薄く・・。

8/18 13:49

木馬道跡に出ます。

8/18 14:00

展望地らしいのですが全然見えません。

8/18 14:02

当然展望台はスルー

8/18 14:25

木馬道の案内

8/18 14:34

ここから個人的に結構キツかった上り。

8/18 14:52

微妙にダラダラ上がるのでキツい。

8/18 14:52

樹林帯で先の見えない登り

8/18 15:26

駒鳥池の分岐。スルーしましたが、事前の情報では枯れていたのですが、この雨でか池になってました。

8/18 15:57

小屋まであと15分。

8/18 16:02

花畑を横切り

8/18 16:14

7/7。でもあと100Mの登り。

8/18 16:15

水場を横切り

8/18 16:17

千枚小屋到着！

8/18 16:28

立派な小屋ですね。

8/18 16:19

中はムチャクチャ暖かい。

8/18 16:30

でも素泊まりなのでさらに230歩先の百枚小屋へ。

8/18 16:32

手前のこっちは月光荘。

8/18 17:47

百枚小屋。
林道で抜いていただいた2名の方と私のみ。

8/18 17:48

百枚小屋の奥にはベンチがあって、快適。

8/18 17:48

雨はやみましたが、雲がすごい。

8/18 17:50

赤石岳を雲が飲み込んでいきます。

8/18 17:53

明日の目標の赤石小屋が小さく見えます。

8/19 5:04

おはようございます。2日目は富士山が見えました。

8/19 5:06

南アルプス南部とはいえ、富士山遠いですね。

8/19 5:19

千枚岳から悪沢岳。

8/19 5:17

悪沢岳遠い。

8/19 5:24

お花多いですねえ。

8/19 5:29

ロープ場を通り。

8/19 5:30

梯子で下り。
悪沢岳まで微妙なアップダウンを繰り返します。

8/19 5:36

赤石岳上空に変な雲。

8/19 5:51

悪沢岳手前の丸山

8/19 6:09

丸山。

8/19 6:09

悪沢岳まであと少し。

8/19 6:43

悪沢岳3141M到着！去年の6月の仙丈ケ岳以来の3000M超の百名山になります。

8/19 6:43

こっちは別名の荒川東岳

8/19 7:56

中岳避難小屋。風が強すぎるので足早に通過。

8/19 8:09

悪沢岳に比べるとやっぱり地味

8/19 8:27

ずーっと右に巻いて下ると荒川小屋になります。

8/19 8:29

見事なカールですね

8/19 8:33

下の方には川が流れてます。

8/19 8:35

そして荒川小屋への激下り

8/19 8:38

鹿避け柵が見えてきました。

8/19 8:40

鹿避け柵を通過して（開けたら閉めて）

8/19 8:41

お花畑を通過

8/19 8:41

チングルマ（しか分からない）

8/19 9:05

沢が見えます。

8/19 9:02

荒川小屋見えない

8/19 9:05

荒川小屋見えた

8/19 9:07

枯れてることが多いとあったお花畑の水場。

8/19 9:18

荒川小屋見えました

8/19 9:21

荒川小屋到着

8/19 9:24

赤石岳避難小屋の名物女将のチエコさんのコーヒーの宣伝がありました。

8/19 9:26

赤石岳方面を見ると絶望的な登り返し

8/19 9:27

まずは水場。歩いて5分弱下ったところにあります。

8/19 9:27

コンコンと湧いてます。
（南アルプスなので、今回水場という水場は全て飲みましたが、荒川小屋の水が一番美味しかったと思います）

8/19 9:29

絶望的に見えりし赤石岳への登り返し

8/19 9:44

まずは樹林帯を通って

8/19 9:59

富士山が大きく見えました。

8/19 10:00

風も収まりつつあったので、雨具を脱ぎます。

8/19 10:07

まだまだ登り

8/19 10:16

大聖寺平。渡渉だらけの小渋沢ルートとの分岐点。

8/19 10:21

赤石小屋まで3.5時間。

8/19 10:18

崩落しているのは高山でしょうか。

8/19 11:41

ようやく小赤石岳

8/19 12:51

赤石小屋への降下点。
避難小屋の看板多数。
邪魔にならないようにザックをデポ。

8/19 12:02

雪渓を横目に。

8/19 12:07

登りはまだ続く。

8/19 12:17

赤石岳到着！

8/19 12:17

赤石だけに赤字ですね。

8/19 12:17

3120M

8/19 12:18

三角点

8/19 12:32

三角点と山頂標を一緒に。

8/19 12:19

赤石岳避難小屋は百聞洞方面に若干下ります。

8/19 12:19

赤石岳避難小屋が見えてきました。

8/19 12:20

いい言葉ですね

8/19 12:25

赤石岳避難小屋です。有名な手ぬぐいが掛かっています。
これを買いに来たのです。

8/19 12:28

百聞洞方面はガスガスです。

8/19 12:43

百聞洞エグい下山の仕方ですね。

8/19 12:36

ガスが取れて赤石小屋が見えました。

8/19 12:51

椹島降下点から赤石岳。結構高度差あったんですね。

8/19 12:56

いい眺めだ。

8/19 12:56

名残惜しいですが。

8/19 12:51

ザックを回収して

8/19 12:57

下山開始。

8/19 13:09

小赤石岳下のカール。

8/19 13:15

晴天に映えますね。

8/19 13:27

水場が見えましたが結構下るなあ。

8/19 13:35

水場。ここの水場の不純物多くてイマイチ。

8/19 13:55

下った後は登り。ロープも見えます。

8/19 14:15

ラクダの背と呼ばれるだけあって、アップダウン多いです

8/19 14:31

冬ルートの案内。

8/19 14:44

赤石岳デカ！

8/19 14:45

神々しすぎます。

8/19 14:47

しつこく赤石岳

8/19 14:49

下ったり上がったりで富士見平。残念ながら富士山見えず。

8/19 14:50

いつも見てしまう遭難碑。

8/19 14:51

富士見平はその名の通り平坦地

8/19 15:04

赤石小屋へはさらに下る。

8/19 15:35

赤石小屋到着。

8/19 16:28

素泊まりの寝具なしの自分は別館（倉庫棟）へ案内されました。
しかも最終的に私一人なので個室気分。

8/19 15:39

新築なのでメチャクチャキレイです。

8/19 15:39

何となくこの光岳に陣取ります。

8/19 16:04

テント場

8/19 16:04

狭いとは聞いてましたが確かに狭いテント場。

8/19 16:19

1列にテント1張で通路含めて一杯ですね。

8/19 16:10

赤石岳が見えます。

8/19 16:10

取りあえず小屋前のベンチでビールと柿ピー

8/19 16:17

有名なトイレのメッセージ

8/19 16:28

別館に戻ります。

8/19 18:07

湿ったシェラフを乾かします。

8/19 18:08

しかしキレイだなあ

8/19 18:08

2階はロフト

8/19 18:07

私の寝た「てかり」

8/19 18:10

「ひじり」

8/19 18:11

「あかいし」

8/19 18:11

「わるさわ」

8/19 18:11

「せんまい」となると最後はもちろん・・・

8/19 18:10

「かみこうち」？
ここは「さわらじま」の流れじゃないの！？

8/19 18:11

2階はロフトスペースでした。

8/19 18:11

2階もキレイでしたねえ

8/19 18:11

2階から散らかった私の道具類

8/19 18:12

2階から冬季入口をパシャ

8/19 18:36

別館とはいえ、雑誌多数。（ピークスだらけでしたが）

8/20 5:13

おはようございます。
赤石岳チラ。

8/20 5:16

お世話になった別館と赤石岳。

8/20 5:24

あとは樹林帯を3.5時間下る。亀足なので4.0時間を目標にする。

8/20 5:34

下ります。

8/20 5:42

下ります。

8/20 6:00

通りで下ると思ったら歩荷返しという名前だったんですね。

8/20 6:41

まだまだ下りは続く

8/20 6:51

椹島ロッジまで1.5時間地点。

8/20 7:20

中電巡視路終点。コースタイム通りならここから40分らしい。

8/20 7:35

足裏が限界でキツい。

8/20 8:25

4/5下ってきました。

8/20 8:35

ここからつづらに下ります。

8/20 8:57

階段見えた

8/20 8:58

階段を下って

8/20 9:06

椹島到着！

8/20 9:54

気持ちいい天気。10:30のバスまでまだ時間あったので、皆さん濡れた衣類乾かしたり思い思いにすごしてらっしゃいました。

8/20 10:22

バス到着。受付順に案内されます。13番だったので1号車に乗れました。

8/20 11:53

帰りは白樺荘に寄って、ヤマメ丼を。
（ヤマメ1匹にご飯大盛りとバランスが微妙で、最終的にご飯を醤油で食べる始末）

8/20 17:13

戦利品（てぬぐい）
これを買いに行ったようなものです。

8/20 17:14

戦利品2（tシャツ）

撮影機器：

COOLPIX S33 ニコン

arrows Be F-05J docomo FCNT

感想

yumekaworu

かなり久々に3000M超の山行に出掛けました。
お盆休みの最終盤でしたので恐らく人が少ないだろうという思いで向かいました。
事前のリサーチでは「素泊まり寝具不要」にするとどこの小屋も別室を与えられ、とても静かに過ごせるとのことでした。素泊まり小屋自体どこも狭いものの千枚小屋（素泊まり小屋は百枚小屋という別名）は2組、赤石小屋は私のみでしたが、赤石小屋は新築でとてもキレイな快適な小屋でした。（赤石小屋の一人での夜はちょっと怖かったです）どちらの小屋も暗くなってから消灯まで裸電球に照らされ思ったより明るく日没後も床に入るまでゆっくりできました。
久々の3000M超えでしたので、息も切れ切れで少しダイエットしようと決意しました。