(多分)誰でも一度は登ってみたい「北鎌尾根からの槍ヶ岳」
- GPS
- 448:00
- 距離
- 37.2km
- 登り
- 3,219m
- 下り
- 3,070m
コースタイム
13:06 高瀬ダム 13:11
15:37 湯俣温泉晴嵐荘
8月14日(日)
湯俣温泉晴嵐荘 06:44
12:20 千天出会 12:20
16:00 北鎌沢出合
8月15日(月)
北鎌沢出合 04:30
07:08 北鎌のコル 07:18
10:12 独標 10:12
13:40 北鎌平 14:10
15:13 槍ヶ岳山頂 15:25
15:51 槍ヶ岳山荘 16:00
17:05 ヒュッテ大槍
8月16日(火)
ヒュッテ大槍 05:54
06:50 水俣の乗越 07:05
08:15 ヒュッテ西岳 08:29
08:39 西岳 08:42
11:01 大天井ヒュッテ 11:42
15:08 燕山荘
8月17日(水)
燕山荘 05:58
06:17 燕岳 06:30
06:51 燕山荘 06:56
07:31 合戦小屋 07:52
09:17 中房温泉
天候 | 8月13日 晴れ 8月14日 晴れ 8月15日 晴れのち雨 8月16日 晴れのち雨 8月17日 ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
新宿→信濃大町(特急あずさ+在来線) 信濃大町→七倉(自家用車) 七倉→高瀬ダム(タクシー)\一台四人乗り\2,400 中房温泉→穂高(バス)\1,700 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは七倉にあります。 ◆信濃大町〜七倉 自家用車で七倉の駐車場へ。既に殆んど埋まっていたが、帰る車がいてギリギリ 駐車できた。 ◆七倉〜高瀬ダム タクシー 1台4人乗りで¥2,400 若しくは徒歩だと90分 ◆高瀬ダム〜湯俣温泉晴嵐荘 長い林道のトンネルを二つ歩きます。 途中から平の登山道。 危険箇所はありません。 ◆湯俣温泉晴嵐荘〜北鎌沢出合 靴を脱いでの渡渉回数13回。 靴を脱いだり履いたりを何回もやるとかなりそれだけでも時間が大幅に掛かって しまう。 また、川の水が雪解け水なので長時間の渡渉は冷たすぎて我慢できない。 へつりや、岩を登るのに残置ロープやスリングは劣化してる恐れがあり信用 できない。なるべくなら体重を掛けずに通過すべき。 藪こぎや高巻きも数十箇所もあり、かなり大変です。 また、増水時の高巻き道も幾つも混在しており、ルートファインディングが 相当難しい。 当日は水の量が多く、飛び石のように渡れるところは殆んど無い。 ◆北鎌沢出合〜北鎌のコル 北鎌沢右俣が取り付き 途中15分か20分程で左からの水の流れがあるが、その流れに行かず、そのまま 涸沢を直進。 中央に大きな木が生えて、二手に分かれる所を左に登り詰める。 その頃になると周りは草つきになり、登山道は浮石だらけなので、絶対に 落石させないように歩く。 ◆北鎌のコル〜天狗の腰掛〜独標 天狗の腰掛まではハイマツ帯の急な登り。 ハイマツや根を掴んで登りますが、枯れた木や根もあるので確認して登る。 浮石は少ない。 バリエーションルートと云えど、踏み跡はしっかりしている。 独標はトラバースし、クラックとスラブを登りピークへ。 ◆独標〜北鎌平 北鎌からのコルは基本はピークを踏んで 縦走しますが、15峰は難しらしく、トラバースし、スラブを詰め、 ピークを踏みます。 11峰は岩を馬乗りになり乗越す。 13峰は左のスラブから登る。 この区間が一番浮石が多い。特に13峰、14峰の降りは足の踏み場も ないほど浮石があるので、特に落石をさせないように注意する。 ◆北鎌平〜槍穂 北鎌平はかなり広い。これからの槍ヶ岳直下の核心に備えてここで休む のも良いだろう。 これから先、直下まで大きなしっかりした岩になりますが、雨に濡れると 滑り易い。 上のチムニーが北鎌尾根の核心。 ※北鎌尾根 12時間以上歩ける体力が必要。 水俣川、天上沢の渡渉、北鎌沢右俣、北鎌尾根すべてのルートに 於いてルートファインディングが重要になってくる。 尾根に登ってしまえばエスケープはできない。 天候に左右されるコース。 ルートすべてに於いて、難易度はそれ程でもなく、手掛かりもしっかり しているので、クライミングの経験があればフリーでも登攀できる。 一番の核心は頂上直下の二番目のチムニー。しかしここもフリーで登れる。 表銀座コース ◆槍ヶ岳〜西岳(東鎌尾根) 時折、槍の大きさに圧倒されながら水俣乗越まで下り、西岳まで登り返すコース。 梯子、クサリなどありますが、慎重に通過すれば問題はありません。 ◆西岳〜大天井岳(喜作新道) アップダウンの少ない稜線歩きのコース。 北鎌尾根とほぼ平行に歩きます。 少しずつ槍ヶ岳が遠ざかってみえます。 ◆大天井岳〜中房温泉 本来このコースは槍ヶ岳を眺めながら、燕岳から大天井岳への 稜線を歩くのが正統派なのだろうが、北鎌尾根から槍ヶ岳の登頂の 喜びに浸りながら眺める逆コースも中々である。 |
写真
感想
温めに温めた今回の北鎌尾根。
北鎌尾根といえば「槍ヶ岳」
何処からでも探すこができる、鋭く尖った山容は、北アルプスの盟主で、
全登山者から親しみと憧れの的で見られています。
そして、槍ヶ岳へのアプローチは幾つかあります。
〜筌岳への登山道は表銀座コースより東鎌尾根から登るルート。
⇔銀座コースより、西鎌尾根より登るコース。
B腑レット、南岳より登るコース。
た景羚發茲蟇λ鹵を詰めるコース。
チ簑瑤魑佑瓩襯襦璽函
λ務尾根より登るコース。
私は槍ヶ岳には登ったことがありません。
私には私なりの槍ヶ岳への思いがあって、初登頂は是非一般道ではなく、
最も困難と言われている北鎌尾根から登頂してみたかったのです。
その為には、クライミングの練習をしたり、ガイドを引き連れての
万全な体制で臨んでいるので、「そんなのは邪道だ」「段階を踏んで登れ」
等のご意見は今回ご勘弁して下さいネ(笑)
そもそも、その北鎌尾根とはどういうものなのでしょうか?
北鎌尾根は1920年土橋荘三が小林喜作(喜作新道を開削)と完全登攀したのを
皮切りに、2年後に早稲田と学習院の山岳部が同じ日に登頂を成功させた。
20数年前に読んだ新田次郎の「孤高の人」の主人公、加藤文太郎は、初めて
パーティーを組んだ1936年1月に天上沢で遺体を発見されて遭難死したなど
(後で調べたら、加藤文太郎の「単独行」では冬の前穂北尾根で吉田富久を
誘っており、北鎌尾根が初めてのパーティーでなかった)
「孤高の人」→小説、フィクション。「単独行」→ノンフィクション。
参考資料 http://www6.ocn.ne.jp/~kanpanda/kokohito.html
犠牲者が絶えない日本を代表する屈指のバリエーションルートである。
そして、その北鎌尾根に取り付くためのコースは以下の3コースである。
1貧乏沢を下って北鎌沢右俣に取り付くルート。
2水俣乗越を越え、天上沢を下って北鎌沢右俣に取り付くルート。
3水俣川、天上沢を遡って、北鎌沢右俣に取り付くルート。
現在の主流は貧乏沢から取り付くコースか水俣乗越から取り付くのが多いよう
ですが、以前は水俣川を辿ったというコースが主流だった。
しかしその後、吊り橋が崩壊したり、徒渉を何度もしなければならず、雨が
降った後は渡渉ができなかったりと、山行自体を中止する場合もありリスクが
高かかったようだ。
今回はその元祖クラシックコースで北鎌尾根に挑戦してきた。
13日、12時に信濃大町に集合。
メンバーは男4名、女4名の8名
皆、クライミング経験者です。
車で七倉に向かい、そこから高瀬ダムまでタクシーに分乗。
途中歩く登山者も何人かいて、徐々に気分も高まってきます。
高瀬トンネルから歩きだしますが、ダム沿いの林道を歩くので湯俣までは殆んど
アップダウンはありません。
湯俣温泉青嵐荘は温泉宿なので、明日からの山行に備える。
次の日、水俣川、天上沢を辿ります。
宿泊地は北鎌沢出合で、テント泊になるので、テントを共同装備として
パーティー全員で分配して運びます。
その他、ヘルメット、登攀用具、シュラフ、マット、行動食や食事を持参しての
縦走なので、どうしても重めの装備になります。
水俣川に掛かっている最初の吊り橋を渡たり、左岸から歩きますが、最初は
河原歩きかと思いきや、いきなり崩れそうな踏み跡を辿るように歩きます。
(写真参照)
へつりには、残置ロープなどが張ってありますが、強度が心配で全体重を掛ける
のは怖かったです。
高巻きは幾つも混在しており、川の水位によってそのルートは変わる。
なるべくなら川を遡上したいのだが、靴を脱いで渡るのなら、高巻きを選ぶ
など、ここでもルートファインディングが重要になってくる。
徒渉は全部で13回にも及んだが、その回数も状況によっては、減りもするだろうが、
増えもするだろう。
川の水温は相当冷たい。素足にサンダルを履き徒渉するのだが、川の半分も
行くと冷たすぎて我慢できない程の肉体的苦痛の痛みを感じる。
そんなことを繰り返してくると、疲れが蓄積してくる。
滑り易い高巻きや、河原の岩が動いたり、転倒もあり得るので、ヘルメットの
装着は必須である。
行動時間は9時間掛かり、やっとの思いで北鎌沢出合に到着しテントを張る。
それでも、和気あいあいと、メンバーの顔は元気そのものなので安心する。
次の日、早めに起床。
4時30分に北鎌沢右俣の取り付きから歩き出す。
途中、15分ほどしたら、左から水が流れてきてる本流には行かず、そのまま
まっすぐ涸沢を直登する。
左へ進めば、最後には行き詰まるそうだ。
一か所だけ右のルートに×の赤ペンキがあるが、ここが「クライマーホイホイ」
と呼ばれているルートなのか?
しかし、自然と上へ上へと選択すれば、そちらに進むのは不自然な感じがする。
この時点で、「迷ったら右へ」と云われるが、それは間違いである事がいえる。
いくつか左からの沢が途中にあるが、最後はコルが二手に分かれている左を選択。
その時には周りは草ツキになり、道は浮石だらけで、石を落とさずに歩くのが
困難な状態に。
それでも何とか北鎌のコルに到着。
コルからは、独標を仰ぎ見ることができ、当面はそこを目指して登る。
天狗の腰掛まではハイマツ帯。
急登だが、ハイマツの根やハイマツを掴んで登れば簡単に登れる。
それ以降は、クライミング要素の岩場になるが、経験をある程度積んでいれば
さほど難しくはないと思う。
危険箇所も、幾つかはあるが、慎重に通過すれば問題はないと思います。
バリエーションルートだけあって、ルートは無数にある。
基本的にはピークを踏んで、ルートファインディングしながら登るのが基本。
浮石も多数あり、近くには同じパーティーの別動隊や、女性の単独者もいた
ので、落石させないよう歩くことを最優先とした。
天気は最高だった。
途中からは、槍ヶ岳の穂先をながめながらの充実した登りは、何とも言えない
山行だった。
少しずつ、近づく程に、その穂先が大きくなってくる様は、身震いしながら、
感動的な気持ちを持続さながら、登る自分自身に陶酔していた。
北鎌平を出発する時、急に天候が悪化し、雨が降ってきた。
岩は濡れ、滑り易くなっている。
あと少しと思いながら残念だが、穂先を眺めながらの登頂は諦めないとダメ
なようだ。
最後、このコースの核心である二番目のチムニーをクリアーし、左に巻き、
山頂に立った時には、我々8名と、一緒に歩いていた単独女性一名だけだが、
9人全員で喜びを分かち合い、握手し合った。
ここ北鎌尾根を攻略するには、1に12時間以上登れる体力と、2に的確な
ルートファインディングができる読みと、3に天候を味方につけることが、
大事な要因である。
次の日、ヒュッテ大槍からはキレイな槍ヶ岳が見えていた。
東鎌尾根を下りながらの槍も素晴らしい。
北鎌尾根もきれいに見えている。あの険しいギザギザの尾根を登ってきた
のかと思うと、充実した大満足の山行であったと思い返される。
途中、西岳では周りがガスって、テンションが下がり気味でしたが、赤岩岳
を過ぎたあたりからガスが晴れてきて、北鎌尾根が見えて、槍ヶ岳が最後に
頭を出した時には、嬉しさでいっぱいだった。
昨日登った北鎌尾根と槍ヶ岳は一生忘れることはないだろう。
そのくらい充実した山行だったのは間違いない。
こんにちは。
「編集中」ですが、今回はこのタイトルにさせて頂きました。
8人ですか。それだけでもすごいと感じてしまいました。
お写真等から推察する限り、肝心なところでは天気に恵まれたのでしょうか?
特別な場所からの、特別な風景ですね
この日のお酒 はきっと美味しかったですね〜〜
お疲れ様でした!!(^▽^)
onsenさん、
高瀬ダムからの北鎌尾根、縦走達成おめでとうございます。しかもバリエーションルートにおいては、8名という大所帯で、よく足並みがそろいましたね。驚きです。
私が初めて北鎌尾根に挑戦したときは、貧乏沢からでしたが、尾根でのルートファインディングに時間を食ってしまい、結果的に大槍までたどりつけず、北鎌平でツェルトかぶって緊急ビバーグした覚えがあり、ここの縦走の大変さは身にしみています。
さて、一点お聞きしたいのですが、北鎌沢出合から少し登った所にあるという”文富ケルン”って見られましたでしょうか? 私も探したことがあるのですが、見つからなかったので、もし確認されていたら場所を教えていただけたらありがたいです。
基本、私はロープ使いじゃないので
こういったバリエーションルートは
別世界の出来事なんですが
このように細かくレポートして頂けると
自分も登ったような気分になれます。
北鎌いいですね〜
本当に素晴らしい場所です。
そーいえば、私は西鎌すらクリア出来てないです。
こんにちは!onsenさん
ついに行きましたね!北鎌尾根に!
危険と長〜い道のりお疲れ様でした。
そしておめでとうございます
5日間の長丁場で比較的お天気には恵まれましたね。
しかし凄いです
次はどこを挑戦するのでしょうか?
国内を出てマッターホルンとか
yamatyan
とうとう北鎌ですか、いやいやお見事です
アプローチも大変なんですねぇ
う〜ん、今のところ自分とは無縁の世界・・・かなぁ
onsenさんの記録で行った気になっておきます
槍が岳、北鎌尾根からの登頂おめでとうございます。ルートのこだわり、よく分かります。昔昔、36年前、学生時代に岩登りをかじり、目標が北鎌尾根と前穂東壁でした。小説による感化です。北鎌尾根は結局行けなかったのですが、槍が岳も今だに登っていません。当時、前穂に登るなら東壁からというこだわりがあって、
ここは三名パーティーでなんとか登攀。懐かしさのあまり、投稿させていただきました。
湯俣からのクラッシックルート、お疲れ様です。
登攀具の使い方を知らないオッサンの私には行く事のできないルートです・・・
長く詳しい記録を見ると、行った気になります。
今後も色々な山行記録を拝読させて下さい。
onsenさん、こんばんは
garumaaさん同様北鎌、いかれましたね〜凄いです
次々と目標を達成されて素晴らしいですね
中でもこの北鎌は最高の夏の思い出になられたことでしょう
靴を脱いでの渡渉が13回とはアプローチも大変ですね
そして表銀座からガスがとれて槍! ハレオパワー絶大ですね
次の挑戦はどちらでしょう?また楽しみにしております
いつもお気に入りに題名をつけて頂いて有難うございます(笑)
天気は概ね良かったのですが、あと少しで穂先だという
時に雨が降って、頂上に着いた時には誰もいませんで
した。
山頂にいる人から拍手で迎えられたかったのですが、
それは叶わない夢に終わってしまいました。
しかしメンバー8名は、4人二組で歩き、私達の他に終始、
一緒に前後を歩いていた単独の女性がいたのですが、
途中から仲良くなって一緒に登頂しました。
当然、9人全員で握手して、登頂を喜びあいました。
何でもお見通しなんですね。
次の日はのんびり山行だったので、9時ギリギリまで
美酒に酔いしれていました
随分と静かだなぁと思ってたらとんでもない事をおやりになってましたね。
それも七倉から・・・
しかし13回も靴脱いであの冷たい水に素足で入るなんてかよわい私にはとても真似は出来ません。
もし、万一行くぞと思ったとしても、軟弱な私はきっと貧乏沢からでしょうね。
でも onsenさん、素晴らしい山行ですね。
北鎌からの槍登頂、また生還されておめでとうございます。
12日朝、七倉から高瀬ダムまで歩いた私はそのままブナ立尾根を登り烏帽子へ。
14日は三俣蓮華・双六から槍ヶ岳・穂高方面の絶景を堪能しながら、
北鎌尾根のギザギザを見て、よくあんなとこ登る人達が居るもんだと思ってました。
その時、onsenさんは北鎌の取り付きの下の方に居らしたんですね。
ガイド付とは云え素晴らしいです、勝手に拍手しました!
ヒュッテ大槍、ヘリの荷揚げが出来ず食材関係も不足気味で大変だったようです。
やりくりしてあの料理、これまた素晴らしい。
5日間、本当にお疲れさまでした。
kuma-sanさん、おはようございます。
8名と言っても、4人×2パーティーの編成なので、思った
よりスムーズに歩いていると思います。
それに、8名の内、6名は以前にもパーティーを組んだ
ことのある人達なので、何時もと同じように臨めました。
しかし、欲を言えば2〜3名が一番行動し易いでしょうね。
それにしても、北鎌平でビバーグって・・・水はどうし
たのかそれが知りたいです。
やはり、ルーファイは大事ですよね。
ルーファイ次第でペースが早くも遅くもなるので重要に
なってくると思います。
文富ケルンですが、調べたら遭難死を遂げた加藤文太郎
の文と、吉田富久の富を合わせて「文富ケルン」という
のですが、全く気が付きませんでした。
恐らく我々が出発したのが、4時半でその頃はまだ周りは
薄暗い状態だったので気が付かなかった可能性があります。
今頃もしかしたら焼岳に登ってるかもしれませんね?
もし、私が次回単独で北鎌尾根へ行くことがあるなら、
ロープは持って行くでしょうが、使わない可能性があり
ます。
なぜなら、全てフリーで登れてしまうと思うからです。
ですから、行こうと思えばraichouさんもクライミングの
練習を少しやれば行けると思います。
私も今回が初の槍ヶ岳なので西鎌は歩いたことが有りません。
もし今年チャンスがあるなら、裏銀座をゆっくり縦走
して、最後に槍なんていうのも良いですね
こんにちは、yamatyanさん
以前、6月に空いている槍ヶ岳に登ってきてますよね?
あれ、凄く羨ましいなって見ていました。
その気持ちをぐっと堪えて、以前から難しいクラシック
ルートのバリエーションで初登頂したいなって思って
今に至ったのです。
皆さんもそうでしょうけど、槍に対する思入れは、登山
をしている者にとっては格別のものがあると思います。
今度ですか?
一応、穂高の屏風岩、東壁雲稜ルートを考えていますが、
多分今年は技術的に登れないと思います。
もう少しクライミングを練習しないとですね〜
来年にでも、じっくり狙ってみたいですね
確かにアプローチは大変でしたね。
川の水は冷たいと聞かされていたのですが、あれほど
痛い!とは思わなかったです。
顔が歪む程の冷たさですから、徒渉対策がカギになり
そうです。
無縁とは仰らず、一度はお試しあれ!
きっと、北鎌尾根からみた槍ヶ岳に感動すること間違い
なしです
Mikuniさん、ありがとうございます。
初めまして。
良いお話しですね?
自分を奮い立たせる起爆剤としては、充分な理由だと
私なら考えます。
まだ、槍ヶ岳には未登頂なのでしたら、この際北鎌尾根
から初登頂してみてはいかがでしょうか?
階段を使って登るより、拍手に包まれて登りたいとは
思いませんか?
そういう意味では、私も出来る、出来ないは別として、
再度挑戦してみたいルートです
スーパーマンシラガさんにそういわれると、嬉しいですね!
今度ですか?
上でも書きましたが、目標は屏風岩(三つ峠じゃないよ)ですね。
でも、もっと練習しないとですね。
シラガさんは何処ですか?
暫くは大人しくしています
onsenさん、北鎌尾根お疲れさまでした。
長大な尾根の踏破、それも高瀬ダムからのルートは本当に大変
だったのではないでしょうか。
私も今年の夏に行きたかったのですが、このままだと・・・。
でも残されるは単独で9月中旬あたりかなと思います。
誰か一緒に行っていただけると心強いんですが・・。
三年連続で単独で北鎌登ってるんですね。
それも、その速さで・・・・
私には全くマネできません。
こんにちはnborundaさん
お久しぶりです。
帰ってから、オフ会に出席したり、病院行ったり、ゴルフ
行ったり、食事会があったりして超多忙の毎日でした。
レコを仕上げるのに必死で、noborundaさんの記録見に
行ってませんでした(すんませーん)
いや、北鎌ホントに良く行けたなーって思っています。
だって、病院で握力を測ったら右が55kg、左がたったの
24kgしかなかったのです
まだ、骨折の尾を引いていたのですね。
ヒュッテ大槍、知りませんでした。
でも、料理は美味しかったです。
今度は大キレットとジャンダルムですね。
ホントにタフな方だ。
で、誰がか弱いって?(笑)
今回登る前に、貴方の去年のレコを何度も、舐めまわす
ように拝見しました
お蔭さまで予習したお蔭で、スムーズに歩けました。
有難うございました。
北鎌行くんですか?
何時頃行くのでしょうか?
日にちが合うならご一緒したいです
onsenさん、
そうなんです。緊急ビバーグでは”水”を想定していないので、不足しがちですが、
我々の時は、右俣の最終水場で比較的多めに汲んでいったので、なんとかなりました。
しかし、ツェルトの結露がひどくてビトビトになったのを舐めたくなった衝動も覚えています。
文富ケルン、おっしゃる通りです。 onsenさんも確認されませんでしたか。。。
二人が遭難して24年目に同僚や後輩達が遭難現場近くの北鎌沢に建てたという
ケルンには、藤木九三氏の銘による青銅製のレリーフがはめ込まれていて、
以下の通り刻まれているといいます。(加藤文太郎記念図書館の資料による)
ひた吹雪く
北鎌尾根よ
命かまけ
積みしケルンの
高く
忘るしも
その存在を、結構広く聞いたり、調べたりしているのですが、確認できていません。
古い資料ならあるのですが。。。
http://www.irsp.co.jp/Ryosen_HP/Essay_Html/Ryosen_Essay_0022.html
文太郎ファンなら絶対ここで写真を撮るだろうし、そうでなくてもどこかに記録はあると
思うのですが見当たりません。ケルンの周りがヤブになってしまったのでしょうか?
もしかしたら、流されてしまった可能性もありますね。
長文コメント、失礼しました。
文富ケルンは結局解らないようですね。
ネットで調べましたがヒットしないようです。
ケルンが藪の中にある可能性や、流された可能性もある
ので何とも言えません。
全く関係ない話ですが、不思議なことがありました。
私のグループは4人×2パーティーだと書きました。
私は先行パーティーの2番手で、3番手に男性、4番手に
女性と続きます。
北鎌沢右俣を8人が連なって登っている時、その後ろに
単独の女性が居たのは解っていたのですが、単独の男性
がいて、その男性に追い抜かれたと3番目と4番目の人に
言われました。
しかし、私とリードはそのことは覚えていませんし、追い
抜けば狭い沢なので絶対判ると思います。
本当に追い抜いたとしても、稜線では必ず先行者が見え
る筈ですが、そんな単独の男性は一回も見えませんでした。
あれは、何だったんでしょうか?
そこで亡くなった登山者の亡霊だったのか・・・
応援に来た、文太郎さんですよ!
お疲れ様でございます。
みなさん北鎌尾根、凄いですね…
残念ながら登ってみたいとは思えないですよ…
でも自分が歩いた道を見ながら歩く表銀座は
きっと気分が良いでしょうね〜
裏銀座からも北鎌尾根はとても美しく見えるので是非
tayukayuさんとのコラボ、実現すると良いですね!
いやいや、北鎌に行ってらっしゃったんですね
しかもマニアックな、天井沢を遡上するクラシックルートですか・・・
お疲れ様でした
北鎌は私も今年の夏一番のメインイベントとして計画してるのですが、どうも休みと天気が実に合いません
でも絶対挑戦してきます!
しばらく見ないと思ったら北鎌に行かれてたんですね
お疲れ様でした。
クラシックルートでの踏破おめでとうございます。
不安定な天候が続く中でも晴天に当たってラッキーでしたね。
詳しい解説付きの写真を見るとこれまで以上に興味が沸いてきました。
タイトルの通り、一度は登ってみたいルートですが
まずはクライミングの練習からですね。。。
tayukayuさんとのコラボ楽しみにしてます
加藤文太郎本人かもしれませんが、吉田富久(宮村健)
かもしれませんよ。
彼は「孤高の人」では悪者扱いですから、その怨念で
未だに北鎌尾根を徘徊しているのかもしれません。
だとすれば、少なくとも応援はしてませんね
トシさん、イワイワしてる所嫌いですもんね(笑)
ですから、表題に(多分)という言葉を、後付けさせて
貰いました。
トシさんとエリちゃんが歩いた表銀座コース・・・
堪能してきましたよ。
お二人が「良いよ!良いよ!」と言っていた言葉が忘れ
られず、ずっと行きたいと思っていたコースです。
私は踏破してきた北鎌尾根と槍ヶ岳を振り返りながら
歩くこのコースが好きになりました
今度はこの逆コース(正規コース?)も歩いてみたい
ですね。
少しづつ槍が大きくなって、感動的な登頂になるの
かもしれません
そうですか、貴方も北鎌狙っていたのですか?
やはり「誰でも一度は登ってみたい」が、ここにももう
一人にいた訳ですね
実際、我々が山頂に登った時には、誰もいませんでしたが、
肩の小屋へ降りた時に、「北鎌行ってきたのか?」と
何人かの登山者から問われましたから、登ってみたいか?
登ってみたくないかは別としても、その関心ぶりは
高かったと感じました。
Utunduさんの北鎌尾根、成就すると良いですね。
でも、くれぐれも安全登山で
ヒロさん、こんにちは。
口が悪くてごめんなさい
でも「登山バカ」は褒め言葉です
北鎌尾根は特別なものを感じます。
そこに目を着けるとは、なかなかです。
天気は概ね良かったと思います。
冗談で言っていた「ハレオ」発言ですが、最近は結構
な晴天率なので、かなり行けてると思っています。
もし、もう一回単独で行けたなら、かなり山登りに対して
自信が付く尾根であることは確かです
北鎌尾根で山頂まで、約1000メートル
スタートから山頂まで約11時間
という事は…
1時間で約90メートル
1分間で約1.5 メートル
で登って行く計算ですね…
ベテランのみなさんでも、かなり
慎重に行かなければならないという事ですね
いや〜どう考えても自分には無理です… (カニのヨコバイが限界ですから…)
冬やるのは止めてくださいね!!
と言ってもやる気満々でしょうか…
トシさんこんにちは
厳密に言えば、北鎌沢右俣の登りは、北鎌のコルまで
650mで2時間30分ですから、1分間で4,3mですね。
あと、北鎌のコルから槍ヶ岳まで710mなので、残り8時間
だと1分1,5m弱ですか・・・
表銀座からでもお判りと思いますが、北鎌尾根はゴジラ
の背中状態なので、かなりのアップダウンがあるんですよ。
ですからそのような数字になるんですね。
>冬やるのは止めてくださいね!!
イヤイヤ!誰も行く言ってないから
UP待ってたYO
いいなーいいなー、私もこのルート行きたかったYO!
うわさで聞くより、けっこう状態いいですね。
んー、今はお腹いっぱい状態なので、
また満腹感を忘れた頃にでも、このルートで登頂したいな。
グッジョブに、Cheers!!
姐さんより一日遅れで行った北鎌でしたが、充実した
山行ができたようです。
いつになるかは解りませんが、今後はここを単独で歩く
ことが目標となりました。
徒渉ですが、沢登りをやる人はどんな靴を履くのでしょ
うか?
(聞くよりクリックした方が早いか )
あの冷たさは耐えがたき痛さで、この世の物とは思え
ませんでした。
(どこかのМ山行の方には嬉しいのかも・・・違うか )
徒渉にはそんなものが、必要と思いました。
表銀座コースからの北鎌尾根は素晴らしかったですね
お盆はいつレコがアップされるかなぁと待ってました!
(の割りにコメントが遅いですが)
いやぁ、渡渉にクライミングに盛りだくさんですねぇ。
確実に目標を達成されていくパワーはすごいですね!
特に目標もなく私はのらくら?といってるので、ほんとすごいなぁと思います。
今度の目標は単独でしたっけ
またすごい記録を楽しみにしています
こんばんは、タマちゃん。
今度の目標っていっても、チャンスがあったらって事なので、
いつになる事やら。
でも、いつでも行く準備はしていますよ。
タマちゃんだって、シワ寄りながらもテント張れたし!
凄い記録を作るのが目的では無くて、納得の山登りがしたい
だけですよ
納得のいく山行か〜。
いいこと言いますね〜!
流石です。
自分が納得いけばいんですよね〜
ヤマレコ〜お休みしようかな〜
fall
fallさん、おはようさんです。
私の場合、今年一年の目標も消化し、少し燃え尽きました。
本当なら今年に屏風岩に挑戦する筈でしたが、来年に
なりそうですし、何か別に目標を打ち立てて、モチベー
ションを上げるしかなさそうです。
もしかして? もしかして?
fallさんお疲れなんじゃないでしょうか?
(先日の北アルプスのテント泊とか・・・?)
たまには、ユルユルなハイキングや、温泉旅行に行く
とか・・・?
ゆっくり休んで、充電するとか?
そうなったら、その次のレポ楽しみにしていますヨ
出遅れましたが・・・
onsenさん、お疲れ様でしたそして、
おめでとうございます
やっとゆっくり読む事が出来ました。
食い入るようにみちゃいました
すごいなぁ。
写真も素晴らしいですねぇ
きっと言葉では言いがたい思いだったでしょうね。
一生忘れられない夏の思い出ですね
それにしても以前のガるまーさんしかり、
パーティーの女性しかり、
ソロの女性もいるなんて・・みんな凄いなぁ
(私には無縁の世界です )
さらなる高み(目標)を目指して
・・・って次はどこでしょう?
命を大切に、無事故無傷で楽しんでください
ありがとうね。えりちゃん。
今年の夏のいい思い出ができました。
達成してしまえば、何だかぽっかりと心に穴が開いた
感じです。
「凄い」っていう意味は女性がクライミングしている
っていうこと?
確かにその単独の女性って凄かったんだよー
何が凄いって・・・・北鎌尾根一人なのに初めて来たん
だって!
で、背が小さいので、何ヶ所か苦労して登ってんだけど、
それがさ、自分よりずっと年上で、かえって元気貰っ
ちゃってさ、そういう意味ではホントその人凄かったヨ!
思い起こせば、えりちゃんだって、トシさんと邯揚根
の日帰りやってるし、凄いには何種類もあるんだな
きっと・・・
納得の山行は取敢えず、北鎌尾根やジャンダルムをもう一度歩くことかな
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