【前日22:30】
今回は深夜バス(毎日アルペン号)で移動のため、東京竹橋にある毎日新聞本社ビルに集合。
本当は新宿発のさわやか信州号の方が自宅から近くて便利なのだけど、アルペン号にしたお陰で上高地から新穂高にルートを変更できたのだからよしとしよう。
←集合場所にはコンビニやファストフード店・綺麗なトイレがあり便利
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【前日22:30】
今回は深夜バス(毎日アルペン号)で移動のため、東京竹橋にある毎日新聞本社ビルに集合。
本当は新宿発のさわやか信州号の方が自宅から近くて便利なのだけど、アルペン号にしたお陰で上高地から新穂高にルートを変更できたのだからよしとしよう。
←集合場所にはコンビニやファストフード店・綺麗なトイレがあり便利
【5:15 新穂高到着】
バスは途中『談合坂SA』と『道の駅・風穴の里』でトイレ休憩を挟み、翌5:15に新穂高に到着。
そういえば上高地行きの人は平湯で途中下車し路線バスに乗換えだったんだけど、平湯BT付近の道路は上高地へ行く人達の車で大渋滞だった。
←新穂高BT(建物の右端の辺りに登山届提出所がある)
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【5:15 新穂高到着】
バスは途中『談合坂SA』と『道の駅・風穴の里』でトイレ休憩を挟み、翌5:15に新穂高に到着。
そういえば上高地行きの人は平湯で途中下車し路線バスに乗換えだったんだけど、平湯BT付近の道路は上高地へ行く人達の車で大渋滞だった。
←新穂高BT(建物の右端の辺りに登山届提出所がある)
←奥にあるのが新穂高BTのトイレ
手前の塀の所には、かつて『新穂高アルペン浴場(無料)』があったが、既に無くなり取り壊されていた。
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←奥にあるのが新穂高BTのトイレ
手前の塀の所には、かつて『新穂高アルペン浴場(無料)』があったが、既に無くなり取り壊されていた。
そしてBTで朝ごはんを食べたりパッキングし直したりして出発の準備。
この日はめちゃくちゃ冷え込んでいて吐く息も白かった。
←BTからは笠ヶ岳がキレイに見えた。
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そしてBTで朝ごはんを食べたりパッキングし直したりして出発の準備。
この日はめちゃくちゃ冷え込んでいて吐く息も白かった。
←BTからは笠ヶ岳がキレイに見えた。
【5:55 新穂高BT出発】
朝日が昇って笠ヶ岳が朱く染まりだした頃、ようやく新穂高を出発。相変わらずのスロースターター。
まずはBT左奥の橋を渡って左俣林道へ入る。
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【5:55 新穂高BT出発】
朝日が昇って笠ヶ岳が朱く染まりだした頃、ようやく新穂高を出発。相変わらずのスロースターター。
まずはBT左奥の橋を渡って左俣林道へ入る。
橋を渡ってしばらくすると駐車場があります。
←歩きながら駐車場を振り返ってみた
駐車場は既に満車で、路肩には路駐してる車がずらりと並んでます。
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橋を渡ってしばらくすると駐車場があります。
←歩きながら駐車場を振り返ってみた
駐車場は既に満車で、路肩には路駐してる車がずらりと並んでます。
BTから10分くらい歩いて林道のゲートを通過
←ゲート脇には登山届提出のポストがあるので、BTで出し忘れた際にはここでも提出できます。
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BTから10分くらい歩いて林道のゲートを通過
←ゲート脇には登山届提出のポストがあるので、BTで出し忘れた際にはここでも提出できます。
ゲートを潜ると延々と林道歩きが始まります。
舗装路になったり砂利道になったりしますが、道幅も広いのでのんびりと散歩気分で歩いて行きます。
(以前もそうだったけど、ここで30人位の人に抜かされたかな〜みんな朝から元気だな……)
それにしてもこの時期この時間はずっと日陰なので歩いていても寒いです。
←朝日を浴びる笠ヶ岳
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ゲートを潜ると延々と林道歩きが始まります。
舗装路になったり砂利道になったりしますが、道幅も広いのでのんびりと散歩気分で歩いて行きます。
(以前もそうだったけど、ここで30人位の人に抜かされたかな〜みんな朝から元気だな……)
それにしてもこの時期この時間はずっと日陰なので歩いていても寒いです。
←朝日を浴びる笠ヶ岳
【7:00 水場通過】
BTから約1時間で水場を通過
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【7:00 水場通過】
BTから約1時間で水場を通過
←水はしっかり出ています。
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←水はしっかり出ています。
←そしてここの水場は笠新道との分岐点にもなっています。
(後から気付いたのですが、今回は行動時間が短かくて時間が余ってしまったので、こちらの笠新道経由で双六小屋まで行っても良かったかなとちょっと後悔…笠新道はまだ歩いた事無いので…)
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←そしてここの水場は笠新道との分岐点にもなっています。
(後から気付いたのですが、今回は行動時間が短かくて時間が余ってしまったので、こちらの笠新道経由で双六小屋まで行っても良かったかなとちょっと後悔…笠新道はまだ歩いた事無いので…)
【7:15 わさび平小屋到着】
BTから1時間20分、丁度CT通りに到着。
小屋前のベンチは霜で真っ白……腰をおろしてゆっくり休む事はできないけど、ここでザックをおろして少し休憩。
←奥の緑の屋根がトイレ。手前に鏡付きの洗面所
トイレの横に乾燥室(指が寒くて凍えていたので少し乾燥室で暖まらせてもらいました)
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【7:15 わさび平小屋到着】
BTから1時間20分、丁度CT通りに到着。
小屋前のベンチは霜で真っ白……腰をおろしてゆっくり休む事はできないけど、ここでザックをおろして少し休憩。
←奥の緑の屋根がトイレ。手前に鏡付きの洗面所
トイレの横に乾燥室(指が寒くて凍えていたので少し乾燥室で暖まらせてもらいました)
←小屋の横には飲料水の水道
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←小屋の横には飲料水の水道
←名物?のトマトやきゅうりもまだこの時期販売してました。
(夏場の暑い時期にはめっちゃ美味しそうだったけど、今は寒くてとてもとても……)
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←名物?のトマトやきゅうりもまだこの時期販売してました。
(夏場の暑い時期にはめっちゃ美味しそうだったけど、今は寒くてとてもとても……)
【7:35 わさび平小屋出発】
わさび平で20分休憩して出発。
しばらくは林道歩きの延長で平坦な道が続きます。
←所々沢が流れ込んでいるので軽くまたいで進みます。
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【7:35 わさび平小屋出発】
わさび平で20分休憩して出発。
しばらくは林道歩きの延長で平坦な道が続きます。
←所々沢が流れ込んでいるので軽くまたいで進みます。
わさび平から30分程歩くと、登山道は林道から離れゴーロの登りになります。
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わさび平から30分程歩くと、登山道は林道から離れゴーロの登りになります。
←階段状に良く整備されているので、とても登りやすくて意外と疲れない。
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←階段状に良く整備されているので、とても登りやすくて意外と疲れない。
そして東面をトラバースしたり…
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そして東面をトラバースしたり…
直登したり……
なかには長い直登もあるけど、トラバースと交互に現れる感じなので歩いていて凄く楽。
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直登したり……
なかには長い直登もあるけど、トラバースと交互に現れる感じなので歩いていて凄く楽。
そして最後に沢に架かった橋を渡って……
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そして最後に沢に架かった橋を渡って……
【8:40 秩父沢到着】
ここまで来ると流石に陽も当たってぽかぽか。
しばらく行動食を食べたりして休憩。
←秩父沢は沢の水はおいしいし開放的な雰囲気だし、とても気持ちの良い場所
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【8:40 秩父沢到着】
ここまで来ると流石に陽も当たってぽかぽか。
しばらく行動食を食べたりして休憩。
←秩父沢は沢の水はおいしいし開放的な雰囲気だし、とても気持ちの良い場所
【8:55 秩父沢出発】
15分休んで、ちょっと肌寒くなった頃出発。
←秩父沢から鏡平方面の登山道
沢を渡った奥の方から道が出ています
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【8:55 秩父沢出発】
15分休んで、ちょっと肌寒くなった頃出発。
←秩父沢から鏡平方面の登山道
沢を渡った奥の方から道が出ています
秩父沢を出発し巻き道のような道を歩いて行くと、すぐにこんな橋が現れます。
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秩父沢を出発し巻き道のような道を歩いて行くと、すぐにこんな橋が現れます。
その後は秩父沢までの登山道同様、階段状のゴーロの登りが続きます。
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その後は秩父沢までの登山道同様、階段状のゴーロの登りが続きます。
【9:25 イタドリヶ原通過】
そして樹林帯の登りから徐々に視界がひらけてきた頃、イタドリヶ原通過
←あと1時間45分で鏡平らしい(実際は1時間程で着いたけど)
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【9:25 イタドリヶ原通過】
そして樹林帯の登りから徐々に視界がひらけてきた頃、イタドリヶ原通過
←あと1時間45分で鏡平らしい(実際は1時間程で着いたけど)
←イタドリヶ原付近は広々としていてとても気持ち良い
……のだが……ガチで枯れている今年の紅葉
葉が色づく前にやってきた寒波や降雪・霜で今年の紅葉は最悪だと聞いてきたけど、本当にダメですね……
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←イタドリヶ原付近は広々としていてとても気持ち良い
……のだが……ガチで枯れている今年の紅葉
葉が色づく前にやってきた寒波や降雪・霜で今年の紅葉は最悪だと聞いてきたけど、本当にダメですね……
例年ならばこの辺りの紅葉もとてもキレイなんだろうな
←そして登山道はここから右方向へ折れます。
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例年ならばこの辺りの紅葉もとてもキレイなんだろうな
←そして登山道はここから右方向へ折れます。
【9:50 シシウドヶ原通過】
そんな気持の良い道を軽く登っていくと、今度はシシウドヶ原を通過。
←ここも分岐点から右方向へ折れます
因みに左方向へ行くとちょっとした広場があるのでゆっくり休憩できます。
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【9:50 シシウドヶ原通過】
そんな気持の良い道を軽く登っていくと、今度はシシウドヶ原を通過。
←ここも分岐点から右方向へ折れます
因みに左方向へ行くとちょっとした広場があるのでゆっくり休憩できます。
そうこうしているうちに徐々に稜線が近づいてきた。
←辺りは湿原のような雰囲気になり木道を歩く。
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そうこうしているうちに徐々に稜線が近づいてきた。
←辺りは湿原のような雰囲気になり木道を歩く。
木道を渡り切ると最後のひと登りが始まる。
←鏡平まで500m
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木道を渡り切ると最後のひと登りが始まる。
←鏡平まで500m
←あともう少し
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←あともう少し
登りつめた先からは再び木道。
するとすぐに目の前に槍ヶ岳が見えてきた!
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登りつめた先からは再び木道。
するとすぐに目の前に槍ヶ岳が見えてきた!
【10:30 鏡平到着】
そして念願の鏡平に到着!晴れてて最高の景色。
←風があるので多少映り込みは甘いけど逆さ槍です!
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【10:30 鏡平到着】
そして念願の鏡平に到着!晴れてて最高の景色。
←風があるので多少映り込みは甘いけど逆さ槍です!
そして鏡池前のデッキに座り込み、槍ヶ岳を存分に眺めながらしばし休憩。
ここも秩父沢同様ぽかぽかと暖かくて気持ち良い。
←上空ではヘリが長いこと旋回中…救助とか荷揚げというよりは鏡池の取材か何かかな?
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そして鏡池前のデッキに座り込み、槍ヶ岳を存分に眺めながらしばし休憩。
ここも秩父沢同様ぽかぽかと暖かくて気持ち良い。
←上空ではヘリが長いこと旋回中…救助とか荷揚げというよりは鏡池の取材か何かかな?
【11:05 鏡平出発】
30分以上休憩していよいよ出発。
←名物?のかき氷を販売している鏡平山荘
夏場は売店に行列が出来ていたんだけど…
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【11:05 鏡平出発】
30分以上休憩していよいよ出発。
←名物?のかき氷を販売している鏡平山荘
夏場は売店に行列が出来ていたんだけど…
まずは山荘前の登山道を下り、木道を通って池を渡ります。
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まずは山荘前の登山道を下り、木道を通って池を渡ります。
池を渡ると、ここから先しばらくは本格的な登り道。
ちょっと足場の悪い道をジグザグに登って行きます。
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池を渡ると、ここから先しばらくは本格的な登り道。
ちょっと足場の悪い道をジグザグに登って行きます。
←背後には槍ヶ岳と明日歩く予定の西鎌尾根
時々足を休め、景色に背中を押されるようにして登る。
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←背後には槍ヶ岳と明日歩く予定の西鎌尾根
時々足を休め、景色に背中を押されるようにして登る。
←登り始めて20分。ふと横を見ると眼下に鏡平が見えた。
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←登り始めて20分。ふと横を見ると眼下に鏡平が見えた。
そしてそこから5分も登ると、やっと急登も終了。
ここからは山腹に付けられた道を斜めに突っ切るように登っていくので少しは楽だ。
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そしてそこから5分も登ると、やっと急登も終了。
ここからは山腹に付けられた道を斜めに突っ切るように登っていくので少しは楽だ。
【11:50 弓折分岐到着】
鏡平から45分で分岐に到着。
ここまで来ると稜線から吹き降ろしてくる風が冷たいので防寒着を着込んだりして休憩。
←ここも槍ヶ岳のビューポイント
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【11:50 弓折分岐到着】
鏡平から45分で分岐に到着。
ここまで来ると稜線から吹き降ろしてくる風が冷たいので防寒着を着込んだりして休憩。
←ここも槍ヶ岳のビューポイント
【12:00 弓折分岐出発】
そして10分休んで出発。
稜線に上がると、まずは右へ折れて目の前の小山を登る。
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【12:00 弓折分岐出発】
そして10分休んで出発。
稜線に上がると、まずは右へ折れて目の前の小山を登る。
←稜線から見えた双六岳方面
このあと、双六小屋でテントを張ってから空身で双六岳までピストンする予定なのだけど、なんだかガスがかかってきた。
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←稜線から見えた双六岳方面
このあと、双六小屋でテントを張ってから空身で双六岳までピストンする予定なのだけど、なんだかガスがかかってきた。
【12:10 花見平通過】
突然だだっ広い砂地が現れて花見平通過
8月頃にはまだ雪が残っていたというのに、今はもうすっかり荒涼とした雰囲気。
←奥の方にベンチがあるので槍ヶ岳を眺めながら休憩できます。(今は寒いので誰も休憩してませんが…)
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【12:10 花見平通過】
突然だだっ広い砂地が現れて花見平通過
8月頃にはまだ雪が残っていたというのに、今はもうすっかり荒涼とした雰囲気。
←奥の方にベンチがあるので槍ヶ岳を眺めながら休憩できます。(今は寒いので誰も休憩してませんが…)
←花見平からみた槍ヶ岳
西鎌尾根や槍穂(大キレット)の稜線がキレイに見えます。
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←花見平からみた槍ヶ岳
西鎌尾根や槍穂(大キレット)の稜線がキレイに見えます。
そしてここから左手に曲がると木道が出てきます。
(夏の時期に来た時には高山植物が咲き乱れていてとても素敵なところだった)
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そしてここから左手に曲がると木道が出てきます。
(夏の時期に来た時には高山植物が咲き乱れていてとても素敵なところだった)
その後木道はすぐに終わってこんな道を歩いて行きます。
←この辺りは霜が融けたあとなのか、ぐちゃぐちゃにぬかるんでいた。
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その後木道はすぐに終わってこんな道を歩いて行きます。
←この辺りは霜が融けたあとなのか、ぐちゃぐちゃにぬかるんでいた。
そしてまた軽く登り返し……
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そしてまた軽く登り返し……
痩せて滑りやすい尾根を下って行きます。
←眼下は黒百合ベンチのある鞍部
この辺りは通常でもザレていて滑りやすい印象なのですが、今回はそれに輪をかけて、融けた雪が残ってて滑りやすそうだったので慎重に下った。
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痩せて滑りやすい尾根を下って行きます。
←眼下は黒百合ベンチのある鞍部
この辺りは通常でもザレていて滑りやすい印象なのですが、今回はそれに輪をかけて、融けた雪が残ってて滑りやすそうだったので慎重に下った。
ベンチを過ぎてしばらくすると、目の前に鷲羽岳を背負った双六小屋の赤い屋根が見えてきます。
←真ん中が鷲羽岳と双六小屋・その左側が双六岳・右側が明日登る樅沢岳
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ベンチを過ぎてしばらくすると、目の前に鷲羽岳を背負った双六小屋の赤い屋根が見えてきます。
←真ん中が鷲羽岳と双六小屋・その左側が双六岳・右側が明日登る樅沢岳
さて、ここからは双六小屋までひたすら下って行きます。
と同時に北斜面になるので登山道には融け残った雪がちらほら。
←下ってきた道を振り返ってみた
そしてこの先からしばらくは日陰のゴーロ地帯を歩くことになるので、なおさら足運びが慎重になった。
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さて、ここからは双六小屋までひたすら下って行きます。
と同時に北斜面になるので登山道には融け残った雪がちらほら。
←下ってきた道を振り返ってみた
そしてこの先からしばらくは日陰のゴーロ地帯を歩くことになるので、なおさら足運びが慎重になった。
【12:55 双六小屋到着】
そしてゴーロ地帯を抜け、テン場手前の木道をテクテクと歩いて双六小屋に到着。
以前お盆の時期に来た時には場所取り争奪戦だったテン場もまだまだ余裕。
前回トイレが遠くて大変だったので、今回は小屋の近くに張ることにした。
←とても広いテン場。白く見えるのは雪
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【12:55 双六小屋到着】
そしてゴーロ地帯を抜け、テン場手前の木道をテクテクと歩いて双六小屋に到着。
以前お盆の時期に来た時には場所取り争奪戦だったテン場もまだまだ余裕。
前回トイレが遠くて大変だったので、今回は小屋の近くに張ることにした。
←とても広いテン場。白く見えるのは雪
しかしこの時間帯は丁度強風が吹いていたので、テントを張るのに一苦労……防寒着を着込んで作業していたけど、体の芯まで冷えてしまい、設営後には魂が抜けてしまっていた。
←双六小屋の前からみえる鷲羽岳
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しかしこの時間帯は丁度強風が吹いていたので、テントを張るのに一苦労……防寒着を着込んで作業していたけど、体の芯まで冷えてしまい、設営後には魂が抜けてしまっていた。
←双六小屋の前からみえる鷲羽岳
その後は設営したテントに急いで入り、すぐに汗で濡れインナーを脱いでオール着替え。
やっとひと心地つくと、テント内に太陽の光が当たりまるで温室のような暖かさ。
……あ、双六岳ピストンするつもりだったのに着替えちゃった……それにもう外に出たくない。
ということでピストンは諦め、小屋にビールを買いに行ったり、おでんを注文しようか迷ったりなんだりして時間を潰した。
←双六小屋
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その後は設営したテントに急いで入り、すぐに汗で濡れインナーを脱いでオール着替え。
やっとひと心地つくと、テント内に太陽の光が当たりまるで温室のような暖かさ。
……あ、双六岳ピストンするつもりだったのに着替えちゃった……それにもう外に出たくない。
ということでピストンは諦め、小屋にビールを買いに行ったり、おでんを注文しようか迷ったりなんだりして時間を潰した。
←双六小屋
←小屋の脇にある水場
飲める水ですが、この時期は夜と朝は凍結するので早めに汲み置きする必要があります。
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←小屋の脇にある水場
飲める水ですが、この時期は夜と朝は凍結するので早めに汲み置きする必要があります。
←水場のとなりにトイレがあります。
男女共同ですが、男性小トイレと個室が6室くらいあったような気がします。
トイレットペーパーはありません。
消灯前は電気が点いていますが、消灯後や早朝はヘッドランプが必要です。
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←水場のとなりにトイレがあります。
男女共同ですが、男性小トイレと個室が6室くらいあったような気がします。
トイレットペーパーはありません。
消灯前は電気が点いていますが、消灯後や早朝はヘッドランプが必要です。
←明日登る予定の西鎌方面の登り口を眺めたりして辺りを散策。
この頃になると、西鎌方面は晴れているものの、双六岳方面はすごい勢いで雲が流れてたりしていてどことなく不安定な空模様。
…そうやってピストンを諦めた言い訳を自分に言い聞かせて気持ちをごまかした。
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←明日登る予定の西鎌方面の登り口を眺めたりして辺りを散策。
この頃になると、西鎌方面は晴れているものの、双六岳方面はすごい勢いで雲が流れてたりしていてどことなく不安定な空模様。
…そうやってピストンを諦めた言い訳を自分に言い聞かせて気持ちをごまかした。
そして小屋でビールや水を調達してテントへ帰還。
←16:00頃。随分とテントが増えたテン場(写真左端のレモン色のテントが我が家)
その後夕飯を食べて19:00には就寝。
夜になると風も収まりとっても静か……23:30頃に一度目を覚ましたもののとても良く眠れた。
そしてこの晩は満天の星空だった。
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そして小屋でビールや水を調達してテントへ帰還。
←16:00頃。随分とテントが増えたテン場(写真左端のレモン色のテントが我が家)
その後夕飯を食べて19:00には就寝。
夜になると風も収まりとっても静か……23:30頃に一度目を覚ましたもののとても良く眠れた。
そしてこの晩は満天の星空だった。
【2日目】
2日目は3時50分頃起床。簡単に朝食を摂ってまだ真っ暗な中テントを撤収。
風がない分、昨日よりはなんとか耐えられる寒さだったけど、テントのフライシートの内側は結露で真っ白に凍っていた。うん、確実に氷点下。
←双六小屋の前でパッキングを済ませ、いよいよ出発。
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【2日目】
2日目は3時50分頃起床。簡単に朝食を摂ってまだ真っ暗な中テントを撤収。
風がない分、昨日よりはなんとか耐えられる寒さだったけど、テントのフライシートの内側は結露で真っ白に凍っていた。うん、確実に氷点下。
←双六小屋の前でパッキングを済ませ、いよいよ出発。
【5:45 双六小屋出発】
テントを撤収した頃にはまだ真っ暗だったのに、出発する頃には既に空が明るくなっていた。
←まずは樅沢岳までジグザグに登っていく。
雪は少し残ってるけど、土と一緒に凍ってザクザクしてるので何となく歩きやすかった。
しかしこの辺りは風の通り道なのか、テン場では吹いてなかった冷たい風が直接叩きつけてきてちょっと辛かった。
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【5:45 双六小屋出発】
テントを撤収した頃にはまだ真っ暗だったのに、出発する頃には既に空が明るくなっていた。
←まずは樅沢岳までジグザグに登っていく。
雪は少し残ってるけど、土と一緒に凍ってザクザクしてるので何となく歩きやすかった。
しかしこの辺りは風の通り道なのか、テン場では吹いてなかった冷たい風が直接叩きつけてきてちょっと辛かった。
そうこうしてるうちに日の出を迎えた。
←朝日に照らされた双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳
三俣蓮華と鷲羽岳間のコルには三俣山荘が見え、その遙か奥には薬師岳が覗いている。
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そうこうしてるうちに日の出を迎えた。
←朝日に照らされた双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳
三俣蓮華と鷲羽岳間のコルには三俣山荘が見え、その遙か奥には薬師岳が覗いている。
←こちらは反対側の笠ヶ岳の景色
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←こちらは反対側の笠ヶ岳の景色
【6:15 樅沢岳到着】
ちょうど30分登って樅沢岳に到着。
この頃になると、ご来光を見るために空身で登ってきた人達がゾロゾロと小屋に引きあげた後なので山頂は閑散としていた。
←写真右側のハイマツ帯をちょこっと登った所に山頂があるみたいなので行ってみた。
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【6:15 樅沢岳到着】
ちょうど30分登って樅沢岳に到着。
この頃になると、ご来光を見るために空身で登ってきた人達がゾロゾロと小屋に引きあげた後なので山頂は閑散としていた。
←写真右側のハイマツ帯をちょこっと登った所に山頂があるみたいなので行ってみた。
ハイマツの間の雪がべったりついた狭い道をかき分けていくと、山頂は展望台みたくなっていて素晴らしい眺めだった。
←西鎌尾根から槍穂の稜線・正面には焼岳と乗鞍岳・そして笠ヶ岳
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ハイマツの間の雪がべったりついた狭い道をかき分けていくと、山頂は展望台みたくなっていて素晴らしい眺めだった。
←西鎌尾根から槍穂の稜線・正面には焼岳と乗鞍岳・そして笠ヶ岳
←そして反対側の双六・鷲羽方面の景色
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←そして反対側の双六・鷲羽方面の景色
山頂(展望台?)は狭いので、後続の登山者が到着したところで、その場所を譲り登山道へと戻った。
←登山道脇の植物は霜で真っ白。バックは鷲羽岳
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山頂(展望台?)は狭いので、後続の登山者が到着したところで、その場所を譲り登山道へと戻った。
←登山道脇の植物は霜で真っ白。バックは鷲羽岳
【6:25 樅沢岳出発】
そして樅沢岳で景色を堪能した後はいよいよ槍ヶ岳へ向けて出発。
←先程の山頂から少し歩いた先にも、もうひとつ山頂標があった。
こちらは2,754mと、さっきの表示よりも1m低い。
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【6:25 樅沢岳出発】
そして樅沢岳で景色を堪能した後はいよいよ槍ヶ岳へ向けて出発。
←先程の山頂から少し歩いた先にも、もうひとつ山頂標があった。
こちらは2,754mと、さっきの表示よりも1m低い。
とりあえず写真だけ撮っていざ槍ヶ岳へ。
槍の穂先を眺めながら歩いて行くのが夢だったので、希望通りの景色に心が踊る。
←寒さで凍てつく植物と槍ヶ岳のシルエット
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とりあえず写真だけ撮っていざ槍ヶ岳へ。
槍の穂先を眺めながら歩いて行くのが夢だったので、希望通りの景色に心が踊る。
←寒さで凍てつく植物と槍ヶ岳のシルエット
先ずは樅沢岳から下って行きます。
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先ずは樅沢岳から下って行きます。
←樅沢岳の下りから見た、これから歩いていく西鎌尾根の稜線(超逆光)
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←樅沢岳の下りから見た、これから歩いていく西鎌尾根の稜線(超逆光)
樅沢岳から一旦鞍部まで下り、そこから見上げた次の登り。
←日陰で雪が少し残ってるものの、山腹を軽く巻いていくので気分は楽です。
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樅沢岳から一旦鞍部まで下り、そこから見上げた次の登り。
←日陰で雪が少し残ってるものの、山腹を軽く巻いていくので気分は楽です。
巻き道を登り終えると再び槍ヶ岳が目の前に。
←槍ヶ岳へ続く稜線を眺めながら「あと何回アップダウンを繰り返すんだろう」と思わなくもなかった。
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巻き道を登り終えると再び槍ヶ岳が目の前に。
←槍ヶ岳へ続く稜線を眺めながら「あと何回アップダウンを繰り返すんだろう」と思わなくもなかった。
そして再び下ります。
←霜で縁取られた紅葉がなんかかわいい
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そして再び下ります。
←霜で縁取られた紅葉がなんかかわいい
目の前には次に登るピークが見えていますが、アップダウンといっても標高差はそれ程ないので、丁度よい散歩のような気分です。
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目の前には次に登るピークが見えていますが、アップダウンといっても標高差はそれ程ないので、丁度よい散歩のような気分です。
←暫く行くと広い場所へ出たので、立ち止まって下ってきた道を振り返ってみた。
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←暫く行くと広い場所へ出たので、立ち止まって下ってきた道を振り返ってみた。
←進行方向はこんな感じで広々とした別天地
双六岳へ向かう広い登山道(あの西部劇に出てくる荒野のような場所)に少し似ている?
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←進行方向はこんな感じで広々とした別天地
双六岳へ向かう広い登山道(あの西部劇に出てくる荒野のような場所)に少し似ている?
【7:00頃】
そこから10分も歩くと、今度はビバークに最適な日当たりの良い窪地があったので、ここで少し休憩。
丁度暑くなってきたので、ここで防寒着を脱いだりして態勢を整えなおした。
←テントサイトのような雰囲気の場所。飲めはしないと思うけど一応池もある。
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【7:00頃】
そこから10分も歩くと、今度はビバークに最適な日当たりの良い窪地があったので、ここで少し休憩。
丁度暑くなってきたので、ここで防寒着を脱いだりして態勢を整えなおした。
←テントサイトのような雰囲気の場所。飲めはしないと思うけど一応池もある。
←休憩地付近から見た硫黄尾根
地図を見ると硫黄乗越付近なのかな?
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←休憩地付近から見た硫黄尾根
地図を見ると硫黄乗越付近なのかな?
【7:20 出発】
ちょっとゆっくり休憩しすぎた感はあるけど再び出発。
ザックは重くなったけど、服を脱いで身軽になったので少しペースアップ。
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【7:20 出発】
ちょっとゆっくり休憩しすぎた感はあるけど再び出発。
ザックは重くなったけど、服を脱いで身軽になったので少しペースアップ。
そして次のピークも巻き道。
ここが西鎌尾根で一番寒々とした場所だった。
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そして次のピークも巻き道。
ここが西鎌尾根で一番寒々とした場所だった。
しかしここの巻き道から見えた景色は最高。
←昨日歩いてきた登山道が一望できる。
写真左手の山の中腹には鏡平山荘の赤い屋根が見え、そこから弓折乗越までの登山道がクッキリと見えた。
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しかしここの巻き道から見えた景色は最高。
←昨日歩いてきた登山道が一望できる。
写真左手の山の中腹には鏡平山荘の赤い屋根が見え、そこから弓折乗越までの登山道がクッキリと見えた。
←笠ヶ岳アップ
奥にちょこんと見えるピークが笠ヶ岳山頂
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←笠ヶ岳アップ
奥にちょこんと見えるピークが笠ヶ岳山頂
さて、巻き道を緩やかに登っていくと、そこの突き当りからぐるりとまわり込むように鎖場のトラバースが始まり……
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さて、巻き道を緩やかに登っていくと、そこの突き当りからぐるりとまわり込むように鎖場のトラバースが始まり……
続いて鎖付きの岩場を下って行きます。
←下ってきた岩場を振り返ってみた。
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続いて鎖付きの岩場を下って行きます。
←下ってきた岩場を振り返ってみた。
岩場を下った地点からは、少し痩せた稜線の先にまた次のピークが見え、そこの南西斜面を巻いていく人影も見えた。
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岩場を下った地点からは、少し痩せた稜線の先にまた次のピークが見え、そこの南西斜面を巻いていく人影も見えた。
【7:45頃】
その後10分ほど歩いて行くと、眼下のコルにケルンが見えた。
ちょっと休憩していこうかなと思ったが予想外に風が強く寒かったのでそのまま通過した。
←だいぶ槍ヶ岳が近くなってきた。此処から先しばらくは穏やかな稜線歩き。
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【7:45頃】
その後10分ほど歩いて行くと、眼下のコルにケルンが見えた。
ちょっと休憩していこうかなと思ったが予想外に風が強く寒かったのでそのまま通過した。
←だいぶ槍ヶ岳が近くなってきた。此処から先しばらくは穏やかな稜線歩き。
←そのケルン付近から下ってきた道を見上げてみた(左俣岳かな?)
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←そのケルン付近から下ってきた道を見上げてみた(左俣岳かな?)
←同じくケルン付近から南方面の景色
手前から、奥丸山・焼岳・乗鞍岳が並んでいる
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←同じくケルン付近から南方面の景色
手前から、奥丸山・焼岳・乗鞍岳が並んでいる
そこからしばらくは稜線の南西側に付けられたハイマツ帯の道を進み、その後登山道は反対側の北東側に回りこむようになった。
反対側の北東の山腹を巻くような形で緩く下っていくと、登山道脇で休憩する人達が多く見られるようになった。
この日は南風だったので、この辺りでようやく風が遮られ、やっとほっとした心地になれたのだろう。
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そこからしばらくは稜線の南西側に付けられたハイマツ帯の道を進み、その後登山道は反対側の北東側に回りこむようになった。
反対側の北東の山腹を巻くような形で緩く下っていくと、登山道脇で休憩する人達が多く見られるようになった。
この日は南風だったので、この辺りでようやく風が遮られ、やっとほっとした心地になれたのだろう。
【8:05頃 休憩】
私達も同じ気持ちだったので、広い場所を探し登山道脇の岩場で休憩。
←偶然にも休憩場所の目の前は北鎌尾根!いつかあの稜線からも槍ヶ岳を目指したい。
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【8:05頃 休憩】
私達も同じ気持ちだったので、広い場所を探し登山道脇の岩場で休憩。
←偶然にも休憩場所の目の前は北鎌尾根!いつかあの稜線からも槍ヶ岳を目指したい。
そしてここに到着する直前、お腹が鳴ってシャリバテを起こしかけていたので、ここで行動食を食べたりして栄養補給。
←ついでに槍ヶ岳をじっくり堪能…でも逆光が眩しい。
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そしてここに到着する直前、お腹が鳴ってシャリバテを起こしかけていたので、ここで行動食を食べたりして栄養補給。
←ついでに槍ヶ岳をじっくり堪能…でも逆光が眩しい。
【8:20 休憩地点出発】
風がないとぽかぽかで思わず昼寝しそうな気分だったので、そうなる前にいそいそと出発。
←槍ヶ岳へ続く西鎌の稜線もあとわずか。
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【8:20 休憩地点出発】
風がないとぽかぽかで思わず昼寝しそうな気分だったので、そうなる前にいそいそと出発。
←槍ヶ岳へ続く西鎌の稜線もあとわずか。
そして休憩地点から10分も歩くと鎖場が現れた。
先ずはちょっとした登り……でも鎖はあくまでも補助的なもので、掴まなくても普通に歩いて登れます。
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そして休憩地点から10分も歩くと鎖場が現れた。
先ずはちょっとした登り……でも鎖はあくまでも補助的なもので、掴まなくても普通に歩いて登れます。
鎖場は連続して現れますが、特に難しくはないし高度感もあまりないので、慎重にいけば特に問題ないと思います。
←ただ逆光でルートが見えにくいのが難点
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鎖場は連続して現れますが、特に難しくはないし高度感もあまりないので、慎重にいけば特に問題ないと思います。
←ただ逆光でルートが見えにくいのが難点
登山道は再び南西側になって日陰になる場所もあり、融け残った雪もちらほら
←ここの鎖も補助的なもの
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登山道は再び南西側になって日陰になる場所もあり、融け残った雪もちらほら
←ここの鎖も補助的なもの
鎖場でちょっと渋滞してきたので景色を眺めながら待つ。
←硫黄尾根とその奥中央には針の木岳と蓮華岳
針ノ木と蓮華の間のコル(針ノ木小屋がある所)からは雪で真っ白になった白馬岳が覗いている
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鎖場でちょっと渋滞してきたので景色を眺めながら待つ。
←硫黄尾根とその奥中央には針の木岳と蓮華岳
針ノ木と蓮華の間のコル(針ノ木小屋がある所)からは雪で真っ白になった白馬岳が覗いている
この辺りは狭い岩場の上りが続くので追い抜くのが面倒。
←前方が渋滞してるようなので間隔を開けて歩いて行きます。
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この辺りは狭い岩場の上りが続くので追い抜くのが面倒。
←前方が渋滞してるようなので間隔を開けて歩いて行きます。
←ここも足元が滑りやすいですが、鎖がなくても歩けるのでゆっくり慎重にあるきます。
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←ここも足元が滑りやすいですが、鎖がなくても歩けるのでゆっくり慎重にあるきます。
【9:00 千丈沢分岐通過】
そうして鎖場を過ぎて10分ほど行くと千丈沢分岐に到着。
双六小屋から3時間15分。特に歩くのが速いわけではないけど標準CTより30分短縮。
さて行く手を見てみると、槍の穂先はもう目の前だし、肩の小屋の建物も見えている…ここから槍の肩までは標準CT2時間ということだけど…どう見てもこれはあと1時間位で着くだろ!
ということで、ここで休憩しようかと思ったけどこのまま槍の肩まで一気に登ることにした。
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【9:00 千丈沢分岐通過】
そうして鎖場を過ぎて10分ほど行くと千丈沢分岐に到着。
双六小屋から3時間15分。特に歩くのが速いわけではないけど標準CTより30分短縮。
さて行く手を見てみると、槍の穂先はもう目の前だし、肩の小屋の建物も見えている…ここから槍の肩までは標準CT2時間ということだけど…どう見てもこれはあと1時間位で着くだろ!
ということで、ここで休憩しようかと思ったけどこのまま槍の肩まで一気に登ることにした。
←千丈沢分岐付近から歩いてきた方向を振り返ってみた
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←千丈沢分岐付近から歩いてきた方向を振り返ってみた
千丈沢分岐からはしばらく緩やかな道をジグザグに登っていく。
最後の突き上げまでは、それほど傾斜はないのでテンポよく歩けるし、また道が踏み固められているので登りやすい。
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千丈沢分岐からはしばらく緩やかな道をジグザグに登っていく。
最後の突き上げまでは、それほど傾斜はないのでテンポよく歩けるし、また道が踏み固められているので登りやすい。
←時々登りながら立ち止まり、歩いてきた西鎌尾根を俯瞰する
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←時々登りながら立ち止まり、歩いてきた西鎌尾根を俯瞰する
登山道の右手には飛騨沢の登山道が見える
←ジグザグに付けられた飛騨沢の登山道
以前飛騨沢から登った時よりも、今回の西鎌は楽な気がする(まぁ標高差少ないし…)
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登山道の右手には飛騨沢の登山道が見える
←ジグザグに付けられた飛騨沢の登山道
以前飛騨沢から登った時よりも、今回の西鎌は楽な気がする(まぁ標高差少ないし…)
←振り返ると飛騨沢と笠ヶ岳がよく見える
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←振り返ると飛騨沢と笠ヶ岳がよく見える
←千丈沢分岐から30分も登ると小槍のような岩峰の横を通過(小槍ではありません)
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←千丈沢分岐から30分も登ると小槍のような岩峰の横を通過(小槍ではありません)
さて、そろそろ傾斜もきつくなって最後の突き上げ。ラストスパート!
ジグザグに折り返しながら高度を順調に上げていきます。
←槍の肩が近づいてくると、逆に槍の姿は見えなくなります。
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さて、そろそろ傾斜もきつくなって最後の突き上げ。ラストスパート!
ジグザグに折り返しながら高度を順調に上げていきます。
←槍の肩が近づいてくると、逆に槍の姿は見えなくなります。
←と同時に日陰も多くなって、登山道には残雪が残ってたりします。
…が、まぁまだこのくらいなら通行に支障はありません。
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←と同時に日陰も多くなって、登山道には残雪が残ってたりします。
…が、まぁまだこのくらいなら通行に支障はありません。
そして最後のジグザグを登り終えると、いきなり視界が広がって目の前に槍ヶ岳(大槍・小槍)の姿がドーンと飛び込んできた!
←その迫力・威圧感に圧倒!!
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そして最後のジグザグを登り終えると、いきなり視界が広がって目の前に槍ヶ岳(大槍・小槍)の姿がドーンと飛び込んできた!
←その迫力・威圧感に圧倒!!
【9:53 槍ヶ岳山荘到着】
そして槍ヶ岳の姿を左手に見て少し登ると、槍ヶ岳山荘のある槍の肩に到着。
これで北ア主脈の西鎌尾根が繋がった。
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【9:53 槍ヶ岳山荘到着】
そして槍ヶ岳の姿を左手に見て少し登ると、槍ヶ岳山荘のある槍の肩に到着。
これで北ア主脈の西鎌尾根が繋がった。
最後にもう一度歩いてきた西鎌尾根を振り返ってみた。
←西鎌と北アルプスの山々
ここまでの登ると、今まで双六岳の陰に隠れて見えなかった黒部五郎岳も見えるようになった。
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最後にもう一度歩いてきた西鎌尾根を振り返ってみた。
←西鎌と北アルプスの山々
ここまでの登ると、今まで双六岳の陰に隠れて見えなかった黒部五郎岳も見えるようになった。
【10:05 槍ヶ岳山荘前 出発】
山荘の脇にザックを下ろし15分くらい休憩した後、いよいよ槍ヶ岳の山頂へ出発。
酷い時は2時間待ちということもある槍ヶ岳だが、この時は意外と空いていたので空身でピストンすることにした。
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【10:05 槍ヶ岳山荘前 出発】
山荘の脇にザックを下ろし15分くらい休憩した後、いよいよ槍ヶ岳の山頂へ出発。
酷い時は2時間待ちということもある槍ヶ岳だが、この時は意外と空いていたので空身でピストンすることにした。
とはいえ、出発してすぐに下りの人を通すために足止め。
結局下りの人が降りれないと、山頂が満員になって上りも渋滞するハメになるので、通過するのをゆっくり待つことにした。
←時間つぶしに撮った槍ヶ岳山荘
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とはいえ、出発してすぐに下りの人を通すために足止め。
結局下りの人が降りれないと、山頂が満員になって上りも渋滞するハメになるので、通過するのをゆっくり待つことにした。
←時間つぶしに撮った槍ヶ岳山荘
下りの長い列を先に通したあとは割りとスイスイと登れた。
←このあたりから鎖が出てきた。
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下りの長い列を先に通したあとは割りとスイスイと登れた。
←このあたりから鎖が出てきた。
そしてその後、上りと下りのルートが別ルートに分岐する
←こちらが下り専用のルート
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そしてその後、上りと下りのルートが別ルートに分岐する
←こちらが下り専用のルート
←上りルートは左手の岩に取り付くような感じになるので、そのまま直進しないように注意。
(鎖は付いていないけどホールド。スタンスがしっかりしてるので登りやすいです)
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←上りルートは左手の岩に取り付くような感じになるので、そのまま直進しないように注意。
(鎖は付いていないけどホールド。スタンスがしっかりしてるので登りやすいです)
そしてそのまま北西側へ乗越して狭い岩場を登って行きます。
←この辺りは岩陰に雪が残りやすいので注意
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そしてそのまま北西側へ乗越して狭い岩場を登って行きます。
←この辺りは岩陰に雪が残りやすいので注意
鎖場を幾つか過ぎるとハシゴが見えてきた。
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鎖場を幾つか過ぎるとハシゴが見えてきた。
そして最後のハシゴを連続して登ると山頂に到着。
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そして最後のハシゴを連続して登ると山頂に到着。
【10:30 槍ヶ岳山頂到着】
鎖場やハシゴ場ではそれなりに渋滞したけど意外とスムーズに山頂に到着。
到着するとすぐに『恒例の祠の前の記念撮影待ち』の列に並んで順番待ち。
後ろに並んでいる人が前の人のカメラのシャッターを押してあげるといった暗黙の了解も相変わらずだった。
←例に漏れずシャッターを押してもらって記念撮影したあと、誰もいない山頂祠を撮影
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【10:30 槍ヶ岳山頂到着】
鎖場やハシゴ場ではそれなりに渋滞したけど意外とスムーズに山頂に到着。
到着するとすぐに『恒例の祠の前の記念撮影待ち』の列に並んで順番待ち。
後ろに並んでいる人が前の人のカメラのシャッターを押してあげるといった暗黙の了解も相変わらずだった。
←例に漏れずシャッターを押してもらって記念撮影したあと、誰もいない山頂祠を撮影
記念写真を撮った後は、ゆっくりと周りの風景を楽しんだ。
←まずは今日歩いてきた西鎌尾根方面
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記念写真を撮った後は、ゆっくりと周りの風景を楽しんだ。
←まずは今日歩いてきた西鎌尾根方面
←燕岳から中央の大天井岳・右側が常念岳
手前の稜線は喜作新道〜東鎌尾根
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←燕岳から中央の大天井岳・右側が常念岳
手前の稜線は喜作新道〜東鎌尾根
←常念岳と東鎌尾根
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←常念岳と東鎌尾根
←東鎌尾根と槍沢の様子
尾根の上にある赤い屋根がヒュッテ大槍
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←東鎌尾根と槍沢の様子
尾根の上にある赤い屋根がヒュッテ大槍
←これから向かう大喰岳〜南岳方面
奥に見えるのは北穂高・奥穂高・前穂高の北尾根も見える
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←これから向かう大喰岳〜南岳方面
奥に見えるのは北穂高・奥穂高・前穂高の北尾根も見える
【10:40 槍ヶ岳山頂出発】
10分くらい景色を楽しんで下山開始。
この頃は何故か上がってくる人も少なく空いていたので、もっとゆっくりしていても良かったのだけど、360度吹きっ晒しの山頂はさすがに寒く、そうそう長居していられなかった。
←まずは山頂直下のハシゴを連続で下ります
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【10:40 槍ヶ岳山頂出発】
10分くらい景色を楽しんで下山開始。
この頃は何故か上がってくる人も少なく空いていたので、もっとゆっくりしていても良かったのだけど、360度吹きっ晒しの山頂はさすがに寒く、そうそう長居していられなかった。
←まずは山頂直下のハシゴを連続で下ります
←下山専用の鎖場を通って眼下に見える山荘を目指した。
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←下山専用の鎖場を通って眼下に見える山荘を目指した。
【10:57 槍の肩到着】
快適に下って再び山荘のある槍の肩に到着。
昨日は双六岳をスルーしてしまったし、今回やっとピークらしいピークに登ったぜ!
ということで満足感に浸りつつ、西風が避けられる山荘前のベンチに移動。(ここはぽかぽかして暖かい)
そして山荘の売店でおでん(600円)を購入し「今頃槍ヶ岳のライブカメラにバッチリ写り込んでるんだろうな〜」と思いながらあつあつの出汁をすすった。
(本当は売店の焼きたてパンを食べたかったのだが「今はやってないんですよ〜」とのこと。後でHPを調べたら7月中旬から9月中旬までの販売だった…あれ美味しかったのに残念…)
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【10:57 槍の肩到着】
快適に下って再び山荘のある槍の肩に到着。
昨日は双六岳をスルーしてしまったし、今回やっとピークらしいピークに登ったぜ!
ということで満足感に浸りつつ、西風が避けられる山荘前のベンチに移動。(ここはぽかぽかして暖かい)
そして山荘の売店でおでん(600円)を購入し「今頃槍ヶ岳のライブカメラにバッチリ写り込んでるんだろうな〜」と思いながらあつあつの出汁をすすった。
(本当は売店の焼きたてパンを食べたかったのだが「今はやってないんですよ〜」とのこと。後でHPを調べたら7月中旬から9月中旬までの販売だった…あれ美味しかったのに残念…)
←山荘の玄関内にあった温度計
11.5度?半分室内とはいえ暖かい気温(風が当たると寒いんだけどね)
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←山荘の玄関内にあった温度計
11.5度?半分室内とはいえ暖かい気温(風が当たると寒いんだけどね)
【11:30 槍ヶ岳山荘出発】
槍ヶ岳を充分満喫した後は、いよいよ今日の宿泊地である南岳小屋目指して出発。
←まずは山荘の先のテン場を通過し、目の前の大喰岳を目指す。
(まだお昼前なのでテン場はガラガラ。ここは山荘指定の場所へ張らなくてはいけないので場所は選べないけど、槍ヶ岳方面の一等地もまだ空いていた)
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【11:30 槍ヶ岳山荘出発】
槍ヶ岳を充分満喫した後は、いよいよ今日の宿泊地である南岳小屋目指して出発。
←まずは山荘の先のテン場を通過し、目の前の大喰岳を目指す。
(まだお昼前なのでテン場はガラガラ。ここは山荘指定の場所へ張らなくてはいけないので場所は選べないけど、槍ヶ岳方面の一等地もまだ空いていた)
【11:37 飛騨乗越通過】
テン場を下って行くとすぐに飛騨乗越を通過。
ここは風の通り道なので寒い。
丁度2年前、雪のなか飛騨乗越を登ってきた時、ここであまりの寒さに絶望したことを思い出した。
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【11:37 飛騨乗越通過】
テン場を下って行くとすぐに飛騨乗越を通過。
ここは風の通り道なので寒い。
丁度2年前、雪のなか飛騨乗越を登ってきた時、ここであまりの寒さに絶望したことを思い出した。
此処から南岳小屋までは勝手知ったる道なので幾分気持ちが楽。
大喰岳への登りは飛騨側を登っていくので風が直接あたって寒いがそれも15分位の辛抱なのでなんとか耐えられる。
←大喰岳の登りには所々雪が残っていた。この辺りも日陰になりやすいのでなかなか融け難くそう。
でも登山道自体は登りやすい。
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此処から南岳小屋までは勝手知ったる道なので幾分気持ちが楽。
大喰岳への登りは飛騨側を登っていくので風が直接あたって寒いがそれも15分位の辛抱なのでなんとか耐えられる。
←大喰岳の登りには所々雪が残っていた。この辺りも日陰になりやすいのでなかなか融け難くそう。
でも登山道自体は登りやすい。
飛騨側の登山道を登り切ると広々としたガレ場に到着。
大喰岳山頂はこの登山道から離れて左側のガレ場をちょっと登ったところにある。
特に指導標はなく登山道からも見えないので気付かずに通過してしまいそうだが、踏み跡が左手へのびているのでそれを辿っていけばすぐ分かると思う。
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飛騨側の登山道を登り切ると広々としたガレ場に到着。
大喰岳山頂はこの登山道から離れて左側のガレ場をちょっと登ったところにある。
特に指導標はなく登山道からも見えないので気付かずに通過してしまいそうだが、踏み跡が左手へのびているのでそれを辿っていけばすぐ分かると思う。
【11:53 大喰岳到着】
そうして大喰岳山頂に到着。
ここからの槍ヶ岳の眺めもなかなかイイ!
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【11:53 大喰岳到着】
そうして大喰岳山頂に到着。
ここからの槍ヶ岳の眺めもなかなかイイ!
【12:00 大喰岳出発】
大喰岳で少し休憩してから再び出発。
此処から先はしばらく岩屑だらけの足場の悪い道が続く。
←大喰岳から南岳までの縦走路
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【12:00 大喰岳出発】
大喰岳で少し休憩してから再び出発。
此処から先はしばらく岩屑だらけの足場の悪い道が続く。
←大喰岳から南岳までの縦走路
←出発してすぐはゴツゴツの岩稜地帯
ペンキマークや赤い旗が立っているのでそれを目印に進む。
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←出発してすぐはゴツゴツの岩稜地帯
ペンキマークや赤い旗が立っているのでそれを目印に進む。
暫く行くと幾分歩きやすくなってきた。
←目の前には中岳。ここから一旦鞍部まで下る
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暫く行くと幾分歩きやすくなってきた。
←目の前には中岳。ここから一旦鞍部まで下る
←鞍部から見上げた中岳
やはり北斜面には所々雪が残っている。
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←鞍部から見上げた中岳
やはり北斜面には所々雪が残っている。
鞍部から7分位登ると辺りは岩場になってくる。
←そして中岳山頂直下の2連ハシゴを通過
ここを登れば山頂はもうすぐ
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鞍部から7分位登ると辺りは岩場になってくる。
←そして中岳山頂直下の2連ハシゴを通過
ここを登れば山頂はもうすぐ
←ハシゴ場付近の足元は日陰のせいか雪が結構残っていた。
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←ハシゴ場付近の足元は日陰のせいか雪が結構残っていた。
そしてハシゴの直後に現れた鎖をひと登りすると中岳の登りは終了!
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そしてハシゴの直後に現れた鎖をひと登りすると中岳の登りは終了!
再び眺めの良い稜線に出ると南岳&穂高の山々がお目見え。
←南岳の先の鞍部に南岳小屋の姿を確認
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再び眺めの良い稜線に出ると南岳&穂高の山々がお目見え。
←南岳の先の鞍部に南岳小屋の姿を確認
【12:30 中岳通過】
鎖場を登り切った所で中岳の稜線にあがったけど、山頂標のある中岳山頂はもう少し先の場所にある。
←登山道の脇にある中岳山頂
案外狭い所だし風通しも良すぎて寒いので、このまま中岳は通過。
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【12:30 中岳通過】
鎖場を登り切った所で中岳の稜線にあがったけど、山頂標のある中岳山頂はもう少し先の場所にある。
←登山道の脇にある中岳山頂
案外狭い所だし風通しも良すぎて寒いので、このまま中岳は通過。
この先から登山道は左手へ折れ、東面を下っていくことになるので、風が少しは遮られるだろう…ということで休憩はそこまで行ってから取ることにした。
←中岳の下りからの景色。南岳が随分近くなった。
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この先から登山道は左手へ折れ、東面を下っていくことになるので、風が少しは遮られるだろう…ということで休憩はそこまで行ってから取ることにした。
←中岳の下りからの景色。南岳が随分近くなった。
←東面の下りはこんな岩ゴロゴロの道を下っていく
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←東面の下りはこんな岩ゴロゴロの道を下っていく
←中岳東面斜面の底から下ってきた道を見上げてみた。
確か南岳小屋HPによると、この付近から偽のペンキマークが多数発見されたようだが、既に対応済みだったのか紛らわしいマークは見当たらず安心して通行できた。
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←中岳東面斜面の底から下ってきた道を見上げてみた。
確か南岳小屋HPによると、この付近から偽のペンキマークが多数発見されたようだが、既に対応済みだったのか紛らわしいマークは見当たらず安心して通行できた。
【12:47〜12:57休憩】
この辺りでちょうど風も遮られたので、ザックを下ろしてちょっと休憩。
←此処から先も、ペンキマークだけではなく竿などが立っていたりして、迷わないようにしっかりマーキングされていた。
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【12:47〜12:57休憩】
この辺りでちょうど風も遮られたので、ザックを下ろしてちょっと休憩。
←此処から先も、ペンキマークだけではなく竿などが立っていたりして、迷わないようにしっかりマーキングされていた。
さて、ここから先は南岳の登りだけ。
道はガレているものの、なだらかな稜線を辿り最後の登りに差し掛かる。
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さて、ここから先は南岳の登りだけ。
道はガレているものの、なだらかな稜線を辿り最後の登りに差し掛かる。
南岳へ向かいながら後ろを振り返ってみた
←手前が今下ってきた中岳・奥に槍ヶ岳
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南岳へ向かいながら後ろを振り返ってみた
←手前が今下ってきた中岳・奥に槍ヶ岳
ガレガレの登山道をひたすら歩く
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ガレガレの登山道をひたすら歩く
←何気に岩場もあったりする
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←何気に岩場もあったりする
【13:25 天狗原分岐通過】
そして稜線の西側に付けられた登山道をトラバースしていくと天狗原分岐を通過。
実際の分岐はここから東側へ少し登った所にあるが、どうせ明日も通るので今日はこのまま南岳へまっすぐ向かう。
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【13:25 天狗原分岐通過】
そして稜線の西側に付けられた登山道をトラバースしていくと天狗原分岐を通過。
実際の分岐はここから東側へ少し登った所にあるが、どうせ明日も通るので今日はこのまま南岳へまっすぐ向かう。
←少し先の地点から見下ろしてみた天狗原への尾根道
明日はこの尾根を下る予定
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←少し先の地点から見下ろしてみた天狗原への尾根道
明日はこの尾根を下る予定
そして南岳へと向かう途中、またしても岩場が!
ここもまた凄いところだな〜と思ってたら、ここは登らずに手前の所で右折。
西側へ回りこむだけでなんてことはなかった。
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そして南岳へと向かう途中、またしても岩場が!
ここもまた凄いところだな〜と思ってたら、ここは登らずに手前の所で右折。
西側へ回りこむだけでなんてことはなかった。
←そして西側へ回り込んだことで、そこからは眼下に槍平小屋が真正面に見えた。
広々としたテン場が気持ちよさそう
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←そして西側へ回り込んだことで、そこからは眼下に槍平小屋が真正面に見えた。
広々としたテン場が気持ちよさそう
【13:43 南岳到着】
そしてようやく南岳に到着
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【13:43 南岳到着】
そしてようやく南岳に到着
←南岳の目の前には常念岳が見える
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←南岳の目の前には常念岳が見える
【13:47 南岳出発】
南岳で記念写真を撮ったりした後、すぐに山頂直下にある小屋へと下ることにした。
山頂から小屋までは目と鼻の先で、ちょっと下ればすぐに着いてしまいそうな距離感だった。
←南岳から見た穂高方面の景色
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【13:47 南岳出発】
南岳で記念写真を撮ったりした後、すぐに山頂直下にある小屋へと下ることにした。
山頂から小屋までは目と鼻の先で、ちょっと下ればすぐに着いてしまいそうな距離感だった。
←南岳から見た穂高方面の景色
←南岳小屋とテン場の様子。
テン場はまだ場所が残ってそうだが条件の良いサイトは早い者勝ち
この日は風が強いので風上に石壁が積んであるサイトをGETしたいな〜とついつい急ぎ足になった。
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←南岳小屋とテン場の様子。
テン場はまだ場所が残ってそうだが条件の良いサイトは早い者勝ち
この日は風が強いので風上に石壁が積んであるサイトをGETしたいな〜とついつい急ぎ足になった。
【13:54 南岳小屋到着】
南岳小屋と着くと早速テントの受付。
土間にはテーブルが置かれていて、そこで宿泊用紙を記入。ストーブが焚かれているので暖かい。
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【13:54 南岳小屋到着】
南岳小屋と着くと早速テントの受付。
土間にはテーブルが置かれていて、そこで宿泊用紙を記入。ストーブが焚かれているので暖かい。
←小屋の受付と小屋の様子
外観に反して室内は新しい感じ?
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←小屋の受付と小屋の様子
外観に反して室内は新しい感じ?
←売店の商品
カップ麺はお湯なし300円・お湯付き400円
個人的には行動食セット(ドーナツとチョコレートセット)がお得感があって美味しかった。
その他にもセルフサービスの温かい飲み物があったり、ティッシュ・ウェットティッシュ・ライター等、山行中に使い果たしてしまいがちな生活必需品も売っていた。
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←売店の商品
カップ麺はお湯なし300円・お湯付き400円
個人的には行動食セット(ドーナツとチョコレートセット)がお得感があって美味しかった。
その他にもセルフサービスの温かい飲み物があったり、ティッシュ・ウェットティッシュ・ライター等、山行中に使い果たしてしまいがちな生活必需品も売っていた。
←売店の横には水場(1リットル200円)
ポリタンクの上に置かれた箱に料金を入れて、セルフサービスでタンクから水を給水します。
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←売店の横には水場(1リットル200円)
ポリタンクの上に置かれた箱に料金を入れて、セルフサービスでタンクから水を給水します。
←小屋の土間に貼ってあった天気予報
明日も天気は良いようだが……なに?翌朝の最低気温、マイナス9°C!?
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←小屋の土間に貼ってあった天気予報
明日も天気は良いようだが……なに?翌朝の最低気温、マイナス9°C!?
←同じく土間に貼ってあったコース案内図
明日は氷河公園コースを下るのだが、鎖&ハシゴ35段ですか……
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←同じく土間に貼ってあったコース案内図
明日は氷河公園コースを下るのだが、鎖&ハシゴ35段ですか……
テントの受付を済ませたら早速テントの設営。
一応風除けの石積みがされているサイトを確保出来たものの、設営中は吹きっ晒しの為めっちゃ寒かった。
しかも見た目だけでは分からないものの、窪地になったサイトは雪解け後のため地盤が緩くて軽く液状化してぐちゃぐちゃ。近くにあった石で玄関部分に石畳を作りなんとか体裁を整えた。
←16:45頃のテン場の様子。随分とテントが増え、整地された場所以外にも張らざるをえない人達もいた。
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テントの受付を済ませたら早速テントの設営。
一応風除けの石積みがされているサイトを確保出来たものの、設営中は吹きっ晒しの為めっちゃ寒かった。
しかも見た目だけでは分からないものの、窪地になったサイトは雪解け後のため地盤が緩くて軽く液状化してぐちゃぐちゃ。近くにあった石で玄関部分に石畳を作りなんとか体裁を整えた。
←16:45頃のテン場の様子。随分とテントが増え、整地された場所以外にも張らざるをえない人達もいた。
←テント場の横には南岳新道への分岐があります。
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←テント場の横には南岳新道への分岐があります。
さて、なんとかテントを設営し、中でビールを飲んだりしてだらだらと寛いだあと、ちょっと足を伸ばして小屋の先にある獅子鼻まで散歩に出た。
←獅子鼻から見たキレットと北穂高岳
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さて、なんとかテントを設営し、中でビールを飲んだりしてだらだらと寛いだあと、ちょっと足を伸ばして小屋の先にある獅子鼻まで散歩に出た。
←獅子鼻から見たキレットと北穂高岳
←キレット方面への登山道に回りこんで、西側からキレットを眺めてみた。
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←キレット方面への登山道に回りこんで、西側からキレットを眺めてみた。
そして一旦テントに戻り、夕飯や後片付けを済ませてからもういちど来てみれば……ちょっと夕日には間に合わなかったようで、すっかり暗くなってしまっていた。
←キレットに滝雲がかかり始めている
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そして一旦テントに戻り、夕飯や後片付けを済ませてからもういちど来てみれば……ちょっと夕日には間に合わなかったようで、すっかり暗くなってしまっていた。
←キレットに滝雲がかかり始めている
←直接は見えないけど、反対側の槍ヶ岳方面の尾根にも滝雲が流れていた。
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←直接は見えないけど、反対側の槍ヶ岳方面の尾根にも滝雲が流れていた。
この頃になると、獅子鼻にずっと張り付いていた大勢のカメラマン達もそろそろ撤収するようなので、私達も一緒にテントに帰還することにした。
←あと少しで満月。この日は月が明るくて夜になってもヘッドランプがいらないくらいだった。
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この頃になると、獅子鼻にずっと張り付いていた大勢のカメラマン達もそろそろ撤収するようなので、私達も一緒にテントに帰還することにした。
←あと少しで満月。この日は月が明るくて夜になってもヘッドランプがいらないくらいだった。
←明かりの灯った南岳小屋
小屋の明かりってなんだか安心する
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←明かりの灯った南岳小屋
小屋の明かりってなんだか安心する
←テント場から見えた笠ヶ岳のシルエットと真っ赤な残照。
麓にはどこかの街の灯が見えていた。
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←テント場から見えた笠ヶ岳のシルエットと真っ赤な残照。
麓にはどこかの街の灯が見えていた。
そしてテントに戻ったのが18:00。その後シュラフに包まってゴロゴロしてたらすっかり寝てしまい、19:30に慌てて飛び起きた。まだトイレも歯磨きも済ませてない!!
体の芯まで暖まっていたので外には出たくなかったが、心にムチを打って寒風吹きさすぶなかトイレまで移動。帰りに小屋に寄って土間のストーブで少し暖まらせてもらってから急いでテントに戻った。(小屋が消灯する前に起きて良かった)
←小屋入口のところにある自炊室。ここでも充分暖かい。
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そしてテントに戻ったのが18:00。その後シュラフに包まってゴロゴロしてたらすっかり寝てしまい、19:30に慌てて飛び起きた。まだトイレも歯磨きも済ませてない!!
体の芯まで暖まっていたので外には出たくなかったが、心にムチを打って寒風吹きさすぶなかトイレまで移動。帰りに小屋に寄って土間のストーブで少し暖まらせてもらってから急いでテントに戻った。(小屋が消灯する前に起きて良かった)
←小屋入口のところにある自炊室。ここでも充分暖かい。
←小屋の外にあった温度計
いまいち温度の読み取り方が分からないのだが…黒い線が実温だとするとマイナス1°Cくらいか?(因みに17:30頃の写真)
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←小屋の外にあった温度計
いまいち温度の読み取り方が分からないのだが…黒い線が実温だとするとマイナス1°Cくらいか?(因みに17:30頃の写真)
【3日目 4:00起床】
夕べは変な時間に一度寝てしまったし、その後は風が強くてなかなか寝付けなかったけど、目覚ましが鳴る前には起床。因みに4:15頃に小屋の風力発電が起動したのだが、かなり音が大きいのでこの音で目が覚めた人もいたのではないだろうか。
←この日の朝の気温、マイナス4°Cくらい?でも風が強いので体感温度はもっと寒く感じた。
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【3日目 4:00起床】
夕べは変な時間に一度寝てしまったし、その後は風が強くてなかなか寝付けなかったけど、目覚ましが鳴る前には起床。因みに4:15頃に小屋の風力発電が起動したのだが、かなり音が大きいのでこの音で目が覚めた人もいたのではないだろうか。
←この日の朝の気温、マイナス4°Cくらい?でも風が強いので体感温度はもっと寒く感じた。
その後はいつも通り朝食を食べて急いで撤収。
この日は風が強くて撤収作業も難航。しかし風のお陰で結露が付かずフライシートはサラサラ。それだけは助かった。
その後は1基しかない朝のトイレ待ちでえらく待たされてしまって20分のタイムロス。トイレもう1基増やしてくれないかな
←南岳の登山道から見た東側の景色
(雲海の彼方に八ヶ岳・富士山・南アルプスが並んでいる)
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その後はいつも通り朝食を食べて急いで撤収。
この日は風が強くて撤収作業も難航。しかし風のお陰で結露が付かずフライシートはサラサラ。それだけは助かった。
その後は1基しかない朝のトイレ待ちでえらく待たされてしまって20分のタイムロス。トイレもう1基増やしてくれないかな
←南岳の登山道から見た東側の景色
(雲海の彼方に八ヶ岳・富士山・南アルプスが並んでいる)
【5:50 南岳出発】
そんな訳で予定より20分遅れて出発。
出発前のトイレ待ちで「昨日の上高地は帰りのバスが2時間待ちで阿鼻叫喚の混雑っぷりだったらしい」という話を聞き、さっさと下山してしまうことにした。
←冷たい横風を受けながら南岳をジグザグに登る。
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【5:50 南岳出発】
そんな訳で予定より20分遅れて出発。
出発前のトイレ待ちで「昨日の上高地は帰りのバスが2時間待ちで阿鼻叫喚の混雑っぷりだったらしい」という話を聞き、さっさと下山してしまうことにした。
←冷たい横風を受けながら南岳をジグザグに登る。
この山行最後の登りは、10分も経たないうちに山頂へ到着することで終了した。
←南岳山頂から常念岳の奥より昇る朝日を待つ
……が、この日は雲が多いためなかなか朝日が顔を出さない。
しばらく待ってみたが、結局日の出を待たずに山頂を後にした。
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この山行最後の登りは、10分も経たないうちに山頂へ到着することで終了した。
←南岳山頂から常念岳の奥より昇る朝日を待つ
……が、この日は雲が多いためなかなか朝日が顔を出さない。
しばらく待ってみたが、結局日の出を待たずに山頂を後にした。
ここからは、天狗原分岐まで昨日歩いてきた道を逆にトレース。
←縦走路の先には、針ノ木岳・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳。ずっと奥に白馬岳が見えていた。
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ここからは、天狗原分岐まで昨日歩いてきた道を逆にトレース。
←縦走路の先には、針ノ木岳・蓮華岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳。ずっと奥に白馬岳が見えていた。
この辺りは一部登山道が凍ってツルツルと滑る箇所もあったので、慎重に足を運んだ。
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この辺りは一部登山道が凍ってツルツルと滑る箇所もあったので、慎重に足を運んだ。
←稜線から見下ろした、前穂高北尾根と屏風岩
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←稜線から見下ろした、前穂高北尾根と屏風岩
【6:15 天狗原分岐通過】
そして天狗原分岐に到着。ここから稜線を外れ東面を下っていくことになる。
きっと風も遮られて暖かくなるはずなので、ここで防寒着を脱ごうか迷ったが、次々と後続者が到着して混雑しそうだったのでそのまま下ることにした。
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【6:15 天狗原分岐通過】
そして天狗原分岐に到着。ここから稜線を外れ東面を下っていくことになる。
きっと風も遮られて暖かくなるはずなので、ここで防寒着を脱ごうか迷ったが、次々と後続者が到着して混雑しそうだったのでそのまま下ることにした。
先ずはザレて滑りやすい痩せ尾根を下って行きます。
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先ずはザレて滑りやすい痩せ尾根を下って行きます。
すると5分もしないうちにすぐに鎖場が現れます。
それ程難しくはないのですが、足場が悪いので慎重に。
特に渋滞してる時には下に石を落としやすいので間隔を開けて下ります。
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すると5分もしないうちにすぐに鎖場が現れます。
それ程難しくはないのですが、足場が悪いので慎重に。
特に渋滞してる時には下に石を落としやすいので間隔を開けて下ります。
そして連続した鎖場を過ぎると、次は2段梯子を下ってこの辺りの難所の通過は終了。
(この辺りは道が狭いので追い抜くに追い抜けず、渋滞して団子状態だったので写真撮れませんでした)
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そして連続した鎖場を過ぎると、次は2段梯子を下ってこの辺りの難所の通過は終了。
(この辺りは道が狭いので追い抜くに追い抜けず、渋滞して団子状態だったので写真撮れませんでした)
しかしその後も予想外の難所が!?
登山道が北側へ回り込むと予想外の残雪。滑らないように慎重に歩かなくてはならない箇所もあって、ここが今回一番緊張したところかも!
そしてその後は緊張する場面もなく、ひたすらゴロゴロとした岩場を下っていくようになります。
←この頃にはかなり暑くなってきたので、この辺りで防寒着を脱いでちょっと休憩。
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しかしその後も予想外の難所が!?
登山道が北側へ回り込むと予想外の残雪。滑らないように慎重に歩かなくてはならない箇所もあって、ここが今回一番緊張したところかも!
そしてその後は緊張する場面もなく、ひたすらゴロゴロとした岩場を下っていくようになります。
←この頃にはかなり暑くなってきたので、この辺りで防寒着を脱いでちょっと休憩。
←そして下ってきたゴーロ地帯を見上げてみた
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←そして下ってきたゴーロ地帯を見上げてみた
【7:00頃】
その後もしばらく岩場を伝うように下っていくと、目の前に雪渓が見えてきた。
どうやら雪渓の左岸をぐるりとまわる夏道もあるみたいだが、せっかくなので雪渓を突っ切って対岸へと渡った。
←アイゼン無しでもザクザクと気持ちよく歩けた
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【7:00頃】
その後もしばらく岩場を伝うように下っていくと、目の前に雪渓が見えてきた。
どうやら雪渓の左岸をぐるりとまわる夏道もあるみたいだが、せっかくなので雪渓を突っ切って対岸へと渡った。
←アイゼン無しでもザクザクと気持ちよく歩けた
雪渓から5分も歩くと岩場地帯も終了。
標高もずいぶんと下がって、だんだんと天狗原っぽい景色になってきた。
←正面には4張ほど張れそうな非公式のテン場が……
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雪渓から5分も歩くと岩場地帯も終了。
標高もずいぶんと下がって、だんだんと天狗原っぽい景色になってきた。
←正面には4張ほど張れそうな非公式のテン場が……
←ここからも槍ヶ岳が綺麗に見えた。
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←ここからも槍ヶ岳が綺麗に見えた。
【7:10 天狗池到着】
そして天狗原分岐から約1時間で天狗池に到着。
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【7:10 天狗池到着】
そして天狗原分岐から約1時間で天狗池に到着。
ここで目に飛び込んできたのは、爽やかな秋天を背景にした槍ヶ岳と、その姿を蒼い水面に映した天狗池。
この景色が見たかった!!と大興奮!
湖畔に散らばっている大勢のカメラマンと一緒に写真を取り巻くってました。
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ここで目に飛び込んできたのは、爽やかな秋天を背景にした槍ヶ岳と、その姿を蒼い水面に映した天狗池。
この景色が見たかった!!と大興奮!
湖畔に散らばっている大勢のカメラマンと一緒に写真を取り巻くってました。
そしてここで30分ほど休憩。
槍ヶ岳の姿を眺めながら行動食を食べたり、朝テントで作ってきた温かい飲み物を飲んだりして至福のひとときを堪能した。
←出発前の逆さ槍。風が丁度収まった一瞬、この頃が逆さ槍が一番綺麗に見えた。
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そしてここで30分ほど休憩。
槍ヶ岳の姿を眺めながら行動食を食べたり、朝テントで作ってきた温かい飲み物を飲んだりして至福のひとときを堪能した。
←出発前の逆さ槍。風が丁度収まった一瞬、この頃が逆さ槍が一番綺麗に見えた。
【7:40 天狗池出発】
なんだかんだで30分もここで遊んでしまったのでそろそろ出発。
この先へは天狗池の対岸の斜面を登って行かなくてはならないのだが……ちょうど撮影スポットの背景に写り込んでしまうので「早く通過しろよ〜」というカメラマンからのプレッシャーを感じながら先を急いだ。
←天狗池を過ぎると、しばらくは岩ゴツゴツの道を辿っていく。
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【7:40 天狗池出発】
なんだかんだで30分もここで遊んでしまったのでそろそろ出発。
この先へは天狗池の対岸の斜面を登って行かなくてはならないのだが……ちょうど撮影スポットの背景に写り込んでしまうので「早く通過しろよ〜」というカメラマンからのプレッシャーを感じながら先を急いだ。
←天狗池を過ぎると、しばらくは岩ゴツゴツの道を辿っていく。
その後も槍ヶ岳を眺めながら、槍沢の天狗原分岐まで広いガレ地を横切るように下っていく。
←槍沢が近づくにつれ、槍沢の沢音が大きく聞こえるようになり、また足元の岩も徐々に細かくなってくる。
そして石畳のように足場が良くなってくると槍沢の天狗沢分岐は近い。
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その後も槍ヶ岳を眺めながら、槍沢の天狗原分岐まで広いガレ地を横切るように下っていく。
←槍沢が近づくにつれ、槍沢の沢音が大きく聞こえるようになり、また足元の岩も徐々に細かくなってくる。
そして石畳のように足場が良くなってくると槍沢の天狗沢分岐は近い。
←赤と言うよりは茶色い紅葉のナナカマドと槍ヶ岳の図
今年の紅葉は、どこも葉っぱがカラカラに枯れて縮んでしまっていた。
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←赤と言うよりは茶色い紅葉のナナカマドと槍ヶ岳の図
今年の紅葉は、どこも葉っぱがカラカラに枯れて縮んでしまっていた。
【8:05 槍沢・天狗原分岐通過】
そしてようやく槍沢に到着。
ここにザックをデポして天狗池をピストンする人が多いのか、途中随分と大勢の人とすれ違った。
そして、休憩する人・これからピストンに向かう人などで分岐がごった返していたので、もう少し下った所で休憩。
ここまで来ると気温もだいぶ上がってきたので、再び衣類の調整をして身軽な格好になった。
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【8:05 槍沢・天狗原分岐通過】
そしてようやく槍沢に到着。
ここにザックをデポして天狗池をピストンする人が多いのか、途中随分と大勢の人とすれ違った。
そして、休憩する人・これからピストンに向かう人などで分岐がごった返していたので、もう少し下った所で休憩。
ここまで来ると気温もだいぶ上がってきたので、再び衣類の調整をして身軽な格好になった。
そして槍沢をガンガン下る。
この時期は山慣れた人が多いのか歩くスピードも皆速い。
下りがめっちゃ苦手な私…試しに彼らの歩き方を真似てみたら、膝に掛かる負担も少なくとても楽に下る事が出来た。
ということで登山歴6年目にして今更ながら技術習得。まだまだ伸び代があったって訳ですね。
←槍沢から下ってきた道を振り返る。もう槍ヶ岳は見えなくなってしまった。
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そして槍沢をガンガン下る。
この時期は山慣れた人が多いのか歩くスピードも皆速い。
下りがめっちゃ苦手な私…試しに彼らの歩き方を真似てみたら、膝に掛かる負担も少なくとても楽に下る事が出来た。
ということで登山歴6年目にして今更ながら技術習得。まだまだ伸び代があったって訳ですね。
←槍沢から下ってきた道を振り返る。もう槍ヶ岳は見えなくなってしまった。
【8:33 槍沢大曲り通過】
大曲りを通過すると、もう槍ヶ岳方面の景色は見られなくなる。
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【8:33 槍沢大曲り通過】
大曲りを通過すると、もう槍ヶ岳方面の景色は見られなくなる。
←大曲りから見上げた水俣乗越方面への登山道入口
ここを歩く日は来るんだろうか……
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←大曲りから見上げた水俣乗越方面への登山道入口
ここを歩く日は来るんだろうか……
そして大曲の先で、登山道に染み出した沢を軽く跨いで進む。
なんか気持ちよさそうだったので沢水で顔を洗ってリフレッシュ。
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そして大曲の先で、登山道に染み出した沢を軽く跨いで進む。
なんか気持ちよさそうだったので沢水で顔を洗ってリフレッシュ。
その後はしばらくこんな感じの狭い道を槍沢に沿って黙々と下って行きます。
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その後はしばらくこんな感じの狭い道を槍沢に沿って黙々と下って行きます。
そしてワイヤーで固定された石堤が現れ、辺りがゴロゴロした河原になると、ババ平のテン場はもうすぐ。
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そしてワイヤーで固定された石堤が現れ、辺りがゴロゴロした河原になると、ババ平のテン場はもうすぐ。
【8:49 ババ平(槍沢キャンプ地)通過】
なんとなくまったりとした雰囲気のキャンプ場を通過。
この時間でもテントでゆっくりしてる人がいたりして本当にのどかな雰囲気。
←キャンプ場の水場
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【8:49 ババ平(槍沢キャンプ地)通過】
なんとなくまったりとした雰囲気のキャンプ場を通過。
この時間でもテントでゆっくりしてる人がいたりして本当にのどかな雰囲気。
←キャンプ場の水場
←キャンプ場のトイレ
テン場からそう離れていない場所にある。
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←キャンプ場のトイレ
テン場からそう離れていない場所にある。
さて此処から先、テン場から槍沢ロッヂまでは意外と遠いし、登山道の様子も色々と変化に富んでいる。
←こんな橋を渡ったり、足場の悪い樹林帯の中の細道を下って行ったり、ザレた沢のような所をトラバースしたり……
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さて此処から先、テン場から槍沢ロッヂまでは意外と遠いし、登山道の様子も色々と変化に富んでいる。
←こんな橋を渡ったり、足場の悪い樹林帯の中の細道を下って行ったり、ザレた沢のような所をトラバースしたり……
【9:07 槍沢ロッヂ通過】
そうして槍沢ロッヂに到着。
ここで休憩しようと思ったけど、まだ全然疲れていないし時間も気になるので、写真だけ撮って通過することにした。
←前回撮影し忘れた自炊室の様子
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【9:07 槍沢ロッヂ通過】
そうして槍沢ロッヂに到着。
ここで休憩しようと思ったけど、まだ全然疲れていないし時間も気になるので、写真だけ撮って通過することにした。
←前回撮影し忘れた自炊室の様子
←槍沢ロッヂ前の広場に望遠鏡が設置されていたので、その方向を見てみると、樹木の間から槍ヶ岳が見えていた。
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←槍沢ロッヂ前の広場に望遠鏡が設置されていたので、その方向を見てみると、樹木の間から槍ヶ岳が見えていた。
そんな感じで数分散策してから再び登山道へ。
←出発する直前、槍沢ロッヂを撮影するのを忘れていたので、歩きながら急いで振り向きシャッターを切った(なので手ぶれブレブレ)
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そんな感じで数分散策してから再び登山道へ。
←出発する直前、槍沢ロッヂを撮影するのを忘れていたので、歩きながら急いで振り向きシャッターを切った(なので手ぶれブレブレ)
←槍沢ロッヂからはこんな感じの道が続きます。
ここは何度か歩きなれた道なのでさくさくと進みます。
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←槍沢ロッヂからはこんな感じの道が続きます。
ここは何度か歩きなれた道なのでさくさくと進みます。
【9:26 二の俣通過】
そして二の俣通過。
ここから右に折れ、吊り橋を渡っていくと…
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【9:26 二の俣通過】
そして二の俣通過。
ここから右に折れ、吊り橋を渡っていくと…
河原に面した道をトラバースしていきます。
左斜面は落石注意なので、さくさくと通過。
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河原に面した道をトラバースしていきます。
左斜面は落石注意なので、さくさくと通過。
【9:30 一の俣通過】
そして一の俣通過。
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【9:30 一の俣通過】
そして一の俣通過。
ここも橋を渡って……
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ここも橋を渡って……
【10:05 横尾到着】
30分も歩くと横尾に到着。
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【10:05 横尾到着】
30分も歩くと横尾に到着。
←横尾からは涸沢からの下山組も合流するので、なお一層の混雑ぶり。
とりあえず適当な場所にザックを下ろして休憩。
ここまで来れば後は散歩道なので一気に気が抜けそうになる。
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←横尾からは涸沢からの下山組も合流するので、なお一層の混雑ぶり。
とりあえず適当な場所にザックを下ろして休憩。
ここまで来れば後は散歩道なので一気に気が抜けそうになる。
山荘前の日陰で何故か立ちながら休憩。
久しぶりの人の多さになんとなく落ち着かない気分だった。
←横尾から見た前穂高
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山荘前の日陰で何故か立ちながら休憩。
久しぶりの人の多さになんとなく落ち着かない気分だった。
←横尾から見た前穂高
【10:20 横尾出発】
そして15分程休憩して横尾を出発。
←横尾のキャンプ場
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【10:20 横尾出発】
そして15分程休憩して横尾を出発。
←横尾のキャンプ場
ここから上高地まではほぼ平坦な道が続く。(けど意外に長い)
←河原沿いの見晴らしの良い所もあったりする
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ここから上高地まではほぼ平坦な道が続く。(けど意外に長い)
←河原沿いの見晴らしの良い所もあったりする
【10:53 新村橋通過】
しかしいつも思うけど、この区間って何気に皆早足。
何となく徒競走みたいになるのはなぜなんだろう。
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【10:53 新村橋通過】
しかしいつも思うけど、この区間って何気に皆早足。
何となく徒競走みたいになるのはなぜなんだろう。
【11:04 徳沢到着】
そのせいか45分位で徳沢に到着。
横尾には売ってなかったので、ここで恒例のソフトクリームタイム。
…しかし食べたらめっちゃ寒くなった。
(気がつけば天気は良いものの、標高が低い場所でも風が強く吹いていて意外と寒かった)
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【11:04 徳沢到着】
そのせいか45分位で徳沢に到着。
横尾には売ってなかったので、ここで恒例のソフトクリームタイム。
…しかし食べたらめっちゃ寒くなった。
(気がつけば天気は良いものの、標高が低い場所でも風が強く吹いていて意外と寒かった)
←徳沢キャンプ場の水場
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←徳沢キャンプ場の水場
←一度はキャンプしてみたい。牧草地の徳沢キャンプ場。
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←一度はキャンプしてみたい。牧草地の徳沢キャンプ場。
【11:28 徳沢出発】
少しゆっくり休み過ぎたけどとりあえず出発。
←徳沢の公衆トイレ
水洗だけど紙はありません。
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【11:28 徳沢出発】
少しゆっくり休み過ぎたけどとりあえず出発。
←徳沢の公衆トイレ
水洗だけど紙はありません。
基本的には木立のなかの登山道で展望はないけど、時々視界がひらけて明神岳・前穂高方面の景色が見える。
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基本的には木立のなかの登山道で展望はないけど、時々視界がひらけて明神岳・前穂高方面の景色が見える。
【12:08〜12:15 明神】
そして明神に到着。
ここで少し腰を下ろし、この徒競走のような流れから脱出しようと、対岸の自然探勝路の方から上高地を目指そうかと検討。
しかしやはりそちらは遠回り……今回は14:00までに上高地に着いてお風呂に入りたいので、そのまま直進することにした。
←明神岳のよく見える明神
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【12:08〜12:15 明神】
そして明神に到着。
ここで少し腰を下ろし、この徒競走のような流れから脱出しようと、対岸の自然探勝路の方から上高地を目指そうかと検討。
しかしやはりそちらは遠回り……今回は14:00までに上高地に着いてお風呂に入りたいので、そのまま直進することにした。
←明神岳のよく見える明神
ここからはある程度目処が見えてきたので、少しペースダウンして散策気分で上高地を目指した。
←上高地ビジターセンター近くの橋から見た川の流れ。ここはいつ見てもキレイ
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ここからはある程度目処が見えてきたので、少しペースダウンして散策気分で上高地を目指した。
←上高地ビジターセンター近くの橋から見た川の流れ。ここはいつ見てもキレイ
【13:00 上高地到着】
そうしてようやく上高地に到着。
←河童橋から見えるあの有名な景色
写真やPCのモニタで見過ぎていて、肉眼で見ているという実感があまりなかった。
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【13:00 上高地到着】
そうしてようやく上高地に到着。
←河童橋から見えるあの有名な景色
写真やPCのモニタで見過ぎていて、肉眼で見ているという実感があまりなかった。
←反対側の六百山方面
急峻な岩肌がカッコいい
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←反対側の六百山方面
急峻な岩肌がカッコいい
【13:20 上高地BT到着】
河童橋周辺をふらふらと散策してからバスターミナルへ移動。
本当はこのまま近くのホテルで立ち寄り入浴する予定だったが、上高地の混雑ぶりを見て「どうせ温泉も芋洗いだろうし遅くなると帰宅ラッシュに巻き込まれそう」ということでさっさと上高地を脱出することに……幸い次便の14:00発のバスチケットが取れたので、それで上高地を後にした。
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【13:20 上高地BT到着】
河童橋周辺をふらふらと散策してからバスターミナルへ移動。
本当はこのまま近くのホテルで立ち寄り入浴する予定だったが、上高地の混雑ぶりを見て「どうせ温泉も芋洗いだろうし遅くなると帰宅ラッシュに巻き込まれそう」ということでさっさと上高地を脱出することに……幸い次便の14:00発のバスチケットが取れたので、それで上高地を後にした。
【15:15頃 新島々】
その後バスの中で爆睡。気がつくと1時間ほどで新島々に到着した。
この日は松本駅までの直行バスが無かったので、ここで松本電鉄に乗換え。
電車は25分発なので、バスを降りた後、改札前から延びている列に並んで順番待ち。
その後、やってきた電車になんとか乗車し、松本から臨時のあずさで東京へと帰った。
←新島々の駅。改札の順番待ちの行列に並んでいます。(最後尾付近より)
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【15:15頃 新島々】
その後バスの中で爆睡。気がつくと1時間ほどで新島々に到着した。
この日は松本駅までの直行バスが無かったので、ここで松本電鉄に乗換え。
電車は25分発なので、バスを降りた後、改札前から延びている列に並んで順番待ち。
その後、やってきた電車になんとか乗車し、松本から臨時のあずさで東京へと帰った。
←新島々の駅。改札の順番待ちの行列に並んでいます。(最後尾付近より)
お久しぶりです。
お元気そうで何よりです。
新穂高〜双六、わたしも夏に歩きました。
あんなに暑かったのに、写真で見る限り、もう冬間近ですね。
続きも楽しみにしてます!
どうもお久しぶりです
今年は色々と忙しくて随分とご無沙汰していますが、なんとか元気でやっています!ありがとうございます。
masaiさんも今年の夏に新穂高〜双六に行かれたんですね。
先程masaiさんの記録を拝見しましたが、鮮やかな緑の山々と咲き誇るお花畑の写真満載で、同じ場所とは思えないくらい景色が違いますね。
そういえば三俣で体調を崩されたようですが大丈夫ですか?
私も今年のお盆は針ノ木のテン場で体調崩してました
それでは。コメントありがとうございました。
続き、ぼちぼちとですが頑張りますね
いつも完ぺきな事前調査の様子が分かりますが凄いです
山でゆっくり寝るにはテントが一番ですね。
私もテントを買おうか思案中ですが、何しろファイトが無い年齢ですから躊躇しているわけです。
超軽量テントでも寝袋やマット、その他を合わせるとプラス3.5kg位の重さですよね
でもテント担いで無計画、自由気ままに歩きたいです
こんばんは。コメントありがとうございます。
事前調査はもはや趣味と化しています
でも今回は槍ヶ岳山荘の焼きたてパンの販売が9月中旬までだった事とかちょっと調査不足でした
山でのテントはいいですよ!
私は特に連休とか混雑する時にしか山に行けないので、テントじゃないと眠れないんですよ(1布団に2人とか苦痛すぎる…)
でも確かにテント装備は重いですよね。それと食料や水も担がなくてはならないし総重量はもっと増えるかも!?
でもそれで得られる自由さは格別ですよ
いざとなればビバークも出来るので、長距離縦走の時は安心感があります。
でも最近は、麓にベースキャンプを張ってサブザックで近くの山々を周回する山行もいいかなって思い始めてます。
それだったら今よりももっと気軽に山を楽しめそうな気がしますhachiさんもいかがですか?
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