記録ID: 1501236
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ハイキング
甲信越
【小松原湿原と苗場山】2つの高層湿原を巡る
2018年06月17日(日) [日帰り]
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体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 11:34
- 距離
- 33.8km
- 登り
- 2,378m
- 下り
- 2,383m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:02
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 11:35
距離 33.8km
登り 2,383m
下り 2,383m
小赤沢3合目から見倉の風穴駐車場までの約11kmはチャリで、下り8割、登り2割。トンネル手前の約2kmの登りがきついです。チャリ区間を除くと全行程約21km。いつもはチャリ区間は除いてアップしてますが、今回は参考にされる方がいるかもと思ってあえてのせました。
天候 | 梅雨の晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
小赤沢3合目から風穴駐車場まではチャリ。 3合目駐車場はかなり広くて100台ぐらいいけそう?トイレあり、水場あ り、登山ポストあり。車中泊するならこっち。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【見倉の風穴-祓川コース合流地点:小松原コース】 ワタシは登りはじめからいきなりルートロス。見倉トンネルができる前の旧道をトンネルの出口付近まで行き過ぎてしまい戻ってみたものの尾根への分岐が見つけられず、適当に斜面を登ってしまいました。 ここはともかくとして、迷いポイント多数で要注意です。 山高地図では実線の「一般登山道」になっていますが、湿原内の木道を除き、破線ルートぐらいに思っていたほうがいいです。今まで歩いた破線ルートの中でも荒れたほうだと思います。あまり歩かれてない(この日すれ違ったのは3組のみ)のと整備もされてないようで、ルートがはっきりしないところが多数ありました。その上マーク類も少なく、指道標もほとんどありません。 道が倒木や草に覆われていたり、沢を渡渉したあとのルートがわかりにくかったり、湿原に出てすぐは木道がなく薄いふみ跡のみだったり、簡単なバリルートよりもルーファイに神経を使わされました。 またこの日は霧ノ塔から先で雪田を横切る個所がいくつかありましたが、出口を見つけるのに多少てこずるかも。トレースがあれば問題ありませんが、消えてるところもありました。 霧ノ塔手前の急登が一番きつい。 小松原湿原は特に上屋敷あたりの雰囲気が秀逸です。お気に入りの場所になりました。 【祓川コース合流-苗場山】 小松原コースとうってかわってよく整備された歩きやすい道。人の数がどっと増える。山頂手前の雲尾坂がけっこうな急登。 【小赤沢コース:山頂から3合目まで】 鎖などのお助け類などよく整備され特に迷うところや危険なところはありませんが、上の方はルート上にまだ残雪があり、かなり緩んでるので踏み抜きに注意。ワタシは腰まで踏み抜きました。合目標識あり。 全体を通じて水場がそこかしこにあるので持参する水は1Lもあれば十分。 |
その他周辺情報 | 【下山後の温泉】 秋山郷結東地区の萌木の里 500円 硫化塩泉 風穴登山口Pから車で15分。 露天と内風呂が離れてるのが不便ですが、空いてます。 17時に着いて貸し切りでした。 時期によって営業時間が違うので事前に確認を。 この日は露天は17:30まで、内湯は18:00まで。 |
写真
感想
1週前の予定では切明温泉に泊まり金、土の2日間で鳥甲山と苗場山だったのですが、予報が変わり日曜に無理やり調整し苗場山1本のみに。
梅雨だからしゃーない。
ただ目的は苗場山よりも小松原湿原。苗場山はおまけ。
写真で見ると雰囲気もよさげだし、人も少なさそう。穴場的なニオイがプンプン。
ただ小松原コースについてはあまり下調べをしていませんでした。
一般道をナメてはいけない。
これが今回の教訓。
しかし道がわかりにくいところが多々あるものの、小松原湿原をはじめ、花も多いし、展望のいい稜線歩きなど、ひと気も少なく変化に富んだいいルートでした。
適度に荒れてるのもグー。
今回はチャリで戻りやすい時計回りにしましたが、車2台あれば逆コースの方が確実に楽で湿原をゆっくり楽しめると思います。この日反時計周りで歩いてた2人組とすれ違いました。
小松原湿原は静かで雰囲気もよく、すっかり気に入ってしまいました。
ワタシ的には苗場山頂台地の湿原よりもこちらの方が好きです。
間違いなく再訪するでしょう。
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コメント
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カノスケどん、
登り標高差が1500m近く、総距離20km越えで、なかなか素晴らしいのですが、普段あんまし運動やってないのに、急に激しい山行やってると、低アルブミン血症などを引き起こして、カラダに悪いですよ。紺屋の白袴ですわ!
今回のように、『人跡未踏→人がいる』のパターンは、ボクにとって好きなパターンです。この逆のパターンでは、後味が物悲しいと言うか、どうも心地よくありません。静かな山行が好きだと言いながら、結局、ボクは寂しがり屋なのかも知れませんね。
クマ
クマさん、どーも。
確か昨年の谷川主脈縦走のときも同じことを言われたような...
実はふだん多少は運動してるのと、前週の山歩きの足慣らしで今回は割と楽に歩けたのですよ、うししし
今回の山行も含めて計画したまま実現してないロングの日帰りを今年はできるだけ片付けたいと思っていて、天気がよければ6月末にもっとハードな山行を予定してたりして
ワタシはできるだけ最後まで人に会わずに終わりたいですね〜
小松原コースは出だしでつまづいたものの雰囲気といい、荒れ加減といい個人的には大好きなルートでした
クマさんはあまりこの界隈は出没されないみたいですけどきっと気に入ると思いますよ
いやな奴ですね〜
実際、めちゃめちゃ勉強しているのに、『ぜんぜんやってないよぉ〜!』と周りに公言しまくってる奴が、学生の頃、いましたよね。それを聞いて、安心しきったボクは、いつも酷い点数を取ってましたよ。
もー騙されませんからね!きりっ!
クマ
え〜!?
ワタシは運動全然やってないよ〜なんて言ってませんよ〜
でも多少の運動というのは週1未満のクライミングジムとたまのジョグ程度なんで、山歩きの体力には大して役に立つことはしてないですけどね
前週の山行が効きました
それはそうと教えていただいた森の巨人たち100選の中になんと登山口から300mのところに大トチの木がありました、がーん
道標があって行くかどうするか迷ったんですけど、行っておけばよかった〜
『ぜんぜんやってないよぉ〜!』さん、こんちは 。
↑のクマさんとのやり取り、笑いのツボに入りました
小松原湿原って、
私も前に行ったような気がしますけど、穴場ですよね〜
紅葉の時期もなかなかなもんかと
鳥甲は行きたいんですけど、
ちょっとアプローチが大変そう
そうそう、この時期の苗場山って、
ブヨが醜くなかったですか?
コメントのやりとりより前回のネタのほうが面白いと思うんだけど、おかしいな...
ronさんの笑いのツボがわからない...
小松原湿原すでに行ってる?
あ、ホントだ。このえげつないコース取り、見覚えがありますね...
やはりアルツハイカーなのか
ronさんの行かれた紅葉の時期もよさそうですね。
次は秋だな〜
お花の好きなronさんは今の時期に再訪されては?
鳥甲山、アクセス大変ですけど、ronさんの足なら午後出勤でも軽いからふらっと行けばいいんじゃない?
ブヨ、小松原コースから苗場までめっちゃひどかったですぅ
モスキートネット必携だと思いました。
kさん、こんばんは。
小松原湿原、いい所ですねー
何年か前に、kさんと逆ルートで、同じように自転車を利用して周回したレコを見て、気になっている場所でした。
今回のレコを拝見して、歩いてみたい気持ちが格段にアップしました
所で、苗場山から見る鳥甲山ってカッコいいですよね。
もう少しアプローチが近ければ、トライしてみたい所ですが。
今年の夏には、群馬県境トレイルも開通するようですし、この辺りの山域は、これまで以上に楽しめそうですね。
あ、でも人が増えるから、kさん的には嬉しくないのか
何はともあれ、お疲れ様でした。
めっちゃいいとこですよ、cさん!!
ここは絶対行ったほうがいいです。
これだけ静かに素晴らしい自然を満喫できるところはなかなかないと思います。
ぜひぜひ!
鳥甲山は実は前週に行くつもりだったんですが予報がいまいちで今回にスライドしたんですけど、1日しか行けないとなると長い方を優先させてしまいました。
でもルート上から見える鳥甲山はかっこよくて悔しい気持ちがフツフツと。
次は秋かな...
↑にも書きましたが、アプローチ遠くても行程自体は長くないから、cさんも午後出勤で余裕ですよ。
アクセスは早朝なら3時間、行程はワタシの足で7時間。朝4時に出れば8時には登りはじめられますから3時には下山できます。cさんならもっと早いから楽勝
ぜひ行ってみてくださいな。
群馬県境トレイル?そんなものが開通したとは知りませんでしたぁ
いいじゃないですか、これ。
特に野反湖周辺エリア。
残念なことに苗場から佐武流山は対象外なんですね。境じゃないですもんね。
ここ整備してほしいのに〜
2012年11月、私も小赤沢の駐車場にチャリをデポして、大赤沢から猿面峰経由で登りました。
このときは小松原コースも考えたのですが、小赤沢から風穴までのチャリの距離と周回コースの距離が長いので、最終的には大赤沢を登ったのですが、人が入った形跡が無く、新雪に苦労したことを思い出しました
苗場山は大赤沢で懲りたと思ったのですが、レコを拝見すると小松原湿原とか池塘はよさげですネ
大赤沢新道はなぁ〜んもないです
行きたいけど、ヘビがいるから雪降るまでヤメとこ
hottenさんはすでに苗場は行ってると思ったのですが、大赤沢新道から、しかも降雪直後に...
今回下りで大赤沢新道を使おうか迷ったのですが、時間的にきつそうだったのでやめました。あとでレコを見ても花も少ないし、なーんもなさそうだったから行かなくてよかったなと
小松原湿原はおすすめですよ〜
池塘を眺めながら静かにぼんやりするにはうってつけ。
雪で埋まっては湿原の良さが味わえないので花の時期か紅葉の時期にぜひ。
それにしてもヘビが苦手とは意外。
ワタシのイメージではヘビのシッポをむんずとつかんでグルグル回してそうなんですけどネ
秋山郷周辺の山はhottenさんはだいたい登られてますが、鳥甲山、岩菅山、佐武流山どれも魅力的でこれから優先的に登っていきたいと思っています。
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