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Yamareco

記録ID: 1525551
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬ヶ原同窓会で,どろんこ燧ケ岳,花の至仏山

2018年07月15日(日) ~ 2018年07月16日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
17:00
距離
31.1km
登り
1,850m
下り
1,818m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:43
休憩
2:48
合計
11:31
距離 18.4km 登り 985m 下り 1,155m
5:06
60
6:06
6:06
56
7:02
23
7:35
7:35
18
7:53
7:54
33
8:26
8:30
22
8:52
8:56
10
9:05
9:05
127
11:30
12:02
32
14:04
14:04
8
14:12
14:14
4
14:19
16:20
15
16:34
16:38
0
16:39
宿泊地
2日目
山行
6:37
休憩
0:16
合計
6:53
距離 12.7km 登り 873m 下り 679m
4:32
6
宿泊地
4:38
4:38
11
4:56
4:56
33
5:29
5:37
175
8:32
8:40
39
9:19
9:19
60
10:19
10:19
25
10:44
10:45
41
11:26
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
コース状況/
危険箇所等
自動車で片品村のロッジに前伯。戸倉から観光タクシーで尾瀬を往復します。東京組の自動車で楽ちんアプローチで感謝感謝です。
鳩待峠から尾瀬ヶ原にはいりました。尾瀬ヶ原は木道が整備されて歩きやすいです。
燧ケ岳の見晴らしコースは超ドロドロ。至仏山の山の鼻の登山口からのコースは壊れた木道とツルツルの蛇紋岩が続くコースでした。
その他周辺情報 尾瀬には営業小屋がいっぱいあって、どこも賑わっていました。さすが尾瀬ですね。車を停めた戸倉にも温泉があります。
鳩待峠の駐車場で。ここからスタート。戸倉からはマイカー規制で,タクシーに乗り合わせてこちらへ。ゲートは5時にならないと開きません。
鳩待峠の駐車場で。ここからスタート。戸倉からはマイカー規制で,タクシーに乗り合わせてこちらへ。ゲートは5時にならないと開きません。
ふりかえると至仏山のガスが抜けていきます。いい天気になりそうです。山の鼻への道々に,さっそくいろいろな植物が登場。モミジカラマツ。マルバダケブキ。黄色い大きな花。
ふりかえると至仏山のガスが抜けていきます。いい天気になりそうです。山の鼻への道々に,さっそくいろいろな植物が登場。モミジカラマツ。マルバダケブキ。黄色い大きな花。
一番に木道に入りましたが,隊長のレクチャーで足が止まります。オウレイジンソウ。鹿の食害に遭わないように,電気柵に囲われています。そしてミズバショウの大群落。山の鼻の入り口にあります。葉っぱが相当大きい!
一番に木道に入りましたが,隊長のレクチャーで足が止まります。オウレイジンソウ。鹿の食害に遭わないように,電気柵に囲われています。そしてミズバショウの大群落。山の鼻の入り口にあります。葉っぱが相当大きい!
のっけから花盛り。湿地のコバギボウシ,タムラソウ,ミヤマカラマツに可憐なオダマキ。
のっけから花盛り。湿地のコバギボウシ,タムラソウ,ミヤマカラマツに可憐なオダマキ。
山の鼻でオゼヌマアザミ。普通のアザミよりもかなり背高のっぽ。シブツアサツキやカキツバタも道々。
山の鼻でオゼヌマアザミ。普通のアザミよりもかなり背高のっぽ。シブツアサツキやカキツバタも道々。
コオニユリの花が木道の傍で出迎えてくれました。
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コオニユリの花が木道の傍で出迎えてくれました。
至仏山のガスがとんでどんどん眺望が開けて来ました。振り返るのが楽しくなります。
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至仏山のガスがとんでどんどん眺望が開けて来ました。振り返るのが楽しくなります。
尾瀬といえばヒツジグサの浮かぶ池塘です。アカハライモリやオタマもゆったり泳いでました。つぼみがいっぱい。
尾瀬といえばヒツジグサの浮かぶ池塘です。アカハライモリやオタマもゆったり泳いでました。つぼみがいっぱい。
あっちにもこっちにも。黄色い花。
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あっちにもこっちにも。黄色い花。
キンコウカワールド。たくさんありました。
キンコウカワールド。たくさんありました。
きれいなカキツバタ。逆さ燧ポイントはうっすら写ってます。至仏山はどんどんその姿を現してくれた。
きれいなカキツバタ。逆さ燧ポイントはうっすら写ってます。至仏山はどんどんその姿を現してくれた。
山の鼻から来た道。これぞ尾瀬の景色!
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山の鼻から来た道。これぞ尾瀬の景色!
池塘の中のマスたち,ちっとも逃げません。木道の西は景鶴山の,ガスが抜けてすっかりよい景色に。オオマルバノホロシ。ナスの花に似ています。竜宮で発見。
池塘の中のマスたち,ちっとも逃げません。木道の西は景鶴山の,ガスが抜けてすっかりよい景色に。オオマルバノホロシ。ナスの花に似ています。竜宮で発見。
燧ケ岳がどんどん近くなる。800m登るぞ。でも暑いなあ。風ないし。
燧ケ岳がどんどん近くなる。800m登るぞ。でも暑いなあ。風ないし。
今日の宿,第二長蔵小屋とうちゃこ。荷物を軽くしていざ燧ケ岳へ。いつも歩いてる隊長たちは足取りが軽い!おいらは重い。息が切れる。聞きしに勝る泥んこ地獄!ゴゼンタチバナとギンリョウソウのコンビがいつも出迎えてくれます。
今日の宿,第二長蔵小屋とうちゃこ。荷物を軽くしていざ燧ケ岳へ。いつも歩いてる隊長たちは足取りが軽い!おいらは重い。息が切れる。聞きしに勝る泥んこ地獄!ゴゼンタチバナとギンリョウソウのコンビがいつも出迎えてくれます。
燧ケ岳で高度を上げて行きます。樹間に湿原が見えてきました。
燧ケ岳で高度を上げて行きます。樹間に湿原が見えてきました。
空がスコーンと青い!緑とのコントラストも夏の尾瀬ヶ原。日本最大の高層湿原の全容です。
空がスコーンと青い!緑とのコントラストも夏の尾瀬ヶ原。日本最大の高層湿原の全容です。
ドロ地獄を抜けて,樹林帯も抜けると,ピークの近さが感じられるように。隊長の好きな日光の山々がズラリと並びます。どれも素晴らしい眺めです。
ドロ地獄を抜けて,樹林帯も抜けると,ピークの近さが感じられるように。隊長の好きな日光の山々がズラリと並びます。どれも素晴らしい眺めです。
遠くには雲の湧く谷川岳も見えます。
遠くには雲の湧く谷川岳も見えます。
男体山,日光白根山の前に尾瀬沼。
男体山,日光白根山の前に尾瀬沼。
燧ヶ岳2356m,3人チームとう〜ちゃこ,瑞々しいキュウリを手にポーズ。
燧ヶ岳2356m,3人チームとう〜ちゃこ,瑞々しいキュウリを手にポーズ。
宿で頂いたキュウリで乾杯!ぱりっとおいしかった!ハクサンシャクナゲ,ハクサンフウロ,花はあまりなかった。
宿で頂いたキュウリで乾杯!ぱりっとおいしかった!ハクサンシャクナゲ,ハクサンフウロ,花はあまりなかった。
帰りも見晴らし新道をドロと格闘しながら降下。登山口分岐。ネマガリダケの竹やりに刺されて,シャツに穴が空いてしまった(T-T)。体に空かなくてよかった。宿の前にクガイソウの大群落。
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帰りも見晴らし新道をドロと格闘しながら降下。登山口分岐。ネマガリダケの竹やりに刺されて,シャツに穴が空いてしまった(T-T)。体に空かなくてよかった。宿の前にクガイソウの大群落。
食事まで時間があったので,竜宮の近くの水辺へ。沼尻川は,群馬福島の県境でした。この川一本で東北から関東へ戻っちゃう。オオウバユリの豪快な花が開いていました。アザミにセセリチョウがたくさん休憩中。
食事まで時間があったので,竜宮の近くの水辺へ。沼尻川は,群馬福島の県境でした。この川一本で東北から関東へ戻っちゃう。オオウバユリの豪快な花が開いていました。アザミにセセリチョウがたくさん休憩中。
夕暮れの迫る燧ヶ岳。尾瀬ヶ原湿原のニッコウキスゲ。鹿に食べられて減ってしまったのだとか。至仏山とコラボ。
夕暮れの迫る燧ヶ岳。尾瀬ヶ原湿原のニッコウキスゲ。鹿に食べられて減ってしまったのだとか。至仏山とコラボ。
2日目。早出し至仏山を目指します。日の出前の燧ケ岳シルエット。
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2日目。早出し至仏山を目指します。日の出前の燧ケ岳シルエット。
霧が漂い幻想的な景色。そして,自分たち以外誰もいない湿原を歩きます。朝の池塘。
霧が漂い幻想的な景色。そして,自分たち以外誰もいない湿原を歩きます。朝の池塘。
ピークだけ逆さ燧ケ岳。
ピークだけ逆さ燧ケ岳。
湿原に小さな鳥たちが待っているようなミズチドリ。木道のそばにオニシモツケソウがいっぱい。朝靄の中にニッコウキスゲ。咲くのは1日だけ。
湿原に小さな鳥たちが待っているようなミズチドリ。木道のそばにオニシモツケソウがいっぱい。朝靄の中にニッコウキスゲ。咲くのは1日だけ。
山の鼻より至仏山へ。花がいっぱいあるので楽しみになる。
山の鼻より至仏山へ。花がいっぱいあるので楽しみになる。
標高を上げていくと眼下に朝靄の湿原。ダイモンジソウ多数。そこかしこにホソバヒナウスユキソウが咲く。ヒオウギアヤメも出てくる。
標高を上げていくと眼下に朝靄の湿原。ダイモンジソウ多数。そこかしこにホソバヒナウスユキソウが咲く。ヒオウギアヤメも出てくる。
至仏山は昨日登った燧ケ岳と違って森林限界の始まりが低いです。さらに花畑が加速!スピードは減速!
至仏山は昨日登った燧ケ岳と違って森林限界の始まりが低いです。さらに花畑が加速!スピードは減速!
雲海の底には尾瀬ヶ原。
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雲海の底には尾瀬ヶ原。
太陽が昇るとともに霧も晴れていきます。
太陽が昇るとともに霧も晴れていきます。
ニッコウキスゲエリア。鹿もさすがに登って来ないのでしょう。オトギリソウ,イワイチョウと花が次々と。
ニッコウキスゲエリア。鹿もさすがに登って来ないのでしょう。オトギリソウ,イワイチョウと花が次々と。
少し曇って来ました。今日は風が吹いて暑さも吹き飛びました。
少し曇って来ました。今日は風が吹いて暑さも吹き飛びました。
ホソバコゴメクサにウサギギク。ピョコピョコ登場。ミヤマウイキョウ,よい香りのイブキジャコウソウも。
ホソバコゴメクサにウサギギク。ピョコピョコ登場。ミヤマウイキョウ,よい香りのイブキジャコウソウも。
至仏山で初めて出会ったムラサキタカネアオヤギソウ。新種発見!と盛り上がっていたら、この後続々登場。シブツアサツキ,タカネナデシコの群落も。岩の間に華麗に咲いています。
至仏山で初めて出会ったムラサキタカネアオヤギソウ。新種発見!と盛り上がっていたら、この後続々登場。シブツアサツキ,タカネナデシコの群落も。岩の間に華麗に咲いています。
タテヤマリンドウ,タカネシオガマ,最も高地で咲くバラ,タカネバラも続く。
タテヤマリンドウ,タカネシオガマ,最も高地で咲くバラ,タカネバラも続く。
お花畑の向こうに尾瀬ヶ原と燧ケ岳。
お花畑の向こうに尾瀬ヶ原と燧ケ岳。
花畑の上に至仏山の山頂が近づいてきます。頂上に近づくとたおやかな雰囲気になってきました。
花畑の上に至仏山の山頂が近づいてきます。頂上に近づくとたおやかな雰囲気になってきました。
コバイケイソウがいっぱいある道を辿って,いよいよ至仏のピークへ。ハクサンイチゲ,シナノキンバイ,清楚なジョウシュウアズマギク,不思議な食虫スミレのムシトリスミレ,黄色が鮮やかなジョウシュウキバナノコマノツメ。
コバイケイソウがいっぱいある道を辿って,いよいよ至仏のピークへ。ハクサンイチゲ,シナノキンバイ,清楚なジョウシュウアズマギク,不思議な食虫スミレのムシトリスミレ,黄色が鮮やかなジョウシュウキバナノコマノツメ。
今日のピーク百名山の至仏山2228m。周辺はホソバツメクサやキジムシロのパラダイス。
今日のピーク百名山の至仏山2228m。周辺はホソバツメクサやキジムシロのパラダイス。
頂上は人が多いのでひとまずパスして...。
頂上は人が多いのでひとまずパスして...。
遠く新潟の山々がどこまでも連なる。谷川岳は雲の中。
遠く新潟の山々がどこまでも連なる。谷川岳は雲の中。
いい感じの小至仏への稜線をちょっとだけ登り返し。ひっそりツマトリソウ,ホソバヒナウスユキソウ,小さな花がたくさんついたオゼソウ,ウラジオヨウラク,チングルマたち。
いい感じの小至仏への稜線をちょっとだけ登り返し。ひっそりツマトリソウ,ホソバヒナウスユキソウ,小さな花がたくさんついたオゼソウ,ウラジオヨウラク,チングルマたち。
小至仏山2162mから。こちらは人が少ない。お腹が空いてきました。
小至仏山2162mから。こちらは人が少ない。お腹が空いてきました。
少しピークから下がってご飯タイム。コバイケイソウも近くで見るとひとつひとつの花がきれい。シナノキンバイ,ハクサンイチゲ,ミヤマダイコンソウ,ハクサンチドリ...,どこまでも花のパラダイス。
少しピークから下がってご飯タイム。コバイケイソウも近くで見るとひとつひとつの花がきれい。シナノキンバイ,ハクサンイチゲ,ミヤマダイコンソウ,ハクサンチドリ...,どこまでも花のパラダイス。
オヤマ沢田代。小さな池塘もある尾瀬よりも高い湿原です。ワタスゲがきれいでした。
オヤマ沢田代。小さな池塘もある尾瀬よりも高い湿原です。ワタスゲがきれいでした。
池塘にユウスゲ。ふんわり感満載!
池塘にユウスゲ。ふんわり感満載!
ブナの続く尾瀬の森。ブナ帯の上には、オオシラビソの樹林が続きます。シロップのような甘いいい香りがそこら中に漂っている中山を下りました。
ブナの続く尾瀬の森。ブナ帯の上には、オオシラビソの樹林が続きます。シロップのような甘いいい香りがそこら中に漂っている中山を下りました。
鳩待峠に戻った。恒例の🍻😙でお疲れ様でした。これから岡山まで帰らにゃならん。長いなあ。
鳩待峠に戻った。恒例の🍻😙でお疲れ様でした。これから岡山まで帰らにゃならん。長いなあ。
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