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Yamareco

記録ID: 1538484
全員に公開
ハイキング
甲信越

暑さを逃れて飯豊へ(頼母木山〜北股岳〜杁差岳)

2018年07月23日(月) ~ 2018年07月25日(水)
 - 拍手
phk55 その他1人
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
21:43
距離
31.1km
登り
2,777m
下り
2,903m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:01
休憩
0:00
合計
5:01
6:41
6:41
68
7:49
7:49
22
8:11
8:11
43
8:54
8:54
43
9:37
9:37
7
9:44
9:44
26
10:10
10:10
39
2日目
山行
6:22
休憩
1:30
合計
7:52
7:13
22
7:35
7:36
33
8:09
8:12
18
8:30
8:30
31
9:01
9:36
28
10:04
10:04
3
10:07
10:08
67
11:15
11:49
61
12:50
12:50
4
12:54
12:55
25
13:20
13:30
24
13:54
13:54
19
14:13
14:17
30
14:47
14:48
17
3日目
山行
7:19
休憩
1:16
合計
8:35
6:13
27
6:40
6:40
13
6:53
7:02
43
7:45
7:48
32
8:20
8:20
7
8:27
8:27
16
8:43
8:44
25
9:09
9:10
35
9:45
10:18
4
10:22
10:23
26
10:49
10:49
30
11:19
11:19
16
11:35
11:35
67
12:42
12:57
40
14:46
14:46
2
14:48
ゴール地点
天候 1日目:曇りのちガス、2日目:ガスのち晴れ、3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【1日目】
足の松尾根は、すぐに急登から始まります。
2
【1日目】
足の松尾根は、すぐに急登から始まります。
姫子の峰、稜線はガスガスでした。
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姫子の峰、稜線はガスガスでした。
急登は続きます。
2
急登は続きます。
英三ノ峰、稜線のガスは取れそうにありません。
英三ノ峰、稜線のガスは取れそうにありません。
昔はこの辺までホースで水が引いてありました。
1
昔はこの辺までホースで水が引いてありました。
水場分岐、水場へは急斜面を下った記憶があります。
水場分岐、水場へは急斜面を下った記憶があります。
ツルアリドオシ
西ノ峰、ガスの中へ突入します。
1
西ノ峰、ガスの中へ突入します。
大石山を下るとお花畑でした。ハクサンフウロが迎えてくれました。
3
大石山を下るとお花畑でした。ハクサンフウロが迎えてくれました。
タカネマツムシソウの存在感。
3
タカネマツムシソウの存在感。
イブキジャコウソウ
3
イブキジャコウソウ
タカネナデシコ
ガスガスで強風でしたが、花を見ながら進みます。
1
ガスガスで強風でしたが、花を見ながら進みます。
ノアザミ
ニッコウキスゲがたくさん咲いていました。かなりの強風でした。
2
ニッコウキスゲがたくさん咲いていました。かなりの強風でした。
ミヤマアキノキリンソウ
3
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマコウゾリナ
2
ミヤマコウゾリナ
キンレイカ
頼母木小屋に到着。11時前でしたが、ガスと強風のため小屋に沈殿します。
2
頼母木小屋に到着。11時前でしたが、ガスと強風のため小屋に沈殿します。
【2日目】
風が弱くなったので、頼母木山に向かって、ガスの中を出発します。
【2日目】
風が弱くなったので、頼母木山に向かって、ガスの中を出発します。
頼母木山、天気の回復を期待して進みます。
1
頼母木山、天気の回復を期待して進みます。
地神山、ガスは晴れません。
1
地神山、ガスは晴れません。
ミヤマクルマバナ
1
ミヤマクルマバナ
シロバナクモマニガナ
1
シロバナクモマニガナ
扇ノ地紙、ちょうど1ヶ月ぶりです。
2
扇ノ地紙、ちょうど1ヶ月ぶりです。
イワイチョウ
ハクサンコザクラがたくさん
3
ハクサンコザクラがたくさん
咲いていました。
2
咲いていました。
アオノツガザクラの群落です。
2
アオノツガザクラの群落です。
近付いてアップで。
1
近付いてアップで。
イワカガミ、ここは遅くまで雪が残るので、少し時期の違った花も見られます。
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イワカガミ、ここは遅くまで雪が残るので、少し時期の違った花も見られます。
ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマの姉妹
2
ヨツバシオガマの姉妹
ニッコウキスゲをアップで。
2
ニッコウキスゲをアップで。
ヒメサユリが残っていたのは、ここだけでした。
2
ヒメサユリが残っていたのは、ここだけでした。
アカモノ
ウサギギク、これも綺麗でした。
3
ウサギギク、これも綺麗でした。
コバイケイソウ
ニッコウキスゲは、どこでも見られました。
2
ニッコウキスゲは、どこでも見られました。
ツリガネニンジン
2
ツリガネニンジン
ギルダ原から門内岳と門内小屋を振り返る。ガスが晴れてきました。
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ギルダ原から門内岳と門内小屋を振り返る。ガスが晴れてきました。
ヒナウスユキソウ
2
ヒナウスユキソウ
トモエシオガマ
北股岳と飯豊本山が見えました。
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北股岳と飯豊本山が見えました。
イイデリンドウ、花弁が6枚のものを見つけました。
4
イイデリンドウ、花弁が6枚のものを見つけました。
北股岳への最後の登り。サブザックなので楽チンです。
3
北股岳への最後の登り。サブザックなので楽チンです。
北股岳山頂、三角点と鳥居。
1
北股岳山頂、三角点と鳥居。
門内岳、扇ノ地紙、梶川尾根
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門内岳、扇ノ地紙、梶川尾根
石転び沢の雪渓は少なくなっていました。
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石転び沢の雪渓は少なくなっていました。
これはミヤマリンドウでしょう。
3
これはミヤマリンドウでしょう。
梅花皮岳と烏帽子岳の後ろに、飯豊本山が見えました。下は梅花皮小屋です。
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梅花皮岳と烏帽子岳の後ろに、飯豊本山が見えました。下は梅花皮小屋です。
ウメバチソウ
コッフェルとコンロを持ってこなかったので、梅花皮小屋へは下りずに戻ります。
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コッフェルとコンロを持ってこなかったので、梅花皮小屋へは下りずに戻ります。
シロバナクモマニガナ
1
シロバナクモマニガナ
ツリガネニンジン
1
ツリガネニンジン
ミヤマアキノキリンソウ
1
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマコゴメグサ
1
ミヤマコゴメグサ
ここにもヒナウスユキソウが咲いていました。
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ここにもヒナウスユキソウが咲いていました。
ガスが晴れて、気持ちの良い稜線漫歩です。
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ガスが晴れて、気持ちの良い稜線漫歩です。
門内小屋の前、もう少しで開くトリカブト。
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門内小屋の前、もう少しで開くトリカブト。
オコジョが住んでいます。管理人さんに聞くと、なかなか姿を見せないそうです。
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オコジョが住んでいます。管理人さんに聞くと、なかなか姿を見せないそうです。
(参考)一昨年に撮った写真です。テント装備で登りましたが、私達だけでしたので小屋に泊まりました。朝6時前に顔を出した時にパチリ(^^)
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(参考)一昨年に撮った写真です。テント装備で登りましたが、私達だけでしたので小屋に泊まりました。朝6時前に顔を出した時にパチリ(^^)
ハクサンボウフウ
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ハクサンボウフウ
クルマユリ、青空が似合います。
3
クルマユリ、青空が似合います。
振り返ると、門内小屋と門内岳。
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振り返ると、門内小屋と門内岳。
シロバナクモマニガナ
シロバナクモマニガナ
チングルマ
ダイモンジソウ
イイデリンドウ、こちらは一般的な花弁が5枚のもの。
2
イイデリンドウ、こちらは一般的な花弁が5枚のもの。
花弁が4枚のものを見つけました。
3
花弁が4枚のものを見つけました。
キンコウカ
【3日目】
何とか日の出が見られました。
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【3日目】
何とか日の出が見られました。
雲海の上に朝日連峰、以東岳の少し右に月山が薄っすらと見えています。
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雲海の上に朝日連峰、以東岳の少し右に月山が薄っすらと見えています。
頼母木小屋を後に、大石山へ向かいます。
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頼母木小屋を後に、大石山へ向かいます。
大石山、鉾立峰、杁差岳へ続く稜線。
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大石山、鉾立峰、杁差岳へ続く稜線。
ハクサンイチゲが残っていました。
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ハクサンイチゲが残っていました。
タカネナデシコ、光が当たって綺麗でした。
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タカネナデシコ、光が当たって綺麗でした。
クルマユリ
イブキジャコウソウ
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イブキジャコウソウ
今回、たくさん見られたハクサンフウロ。
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今回、たくさん見られたハクサンフウロ。
大石山から頼母木山、地神山を振り返ります。頼母木小屋も見えます。
大石山から頼母木山、地神山を振り返ります。頼母木小屋も見えます。
サブザックで杁差岳へ向かいます。
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サブザックで杁差岳へ向かいます。
シロバナクモマニガナ
シロバナクモマニガナ
鉾立峰から杁差岳
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鉾立峰から杁差岳
二王子岳と二本木山、手前の尾根を登って来た人に会ったことがあります。
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二王子岳と二本木山、手前の尾根を登って来た人に会ったことがあります。
大石山、頼母木山、地神山。頼母木小屋が小さく見えます。
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大石山、頼母木山、地神山。頼母木小屋が小さく見えます。
たくさんの花と鉾立峰
3
たくさんの花と鉾立峰
杁差小屋手前のお花畑、ハクサンフウロがたくさん咲いていました。
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杁差小屋手前のお花畑、ハクサンフウロがたくさん咲いていました。
杁差岳山頂から二王子岳
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杁差岳山頂から二王子岳
地神山の右に北股岳の頭が見えます。飯豊本山も見えました。
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地神山の右に北股岳の頭が見えます。飯豊本山も見えました。
大尾根、9年前にテント装備で登りましたが、その翌年は暑さで敗退しました(^^;
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大尾根、9年前にテント装備で登りましたが、その翌年は暑さで敗退しました(^^;
朝日連峰、以東岳の右に薄っすらと月山が見えます。
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朝日連峰、以東岳の右に薄っすらと月山が見えます。
日差しの強い中、下山します。
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日差しの強い中、下山します。
姫子の峰まで下りました。
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姫子の峰まで下りました。
乗り合いタクシーは2時間待ちなので歩くことに。林道途中の水場でタオルを濡らして舗装の照り返しに備えました。
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乗り合いタクシーは2時間待ちなので歩くことに。林道途中の水場でタオルを濡らして舗装の照り返しに備えました。

感想

トレッキングから帰ったら、うだるような暑さの毎日でした。
良い天気が続きそうだったので、お気に入りのコースで飯豊へ行くことにしました。

暑さでバテて敗退したこともあるし、毎日のように熱中症警報が出ているので、荷物を軽くするため、テントは止めて小屋泊りにしました。
小屋が混雑するのは困るので、休日は避けました。
それでも1日目は宿泊者が15人程いました。2日目は6人だけでした。

暑さ対策として、気温が上がるまでに標高を稼ぐ、水を多めに持つ、など常識的なことは当然やりました。後の参考として、温湿度計を持参し、記録も取りました。
天が味方してくれたのか、1日目は曇り空、上の方はガスガスでした。

05:45 足の松登山口 23.4℃ 75%
06:45 姫子の峰   23.5  76
07:37 英三ノ峰   23.4  81
08:12 ヒドノ峰   22.7  87
08:47 イチジ峰   20.2  94
09:45 大石山    19.6  93
11:00 頼母木小屋  20.8  79

気温は低かったのですが、湿度が高くて快適とは言えませんでした。
水蒸気の中にいるようなものですから。
大石山手前から、風も強く、暑さの心配は、無用な一日でした。

ついでに、下りの記録。3日目は晴れて、暑い一日でした。

10:00 大石山    28.0℃ 39%
10:50 イチジ峰   32.5  37
11:00 ブナ林の中  30.4  44
11:40 滝見場    30.9  45
12:45 姫子の峰   29.6  50
13:40 足の松登山口 30.9  53

直射日光を避けて測定しました。直射日光下では35℃を超えます。

昨年8月上旬も暑くて、下りでバテたことを思い出し、水分以外の対策をしました。休憩間隔を少し短くし、日陰で小休止し、体温を下げることです。風が少しあったので、これはなかなか効果があったと思います。

余力があったので、乗り合いタクシーを待たず、奥胎内まで歩きましたが、舗装の照り返しも大丈夫でした。
高齢者は、暑さに弱い、を実感しています(^^;

ちょうど1ヵ月前に、扇ノ地紙へ行きましたが、花の入れ替わりが進んだようです。今回よく見られたのは、イイデリンドウ、ハクサンフウロ、ヒナウスユキソウ、タカネナデシコ、ニッコウキスゲ、クルマユリなどです。

名前の分からない花がありましたが、調べていません。
他の人の山行記録を見れば、分かるものもありますが、手抜きですm(_ _)m

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コメント

お見事です !(^^)!
お久しぶりです。
そしてお疲れ様でした。

暑い季節にも拘らず、北側半分あっさりと踏破ですね。
温湿度計の記録も大変参考になります。

二日目、三日目は青空が見えて稜線は気持ちよさそうに見えます。
No38はウサギギクというんですか?
時々見る花でしたが、名前をまで知りませんでした。

私も今度飯豊に行くなら北半分に行きたいと思っています。
このペースならどこかでバッタリあるかもしれません。
また、宜しくお願いします。
2018/7/28 17:08
Re: お見事です !(^^)!
1日目はガスで強風、2日目は晴れたのが10時頃からで気温高くなく、暑さ逃れには絶好でした。ここは何回も登っているので「ガスが出ても涼しさ希望」でしたので、良かったです(^^;

稜線上で、まともに荷物を持って歩いたのは、大石山分岐〜頼母木小屋だけです。他はサブザックですので、楽チンでした。
oniccoさんとは、比較になりません(^^;

北は良く行くのに、南はしばらくご無沙汰です。
多分、北の方が楽だから・・・(^^;

暑い日が続きますが、どうなっているのでしょう?
山へ行く時の一番の心配が熱中症とは・・・(-_-メ)
2018/7/29 16:23
まだまだ!
余力がありますね〜(^^)v
北股、朳差と駆け巡るphkさん御夫妻の健脚ぶりが羨ましいです。

頼母木小屋は水が豊富でいいですよね!
峰秀水や本山小屋の水場は細くなってきていますので
なんとか雨が欲しい所です!
2018/7/30 21:18
Re: まだまだ!
余力があるのでなく、軽いコース設定しているだけです。
北股も杁差も、サブザックでーーーす(^^;

3日目以外は暑くなく、計画通り「暑さを逃れて」になりました。

昔は「梅雨明け十日」が待ち遠しかったのですが、
最近は、梅雨明けしても不安定な年が多かった気がします。
今年は「梅雨明け十日」何年分になるのでしょう(・_・)

28日〜30日まで飯豊でしたか。
7/29のフェーン現象はどうでしたか?山の上では、どうなるのでしょう??

お疲れさまでした(^^)/
2018/7/31 14:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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