裏銀座から水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳を縦走

2018年08月01日(水) ~ 2018年08月04日(土)

• GPS: 32:43
• 距離: 50.5km
• 登り: 4,132m
• 下り: 4,285m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:46
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:58

距離 7.4km 登り 1,781m 下り 524m

6:15 高瀬ダム 天場
6:39 6:43 ブナ立尾根取付
7:23 7:24 権太落し
9:30 三角点
11:23 11:49 烏帽子小屋
12:42 烏帽子岳山頂分岐
12:57 13:38 烏帽子岳
13:47 烏帽子岳山頂分岐
14:13 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 6:42
• 休憩: 0:13
• 合計: 6:55

距離 9.7km 登り 816m 下り 458m

6:15 烏帽子小屋
6:23 6:25 烏帽子ひょうたん池
9:47 9:54 野口五郎小屋
10:09 10:11 野口五郎岳
11:10 11:11 真砂岳
11:16 11:17 真砂岳分岐
12:20 東沢乗越
13:10 水晶小屋

3日目

• 山行: 6:24
• 休憩: 3:13
• 合計: 9:37

距離 10.3km 登り 634m 下り 1,191m

4:06 水晶小屋
4:39 5:08 水晶岳
5:43 6:48 水晶小屋
7:18 ワリモ北分岐
7:41 ワリモ岳
8:19 8:51 鷲羽岳
9:46 10:52 三俣山荘
12:43 12:44 三俣蓮華岳巻道分岐
13:43 黒部五郎小舎

4日目

• 山行: 10:20
• 休憩: 0:15
• 合計: 10:35

距離 23.2km 登り 959m 下り 2,156m

5:49 黒部五郎小舎
7:57 黒部五郎の肩
8:09 8:12 黒部五郎岳
10:12 10:13 中俣乗越
11:03 赤木岳
11:37 北ノ俣岳
11:47 11:48 神岡新道分岐
12:49 太郎山
12:54 太郎平小屋
14:03 太郎兵衛平
14:18 五光岩ベンチ
14:58 積雪深計測ポール
15:08 青淵三角点(青淵山)
15:29 15:30 太郎坂(アラレちゃん)
15:59 16:00 十三重之塔 慰霊碑
16:03 16:11 折立
16:24 ゴール地点

ルート最後はログを切り忘れタクシー内でoff

天候

毎日快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

行き：JR信濃大町駅から乗合いタクシーで七倉山荘（宿泊）、タクシーで高瀬ダムへ
帰り：折立から貸切タクシーで有峰口駅 17:03 -(富山地方電鉄 特急)-JR富山駅 17:40

その他周辺情報

太郎平小屋でタクシーの送迎の手配ができる。貸切タクシーは有峰口まで約\12,000。富山駅まで約\19,000（温泉入浴待ち時間込）もあるとのこと。

写真

8/1 5:43

Day 0 七倉山荘に宿泊

7/31 16:49

夕飯のバーベキュー 美味しくてお腹いっぱい食べました

8/1 5:44

Day 1 七倉山荘前から高瀬ダム行のタクシーに乗る

8/1 6:01

見応え抜群のロックフィルダム　壁面写真がなくて残念

8/1 6:02

渓流から高瀬ダムを眺める

8/1 6:10

トンネルを出ると不動沢吊橋が。ここからログスタートです。

8/1 6:24

アジサイのような花弁

8/1 6:24

8/1 6:28

決して暑いとは思えないくらい緑が深い

8/1 6:30

水場があり、ここから北アルプス三大急登のブナ立尾根がはじまる。ここが#12

8/1 7:32

#9 あたり。なぜか蝶のペイント

8/1 7:58

急登ですが、色々な花が出迎えてくれました

8/1 8:21

8/1 8:34

ソバナ

8/1 8:44

ホタルフクロ

8/1 8:46

マルバダケブキ

8/1 9:31

三角点 休憩するのに良さそうでしたが#5で一休みしたばかりなので通過

8/1 9:42

タヌキ岩…さぁタヌキはどこでしょう

8/1 9:44

8/1 9:46

この後#3と#2の間でお昼ご飯　七倉山荘のお弁当はそれは立派な太巻きでいっぺんに食べるのは難しかったので半分だけいただきました。

8/1 10:33

不思議な実

8/1 11:00

やったー#1!!!　え？ゴールじゃないの？

8/1 11:01

ウサギギク

8/1 11:14

やっと登った稜線からは前烏帽子岳が見えました。霧に包まれたり現れたりしていました。

8/1 11:19

稜線を超えると直ぐに青い屋根の烏帽子小屋が眼下に見えた！

8/1 12:11

ブナ立尾根マップ　急登でしたが概ねずっと同じ傾斜でペースは保ちやすかったと思いました。

8/1 12:11

小屋で荷物を降ろし40分ほど休憩（太巻きの残りを食べました）してから身軽になって烏帽子岳へ向かいます

8/1 12:20

あぁ、稜線歩きってやっぱり良いですね

8/1 12:25

前烏帽子岳から赤牛岳、立山連峰方面

8/1 12:33

前烏帽子岳から烏帽子岳

8/1 12:43

分岐を烏帽子岳方面へ

8/1 12:45

烏帽子岳カッコイイですね。ていうか、どこから登るのでしょう。

8/1 12:49

コマクサ発見！可愛らしいですね。

8/1 13:00

くさり場

8/1 13:07

烏帽子岳山頂です

8/1 13:11

読売新道が目の前に立ちはだかります。正面は赤牛岳、よく見たら左に水晶岳も見えていました。

8/1 14:14

烏帽子小屋へ帰宅。今日の宿ですお世話になりました。お布団5枚の部屋に今日は4人。

8/1 17:06

夕食は17:00から。名物のボルシチ。

8/1 18:45

霧の中の夕日

8/1 18:48

霧の中の夕日だね

8/2 4:46

Day 2 ご来光

8/2 4:53

赤牛岳の朝焼けと月

8/2 4:56

本日登る側の山の朝焼け

8/2 6:15

チングルマの咲く道端を歩き出発

8/2 6:24

ヒョウタン池越しに表銀座が見えます

8/2 6:38

ゆるゆる登ると高瀬ダムが遠く下に見えます

8/2 6:38

烏帽子岳を振り返る

8/2 6:57

白い地面にピンクのコマクサが可愛くてちっとも先に行けません。

8/2 6:57

コマクサ群集

8/2 7:11

三ッ岳への登りは白い砂礫地帯。ゆるゆると。

8/2 7:12

おや、槍ヶ岳がもう見えました。

8/2 7:13

8/2 7:37

富士山も見えます

8/2 7:42

小鳥

8/2 8:00

雷鳥の親鳥

8/2 8:05

雷鳥親子を見守るnoir1411

8/2 8:16

三ッ岳を通過して三ッ岳西峰展望コースへ行くと雷鳥が3羽いました。天気が良いのであきらめてましたが、槍をバックに撮影。

8/2 8:19

今度は水晶岳をバックに。ご協力ありがとうございました。

8/2 9:42

野口五郎岳が見えてきました。その前にお腹が空いたのでおにぎりをひとつ食べました。

8/2 9:46

野口五郎小屋でトイレ休憩。いやいや、疲れました。登山口からここまで1日で来る人は健脚ですね。

8/2 10:13

野口五郎岳山頂です。お昼ご飯のおにぎり一つと桃のシロップ漬けを食べました。

8/2 10:36

これから歩く尾根が全部見えます。あの赤い所らへんまで行くんですね。

8/2 10:48

振返って野口五郎岳。このあたりで爽やかな白い砂の景色ともお別れです。

8/2 10:56

と、同時に槍ヶ岳のビューポイントを迎えます。手前は竹村新道。

8/2 11:08

と、同時にお花畑も。

8/2 11:17

真砂岳を超えて、槍と雪渓

8/2 11:22

大天井岳から喜作新道、北鎌尾根と西鎌尾根…

8/2 11:23

…で鷲羽岳

8/2 11:24

お花畑

8/2 11:25

お花畑と槍ヶ岳

8/2 11:26

ハクサンフウロ？

8/2 11:27

ギリギリ咲いていたチングルマ

8/2 11:28

イワギキョウ？

8/2 12:22

岩場をせっせと歩いてようやく東沢乗越へ

8/2 12:43

裏銀座と読売新道に挟まれた東沢谷の先には遠く黒部湖がチラリと見えます。

8/2 12:46

この赤い山肌の頂上に水晶小屋が見えます。右の黒いのが水晶岳。

8/2 13:04

水晶小屋までの道のりがつらくて、休憩しながら

8/2 13:09

お花の写真を撮って休憩しつつ

8/2 13:10

どうにかこうにか

8/2 13:16

水晶小屋へ…

8/2 15:31

水晶小屋の裏から雲ノ平とその向こうに黒部五郎岳が見えました

8/2 18:08

小鳥がこっちを見た！

8/3 4:42

Day 3 昨日は疲労困憊で水晶岳に行く気力がなかったので、朝食前に日の出を期待して水晶岳へ。初めてヘッデンで山登りしましたが、やっぱり少し足元が危ういですね。

8/3 5:01

水晶岳山頂から朝日の方向は厚い雲に覆われて日の出は見られませんでした。

8/3 5:35

小屋に戻る途中、今日向かう鷲羽岳が朝日に輝いていました。

8/3 7:17

小屋で朝食、荷物整理ののち出発。ワリモ北分岐まではらくらく下り坂。

8/3 7:18

2年前に歩いた岩苔乗越から祖父岳がよく見えます。当時道迷いして雪渓のところ（当時は雪渓がなかった）から乗越にあがったのでした。

8/3 7:42

ワリモ岳通過

8/3 8:22

鷲羽岳頂上から鷲羽池と槍

8/3 8:44

2年前と昨日と今日の道がはっきり見えて色々な思いが湧き上がる鷲羽岳山頂でした

8/3 8:46

鷲羽岳から、昨日歩いた裏銀座と、今朝の水晶岳

8/3 9:13

前回歩いた黒部源流　あの急坂を雨の中下ったなあ

8/3 9:13

やはり前回歩いた三俣蓮華岳と双六岳　霧でなんも見えんかったなあ　そして三俣山荘が眼下に

8/3 9:36

伊藤新道　ヤマケイ地図にありませんが歩けるのですね

8/3 9:42

鷲の右羽を下りました

8/3 9:46

三俣山荘　感謝の気持ちをこめ今日も募金

8/3 10:03

ジビエ丼　美味しかったです

8/3 10:13

展望食堂からの展望。槍ともそろそろお別れでしょうか。

8/3 10:54

お布団気持ちよさそう。

8/3 10:58

ウサギギク

8/3 11:02

チングルマ！！こんなに咲いているのに出会えてよかった

8/3 11:03

ミヤマキンバイ？

8/3 11:20

チングルマかわいいですよね

8/3 11:23

ハクサンイチゲ？

8/3 11:29

雪渓が見えてまいりました

8/3 11:35

雪渓から鷲が空に飛び立とうとしています

8/3 11:40

チングルマの綿毛

8/3 12:29

コバイケイソウ…当たり年と聞いて期待していたのですがピークは過ぎてしまった様子

8/3 12:32

三俣蓮華岳トラバースルートのカール

8/3 12:37

お花畑！

8/3 13:04

ここまでは割とのんびりした尾根なのですが

8/3 13:11

黒部五郎岳が正面にくるころから怒涛の下降となります

8/3 13:43

黒部五郎小屋がこんなに下にあるとは思わなかった

8/3 14:41

お疲れ様！水が豊富なのは嬉しいですね！

8/4 5:50

Day 4 黒部五郎岳カールコースを行きます

8/4 5:51

朝露に濡れたチングルマ

8/4 6:12

沢がちらほら

8/4 6:51

五郎のカールが見えてきました

8/4 6:55

雷岩

8/4 6:55

イワカガミ

8/4 7:30

カールを登ります　急登です

8/4 7:47

カールのリッジはもうすぐです

8/4 8:10

黒部五郎岳

8/4 8:13

歩いてきたカールのルートが見えます

8/4 8:31

黒部五郎岳を降りて振り返る

8/4 8:48

ここら先は軽いup downの繰り返し

8/4 8:53

トウヤクリンドウ

8/4 9:52

ここでお昼ご飯

8/4 10:11

ワタスゲと日照りの池塘

8/4 11:38

有峰湖が見えてくると終わりも近く感じます

8/4 11:39

北ノ俣岳通過

8/4 11:56

太郎平小屋に向けて白い花畑をゆく

8/4 12:07

太郎平小屋の赤い屋根が遠くに

8/4 14:14

ニッコウキスゲまだ咲いてました

8/4 14:18

誰もいない五光岩ベンチ

8/4 15:05

有峰湖がだいぶ近くに見えます　この先は樹林帯を下り終着地 折立へ

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-01H Sony

PENTAX K-70 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

noir1411

高天原から見た水晶岳のカッコよさが忘れられず、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳の3百名山をいっぺんに訪れるよくばりルートで今年の夏は満喫。毎日天気が良く展望には事欠かない旅となりました。
最終日は太郎平小屋泊の予定でしたが土曜日で混雑する様子だったので、思い切って下山し、脚が棒になりました。