北アルプス裏銀座（高瀬ダムから新穂高、槍ヶ岳は断念）

2018年08月11日(土) ~ 2018年08月14日(火)

• GPS: 80:00
• 距離: 36.9km
• 登り: 3,050m
• 下り: 3,222m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:40
• 休憩: 0:48
• 合計: 11:28

5:47 スタート地点（高瀬ダム）
5:52 高瀬ダム濁沢登山口
5:58 高瀬ダム 天場
6:21 6:31 ブナ立尾根取付
7:35 7:40 権太落し
9:56 10:05 三角点
12:06 12:30 烏帽子小屋
12:43 烏帽子ひょうたん池
17:15 野口五郎小屋

2日目

• 山行: 9:05
• 休憩: 1:05
• 合計: 10:10

4:50 野口五郎小屋
5:13 5:15 野口五郎岳
5:45 真砂岳
5:54 真砂岳分岐
7:27 7:32 東沢乗越
8:33 8:55 水晶小屋
9:46 9:55 水晶岳
10:42 10:58 水晶小屋
11:48 11:53 ワリモ北分岐
12:22 ワリモ岳
13:24 13:30 鷲羽岳
15:00 三俣山荘

3日目

• 山行: 10:13
• 休憩: 1:08
• 合計: 11:21

6:00 三俣山荘
6:48 6:53 三俣峠
9:04 双六岳巻道分岐
9:27 9:45 双六小屋
10:15 10:16 引き返し点
10:37 双六小屋
10:42 双六池
11:33 11:32 くろゆりベンチ
12:01 12:06 花見平
12:25 12:45 弓折乗越
13:46 14:03 鏡平山荘
14:07 鏡池
15:01 15:03 シシウドヶ原
15:34 イタドリが原
15:58 チボ岩
16:14 秩父沢出合
17:02 小池新道入口
17:20 わさび平小屋

4日目

• 山行: 1:16
• 休憩: 0:03
• 合計: 1:19

8:18 わさび平小屋
8:31 8:34 笠新道登山口
8:34 中崎橋
9:18 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
9:37 ゴール地点(新穂高温泉駅）

天候

10日：(大阪)くもり、(長野)平野部は晴れ
11日：曇り一時晴れ
12日：曇り一時雨後時々晴れ
13日：曇り後雨、後曇り
　　　(関東甲信などで大雨特別警報もあったとか‥)
14日：晴れのち所により雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

【前日（10日）出発】
08時16分発　新大阪駅（ひかり512号）　　　 →09時25分　名古屋駅着
10時00分発　名古屋駅発（特急しなの7号） →12時04分　松本駅着
14時09分発　松本駅発（大糸線　普通）　　　 →15時03分　信濃大町駅着
15時30分頃発　信濃大町（タクシー） →16時00分頃　七倉山荘着

【11日（入山日）】
05時30分発　七倉山荘（乗合タクシー840円） →05時55分頃　高瀬ダム着

【14日（下山、帰阪日）】
11時30分頃発　新穂高ロープウェイBP（濃尾バス2,980円）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→13時45分頃　松本BT着
15時53分発　松本駅（特急しなの18号）　　 →18時05分　名古屋駅着
18時19分発　名古屋駅（ひかり521号）　　 →19時26分　新大阪駅着

写真

8/10 15:09

【前日】JR大糸線の信濃大町駅に到着

8/10 16:28

【前日】今年は順調に七倉山荘に到着して前日泊します。

8/10 16:28

【前日】七倉山荘から先は、一般車両は進入禁止です。
今年もここに来られるとは幸運です。

8/11 5:47

【1日目】乗合タクシーで高瀬ダム到着、七倉山荘前ではバスが3台の他、沢山タクシー待ちしておられましたが、前日泊優先のようです。

8/11 5:47

【1日目】今年も雲の多い山行になりそう‥。

8/11 5:58

【1日目】テント場を通過

8/11 6:08

【1日目】最近の雨のせいか水量が多い気がします。

8/11 6:21

【1日目】ブテ尾根の取付きにある水場、ここから先は三俣山荘まで水場がありません。昨年の早月尾根で味をしめて3ℓを汲みました。

8/11 9:56

【1日目】三角点、順調なこともあって、このあたりから野口五郎小屋まで行くことを考えはじめました。

8/11 12:06

【1日目】昨年、お世話になった烏帽子小屋に到着

8/11 12:08

【1日目】小屋前から烏帽子岳方向

8/11 12:34

【1日目】小屋の奥手のチングルマ、このあと裏銀座のルートのあちこちアホほどありました。

8/11 12:35

【1日目】テント場の先に三ツ岳

8/11 12:43

【1日目】烏帽子ひょうたん池のほとりにもテント場があります。この時間でほぼイッパイでした。

8/11 13:14

【1日目】三ツ岳へ

8/11 13:32

【1日目】途中にコマクサが複数ありました。

8/11 13:43

【1日目】烏帽子岳が見えます。

8/11 14:24

【1日目】三ツ岳の三角点？標識はありません。

8/11 14:24

【1日目】歩いて来た烏帽子小屋からの稜線

8/11 14:25

【1日目】立山方向

8/11 14:55

【1日目】真砂岳へ

8/11 15:01

【1日目】この白いツボミみたいなのも裏銀座の途中たくさんありました。（トウヤクリンドウだそうです。）

8/11 15:04

【1日目】真砂岳手前の稜線コースとお花畑（巻道）分岐、無理せず左のお花畑コースへ進みます。

8/11 15:10

【1日目】イワギキョウ？も裏銀座の途中たくさんありました。

8/11 15:13

【1日目】お花畑コース

8/11 15:15

【1日目】ヨツバシオガマ、これもところどころありました。

8/11 15:16

【1日目】稜線コース？を見上げる。

8/11 15:17

【1日目】

8/11 15:27

【1日目】写真中央の黒い点‥熊です。何かの草か実を食べるのに夢中らしく、こちらには気付いてませんでした。

8/11 15:36

【1日目】歩いて来た道

8/11 15:39

【1日目】これから行く道

8/11 15:47

【1日目】これから行く道

8/11 15:54

【1日目】歩いて来た道

8/11 15:56

【1日目】

8/11 16:05

【1日目】立山の山頂？が見えました。

8/11 16:12

【1日目】

8/11 16:12

【1日目】うっすら大天井岳？

8/11 17:12

【1日目】はじめて小屋が見えたと思ったら到着、小屋の屋根の上部に見えるのが野口五郎岳山頂です。

8/11 17:13

【1日目】野口五郎小屋です。山岳地って感じがします。
何年ぶりかで1つの布団を2人で寝ました。

8/12 4:49

【2日目】小屋横から高瀬ダム方向、夜には大町の灯りも見えました。

8/12 4:59

【2日目】小屋をあとに出発

8/12 5:08

【2日目】日の出、今回の山行で最初で最後となった。

8/12 5:10

【2日目】先に見えるのが野口五郎岳の山頂部

8/12 5:10

【2日目】振り返ると野口五郎小屋が小さく見えます。・

8/12 5:10

【2日目】稜線（山頂）コースと巻道との分岐の標識

8/12 5:13

【2日目】野口五郎岳山頂に到着

8/12 5:15

【2日目】ブロッケンが見れそうな気もしましたが…残念

8/12 5:54

【2日目】

8/12 5:56

【2日目】

8/12 6:07

【2日目】

8/12 6:09

【2日目】

8/12 6:30

【2日目】

8/12 6:36

【2日目】さすが北アルプス稜線コースといった感じ。
足元はしっかりしたとこが多いです。

8/12 6:45

【2日目】岩を越えて少し歩いたところの少し平たいところで雷鳥を発見

8/12 6:45

【2日目】ヒナも発見

8/12 6:46

【2日目】

8/12 6:46

【2日目】ヒナは2羽いました。もうけっこう大きいですね。

8/12 6:47

【2日目】ヒナは草の中へ‥

8/12 7:19

【2日目】

8/12 7:27

【2日目】

8/12 7:27

【2日目】

8/12 7:27

【2日目】黒部峡谷ですか。

8/12 7:47

【2日目】

8/12 7:56

【2日目】

8/12 7:56

【2日目】歩いて来た稜線と‥

8/12 7:56

【2日目】烏帽子方向

8/12 7:59

【2日目】

8/12 8:07

【2日目】

8/12 8:16

【2日目】

8/12 8:18

【2日目】

8/12 8:18

【2日目】

8/12 8:20

【2日目】

8/12 8:33

【2日目】水晶小屋に到着、ここもピーク下にある小屋でした。

8/12 8:55

【2日目】水晶小屋裏手が少し広場的になっていて‥

8/12 8:55

【2日目】水晶小屋裏手から水晶岳に向かいます。

8/12 9:02

【2日目】出だしは散策的な道から‥

8/12 9:18

【2日目】岩の道へ‥ガスガス

8/12 9:18

【2日目】時折、下のほうが雲の切れ間から見えました。

8/12 9:19

【2日目】山頂かな？と思ったが違ってまだ先があって‥

8/12 9:25

【2日目】またまた山頂？と思っても違って‥

8/12 9:33

【2日目】ガスでますます、よく山頂がわかりずらい。
（ルートはわかりやすいので先には進みます。）

8/12 9:37

【2日目】「これ水晶？」女性に尋ねられて「これじゃないですか？」とはいったものの‥。

8/12 9:47

【2日目】水晶岳山頂到着、先ほど水晶の話をした女性が撮ってくれたので‥久々に登場です。ありがとうございました。

8/12 9:51

【2日目】赤子牛岳への道標（読売新道）

8/12 9:53

【2日目】赤子牛岳への道を進む人もいました。

8/12 9:55

【2日目】

8/12 10:04

【2日目】山頂部がチラリと見えました。

8/12 10:28

【2日目】

8/12 10:28

【2日目】水晶小屋が見えるところまで戻りました。

8/12 10:37

【2日目】

8/12 10:41

【2日目】

8/12 10:41

【2日目】

8/12 10:58

【2日目】

8/12 11:12

【2日目】

8/12 11:14

【2日目】

8/12 11:19

【2日目】

8/12 11:20

【2日目】向こうの稜線は燕岳だろうか？

8/12 11:20

【2日目】

8/12 11:32

【2日目】水晶岳方向、山頂はトンガリのもうひとつ奥ですね。

8/12 11:38

【2日目】写真右に祖父岳、その右手に雲の平ですね。

8/12 11:48

【2日目】ワリモ北分岐に到着、ここから鷲羽岳に向かいます。

8/12 11:54

【2日目】下に岩苔乗越が見えます。

8/12 12:22

【2日目】まずはワリモ岳、このあと岩を巻くロープ場がありちょっと緊張しました。

8/12 12:31

【2日目】ワリモ岳と鷲羽岳の鞍部あたりから三俣山荘を確認できました。アップです。

8/12 12:37

【2日目】

8/12 12:49

【2日目】

8/12 12:50

【2日目】野口五郎岳方向

8/12 12:55

【2日目】鷲羽岳の登りからワリモ岳を振り返る。

8/12 13:06

【2日目】祖父岳の左の平たいあたり日本庭園だそうです。

8/12 13:24

【2日目】鷲羽岳山頂に到着、ここでも撮っていただいたので‥ありがとうございました。

8/12 13:27

【2日目】いよいよ今日の目的地の三俣山荘に向けて下ります。

8/12 14:29

【2日目】だいぶ下って、小屋が見えてますね。

8/12 14:30

【2日目】双六小屋が雲の切れ間の鞍部に見えます。

8/12 14:30

【2日目】双六小屋をアップ…遠いなぁ、槍ヶ岳はさらに遠い。

8/12 14:59

【2日目】三俣山荘に無事到着しました。

8/12 14:59

【2日目】ドラマ「サマーレスキュー」のモデルの山荘ですね。

8/12 15:47

【2日目】テント場の先に越えて来た鷲羽岳と左手にワリモ岳
覚悟はしていましたがテント場がいっぱいで、やや斜面を整地して設営
少なからずそのような方々がいました。

8/12 17:46

【2日目】再び水を汲みに来た時、一瞬槍ヶ岳が見えました。
中央の雲のかたまりの向こうです。

8/13 5:40

【3日目】天候の様子をみながら少し遅めの出発

8/13 6:48

【3日目】三俣蓮華岳への分岐‥頂上は次回にしました。

8/13 7:09

【3日目】

8/13 7:25

【3日目】

8/13 8:10

【3日目】高瀬ダムへの源流の1つかな？

8/13 8:10

【3日目】正面の急坂もなかなか‥

8/13 9:04

【3日目】稜線コースと合流

8/13 9:10

【3日目】双六小屋が見えて来てホットします。これで新穂高方面へ繋がった気になりました。

8/13 9:27

【3日目】双六小屋から 樅沢岳への道、一度は登って行きましたが…。

8/13 10:37

【3日目】雨風が強くなり、小屋まで引き返しました。
新穂高への下山を決めました。

8/13 10:42

【3日目】双六小屋のテント場は快適そうに見えました。

8/13 11:04

【3日目】クロユリ？

8/13 11:09

【3日目】トリカブト

8/13 11:14

【3日目】けっこう斜面が急なところを進みます。

8/13 11:21

【3日目】ハクサンフウロ？

8/13 11:33

【3日目】くろゆりベンチ

8/13 11:47

【3日目】コオニユリ

8/13 12:01

【3日目】花見平

8/13 12:06

【3日目】花見平の数個のベンチがあったところを通過して。

8/13 12:25

【3日目】鏡平と笠ヶ岳への分岐

8/13 12:56

【3日目】

8/13 13:17

【3日目】弓折中段の小池をすぎたところから鏡池と鏡平小屋が見えてきました。

8/13 13:20

【3日目】西鎌尾根が見えます。行くべきだったのか？まぁ次回（があるかどうか）の楽しみに。

8/13 13:45

【3日目】鏡平小屋に到着

8/13 14:03

【3日目】鏡平池からの槍ヶ岳は絶景だそうです‥。

8/13 14:03

【3日目】

8/13 14:57

【3日目】登山道わきの草の中に鳥が出入りしたので除いてみると…穴倉に卵が見えます。

8/13 15:01

【3日目】

8/13 15:02

【3日目】

8/13 15:34

【3日目】イタドリヶ原

8/13 15:48

【3日目】大きなガレ場をいくつか通過します。あまりいい気はしませんね。

8/13 15:50

【3日目】右俣の川が見えてくるとちょっとホッとします。

8/13 16:14

【3日目】秩父沢

8/13 16:14

【3日目】秩父沢、このあたりから雨が強くなってきました。

8/13 16:57

【3日目】

8/13 16:59

【3日目】

8/13 17:02

【3日目】

8/13 17:08

【3日目】ニッコウキスゲ

8/13 17:20

【3日目】わさび平小屋に到着、びしょびしょになりました。

8/14 6:17

【4日目、帰阪】わさび平小屋のテント場

8/14 6:16

【4日目、帰阪】帰る時刻まで少しでも乾かして‥。

8/14 8:24

【4日目、帰阪】

8/14 8:31

【4日目、帰阪】15分ほどで笠ヶ岳への登山口

8/14 9:18

【4日目、帰阪】登山道入口のゲート

8/14 9:37

【4日目、帰阪】

8/14 9:38

【4日目、帰阪】入浴、バス待ちを見計らって少し乾かしました。

8/14 10:03

【4日目、帰阪】ここからロープウエイ駅への近道

8/14 10:05

【4日目、帰阪】ロープウエイ駅到着、このあと初めて山崎山荘で入浴しました。いい湯でした。

8/14 15:42

【4日目、帰阪】
松本駅から見る北アルプス

8/14 15:56

【4日目、帰阪】
初めてのグリーン車で帰りました。

撮影機器：

PENTAX Optio WG-1 GPS PENTAX

装備

個人装備

防寒着 雨具 傘 ゲイター 日よけ帽子 着替え サンダル ザックカバー サブザック 行動食 非常食 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

オーさん@Osan

　梅雨明け(豪雨)以来、あれだけ晴れた猛暑だったのに‥くもりのスタート。
昨年の撤退の悪夢 (゜Д゜≡゜Д゜)?が蘇ってきます。

　ベストな天気の日を選択したいものの、「仕事」にあわせるしかない。山に行く費用のためにも、こればっかりはやむを得ない( ゜ε゜；)

　烏帽子岳までの記録は、昨年に記録しましたので詳しくはこちらで
　『烏帽子岳（裏銀座撤退記）ブナ立尾根ピストン』
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1230219.html

【10日前日　出発】　
　10日出発時は、前回の「雨飾山」同様に新大阪から「ひかり」を利用して座って行ったものの、お盆も近いことから、子供連れの方も含めて、やや多いめでした。

　名古屋からの特急しなのは、指定席・自由席ともいっぱいで、なんとか指定席側のデッキに立って松本まで到着しました。

　途中下車して、パルコ近くのゴールデン酒場でジンギスカン定食に🍺をいただきました。

　昨年は、予約してあるはずのタクシーに乘れなかったりと、アクシデントもありましたが、今年は順調に七倉山荘に到着することができました。

【11日　高瀬ダムから烏帽子小屋をへて野口五郎小屋で素泊まり】
　今回、ブテ尾根を登るのは2度目なので、できる限り写真も減らし、道の確認に手間もかからないので、昨年よりは早く登れたので‥、烏帽子小屋でのテント泊をやめて野口五郎小屋を目指すことにしました。
　理由は3つ。
　1つは、翌日の行動時間が短くなる。
　2つ目は、天候がなかなか安定しない。
　3つ目は、すでにテント場はイッパイに近い。
などを考えました。

　野口五郎小屋では、ハイシーズンだけあって何年かぶりの二人でひとつの布団で寝ることとなりました(*_*)

【12日　野口五郎小屋から水晶、鷲羽岳をへて三俣山荘でテント泊】
　予定より先のスタートとなったこともあって5時出発にしました。多いとは思っていましたが、沢山の登山者に追い越されました。

　思っていたよりは歩きやすい道の印象でしたが、水晶小屋手前の硫黄尾根？との合流していくあたりは、見た目に荒々しく、チョッピリ緊張しました。また、ワリモ岳山頂からの岩を回り込むところにワイヤーが設置されているところもチョッピリ緊張しましたが、行き違いの人と鉢合わせするのが一番いやな場面だなぁと思いました。

　水晶岳山頂はあいにくのガスガスでしたが、鷲羽岳山頂では少し遠望もあったのでよかったです。

　苦手の下りで一気に三俣山荘に到着、テントの受付には子供がいました。出発の少し前、TBSの「情熱大陸」で三俣山荘がとりあげられてましたね。

　テント場はイッパイで、少し斜面ぎみのところで石をどけて、さいわい砂地だったので足で平たく整地して設営しました。

【13日　三俣山荘から双六小屋をへてわさび平山荘でテント泊】
　12日夜は、雷雨もあったのですが、朝は止んでいました。
　やや体調の不良もあって、出発を遅らせ、朝食も省略してテントを撤収しました。

　双六小屋までの道中は、ガスの中で雨が降ったり止んだり、晴れていればきっといい景色なんだろうなぁと思いながら歩きました。

　双六小屋で山バッジとコーラを買うとき、ふとみたテレビの天気データに高山市に高温警報と雷注意報の文字。なんとなく豪雨災害の時を思い出すと同時に、ここから先はどちらかというと飛騨側から風が流れ込んでくるので、雲が発達しやすいのかなぁと思いました。

　それでも、先に進みかけましたが、一時的だったかもしれませんが風雨が強くなり引き返すことにしました。先に進む方もおられたのですが、荷物が大きい分、風を受けながらの稜線歩きともなると体力の消耗も大きくなりますし、槍ヶ岳山荘でのテント場の確保が難しいのではないかなどの不安もあって、槍ヶ岳までの山行は断念するることにしました。

　もともと鷲羽岳を計画しようとした当初のルート案でもありエスケープルートとしても計画の範囲のことでしたので、何度も浮かんでは消えかけた鏡平小屋や、わさび平山荘に立ち寄るのも楽しみではありました。

【14日　下山、帰阪しました。】
　帰りは、高山に出るか、松本に出るか、はたまたもう一泊するか迷いましたが、松本に出て、そのまま大阪に帰ることに決めました。

　松本に出て、せっかくなので蕎麦を食べに行きました。駅舎のかどにある「榑木野 駅舎店」にはじめて行ってみました。
【榑木野 駅舎店】
https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20001432/　

　帰省シーズンでもあり、指定席はいっぱいで、あきらめて自由席を購入したものの一度は乗ってみたかった「グリーン車」に変更、窓口で差額1,750円を現金で払いました。

　車中の木曽路は、ずっと雨でした。その他の松本市周辺や鈴鹿、比良など山岳地周辺には夏の発達した雲の塊を沢山見ました。やっぱり異常気象なんでしょうか、山を降りるまでちょっと情報不足だったのですが、出発時にマークしていた台風15号は、進路を大きく変え、またあらたな台風も発生したとか。なんとなく、

　名古屋駅ではなんの罪の人なのか逮捕直後の外国人をみました。

　新幹線は少し狙って‥最近お気に入りの「ひかり」で、しかも新大阪止まりだったので？時間も遅めだったからか、自由席が空いてました。