いざ、でっぱつ!!
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8/20 6:19
いざ、でっぱつ!!
すぐにババ平のように見えますが、ここまでの林道歩きが長い。ところで、この石垣にある扉の中、何が入っているんでしょう??
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8/20 10:41
すぐにババ平のように見えますが、ここまでの林道歩きが長い。ところで、この石垣にある扉の中、何が入っているんでしょう??
急登の始まり。
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8/20 11:12
急登の始まり。
上高地〜水俣乗越までは一般登山道なので、特に問題なく進めました。あっという間に水俣乗越のように見えますが、槍沢大曲から2時間ほどかかります。
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8/20 12:55
上高地〜水俣乗越までは一般登山道なので、特に問題なく進めました。あっという間に水俣乗越のように見えますが、槍沢大曲から2時間ほどかかります。
北鎌尾根へ!!まず下り始めがザレザレの急斜面。
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8/20 12:55
北鎌尾根へ!!まず下り始めがザレザレの急斜面。
お助けロープを掴んだり、途中で木の枝を掴んだりしながら下降。
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8/20 12:56
お助けロープを掴んだり、途中で木の枝を掴んだりしながら下降。
ほぼ崖。
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8/20 12:58
ほぼ崖。
滑落したら止まらないと思います。
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8/20 13:01
滑落したら止まらないと思います。
この急なザレを降りるのか?と思ったら、進行方向右側に樹林帯に行く九十九折の道がありました。樹林帯はそれほど危険はありません。
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8/20 13:06
この急なザレを降りるのか?と思ったら、進行方向右側に樹林帯に行く九十九折の道がありました。樹林帯はそれほど危険はありません。
独標の登りは、45度くらい?
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8/20 13:06
独標の登りは、45度くらい?
樹林帯が終わり、枯れ沢と合流。たぶん雪渓があったところ(溶けてなくなっていました)。トラロープのあるところが結構急なザレザレで要注意です。
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8/20 13:32
樹林帯が終わり、枯れ沢と合流。たぶん雪渓があったところ(溶けてなくなっていました)。トラロープのあるところが結構急なザレザレで要注意です。
ここも結構急な下り。トラロープがあるので助かります。
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8/20 13:34
ここも結構急な下り。トラロープがあるので助かります。
しばらく下ります。
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8/20 13:35
しばらく下ります。
下っていくと左にケルンがあります。
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8/20 13:46
下っていくと左にケルンがあります。
左にケルン。
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8/20 13:48
左にケルン。
枯れ沢の左側を行きます。
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8/20 13:50
枯れ沢の左側を行きます。
至る所にケルンがあるので、助かります。
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8/20 13:52
至る所にケルンがあるので、助かります。
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8/20 13:54
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8/20 14:05
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8/20 14:15
地図上の「間ノ沢」で水を補給できます。もし、北鎌沢出合でビバークする予定でしたら、ここで汲んだほうが無難です。北鎌沢出合では、水をくむために右俣と左俣の合流地点まで登らなくてはならないので、ちょっと面倒です。ここで水を汲み、顔を洗いました。冷たく気持ちいい!
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8/20 14:40
地図上の「間ノ沢」で水を補給できます。もし、北鎌沢出合でビバークする予定でしたら、ここで汲んだほうが無難です。北鎌沢出合では、水をくむために右俣と左俣の合流地点まで登らなくてはならないので、ちょっと面倒です。ここで水を汲み、顔を洗いました。冷たく気持ちいい!
北鎌沢出合までは、ところどころケルンがあるのでGPSも併用して進みます。広い枯れた沢になっているので、進路があっているのか不安になりながらも慎重に進みました。
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8/20 14:52
北鎌沢出合までは、ところどころケルンがあるのでGPSも併用して進みます。広い枯れた沢になっているので、進路があっているのか不安になりながらも慎重に進みました。
北鎌沢出合。水俣乗越〜北鎌沢出合までは他のかたのレコを参考に2時間を想定していましたが、ぴったり15時に到着。
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8/20 15:00
北鎌沢出合。水俣乗越〜北鎌沢出合までは他のかたのレコを参考に2時間を想定していましたが、ぴったり15時に到着。
テーブル石のケルン。
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8/20 15:02
テーブル石のケルン。
テントを張るスペースもあります。
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8/20 15:02
テントを張るスペースもあります。
正直に言うと、誰かいてくれたらいいな、と思っていました。でも、誰もいない…。
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8/20 15:19
正直に言うと、誰かいてくれたらいいな、と思っていました。でも、誰もいない…。
北鎌沢出合から北鎌のコルまではやはり4時間くらいかかります。到着予定は19時。日の入りは18時30分くらい。ギリギリ間に合うかどうか、という状況。北鎌沢出合でビバークするのがセオリーですが、翌日のことを考えると4時間先に進めるのは大きい。
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8/20 15:21
北鎌沢出合から北鎌のコルまではやはり4時間くらいかかります。到着予定は19時。日の入りは18時30分くらい。ギリギリ間に合うかどうか、という状況。北鎌沢出合でビバークするのがセオリーですが、翌日のことを考えると4時間先に進めるのは大きい。
水を汲もうと右俣と左俣の合流地点まで登ろうと思ったのですが、意外と遠い…。そのまま登ってしまえ、ということで北鎌のコルを目指すことに。右俣と左俣の合流地点。ケルンがあります。
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8/20 16:08
水を汲もうと右俣と左俣の合流地点まで登ろうと思ったのですが、意外と遠い…。そのまま登ってしまえ、ということで北鎌のコルを目指すことに。右俣と左俣の合流地点。ケルンがあります。
左俣で水を3.5L汲みました。水は左俣のほうが美味しいそうです(理由は、北鎌のコルがビバーク地点ということでお察しください)。水俣乗越を下りきったあたりから雨がぱらついていたのですが、右俣と左俣の合流地点で本降りに。時々やみますが、上空を見ると厚い雲が流れています。ハードシェルを着て登り始めました。
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8/20 16:08
左俣で水を3.5L汲みました。水は左俣のほうが美味しいそうです(理由は、北鎌のコルがビバーク地点ということでお察しください)。水俣乗越を下りきったあたりから雨がぱらついていたのですが、右俣と左俣の合流地点で本降りに。時々やみますが、上空を見ると厚い雲が流れています。ハードシェルを着て登り始めました。
岩がゴロゴロした沢を登っていきます。
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8/20 16:20
岩がゴロゴロした沢を登っていきます。
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8/20 16:37
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8/20 16:38
土石流とか起こったら…とかネガティブなことを考えてしまいます。右俣を詰めていって水が枯れる直前で1L補給、合計4.5Lを担ぎました。正直多いかなと思いましたが、結果的に正解でした。これだけあれば、北鎌尾根のどこかで1日ビバークしてもギリギリ足りる計算になります。
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8/20 16:58
土石流とか起こったら…とかネガティブなことを考えてしまいます。右俣を詰めていって水が枯れる直前で1L補給、合計4.5Lを担ぎました。正直多いかなと思いましたが、結果的に正解でした。これだけあれば、北鎌尾根のどこかで1日ビバークしてもギリギリ足りる計算になります。
岩を登ったら赤テープがあった、ケルンがあった、というパターンが結構ありました。
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8/20 17:02
岩を登ったら赤テープがあった、ケルンがあった、というパターンが結構ありました。
時々、草付きへ踏み跡が続いていますが、無視して進みました。
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8/20 17:21
時々、草付きへ踏み跡が続いていますが、無視して進みました。
ここ、ルートじゃないのか?と思い草付きのほうに行ってしまいました。結局間違いに気が付き、ここを登ったら赤テープがありました。
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8/20 17:46
ここ、ルートじゃないのか?と思い草付きのほうに行ってしまいました。結局間違いに気が付き、ここを登ったら赤テープがありました。
登ったら見つけた赤テープ。右俣を詰めるとき、大きな岩がゴロゴロした沢を登っていけば、迷わないと思います。途中で、草付きに分岐してたり、踏み跡が続いていたりしましたが、すべて無視しました。
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8/20 17:47
登ったら見つけた赤テープ。右俣を詰めるとき、大きな岩がゴロゴロした沢を登っていけば、迷わないと思います。途中で、草付きに分岐してたり、踏み跡が続いていたりしましたが、すべて無視しました。
雨も強くなってきました。草付きに近いですが、まだ沢を詰めます。
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8/20 18:02
雨も強くなってきました。草付きに近いですが、まだ沢を詰めます。
スリングや、
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8/20 18:11
スリングや、
ケルンがあります。
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8/20 18:11
ケルンがあります。
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8/20 18:17
有名な倒木。
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8/20 18:25
有名な倒木。
さらに登ります。レコによると、左へと進んでいき、最後に右、という記載がありましたが、しばらくは大きな岩がゴロゴロした沢を登っていれば大丈夫です。
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8/20 18:34
さらに登ります。レコによると、左へと進んでいき、最後に右、という記載がありましたが、しばらくは大きな岩がゴロゴロした沢を登っていれば大丈夫です。
アルミのコッヘル?これ以降は、草付きになりますが、右側へ行きます。ここでルートミスをして左側に。強引に右側へトラバースしました。ヘッデンがあったとはいえ夜で真っ暗、雨が降っていたし、草付きで滑るし、怖かった。
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8/20 18:36
アルミのコッヘル?これ以降は、草付きになりますが、右側へ行きます。ここでルートミスをして左側に。強引に右側へトラバースしました。ヘッデンがあったとはいえ夜で真っ暗、雨が降っていたし、草付きで滑るし、怖かった。
コルに到着。コルまで残りの高さ30メートルくらいで、沢が細くなり草付きに変わります。その時点で右へ進む、というのが正解みたいです。GPSによると、コルの標高が2475m、最終的に右へ進むのが大体2450m付近です。それまではひたすら大きな岩がゴロゴロした沢を詰めていけば、迷うことはないと思います。しかし、誰もいない…。テントを張って食事して、すぐ寝ました。
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8/20 18:54
コルに到着。コルまで残りの高さ30メートルくらいで、沢が細くなり草付きに変わります。その時点で右へ進む、というのが正解みたいです。GPSによると、コルの標高が2475m、最終的に右へ進むのが大体2450m付近です。それまではひたすら大きな岩がゴロゴロした沢を詰めていけば、迷うことはないと思います。しかし、誰もいない…。テントを張って食事して、すぐ寝ました。
翌朝。晴れそうです。
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8/21 5:05
翌朝。晴れそうです。
北鎌尾根の始まり!
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8/21 5:06
北鎌尾根の始まり!
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8/21 5:09
たぶん誤って草付きを進むと、こういうところにたどり着くのかと。
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8/21 5:18
たぶん誤って草付きを進むと、こういうところにたどり着くのかと。
ビバーク箇所が結構いたるところにあります。
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8/21 5:18
ビバーク箇所が結構いたるところにあります。
昨日、無理してコルまで上がっているので時間的にも体力的にも余裕があるのは大きかったです。4時ごろ起きて5時にスタートしました。独標までは踏み跡も明瞭にあり、迷うことはほとんどありません。
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8/21 5:31
昨日、無理してコルまで上がっているので時間的にも体力的にも余裕があるのは大きかったです。4時ごろ起きて5時にスタートしました。独標までは踏み跡も明瞭にあり、迷うことはほとんどありません。
途中で分岐している個所もありましたが、間違ったほうに行くと途中で踏み跡がなくなっていて進めなくなります。
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8/21 5:58
途中で分岐している個所もありましたが、間違ったほうに行くと途中で踏み跡がなくなっていて進めなくなります。
独標まで意外と遠い。
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8/21 6:16
独標まで意外と遠い。
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8/21 6:18
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8/21 6:47
独標直前の間違いルート。
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8/21 6:48
独標直前の間違いルート。
トラバースルートにロープがありますが、クライマーなので直登ルートを選択。
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8/21 7:06
トラバースルートにロープがありますが、クライマーなので直登ルートを選択。
直登ルート。左側の木のほうに登っていきます。
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8/21 7:08
直登ルート。左側の木のほうに登っていきます。
お助けロープがありますが、使いませんでした。
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8/21 7:10
お助けロープがありますが、使いませんでした。
岩にガバホールドが多数あり、手に足・スメア・マントリングを駆使すれば結構簡単に登れます。
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8/21 7:12
岩にガバホールドが多数あり、手に足・スメア・マントリングを駆使すれば結構簡単に登れます。
登ったところ。
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8/21 7:13
登ったところ。
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8/21 7:14
つぎは中央に見えるゴジラの背のようなナイフリッジ。
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8/21 7:17
つぎは中央に見えるゴジラの背のようなナイフリッジ。
ナイフリッジの微妙な段差を足場に通過します。慎重にオブザベーションをして、手と足をどうやって使うかを想像しつつ登るのは、結構楽しかったです。
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8/21 7:18
ナイフリッジの微妙な段差を足場に通過します。慎重にオブザベーションをして、手と足をどうやって使うかを想像しつつ登るのは、結構楽しかったです。
ナイフリッジ通過中。それほど難しくはありません。クライマーはこういうのにワクワクします(落ちたら死にますが)。
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8/21 7:20
ナイフリッジ通過中。それほど難しくはありません。クライマーはこういうのにワクワクします(落ちたら死にますが)。
越えてきたナイフリッジ。
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8/21 7:26
越えてきたナイフリッジ。
ハイマツ漕ぎをして、
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8/21 7:29
ハイマツ漕ぎをして、
岩の門へ。
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8/21 7:33
岩の門へ。
岩の門を通過して振り返ったところ。ここをくぐって独標頂上へ。
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8/21 7:35
岩の門を通過して振り返ったところ。ここをくぐって独標頂上へ。
独標頂上からの眺め。昨日頑張ったご褒美に思えました。槍がよく見えます。
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8/21 7:38
独標頂上からの眺め。昨日頑張ったご褒美に思えました。槍がよく見えます。
独標の頂上で自撮り(笑) 早く着いた甲斐があって、槍もガスっておらずラッキーでした。
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8/21 7:47
独標の頂上で自撮り(笑) 早く着いた甲斐があって、槍もガスっておらずラッキーでした。
独標頂上のビバークポイント。
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8/21 7:48
独標頂上のビバークポイント。
ここから先は岩稜帯。基本的に稜線を進め、という教えどおりに進みます。巻道も多数見えましたが、よほどのことがないかぎり稜線を登って下る、の繰り返しで進みました。
3
8/21 7:49
ここから先は岩稜帯。基本的に稜線を進め、という教えどおりに進みます。巻道も多数見えましたが、よほどのことがないかぎり稜線を登って下る、の繰り返しで進みました。
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8/21 7:51
さようなら、独標。
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8/21 7:56
さようなら、独標。
巻道。
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8/21 7:59
巻道。
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8/21 8:03
ピークから、次のピークへ至るルートをファインディング。
2
8/21 8:05
ピークから、次のピークへ至るルートをファインディング。
ピークを登ったり、
1
8/21 8:05
ピークを登ったり、
巻いたり。
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8/21 8:24
巻いたり。
振り返る。
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8/21 8:28
振り返る。
槍が隠れてしまいました。よーく見ると、ルートがわかります…よね。
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8/21 8:30
槍が隠れてしまいました。よーく見ると、ルートがわかります…よね。
ビバークポイントだらけ。
1
8/21 8:31
ビバークポイントだらけ。
振り返って、越えてきた尾根。
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8/21 8:44
振り返って、越えてきた尾根。
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8/21 8:54
こういう衝立のような岩は、巻きます。こういう時は千丈沢側へ巻道がしっかりとあるので(GPSもあるし)、ほぼほぼ迷いません。
0
8/21 9:09
こういう衝立のような岩は、巻きます。こういう時は千丈沢側へ巻道がしっかりとあるので(GPSもあるし)、ほぼほぼ迷いません。
巻道へ。
1
8/21 9:09
巻道へ。
ここでルートミス。ルートがわからず天丈沢側を無理やり巻いたところ、大きな岩がクラックから崩れました。なかなかシビれるクライミングでした。危うく死ぬところ(笑)
2
8/21 9:38
ここでルートミス。ルートがわからず天丈沢側を無理やり巻いたところ、大きな岩がクラックから崩れました。なかなかシビれるクライミングでした。危うく死ぬところ(笑)
右側、千丈沢側に巻道があります。
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8/21 9:42
右側、千丈沢側に巻道があります。
すぐに、スラブを登って尾根へ復帰。
1
8/21 9:44
すぐに、スラブを登って尾根へ復帰。
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8/21 9:50
1
8/21 9:57
P15、懸垂下降ポイント。このすぐ左側に「諸君 頑張れ」のプレートがあります。
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8/21 10:00
P15、懸垂下降ポイント。このすぐ左側に「諸君 頑張れ」のプレートがあります。
これが見たかった!! やっと念願が叶いました。
8
8/21 10:03
これが見たかった!! やっと念願が叶いました。
P15の懸垂下降ポイントのすぐ左側を降りました。右に行っても、降りるルートが見つからず。
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8/21 10:04
P15の懸垂下降ポイントのすぐ左側を降りました。右に行っても、降りるルートが見つからず。
降りてきた箇所。画像中央上部にスリングが見えます。
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8/21 10:15
降りてきた箇所。画像中央上部にスリングが見えます。
ガスってきました。
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8/21 10:23
ガスってきました。
北鎌平への登り。
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8/21 10:36
北鎌平への登り。
北鎌平。有名な碑があります。
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8/21 10:45
北鎌平。有名な碑があります。
北鎌平はかなり広いです。意外とすんなり進めて北鎌平まで来たとき、槍ヶ岳がガスっていて進むかどうか迷いました。せっかくなら晴れているときに登りたいじゃないですか。ということで、北鎌平で待つことに。
7
8/21 13:27
北鎌平はかなり広いです。意外とすんなり進めて北鎌平まで来たとき、槍ヶ岳がガスっていて進むかどうか迷いました。せっかくなら晴れているときに登りたいじゃないですか。ということで、北鎌平で待つことに。
夕方、すっきり晴れました。迫力のある槍。経験上、夕方からはガスがとれる時が多いし、翌日早朝は晴れる時が多いです。
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8/21 17:49
夕方、すっきり晴れました。迫力のある槍。経験上、夕方からはガスがとれる時が多いし、翌日早朝は晴れる時が多いです。
登ってきた北鎌尾根を眺めます。
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8/21 17:50
登ってきた北鎌尾根を眺めます。
16時まで待って、ガスがとれていたら登る、ダメならビバークしようと思いました。結果的には17時にガスが取れましたが、ここから槍ヶ岳山頂までは1時間半。暗くなってからの行動は危険と判断し、ビバーク決定。最高のテン場だと思いました(このときは)。
4
8/21 17:51
16時まで待って、ガスがとれていたら登る、ダメならビバークしようと思いました。結果的には17時にガスが取れましたが、ここから槍ヶ岳山頂までは1時間半。暗くなってからの行動は危険と判断し、ビバーク決定。最高のテン場だと思いました(このときは)。
しばらくこういう写真が続きます。時間も余ってしまい、やることもなかったんです。
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8/21 18:05
しばらくこういう写真が続きます。時間も余ってしまい、やることもなかったんです。
1
8/21 18:06
辿ってきた尾根に思いをはせる。
2
8/21 18:07
辿ってきた尾根に思いをはせる。
明日いくルートを思案中。
2
8/21 18:09
明日いくルートを思案中。
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8/21 18:11
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8/21 18:16
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8/21 18:19
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8/21 18:19
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8/21 18:20
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8/21 18:20
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8/21 18:33
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8/21 18:34
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8/21 18:35
日が暮れてから猛烈に風が強く、突風が吹きすさびます。立っていてよろけるくらいでした。さらにはテントが飛ばされそうに。張ったときは微風だったので4か所のガイラインを岩に括り付けただけでしたが、あまりに揺れるので確認するとガイラインが外れています。さらにテントの4か所をペグ打ちしましたが、夜中に2回もペグごと外れていました。最後はこれでもかというくらいに石をのせて固定しましたが、それでもテントが壊れるんじゃないかと思うくらいでした。
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8/22 5:09
日が暮れてから猛烈に風が強く、突風が吹きすさびます。立っていてよろけるくらいでした。さらにはテントが飛ばされそうに。張ったときは微風だったので4か所のガイラインを岩に括り付けただけでしたが、あまりに揺れるので確認するとガイラインが外れています。さらにテントの4か所をペグ打ちしましたが、夜中に2回もペグごと外れていました。最後はこれでもかというくらいに石をのせて固定しましたが、それでもテントが壊れるんじゃないかと思うくらいでした。
風が強く、立っていてよろけるくらいです。日が登れば山風から谷風に変わるはず。その変わり目で風が弱まるはずなので、それを狙って登ります。
2
8/22 5:26
風が強く、立っていてよろけるくらいです。日が登れば山風から谷風に変わるはず。その変わり目で風が弱まるはずなので、それを狙って登ります。
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8/22 5:26
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8/22 5:26
最後の登攀へ。
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8/22 5:27
最後の登攀へ。
1
8/22 5:27
テントを回収後、昨日と同じように稜線を登っていきます。途中でケルンもありましたし、迷わず槍ヶ岳まで取り付くことができました。
3
8/22 5:29
テントを回収後、昨日と同じように稜線を登っていきます。途中でケルンもありましたし、迷わず槍ヶ岳まで取り付くことができました。
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8/22 5:36
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8/22 5:36
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8/22 5:37
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8/22 5:39
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8/22 5:40
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8/22 5:40
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8/22 5:41
まずはこの岩を目指します。このあたりで予想どおり風が弱くなり、ハードシェルを脱ぎました。
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8/22 5:49
まずはこの岩を目指します。このあたりで予想どおり風が弱くなり、ハードシェルを脱ぎました。
ビバークポイント?
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8/22 5:52
ビバークポイント?
次にカニのはさみへ。
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8/22 5:52
次にカニのはさみへ。
時々、ケルンがあります。
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8/22 6:04
時々、ケルンがあります。
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8/22 6:07
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8/22 6:07
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8/22 6:08
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8/22 6:13
カニのはさみから右上へ。写真中央、ケルンがあります。
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8/22 6:15
カニのはさみから右上へ。写真中央、ケルンがあります。
右上にスリングがあります。基本、1つのハーケンはビレイポイントなので、ハーケンを目指していけばルートはあっています。2つのハーケンは懸垂下降ポイントなのでルートの行き詰まり、行ってはいけません。
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8/22 6:26
右上にスリングがあります。基本、1つのハーケンはビレイポイントなので、ハーケンを目指していけばルートはあっています。2つのハーケンは懸垂下降ポイントなのでルートの行き詰まり、行ってはいけません。
右上に登ったところにケルンがあります。
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8/22 6:26
右上に登ったところにケルンがあります。
ケルン。
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8/22 6:31
ケルン。
有名な実工JAC
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8/22 6:33
有名な実工JAC
その右側に慰霊碑。
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8/22 6:34
その右側に慰霊碑。
下のチムニー。まず左側へ登り、右足を真ん中のチョックストーンへ。挟まっているチョックストーンが抜けないよう、慎重に登ります。下のチムニーを抜けると、そこそこ広いテラスになります。
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8/22 6:38
下のチムニー。まず左側へ登り、右足を真ん中のチョックストーンへ。挟まっているチョックストーンが抜けないよう、慎重に登ります。下のチムニーを抜けると、そこそこ広いテラスになります。
テラスを左へ行くと、上のチムニーがあります。ここも右側のクラックを利用して登ります。ホールドは多いので、それほど難しくありません。
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8/22 6:48
テラスを左へ行くと、上のチムニーがあります。ここも右側のクラックを利用して登ります。ホールドは多いので、それほど難しくありません。
上のチムニーを登ったところ。チムニーを2つ登ると頂上はすぐです。
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8/22 6:51
上のチムニーを登ったところ。チムニーを2つ登ると頂上はすぐです。
右にスリング。
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8/22 6:52
右にスリング。
左に木。
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8/22 6:53
左に木。
チムニーを登りきると、祠まであと少し。この辺で頂上にいた人と目が合いました。
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8/22 6:54
チムニーを登りきると、祠まであと少し。この辺で頂上にいた人と目が合いました。
頂上にいた人に、「えっ!!」と驚かれすぐに「おめでとうございます!!」と。
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8/22 6:54
頂上にいた人に、「えっ!!」と驚かれすぐに「おめでとうございます!!」と。
ようやく登頂。長くて大変でしたが、苦労が多かったぶん感動も大きかったです。
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8/22 6:57
ようやく登頂。長くて大変でしたが、苦労が多かったぶん感動も大きかったです。
今までの苦労が感動に変わる。
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8/22 6:57
今までの苦労が感動に変わる。
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8/22 6:57
インスタ映えを狙っての1枚(笑)
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8/22 6:59
インスタ映えを狙っての1枚(笑)
登ってきたところ。
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8/22 7:01
登ってきたところ。
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8/22 7:01
こんな素敵な景色も!
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8/22 7:02
こんな素敵な景色も!
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8/22 7:13
1
8/22 7:14
ここからは一般登山道。油断せず慎重に下ります。
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8/22 7:18
ここからは一般登山道。油断せず慎重に下ります。
肩まであと少し。
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8/22 7:18
肩まであと少し。
ここまでくれば、もう安心。
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8/22 7:32
ここまでくれば、もう安心。
一般登山道のなんと快適なことか。
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8/22 8:07
一般登山道のなんと快適なことか。
豊富に使える水があるって、とても贅沢なんだと思いました。ここで水をたくさん飲んで4.5Lフルに汲みました。なぜって、自宅で美味しいコーヒーを淹れるため。
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8/22 8:38
豊富に使える水があるって、とても贅沢なんだと思いました。ここで水をたくさん飲んで4.5Lフルに汲みました。なぜって、自宅で美味しいコーヒーを淹れるため。
お花畑が綺麗でした。
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8/22 9:01
お花畑が綺麗でした。
ようやく帰ってきました。すべてはここから始まった気がしました。
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8/22 9:38
ようやく帰ってきました。すべてはここから始まった気がしました。
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8/22 12:28
無事に下山。これほど充実した山旅はなかった。
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8/22 13:40
無事に下山。これほど充実した山旅はなかった。
こんにちは!
写真とコメントの多さは余裕の表れだと思います。
昨秋、私が北鎌で撮影したのは安全な場所のみ。
撮影枚数も多くなかったと記憶しています。
先日、東鎌尾根を歩きましたが対岸から北鎌尾根をじっくり観察でき、お勧めです。
まずは、おつかれさまでした。
jundaigoさん、はじめまして!
感想などの文章は、登ってきたばかりでハイな状態だからかもしれません。あとで読み返すと『こんなこと書いたっけ?』状態になります(笑)
写真は失敗したくないので、たくさん撮るようにしてるだけなんですよ〜。撮ったからにはアップしよう、みたいな感じで多くなってしまいます。
今回、東鎌尾根から下山しようか迷ったのですが、水俣乗越の激下りを考えて、槍沢からにしました。東鎌から北鎌はよく見えてイイコースですよね!
水俣乗越でシャッターを押した者です。ソロでの登頂は大変な偉業だと思います。おめでとうございます!
pftakanori1025さん、その節はシャッターを押して頂きまして、ありがとうございました! さすがにデカデカと顔が写ってるのでアップ出来ませんが、北鎌挑戦前の表情がよく写っていました(笑)
あの後、槍まで行かれたのでしょうか? お会いした日はあいにくの天気でしたが、翌日以降は天気もまあまあ良く、お互いラッキーでした!
岳人のベテランさんにおめでとうも変ですから
お疲れさまでしたと 。流石、冷静に判断さ
れましたね。どうも尾根筋の天丈沢側の岩目は逆層
になって居るので崩れますね、私も同じ体験をしまし
たです。アルファ米など過酷な縦走には全くうけつけ
ませんでした。電池迄測って持参しました(笑)。
独標のふたこぶ岩の槍穂の絶景はお宝ですね。小生は
てっぺん下の窪みでツィルト張り防寒衣を着てホッカロ
ンを足に貼り付けて朝を待ちました。寝袋は節約して
持参しませんでした。大変な寒さでしたが。しかしこ
の世とも思いない体験をしました。75才の単独行で山
人生を終了しましたです。
どうぞ此れからも危険予知感を働かせ安全第一で存分
に楽しんで下さい。 丹沢の爺
mamedeさん、お褒めのコメントを頂き恐縮です。
天丈沢側の岩目はたしかに崩れやすいですね。なるべく千丈沢側を巻くというのも、理にかなっているように思います。一部、石灰岩質のところもありましたし、脆い尾根もあって、手に持った時に動かないかよく確かめて移動しました。
今回、写真をたくさん撮りましたが、どれもこれも一生の宝物になっています。北鎌尾根は一生のうち一回でも行ければいいかなと思っていますので、今回の山旅は本当によい思い出となりました。
ところで75歳でしたら、まだまだ行けると思います。一緒にクライミングをしている方で、78歳のかたがいらっしゃいますから。mamedeさんも無理をせず、山人生を楽しんで頂ければ幸いです。
それでは、また。
3年前に直登しましたが、ビバーク重装備で重心が高いためかナイフリッジで上体が不安定でかなり怖かった覚えがあります。
ソロの北鎌の魅力に嵌って4年連続で行き稜線上ではP8や独標ピークでビバークしたこともありますが、それほど風には苦労しませんでした。北鎌平は風の通り道のコルのような地形のため吹く時は大変なのですね。
まだまだ余裕のご様子ですので是非湯股からP2経由もトライされてみてください、なかなか痺れますよ。
それに飽き足らなければ?下りの北鎌(逆行)も有ります。水俣乗越ゴールだと直前にマゾな難所がありますが。
hatsuさん、コメントありがとうございます!
北鎌平はおっしゃるとおり風の通り道ですね。今さらながら、もう少し考えてテントを張ればよかったです。もうホントに、テントの耐風試験のような状態でした。モンベルのステラリッジのページに風洞実験の写真がありますが、まさにあんな感じでした。
https://www.montbell.jp/generalpage/disp.php?id=340
独標を含めてほかのビバークポイントだと、風をよけられるような場所がほとんどでしたので、それほど風で苦労しないのかもしれません。
僕はクライミングジムで20代の若い連中に登らされているおかげで(笑)、岩登り自体は大丈夫なのですが、体力とかメンタル部分が弱いので。もうバリルートはやめようかな、と思っているんです。湯股からP2も含めていろいろ魅力的なルートはありますが、気が乗らないというか、軟弱なんていったら怒られますが温泉付きのルートとかでのんびりしたいなぁ、と思っているところです…スミマセン。
自分もボルダリングにも嵌り岩が好きで北鎌や前穂北尾根のようなバリルートに魅力を感じて取り組んで来たのですが、、直近の山での事故で目下療養中ということもあり今後は登山や山そのものへの向き合い方を変えて行こうと考えている最中です。何より、もうあんな怖い思いと大迷惑は起こしてはいけないと思っています。
ただ、惚れ込んだ北鎌だけはいつかは再訪したいという想いは未だ抱いているのですが。
温泉は、湯俣の晴嵐荘が素晴らしいですのでここを起点に裏銀座や雲ノ平をのんびりテント行するような登山もいいだろうな、と思います。
バリルートはそもそもパーティで行くような場所だと思っています。僕は事故を起こしたことはありませんが、危険な目にあったこと(ピッケルで滑落停止で止まる、持った岩が剥がれる)は何回かあります。死ななかったのは運が良かっただけです。
僕自身、バリルートは魅力的であっという間に引き込まれそうで、ブレーキをかけないとヤバい気がしています。死ぬような取り返しのつかないところまで行く前に、勇気ある敗退(=バリルートをやめる)をしようかと。
ところで、雲ノ平や裏銀座は行ったことがありませんが、雑誌とかだと天上の楽園と言いますよね。リハビリもかねて行くのも良いかもしれませんね。
今の私には鋭く心に刺さる言葉です、まさにその通りですね。「やらない、行かない」が究極の安全であり危険回避です。
それが出来ずに判断を誤った厳しいルート・.ムーブで無理をして進み、戻る判断も遅れ、技術的なミスを招き事故に至り、自責自戒の念に駆られている最中です。
有難いお言葉に感謝します。有難うございます。
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