槍ヶ岳 天狗原の紅葉と西鎌尾根
- GPS
- 80:00
- 距離
- 46.8km
- 登り
- 2,898m
- 下り
- 3,296m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:30
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:41
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 11:53
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:39
天候 | 6日 曇りのち小雨、夜暴風。 7日 朝強風、曇り高所はガス、日没前にガス晴れる。 8日 絶快晴のち昼ごろからガスが流れ曇り空。 9日 下山まで快晴。 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
松本からアルピコ交通新島々線で新島々。バスに乗り換えて上高地まで。 帰路は、新穂高温泉から濃飛バスで高山バスセンター。 高速バスに乗り換えて、名古屋まで。 出発時ザック重量ベース18kg、水、コンビニ食材。 帰宅時ザック重量、計るの忘れた。 なんでやねん。と思いましたが、今はこれでもギリギリです。 も少し持って歩けるようにならないと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地から横尾までは遊歩道。 横尾からは登山道になりますが、整備された道で天狗原への分岐まで安心して歩けます。 分岐からは岩ゴロなどの岩場があり、天狗池を過ぎると斜度も急になります。 尾根に乗ると岩稜の道で、下りは注意がいると思いますが、 登りで使うには、慎重に行けば問題ないと思います。 南岳から槍ヶ岳への稜線。 ハシゴや鎖のあるところもありますが、 整備がゆき届いていて、歩きやすいです。 槍ヶ岳への登り、下り。 十二分の注意が必要です。 以前に登ったことはありますが、こんな怖かったかなぁ?と、 高度感は、満点でしたが又すぐに忘れるんでしょうね。 シンドさはすぐに忘れても、目に見た光景は、逆に美化されるというか。 そんな感じやので自分は、また山へ行こうと思うんやと思います。 西鎌尾根以降もそんな感じの行程でした。 危険と思われる箇所はありません。 ルートは手書きです。 |
その他周辺情報 | 奥飛騨の湯 ¥800円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ストック
カメラ
ポール
|
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感想
涸沢の紅葉は何度か見ましたが、横尾から左には行けてもなかなかまっすぐ先には進めませんでした。
天狗原、天狗池の紅葉も美しいらしい。
今年ようやく行ってみようかと、前週は平日に休めず、翌週だともう遅い。
そんな今週、旗日は平日同様なので有休を2日充てての6日〜9日の行程としました。
台風24号が接近する頃には既に次の25号になり得る雲の塊が出来ていて、
今回の山行にぶち当たりそう。
当初は、24号と同ルートだとか、大陸への西進ルートとか日々進路はブレてましたが、
7月でもないのに大陸へ行くことはないんでしょうが、少しの期待で日々過ごすうち、
なぜか太平洋高気圧の勢力が増して、24号とは異なる大回りのコースで予報が落ち着いてきました。
日本で台風の進路予想ができるのは気象庁だけですが、
アメリカやヨーロッパの気象機関や米軍が予報しています。
自分では皆目分からないので、カサヤンさんのブログ頼りです。
それでも、日曜に最接近だとどうしょうもありませんでしたが、
幸いに?土曜の夜に最接近。土曜も日中は影響なさそう??
となると、行くしかないと、金曜の松本行き最終バスへ。
チケットを買おうとすると、私の名前で予約が無い⁉とのこと。
上高地行きの夜行バスが日曜発しか取れず、松本行きを予約してたつもりでしたが。
忘れてたようです。。。
満席とのことでしたが、幸いに空いた席があるという事で無事松本へ。
ムーンライト信州の運行があり、松本からの始発電車も早く上高地へつけました。
昼過ぎには天候が崩れるようなので、早く出発しないとならないのですが、
体調優れず、ゆっくりめのスタート。
横尾まではどうにかこうにか。
その先は、登りで歩くのは初めてでしょうか?
厳しいルートではないのですが、なかなか足が進みません。
槍沢ヒュッテでテントの受付を済ませてテン場へ向かいますが、
更に30分の登り道です。
雨はそれほど酷くならず、無事にテント設営完了。
ここまでは良かったのですが、
台風の風は南からやろうと風向きを誤り、北西側を入口に、岩小屋の横に設営したのも原因でしょうか。
夜になり、段々と風が強くなるなか、昼寝をしたのでなかなか寝付けずにいた20時頃。
ピシッという音が聞こえて、張り綱が外れてテントに打ち付けたものと思っていました。
暫くそのままいましたが、あんまりテントがたわむもので張り直そうと外へ出てみると、テントが変な形になっていました。
どうやらテントポールが折れた様です。
時間はまだ21時。ちょうど台風の最接近の頃。
ウトウトとしながらも翌1時頃までは必死でテントとテントポールを支えて過ごしました。
そんなこんなで、朝は寝過ごし、まだ風強いし、外出るとフライシートに穴空いてるし、
なかなか出発しようと言う気になれません。
計画段階ではこの日は槍ヶ岳山荘までのつもりでしたが、
到底無理なので、南岳小屋まで。
天狗原の分岐から、天狗池を目指します。
生憎、酷暑と連続台風の影響からか、木々は既に落葉していました。
ガスで槍ヶ岳も見えないなか、ひたすらの登り。
横尾のコルで、北穂は見えませんでしたが涸沢へのルートが望めました。
いつもあそこから見てる場所がここなんですね。
そこからは更に急登で、稜線真近では鎖も整備されています。
南岳小屋までガス空でしたが、アーベントロート。夜の星空。モルゲンロート。
ご褒美一杯で槍ヶ岳への稜線ルート♪♪
以前スルーしていた大喰岳山頂標識もゲットでき、
槍ヶ岳山頂では数分の山頂貸切状態。
前夜のテン場は張場所指定ないくらい空いてたようで、
槍のテン場からのご来光。羨ましく思いましたが、
自身の体力の問題なので仕方なし。
いよいよ念願の西鎌尾根‼
ホンマは逆ルートで歩きたかったですが、
この絶好の日に歩けることに感謝。
昼頃からガスが掛かるという予報がありましたが、
ちょうど西鎌尾根をガスが流れる状態でした。
双六小屋までキツかった‼
硫黄乗越から脚にきてました。
それでも、まだ双六岳に登れる?時間に双六小屋に着くことができました。
西鎌尾根の道中で聞いた、双六の黄金の草紅葉。
ガスに覆われていますが、微かな期待を持って双六岳へ。
山頂までもずっとガス。諦めていた頃、
西の空に動きが見えて、
チャンスあるかも‼と、急いで下ります。
途中で、草原に陽が届いてるのが見えました。
そして、瞬間の槍の穂先。
ほんの一瞬でしたが素晴らしい光景でした。
それを見るためだけにここへ来るのもありやと思いました。
最終日も、好天のなか無事に下山できました。
少しのハプニングはありましたが、
今回も、充実の山行が出来ました♪♪♪
全てのものに、ありがとう。
fujimonさんへ 大縦走お疲れ様でした!
天狗原は是非行ってみたいと思っていました。参考にさせて頂きます。
残念ながら、紅葉は終盤の様でしたが、モルゲンロート、アーベンロート、ご来光、紅葉、雲海と大自然満喫で羨ましい限りです!(^^)!
エンジェルさん、こんばんは〜‼
コメントありがとうございます
紅葉は、生憎でしたが、
それよりも、、枯れないで来年も芽吹いてくれること。
今年の酷暑は、木々にも多くの負担を与えてるのかな?ということが心配です。
竹林でも、山の木々の中にも枯れてるのを多く見ますもんね。
今年最後の長期山行でしたが、初日含めて、気象と空の移りゆく景色を全てみしてもらったような感じでした
ほんま、羨ましい限りです
fujimonさん
はじめまして。
天狗池に南岳小屋、鏡平小屋のかき氷、、、
大好きなものが沢山でてくるレコで、楽しませていただきました。
テントにトラブルがあったり、大変なこともあったようですが、モルゲンもアーベンも、とっても素敵でしたね!
mapleさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます♪♪
台風の通過で色々ありましたが、
初めての天狗池。
ここの紅葉最盛期は凄いんやろうなぁと眺めてました。
是非に‼再訪したいです
秋のいい時期、今年はなかなかタイミングが難しかったですが、
いいタイミングで行けて良かったですよね♪
すごい距離お疲れ様でした‼
前半のハプニングも後半の青空に朝日に夕日に紅葉で報われますね♪♪(お財布には辛いけど💦)
縦走できる体力がない我家、見ることのできない景色を堪能させて頂きました(^^)v
koumamaさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます♪♪
フライシートにテントポール。
出費はいくらでしょうか⁇
一度買えばずっと使えると思ってましたが、
耐用年数もあるんでしょうし、どのくらい元⁇取れたのかと考えたくなりました
再来週は、またテン泊しようかと目論んでるので、それまでには買いに行かないと‼
kouくんにも見てもらいたいような景色がいっぱいありましたよ〜
写真だけですが、見ていただけて嬉しいです
こんにちは、fujimonさん♪
本当ですね! またまたニアミス。
近いところにいらしたんですね〜!
写真を見て、同じようなアングルの写真、私もあるある! って思ったりしながら見てました。
鏡池、綺麗に槍がうつってますね♪
私はこれを見損ねたので・・・またいつか行かないとです
earielさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます
横尾のコルから下を随分眺めてましたよ。
ちょうどそこを登られてたんでしょうね。
天狗池では逆さ槍を見れませんでしたが、鏡池では絶好のが見られました。
次は、天狗池に見に行かないとです。
earielさん、次はどちらへ行かれるんでしょうか
自分では、今後もおそらく体験できない
北ア3泊の旅、素敵な景色満載のお写真を
堪能させていただきました。
加えて、登山前、登山中のアクシデント。
ハラハラドキドキで、ご感想を拝読させて
いただきました。初っ端からの、バス予約もれ
無事に対応できて、何よりです。
西鎌尾根から見る、硫黄尾根は
独特な景観ですよね。あそこだけ
違うエリアみたいです。
双六岳周辺の眺めは、泊まり登山
ならではの絶景ですね。
komakiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます
バスの予約が無いと言われた時は、・・・。
どうしようかと思いましたが、なんとかなって良かったです
硫黄尾根、遠くから見てもずっと気になってましたが、
近くで見ると、ほんまに独特ですね。
今回、天気に恵まれた後半。爽やかな秋の空気と秋景色でした。
あと一週間もしたら初冬の空気になってしまうでしょうか。
いいタイミングで行けました
ふじもんさん こんにちは
今回も北アエリアだったのですね
新穂高からスタートしてたら、もしかしたら、最終日にお会いできてたかもですね
台風の風はかなり強かったようですね
テントそのものが飛ばされなくてよかったです
南岳からの眺めも雲海もステキですね〜
スッキリ晴れるのもいいですが、ある程度の雲があったりするとまた山の雰囲気も変わっていい感じです
羨ましい4日間の山行お疲れ様でした
ぽんさん、こんばんは〜♪
コメントありがとうございます
最終日はちょうど穂高を反対側から見てたんですね〜
霞沢岳もいつか行ってみたいところです。
台風の風、山のなかを吹き抜けるというか、山の木々を走り回ってる感じで、
息継しながら走り来る風は、来そうなタイミングが何と無くわかりました。
テント飛ばされなかったんでそう思えるんですが
南岳から見た雲海。
どこまでも雲海で、見えるのは島のような高山の山頂部だけ。
あまり見た記憶がない光景でした。
楽しい4日間でした〜 ありがとうございます
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