花とライチョウの白馬岳(蓮華温泉〜白馬岳)
- GPS
- 13:32
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,799m
- 下り
- 1,794m
コースタイム
- 山行
- 11:59
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 13:18
天候 | ガス時々雲の切れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト:トイレの入り口に有(きれいなポストが設置されていました) ●トイレ:駐車場からすぐ蓮華温泉ロッジへ向かうところに有(水洗・ペーパ−付) ●危険箇所:全体的に雨で岩や木が滑りやすくなっている。ぬかるみも多い。 |
その他周辺情報 | ●下山後の温泉:道の駅小谷の「深山の湯」¥660(食事をすると半額¥330に) ●下山後の食事:道の駅小谷の「小谷定食」\1112(温泉入浴の割引価格) (かまど焚きご飯が美味しいです) ●下山後の甘味:道の駅小谷の「さるなしソフト」¥250(温泉入浴の割引価格) (キウイフルーツに似た味でさっぱりと美味) http://www.otarimura.co.jp/ |
写真
感想
♪花とライチョウの白馬岳(蓮華温泉〜白馬岳)♪
週末ごとに降る雨に、毎週のように直前まで気をもみストレスのたまる今年の梅雨。いまだ明ける気配はなく、この3連休もご多分にもれず曇りや雨の予報。それでも本格的夏山シーズンを前に、そろそろロングルートのトレーニングもしておかないと今後の不安の種となる。
今週は3連休の初日に白馬岳日帰りの計画だが、各社天気予報を総合すると、それでも初日が一番良さそうだったので、雨覚悟で計画通り実行することにした。
天気が悪いとは言え、毎年シーズン一番の混雑となる海の日の連休、蓮華温泉駐車場の混雑を案じたが、問題なく駐車できこれで駐車場遭難は回避。予定より30分遅れで登山開始。
まだ暗い中、樹林帯の登山道を登っていくと、登山口付近からお花がいっぱい咲いている。写真をたくさん撮るためになかなか前に進めず、天狗の庭に着く頃にはすっかり日の出の時間を過ぎていた。そしてこの天狗の庭がミニお花畑。イワシモツケやタカネバラが満開、ミヤマムラサキも咲いている。ついつい休憩が長くなってしまうが、次のポイント白馬大池までもお花の道は続いた。
白馬大池では予想通りハクサンコザクラが満開。ここからは更にお花の種類や数が増えてくる。ここでの休憩は短めにして次のポイント小蓮華山へ向かう。
白馬大池から白馬岳へ向かうこの稜線、お花畑にライチョウ、そして今日のような晴れでない時でさえ楽しめる景色がある。白馬岳や続くこの大好きな道をゆっくり登って行くと、三国境辺りからはウルップソウやツクモグサがあちこちに見られ、山頂への最後の急登を励ましてくれる。運よくこの頃から晴れ間もあり、山頂付近からは劔岳も一部顔を出してくれた。
激混みの山頂を予想したが、意外にも空いていて山頂撮影順番待ちもなく、山頂での景色をしばらく楽しんだ後下山開始。予報では午後から雨が降るらしいので、なるべく早めに標高を下げたい。
そんな折、小蓮華山付近で再度ライチョウさんに遭遇。本日一番の近さで草をついばんでいたが、突然こちらに目を合わせると、何を思ったのか小走りに登山道に登ってきた。そして1m弱くらいの至近距離で砂浴び開始。時々こちらをじっと見つめてはまた砂浴びを繰り返し、この間5分程度登山道は通行止めとなった。
サービス精神旺盛のライチョウさんに感謝してきた道をどんどん戻り白馬大池へ。やはり天気は下りだしている。振り向くと白馬岳方面は黒い雲に覆われ、既に雨が降り始めているのかもしれない。
ここからは疲れた身体に鞭をうってラストスパートといきたいところだが、蓮華温泉への道は岩も多く滑るのでそうもいかない。特に、天狗の庭から蓮華温泉までが長かったな〜。結局、計画より1時間遅れで蓮華温泉に戻ってきた。
今回は悪天候中止の選択もあったが、素晴らしいお花畑とライチョウのサービス、そしてこの天気ならではの趣のある景色に出会え本当に良かった。何より長時間歩行をケガもなく無事に下山できたことに感謝。大好きな白馬岳、また行きますからね、次回もよろしくお願いします。
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