七月の北アルプス 劔岳・立山（梅雨の合間の3日間）

2019年07月13日(土) ~ 2019年07月15日(月)

• GPS: 15:29
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,178m
• 下り: 2,178m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:25
• 休憩: 1:17
• 合計: 8:42

距離 10.1km 登り 1,312m 下り 1,265m

8:31 室堂
8:41 みくりが池
8:45 みくりが池温泉
8:54 雷鳥荘
9:04 9:05 雷鳥沢キャンプ場
9:09 9:10 浄土橋
10:14 剱御前小舎
11:00 剱沢キャンプ場
11:05 11:06 剱澤小屋
11:33 12:14 剣山荘
12:35 一服剱
13:24 13:25 前剱
13:33 13:39 前劔の門
14:01 14:04 平蔵の頭
14:17 14:22 カニの横バイ
14:35 14:36 カニのハサミ
14:48 14:55 剱岳
15:01 15:02 カニのハサミ
15:06 15:13 カニの横バイ
15:33 15:34 平蔵の頭
15:57 前劔の門
16:08 前剱
16:57 16:58 一服剱
17:13 剣山荘

2日目

• 山行: 2:45
• 休憩: 0:18
• 合計: 3:03

距離 4.3km 登り 547m 下り 222m

7:19 剣山荘
7:43 7:52 剱澤小屋
7:59 剱沢キャンプ場
8:59 9:00 剱御前小舎
9:25 9:33 別山南峰
10:22 宿泊地

3日目

• 山行: 2:50
• 休憩: 0:47
• 合計: 3:37

距離 5.2km 登り 319m 下り 691m

5:34 宿泊地
5:47 5:49 真砂岳
6:25 6:26 富士ノ折立
6:40 6:41 大汝休憩所
6:49 6:54 立山
6:54 大汝休憩所
6:57 立山
7:16 7:40 雄山
8:23 一の越山荘
8:56 9:10 室堂
9:11 ゴール地点

天候

13日曇り、14日曇り後雨、15日曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

自宅から室堂まで約12時間
海外旅行か？

コース状況／危険箇所等

剣山荘では念のためにアイゼンを持って行くようにとアドバイスを受けたけど、必要ありませんでした。（ピッケルも不要）
チェーン・スパイクがあれば保険みたいな感じ。

その他周辺情報

３連休で混雑を予想していたが、特に問題はありませんでした。
立山アルペンルートのケーブルカー＆直行バスは、web予約をしていた。
窓口に並んだら、たぶん20分遅い便になったと思います。

写真

7/12 13:45

新大阪からサンダーバードで金沢へ

7/12 19:11

富山へ到着（前泊） 富山名物で体力を付けよう。

7/13 5:21

富山地方鉄道で立山駅へ

7/13 6:33

立山駅ではケーブルカーの切符購入に長い行列。
Web予約してて良かった。
7:20の便で美女平へ

7/13 7:17

ケーブルカー

7/13 8:09

バスに乗り換えて室堂へ

7/13 8:17

なんとかの滝

7/13 8:34

室堂平へ到着
お水を飲んで出発。

7/13 8:34

雲で山並みは確認出来ず。

7/13 8:38

ミクリガ池

7/13 8:45

避難小屋 この日は目が痛くなるほどの火山性ガスでした。

7/13 8:55

キャンプ場が見えてきた。

7/13 9:04

はやくも雷鳥の親子に遭遇。
逃げないね。

7/13 9:04

ヒナが可愛い

7/13 9:07

雷鳥沢へ

7/13 9:32

少し登っては振り返る

7/13 9:41

ピッケルよりポールを持って来ればよかった・・・

7/13 9:44

だんだんと高度が上がってきて、息苦しい。
行程を圧縮したために、室堂平でゆっくりしてられなかったツケか？

7/13 10:14

なんとか劔御前小舎へ到着。

7/13 10:40

雪渓を下っていきます。

7/13 10:44

山頂は雲の中

7/13 10:45

劔沢小屋へ

7/13 10:48

おおっ、山頂が見えた！

7/13 11:01

テンション上がる息子。
変なサングラスなのは、母親に車を貸した為。
（ちゃんと事前に用意してないあなたも悪い）

7/13 11:12

ノーアイゼンでも平気だけど、チェーン・スパイクの軽アイゼンがちょうどイイ感じ。

7/13 11:24

剣山荘に到着

7/13 11:27

宿泊の手続きをして・・・

7/13 12:03

牛丼を食べて出発。
（注文から15分）

7/13 12:14

劔岳に向かってGo !

7/13 12:23

写真撮ってばかりでなかなか進みません。

7/13 12:32

逆にしんどいから、写真休憩？

7/13 12:33

ナナカマド？

7/13 12:34

ツガザクラ？

7/13 12:35

厳しい上り

7/13 12:50

一服しながら一服劔

7/13 12:56

白い花

7/13 12:58

写真撮ってばかり・・・

7/13 12:59

しんどい！

7/13 13:07

ガレガレを登ってきました。
帰りが怖いな。

7/13 13:13

別山方面はガスの中

7/13 13:19

劔岳山頂が見えてる。

7/13 13:29

あの向こうが前劔の門？

7/13 13:30

ウワサのブリッジ

7/13 14:05

カニの縦バイ？

7/13 14:06

平蔵谷

7/13 14:08

残雪はあるけど、アイゼンは不要です。

7/13 14:15

高所恐怖症の息子もがんばってます。

7/13 14:15

その2

7/13 14:16

その3

7/13 14:25

なかなか手強かった道を振り返る

7/13 14:25

山頂へあと一息？

7/13 14:34

一息している息子

7/13 14:39

社が見えた。

7/13 14:42

登頂！
この時間でも10人近くが居てます。
・・・
韓国？の軍人さんが変態的パフォーマンス中。
しばし観覧・・・

7/13 14:45

やっと写真の順番に。
やはり下手な自撮り・・・

7/13 15:07

山頂からの眺望は無かったので早々に下山。

7/13 15:09

この日は早月尾根からも結構登山者が居た。
お疲れ様です。お気をつけて。

7/13 15:16

下り専用の道を降りる。

7/13 15:17

本日の核心部へ

7/13 15:19

ゆっくりでいいよー

7/13 15:19

高度感あります。

7/13 15:20

ここがちょっと怖かった息子。

7/13 15:22

ステップを確認してね。

7/13 15:22

立山方面も見えてきた。

7/13 15:22

気を引き締めて。

7/13 15:24

長いハシゴもあるのね。

7/13 15:45

劔岳をバックに

7/13 15:53

どんどん下っていきます。

7/13 15:53

前劔へ

7/13 16:10

前劔の厳しい下り

7/13 16:48

大岩過ぎてガレガレで落石注意

7/13 16:58

一服劔を過ぎて山小屋が見えた！
ゆうはんは17時。
ちょっと遅刻だな。

7/13 17:11

やれやれ。キツかった。

7/13 17:19

すぐに晩ご飯

7/13 17:30

無事の登頂に乾杯！

7/13 18:42

この日は劔の間。
ロフトの1Fは満員。2Fは余裕。
室温は高めで暑かった。

7/14 7:20

2日目
曇りのち雨の予報だけど、ゆっくり目の出発。
あまり早く次の小屋に着いても迷惑だろうし・・・

7/14 7:20

出だしはこんな感じ。

7/14 7:22

まず劔沢小屋へ

7/14 7:27

雪渓を上ります。

7/14 8:01

水場

7/14 8:01

テント泊のみなさん。
今日は雪渓登りなのかな？

7/14 8:19

雨も降ってきた。

7/14 8:22

劔御前小舎へ向かいます。

7/14 8:44

あんまり急ぐなよな。
汗かいちゃうでしょ！

7/14 8:51

劔御前小舎でしばし休憩させて頂きます。

7/14 9:00

9時。
別山に向けて出発。

7/14 9:14

ガスで前が見えない。

7/14 9:26

約25分で別山到着。

7/14 9:30

北峰は雪渓の向こうなのね。
眺望も無さそうなので本日はパス。
（ロープも張ってあったし）

7/14 9:32

別山山頂で記念撮影

7/14 9:42

気持ち良さそうな稜線歩き。
晴れていたら最高なんでしょうね。

7/14 9:55

何書いてるのか分かりませんでした。と息子。

7/14 10:09

真砂岳はパスして、内蔵助山荘へ。

7/14 10:14

あっ！

7/14 10:14

雷鳥の親子。

7/14 10:15

ポーズとってくれました。

7/14 10:21

早すぎる到着？

7/14 10:23

本日のお宿。
お世話になります。

7/14 11:40

ベンチで軽食（ラーメン）を食べてから、急遽お部屋を決めて頂き昼前には休憩モード。

7/14 12:16

昼食はラーメン。
チャーシュー美味し過ぎ！

7/14 13:57

外は霧雨。（午後からは本降りになりました）

7/14 13:58

晴れてたら絶景なんだろうなぁ。
明日に期待。

7/14 13:59

タンクの横が私たちの部屋
電波は圏外だったり、繋がったり状態。

7/14 17:02

夕食。
美味しかった！
お味噌汁も絶品です。

7/15 4:34

3日目。
夜明け。

7/15 4:34

少しカールがみえた。

7/15 4:42

内蔵助山荘では水は貴重。
お茶はボトルにサービスしてくれます。
（お湯は有料だそうです）
私たちはストーブで煮沸してのみました。
浄水ボトルを持って来りゃよかった。

7/15 5:34

立山連峰に向かってGo !

7/15 5:37

露に濡れた小さな花
（お花は詳しくないです）

7/15 5:39

しばらくすると、天気は回復傾向。

7/15 5:43

立山連峰もチラリ。

7/15 5:49

真砂岳。
細かな霧雨が降っています。

7/15 5:53

青空も見えてきた。

7/15 6:00

内蔵助の氷河。

7/15 6:00

まずは富士ノ折立

7/15 6:01

室堂平も見えてきました。

7/15 6:03

カールを振り返る。

7/15 6:03

去年、氷河に認定された内蔵助雪渓

7/15 6:03

なかなか険しい道。
劔岳で痛めつけられた脚が・・・

7/15 6:07

真砂岳を振り返る。

7/15 6:09

天気回復。テンション上がります！

7/15 6:13

歩いて来た稜線。

7/15 6:21

室堂平はガスに包まれています。

7/15 6:29

富士ノ折立

7/15 6:36

岩の道

7/15 6:39

なんだか燕岳みたいだね。とか話しながら息子と歩く。

7/15 6:41

大汝休憩所

7/15 6:46

大汝のサル

7/15 6:50

大汝山

7/15 6:53

大汝山山頂に立つ

7/15 7:03

岩峰

7/15 7:12

朝日を受けて輝く雪渓

7/15 7:12

雄山が見えた！

7/15 7:12

劔岳も顔を出す。

7/15 7:16

室堂平が美し過ぎる・・・

7/15 7:16

何度も振り返りながら進みます。

7/15 7:17

雄山到着

7/15 7:21

雄山神社へ登拝しましょう。

7/15 7:22

薬師岳から来られたお姉さんと一緒にご祈祷して頂きます。

7/15 7:22

気さくな宮司さんと記念撮影して頂きました。
富山では丸い平たい石を持って上がって祈願するそうです。

7/15 7:23

槍の穂先も見えてる！

7/15 7:33

雄山神社のサル

7/15 7:33

劔岳をバックにお姉さんに撮影して頂きました。
嬉しい一瞬。

劔岳のアップ（息子のiPhone）

7/15 7:35

親父のカメラ

7/15 7:35

バランス岩？

晴れ渡る室堂平

7/15 7:43

一等三角点

7/15 7:43

タッチしときます。

雄山神社は良かった！

7/15 7:43

社務所もあります。

7/15 7:47

では、登山者で混み合う前にささっと下山しましょう。

7/15 7:54

結構、急な下り。

7/15 7:57

一ノ越山荘が見える。
この角度は常念小屋でみたような気がする・・・

7/15 7:57

室堂平が輝いていました。

7/15 8:02

少しガスが出てきて・・・

7/15 8:09

ブロッケン現象のおまけ付き！

7/15 8:10

上部は青空が広がっています。

7/15 8:18

一ノ越山荘へ到着。

7/15 8:23

雄山を振り返る。

7/15 8:26

雪渓を渡り下っていきます。

7/15 8:27

日が当たると暑い。

7/15 8:32

だんだんとガスが立ち込めて来た。

7/15 8:37

雪渓歩きに慣れてきた息子

7/15 8:48

さらば。立山。

7/15 8:49

降りてきました。

7/15 8:52

振り返って立山。

7/15 8:54

息子が撮影してくれた後ろ姿。

7/15 8:54

最後にパチリ。

7/15 8:54

バスターミナル

雪の壁（バスの中から）

7/15 10:45

ラウンジカーだ！
鉄の息子が喜ぶ。

7/15 10:48

鉄橋。

7/15 11:02

アーチ橋

7/15 11:56

富山地方鉄道 富山駅。
（息子撮影）

7/15 13:57

杉をイメージしてる柱だそうです。
（息子 談）

7/15 19:00

瀬戸大橋を渡り四国へ。

7/15 21:39

松山駅

7/15 23:20

お土産

7/15 23:34

雄山神社でもらった荷札？

撮影機器：

iPhone 7 Apple

Canon PowerShot G1 X Mark III Canon

RICOH WG-5 GPS RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ アイゼン ヘルメット

共同装備

ガスカートリッジ コンロ コッヘル ツェルト ゴミ袋 ファーストエイドキット

感想

uckyoei

初めての劔岳なので、無駄に写真が多くなりました。（汗）

梅雨の季節。天気予報とにらめっこして、立山からはいるか？劔岳から入るか？といろいろ考えて、当日の朝になってやっとルートを決定。
13日（土）に室堂平から一気に劔岳山頂を目指し、翌日は真砂岳直下の内蔵助小屋で停滞。
15日（月）に立山に登り雄山神社に参拝して、午前中に下山。
なにせ愛媛県から登山口まで12時間も掛かるので大変。

13日は曇りだったけど雨は降らず、劔岳の難所も滑ることなく通過出来た。
剣山荘でアイゼンとピッケルを必ず持ってきて！と言われていたので持参。
結果的にどちらも使用せず済んで良かった。

雪山の経験の少ない息子でもなんとか劔岳山頂まで行けて良かった。
（もしも溶けた雪がアイスバーンになってたら怖かっただろう）
石鎚山の鎖場を経験している息子だけど、ザレザレの下りには手こずっていた。
結局、剣山荘から山頂往復に5時間が必要でした。
（後半はシャリばて気味な息子）

翌日は曇りのち雨の予報だったので、1日目に山頂を踏んでおいて良かった。
14日は3時間程度の移動。
内蔵助山荘でゴロゴロしていました。
午後に到着された方々はずぶ濡れで気の毒だった。
お水が無いのは事前の調査不足だったけど、お茶を提供していただき助かった。
（煮沸して飲んだけど）

15日の最終日は5時30分に出発。
霧雨の中の出発でしたが、真砂岳を過ぎたあたりから天候回復。
大汝山山頂に着く頃には、青空が広がった。
そしてこの日のクライマックスの雄山神社では、快晴に恵まれ一昨日登った劔岳や穂高、槍ヶ岳も見ることできて幸せだった。
神社では本格的なご祈祷をして頂き、週末に出発する青少年海外派遣団の無事をお祈りして来ました。

雄山からの急な下り坂は劔岳で酷使した足に辛かったけど、楽しく岩肌や雪渓を下りました。
室堂平を午前9時20分に出発して、家に帰ったのが22時25分。
去年の豪雨災害で中止した劔岳・立山。
長い旅路で疲れたけど、大満足の山行になりました。