赤石岳〜中森丸山〜兎岳〜聖岳〜上河内岳〜茶臼岳（⇔仁田岳）

2019年07月22日(月) ~ 2019年07月26日(金)

• GPS: 38:43
• 距離: 43.4km
• 登り: 4,413m
• 下り: 4,757m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:00
• 休憩: 0:05
• 合計: 5:05

距離 5.5km 登り 1,467m 下り 52m

5:57 スタート地点
8:11 8:16 カンバ段
11:02 赤石小屋

2日目

• 山行: 5:06
• 休憩: 0:14
• 合計: 5:20

距離 5.9km 登り 465m 下り 704m

8:24 北沢源頭
9:39 9:41 赤石岳・小赤石岳間分岐
10:05 10:16 赤石岳
10:59 11:00 赤石岳避難小屋
12:30 百間平
13:44 百間洞山の家

3日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:36
• 合計: 8:47

距離 8.8km 登り 1,107m 下り 1,299m

6:08 百間洞山の家
7:03 中盛丸山・大沢岳間分岐(百間洞山の家方面)
7:39 7:41 中盛丸山
8:35 小兎岳
9:23 9:32 兎岳
9:47 兎岳・避難小屋
11:56 12:21 聖岳
13:37 小聖岳
14:27 薊畑分岐
14:43 聖平小屋分岐
14:55 聖平小屋

4日目

• 山行: 8:21
• 休憩: 0:39
• 合計: 9:00

距離 12.6km 登り 974m 下り 1,638m

5:49 聖平小屋
5:53 5:54 聖平小屋分岐
7:35 7:44 南岳
8:33 8:48 上河内岳
11:14 11:16 茶臼岳
11:38 希望峰
11:54 12:01 仁田岳
12:14 12:15 希望峰
12:48 12:50 茶臼岳
13:23 13:25 茶臼小屋
14:49 横窪沢小屋

5日目

• 山行: 3:54
• 休憩: 0:38
• 合計: 4:32

距離 10.6km 登り 433m 下り 1,111m

5:48 横窪沢小屋
6:45 7:14 ウソッコ沢避難小屋
8:19 8:27 ヤレヤレ峠
8:50 畑薙大吊橋
9:35 9:36 畑薙ダムゲート前
9:56 畑薙第１ダム
10:20 臨時駐車
10:20 ゴール地点

天候

初日と最終日に雨が降りましたが、山稜上ではまずまずの好天でした。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

往路の椹島までは東海フォレストの送迎バスを利用（椹島ロッジに宿泊）。

コース状況／危険箇所等

ウソッコ沢小屋から畑薙大吊橋までの間の吊橋4つのうち、2つは倒壊していて、仮設橋となっています。傾いている部分があるので、要注意。

その他周辺情報

下山後は、白樺荘で入浴・食事をしました。

写真

7/21 15:14

【プロローグ＝前日：ここから】臨時駐車場に車を置いて、東海フォレストの送迎バスに乗り込みます。

7/21 16:35

いつの間にか、デザインが新しくなっていました。

7/21 16:54

椹島ロッジに到着。施設利用券を使って、二食付きで宿泊します。

7/21 17:04

なかなか豪華な夕食。入浴もできます。

7/21 16:55

食後にここで果実酒を頂きながら、明日からの英気を養いました。【プロローグ：ここまで】

7/22 6:08

【一日目：7/22】椹島ロッヂの裏手から登山開始。

7/22 6:48

1／5で休憩。この後も、このペースでの4回の途中休憩がぴったり合いました。

7/22 11:04

赤石小屋に到着。

7/22 16:04

テントを張りましたが、雨が降り出し、土地の排水が悪くて浸水騒ぎ。ちょっと移動して、排水溝を整備して無事に再建。

7/22 16:24

時間がたっぷりあるので、小屋でぜんざいを頂きました。

7/23 4:51

【ここから二日目：7/23】赤石岳の朝焼け。

7/23 6:14

小屋の裏手からは荒川岳も見えました。

7/23 6:36

さて、出発です。赤石岳まで3時間。

7/23 7:21

富士見平では、富士山の山頂も顔を出しました。

7/23 8:09

トラバースして赤石沢・北沢に向かいます。

7/23 8:29

7/23 8:29

7/23 8:31

7/23 8:34

7/23 8:35

7/23 8:37

7/23 8:57

そこへ静岡市消防局のヘリコプターが遭難者救助にやってきました。まず隊員1名が降りて…

7/23 9:00

こちらの要救護者を確認し…

7/23 9:10

ヘリコプターに収容。お見事でしたが、ほんとに危険を伴うお仕事ですよね。できるだけ出動させてはいけませんね。

7/23 9:37

主稜線が近づいてきました。

7/23 9:55

7/23 10:07

日本で一番高所にある一等三角点に到着。

7/23 10:12

山岳救助から戻ってきた赤石岳避難小屋のご主人がシャッターを押して下さいました。

7/23 10:18

さて、時間はたっぷりあるので、今回の山行の最高地点でもあるこの山頂でまったりしましょう。

7/23 10:38

ドリップコーヒータイム！

7/23 11:04

1時間近くも山頂でのんびりしたあと、西へ下ります。

7/23 11:08

7/23 11:24

7/23 11:26

聖岳の山頂も雲が取れてきました。

7/23 12:11

大好きな百�諒拭�

7/23 12:37

7/23 13:03

百�瞭胸海硫箸謀�着です。

7/23 14:36

ビール（エビスロング缶）で乾杯。

7/23 15:28

7/24 7:05

【ここから三日目：7/24】中森丸山へ向かいます。

7/24 7:28

バックは大沢岳。今回はパスしてしまいました。

7/24 7:32

背景の聖岳には薄い雲がかかっています。右には兎岳。

7/24 7:34

今日も富士山が見えました。手前は笊ヶ岳ですね。小笊はちょうど富士山の方向ですが、大笊が邪魔をして見えません。

7/24 7:34

仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳、塩見岳も見えます。

7/24 7:34

（承前）塩見岳の右には、間ノ岳や農鳥岳も。

7/24 7:34

（承前）さらにその右には荒川三山。

7/24 9:42

そして、兎岳に到着。上の方に月が映っています。

7/24 9:42

兎岳からの聖岳。

7/24 9:56

キレット上のところまで一旦下らなくてはなりません。

7/24 11:59

ガスの中を登り返して、聖岳。

7/24 12:53

しばらくするとガスが取れてきました。バックは赤石岳。

7/24 14:43

聖平まで下り一方。聖平付近では鹿除けネットの中にお花畑が。ニッコウキスゲが復活中。

7/24 14:45

木道を歩けば、聖平小屋はもうすぐそこ。

7/24 14:55

テントを設営する前に、まず儀式。

7/24 15:37

テント場も空いていました。

7/25 5:00

【ここから四日目：7/25】聖平での夜明け。這松尾あたりから陽が昇ったということかな？

7/25 6:15

7/25 7:03

7/25 7:11

7/25 7:21

7/25 7:34

7/25 7:55

7/25 8:02

南岳まで来ると、目の前に上河内岳が近づいてきているのが分かります。二百名山！

7/25 8:37

さらに気持ちの良い稜線歩きを楽しんで、上河内岳に到着。後ろには越えてきた聖岳や赤石岳が顔を出しています。

7/25 8:52

辿ってきた稜線を振り返る。雲の上に聖岳。

7/25 9:05

茶臼岳へと続く稜線も気持ちの良いプロムナード。

7/25 9:18

7/25 9:19

竹内門。

7/25 9:39

おお、桃源郷だ。

7/25 9:53

こんな楽園、動きたくなくなりますね。

7/25 10:18

こうしてみると茶臼岳もなかなか立派ですね。三百名山！

7/25 10:37

下山路との分岐で休憩していると、今度は民間のヘリコプターらしきものが山岳救助をしていました。

7/25 11:15

軽装で茶臼岳へ。

7/25 11:25

さらに弱冠（といっても誤差範囲の歳の差ですが）1名は、先を目指します。気持ちの良い木道から茶臼岳を振り返ったところ。

7/25 11:27

なだらかな稜線が光岳に向かって続いています。

7/25 11:38

と、ここで左折。

7/25 11:45

7/25 12:01

そう、目的地は仁田岳でした。背景に上河内岳と茶臼岳。

7/25 11:59

セルフタイマーで記念撮影。

7/25 11:54

三角点は少し離れたハイマツ帯の中に隠れていました。

7/25 14:57

縦走路を戻って、横窪沢小屋まで下山。

7/25 14:50

すると、先輩方がすでに今宵のホテルを建設済みでした。ありがとうございます。

7/25 15:15

儀式はやっぱり全員でもう一度ですよね。

7/26 6:46

【ここから五日目＝最終日：7/26】テント撤収までは幸運にも雨は落ちてきていませんでしたが、出発して間もなくポツポツと。濡れた橋はちょっと要注意かも。

7/26 7:14

ウソッコ沢小屋（避難小屋）で小休止。

7/26 7:21

ヤレヤレ峠までの間に吊橋が4つあるとのことでしたが…

7/26 7:38

うち2つは倒壊してしまっていて、仮設橋を渡る必要がありました。ここは傾いてしまっていて、かなりいやらしい（スリルを味わうことができます）。

7/26 8:19

でもって、ヤレヤレ峠。

7/26 8:54

フィナーレともいうべき畑薙大吊橋。

7/26 9:33

そうなんだ…

7/26 9:56

畑薙第一ダムまでくればもう少し。

7/26 10:20

臨時駐車場に戻って、下山届を提出。井川山岳会の元山ガールと思しき優しい女性がお茶を入れてくれました。

7/26 11:58

車で移動し白樺荘で汗を流しました。受付にはこんなお知らせが。

7/26 11:20

地元の英雄・望月さんのコーナーもありました。

7/26 11:24

そして、（ノンアルコール）ビールと…

7/26 11:34

カツ丼で打ち上げ反省会！　さて、来年はどこに行こうか？！

7/24 8:37

【ここからはHowieさん提供】兎岳を目指して気持ち良い稜線を進みます。

7/24 9:56

兎岳から聖岳へ一度下って登り返し。

7/24 12:59

赤石岳をバックに。

7/24 13:28

聖岳からの下り。奥には上河内岳〜茶臼岳〜光岳。

7/24 14:08

間もなく聖平。

7/24 14:45

聖平の木道。

7/25 9:21

竹内門を通過。

7/25 9:32

茶臼岳を目指して…

7/25 9:58

楽園を進みます。

7/25 10:17

茶臼岳が近づいてきました。

撮影機器：

COOLPIX AW120 NIKON

DSC-WX350 SONY

iPhone 7 Apple

感想

nomoshin

2019年夏合宿の記録です。還暦おじさん集団らしい余裕のある日程で南アルプス南部の主稜を楽しみました。

梅雨明け前の末期でしたから、お天気を心配していましたが、入山した時から持ち直したようで、主稜線上ではある程度雲はあるものの、ほとんどすべての山頂で展望を楽しむことができました。お花たちもたくさん咲いていました。さらには、ヘリコプターによる山岳遭難救助の現場を2回も間近でみる機会も得てしまっています。

赤石岳〜聖岳の区間は、逆向きで歩いた2009年8月以来で、約10年ぶり。上河内岳〜茶臼岳の区間は、1978年10-11月以来で、なんと約41年ぶり。その時には立ち寄らなかった仁田岳にも今回は足跡を残すことができました。

誘って頂いた同行者に感謝感謝です。また来年も行きましょう。

【お断り：写真キャプションですがお花の名前の入力が全く未了です。申し訳ありません。】

コメント

airdiver

いい天気でしたねヽ(^o^)丿
初めまして
好天に恵まれた、楽しそうなレコありがとうございます

こういうのを見ると、山というのは、気のあう者同士が、お天気のいい時に、余裕のある日程で、ワイワイしながらやるのが一番良いんだな って感じます。

これからも、すてきな山行を楽しんでくださいね。自分もはやく皆さまの域に到達できるよう精進します。

nomoshin

Re: いい天気でしたねヽ(^o^)丿
airdiverさん、こちらこそはじめまして。コメントありがとうございました。

ユニークなハンドルネームですね、プロフィールを読んで納得致しました。（笑）

今回は、高校時代の部活動仲間が3人集まっての山行でして、15-17歳ころから素性がバレバレですので、気兼ねは全くない（少しはあっても良い？？）メンバーだったというわけです。

お天気はほんとにラッキーでした。少し早ければ荷揚げのヘリコプターが飛べない時期で、山小屋でビールも調達できなかったそうです。