道の駅"宙ドーム・神岡"で朝迄仮眠。
翌朝、コンビニで朝食&昼食を調達して飛越トンネルに向かいます。
飛越TN登山口に着いたのが6時前。
先客は案外多くて7-8台。
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道の駅"宙ドーム・神岡"で朝迄仮眠。
翌朝、コンビニで朝食&昼食を調達して飛越トンネルに向かいます。
飛越TN登山口に着いたのが6時前。
先客は案外多くて7-8台。
登山届けポストに行程を記入してからトンネル左手から県境尾根への急登から始まる。
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登山届けポストに行程を記入してからトンネル左手から県境尾根への急登から始まる。
笹の茂る道を登り高度を上げると県境尾根出合に到着。
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笹の茂る道を登り高度を上げると県境尾根出合に到着。
泥濘んだ湿地帯の道の繰り返し。
湿地には巨大な葉に茂ったミズバショウ、林床にはゴゼンタチバナやギンリョウソウが点在。
湿地帯から抜けるとニッコウキスゲの群落。
その先に神岡新道合流点。
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泥濘んだ湿地帯の道の繰り返し。
湿地には巨大な葉に茂ったミズバショウ、林床にはゴゼンタチバナやギンリョウソウが点在。
湿地帯から抜けるとニッコウキスゲの群落。
その先に神岡新道合流点。
此処からは神岡新道を歩きます。
この先緩やかな登山道を進むと"北ノ俣水の平"と呼ばれる草原や湿地が幾度も現れる。
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此処からは神岡新道を歩きます。
この先緩やかな登山道を進むと"北ノ俣水の平"と呼ばれる草原や湿地が幾度も現れる。
右手に笠ヶ岳が見えて来ました。
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右手に笠ヶ岳が見えて来ました。
草原にはニッコウキスゲ・ワタスゲの白い果穂が風に揺れミヤマリンドウ・シロバナタテヤマリンドウが咲き、湿地にはミズバショウの葉コバイケイソウの咲き残り
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草原にはニッコウキスゲ・ワタスゲの白い果穂が風に揺れミヤマリンドウ・シロバナタテヤマリンドウが咲き、湿地にはミズバショウの葉コバイケイソウの咲き残り
お花見平・鏡平と過ぎると小さな池塘には鏡池との標識。
此処が鏡池平。
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お花見平・鏡平と過ぎると小さな池塘には鏡池との標識。
此処が鏡池平。
此処まで来れば寺地山へはもう少し。
寺地山山頂はオオシラビソに囲まれ眺望は無いが
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此処まで来れば寺地山へはもう少し。
寺地山山頂はオオシラビソに囲まれ眺望は無いが
少し進むと正面に北ノ俣岳がドッカン。
その左に薬師岳・右に黒部五郎岳が見える。
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少し進むと正面に北ノ俣岳がドッカン。
その左に薬師岳・右に黒部五郎岳が見える。
一旦下った鞍部から再び登り返せば樹林帯を抜け眼前に草原が広がる。
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一旦下った鞍部から再び登り返せば樹林帯を抜け眼前に草原が広がる。
今宵の宿"北ノ俣避難小屋"は右の木道を僅かに下れば赤い三角屋根の避難小屋。
小屋で荷物を解き寝床確保。
早目の昼食をユックリ頂く。
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今宵の宿"北ノ俣避難小屋"は右の木道を僅かに下れば赤い三角屋根の避難小屋。
小屋で荷物を解き寝床確保。
早目の昼食をユックリ頂く。
1時間ばかりの休憩タイムの後は北ノ俣岳迄往復しましょう。
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1時間ばかりの休憩タイムの後は北ノ俣岳迄往復しましょう。
山頂へ続く木道を登れば小さな池塘が点在し、草原にニッコウキスゲ・コバイケイソウ・イワイチョウ・シロバナタテヤマリンドウ・ミヤマリンドウ・キンコウカ・チングルマ等が咲いています。
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山頂へ続く木道を登れば小さな池塘が点在し、草原にニッコウキスゲ・コバイケイソウ・イワイチョウ・シロバナタテヤマリンドウ・ミヤマリンドウ・キンコウカ・チングルマ等が咲いています。
直ぐに木道は終わり深く掘れた登山道を登ればハイマツ帯。
ハイマツ帯の足元にコケモモ・アキノキリンソウ、おっと、ムシトリスミレ見っけ。
振り返れば良く見えてた白山は雲の中だが笠ヶ岳・乗鞍岳・御嶽山、更に遠く恵那山迄も
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直ぐに木道は終わり深く掘れた登山道を登ればハイマツ帯。
ハイマツ帯の足元にコケモモ・アキノキリンソウ、おっと、ムシトリスミレ見っけ。
振り返れば良く見えてた白山は雲の中だが笠ヶ岳・乗鞍岳・御嶽山、更に遠く恵那山迄も
やがてケルン建つ小ピーク。
小ピークの向うに聳えるのは薬師岳・赤牛岳・水晶岳。
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やがてケルン建つ小ピーク。
小ピークの向うに聳えるのは薬師岳・赤牛岳・水晶岳。
僅かに下れば太郎平から三俣蓮華岳に続く西銀座ダイヤモンドコースと合流です。
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僅かに下れば太郎平から三俣蓮華岳に続く西銀座ダイヤモンドコースと合流です。
稜線の北面には残雪、傍にハクサンイチゲ・シナノキンバイ等の群落。
木道を東へ辿れば三等三角点に大きなケルンが建つ
北ノ俣岳山頂。
先客は5-6人で360度の大展望が広がる。
東には明日登る予定の黒部五郎岳が聳えてる。
20分程展望を楽しみ今宵の宿に戻りましょう。
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稜線の北面には残雪、傍にハクサンイチゲ・シナノキンバイ等の群落。
木道を東へ辿れば三等三角点に大きなケルンが建つ
北ノ俣岳山頂。
先客は5-6人で360度の大展望が広がる。
東には明日登る予定の黒部五郎岳が聳えてる。
20分程展望を楽しみ今宵の宿に戻りましょう。
往路を戻る途中で雷鳥見っけ。
今の時期、単独なのは雄の雷鳥?
今宵は当方達だけで貸切かと思っていた矢先高校生らしき若人が数名到着。
聞けば桑名西高山岳スキー部6名だそう。
その内引率の先生方も到着します。
しかし当避難小屋で8名はチョッと無理っぽいとお話しすると2人は持参のテントで寝るので4人お邪魔しますとの返事。
6人なら何とか横に成れそうです。
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往路を戻る途中で雷鳥見っけ。
今の時期、単独なのは雄の雷鳥?
今宵は当方達だけで貸切かと思っていた矢先高校生らしき若人が数名到着。
聞けば桑名西高山岳スキー部6名だそう。
その内引率の先生方も到着します。
しかし当避難小屋で8名はチョッと無理っぽいとお話しすると2人は持参のテントで寝るので4人お邪魔しますとの返事。
6人なら何とか横に成れそうです。
昨夜は何方かの鼾が五月蝿くて熟睡じゃないが頑張ろう。
午前3時半に起床。空には満点の星が煌く。
準備していた必要最低限の荷を詰めたサブザック一丁で4時前に飛び出します。
真っ暗な木道はヘッ電の灯りでも問題無く歩けるが、深く掘れた登山道には気を使う。
暗い登山道を黙々と登りましょう。
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昨夜は何方かの鼾が五月蝿くて熟睡じゃないが頑張ろう。
午前3時半に起床。空には満点の星が煌く。
準備していた必要最低限の荷を詰めたサブザック一丁で4時前に飛び出します。
真っ暗な木道はヘッ電の灯りでも問題無く歩けるが、深く掘れた登山道には気を使う。
暗い登山道を黙々と登りましょう。
40分程も経った頃、上空の雲が茜色に染まり始めました。
振り返れば今日も白山が雲海に浮かんでる。
辺りは徐々に明るくなり始めてヘッ電はザックに仕舞います。
歩き始めて2時間程でケルン建つ小ピーク。
丁度、朝日が赤牛岳稜線から昇って来ましたね。
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40分程も経った頃、上空の雲が茜色に染まり始めました。
振り返れば今日も白山が雲海に浮かんでる。
辺りは徐々に明るくなり始めてヘッ電はザックに仕舞います。
歩き始めて2時間程でケルン建つ小ピーク。
丁度、朝日が赤牛岳稜線から昇って来ましたね。
ダイヤモンドコースを僅かに西へと辿ると今回2度目の北ノ俣岳山頂。
昨日もマズマズ良かった天気は更に上等^^)
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ダイヤモンドコースを僅かに西へと辿ると今回2度目の北ノ俣岳山頂。
昨日もマズマズ良かった天気は更に上等^^)
正しくグルリ360度で薬師岳を始め赤牛岳・水晶岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳・笠ヶ岳・乗鞍岳・御嶽山は勿論、槍穂連峰等々連なる名山の峰々がスッキリ・クッキリ。
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正しくグルリ360度で薬師岳を始め赤牛岳・水晶岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳・笠ヶ岳・乗鞍岳・御嶽山は勿論、槍穂連峰等々連なる名山の峰々がスッキリ・クッキリ。
さあ、この先長いのでとっとと進もう。
ガレ・ザレの縦走路を緩やかなUpDownを繰り返し赤木岳に向かいます。
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さあ、この先長いのでとっとと進もう。
ガレ・ザレの縦走路を緩やかなUpDownを繰り返し赤木岳に向かいます。
やがて大きな岩がゴロゴロしてる岩稜帯の登り。
結構歩き難い。
此処は赤木岳への登りだが山頂には寄らず直下を通過するだけ。
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やがて大きな岩がゴロゴロしてる岩稜帯の登り。
結構歩き難い。
此処は赤木岳への登りだが山頂には寄らず直下を通過するだけ。
左手下にキラリ光る流れは赤木沢。
黒部川源流の一つだね。
その奥の高原台地は雲上の楽園とも呼ばれる雲ノ平。
岩稜帯を下り切れば中俣乗越。
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左手下にキラリ光る流れは赤木沢。
黒部川源流の一つだね。
その奥の高原台地は雲上の楽園とも呼ばれる雲ノ平。
岩稜帯を下り切れば中俣乗越。
黒部五郎岳が随分と近付いて来たが此処は標高2458mの鞍部。
黒部五郎岳が2839.6mだから400m弱の登りが待ってる^^)
先ずは目前のP2578を目指して登り返そう。
ハイマツの間を縫って左へ回り込みながらピークを越えます。
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黒部五郎岳が随分と近付いて来たが此処は標高2458mの鞍部。
黒部五郎岳が2839.6mだから400m弱の登りが待ってる^^)
先ずは目前のP2578を目指して登り返そう。
ハイマツの間を縫って左へ回り込みながらピークを越えます。
P2578から見上げる黒部五郎岳はデッカイね。
一度小さく下るといよいよ標高差300mもの登りが待ってる。
ハイマツの中にジグザグを切りながらザレガレの登山道を黙々と登ります。
岩場に点々と咲くチシマギキョウ・ミヤマダイコンソウ・イワツメクサに癒されながらゆっくりと登る。
やがてガレ場を斜上すれば黒部五郎岳の肩。肩越しに槍穂連峰が望め、覗き込むと雪渓の残った見事なカール
その先小さく赤い三角屋根の黒部五郎小屋が見える。
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P2578から見上げる黒部五郎岳はデッカイね。
一度小さく下るといよいよ標高差300mもの登りが待ってる。
ハイマツの中にジグザグを切りながらザレガレの登山道を黙々と登ります。
岩場に点々と咲くチシマギキョウ・ミヤマダイコンソウ・イワツメクサに癒されながらゆっくりと登る。
やがてガレ場を斜上すれば黒部五郎岳の肩。肩越しに槍穂連峰が望め、覗き込むと雪渓の残った見事なカール
その先小さく赤い三角屋根の黒部五郎小屋が見える。
ハイマツとキバナシャクナゲ咲くゴロゴロのガレ場。
このゴロゴロが五郎の名の由来だ。
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ハイマツとキバナシャクナゲ咲くゴロゴロのガレ場。
このゴロゴロが五郎の名の由来だ。
此処を登り切れば三等三角点建つ黒部五郎岳山頂。
先客が5-6人と意外に少ないのは黒部五郎小屋を朝に出発された登山者達は既に太郎平方面に向かわれたからだろう。
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此処を登り切れば三等三角点建つ黒部五郎岳山頂。
先客が5-6人と意外に少ないのは黒部五郎小屋を朝に出発された登山者達は既に太郎平方面に向かわれたからだろう。
勿論展望はグルリ360度遮る物は無い。
その上今迄確りとは見えて無かった立山・剣に後立山連峰・浅間山・中アの山並みも見える。
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勿論展望はグルリ360度遮る物は無い。
その上今迄確りとは見えて無かった立山・剣に後立山連峰・浅間山・中アの山並みも見える。
薬師岳の奥には立山連峰。
帰り着く先は長いので20分程展望を楽しめば戻りましょう。
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薬師岳の奥には立山連峰。
帰り着く先は長いので20分程展望を楽しめば戻りましょう。
下りは早いもので1時間少々でP2578。
やがて見覚え有る若人達。
そう、昨夜同宿だった高校生達だ。
大きなザックを背負っているが元気一杯、若いってイイね。
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下りは早いもので1時間少々でP2578。
やがて見覚え有る若人達。
そう、昨夜同宿だった高校生達だ。
大きなザックを背負っているが元気一杯、若いってイイね。
難関だった赤木岳への登り返しに足も止り勝ち。黙々と足を運び何とか北ノ俣岳に戻った。
珍しく相棒が弱音を吐くので30分少々の大休止だ。
昼食時間はとっくに過ぎているが食欲が無いので小屋迄我慢。
ヘロヘロに為りながら14時チョイ小屋に戻る。
荷の整理兼昼食を済ませ15時頃に下山開始。
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難関だった赤木岳への登り返しに足も止り勝ち。黙々と足を運び何とか北ノ俣岳に戻った。
珍しく相棒が弱音を吐くので30分少々の大休止だ。
昼食時間はとっくに過ぎているが食欲が無いので小屋迄我慢。
ヘロヘロに為りながら14時チョイ小屋に戻る。
荷の整理兼昼食を済ませ15時頃に下山開始。
コバイケイソウとニッコウキスゲ。
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コバイケイソウとニッコウキスゲ。
タテヤマリンドウ。
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タテヤマリンドウ。
エゾシオガマ。
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エゾシオガマ。
ミヤマリンドウ。
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ミヤマリンドウ。
ムシトリスミレ。
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ムシトリスミレ。
ミツバノバイカオウレンとコイワカガミ。
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ミツバノバイカオウレンとコイワカガミ。
ハクサンイチゲ。
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ハクサンイチゲ。
ハクサンシャクナゲ。
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ハクサンシャクナゲ。
キソチドリ。
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キソチドリ。
トウヤクリンドウ。
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トウヤクリンドウ。
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