悪沢岳〜聖岳
- GPS
- 72:33
- 距離
- 35.9km
- 登り
- 4,121m
- 下り
- 4,102m
コースタイム
8/3(土) 千枚小屋4:30→5:10千枚岳5:33→7:07悪沢岳7:22→9:33荒川小屋10:10→13:08赤石岳13:25→15:20百間洞山の家
8/4 (日)百間洞山の家5:20→8:53兎岳9:06→11:28聖岳12:20→13:30聖平小屋
8/5 (月)聖平小屋5:05→9:18聖沢登山口
天候 | 8/2 晴れのち夜雨 8/3 晴れのち曇り 8/4 晴れのち曇り夜雨 8/5 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特段の危険個所はなし 登山届・下山届は畑薙ダム臨時P 温泉・食事は白樺荘 |
写真
感想
先月北海道・幌尻岳で百名山100個目とし一応の達成感に浸ったあと、どこに行きたいのか自問したところ、学生時以来踏み入れていない南ア南部でテント泊でファイトしようと計画。約30年振りの再訪となりました。前回は茶臼から塩見までのテン泊でしたが、今回は3泊なのでビッグ3に絞りましたが千枚から茶臼岳までを目論んでました。
8/2 椹島から千枚小屋へ。ザックは15kg以内に抑えようとしたつもりでしたが、なぜか18kg。出発が遅いこともあり暑く足が進みません。でも緩い登りなのできつくはありません。コースタイム近くで千枚小屋へ。まずは生ビール。テン泊のつもりでしたが、どこかで小屋どまりしないと帰りの東海フォレストバスに乗れないので、小屋がすいていることを確認したうえで小雨がぱらつきだしたこともあり、本日は素泊りとする。素泊りは別棟の「百枚小屋」。一間幅確保できたので快適です。隣合った男女と山談義しながら酒を飲みますがその後小屋泊りの2人も合流して四人パーティとわかりました。8時に寝るまで宴会、ウィスキーボトル半分以上消費してしまった。
8/3 今日は悪沢・赤石を越える長丁場。日の出前に出発しますが、千枚直下でご来光。千枚では南ア北部と八ッが見渡せます。北岳・甲斐駒は隠れてます。ここから一旦下って丸山・悪沢と上げていきます。結構岩稜地帯。悪沢まで来ると甲斐駒が顔出すが依然北岳はいない。千枚からずーっとボリウム感いっぱいの赤石がメインだ。中岳から前岳をパスして荒川小屋に下る。ガレ場を下っていくと今日のメインお花畑が見えてくる。急斜面だがすべて黄色に染まっている。シナノキンバイとハクサンイチゲがメインだが、ザックおろして撮影タイムに入ると他にも種類が多い。花多すぎて進めません。荒川小屋では荒川カレーで昼食。氷イチゴ300円は魅力だったがゆっくりしていられないのでパス。ここから500mの登り。大聖寺平を過ぎると小赤石の肩まできつい登り。次々と軽装の登山者に抜かれるが力が出ない。肩に出るとここから3000mの稜線が赤石まで続く。快適な稜線だ。「登りは最後」「赤石からは下りだけ」とぶつぶつ言いながらようやく赤石岳登頂。よく来たな。ガスっているがよしとしよう。さああとは600M下るだけと安心したがガレ場が続きへとへとに。下りは得意なんだが今日の蓄積が響いたか、百間洞山の家直前はぼうっとして歩く。まずはビール、そしてテントを張って、小屋前でウイスキーをやっていると件の四人組のうちお二人がビールもってやってきた。苦労して担いだ清酒をご馳走になる。晩飯は有名なとんかつ定食を頼んだ。テーブル前には山ガールお二人、こちらは相当酔っていたので調子に乗ってしゃべって失礼しました。
8/4 計画では茶臼小屋までであったが、昨日の苦行で諦めた。今日はゆっくり聖平までとしよう。だいたい混雑する小屋が嫌いでテン泊としたのだが最盛期にも拘らず千枚も百間洞も空いていた。小屋泊りにしていれば軽快に楽しめたかもしれないと昨日歩きながら激しく後悔していた。今日は中盛丸山まで300M登り、小兎・兎岳のあと200M下り400M登る。朝一だけど堪えるなあ。聖につくとガスって来し方は見えず、昨夜同テーブルだった山ガール2人は奥聖に行ったが、晴れれば行くのになあと言いながら一時間程ゆっくりする。今日登りでご一緒した三人パーティから淹れたてのコーヒーをご馳走に。彼の四人組も着いた、雲行も怪しいので下ってビールのもう。750Mの下りだが、今日は行程が楽だからか1時間強で聖平小屋に下る。サービスのフルーツポンチを食べながらビール。テン場はベンチもあり、水場もトイレも近い。ベンチで小松菜の胡麻和えを作っていると4人組が着いて早速酒盛り。その後小屋前の屋根付きベンチに場所を移して寝る前まで酒盛り。3晩とも酒飲みの私に付き合っていただいた(酒飲みの)4人組に感謝いたします。ありがとう。この日は酒と焼酎を追加購入、飲みすぎてテントまで這ってだどり着いた。翌朝気がつくと、シュラフには入らず、テントもフライシートも開けっ放しであった。何とも恥ずかし。
8/5 聖沢登山口まで9:50の椹島行バスを目指して5:05スタート。あわよくば8:40に間に合えばいい。ところが一本目、木道でこけて釘に引っ掛けて短パンがずたずたに破れた、おニューなのにい。ショックで以後ペースはのろのろに。そのうち4人組が追い付いてきたので一緒に下らせていただいた。
コメント
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GPSきれいに取れてますねえ。
運よく雨にも降られずよい縦走でした!
4人組を代表して、またいつかご一緒しましょうね :)
皆さんと出会えて単独行が楽しいものになりました。ありがとーございました。
それにしても皆さん全員が酒飲みとは珍しいですね。初日からお隣りとなったのも何かの力が働いたとしか思えません。
今度お会いした時は私の方から振る舞えるよう、たんとお酒を準備させていただきます。
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