槍ヶ岳 〜南岳新道の登りと小池新道からの下山〜
- GPS
- 33:43
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 2,956m
- 下り
- 2,954m
コースタイム
4:12 無料P出発
4:21 登山情報基地
5:33 白出沢 5:45
7:20 槍平小屋 7:28
10:15 南岳小屋 10:23
10:32 南岳
11:38 中岳
12:11 大喰岳
12:34 槍ヶ岳山荘(テント場)15:12
15:24 槍ヶ岳
15:45 テント場
2日目
7:02 槍ヶ岳山荘出発
9:35 双六小屋 9:36
10:46 鏡平山荘 10:55
12:22 小池新道入口
13:25 左俣林道登山ポスト
13:40 無料P到着
天候 | 1日目 曇りガス 2日目 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南岳新道は急登なので、登りもですが、下りの際は気をつけてください。 南岳から槍ヶ岳までの稜線は岩場歩きで梯子等もありました。 慎重に歩けば問題ないです。 中岳に雪渓は残っていましたが、水は流れていませんでした。 西鎌尾根は片側が切れ落ちたザレ場などが多く滑ると危険です。 クサリも設置されていますので慎重に歩きましょう。 下山後は平湯温泉まで戻り“ひらゆの森”にて入浴 500円 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今年2回目の槍ヶ岳には久しぶりにテントを担いで行ってきました。
当初はのんびり、いつもの飛騨沢往復を予定していましたが、前日寝る前に“いつものコースだと面白味がないかな!?” と思い、急遽コース変更。
重い荷物には少しキツイかと思いましたが、今回は数年前に日帰りで登った南岳新道から南岳、中岳、大喰岳を経由して槍ヶ岳を目指すルートを選択し、下山には約30年振りに西鎌尾根を歩き、双六小屋から小池新道を歩くコースを計画してみました。
まだ暗い4時過ぎに無料駐車場を出発。
快調に林道を進みますが穂高平小屋を過ぎたあたりから体に異変が…
なんとか頑張って白出沢まで歩きます。白出沢に仮設トイレがあって助かりました^^
さて、ここから登山道に入りますが槍平までは樹林の中を緩やかに登っていきます。
途中滝谷にて水分補給。ここで京都から来たという槍ヶ岳日帰りのお兄さんとお会いし、槍平小屋まで少し後ろについて歩いて行きました。
槍平小屋からは南岳新道へ向かいます。
2009年に息子と日帰りをした時は、槍ヶ岳の日帰りよりもキツく、時間もかかりました。
今回はテント泊用の荷物を担いでいるため本当に歩くのか一瞬考えましたが、予定通り南を目指します。
中岳の水場は既に枯れていると思い、食事と明日の行動用としてここで2ℓを補給。既にザックには2.5ℓが入っているので計4.5ℓ。さらにザックが肩に食い込みます。
思った通りキツイ登りでしたが無事南岳小屋に到着。
ここではおにぎりを食べて小休止。
この後は3,000mのピークを3つ越えて槍ヶ岳へ向かわないといけません。
南岳新道を登った後の稜線歩きはなかなかキツかったですが、大喰岳から槍ヶ岳とテント場が見えた時にはホッとしました。
テント場にザックを下ろした後手続きのため山荘へ向かいます。
場所を決め番号札を受け取った後設営。
テントに入ると眠気が襲ってきます。疲れもあったので携帯電話のタイマーをセットし30分ほど昼寝。この時間が気持ちいい!!
目が覚めてからテントの外を見ますが、相変わらず周りは風とガスの中です。
待っていても晴れそうにないので、とりあえず山頂だけは往復してきました。
山頂滞在は1分ほどで、視界もなく撮影だけで終わりです。
下山後は食事をし早めに休みます。
がっ!! 風が強くフライシートが夜中中バタバタとうるさく、よく眠れませんでした。以前息子と泊まった時も強風と雨でひどい目に遭ったことを思い出します。
その時はフライシートが破れて、夜中に修理したりと大変だったので、今回はペグなどでしっかり固定していたので朝まで問題なく過ごすことができました。
朝方は星空もきれいでしたが、相変わらず風が強かったので、外には出ずテントの中から見た程度です。
日の出前に起きて山頂へ行こうかとも思いましたが、寒さと、眠さで行く気が無くなり、日の出はテント場で待つことに。
ここからでもきれいな日の出を見ることができました。
のんびり朝食を食べた後は、風の中テント撤収。
今日は西鎌尾根を歩き双六小屋経由で新穂高を目指します。
約30年ぶりに歩く西鎌尾根ですが、ザレ場の横が深く切れ落ちていたりと危険な場所が多かったです。
双六小屋まで行く間は景色も良く360度の展望の中を歩くことができました。
その後は雲が出て槍穂の展望もなくなりましたが、太陽が隠れたため涼しい中を下山することができました。
鏡平山荘では名物のかき氷を食べ体を冷やします。
途中の秩父小沢で水分補給以外は新穂高まで一気に下りました。
結構疲れましたが、展望のよい西鎌尾根歩きなどは気持ちよく、いい山歩きができました。
滝谷〜槍平小屋まで短い間でしたがご一緒させてもらってありがとうございました
無事に南岳経由で槍ヶ岳に着かれたんですね
私が上がった時も天気はイマイチでしたが、次の日は晴れたんですね
2日とも長丁場お疲れ様でした
イワベンケイの一つ前の花は「ワレモコウ」かと・・・
あと、終わりの方・・・鏡平のあとのミヤマカラマツの一つ前は「オオレイジンソウ」ですね
またどこかでお会いしたらよろしくです
>kawasemiさん
花の名前ありがとうございましたm(_ _)m
すごくお詳しいですね
私も動植物が好きなので、いつも愉しみながら登っていますが、あまり詳しくないので名前のわからない花や、間違って名前を書いているものも多いです。
いろいろ教えてください
またどこかの山でお会いできるのを楽しみにしてます
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