浄土〜龍王岳〜雄山〜大汝山 ハイク・山スキーの混成


- GPS
- 08:59
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,005m
- 下り
- 1,007m
コースタイム
- 山行
- 2:01
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 4:33
- 山行
- 3:47
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 6:09
天候 | 1日目 快晴、ほぼ無風 2日目 高曇り、時々強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
アルペンルートケーブル、バス利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・室堂〜一ノ越〜浄土〜龍王 踏み跡あり、龍王ピストンにアイゼン使用 ・一ノ越〜雄山 岩と雪のミックス ・雄山〜大汝山 トレースありますが、サラサラ雪、トラバースに注意、アイゼン、ピッケル使用 |
その他周辺情報 | 吉峰温泉 露天風呂くつろげます https://www.yoshimine.or.jp/?page_id=37 |
写真
はっさくドライフルーツ、食後にホットケーキ!J氏の鍋の他、昆布締めタコの炙りなどなど〜食べて飲んだ〜(*^^*)
kuma)野菜キノコ鍋や混ぜご飯、ごちそうさまでした。
感想
土日に勤労感謝の日をからめて四連休にして北陸へ遠征してきました。ずっと立山にいる予定だったのですが、月曜日は荒れるようだったので、日曜日の最終近くで下山しました。
関係者以外は宿泊できない富山大学の研究施設に泊まるのは、今回で四度目だったか? 浄土山(南峰)山頂という素晴らしいロケーションにいつも感謝しつつ、今回も雪山小屋ライフを堪能させていただきました。ニシデンさん、ありがとうございます。また、美味しい料理を作っていただいたミエリンとジュンさんに感謝です。
山スキーに関しては、まだまだ積雪量が少なくて、限られた場所しか滑れず、一見滑れそうな場所でも、地雷だらけでまいりましたが、それでもなんとかシーズンインできたと思っています。
雄山山頂からは、社務所裏のルートが滑れそうで、何人かのスキーヤー・ボーダーが滑っていました。しかしルート自体が細いので、自分の脚前では難しいと思い、空身で雄山に登り、大汝山までをピストンしてきました。少し西風が強かったです。
スキーに関してはいまいちでしたが、お天気が良くて、景色は最高でした。雲海が拡がり、ひさびさにアーベントロート、モルゲンロートともに感動いたしました。いやいやこの景色があるから山はやめられませんね。
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11月20-23の間を4連休にしてクマさんが神戸から遠征し、浄土山小屋を根城にスキー三昧の予定だった。他のIMPメンバーを誘ったらミエリンが、ジュンさんと共に20日の1泊で来ると言う。直前の天気予報で22日は荒れるので、クマさんとニシデンも1泊だけにして上がることにした。
立山駅で切符売り場と総合案内センターが開くのが朝8時。案内センターで県民割引切符を買って、切符売り場でケーブル予約できたのが、始発の20分後の9時発。付属のクーポン券でクマさんが買って来たのが4合瓶2本の日本酒。自分は飲まないのに。1本持たされて増えた荷物で室堂を出発。
室堂から一ノ越を望む祓堂辺りまで4人統一行動。そこから僕とクマさんのスキー組は浄土山に向かってトレースを外れるが、ハイク組は今回アイゼンだけでスノーシュー・カンジキがないので一ノ越から尾根通しで行くことになった。スキー組の浄土山へは、通常沢床から左壁に移って尾根に上がるのだが、今回尾根下の雪付きが悪くて歩きにくそう、先行スキーヤーのトレースに乗ったまま沢を進み、右にずれて浄土山の北峰へ。南峰へと渡って浄土小屋に到達。ハイク2人を待たせていた。
小屋開けして室内で一服していると、富山大ワンゲルの4人PTがやって来た。彼らは小屋に入らずに、直ぐ外でテン泊訓練なのだ。それから僕らは龍王岳を往復、クマさん指導のビーコン訓練があって屋外活動は終了。明るい内から宴会を始め、夕景鑑賞会を挟んで夜まで歓談が続いた。
翌朝は、夜明けにダイアモンド針ノ木を拝んで朝食。撤収、掃除、小屋締めをして8時に出発。ハイク組は浄土の北峰を往復してから尾根通しで一ノ越へ。スキー組は浄土沢を滑走し、少し下から登り返して一ノ越へ先着。新雪フカフカではないが、エッジが良く効く雪質でシーズン初滑りを楽しんだ。
雄山山頂周りの積雪は、スキーを満喫するには未だ少し不足。猛者スキーヤーなら滑るだろうが、僕ら爺さんスキー組は一ノ越にスキーデポ、4人揃って歩いて登る。雄山までは雪壁もしっかりステップが付いて不安なく、風も穏やか。さらに大汝を目指して一歩踏み込むと、先ず地吹雪の洗礼。雪粒が当る顔が痛い。足元もトレースはあるが、スリップ注意で緊張度は高まった。
雄山に戻ってからは別行動となり、スキー組は先に一ノ越に下り、スキーを履いて雷鳥沢方向に滑走。標高2400m辺りまで緩い沢筋を滑り、ブル道から室堂へと登り返す。他の大勢のスキーヤーも同じ行動パターンを取っていた。
Nishidenさんから週末〜祭日にかけてグループに声がけがあり、手を挙げると快諾してもらえた!
1日目は一ノ越経由で浄土〜龍王岳、ビーコン講習を受け、夕日を眺め、ご馳走、山話に浸り、幸せな時間を過ごす。9時過ぎには消灯。
翌朝5時に起床、6時半ころ日の出、10分くらい前からスタンバイして日の出を眺めることができた。なんと素晴らしい環境!
昨日と変わって風が強い。朝ごはんをしっかり食べて、片付けて小屋閉め。
浄土山を踏んで戻り一ノ越〜雄山〜大汝ピストン。稜線は風が強く顔が痛い。大汝まで行くと後立山が近く黒部ダムもしっかり見えて、やっぱり来て良かった。
雄山に戻ると、日帰りの人達が上がり始めていて大混雑。ここでスキー組とお別れ。
仲間の日帰りメンバーが上がってくるのを社務所を風除けにして待っていると、思ったより早く来た!2度目のお詣りをして下山。一ノ越まで来ると風が弱くなり冬装備解除。日帰り組はとにかく元気で早い(^^)
約ひと月半ぶりの高所と重荷、体が重たいのと頭痛があったけど、ゆっくり行程と痛み止め、休む時間を長く取れたお陰で無事に過ごせました。
Nishidenさん、kumaさん、素晴らしい機会をくださって本当に有り難うございます。
龍王岳からの眺め、雲海に沈む夕日は忘れられない景色になりました。
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