乾徳山・道満尾根〜周回ルート(日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,446m
- 下り
- 1,435m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 8:24
天候 | 08/23(火)→くもり/雨/くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■アクセス→中央自動車道勝沼IC〜車で約60分。 ■駐車台数→22台(無雪期) ■トイレ→あり(乾徳公園にあり) ■水場→なし。 ■登山ポスト→なし(30m下部にあり) ■24時間利用→可能。 ※別称→乾徳山登山口バス停駐車場とも呼ばれています。 ※乾徳公園は工事中ですがトイレは利用可能です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■乾徳公園駐車場(830m・無料) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 08/22(月)の22時に2台、08/23(火)の13時に15台の駐車がありました。 駐車場の利用者は登山者・釣り・徳和渓谷の観光客と以外に多く駐車場の確保が重要です。 登山ポストは車道を30m下った木製看板に設置されています。また駐車場内の徳和川の近くと自動販売機の脇にも合計3個の登山ポストがあります(写真添付) ※別称→乾徳山登山口バス停駐車場・徳和駐車場とも呼ばれています。 ■乾徳山登山口(道満尾根・926m) 乾徳公園駐車場から約21分で乾徳山登山口(道満尾根)に到着です。 駐車場から登山口まで約1kmは各所に道標があり道迷いの心配がありません。 また登山口の手前には獣害防止用ゲートがあります(各自で開閉する) ※乾徳山登山口(オソバ沢ルート)とは異なります。 ■地籍図根三角点(1,071m) 乾徳山登山口(道満尾根)から約20分で地籍図根三角点に到着です。 登山口〜標高1,000mまで土と落ち葉で歩きやすい登山道(落ち葉の下の岩と倒木に注意)ですが、樹林帯は暗いので登山口から約30分間ヘッドランプを使用です。 標高1,000mから視界が開き明るくなり、ガレ場の登山道が始まります。 ■道満山(1,314m) 地籍図根三角点から約25分で道満山に到着です。 登山口〜道満山まで複数の道標と分岐点がありますが、比較的に道迷いの心配がない登山道です。 山頂柱の脇に幕営的地があり、樹林帯にある山頂は眺望がありません。 ■車道出合(1,333m) 道満山から約25分で車道出合に到着です。 道満山からほとんど標高を稼げない登山道をトラバースすると、登山道の上部に突然ガードレールが現れます。 ここから林道と道満尾根が3回合流しますが全て直進します。 晴天時には背後の樹間から富士山が見えます。 標高1,500m〜月見岩まで岩場になります。 ピストンする登山者は、下山時に大平高原側へ下山しないように注意が必要です。 ■月見岩(1,740m) 車道出合から約90分で月見岩に到着です。 標高1,700mを超えると、登山道には高度感がある岩場や危険な場所が増えます。 樹林帯から開けた草原が扇平になり、目の前には乾徳山南峰が見えます。 広い草原に大きな月見岩があり(月見岩の道標なし)、裏側から簡単に登れます。 ■扇平(1,765m) 月見岩から約10分で扇平に到着です。 月見岩から石畳みを歩き、岩場がある平坦地になり休憩適地になります。 ■手洗石(1,777m) 扇平から約1分で手洗石に到着です。 岩の窪地に雨水が溜まっていますがボウフラが孵化していて手洗いはもちろん、飲料も不可です。 ここから再び樹林帯・岩場・ガレ場になりますが、苔が付いた岩は滑りやすく浮き石で注意が必要です。 ■剃剃岩(ひげそり岩・1,942m) 手洗石から約30分で髭剃岩に到着です。 2つの鎖場を越えると髭剃岩に到着、岩の割れ目を奥まで進みます。 割れ目の幅は手前60cm、中間〜奥は50cmの幅になり岩肌は雨で濡れていて服が汚れます。奥まで進むと崖になり行き止まりなので引き返します。 岩の割れ目の中で落とし物をすると回収が困難です。 ■カミナリ岩(1,939m) 髭剃岩から約15分でカミナリ岩に到着です。 髭剃岩からはしごと丸太橋を通過して、カミナリ岩へ向かいます。 カミナリ岩の下部は10m手がかり足がかりが豊富で難しくありません。 上部は5mの岩壁になり鎖が2本あります。左側はほぼ垂直で難しく、右側は緩斜面で難しくありませんが崖側になり滑落に注意が必要です。 ■胎内(1,964m) カミナリ岩から約5分で胎内に到着です。 カミナリ岩から5mロープで岩場を乗っ越すとビバーク適地の胎内です。 胎内の巨岩を裏側から巻いて、再び5mロープで岩場を乗っ越して鳳岩へ向かいます。 ■鳳岩(2,006m) 胎内から約10分で鳳岩に到着です。 20mの鎖場の直登と右側の迂回ルートがあります。 直登ルートはヘルメット推奨、クラックがあり難しくありませんが体調や天候によって迂回路を利用して下さい。 ■乾徳山南峰(2,301m) 鳳岩から約10分で乾徳山南峰に到着です。 山頂は岩場になり長時間の休憩には向いていません。 山頂柱と祠があり、晴天時には富士山が見えます。 ■水ノタル(1,988m) 乾徳山南峰から約10分で水ノタルに到着です。 山頂から3つのはしごを下降すると水ノタルですが道標以外に何もなく、乾徳山南峰と北峰のコルです。 ■分岐点(2,010m) 水ノタルから約10分で分岐点に到着です。 迂回下山道(迂回新道)・乾徳山南峰・乾徳山北峰の分岐点になります。 乾徳山北峰には行きでは岩稜帯側、帰りは樹林帯側を通りどちらもピンクテープがあります。 ここから乾徳山北峰までの登山道は苔でとても滑りやすいです。 ■乾徳山北峰(2,016m) 分岐点から約10分で乾徳山北峰に到着です。 苔に包まれたガレ場を登り上げてシャクナゲのトンネルを進むと、右側の樹木に小さな黄色の道標があります。 眺望はなく残念ですが、双耳峰の乾徳山に登頂できたので戻ります。 乾徳山北峰から先の登山道は黒金山まで続いています。 ■分岐点(2,010m) 水ノタルから約15分で分岐点に到着です。 分岐点の道標にあるように分岐点〜高原ヒュッテまでガレ場の悪路です。 今までの鎖場より危険で、下山路には不向きな登山道になり派手に4回も転倒しました。 苔が生えて滑る岩場・ガレ場・ぬかるみが続き、道満尾根〜周回ルートの1番危険な核心部です。 この区間を走って下山するのはとても危険になり、怪我防止のためにヘルメット・手袋は必須です。 ■高原ヒュッテ(1,550m) 分岐点から約70分で高原ヒュッテに到着です。 通年利用できる避難小屋として解放されています。 屋内の土間が広くきれいで、薪ストーブもあります。入口の軒先にもソロテントが張れます。 驚くほどトイレがきれいで全く臭いがなく、押して扉を開けると電気が自動点灯します。 ■国師ヶ原(1,570m) 高原ヒュッテから約5分で国師ヶ原に到着です。 十字路の分岐点になり、間違った目的地へ向かわないように特に注意が必要です。 ※別称→国師ヶ原十字路とも呼ばれています。 ■錦晶水(1,480m) 国師ヶ原から約10分で錦晶水に到着です。 道満尾根〜周回ルートで地図にある2つの水場の1個目になり、水量も多く高原ヒュッテから片道10分です。 ■駒止(1,337m) 錦晶水から約20分で駒止に到着です。 馬返しと同じで昔は馬に乗ってここまで登れた場所になり、少し広くて休憩適地になります。 ■銀晶水(1,200m) 駒止から約15分で銀晶水に到着です。 道満尾根〜周回ルートで地図にある2つの水場にある2個目になり、錦晶水の水量と比べたらとても少なく銀晶水を水場として期待してはいけません。 銀晶水は枯れたり、出ていたり時期によって状況が大きく変わります。 ■乾徳山登山口(オソバ沢ルート・988m) 銀晶水から約30分で乾徳山登山口(オソバ沢ルート)に到着です。 ここから乾徳山登山口バス停駐車場まで1.6km区間は徳和川沿いを歩き熊鈴が機能しません。 こちらの登山口で熊が出没したばかりなので特に注意が必要です。 ■乾徳神社(907m) 乾徳山登山口(オソバ沢ルート)から約20分で乾徳神社に到着です。 本日の安全登山と下山報告をします。 ■乾徳公園駐車場(830m) 乾徳神社から約20分で乾徳公園駐車場に到着です。 無事に怪我もなく本日の山行は終了です。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★その他の注意点 道満尾根〜周回ルートの区間は距離11.7km・標高差1,201m・コースタイム07時間55分になります。 ルートには鎖場が9個(2個のロープ含む)ありますが、手がかり足がかりが豊富で難しくありません。 今回のルートの核心部は鎖場ではなく、乾徳山南峰〜高原ヒュッテまでの迂回下山道(迂回新道)の悪路・岩場の下降です。 日帰りで登頂するには天候・体調・装備・気力・急登を登れる体力とルートファインディング能力が必要です。 乾徳山は周回ルート、8の字ルート、大平高原ルートなど自由に計画できます。 同ルートを早い人であれば5〜6時間、平均8〜10時間で日帰りできます。 ★登山ポスト 登山ポストは3つあります(写真添付) 1個目は乾徳山登山口バス停駐車場から30m車道を下った木製看板に設置されています。 2個目は乾徳山登山口バス停駐車場の徳和川沿いに設置されています。 3個目は乾徳山登山口バス停駐車場の対岸にある自動販売機の脇に設置されています。 全て登山ポストの中には登山計画書が入っていますが1個目の登山ポスト以外は管理がされている可能性が非常に低いです。 3個の登山ポストは全て近距離にあり、1個にまとめて欲しいです(全て登山計画書の用紙と筆記用具はなし) ★水場 地図では、道満尾根〜周回ルートに水場(無雪期)が2個あります。 道満尾根側には水がありません。 1個目の錦晶水は水量が多く、2個目の銀晶水はとても水量が少ないです(時期によって水が涸れます) ★駐車場について 道満尾根〜周回ルートには1つの駐車場(無料)があります。 駐車場の詳細は上部のコース状況に掲載しています。 駐車場所に1番〜22番まで番号が割り振られていて、広めに駐車が可能です。 ★山小屋の営業について 道満尾根〜周回ルートには1つの山小屋があります。 高原ヒュッテは通年、無料解放されている避難小屋です。 高原ヒュッテの詳細は上部のコース状況と写真に掲載しています。 バイオトイレは冬期→使用不可です。 日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。 ★マーキングについて 道満尾根〜周回ルートには各所に道標やピンクテープがあり、道迷いする場面はほとんどありません。 積雪期にはマーキングが雪で埋まり、登山道は消えてルートファインディング能力が必要です。 ★天候や服装について 交通規制・登山口までのルート・登山ルートに注意が必要です。 同時に大雨注意報・雷注意報・土砂災害警報にも注意が必要です。 道満尾根〜周回ルートの7〜8割が樹林帯になり、道満尾根は登山口〜扇平の区間で朝露に濡れた草木で衣類が濡れます。 迂回下山道(迂回新道)は滑る岩場・悪路の下降があり、転倒に備えて手袋や長袖(上下)が必須です。 当日は道満尾根で雨が降り、藪こぎがあり常に草木が体に触れて濡れるのでザックカバー・ゲイター・タオル・合羽があると快適です。 当日は気温19℃〜30℃あり、平均気温は21℃です。 夏山では装備や服装(着替え)に注意しましょう。 ★幕営適地について 無雪期の道満尾根〜周回ルートでは幕営適地がいくつかあります(写真添付)が、十分に日帰りが可能なので緊急時以外に幕営する意味がありません。 夕日やご来光を目的に幕営する場合は、鳳岩の下部に良い見晴台があります。 幕営する場合は携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。 ★熊の出没について 乾徳山エリアは熊の生息地になり、想像以上に身近に熊がいます。 道満尾根では2個の熊のフンがあり、岩場が多い迂回下山道(迂回新道)より道満尾根側に熊が出没する可能性が高く感じます。 迂回下山道(迂回新道)側では高原ヒュッテ〜錦晶水に水場があり、扇平の草原も熊の出没に注意が必要です。 ★乾徳山登山口バス停駐車場まで山梨県道140号線・209号線の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また大雨による林道の崩落・通行止め・雨量規制・土砂災害・台風の交通規制に注意しましょう。 209号線では工事の大型車両やスクールバスのすれ違いがあるので注意が必要です。 ★道満尾根〜周回ルートでは、スマートフォンの電波がほとんど入りました。(時期・天候・機種による) 暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリーが必要です。 ★当日の道満尾根で2名、迂回下山道で1人の登山者とすれ違いました(釣り、徳和渓谷へ行く観光客が多い) 多くの学生が夏休みになり、短い夏山はハイシーズンを迎えます。 岩場・鎖場・はしごのすれ違いの渋滞や事故に巻き込まれる可能性が高くなります。 落石を落とさないように、落とされないように特に注意が必要です。 日照時間が長くなりましたが、日帰りでは装備と服装が重要です。 特に単独登山者の場合はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ★ヘルメットは全行程で使用しました。 防虫ネットは登りで乾徳山登山口バス停駐車場〜髭剃岩まで利用しました。 道満尾根〜周回ルートでは急登・岩場・鎖場・はしご・木の根が連続してあるのでストックは不要です。 ★コロナ禍で多くの山小屋が閉鎖しています。 登頂できても山バッジの購入ができず困り、乾徳山エリアには山小屋がありません。 道の駅みとみで山バッジの販売があります(5種・650円) 大平高原でも山バッジの販売がありますが、在庫切れも多く事前確認が必要です。 道の駅まきおかでは山バッジの販売がありません。 ★緊急時の連絡先 〜難の場合→日下部警察署→電話0553-22-0110 ★今回の山行の危険箇所 9個の鎖場 迂回下山道(迂回新道)の岩場の転倒 ★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ★無雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。 また登山道や踏み跡が草木で隠れて道迷いしやすい状況です。 ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルートや歩行時間は参考程度にして下さい。 ★コロナ禍なので、登山の前後には店舗に原則立ち寄らず、食事もテイクアウトや車内で済ませ、限りなく人との接触を避けましょう。 マスク・除菌シート・除菌スプレーを携帯して健康第一に努めましょう。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。 ★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて落石・滑落など危険回避に神経を使いましょう。 ★道満尾根〜周回ルートでは、乾徳公園の公衆トイレと高原ヒュッテのバイオトイレの2つがあります。 乾徳公園の敷地内は工事中になり、工事関係者に声を掛けると通らしてくれます。 それ以外は原則トイレがないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ★夏山では強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・防虫ネット・虫除けスプレー・長袖があると便利です。 特に前乗りしての車中泊では着替え・トイレでの乗降車によるドアの開閉時に大量のアブに囲まれます。 車中泊する場合はクーラー・氷・アイスボックスなど快適な環境を整える必要があります。 網戸がなく窓を開けた状態での睡眠はとても危険です。 ★乾徳山登山口バス停駐車場→05時00分に気温25℃、乾徳山南峰→09時19分に気温22℃、乾徳山登山口バス停駐車場で13時24分に気温30℃です。 気温の温度差は少ないですが紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→05時02分、日の入り→18時34分と活動時間は長くなりましたが、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です(ルートは樹林帯が長く日陰が多いため) ★鎖場と迂回下山道(迂回新道)の区間では落石に注意が必要です。特に下山路で迂回下山道を利用した場合には浮き石が多いので、上下に登山者がいないか注意が必要です。 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。 落石を発見した場合は、後続の登山者に恥ずかしがらず大声で「ラーク」と知らせてあげましょう。 ★今回の山行と誤算 台風の影響でどの山域も不安定な天候で縦走の計画が流れてしまい、7月に雷雨で敗退した乾徳山を目指します。 2週続けて土砂降り山行が続き、山登り開始2時間の樹林帯で雨が降り下山を考えます。 複数のエスケープルートがあるので心配はなく降ったり止んだりを繰り返しながら進み、雨の戸隠山の鎖場を経験した翌週の乾徳山の9個の鎖場は問題ありません。 迂回下山道(迂回新道)の岩場の下降で派手に4回転倒しました。コケが生えて濡れた浮き石はとても滑り、北アルプスの稜線の場合は4回死んでいました。 地図や道標にあるように迂回下山道(迂回新道)の悪路が核心部になり、今回は身体を張って勉強になりました。 ★乾徳山登山口バス停駐車場の10km圏内はガソリンスタンドやコンビニがなく、とても不便な場所です。 また、場所によって車中泊の禁止や火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で乾徳山を楽しんでください。 |
その他周辺情報 | ■みとみ・笛吹きの湯 ■営業時間→10:00〜19:30(最終受付18:30) ■休館日→火曜日(祝日の場合→翌日) ■料金→市内大人(高校生以上)300円、市外大人(12歳以上)510円、市外小人(6歳以上12歳未満)200円 ■マスクの着用義務あり。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
サングラス
ウィンドシェル(上)
ツェルト
温度計
モバイルバッテリー10000mAh2ケ
風速計
手袋
半袖シャツ
インナーシャツ
靴下
ちり紙
携帯トイレ
地図
登山計画書(控)
ヘッドランプ
熊鈴
腕時計
ゼリー飲料2個
おにぎり3個
ちくわ115g
ザック20L
スマートフォン2台
ボールペン
プラティパス(水2.5L)
水筒(水0.5L)
トレランシューズ
マスク
ゴミ袋
現金
腰コルセット
ココヘリGPS端末
帽子
熊よけ銃(火薬)
ザックカバー
タオル
ドライフルーツ35g
塩あめ33g
防虫ネット
レッグカバー
アームカバー
短パン
三脚
粉末アミノ酸2本
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感想
【2022年/乾徳山・道満尾根〜周回ルート(日帰り)】
■2022年08月22日(月) はれ
実家 10:10 30℃ 1,000m
乾徳山バス停駐車場 22:25 27℃ 830m
荷造り・着替え 22:25〜23:30
消灯 23:30〜翌日04:30
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■2022年08月23日(火) くもり/雨
※乾徳山・道満尾根ルート 登り
起床 04:30
荷造り・着替え 04:30〜05:00
乾徳山バス停駐車場 05:00 830m 25℃
登山口(道満尾根) 05:21 926m 23℃
地籍図根三角点 05:43 1,071m 23℃
道満山 06:08 1,314m 21℃
車道出合 06:35 1,333m 21℃ 雨
月見岩 08:02 1,740m 20℃
扇平 08:12 1,765m 20℃
手洗石 08:13 1,777m 20℃
髭剃岩 08:44 1,942m 19℃
カミナリ岩 08:57 1,939m 20℃
胎内 09:02 1,964m 20℃
鳳岩 09:12 2,006m 20℃
乾徳山南峰 09:19〜25 2,031m 22℃
ミズノタル 09:35 1,988m 21℃
分岐点 09:45 2,010m 20℃
乾徳山北峰 09:55 2,016m 20℃
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■2022年08月23日(火) くもり
※乾徳山・迂回下山道ルート 下り
乾徳山北峰 09:55 2,016m 20℃
分岐点 10:09 2,010m 20℃
高原ヒュッテ 11:20〜28 1,550m 21℃
国師ヶ原 11:31 1,570m 22℃
錦晶水 11:39 1,480m 21℃
駒止 12:00 1,337m 22℃
銀晶水 12:17 1,200m 23℃
登山口(オソバ沢) 12:44 988m 24℃
乾徳神社 13:06 907m 25℃
乾徳山バス停駐車場 13:24 830m 30℃
着替え 13:24〜13:35
実家 13:35〜16:32 1,000m 28℃
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■2週続けて土砂降り山行で体調不良。
7月に雷雨で敗退した乾徳山を目指す。
剱岳や戸隠山に比べて危険度は少ない。
奥秩父エリアも熊の出没地だけれど
戸隠山より熊も鎖場もかわいいレベル。
無事に登頂して油断しまくりの下山路。
迂回下山道の岩場で派手に4回も転倒する。
自分でも予想外の失態に失笑。
雨の岩場が滑りやすいと全身打撲で学ぶ。
北アルプスの稜線なら4回も死んでいた。
次の登山も雨予報で色々な山域を調べる。
8月は雨ばかりで短い夏山シーズンが終わる。
山の神様はいつ縦走させてくれるのか⁈
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■体重→61.0kg 荷物→6.45kg
日の出→05:02 日の入り→18:34
移動距離(合計)→12.8m
(登り→5.4km・下り→7.4m)
移動時間(合計)→08時間10分
(登り→04時間49分・下り→03間21分)
休憩時間→00時間14分
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