モンブラン/LesHouches
- GPS
- 128:00
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 4,453m
- 下り
- 4,459m
コースタイム
5/31 エギューイ・デュ・ミディ駅からトレッキング。タキュル?の近くのコルまで往復。
(10:00〜17:00)
6/1 lesHouches〜ルース小屋
(8:00〜15:00)
6/2 ルース小屋〜グーテ小屋〜lesBosses〜グーテ小屋
(6:00〜9:15/10:00〜14:00〜16:30)
6/3 グーテ小屋〜Mont Blane〜グーテ小屋〜ルース小屋
(3:00〜9:30〜12:30/13:00〜16:00)
6/4 ルース小屋〜LesHouches
(4:10〜9:10)
前半2日も情報集めと準備と順応と雪の感じのために必要なのでいれた。
6/3はルース小屋で乾かしてもらっていたTシャツを回収に立ち寄って泊まった面があるのと
6/2のルース発が遅いのがあるので、6/3下山も十分可能だった。
天候 | 連日、午前は晴れ午後曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
この時期はロープウェイとTMBは一部しか動いていない |
コース状況/ 危険箇所等 |
【LesHouchesからMonte Lahat】 ところどころ岩がざれているが、綺麗な小径。 【Monte LahatからNiddAigle駅】 一人電車ごっこ。鹿のがポロポロ。 【NiddAigle駅からルース小屋】 NiddAigle小屋側に行かずに駅から直接左からが正規ルートか。 バルーン付きロープが谷にかかっているのが目印。 【ルース小屋からグーテ小屋】 岩と雪のミックス。夏道は途中でロープも雪に埋まり途切れている、トレースも消えて自力でルーファイ。残雪期ルートはクーロワール端直登か夏道よりややクーロワール寄り。 【グーテ小屋からモンブラン】 おだやかな稜線を進むとルートが開ける。中央に見えるクレバスっぽい氷を左に巻いて行くと自然にDome du Gouterを巻いて、ヴァロ小屋が見える。lesBossesから稜線がやや細い部分がある。 【Monte LahatからBellevue経由LesHouches】 泥と残雪が嫌な感じで残っている。植生がまた少し違って楽しい。降りていくとカウベルの鳴る中のどかな道。 全般としては斜度が緩いところはスキートレースが多いのでなんとかなりますが、 雪の状態によっては死んだりヘリのお世話になることもあるでしょう。 |
写真
感想
今回の登山費用
航空券が56,000円だったので
総額で134,200円でした。
保険とガイドなし。
EU圏内なので正直自力手配でいいと思います。
***
航空券をとってから考えたら観光の日程が空いていたのでモンブランに行くことにした。
6月から山小屋が開いているからなんとかなるでしょう。
乗る当日に準備をしたのでほぼ冬富士装備。
ツェルトありのテント寝袋火器なし。ハーネスなんて使えない。ヘルメットのみ現地購入。
前半に観光と順応を兼ねて5/30〜6/3の予定で6/4の夕方に列車に乗るため予備日とした。
結果ぎりぎりだった。
観光用雑貨やノートパソコン普段着はグーテ小屋まで持って行ってデポした。
小屋泊が多いので登山協会保険に入った方がいいのだが、結局入る時間がなかった。
***
グーテからルースまでの下山が個人的な核心だと思っていた。
クーロワール横で三点支持で下っている中アイゼンが外れる事故。
斜度も50以上は普通にあったので半分死んだと思った。
紐でつながっていたのでなんとか片手で付け直した。
ルートを間違えてクーロワールを上部からそのままピッケルを刺しながら降りるトレースに入った。
足元が崩れかけるのでピッケル刺す位置に気を付けながら滑落停止姿勢で。
こいつなんでクーロワールをずっと行ってるんだアホか、と思いながら延々降りていく。
トレースが崩れて雪崩れかける個所もあるので、途中から別に適当にルートを取った。
慣れてくれば夏ルートのロープのほうの斜度はまだまし。
ルースからの下山も谷利用。Nidd’Aigle駅上あたりが朝でも踏み抜きが多発してきつかった。角度がなるべくあるところで尻セードも行う。
腐れ雪になる午後のほうが楽。
***
最終日午後からシャモニーは雨。降りてきてよかった。電車待ち。
・観光局の日本語の人はこの時期だからかわからないけど居ない。
(そもそもこの時期のシャモニに日本人観光客自体そんなにはいなかった)
・フランス人は早いという先入観があったが、お客さん連れのガイドに限るようだ。
のんびり楽しむ。
・この時期はグーテ小屋もルース小屋もすいている。ともに一日のお客さんは10人弱。
ルースのが安いが部屋が寒い、水が出ない。グーテは高いが部屋は暖かい。水も出る。
・正直まともな装備を持って行って避難小屋泊でもいい。とすると厳冬期のルートまで見える。Vallot小屋やNiddAigle小屋などは避難小屋としては十分。…絶対行かない。
・落石、落氷の頻度を考えると、この時期はヘルメットはなしでもよかった。
・英語で聞いてもフランス語で返ってきたりするので、フランス語ができたほうがいいです。諦めました。
下から上まで楽しいです。疲れた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人