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Yamareco

記録ID: 4697326
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

双六岳・槍ヶ岳(新穂高〜双六岳〜西鎌尾根〜槍ヶ岳〜新穂高);2日目強行下山

2022年09月17日(土) ~ 2022年09月18日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
25:02
距離
42.1km
登り
3,325m
下り
3,317m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:40
休憩
1:39
合計
10:19
距離 18.5km 登り 2,061m 下り 603m
8:10
8:11
15
8:26
10
8:36
12
8:48
8:54
22
9:16
50
10:06
10:12
15
10:27
21
10:48
10:50
40
11:30
11:33
50
12:23
12:28
9
12:37
12:55
56
13:51
13:59
19
14:18
17
14:35
14:38
34
15:12
15:13
4
15:17
15:44
22
16:09
16:15
46
17:01
17:06
32
17:38
17:39
2
17:41
13
17:54
2日目
山行
12:34
休憩
2:04
合計
14:38
距離 23.6km 登り 1,267m 下り 2,721m
5:26
44
6:10
6:19
41
7:00
52
7:52
7:55
82
9:17
9:22
77
10:39
11:43
37
12:20
12:31
12
12:43
12:54
8
13:02
13:08
65
14:13
14:19
101
16:00
16:01
45
16:46
16:51
5
16:56
83
18:19
43
19:02
19:05
33
19:38
26
20:04
ゴール地点
天候 晴れのち曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高の深山荘登山者用駐車場を予約して駐車
https://shinzansou.rsvsys.jp/
コース状況/
危険箇所等
【新穂高→双六小屋】
とても良く整備された登山道

【双六小屋→双六岳】
最初は急登。特に危険な箇所は無いが転倒には注意

【双六小屋→左俣乗越】
アップダウンを繰り返すが危険な箇所は特に無い。転倒には注意

【左俣乗越→千丈乗越】
西鎌尾根の核心部。滑落したらヤバそうな岩尾根。クサリは安心感。
一部手も使う感じ。時折風に煽られる

【千丈乗越→槍ヶ岳山荘】
怖い尾根は終わり、ひたすら急登。45°くらいの斜面を高低差360m登る

【槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳】
常に両手を使う。三点支持を忠実に。
人が少なく渋滞が無いのは良かったが、前を行く人を参考にできず、ホールド探しに少し苦心。
太ももを胸に付けるくらいまで足を持ち上げて次の足場に置くような動作もあった。
ハシゴは岩で足を乗せるスペースが狭い場所が怖かった。

【槍ヶ岳山荘→飛騨沢千丈乗越分岐】
ザレたつづら折り。転倒に注意。
飛騨沢千丈乗越分岐の所に、救急箱がある(槍平小屋さんが設置してくれている)

【飛騨沢千丈乗越分岐→白出沢出合】
コースタイムがかなり速い設定になっているので注意。トレランナー的な速さがコースタイムになっていると思う。
大小の岩が土の上にたくさん乗っている登山道が続く。
徐々に斜度が減るが、歩きにくさは変わらない感じ。
槍平小屋から白出沢出合までに、何箇所か大きな沢(涸れ沢含む)を渡る。どの沢も大きな岩だらけで、結構幅が広い。この沢が増水したら確かに渡れなくなるなあと思いながら。
基本、橋は無いが、滝谷出合だけは、靴2つ分くらいの幅の棒が渡してあり、そこをバランス取って歩いて渡る。滝谷ライブカメラはここが映ってる。https://twitter.com/yaridairano3
最後の白出沢が最も幅が広く、大きな砂防ダムを渡る。凹みが深くて通るのは無理だよなーと思いながら近づくと、ダムの下流側に下りてゆく道があって、下面の岩を歩いて渡る。水があったら渡れないと思う。

【白出沢出合→新穂高】
白出沢を渡ると林道。石のベンチがあって一休み。ここからは2時間の林道歩き。
白出沢出合の15分前くらいからヘッドランプを付けて、つらい歩きだったが、林道は歩きやすさは格段に違う。が、疲労困憊で2時間がしんどかった。
途中何度も休憩したいと思ったが、穂高平小屋(避難小屋)の所まで座れる場所は無かった。穂高平小屋は大きくてびっくり。
数人ヘッドランプの人と会った。登ってくる方とも会ってびっくり。
最後ロープウェイ乗り場に下りてくるつもりが、間違えて川の反対側に出てしまった。地図には橋がないが、道が少し異なっていて、道なりにゆくと橋を渡ってしまう。
その他周辺情報 何件か温泉旅館に相談し、野の花山荘が泊めてくれた。素晴らしいホスピタリティだった。感謝感激。温泉も雰囲気も素晴らしい温泉宿でした
https://nono87.jp/
予約できる山小屋
槍平小屋
晴れている!
2022年09月17日 07:39撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 7:39
晴れている!
笠新道入口
2022年09月17日 08:36撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 8:36
笠新道入口
わさび平小屋。いつもより人少ない
2022年09月17日 08:48撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 8:48
わさび平小屋。いつもより人少ない
いつもはここで槍が見えるのか!(この間は槍は一度も見えなかった)
2022年09月17日 09:55撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 9:55
いつもはここで槍が見えるのか!(この間は槍は一度も見えなかった)
最後の無料の水場である秩父沢出合
2022年09月17日 10:06撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 10:06
最後の無料の水場である秩父沢出合
鏡池。槍ヶ岳も見えてる!
2022年09月17日 12:20撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 12:20
鏡池。槍ヶ岳も見えてる!
撮りたかった逆さ槍をついに撮れた
2022年09月17日 12:21撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 12:21
撮りたかった逆さ槍をついに撮れた
弓折乗越を超えてしばらく行くと、ついに双六小屋が見えた!後ろに鷲羽岳も見えて素晴らしい眺め
2022年09月17日 14:35撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 14:35
弓折乗越を超えてしばらく行くと、ついに双六小屋が見えた!後ろに鷲羽岳も見えて素晴らしい眺め
鷲羽はあっという間に雲の中
2022年09月17日 15:11撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 15:11
鷲羽はあっという間に雲の中
双六小屋の天気予報ホワイトボード。これや各種天気予報サイトを見て検討し、翌朝槍ヶ岳に向かうことにした。
2022年09月17日 15:24撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 15:24
双六小屋の天気予報ホワイトボード。これや各種天気予報サイトを見て検討し、翌朝槍ヶ岳に向かうことにした。
双六小屋前から見える山々
2022年09月17日 15:45撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 15:45
双六小屋前から見える山々
双六岳に向かって登って行って振り返ると、双六小屋から西鎌尾根・槍ヶ岳へ続く稜線が綺麗に見える。長いね。これ明日行けるのかな。。
双六小屋から見上げる樅沢岳は双六岳よりだいぶ低いことがわかる
2022年09月17日 16:35撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 16:35
双六岳に向かって登って行って振り返ると、双六小屋から西鎌尾根・槍ヶ岳へ続く稜線が綺麗に見える。長いね。これ明日行けるのかな。。
双六小屋から見上げる樅沢岳は双六岳よりだいぶ低いことがわかる
双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳(後ろに水晶岳)、かな?
2022年09月17日 16:36撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 16:36
双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳(後ろに水晶岳)、かな?
双六岳山頂へ
2022年09月17日 16:40撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 16:40
双六岳山頂へ
有名な滑走路と槍ヶ岳
2022年09月17日 16:44撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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9/17 16:44
有名な滑走路と槍ヶ岳
双六岳山頂の碑の背景は日本海方向。幾重にも連なる山並みが幻想的。夕陽を待ちたくもなったが、小屋の夕食に間に合わないので戻る
2022年09月17日 16:56撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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9/17 16:56
双六岳山頂の碑の背景は日本海方向。幾重にも連なる山並みが幻想的。夕陽を待ちたくもなったが、小屋の夕食に間に合わないので戻る
小屋まで下りてきた。皆さん小屋の前に出てきて綺麗な空を撮る
2022年09月17日 17:54撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/17 17:54
小屋まで下りてきた。皆さん小屋の前に出てきて綺麗な空を撮る
双六小屋の夕食。天ぷら美味しい
2022年09月17日 18:07撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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9/17 18:07
双六小屋の夕食。天ぷら美味しい
夜中に目が覚めて外に出ると素晴らしい星空(スマホではあまり上手に撮れないが)
2022年09月18日 00:25撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 0:25
夜中に目が覚めて外に出ると素晴らしい星空(スマホではあまり上手に撮れないが)
朝ごはんに小屋のお弁当頂く。到着が遅めだったので、朝食は6時の回になっていて、早く出たかったのでお弁当にしてもらった。
2022年09月18日 04:40撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
9/18 4:40
朝ごはんに小屋のお弁当頂く。到着が遅めだったので、朝食は6時の回になっていて、早く出たかったのでお弁当にしてもらった。
雲海と朝焼け。美しい
2022年09月18日 05:22撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 5:22
雲海と朝焼け。美しい
まず樅沢岳へ。登り始めてから小屋を振り返る
2022年09月18日 05:36撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 5:36
まず樅沢岳へ。登り始めてから小屋を振り返る
鷲羽岳の左奥の陽が当たっている山は何だろう?とつぶやいたら、隣の方が「薬師ですね〜」と教えてくれた
2022年09月18日 06:10撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
9/18 6:10
鷲羽岳の左奥の陽が当たっている山は何だろう?とつぶやいたら、隣の方が「薬師ですね〜」と教えてくれた
三俣蓮華岳と鷲羽岳の真ん中に輝くのは薬師岳
2022年09月18日 06:11撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 6:11
三俣蓮華岳と鷲羽岳の真ん中に輝くのは薬師岳
雲が低い
2022年09月18日 06:11撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 6:11
雲が低い
北鎌尾根
2022年09月18日 06:13撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 6:13
北鎌尾根
今日のラスボス槍ヶ岳は雲の中。
この尾根を行きます
2022年09月18日 06:14撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 6:14
今日のラスボス槍ヶ岳は雲の中。
この尾根を行きます
硫黄乗越を見下ろす。その先に続く尾根が綺麗
2022年09月18日 06:54撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 6:54
硫黄乗越を見下ろす。その先に続く尾根が綺麗
左俣乗越を見下ろす。休憩している人々が見える。
緑の尾根が途中から岩の尾根に変わってゆく様子がわかる。
岩の部分が西鎌尾根の核心部かな
2022年09月18日 07:45撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
9/18 7:45
左俣乗越を見下ろす。休憩している人々が見える。
緑の尾根が途中から岩の尾根に変わってゆく様子がわかる。
岩の部分が西鎌尾根の核心部かな
西鎌尾根を歩く。念のためヘルメット着用。先行グループがいて心強い
2022年09月18日 08:34撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 8:34
西鎌尾根を歩く。念のためヘルメット着用。先行グループがいて心強い
所々クサリも見える。西鎌尾根
2022年09月18日 08:57撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 8:57
所々クサリも見える。西鎌尾根
北鎌尾根を登る人が見えた!
2022年09月18日 10:33撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 10:33
北鎌尾根を登る人が見えた!
ついに槍の肩に到着!
穂先は雲の中で見えず
2022年09月18日 10:36撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 10:36
ついに槍の肩に到着!
穂先は雲の中で見えず
槍ヶ岳山荘
2022年09月18日 10:39撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 10:39
槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山荘前も人が少ない。
この時点では槍ヶ岳山荘に泊まるつもりだったので、穂先に登る前に腹ごしらえ
2022年09月18日 10:49撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 10:49
槍ヶ岳山荘前も人が少ない。
この時点では槍ヶ岳山荘に泊まるつもりだったので、穂先に登る前に腹ごしらえ
山荘の天気予報。明日の下山はなんとかなるかなという感じに見えた。が・・
2022年09月18日 10:55撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 10:55
山荘の天気予報。明日の下山はなんとかなるかなという感じに見えた。が・・
槍ヶ岳山荘前も人は少なく、眼の前の穂先が雲に隠れて見えていなかったが、雲が流れて穂先が見えた。
こんなに人が登ってたのね・・
2022年09月18日 11:09撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
9/18 11:09
槍ヶ岳山荘前も人は少なく、眼の前の穂先が雲に隠れて見えていなかったが、雲が流れて穂先が見えた。
こんなに人が登ってたのね・・
自分たちも登ります。両手を使ってしっかり三点支持で
2022年09月18日 11:54撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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9/18 11:54
自分たちも登ります。両手を使ってしっかり三点支持で
ハシゴも慎重に
2022年09月18日 12:03撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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9/18 12:03
ハシゴも慎重に
登りと下りが分けてある
2022年09月18日 12:03撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 12:03
登りと下りが分けてある
ついに槍ヶ岳山頂に到着。こわかったー
雲の中だったが時折雲間に下界が見える。
写真は槍ヶ岳山荘から大喰岳方面の稜線と、その後ろは笠ヶ岳の稜線。
他の方向は見えず。常念とか大天井とか白馬方面とか色々見たかったが
2022年09月18日 12:18撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
9/18 12:18
ついに槍ヶ岳山頂に到着。こわかったー
雲の中だったが時折雲間に下界が見える。
写真は槍ヶ岳山荘から大喰岳方面の稜線と、その後ろは笠ヶ岳の稜線。
他の方向は見えず。常念とか大天井とか白馬方面とか色々見たかったが
槍ヶ岳山頂の祠の裏から人が現れた。
北鎌尾根から登ってきた人。凄い
2022年09月18日 12:18撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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9/18 12:18
槍ヶ岳山頂の祠の裏から人が現れた。
北鎌尾根から登ってきた人。凄い
なかなかの迫力
2022年09月18日 12:19撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 12:19
なかなかの迫力
コースタイム通りに下山しても19時なので、少々時間遅いが、台風が近づいてるので山荘をキャンセルして下山開始
2022年09月18日 13:05撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 13:05
コースタイム通りに下山しても19時なので、少々時間遅いが、台風が近づいてるので山荘をキャンセルして下山開始
飛騨沢千丈乗越分岐。西鎌の千丈乗越から下りる道と、槍穂稜線の飛騨乗越から下りる道の合流地点。
救急箱が置いてある。
2022年09月18日 14:14撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 14:14
飛騨沢千丈乗越分岐。西鎌の千丈乗越から下りる道と、槍穂稜線の飛騨乗越から下りる道の合流地点。
救急箱が置いてある。
槍平小屋着。強行下山むちゃ長い。つかれた。。泊まらせていただきたい。。と思いながら通過
2022年09月18日 16:01撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 16:01
槍平小屋着。強行下山むちゃ長い。つかれた。。泊まらせていただきたい。。と思いながら通過
滝谷出合。この一本橋をバランス取って渡る。
滝谷ライブカメラが右手の方にありました
2022年09月18日 16:51撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 16:51
滝谷出合。この一本橋をバランス取って渡る。
滝谷ライブカメラが右手の方にありました
白出沢出合。ごっつい砂防ダム。このダムの下端を歩いて渡る。
この15分くらい手前からヘッドランプをつけて歩く
2022年09月18日 18:08撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 18:08
白出沢出合。ごっつい砂防ダム。このダムの下端を歩いて渡る。
この15分くらい手前からヘッドランプをつけて歩く
駐車場に帰還しました。足の疲れで林道が異常に長かった!
2022年09月18日 20:03撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 20:03
駐車場に帰還しました。足の疲れで林道が異常に長かった!
急遽泊めていただいた野の花山荘のロビー。
美しい鏡池の大きな絵。暖炉も良い感じ
2022年09月18日 20:51撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/18 20:51
急遽泊めていただいた野の花山荘のロビー。
美しい鏡池の大きな絵。暖炉も良い感じ
野の花山荘のロビーから見えるごっつい山は錫杖岳(しゃくじょうだけ)だと教えていただいた。笠ヶ岳の南側に連なる。なかなかにハードな山に見える。ヤマレコでも踏み跡はあるが道はない
2022年09月19日 09:36撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/19 9:36
野の花山荘のロビーから見えるごっつい山は錫杖岳(しゃくじょうだけ)だと教えていただいた。笠ヶ岳の南側に連なる。なかなかにハードな山に見える。ヤマレコでも踏み跡はあるが道はない
新穂高ビジターセンターに寄って帰宅したが、大きなジオラマなど素晴らしかった
2022年09月19日 09:56撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
9/19 9:56
新穂高ビジターセンターに寄って帰宅したが、大きなジオラマなど素晴らしかった
撮影機器:

装備

備考 槍ヶ岳山荘に泊まって、翌朝早朝に下山すれば台風に合わずに済むかなと思ったが、槍ヶ岳山荘の方にも、電話した槍平小屋の方にも、下山する体力が残っているなら今日のうちに下山したほうが良いと言われて、強行下山したが、
途中で怪我などをしたら、電波も入らないし、転倒しないことに注意して、でも日没までになるべく林道まで行くべく急いで、歩いた。
普段コースタイムの0.7~0.9倍くらいのペースなので、到着予想時刻が段々早まるのだが、飛騨沢千丈乗越分岐→白出沢出合のコースタイムの設定がかなり速い設定になっていて、到着予想時刻がどんどん遅くなり(18時台の予想が21時台まで行った)、焦ると良くないが少し焦った。

ヘッドランプは(もちろんだが)持って行って良かった。電池も確認しておくべし。
長丁場で足の指にマメができそうな感じだったので、途中でテーピングを巻いた。
ヘルメットは下山中もつけっぱなしでも良かったかも。

感想

後でじっくり感想を書こうと思うけど、とりあえず。
1日目:小池新道経由で双六小屋。双六岳往復。双六小屋泊
2日目:西鎌尾根経由で槍ヶ岳。槍ヶ岳山荘宿泊をキャンセルして下山を強行。20時に新穂高

以下、「後でじっくり感想」:
================
新穂高→双六小屋→槍ヶ岳→新穂高 という、
1ヶ月前に計画して、悪天候で槍ヶ岳に行かずに途中で撤退したプラン
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4590726.html
に、同じ2泊3日計画で再挑戦。

今回も、台風が来てて怪しかったが、途中途中で状況を見て判断することとして、双六小屋までは行こうということになった。

ちょっと遅めの 7:35 に登山開始。水が重いので2.5Lくらいにして、最後の水場・秩父沢出合で、そこまでに消費した1Lを全部補充した。結構早くから槍ヶ岳が見えて、鏡池でも逆さ槍の撮影ができて、大満足。鏡平山荘でラーメンを食べて、双六小屋には15時過ぎに到着。

双六小屋に荷物を置いて双六岳へ。標高差310mコースタイム1時間15分。前半は急登で、後半は緩やかな長い登り(例の有名な滑走路)で、振り返れば槍ヶ岳の山頂が見え、素晴らしい眺めだった。鷲羽岳・水晶岳・三俣蓮華岳も近かった。槍穂稜線は見えたり雲に隠れたり。笠ヶ岳が尖った感じに見えて新鮮。日本海側は、幾重にも山が連なり、その向こうにそろそろ夕焼けという感じで、良い雰囲気だった。

双六小屋に戻り夕食。天ぷらが美味しい。前回買った双六小屋のTシャツを来て生ビールを買いに行ったら、「7月か8月にもいらしたんですか?」と声をかけていただき、嬉しくなって前回の撤退の話などを語ってしまった。

各種天気情報を吟味し、西鎌尾根を通過して槍ヶ岳山荘までは行けそう、3日目も早朝に下山開始すればなんとかなるか、という結論で、20時には爆睡。

================
2日目。4時に起床し、4時半に小屋の弁当とカップスープで朝食@小屋前のテーブル。美しい朝焼けと雲海をしばし堪能し、5時過ぎに東へ向かって登山開始。樅沢岳山頂からは、鷲羽岳と水晶岳や薬師岳などが綺麗に見えた。

槍ヶ岳までの尾根は長く、アップダウンはさほど大きくなく、なかなか楽しい稜線歩きだった。西鎌尾根の核心部(最も危険を感じる所)は、千丈乗越よりは手前だった。左俣乗越くらいからヘルメットした。千丈乗越から槍ヶ岳山荘までは、標高差数百メートルを45°くらいの斜面でひたすら登る、体力勝負な道だった。(自分は最後バテてペースが落ちた)

ついに槍ヶ岳山荘に着いて、尾西のご飯を作って食べて、槍の穂先に行く準備をした。槍ヶ岳山頂は雲に隠れて見えず、時折雲が流れて見えると、登っている人が見えて、おーという感じ。

槍ヶ岳山荘にチェックインするときに「台風どうですかねえ?」と聞いてみたところ、下山できるなら今日下山することを勧めます、とのこと。翌朝でも下山できそうと思っていた我々は、一気に「どーする?」モードに。。ヤマレコでコースタイムを調べると、13時に槍ヶ岳山荘を出れば18時過ぎには新穂高に着けそうとのことで、槍ヶ岳山荘をキャンセルして下山することに。

槍の穂先を踏まずには帰れないので、アタックザックで槍ヶ岳山頂に向かう。前を行く人はおらず、足場を考えながら登る。時には太ももを胸に付けるくらい上げて次の足場を確保する必要があるくらい急な岩登り。三点支持を忠実に守っても、滑落すると死にうると思う高所恐怖症を抑えて慎重に慎重に登った。

時間をかけて最後のハシゴを登ると、山頂には誰もおらず、貴重な自分だけが山頂にいる動画を撮り、後からハシゴを登り終えた相方とその後ろの方とともに、山頂を満喫(というか立っているだけで怖い)。
祠で記念写真を撮り終わった頃に、北鎌尾根から登って来た方が突如、祠の裏から現れてびっくり。そして、後でtwitterで知るが、僕らが西鎌から見た北鎌を登る人のパーティの先頭の方が、ちょうど山頂に現れた方でした。

槍ヶ岳山頂からは下りの方が怖くない感じで、特にお尻を上の岩に付けて(つまり座って)、足を延ばしてついた所に立つというやり方で、かなり恐怖を感じずに下りれた。すれ違う登りのお兄さんが怖がっていて、さっき経験したばかりの我々の経験を語る。山で出会った人とのコミュニケーションはいつも楽しい。

================
本来泊まるはずだった槍ヶ岳山荘をキャンセルし、13時下山開始。
コースタイムだと18時くらいには新穂高に着くはずが、かなり速く下りてもコースタイムより遅く、普段は到着予想時刻がだんだん早くなる所が、初めて到着予想時刻がどんどん遅くなる。林道に着く前に日が暮れてヘッドランプになる。途中、槍平小屋に泊まろうかと電話したが、体力的に下りれるなら下山することを強く勧めます、と言われ、頑張って下山。

結局、新穂高に着いたのは20時過ぎ。
朝5時過ぎから15時間歩いて、もう帰宅する元気はもちろん無いので、新穂高周辺の温泉に当たり、3つ目の野の花山荘が満室ながら予備の部屋に泊めてくれるとのこと。ありがたすぎて涙が出る。すでに夕食時間も終わっているながら、生ビールなどを注文受け付けていただき、感謝感激。山小屋に泊まるつもりが強行下山した経緯も理解してくださり、素晴らしいホスピタリティで色々してくださった野の花山荘。超お勧めです。皆さん是非ご利用ください。

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以上、感想と言うには長すぎる文章ですが、語りたいことがたくさんで、全部書かせていただきました。

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コメント

equoさん こんにちは。9/18槍ヶ岳サミッツだったのですね。私は新穂高温泉から登り11時16分サミッツしました。台風の中同じ時間に槍ヶ岳山荘にいたのですね😉😀
2022/9/29 22:57
igus01234さん、ホントですね!
こちらが槍ヶ岳山荘に着いた1分後にそちらが穂先に向けて出発というタイミングですね。
私の写真の38枚目が、18日の11:09撮影なので、きっと写ってらっしゃいますね?
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=4697326&pid=3b40745016bbf1fbd3cb4cc393c57ac2

翌日19日の風などはいかがでしたか?下り道に入れば収まる感じでしょうか。
我々も泊まって上高地に下山も考えたのですが、車を新穂高に停めてあったので・・
槍平小屋に泊まることも考えて、電話して相談したのですが、沢を渡渉できなくなるかも、と言われ・・
2022/9/29 23:16
equoさん、はじめまして!

1年前のレポートをよく見つけて拍手いただいてありがとうございます!
同じような行程で双六〜槍を廻られていてびっくりしました。

初日は雨とガスで双六岳はスルーしたのが残念でした。私も1番の思い出は槍からの下山で遭難するかと思いました笑
19時ぐらいに下山して深山荘の駐車場で着替えて自宅に着いたのは深夜2時で翌日は仕事でした(泣)
これを機会に登山計画を無理なくと思うのですが、相変わらずです。
2022/10/17 20:29
takuminbluesさん、コメントありがとうございます!
お気に入りにされてた方のお気に入りリストから見つけて、ああ、同じだーと拍手させていただきました。

下山は長くてしんどかったですねー。我々は元々槍ヶ岳山荘泊の予定だったので新穂高で後泊は問題無かったですが、そのまま帰宅して翌日仕事はキツイですね。。
2022/10/18 7:28
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