剱岳〜立山(室堂から周回)
- GPS
- 13:10
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,990m
- 下り
- 2,024m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:44
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 10:27
天候 | 快晴 風少しあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
剱岳・立山には40数年前に一度だけ登って以来でした。30過ぎまでは山によく登っていましたが、それからは仕事や家庭などでご無沙汰して、定年退職してから山に行く時間もでき、再び行くようになりました。そして、剱岳に登った記憶は薄れていて、もう一度紅葉の時に行きたいと何度か思いましたが、浦島太郎みたいに年を取っているので無理かなと思いながら過ぎていました。天気予報を見ていて木曜から月曜まで晴れが続き風も弱いようなので、チャンスだと思い実行しました。
(一日目)前日の夜に立山駅に着き剣山荘に宿泊予約をし、車中泊して、ケーブル・バスを乗り継いで室堂に着きました。天気は快晴で、雷鳥沢から別山乗越に登りました。チングルマの草紅葉やママカマドの紅葉は見頃のようでした。別山乗越から剣山荘に下りました。剣山荘に11時17分ごろ到着し、宿泊手続きをすると、行動予定を聞かれ、これから剱岳に登ってくると告げると、11時過ぎると登らないよう指導してくださいと富山県山救助連合協議会から言われていると告げられ、明日早くに登ってから立山に行くことにしました。(コースタイムは6時間ほどで、先日には戻れなくて途中でビバ−クした人がいたそう)4時50分の夕食まで昼寝をしたり、シャワ−(無料)を浴びたり、鎖場の予習(剣山荘から山頂まで13の鎖場があります)をしたりしましたが暇を持てあましました。夕食のトンカツはおいしかったので、ご飯とみそ汁は二杯づつ食べました。19時には寝ましたが、昼寝しすぎたのか、いびきの音などでなかなか寝られませんでした。
(二日目)3時ごろに目を覚ましましたが、4時に出発する予定なので布団の中でうつろうつろ時間をやり過ごしました。出発するときは真っ暗で、空には星が無数に見られました。岩だらけの道をヘッドランプを着け登りました。一服剱からは富山市街地の明かりがきれいでした。前剱岳からは明るくなり、ヘッドランプはいらなくなり、朝食のオニギリなどを食べました。前剱からの下りで、鹿島槍ヶ岳の右手に日の出が見られました。また、霜柱が見られました。それから核心部の平蔵の頭、コル、カニのよこばいを通過し山頂に着きました。山頂には祠がありました。360度見渡せ、遠くに浅間山や白山、うっすらと富士山まで見えました。山頂からカニのよこばいや平蔵のコルなどの鎖場を過ぎ剣山荘に戻りました。コースタイムは6時間05分ですが、4時間33分で帰ってきましたので予定どおり剱沢から立山に向かいました。コースタイムほどかかるようだと立山はあきらめるつもりでした。剱沢周辺の紅葉も見頃のようでしたがナナカマドは少し遅いのか赤みが少ないようでした。剱沢のキャンプ場で昼の弁当を食べてからから別山に登り、真砂岳から立山の最高峰大汝山と雄山神社がある雄山に登りました。雲はなく、見通しも良くて、眺めは最高でした。北に剱岳、東に後立山連峰、南に槍ヶ岳・穂高岳連峰、笠ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳、西に白山などが見えました。立山は平日でしたが登山者は多く見られました。一の越の下りからは少し雲が出てきましたが、好天に恵まれ、無事に剱岳に登れて大満足しました。
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