中村新道〜大滝山〜蝶ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 1,733m
- 下り
- 1,726m
コースタイム
5:48上高地−6:32白沢出合・徳本峠入口−8:04徳本峠8:10−10:35大滝槍見台−13:26大滝山南峰−13:35大滝山荘
20日(日)
4:49大滝山荘−5:00大滝山北峰−6:30蝶ヶ岳7:00−7:28横尾分岐−9:22横尾山荘9:34−10:16徳沢−10:53明神館−11:38上高地
天候 | 19日(土) 曇り後雨 20日(日) 晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(中村新道) 中村新道は、徳本峠から大滝山に至るルートであり、梓川を挟んで槍穂の稜線と平行し、霞〜大天井〜槍穂〜焼岳の大馬蹄形の一部を形成しています。 現在の蝶ヶ岳ヒュッテのオーナーの祖父にあたる中村喜代三郎が大滝山荘のボッカ道として開設したルートとのこと。 登山者はこの山域にしては極めて少ないですが、登山道は倒木処理や笹払い、道標整備などがしっかりされており、踏み跡も明瞭で非常に歩きやすいルートです。 (大滝山荘) 大滝山荘は、播隆上人も歩いた飛騨新道の峠に位置し、1925年に三郷村の有志によって「大滝小屋」として建てられたものを1932年に喜代三郎が買い取り、1936年に「大滝山荘」として新築され、その後は行く度かの改装によって現在の姿になっているそうです。 飛騨新道は1835年に開通するも山岳ルート故の崩落が続き、開通後二十数年で廃道になったとのこと。大滝山荘がマイナーなのはその歴史的背景が影響しているのでしょう。 (熊) 中村新道は登山者も少なく小屋にも熊が良く出るそうです。実際小屋から蝶に進む途中、熊の強烈な獣臭がしていました。このルートを歩く際には熊鈴(或いは話声の大きいオバサン)は必携だと思われます。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
中村新道は悪天のときに歩こう、そう決めていました。
北アの地図を見る度に気になるルートですが、展望の利かない樹林帯が長く、好天の日に歩くには勿体ない。
視界が悪そうな日にこそ歩くべきルートだと思います。
大滝山荘にも一度泊まってみたい。
大滝山荘は、年に約1ヶ月しか営業しない海の家の様な小屋です。
7月19日が今期オープン初日。梅雨明け前を狙うと、実はワンチャンスだったりします。
人気の常念、蝶から外れ、中村新道を歩くか飛騨新道を歩く以外に下山ルートはありません。
登山者も少なく、今回予約で宿泊したのは私達2名のみで、他は飛び込み1名だけ。
3連休ですが小屋はほぼ独占状態で、静かで非常に快適でした。
もっと古い建屋(旧徳本峠小屋みたいな)イメージでしたが、実際は発電機もストーブもある普通の小屋でした。
今回はお花を歩き、蝶からは大展望も得られ、良い山行でした。
久々のpikaさんとの山行、楽しかったです。
仕事が忙しくヤマレコはしばらくアクセスすらしていませんが、ほぼ毎週山には行っています。
これからの夏山シーズン、またご一緒お願いします。
今週末、島々〜徳本峠〜霞沢岳〜上高地を一人で歩く予定でした。
1、2ヶ月前も一人で行こうかとバス予約し、宿予約し・・なんて計画しましたが、雨予報でキャンセルしました。
今回は自分の車で行こうかと予約などはしませんでしたが、やはりイマイチ天気予報で3連休は自宅待機確定かなと。
すごく久しぶりにお誘いをもらい、いろいろ迷いました。
島々ルートのお隣の中村新道、そういえば昨年歩きたいとは言っていたような。
大滝山荘は1ヶ月間しか開いてない小屋だというし、マイナールートっぽいし、
一人ではけして行きそうもないので、行ってみようかなと。
徳本峠からの中村新道は地味で展望もほとんどありませんが、ゆるいアップダウンの静かなルート。
大滝山荘前後あたりからのお花畑はとっても綺麗で感動でした。
蝶ヶ岳はお互いに別々で雪のある5月に来てますが、雪のないこの時期もまた違った景色が見えて良かったと思います。
大展望はちょうど蝶ヶ岳山頂に登った時あたりが一番すっきり全部見え、花も展望も楽しめたのんびりハイキングでした。
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