ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 486740
全員に公開
アルパインクライミング
剱・立山

剣岳源次郎尾根登攀・長次郎谷左俣下降

2014年07月25日(金) ~ 2014年07月28日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
101:26
距離
37.0km
登り
3,696m
下り
4,724m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:36
休憩
0:38
合計
4:14
9:11
9
9:20
6
9:26
9:29
18
9:47
12
10:04
10:07
103
11:50
12:22
63
13:25
宿泊地
2日目
山行
6:35
休憩
39:30
合計
46:05
3:46
27
4:13
23:13
0
剱沢雪渓
5:03
23:03
0
源次郎尾根取付
9:47
10:17
49
源次郎尾根喫
11:06
12:09
98
源次郎尾根曲
13:47
14:20
36
14:56
15:20
185
3日目
山行
8:15
休憩
1:29
合計
9:44
6:17
9
6:26
6:55
113
8:48
8:54
92
10:26
10:54
131
13:05
13:28
120
15:28
26
15:54
15:57
4
16:01
扇沢駐車場
7月27日は出発直前で大雨となり、停滞を決める。
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢より立山黒部アルペンルートで室堂へ
コース状況/
危険箇所等
●室堂-別山乗越-剣山荘
雷鳥坂は雪渓の登りあるも、ステップあり。アイゼン不要。剣御前小舎より剣山荘へのトラバースコースもステップが切ってあり、アイゼン必携と看板にはあるも、なくても対応可能。滑落には要注意。
●剣山荘-源次郎尾根取りつき
剱沢雪渓上部は急傾斜だが、早朝はしまっていてアイゼンはよく効いた。
●長次郎谷左股
頂上より長次郎のコルへの踏み跡は所々不明瞭。浮き石のたまったルンゼをクライムダウンさせられたり、時間が思ったよりかかった。雪渓の上部はクレバスが走り、シュルンドも深くなっているので、雪渓に乗るときは要注意。熊の岩上部あたりは、午後、日差しを浴びた部分が腐っていてアイゼンが効かず滑りやすい。下にはシュルンドが口を開けて待っている。
●ハシゴ谷乗越から内蔵助平
滑りやすい苔のついたゴロ石の続く難路。灌木にも頭をぶつけること3度、ザックを引っかけること多数。ヘルメットをかぶるべきだったかも。
●内蔵助平から内蔵助出合
ロープ場の下りが連続する悪路。中間地点あたりで登山道が完全に崩落して、ロープにぶら下がって通過する箇所あり。また、あらたに登山道を覆うように落石のデブリがあり、頭上にも要注意。側壁より滝や水流がいくつもあり、水分補給には困らない。
予約できる山小屋
夜明けとともに出発
2013年07月26日 03:45撮影 by  CX6, RICOH
7/26 3:45
夜明けとともに出発
剣沢へ。高度差にして500メートルを下ることになる。
2013年07月26日 03:49撮影 by  CX6, RICOH
7/26 3:49
剣沢へ。高度差にして500メートルを下ることになる。
剣沢雪渓に下り立つ。
2013年07月26日 04:13撮影 by  CX6, RICOH
7/26 4:13
剣沢雪渓に下り立つ。
雪は締まっていてアイゼンがよく効く。目印の大岩がみえてきた。
2013年07月26日 04:46撮影 by  CX6, RICOH
7/26 4:46
雪は締まっていてアイゼンがよく効く。目印の大岩がみえてきた。
平蔵谷入り口の大岩。その先に源次郎取り付きの三角の岩が見える。
2013年07月26日 04:53撮影 by  CX6, RICOH
7/26 4:53
平蔵谷入り口の大岩。その先に源次郎取り付きの三角の岩が見える。
平蔵谷の上部に朝日があたりはじめる
2013年07月26日 05:00撮影 by  CX6, RICOH
7/26 5:00
平蔵谷の上部に朝日があたりはじめる
剣沢上部にもモルゲンロート
2013年07月26日 05:00撮影 by  CX6, RICOH
2
7/26 5:00
剣沢上部にもモルゲンロート
取り付きの岩と踏み跡
2013年07月26日 05:00撮影 by  CX6, RICOH
7/26 5:00
取り付きの岩と踏み跡
取り付きの入り口。
2013年07月26日 05:03撮影 by  CX6, RICOH
7/26 5:03
取り付きの入り口。
少しあがったところで登攀準備。安定した適当な場所が無く、入り口の方がよかった。ハーネス装着。アプローチシューズに履き替える。2人をつれたガイドパーティーが先行していく。「危ないですよ」とありがたく忠告をいただく。今日は、結局後続はなく、私を含めて二組のみ。
2013年07月26日 05:17撮影 by  CX6, RICOH
7/26 5:17
少しあがったところで登攀準備。安定した適当な場所が無く、入り口の方がよかった。ハーネス装着。アプローチシューズに履き替える。2人をつれたガイドパーティーが先行していく。「危ないですよ」とありがたく忠告をいただく。今日は、結局後続はなく、私を含めて二組のみ。
最初でかつ最難関の核心部の大岩。お助けロープと古いハーケンからアブミ状のシュリンゲが下がっている。近づくと写真で見るより遙かに威圧感がある。最初の一歩を踏み出すまでが不安と逡巡の極致。これが登れなければ、即、敗退である。ここからなら歩いて帰れる。
2013年07月26日 05:53撮影 by  CX6, RICOH
7/26 5:53
最初でかつ最難関の核心部の大岩。お助けロープと古いハーケンからアブミ状のシュリンゲが下がっている。近づくと写真で見るより遙かに威圧感がある。最初の一歩を踏み出すまでが不安と逡巡の極致。これが登れなければ、即、敗退である。ここからなら歩いて帰れる。
なんとか突破して、上がったところから撮影。お助けロープはゴムのように伸びる。シュリンゲに乗るのはバランスが悪い。迷えば恐怖は最大になる。残置ロープにセルフビレーをとって、一気に突破する。登った。さあここからは引き返せない。登り切る強い意志が問われる。ただしお助けロープは古いもので、いつ切れても文句は言えない代物であることの覚悟がいる。
2013年07月26日 06:14撮影 by  CX6, RICOH
7/26 6:14
なんとか突破して、上がったところから撮影。お助けロープはゴムのように伸びる。シュリンゲに乗るのはバランスが悪い。迷えば恐怖は最大になる。残置ロープにセルフビレーをとって、一気に突破する。登った。さあここからは引き返せない。登り切る強い意志が問われる。ただしお助けロープは古いもので、いつ切れても文句は言えない代物であることの覚悟がいる。
すぐにハイマツのトンネル。うわさどおりザックがひっかかることたびたび。体力を消耗させられる。
2013年07月26日 06:31撮影 by  CX6, RICOH
7/26 6:31
すぐにハイマツのトンネル。うわさどおりザックがひっかかることたびたび。体力を消耗させられる。
さらにトンネルは続く。エネルギーの半分を使ってしまった気分。
2013年07月26日 06:42撮影 by  CX6, RICOH
7/26 6:42
さらにトンネルは続く。エネルギーの半分を使ってしまった気分。
ようやく、第二の核心部にさしかかる。これは下部の方。
2013年07月26日 06:50撮影 by  CX6, RICOH
7/26 6:50
ようやく、第二の核心部にさしかかる。これは下部の方。
上段の岩場の核心部。残置シュリンゲがある。これは比較的あたらしい。細かいスタンスがあり、アプローチシューズでのスメアリングが有効だった。
2013年07月26日 06:59撮影 by  CX6, RICOH
7/26 6:59
上段の岩場の核心部。残置シュリンゲがある。これは比較的あたらしい。細かいスタンスがあり、アプローチシューズでのスメアリングが有効だった。
第二の核心部を突破したところで開けた岩稜にでる。ザックをおろして休憩できるところがある。ルンゼルートは落石の巣のようだ。
2013年07月26日 07:16撮影 by  CX6, RICOH
1
7/26 7:16
第二の核心部を突破したところで開けた岩稜にでる。ザックをおろして休憩できるところがある。ルンゼルートは落石の巣のようだ。
快適な岩稜のクライミング。
2013年07月26日 07:18撮影 by  CX6, RICOH
7/26 7:18
快適な岩稜のクライミング。
喫のピークははるか先。源次郎尾根は高度差にして1000メートルはある。スケールが違う。
2013年07月26日 07:37撮影 by  CX6, RICOH
7/26 7:37
喫のピークははるか先。源次郎尾根は高度差にして1000メートルはある。スケールが違う。
天空への階段。
2013年07月26日 07:40撮影 by  CX6, RICOH
7/26 7:40
天空への階段。
稜線沿いを進む。
2013年07月26日 07:40撮影 by  CX6, RICOH
7/26 7:40
稜線沿いを進む。
ルンゼルートを見下ろす。
2013年07月26日 07:40撮影 by  CX6, RICOH
7/26 7:40
ルンゼルートを見下ろす。
2013年07月26日 07:41撮影 by  CX6, RICOH
7/26 7:41
三級程度の快適な岩登りが楽しめる
2013年07月26日 07:42撮影 by  CX6, RICOH
7/26 7:42
三級程度の快適な岩登りが楽しめる
気持ちのよいスラブが続く。視界が開けて高度感も増してくる
2013年07月26日 07:50撮影 by  CX6, RICOH
7/26 7:50
気持ちのよいスラブが続く。視界が開けて高度感も増してくる
それでも喫のピークはなかなか近づかない
2013年07月26日 07:54撮影 by  CX6, RICOH
7/26 7:54
それでも喫のピークはなかなか近づかない
平蔵谷入り口の大岩を見下ろす
2013年07月26日 07:54撮影 by  CX6, RICOH
7/26 7:54
平蔵谷入り口の大岩を見下ろす
喫が大きくなってきた。
2013年07月26日 08:00撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:00
喫が大きくなってきた。
ルンゼルート上部。
2013年07月26日 08:00撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:00
ルンゼルート上部。
2013年07月26日 08:07撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:07
2013年07月26日 08:09撮影 by  CX6, RICOH
1
7/26 8:09
まもなくルンゼルートと合流。
2013年07月26日 08:09撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:09
まもなくルンゼルートと合流。
2013年07月26日 08:10撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:10
2013年07月26日 08:14撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:14
剣御前小舎から剣山荘へのトラバース道がみえる。まだ、それより低い。
2013年07月26日 08:16撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:16
剣御前小舎から剣山荘へのトラバース道がみえる。まだ、それより低い。
右に、よく間違えるスラブへつづく踏み跡。上部では厳しいクライミングを強いられそうだ。ここは稜線沿いに進む。
2013年07月26日 08:22撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:22
右に、よく間違えるスラブへつづく踏み跡。上部では厳しいクライミングを強いられそうだ。ここは稜線沿いに進む。
ホールドにしようとした一抱えもある浮岩を上から撮ったもの。ぐらぐらして大きく揺らいだ。いつ落ちてもおかしくない。
2013年07月26日 08:26撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:26
ホールドにしようとした一抱えもある浮岩を上から撮ったもの。ぐらぐらして大きく揺らいだ。いつ落ちてもおかしくない。
2013年07月26日 08:33撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:33
尾根が広くなる
2013年07月26日 08:46撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:46
尾根が広くなる
2013年07月26日 08:50撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:50
2013年07月26日 08:54撮影 by  CX6, RICOH
7/26 8:54
喫のピークが近づいてくる
2013年07月26日 09:05撮影 by  CX6, RICOH
7/26 9:05
喫のピークが近づいてくる
剣沢雪渓を見下ろす。
2013年07月26日 09:05撮影 by  CX6, RICOH
7/26 9:05
剣沢雪渓を見下ろす。
別山と剣沢上部。
2013年07月26日 09:05撮影 by  CX6, RICOH
7/26 9:05
別山と剣沢上部。
喫ピーク直下のスラブ。
2013年07月26日 09:23撮影 by  CX6, RICOH
7/26 9:23
喫ピーク直下のスラブ。
喫ピークの稜線に立つ。
2013年07月26日 09:47撮影 by  CX6, RICOH
1
7/26 9:47
喫ピークの稜線に立つ。
八ツ峰上部が目に飛び込んでくる
2013年07月26日 09:47撮影 by  CX6, RICOH
7/26 9:47
八ツ峰上部が目に飛び込んでくる
八ツ峰下半部。Cフェース辺りを登っているパーティーのコールがよく聞こえる。
2013年07月26日 09:47撮影 by  CX6, RICOH
7/26 9:47
八ツ峰下半部。Cフェース辺りを登っているパーティーのコールがよく聞こえる。
曲ピークから剣岳本峰が正面に姿をあらわした。ここで大休止。天上でのランチとする。
2013年07月26日 09:52撮影 by  CX6, RICOH
1
7/26 9:52
曲ピークから剣岳本峰が正面に姿をあらわした。ここで大休止。天上でのランチとする。
機Ν曲のコルへ下りる踏み跡。
2013年07月26日 10:17撮影 by  CX6, RICOH
7/26 10:17
機Ν曲のコルへ下りる踏み跡。
曲のピークをめざして登る。
2013年07月26日 10:25撮影 by  CX6, RICOH
7/26 10:25
曲のピークをめざして登る。
喫を振り返る。
2013年07月26日 10:31撮影 by  CX6, RICOH
7/26 10:31
喫を振り返る。
剣岳頂上は雪田の先。
2013年07月26日 10:46撮影 by  CX6, RICOH
7/26 10:46
剣岳頂上は雪田の先。
いつの間にか、喫はあしもとに。
2013年07月26日 10:47撮影 by  CX6, RICOH
7/26 10:47
いつの間にか、喫はあしもとに。
曲のナイフリッジ。
2013年07月26日 11:01撮影 by  CX6, RICOH
3
7/26 11:01
曲のナイフリッジ。
懸垂下降支点。あらかじめ二つに分けておいたロープを鎖の穴に通して、シンプルにセット。バックアップをとって下降開始。
2013年07月26日 11:06撮影 by  CX6, RICOH
2
7/26 11:06
懸垂下降支点。あらかじめ二つに分けておいたロープを鎖の穴に通して、シンプルにセット。バックアップをとって下降開始。
いよいよ剣岳本峰への登り。
2013年07月26日 11:07撮影 by  CX6, RICOH
1
7/26 11:07
いよいよ剣岳本峰への登り。
長次郎谷の上部。
2013年07月26日 11:07撮影 by  CX6, RICOH
7/26 11:07
長次郎谷の上部。
曲のコルから長次郎谷へ続く雪渓。雪はつながっているようだ。傾斜は50から60度ありそうだ。
2013年07月26日 12:09撮影 by  CX6, RICOH
7/26 12:09
曲のコルから長次郎谷へ続く雪渓。雪はつながっているようだ。傾斜は50から60度ありそうだ。
2013年07月26日 12:09撮影 by  CX6, RICOH
7/26 12:09
長次郎右俣の雪渓。
2013年07月26日 12:10撮影 by  CX6, RICOH
7/26 12:10
長次郎右俣の雪渓。
懸垂下降地点より本峰へは20メートルほどスノーリッジが残っていた。ここで再び登山靴に履き替え、ステップを切りながら慎重に通過。
2013年07月26日 12:15撮影 by  CX6, RICOH
7/26 12:15
懸垂下降地点より本峰へは20メートルほどスノーリッジが残っていた。ここで再び登山靴に履き替え、ステップを切りながら慎重に通過。
曲を振り返る。
2013年07月26日 12:20撮影 by  CX6, RICOH
2
7/26 12:20
曲を振り返る。
2013年07月26日 12:23撮影 by  CX6, RICOH
7/26 12:23
斜面に残る雪田。
2013年07月26日 12:33撮影 by  CX6, RICOH
7/26 12:33
斜面に残る雪田。
剣岳本峰が前面に。
2013年07月26日 12:37撮影 by  CX6, RICOH
7/26 12:37
剣岳本峰が前面に。
曲からつづくピナクル帯。
2013年07月26日 12:48撮影 by  CX6, RICOH
1
7/26 12:48
曲からつづくピナクル帯。
踏み跡不明瞭だが、最も高いところをめざすと自ずとルートは開ける
2013年07月26日 12:48撮影 by  CX6, RICOH
7/26 12:48
踏み跡不明瞭だが、最も高いところをめざすと自ずとルートは開ける
別山と同じ高さに近づいてくる。
2013年07月26日 12:53撮影 by  CX6, RICOH
7/26 12:53
別山と同じ高さに近づいてくる。
2013年07月26日 13:17撮影 by  CX6, RICOH
7/26 13:17
曲の台形のピーク。
2013年07月26日 13:35撮影 by  CX6, RICOH
7/26 13:35
曲の台形のピーク。
頂上直下の雪田。時間はかかるが貴重な水源。300cccほど補給できて大助かり。
2013年07月26日 13:37撮影 by  CX6, RICOH
7/26 13:37
頂上直下の雪田。時間はかかるが貴重な水源。300cccほど補給できて大助かり。
命の水。
2013年07月26日 13:40撮影 by  CX6, RICOH
7/26 13:40
命の水。
頂上の登山者が見えてきた
2013年07月26日 13:42撮影 by  CX6, RICOH
7/26 13:42
頂上の登山者が見えてきた
曲からの稜線。
2013年07月26日 13:42撮影 by  CX6, RICOH
7/26 13:42
曲からの稜線。
剣岳頂上へ。感無量。あまりしないことだが、このときは一般ルートからの登山者にお願いして源次郎尾根をバックに撮ってもらった。
いろいろなものをぶら下げるのは悪いくせだ。
2013年07月26日 13:49撮影 by  CX6, RICOH
13
7/26 13:49
剣岳頂上へ。感無量。あまりしないことだが、このときは一般ルートからの登山者にお願いして源次郎尾根をバックに撮ってもらった。
いろいろなものをぶら下げるのは悪いくせだ。
2013年07月26日 14:10撮影 by  CX6, RICOH
7/26 14:10
北方稜線の峰峰。
2013年07月26日 14:11撮影 by  CX6, RICOH
7/26 14:11
北方稜線の峰峰。
2013年07月26日 14:11撮影 by  CX6, RICOH
7/26 14:11
長次郎のコルへ。
2013年07月26日 14:17撮影 by  CX6, RICOH
7/26 14:17
長次郎のコルへ。
八ツ峰の頭と長次郎谷上部。
2013年07月26日 14:28撮影 by  CX6, RICOH
4
7/26 14:28
八ツ峰の頭と長次郎谷上部。
長次郎の頭。
2013年07月26日 14:35撮影 by  CX6, RICOH
7/26 14:35
長次郎の頭。
モアイ像。
2013年07月26日 14:44撮影 by  CX6, RICOH
7/26 14:44
モアイ像。
長次郎のコルへは踏み跡もあるが、浮き石の多いルンゼのクライムダウンもある
2013年07月26日 14:55撮影 by  CX6, RICOH
7/26 14:55
長次郎のコルへは踏み跡もあるが、浮き石の多いルンゼのクライムダウンもある
浮き石の詰まったルンゼの下降を余儀なくされたが、ルートが間違っている子もしれない。
2013年07月26日 15:01撮影 by  CX6, RICOH
2
7/26 15:01
浮き石の詰まったルンゼの下降を余儀なくされたが、ルートが間違っている子もしれない。
長次郎谷左股、雪渓に乗るところ。クレバスが走っている。
2013年07月26日 15:04撮影 by  CX6, RICOH
7/26 15:04
長次郎谷左股、雪渓に乗るところ。クレバスが走っている。
アイゼンを装着して雪渓へ。
2013年07月26日 15:16撮影 by  CX6, RICOH
7/26 15:16
アイゼンを装着して雪渓へ。
長次郎谷左股上部より曲をとらえる。
2013年07月26日 15:30撮影 by  CX6, RICOH
7/26 15:30
長次郎谷左股上部より曲をとらえる。
下りてきた雪渓をふりかえって。
2013年07月26日 15:30撮影 by  CX6, RICOH
7/26 15:30
下りてきた雪渓をふりかえって。
この辺りは雪が腐っていて、アイゼンがよく効かない。ズルッといって、とっさにピッケルや前爪で滑落停止する場面があった。熊の岩の上部に回り込むまで緊張した時間が続く。
2013年07月26日 15:35撮影 by  CX6, RICOH
7/26 15:35
この辺りは雪が腐っていて、アイゼンがよく効かない。ズルッといって、とっさにピッケルや前爪で滑落停止する場面があった。熊の岩の上部に回り込むまで緊張した時間が続く。
2013年07月26日 15:48撮影 by  CX6, RICOH
7/26 15:48
熊の岩の左手に回り込む
2013年07月26日 16:40撮影 by  CX6, RICOH
7/26 16:40
熊の岩の左手に回り込む
2013年07月26日 17:40撮影 by  CX6, RICOH
7/26 17:40
ようやく真砂沢ロッジが見えてきた。
2013年07月26日 18:14撮影 by  CX6, RICOH
7/26 18:14
ようやく真砂沢ロッジが見えてきた。
真砂沢ロッジ到着。当日の宿泊登山者の最終ランナーでしたが、あたたかく迎えていただけて感激しました。
2013年07月27日 13:01撮影 by  CX6, RICOH
1
7/27 13:01
真砂沢ロッジ到着。当日の宿泊登山者の最終ランナーでしたが、あたたかく迎えていただけて感激しました。
まもなく源次郎尾根にも夕闇が迫ります。
2013年07月28日 04:56撮影 by  CX6, RICOH
7/28 4:56
まもなく源次郎尾根にも夕闇が迫ります。
翌日は大雨で停滞を余儀なくされました。ホワイトアウトの中を剣沢に向かったはずの登山者が長次郎谷に迷い込み、滑落して動けなくなって真砂沢ロッジに携帯で連絡してくるという事件が発生。富山県警山岳警備隊が出動し、クレバスに落ちていた登山者を発見し、搬送してヘリでピックアップして病院へ搬送するまでの迅速な対応を目の当たりにしました。
2013年07月28日 05:32撮影 by  CX6, RICOH
2
7/28 5:32
翌日は大雨で停滞を余儀なくされました。ホワイトアウトの中を剣沢に向かったはずの登山者が長次郎谷に迷い込み、滑落して動けなくなって真砂沢ロッジに携帯で連絡してくるという事件が発生。富山県警山岳警備隊が出動し、クレバスに落ちていた登山者を発見し、搬送してヘリでピックアップして病院へ搬送するまでの迅速な対応を目の当たりにしました。
下山は内蔵助平から黒部ダムをめざします。まず三ノ沢雪渓を横切ります。
2013年07月28日 06:25撮影 by  CX6, RICOH
7/28 6:25
下山は内蔵助平から黒部ダムをめざします。まず三ノ沢雪渓を横切ります。
2013年07月28日 06:25撮影 by  CX6, RICOH
7/28 6:25
ハシゴ谷乗越をめざします。
2013年07月28日 06:29撮影 by  CX6, RICOH
7/28 6:29
ハシゴ谷乗越をめざします。
キヌガサソウ
2013年07月28日 06:38撮影 by  CX6, RICOH
7/28 6:38
キヌガサソウ
この道も灌木にザックが引っかかって上りにくい
2013年07月28日 07:32撮影 by  CX6, RICOH
7/28 7:32
この道も灌木にザックが引っかかって上りにくい
2013年07月28日 08:02撮影 by  CX6, RICOH
7/28 8:02
ハシゴが連続します。
2013年07月28日 08:04撮影 by  CX6, RICOH
7/28 8:04
ハシゴが連続します。
2013年07月28日 08:47撮影 by  CX6, RICOH
7/28 8:47
ハシゴ谷乗越
2013年07月28日 08:47撮影 by  CX6, RICOH
7/28 8:47
ハシゴ谷乗越
苔のついたゴロ石が滑りやすく神経を使います。
2013年07月28日 09:31撮影 by  CX6, RICOH
7/28 9:31
苔のついたゴロ石が滑りやすく神経を使います。
まだまだです。
2013年07月28日 09:51撮影 by  CX6, RICOH
7/28 9:51
まだまだです。
2013年07月28日 10:21撮影 by  CX6, RICOH
7/28 10:21
看板が90度ずれています。内蔵助谷出合の矢印通りにいくと真砂岳に向かってしまいます。
2013年07月28日 10:28撮影 by  CX6, RICOH
7/28 10:28
看板が90度ずれています。内蔵助谷出合の矢印通りにいくと真砂岳に向かってしまいます。
内蔵助平。待望の水場です。鉄製の橋を渡ります。
2013年07月28日 10:31撮影 by  CX6, RICOH
7/28 10:31
内蔵助平。待望の水場です。鉄製の橋を渡ります。
真砂沢ロッジのお弁当。中華ちまきは3つありました。
2013年07月28日 10:38撮影 by  CX6, RICOH
7/28 10:38
真砂沢ロッジのお弁当。中華ちまきは3つありました。
雪解け水の緑があざやか
2013年07月28日 10:55撮影 by  CX6, RICOH
1
7/28 10:55
雪解け水の緑があざやか
2013年07月28日 10:56撮影 by  CX6, RICOH
7/28 10:56
登山道に水がながれていて飛び石ですすむところもあります。
2013年07月28日 11:00撮影 by  CX6, RICOH
7/28 11:00
登山道に水がながれていて飛び石ですすむところもあります。
ロープ場が連続して出てきますが、ここは特に登山道が崩壊して、足元はyわらかい土で崩れます。事実上20メートルほどはロープにぶら下がって通過します。
2013年07月28日 12:11撮影 by  CX6, RICOH
7/28 12:11
ロープ場が連続して出てきますが、ここは特に登山道が崩壊して、足元はyわらかい土で崩れます。事実上20メートルほどはロープにぶら下がって通過します。
通過し終わったところから。
2013年07月28日 12:15撮影 by  CX6, RICOH
7/28 12:15
通過し終わったところから。
黒部別山でしょうか。
2013年07月28日 12:20撮影 by  CX6, RICOH
7/28 12:20
黒部別山でしょうか。
新しい崩壊による落石と土砂でで登山ルートが覆われているところもあります。
2013年07月28日 12:42撮影 by  CX6, RICOH
7/28 12:42
新しい崩壊による落石と土砂でで登山ルートが覆われているところもあります。
2013年07月28日 12:46撮影 by  CX6, RICOH
7/28 12:46
2013年07月28日 12:47撮影 by  CX6, RICOH
7/28 12:47
黒部丸山東壁。
2013年07月28日 12:48撮影 by  CX6, RICOH
1
7/28 12:48
黒部丸山東壁。
大タテガビン南東壁。
2013年07月28日 12:48撮影 by  CX6, RICOH
1
7/28 12:48
大タテガビン南東壁。
2013年07月28日 12:49撮影 by  CX6, RICOH
7/28 12:49
2013年07月28日 12:52撮影 by  CX6, RICOH
7/28 12:52
2013年07月28日 13:18撮影 by  CX6, RICOH
7/28 13:18
内蔵助谷出合。
2013年07月28日 13:28撮影 by  CX6, RICOH
7/28 13:28
内蔵助谷出合。
大タテガビンの大岩壁が迫ります。
2013年07月28日 13:30撮影 by  CX6, RICOH
1
7/28 13:30
大タテガビンの大岩壁が迫ります。
2013年07月28日 13:31撮影 by  CX6, RICOH
7/28 13:31
2013年07月28日 13:37撮影 by  CX6, RICOH
7/28 13:37
2013年07月28日 13:45撮影 by  CX6, RICOH
7/28 13:45
滝のシャワー。ところどころ登山道を横切る水流があり、水の補給には困らない。
2013年07月28日 13:46撮影 by  CX6, RICOH
1
7/28 13:46
滝のシャワー。ところどころ登山道を横切る水流があり、水の補給には困らない。
2013年07月28日 13:51撮影 by  CX6, RICOH
7/28 13:51
2013年07月28日 13:51撮影 by  CX6, RICOH
7/28 13:51
タテヤマウツボグサ
2013年07月28日 13:52撮影 by  CX6, RICOH
7/28 13:52
タテヤマウツボグサ
2013年07月28日 13:54撮影 by  CX6, RICOH
7/28 13:54
2013年07月28日 13:57撮影 by  CX6, RICOH
7/28 13:57
2013年07月28日 13:59撮影 by  CX6, RICOH
7/28 13:59
ミヤマナデシコ(シナノナデシコ)
2013年07月28日 14:12撮影 by  CX6, RICOH
7/28 14:12
ミヤマナデシコ(シナノナデシコ)
2013年07月28日 14:16撮影 by  CX6, RICOH
7/28 14:16
2013年07月28日 14:19撮影 by  CX6, RICOH
7/28 14:19
2013年07月28日 14:38撮影 by  CX6, RICOH
7/28 14:38
黒部ダム。放水中。
2013年07月28日 14:38撮影 by  CX6, RICOH
7/28 14:38
黒部ダム。放水中。
撮影機器:

感想

もう30年になりますが、当時所属していた山岳会の剣合宿が中止となりずっと「宿題」となっていた源次郎尾根をようやく登り切ることができ、感無量です。梅雨明けの安定した晴れの日を狙って準備してきましたが、幸いにも終日晴天となり、目的を果たすことが出来ました。ザイルの60メートルをはじめ岩場用にアプローチシューズ、セルフビレイや自己レスキューの道具に加え、水3リットルもふくめて20kgを越える荷量となり、スピードは上がりませんが、マイペースで登り切ることが出来ました。真砂沢ロッジへは遅い到着となりましたが、あたたかく迎え入れられ、感激もひとしおでした。翌日は朝から大雨で停滞を余儀なくされましたが、小屋主の佐伯さんの貴重な国内外の登攀のお話が聞くことができました。また、ホワイトアウトの中を剣沢に向かった登山者が長次郎谷へ迷い込んで滑落して小屋に連絡してきたときの対応も間近に体験でき、頼りになる山小屋があればこそ、との思いを強く持ちました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3626人

コメント

はじめまして、ありがとうございます。
はじめまして、kabigonxさん。
小生(sicher)もkabigonxさんとよく似た境遇で、ここは思い出の地です。
レコを拝見していると、あまりにも懐かしく昔のことが走馬灯のように思いだされ、思わずコメントを入れさせていただきました。
ありがとうございます。今後のご活躍を願っています。
2014/8/3 8:42
コメントありがとうございます
本格的登山を再開してしばらくは縦走や花の撮影をのんびり楽しもうと思っていましたが、どうしてもうずうずしたものが抑えきれず、年に一度か二度はバリエーションにチャレンジしたくなります。体力ははるかに昔に比べるとないので、もっぱら道具をうまく使ってできないものかと日々思案しております。クライミングを楽しめる余裕があるうちは続けたいところですが。
2014/8/3 18:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら