北アルプス北部周遊縦走70km 7泊8日（折立→太郎平→黒部五郎岳→三俣→雲ノ平→高天原→大東新道→太郎平→薬師岳→スゴ乗越→五色ヶ原→室堂）

2014年08月02日(土) ~ 2014年08月09日(土)

• GPS: 66:18
• 距離: 67.9km
• 登り: 6,261m
• 下り: 5,191m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:59
• 休憩: 0:24
• 合計: 6:23

8:46 折立
10:23 10:24 太郎坂(アラレちゃん)
11:17 11:40 青淵
13:58 五光岩ベンチ
15:09 太郎平小屋

2日目

• 山行: 9:34
• 休憩: 0:12
• 合計: 9:46

6:12 太郎平小屋
6:21 太郎山
8:22 8:25 神岡新道分岐
8:39 8:44 北ノ俣岳
9:31 赤木岳
10:32 10:33 中俣乗越
13:14 13:15 黒部五郎の肩
13:24 13:26 黒部五郎岳
13:34 黒部五郎の肩
15:58 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 8:45
• 休憩: 0:08
• 合計: 8:53

7:12 黒部五郎小舎
9:11 9:14 三俣蓮華岳巻道分岐
11:38 11:41 三俣山荘
12:31 12:32 黒部川水源地標
14:54 14:55 祖父岳分岐
15:42 スイス庭園
16:05 雲ノ平山荘

4日目

• 山行: 4:17
• 休憩: 4:07
• 合計: 8:24

7:03 雲ノ平山荘
7:51 コロナ観測所
8:20 奥スイス庭園
8:25 8:27 雲ノ平の森の道
9:37 高天原峠
10:37 10:38 高天原分岐
10:44 12:18 高天原山荘
12:34 15:04 高天原温泉
15:27 高天原山荘

5日目

• 山行: 9:53
• 休憩: 0:59
• 合計: 10:52

5:22 高天原山荘
5:26 5:28 高天原分岐
6:27 6:28 高天原峠
11:47 12:43 薬師沢小屋
16:14 太郎平小屋

6日目

• 山行: 8:13
• 休憩: 0:35
• 合計: 8:48

6:28 太郎平小屋
6:53 6:55 薬師峠
7:45 7:46 薬師平
8:49 8:53 薬師岳山荘
10:04 10:05 薬師岳避難小屋跡
10:24 10:47 薬師岳
12:28 12:29 北薬師岳
14:04 14:06 間山
15:15 15:16 スゴ乗越小屋
15:16 宿泊地

7日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 0:14
• 合計: 8:12

5:57 宿泊地
6:49 6:51 スゴ乗越
10:34 越中沢岳
13:06 13:18 鳶山
14:09 五色ヶ原山荘

8日目

• 山行: 6:04
• 休憩: 0:14
• 合計: 6:18

6:11 五色ヶ原山荘
6:51 6:53 ザラ峠
8:38 獅子岳
10:43 10:52 浄土山南峰（立山）
11:09 11:11 浄土山
12:18 12:19 立山室堂山荘
12:29 ゴール地点

天候

1日目：晴れ
2日目：晴れ→霧→雨→曇り→雨
3日目：雨ときどき曇り
4日目：雨ときどき晴れ
5日目：雨ときどき晴れ
6日目：晴れ
7日目：雨
8日目：雨（台風影響で強風）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：深夜バス（新宿区内→富山駅前）＋富山地鉄バス有峰線（富山駅前→折立）
復路：富山地鉄バス室堂線（室堂→富山駅前）＋特急はくたか＋上越新幹線

コース状況／危険箇所等

1日目（折立〜太郎平）　　　　　　　　　：6．9km
2日目（太郎平〜黒部五郎小舎）　　　　　：12．1km
3日目（黒部五郎小舎〜三俣〜雲の平）　　：8．9km
4日目（雲の平〜高天原山荘＋温泉往復）　：4．1km＋2．1km
5日目（高天原山荘〜薬師沢小屋〜太郎平）：12．8km
6日目（太郎平〜薬師岳〜スゴ乗越小屋）　：9．3km
7日目（スゴ乗越小屋〜五色ヶ原山荘）　　：6．9km
8日目（五色ヶ原山荘〜室堂ターミナル）　：6．9km

写真

8/2 8:44

折立登山口にある「折立ヒュッテ」。

8/2 8:56

いざスタート！

8/2 8:57

スタート直後にある愛知大学山岳部遭難の碑。

8/2 10:24

んちゃ！
しばらく登ると脈絡なく現れる謎のアラレちゃん。

8/2 10:40

最初の2時間はひたすら樹林帯の登り。

8/2 11:45

高山植物が徐々に姿を現しはじめ・・・

8/2 12:11

眼下には有峰湖が。

8/2 13:24

緩やかな登りが続く。

8/2 14:03

五光岩ベンチ。

8/2 16:41

さらに登ること1時間半。太郎平小屋に到着。

8/3 5:18

翌朝はすっきり晴れた。
左から水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳、祖父岳。手前が雲の平。

8/3 5:21

朝焼けの水晶岳。

8/3 5:22

薬師岳方面。

自作パノラマ�　Ｂ析妻疹�屋前より。薬師岳から水晶、鷲羽、雲の平、黒部五郎、太郎山までぐるり。

8/3 5:27

富山の市街地から富山湾、能登半島まで見える。

8/3 6:25

2日目いざスタート。まずは小屋の裏山、太郎山へ。

8/3 7:07

振り返ると、昨日はどこにあるかわからなかった薬師峠キャンプ場が。

8/3 7:21

このときは薬師岳山頂までくっきり見えていた。

8/3 7:49

太郎山からの眺め。槍ヶ岳や笠ヶ岳も見える。

こちらは自作パノラマ�◆�

8/3 8:12

この日の目標、黒部五郎岳。左手には槍の穂先も見える。

8/3 8:14

雲ノ平方面の眺め。

8/3 9:01

有峰湖、富山湾方面の眺め。

8/3 8:15

薬師岳の稜線の向こうに剣岳も見えた！

8/3 9:03

北ノ俣岳から赤城岳方面へ。徐々にガスってきた。

8/3 9:36

雪渓の上にライチョウの親子発見！

8/3 9:44

チングルマ。

8/3 9:47

赤木岳山頂付近。

8/3 10:32

一瞬ガスが晴れて黒部五郎岳のシルエットが。

8/3 11:59

雨が降り出す中、黙々と登る。

8/3 13:08

山頂が近づくにつれて雲の中に。

8/3 13:13

稜線ルートとカールルートの分岐。

8/3 13:13

ザックとyomeを置いて、ひとっ走り山頂へ。

8/3 13:15

ガスっていて何も見えない〜。

8/3 13:26

大展望のはずだった山頂・・・。

8/3 13:39

黒部五郎の肩に戻り、カールルートを下る。

8/3 13:53

何もみえぬー。

8/3 13:48

シナノキンバイ。

8/3 14:18

雪渓が見えてきた。

8/3 14:22

小屋まであと1時間くらいかと思っていたら、2時間の表示・・・。

8/3 15:52

カールを抜け、もうすぐ小屋かという雰囲気を漂わせては裏切られながら、延々と樹林帯を下る。

8/3 15:58

ようやく黒部五郎小舎が見えてきた。「2時間」の表示からゆっくり歩いておよそ1時間半でした。

8/3 16:00

この日の行程は12kmあまり。さすがにお疲れのyomeでした。

8/3 17:58

なんとか天気がもちそうなので、もうひと頑張りしてテント泊。

8/3 18:40

夕食は、厳しい選抜を経たエリートカレーたち。新宿中村屋の「濃厚タンドリーチキンカレー」と本格派「タージフーズ　チキンローガンジョッシュカレー」。
食後急に雨が降り出し、そのまま就寝・・・。

8/4 7:03

3日目。雨の中なんとかテントを撤収しスタート。

8/4 7:18

小屋の裏手から三俣蓮華岳方面への登り。

8/4 8:30

またもやライチョウに遭遇。

8/4 8:31

8/4 8:36

何もみえないー。

8/4 8:58

雪渓の脇を抜けると・・・

8/4 9:06

三俣蓮華岳山頂に向かう道と三俣山荘への巻き道の分岐。

8/4 9:26

展望が期待できないので巻き道ルートを選択。

8/4 10:11

大きな雪渓を通過。

8/4 10:12

渡りきって振り返ると大きなクレバスが。

8/4 10:34

三俣蓮華岳キャンプ場。

8/4 10:40

三俣山荘に到着。

8/4 10:56

2階の展望レストランでラーメンを食し、冷えた体を温める。

8/4 11:04

サイフォンで煎れたコーヒーも美味し。

8/4 11:42

昼食を終えて外に出ると、一瞬鷲羽岳が姿を現した。

8/4 10:41

この日はこのまま鷲羽岳を越えて水晶小屋まで行く予定だったが、悪天候のためルート変更を決断。鷲羽から降りてきた人によると「稜線上は強風でまともに前に進める状態ではなかった」とのこと。水晶小屋はこの日避難者が集まったこともあって、1つの布団に3人の大混雑だったとか。

8/4 12:02

気持ちを切り替えて、黒部源流ルートを下る。

8/4 12:20

黒部源流の碑。

8/4 12:22

岩苔乗越方面への分岐。

8/4 12:25

黒部源流の徒渉地点。

8/4 12:25

8/4 12:33

雲ノ平への急登。

8/4 13:51

登りきってしばらくすると「第二雪田」に到達。

8/4 13:53

雪田の脇を進む。

8/4 14:08

8/4 14:24

こちらは「第一雪田」。真ん中に島がある。

8/4 14:39

木道が出現。この当たりが雲の平の「日本庭園」だったはずだが、よくわからないまま通過。

8/4 14:52

祖父岳分岐。

8/4 14:59

「昔はここからまっすぐ降りられたんだけど、今は無理。回り道してね〜」の看板。

8/4 15:01

ハイマツ帯を抜け、雲の平の淵に沿って作られた迂回路を進む。

8/4 15:39

風雨が強まる中、スイス庭園との分岐に到達。

8/4 15:41

ギリシャ庭園付近。晴れている時の景色も見てみたい・・・。

8/4 15:45

雲の平キャンプ場への分岐。

8/4 15:54

霧が一瞬晴れ、小屋が見えた！

8/4 15:58

小高い丘の上に建っています。

8/4 16:06

雲の平山荘。

8/4 19:12

食堂でのバータイム。スクリーンでは小屋リニューアル工事の際の映像が上映された。

8/5 7:07

4日目。この日も雨天のスタート。

8/5 7:39

癒しを求め、高天原を目指す。

8/5 7:48

標高2576mの丘の上にあるコロナ観測所。

8/5 8:00

そこから下るとまたしても雪渓と木道が。

8/5 8:01

なんかサラダっぽい草。

8/5 8:02

「マヨネーズつけたら美味いかも」などと考えながら進む。

8/5 8:25

雲の平森の道。

8/5 8:28

森の中、急坂を下る。

8/5 8:46

すれ違ったおじさんから「この先の道はなかなかすごかった。よくこんな所に道をつくったなと笑っちゃうくらい」と言われる。

8/5 8:56

なるほどと思わせる急な下りが続く。

8/5 9:02

ここなんてハシゴがなければただの崖ですぜ、旦那。

8/5 9:34

蚊の猛烈な攻撃を受けながら急坂を下りきり、高天原峠に到着。

8/5 9:37

ここからは緩やかな下り。

8/5 10:05

再び木道が出現。

8/5 10:17

岩苔小谷のあたりで沢を渡る。

8/5 10:28

これもチングルマ。

8/5 10:30

森を抜け、そろそろかなという雰囲気が漂い始める。

8/5 10:37

水晶池・岩苔乗越方面への分岐。

8/5 10:40

ガイドブックで見たことがある原っぱに到達。

8/5 10:43

高山植物の宝庫。特にニッコウキスゲが多い。

8/5 10:43

もうすぐ小屋かな・・・

8/5 10:44

到着！

8/5 10:45

温泉へはここからさらに20分ほどかかる。

8/5 11:10

まずは小屋で一休み。

8/5 11:10

改装工事中。

8/5 11:09

乾燥室が使えないため、建設中の部分で濡れた衣服を干す。

8/5 12:21

いざ温泉へ！
のんびりとした山道が続く。

8/5 12:40

ゆっくり歩いて温泉沢に到着。

8/5 12:40

川べりには男女別の脱衣所と湯船が。

8/5 12:41

沢の中には混浴の湯船も。

8/5 12:45

その名も「野湯」。

8/5 12:50

最高！
源泉の温度は44度だけど、雨上がりのため38度程度とぬるめでいくらでも入っていられる。たっぷり2時間温泉を堪能。湯に浸かりながらの皆さんとの山トークも楽しかった♪

8/5 16:16

山荘に戻りテラスで湯上がりビールタイム♪
晴れていれば小屋前の池に水晶岳が映るとのこと。
見てみたかった。

8/6 5:21

5日目も雨天スタート。きのう通った高天原峠まで引き返す。

8/6 7:23

高天原峠からの下り。E沢。

8/6 7:30

クルマユリ。

8/6 7:42

D沢。

8/6 7:42

この辺りはオオバギボウシがたくさん咲いていてキレイ。

8/6 8:11

C沢。

8/6 8:31

B沢への下り。

8/6 8:44

B沢。

8/6 8:54

こんなクマなら会ってみたい。

8/6 9:00

B沢沿いに黒部川に向けて下る。

8/6 9:04

黒部川が見えてきた！

8/6 9:07

黒部川出合。

8/6 9:07

黒部川奥ノ廊下。

8/6 9:08

黒部本流沿いを進む大東新道を進む。

8/6 9:16

岩の間をよじ登る。

8/6 9:24

このあたりはアトラクションの連続♪

8/6 9:26

オラわくわくすっぞ！

8/6 9:27

A沢は看板もなく、気づかないうちに通過していた・・・

8/6 9:32

先のルートが見えないところも・・・

8/6 9:34

鎖を頼りに川岸の岩を回り込む。

8/6 9:35

さらに急流沿いの鎖場が連続。

8/6 9:43

通過してきた難所を振り返る。

8/6 10:00

この辺りは絶好のイワナ釣りのポイント。

8/6 11:02

上流に進むにつれて徐々に大きな岩が目立ち始める。

8/6 11:39

がんばれyome。もう一息だ。

8/6 11:41

大文字に見える「ダイモンジソウ」。

8/6 11:43

薬師沢小屋が見えた！

8/6 11:49

雲ノ平方面への分岐がある薬師沢出合。雲の平への道はかなりの急登。

8/6 11:50

滝もあります。

8/6 11:51

8/6 11:51

ハシゴに吊り橋と、小屋の直前までアトラクションの連続。

8/6 11:53

8/6 11:53

吊り橋から黒部川奥ノ廊下の上流方面を望む。

8/6 11:54

薬師沢小屋。

8/6 12:23

この小屋はちょっぴり傾いています。

8/6 12:23

DANGERまで到達したらどうなってしまうのだろう・・・

8/6 12:11

高天原山荘の工事で入っていた業者のお兄さん。悪天候続きでヘリが来ないため自力下山。長靴（安全靴）でリュックを背負い、さらにスポーツバッグを手に持つという異色のスタイル。

8/6 12:55

薬師沢小屋から太郎平へは木道ののんびりとした道が続く。

8/6 12:59

カベッケヶ原

8/6 14:33

左俣出合を越えて中俣沿いの道へ。

8/6 14:37

”大好きな”橋を渡るyome。

8/6 14:47

橋は2か所。

8/6 14:58

ここからはしばし急な上り坂。

8/6 15:12

黙々と登るべし。

8/6 15:24

登るべし。

8/6 15:59

登るべし。

8/6 16:03

余計な下りがあっても、ひたすら登るべし。

8/6 16:08

登り切ったかなと思っても、まだまだ登るべし。

8/6 16:09

チングルマの群落がそこかしこに。

8/6 16:15

ようやく太郎平まで登り切り、薬師沢・雲の平方面を振り返る。

自作パノラマ��。

8/6 18:14

反時計回りにぐるっと回ってきて太郎平小屋2泊目。この日の夕食はタイツナカレー。山で食べるタイカレー、オススメですよ。

8/7 6:53

6日目。久しぶりの快晴！

8/7 6:54

小屋前ではラジオ体操の輪が。

8/7 6:55

水晶岳・雲の平方面の眺め。

8/7 6:56

こんな天気の日に水晶岳に登りたかった・・・。

8/7 6:56

晴れているうちに、いざ薬師越え！

8/7 7:14

薬師峠キャンプ場。

8/7 7:24

しばらくは沢沿いの急な登り。

8/7 7:54

樹林帯を抜ける。

8/7 8:02

8/7 8:06

ヨツバシオガマ。

8/7 8:07

薬師平。巨大なケルンが目印。

8/7 8:23

ハクサンイチゲとシナノキンバイ。道沿いには高山植物が咲き乱れる。

8/7 8:30

ガスってきた。

8/7 8:37

丘の上に戦隊ヒーローのようにポーズをとる3人組が・・・

必殺技の練習でもしているように見えたけど、ライチョウ撮影隊でした（笑）。

8/7 8:44

花を見ながらゆるい斜面を登り続けると・・・

8/7 8:58

「小屋まで15分」の標識が。

8/7 9:03

まーえがみーえないー

8/7 9:08

特別天然記念物の碑。

8/7 9:07

薬師岳山荘に到着。

8/7 9:08

8/7 9:34

ぜんざいで暖まる。

8/7 10:03

さらに登るも前がみえないー

8/7 10:26

頂上まで30分。愛知大生たちはこのあたりで道を誤り南東陵に向かって遭難したとのこと。

8/7 10:29

遭難事故を悼むケルン。

8/7 10:30

8/7 10:31

頂上に向けて前進するもますます前がみえないー

8/7 10:40

8/7 10:46

うっすら見えているのが薬師岳山頂。

8/7 10:49

登頂！風が強く、立ち止まっていると寒い！

8/7 10:57

8/7 11:12

北薬師岳を目指しカールに沿っていったん下る。

8/7 11:19

8/7 11:27

なかなか先が見えないと思ったら・・・

8/7 11:31

晴れた！

8/7 11:31

大展望のもと、北薬師岳へ。

8/7 11:33

この辺からちょっと道が険しくなり岩稜ルートらしくなってくる。

8/7 11:36

有峰湖や初日に歩いた太郎平までの登りが見える。

8/7 11:37

8/7 11:37

8/7 11:43

さらに晴れ渡り周囲の山々がよく見えるように。

8/7 11:44

赤牛岳から読売新道。その奥には烏帽子岳、南沢岳、不動岳
船窪岳。

8/7 11:41

これは針木岳のあたりかな。

8/7 11:46

眼下には黒部川上ノ廊下。広河原（黒五後）あたり。

8/7 11:54

北薬師岳頂上は目前だ。

8/7 11:58

薬師岳山頂方向に振り返るとカールが美しい。

8/7 12:09

太郎平が見えた！

8/7 12:24

山頂も見えた！

8/7 12:26

北薬師岳山頂から裏銀座の山々。

渾身の自作パノラマ�ぁ８緡�山連峰や越中沢岳から裏銀座の山々、雲の平、薬師岳山頂までぐるり。

8/7 12:26

マジックで書かれているのがちょっとビミョー。よほど風雨が強いのか、標識がつんつるてん。

8/7 12:27

北薬師岳山頂より鷲羽岳・雲ノ平方面の眺め。

8/7 12:27

温泉沢の頭・水晶岳方面。

8/7 12:48

上ノ廊下広河原のあたり。

8/7 12:52

下り始めるとまたもやライチョウに遭遇。

8/7 12:56

無名の2832mのピークあたり。

8/7 13:22

岩陵ルートはこのあたりまで。

8/7 13:22

さらに下るとザレたゆるい斜面に変わる。

8/7 13:40

針木岳、だと思う。

8/7 13:44

目の前には読売新道の下りが。

8/7 14:03

さらにゆるい斜面を下る。

8/7 14:11

陶芸家の工房の裏みたいな雰囲気の斜面。失敗作の割れた陶器みたいな岩がたくさんで歩きにくい。

8/7 14:21

間山の山頂

8/7 14:27

間山池

8/7 14:28

山頂の三角点。

8/7 14:38

スゴ乗越小屋を目指してさらに下る。

8/7 14:58

目の前にそびえる越中沢岳。ということはまもなく小屋なんだけど・・・、どこ？

8/7 14:58

あ、ちらっと見えた！

8/7 15:15

でも近づくと見えなくなる・・・

8/7 15:17

ハナニガナ。

8/7 15:18

あれ〜、小屋は〜？
見間違い？幻覚だった？

8/7 15:35

この時の表情はきっとこんな感じ・・・

8/7 15:40

ようやくたどり着いた。

8/7 15:40

スゴ乗越小屋。せっかく担いで歩いているのでテント張りたかったけど、雨降りの気配だったため小屋泊まりに。

8/7 16:05

小屋の内部（2階）。

8/7 16:14

1階の床は傾いていてちょっとスリリング。

8/7 16:21

渋い出で立ちの小屋のお兄さんが待つのは・・・

8/7 17:46

1週間ぶりの荷揚げヘリ！

8/7 17:46

来たー！

8/7 17:47

頑張れ！この日飛んでこなければ物資不足につき若い衆がトイレットペーパーをとりに山を下りなければいけなかったとか。

8/7 17:51

小屋の1階は荷さばき場と化した。

8/7 18:31

ヘリが去り、小屋前では再び賑やかな宴会が。

8/7 18:05

今夜の夕食は麻婆なす丼。

8/7 18:32

そしてデザートのみかん缶。うめぇ。

8/7 19:01

小屋の食堂。この刺繍は男ばかりのスタッフのうち誰の手によるものなのか。気になる・・・。

8/8 6:17

7日目。小屋前からこの日の獲物、スゴの頭と越中沢岳を望む。

8/8 6:25

小屋から徒歩2分のテン場。

8/8 6:31

夜の内に雨もあがり、まずはスゴ乗越を目指して出発。

8/8 6:39

8/8 7:13

スゴ乗越。

8/8 7:25

ここからは強烈な登り。

8/8 8:37

スゴの頭。

8/8 8:21

スゴの頭より越中沢岳を望む。

8/8 8:39

振り返るとスゴ乗越小屋が。このあたりで雲が出てきて、雨も降り始める。

8/8 8:45

越中沢岳の登り。

8/8 9:03

高校生の遭難の碑。落雷にて即死とか。怖い・・・。

8/8 9:06

スゴの頭からぐぐっと下り、またぐぐっと登り返す。

8/8 9:41

登り切ったと思ったら下り、また登る。この繰り返し。単純な急登かと思ったら結構ジグザグで奥が深い山だった。

8/8 10:34

この標識の通り。

8/8 10:35

なんとか越中沢岳山頂に。

8/8 10:46

五色ヶ原方面への下りは一転して緩やかな斜面。下り始めると雨が上がった。

8/8 11:03

気持ちの良い原っぱに向けて下る。

8/8 11:42

8/8 11:52

イワイチョウ。

8/8 12:18

クルマユリ。

8/8 12:23

ミヤマアキノキリンソウ。

8/8 12:28

イワツメグサ。

8/8 12:28

鳶山への緩やかな登り。

8/8 13:06

鳶山山頂。

8/8 13:18

木道の下り。

8/8 13:23

高山植物の群落と雪渓。

8/8 13:44

そろそろ五色ヶ原かなという雰囲気に・・・

8/8 13:47

小屋が見えた！

8/8 13:57

小屋近くの木道でまたもやライチョウに遭遇。

8/8 14:11

五色ヶ原山荘。この小屋はお風呂付き。ありがたい。

8/8 17:29

夕食のメインディッシュ。

8/8 17:29

新たな試み海草サラダ。美味し。

8/8 17:46

山の定番、棒ラーメン（とんこつ醤油味）。

8/9 6:13

8日目＝最終日。この日も雨スタート。接近中の台風の影響が気になる。荒れる前に室堂に抜けなくては。

8/9 6:48

ザラ峠への下りと獅子岳の登り。

8/9 6:52

佐々成政の「さらさら越え」で知られる歴史とロマンのザラ峠。

8/9 7:12

富山側は文字どおりザラザラした斜面。

8/9 7:22

トリカブト！？

8/9 7:39

獅子岳の登り。ハシゴと鎖場あり。

8/9 8:05

またもライチョウに出会う。

8/9 8:14

再び鎖場。

8/9 8:39

獅子岳山頂。

8/9 9:09

ここから鬼岳にかけては雪渓が連続。

8/9 9:18

鬼岳東面への雪渓の登り。ロープもあるが、歩きやすいので使わなくても大丈夫。

8/9 9:24

さらにその上部の雪渓。

8/9 9:26

ルート上ところどころ溶けて岩が露出している。

8/9 9:29

雪解けの岩場には行者ニンニクが！じゅる。

8/9 9:30

なかなかスリリングな雪渓の登りが続く。

8/9 9:32

登り切るとハシゴ。

8/9 9:35

上からみるとこんな感じ。

8/9 9:43

鬼岳山頂付近。

8/9 9:55

またもライチョウ。出過ぎだよ。

8/9 10:03

「獅子、鬼と来て次は龍王。まるでドラクエじゃ」と気合いが入っていたが・・・

8/9 10:07

悪天候でどこが龍王岳だったのかわからないまま浄土山へ・・・

8/9 10:42

浄土山の富山大学立山研究所。このあたりに来ると黒部側から吹き上げる台風の猛烈な風に苦しめられる。浄土という安らかな名前とは対照的な状態に・・・。

8/9 10:48

両足で踏ん張っていても吹っ飛ばされるくらいの猛烈な風でまともに歩けない・・・。寒さをこらえて一歩一歩進む。

8/9 11:21

稜線を越え陰に入ると風がやんで穏やかに。雨天トレッキング中のファミリーに混ざって下界を目指す。

8/9 11:42

浄土山登山口。まもなく1週間ぶりの人間界だ。

8/9 11:56

ゴールの室堂が見えた！

8/9 12:02

人間界（舗装道路）との境目。

8/9 12:03

室堂のターミナルに到着！
yome、今回も長丁場の山行おつかれさまでした。

8/9 12:46

下山後はみくりが池温泉へ。

8/9 20:15

そして、富山駅前では・・・

8/9 20:23

ごほうびの「きときとナイト」♪

8/10 11:45

翌日はこれまた富山に行くと毎回立ち寄る定番、元祖富山ブラックの大喜へ。

8/10 11:51

たっぷり塩分を補給し

8/10 14:58

名物白エビも美味しく頂きましたとさ♪　　（完）

撮影機器：

DSC-WX100 SONY

iPhone 4 Apple

NIKON D90 NIKON CORPORATION

感想

ikaninjin

タイミング悪く2つの台風が接近する中、合間を縫っての山行でした。雨にたたられて展望が望めず、鷲羽岳・水晶岳はあきらめたものの、黒部源流部から雲の平・高天原、薬師沢のルートを辿り、温泉も堪能できたほか、薬師越え＆室堂までの縦走も達成できました。最終日はさすがに台風の影響で風雨が強く、強烈な寒さで、下山後は風邪気味ですが、休暇を目一杯使った充実した山行となりました。本当はもっとテント泊したかったけど、贅沢はいえません。このルートをほぼ計画通り歩けただけで良しとします。毎年のことですが、こんな苦行につき合ってくれてありがとう、yome！ またいつか天気が良いときに行こうね。

コメント

野風

お疲れさまでした
Suzukeさん、そのYomeさん
はじめまして。いやはや、とんでもない長丁場の山行ですね。しかも雨天の中、ご苦労様でした。お盆休みの暇にまかせて、写真もすべて拝見しましたが、お二人の根性に脱帽です。これからも皆さんを唸らせるような玄人好みのレコを楽しみにしています。

ikaninjin

Re: お疲れさまでした
Pinball_1957さん
長い長いレコを最後まで読んで頂き、ありがとうございます。年に１〜２回しか山に行けないので、一度稜線に上がったらなるべく上にいたいと、ついつい長めの日程になってしまいます。３泊程度の普通のサイズの山行だと、荷物の重さに体が慣れた頃には下山なので･･･。去年も８日間縦走して１滴も雨が降らなかったので、今年も晴天の中３６０度の大パノラマを見つつ歩きたいと願って計画しましたが、あいにくのぐずついた天気。それでも携帯電話という鎖を外して１週間以上山にいられて幸せでした♪　

エスプリ

今年も長大遠征お疲れさまでした
こんばんは！　去年北穂の小屋でご一緒だった、espritです。

今年は北ア北部の周遊縦走だったんですね 　雲ノ平と五色ヶ原はまだ行ったことがなく、羨ましい限りです

去年も今年もいい山満載の長大縦走で、山歩きを満喫されたことと思います
次の山行も楽しみにさせてもらいますね

ikaninjin

Re: 今年も長大遠征お疲れさまでした
espritさん、おひさしぶりです！

足の具合はいかがですか？　今回の山行を計画している際に「去年北穂小屋で会った方々とまたどこかの山小屋で会えるかもね」と話題になりヤマレコで最近のご様子を探ったのですが、けがをされたことを知り心配しておりました。

今回は去年と違って雨にたたられましたが、色々な人との出会いがあり思い出深い山行となりました 　報道を見ていると、天気も今週末よりはマシだったようです。

次の長大遠征先をどこにしようかまだ決めかねていますが、またどこかの山でお会いできるのを楽しみにしています