聖岳・赤石岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 3,537m
- 下り
- 3,551m
コースタイム
聖沢登山口8:10
9:40聖沢吊橋10:00
13:05滝見台13:05
14:25聖平小屋
2日目(8月14日)
聖平小屋3:45
4:15薊畑分岐4:20
5:20小聖岳5:20
6:35聖岳6:40
8:40兎岳避難小屋9:25
9:35兎岳9:35
10:20小兎岳10:20
11:25中盛丸山11:25
12:35百瞭胸海硫
3日目(8月15日)
百瞭胸海硫5:25
6:25百諒6:30
8:20赤石岳避難小屋8:45
8:50赤石岳8:55
9:05赤石岳・小赤石岳間分岐9:10
10:35富士見平10:40
11:05赤石小屋12:25
14:00樺段14:00
15:35椹島
合計距離: 27.1km
累積標高(上り): 3418m
天候 | 1日目(8月13日) 晴れ時々曇り 2日目(8月14日) 曇りのち雨 3日目(8月15日) 晴れのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
毎日あるぺん号9300円 帰り 大井川鉄道井川駅から金谷駅まで3130円 JR金谷駅から東京まで6150円(静岡駅から新幹線自由席券含む) |
写真
感想
南アルプス南部をお盆の連休に縦走しようという事は、春くらいから決めていた。
富士山を南アルプスの3000m級の稜線から見たい。
ただそれだけの理由だったけど、かなり早くから構想が頭の中にあった。
しかし、撮った写真の中に風景の写真がほとんどない事からもわかる通り、2日目3日目の天気は最悪。富士山は勿論、周囲の山々の展望も皆無と言ってよいほどの天候。
聖岳はまだ良かった。真っ直ぐ立っていられたから。
赤石岳では、山頂に近づくにつれ雨風が強まり、避難小屋付近から上は、時に耐風姿勢を取りつつ進む有様。ザックカバーがめくれ上がったのも、初めての経験。
しかし、過酷な環境を経験することが出来て良かったとも思っている。
シュラフとダウンジャケットにまで浸水して、椹島でテン泊した時には湿ったシュラフで寝た事。
速乾性のインナーが必要不可欠だという事。
稜線に出る前にカッパを着なければならないという事。
カッパを着るときは、中の衣服を1枚脱いでから着た方が良いという事。
上半身は肌着の上に直接カッパを着た方が暑くならないし、下もトレッキングパンツは脱いでからカッパのズボンを履くべきだと思った。
今回、膝上のトレッキングパンツの上からカッパを着たので、トレッキングパンツごと水で湿ってしまい、カッパの中はオムツのような状態になって歩き続けたという事があった。
ただ、悪かった事ばかりという訳ではなかった。
聖平のテント場では、5月の連休に三条の湯で会った人と偶然再会できたこと(その相手の人は、自分が遅く到着したためにテントを張ることが出来なかったという話まで覚えていてくれたのだが、自分は完全に相手の顔を忘れていましたスミマセン)。
百瞭胸海硫箸陵漆のトンカツは噂通りとても美味しかったし、稜線から森林限界まで下降してきた所では、雨粒が木の葉に当たる音がとても心地良く聞こえ、カッパのフードを耳の後ろに寄せて雨音にしばし聞き入っていた。
椹島のレストハウスでは美味しい串カツにありつけたし、今回の3日間で顔馴染みになった人は5人もいた。それぞれ皆、登山スタイルが違っていて参考になる話が多く、また山についての情報も頂戴することができたりと、悪天候の中でも楽しいひと時を過ごすことができた。
中でも、畑薙の駐車場を出たところで、自力で井川駅まで行こうと準備をしていたところを拾って駅まで送って頂いた富山から来た登山者の方には厚く感謝したい。
今回は残念ながら荒川岳はパスして1日早く下山してしまったが、またいつか南アルプス南部に来る時は聖・赤石は勿論、塩見まで縦走したいと思う。
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