鹿島槍→五竜岳(扇沢ー爺ヶ岳ー鹿島槍ー五竜岳ー遠見尾根)
- GPS
- 16:25
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 2,993m
- 下り
- 3,588m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:27
天候 | 13日 晴れのち曇り 14日晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料第一駐車場 この時間は空いていましたが帰りは、満杯。 連休の中日で観光客の方も駐車場待ちで1番上の有料駐車場から無料代に駐車場入り口まで渋滞がつながっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません。 キレット小屋から五竜岳に登るルートで落石を発生させる危険があります。 小さい石ですが2回程見ました。 |
その他周辺情報 | 山小屋も充実しており、尾根まででれば水分補給は問題ありません。 |
写真
装備
備考 | 山小屋で履く用の靴下を忘れました。 |
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感想
今は連休最終日の9/15 朝3:10、自宅。
筋肉痛な感じで眠れなくなりブログチェック!いつもの腰痛をゴルフボールでゴロゴロ中。
今月の山行は山小屋泊。
電波が通じない山小屋でのメモからアップします。
〜以下メモより。〜
9月13日朝。
長野県、扇沢にいる。
金曜日の夜8時に自宅を出発して到着が12:00過ぎ。
4:30に起床した。
今日は月に一度の登山の日。
そして年に一度の山小屋泊まりの登山日である。
計画時からのワクワクは言うまでもない。
今回の計画は扇沢から入って、
1日目
柏原新道で種池山荘→爺ヶ岳→冷池山荘→鹿島槍ヶ岳→キレット小屋
2日目
キレット小屋→五竜岳→遠見尾根で下山
天気予報は心配だったが、初日は予定通り(^_^)
予報は外れてまあまあの天気である。
通常我々の工程は日帰り10時間以上の計画が多い。
だから、泊まりの方が行動時間が短く楽である。
なのにだ、鹿島槍ヶ岳についた頃はかなりのダメージを負っていた。
ダメージを負わない様にゆっくり歩いていたのにだ!(^_^)
実は最近、山の疲労がケガに繋がりランニングに悪い影響を与え始めている。
いつもムキになって山でも飛ばしているからだ!
これを反省した歩きなのだ。
私がムキになると相棒達もムキになるという悪循環が発生していた。
息が乱れ無いようにと言う感じで歩く。
それでも通常の登山者に追いついて追い越していた(^_^)
通常というのは、トレラン系ではないそれなりの靴と装備を持った方達ということだ(^_^)
もう一度言うがなのにだ!
くたびれた(^_^)
鹿島槍ヶ岳は手強い相手であると言うことを言いたかったのだ。
14:30山小屋到着、15:00ビールで乾杯だ。
ほろ酔い気分です!(^_^)
外のテラス風のテーブルで談笑するも、10分で寒くて耐えられない。
学生時代、探検部のOBという若者たちが防寒バッチリでご飯を作り始めた。
イイね(^_^)
17:00の夜ご飯まで布団に入り暖を取る。
今、布団の中でこの下書きをしたためている。
山小屋拍は二回目だ、予約をしたからなのか1人1枚の布団が与えられた。
この三連休は激混みだから、1つの布団に2人と聞いていたがそうではない。
ていうかそんなことしたら、はみ出て寒くて寝れませんから(^_^)
驚いたのは指定の場所に行くと既に女性が2人布団に入っている。
よろしくお願いしまーす(^_^)
とお互い挨拶。
あらら皆さん慣れていらっしゃるのね。
相棒のイビキだけが問題だが、今回対策済みと言う。
"へー"とだけ答えておいた。
良かったことは、着替えを持ってきたことだ。
なるべく荷物を減らすように色々減らしたがインナーとTシャツを変えて、デオドラントシートで身体を拭いたらスッキリだ。
前回着替えがなく自分が臭くて耐えられなかった。
隣に女性がいるので余計にそう思う。
さて、食事まで後少し。
山の食事は結構ボリュームがある、ご飯食べたら寝ます。
就寝予定18:00(^_^)
今は、外は完全に雲に覆われ白しか見えない。
明日の午前中の晴れに期待だ!
〜食事後〜
予想通り満足の行く食事後。
{861C7160-F37F-498E-9B80-F67D00189253:01}
就寝につく、朝食は5:00。
外の雨が朝には止んでることを期待する。
〜就寝途中〜
20:30
24:30
3:30
に目覚める、いつもの腰の張りや筋肉の興奮で姿勢が決まらない。
布団1枚では寒いと思い、フリースにダウンまで着たので寒さはない。
念のため履いた靴下は脱いだ。
相棒のイビキは(^_^)
いつもより良い、しかし寝付けず10回は叩いた。
ここで耳栓していないことに気がつく、再度就寝だ。
〜初日からの続き〜
今は月曜日の朝4:00。
ゴルフボールで腰から背中をゴロゴロさせて身体の回復に務めている。
基本ランニングブログなので身体の疲労度から振り返る。
初日の行動時間は9時間。
泊まりの荷物はいつもより重く、ゆっくり歩いたといえ下半身のダルさは残っていて
睡眠途中は腰の痛みで寝返りを何度もうっていた。
二日目の行動時間は8時間。
初日のような寝不足もなく動きは快調、ただ寝起きから核心部の五竜岳、岩登りはキツイ。
下山時には膝への負担を考え、太ももとハム、腰など大きい筋肉を使うように心がけたので前回痛めた左膝外側は平気だ。
しかし、左膝の内側の痛みが少しでている。四頭筋の一端なので良しとする。
腰の張りが酷いのでゴルフボールでゴロゴロ、まあ何時もの事、これでスッキリするレベル。
しかし、山の疲労は思ったよりあるようなのでここは無理せず、本日は休足とする。
前回これで無理して走ってケガを長引かせたからだ。
二日目、4:00位から山小屋は動きだす。
朝ごはんを頼まないで暗いうちから出る人も多い。
頂上で朝陽を拝むのかな?
昨夜の雨はかなりのもので岩が滑るのが心配だった。
我々は朝食食べるのが当たり前(^_^)
と思っていたので1泊2食、9500円。
朝、5:00の朝食前にコーヒーをおとし水筒に入れる、頂上で飲むためだ!
この為に、厳選して荷物を減らしたがガスとバーナー、豆、ドリッパー、水筒、コッヘルは無理して持った。
まあ、山でのテント泊の人なら当たり前の装備だが私には重くなる要因なのだ。
今後は頂上でコーヒーは必ず飲もうと思う、重くても何せ美味い(^_^)
楽しみを増やそう。
その為、山専ボトルを誕生日プレゼントに嫁に依頼した!
軽くて、保温力が良いと評判なのだ。
さて、朝飯。
おかわりしようか考えたが夕食後、すぐに布団に入り起きたら朝ごはん…、うーんと良く考えて。
控えた(^_^)
写真は撮ってませんが満足ですよ!
飲料水を軽く補充して出発だ。
飲料軽くというのは、やはり私は余り水分を取らないからだ重くもなるので1Lと少なめ。相棒は汗かきなので3L。
本当は満タン2Lの方が何かあった時の為には良いはずだ、水は命である。
幸い山小屋はたくさんあるので大丈夫だろう。
山の装備は、何かあった時の事を考えるとどんどん重くなる。
その辺の兼ね合いを考えなくてはならない。
さて、しょっぱなアップもなしで岩登り!
雨上がりは滑るので慎重にと思うもののグリップは良い、登りきったらいきなり日の出に出会う。
朝食時はガスっていたので諦めていたがかなりラッキー(^_^)
身体は重いが脳はガツンと目が覚めてシヤッター切りまくり。
劔岳のモルゲンロートです。
ヤバイとしか言えません、泊まりの醍醐味を味わえました。
あとは昨日ガスった鹿島槍ヶ岳の全貌と五竜からの展望を期待!
この辺はすぐにガスってくるようで朝の早いうちが勝負のようだ。
とはいえ、急げる道のりではない。
切り立った崖のトラバース、落石に注意が必要な岩の登り降りが3峰は続く。
実際、小さい石ながら"らく!"という注意喚起の言葉を3度は目の前で聞いた。
ゴルフの"ファー"みたいな感じだが緊張感が違う。
とにかく、合間合間で最高の眺望を撮りまくる。
最高だ!の繰り返し(^_^)
またしても山に住みたい発言が出た!
3時間後、五竜山頂に到着。
途中、1人では危ないということで我々についてきたお姉さんとも喜びを分かち合う。
西の立山連峰、劔はもちろん、北には富山湾の海も見える、親不知かな。南の雲のすき間から槍も見える。
東には当然富士山と八ヶ岳と南アルプス。
至極のコーヒーを堪能し、大休止後、五竜小屋へ。すれ違い様、何故だか山頂にヘリが来るとの伝言が来る。
誰も理由は不明だが注意しろとの事、隣の人が素朴な疑問でどう?何を注意?するんですかね?と一言。確かにと皆で笑った。
五竜に降りるとすぐさまTシャツと、山バッチを購入する。
速攻でそのTシャツに着替えて相棒に笑われる。五竜のTシャツは山関連の人達には人気らしい、しかもここでしか買えないピンクを着た(^_^)
すると後ろからおじさんが聞いてきた。
"それ、どこに売ってるの?"
"そこですそこ、小屋ですよピンクと緑はここでしか買えませんからね。"
と教えてあげた。
周囲の方とTシャツ良いですね!などと談笑しながら、"皆さん今着ないでいつ着るんですか!"などとツッコミあっていると、後ろからトントンと来た。
ビール片手にニンマリとした先ほどのおじさんだ!お揃いのTシャツを着ているではないか!
な〜いす(^_^)です。
二人で記念撮影。
皆、笑ってくれた。
一緒だった女性はまだ先の先の先を目指すという。というのも山小屋の混雑が半端ないからだ。
五竜山荘では本当に一枚の布団に3人で寝たようだ、お隣の唐松山荘も同様らしい。
どちらもアプローチしやすく人気の山小屋なのだ。
それを避けたく、さらに先の山荘を目指すという彼女をお見送り、おじさんにも別れのご挨拶。
"ビール飲んでますけど山頂は行かないんですか?"の問いに"行かないかな(^_^)"と楽しそうに答えてくれた。
なるほど、こういう山の楽しみ方もあるのね。(^_^)
この時11:00くらい、おじさん夕飯まで永遠にビール飲むんだなと確信した。
最後の下山は遠見尾根。
キレット小屋から見えていたがどう考えても長く見えた。
ピークが四峰、登り下りを繰り返し7km歩くという。
"言わなかったけど丹沢のバカ尾根よりあるかもね"と嫌な情報を与える相棒。
ゴールは五竜スキー場のゴンドラ乗り場だ、下界はガスっていて眺望はなし、樹林帯は熊のうんこだらけ。
土のトレイルなので足への負担が少ない。
パラグライダー達にご挨拶して、わからない高山植物園を見て到着。
最高の山行は終わりを迎えた。
本来であれば、ここから かみしろ駅にバスで向かい、電車で信濃大町へ行き、そこからタクシーで扇沢の駐車場に行かなければならないという移動の旅が残っている。
到着は13:30であった。
電車は14:58は特急で次は15:54という。
はあ〜っとため息出るものの、親切な受付の女性が扇沢に行きたいという登山者1人はそこにいると教えてくれる。
目があったのは、途中談笑していたお兄さん、もう1人お風呂に行ったという。
中に入って良いので声をかけなさいと言ってくれた。
湯船の男性に突然服を来たまま扇沢にタクシーで乗り合わせませんかと打診。
喜んで出て来てくれた。
実は皆が皆が、同じキレット小屋泊まりでコースも同じだったようだ。
全員が最高の天気でハッピーな時間を共有し、ラッキーな出会いに満足してタクシーを乗り合わせ40分ほどで扇沢到着。
近くの温泉につかり、連休の渋滞に巻き込まれながらの自宅到着は21:30。
相方との49時間30分の旅。
家族ともこんなに長く旅したことが無い事は内緒である。(^_^)
とにかく、年に一度の山小屋泊は今年も最高の天気に迎えられた。
三連休という混雑への突入もすいている山小屋に泊まれたことも大満足。
計画を立ててくれるリーダーにはいつも以上に感謝である。
やっぱり山が好き(^_^)
miz007さん、 popechiさん
こんばんは
タクシーご一緒させていただいた者です。
その節は大変お世話になりました。
いや〜天気も良かったし楽しかったですね。
またどこぞの北アルプスの山でお会いしましょう。
その時は『山が好き、酒が好き』Tシャツが目印で
こちらこそ、ありがとうございました。このTシャツつながり広がると面白いですね。
楽しみにしてます(^_^)
お風呂までご一緒させていただき!?、
充実登山でした。
また、何処かでお会い出来たらいですね。
ちなみに私のTシャツはグリーンです。
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