木曽駒ヶ岳:「聖職の碑」コース
- GPS
- 10:21
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,131m
- 下り
- 2,123m
コースタイム
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 10:19
( 5:43(5:40) 自宅 )
6:47-53(6:55-7:00) 通行止め(1,180m)
7:03(7:15) 桂木場登山口(1,270m) 信大コースで登る
渡渉3回<註>1回で済む
7:54-59(5") 道間違い(思い込みによるチョンボ)
9:23(9:30) 尾根合流点(2,150m)
10:52-11:00(8")(10:40-45) 西駒山荘(2,685m) 食事
11:29(11:10) 8合目(2,675m)
12:31-33(2")(12:00-05) 木曽駒ヶ岳(2,956m) 写真タイムのみ
12:58(12:50) 宝剣山荘(2,865m)
13:52(13:30) 濃ヶ池(2,655m)
14:05 8合目(2,675m)
14:10-19(9") 2,665mポイントで食事
(14:00-05 西駒山荘(2,685m))
14:06 将棊頭山(2,730m)
15:10 胸突の頭(2,585m)
16:07(15:10) 大樽小屋(1,995m)
16:13 馬返し(1,905m)
17:27(15:40) 展望台野田場(1,770m)
17:02(16:20) 桂木場登山口(1,270m)
17:12-16(16:30-35) 通行止め(1,155m)
( 18:10(17:50) 自宅 )
Door to Door:12'27"(12'10") 登行時間:10'19"(9'30")
延標高差:4,412(4,302)m 速度:428(453)m/h 登行距離:23.2km
休憩:24"(15") 対コースタイム:88(81)%? 万歩計:49,000歩
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台弱駐車可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
信大コースは河原からの取付点が分かりにくい |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25
000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
救急品
ヘルメット
手拭
携帯電話
計画書
雨具上下
ストック
非常食
ザック
カメラ
GPS
ツウェルト
食料
靴(軽登山靴)
手袋(指なし革手袋
ゴアテックス)
食器
ガスバーナー
ガス
|
---|
感想
桂小場登山口まで行けないことは、伊那市の通行規制の情報で分かっていた。900m程手前で通行止めのゲートあり。既に車が3台駐車していた。
台風の雨の影響で大きな石が川に。桂小場に最も近い橋が通行禁止に。
行きは信大コース、迷いやすいとの情報で予め渡渉ポイントをGPSにインプット。
しかし、最初から狂う。県道の終点を更に進むと堰堤の上に。第1渡渉ポイントは堰堤下。構わず、上を渡渉。石伝いに行くが1カ所足首より上に水。
登山道は左岸の上なので藪漕ぎ。すぐに登山道に、しかし、すぐまた河原に戻る。2回目の渡渉。これなら、渡渉せずに左側(右岸)の河原を真直ぐ行けばよかった。地図を確認して河原を行くと目の前に巨大な堰堤。新しく地図に載っていない。左に巻道があるはずと探すと登山道らいい道があり進むと廃道でまた河原に落ちている。堰堤まで行くと左に階段。登ったところが以前登山道だったところか。更に階段で巨大な堰堤の上まで。そこから緩やかに堰堤上の河原。3回目の渡渉ポイント、登山道への取付きを探すがよく分からない。渡れるところで渡渉。取付が分からず進む。
大きな岩の岸壁が迫ってくる。水際を通りそこから取付く。すぐに登山道を見つける。(後で地図で確認すると地図上の登山道はもっと手前から山を登る。)しかし、少し行くと登山道の道標あり。
ここで早とちり。新しい下山道と勘違いして沢沿いに進み間違いに気付き戻る。この新しい道は整備されており歩きやすい。
途中右に行く道があったのは旧道に行く道か。
大正2年の遭難では記憶は定かでないが信大コースでも数名の先生、生徒が必死に帰還しようとしたが尽きたようだった。沢の方に下った人もいたので旧道か。標高1,850m近くでしらべ平小屋が突然現れる。
更に数分登ると尾根に出る。ここで旧道と合流。まだまだ尾根の登山道までは長い。これ以降は間違えるところがないので手短に。
しかし、下りの道(信大コース分岐点-馬返し-桂小場)は素晴らしくよい登山道で非常に歩きやすかった。
胸突の頭を過ぎると尾根に出て眺望が。目の前に御嶽山。
ここから稜線コースと西駒山荘コースに分かれる。
8月にリニュアルした西駒山荘に向かう。西駒山荘前では遭難時は屋根のない岩室で暴風雨に苛まれた往時を偲ぶ。ようやく食事と水補給。
ここまで誰一人と会わず。
これからは標高差は大したことはないがまだまだ遠い。15分弱で「聖職の碑」37名を亡くした遭難記念碑に。冥福を祈る。
その後、馬の背を行くがようやく下山(周回)する登山者とすれ違う。女性が多い。予定より30分遅れて山頂に到着。流石に人が多い。
食事をする予定だったがカメラタイムのみで下山。
中岳経由で宝剣山荘へ。下りは早い。まだ余力はありそう。
宝剣岳っまで行こうかと頭をよぎったが山頂は恐らく渋滞していそうなので断念。早々に下る。
広々としたカールを下るのかと思ったが、駒飼ノ池以降は急斜面、トラバースの連続でゆったりした雰囲気はなかった。分岐点あたりで道を間違えている女性2名に声をかける。
千畳敷駅から来た人で周回コースを選んだ人は意外なアルバイトで苦戦している様子。5万分の1のコースタイムも厳しいように思われる。
GPSでは将棊頭山の位置が違う。将棊頭山に行くため稜線コースを選択。
迷い易いとのことであったがピンクリボンが頻繁にあるので分かりやすい。しかし、ハエマツで道が隠れていたり、トラバースから上に登ったりするので分かりにくいと感じる人はいるかもしれない。
今回も予定より50分近く遅れた。もっと余裕を持った計画にしなければいけない。
今回、大正2年に遭難してから101年。昨年、今年と新聞を賑わしていたので1度行ってみたいと考えていた。
この8月には新田次郎の次男、藤原正彦さんも西駒山荘まで登ったとのこと。この機会に新田次郎の「聖職の碑」を読み返そうと思ったが見当たらず、不確かな記憶を辿りながらの山行になった。
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