山上ヶ岳から八経ヶ岳
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- GPS
- 10:55
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 2,529m
- 下り
- 2,833m
コースタイム
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 10:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
https://postinn.jp/ 登山当日朝、タイムズカーで清浄大橋駐車場に移動してラン開始。 天川川合に下山後、天川タクシーに電話して清浄大橋駐車場まで乗せてもらって(3460円)、車回収。 天川川合と洞川温泉の間に奈良バスが運行しているが、1日6〜7往復なので、下山後の利用だと待ち時間が長くなるかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・鐘掛岩付近と、国見岳〜七曜岳の区間は岩場や鎖場が多い(鐘掛岩は西側を巻くこともできる)。 ・川合道と林道の出合いは道を間違えやすい。写真60ご参照。 ・コースのプランニングについては感想欄ご参照。 |
その他周辺情報 | 洞川温泉センター。食事処はない。 http://www.dorogawaonsen.jp/sightseeing/127/ 洞川温泉街には食事処がいろいろ。 天川川合には食事処がほとんどない。 どちらにもコンビニはなし。 大峰奥駈道上の小屋や水場については以下のサイトが詳しい。 https://y2lab.org/trip/2016-05-05/refuge-hut-and-water-supply-point-of-northern-okugake-trail/ |
写真
感想
「大峰山に登ってみたい」――そう思って調べるうちに、八経ヶ岳と山上ヶ岳を両方回ってみたくなった。八経ヶ岳は言わずと知れた関西最高峰で、今はこれを指して大峰山と言うことが多いようだ。一方で、その昔は大峰山と言えば山上ヶ岳のことだったそうで、今でもテレビでは山上ヶ岳とその付近の宿坊とか行場が紹介されることの方が多い気がする。
実際に山上ヶ岳から八経ヶ岳まで縦走して感じたのは、このエリアの奥深さ、山の美しさ。テレビ見過ぎのせいか、自分のなかでの大峰山のイメージは、岩場、鎖場、修行、ハードな山道の連続・・・といったものだった。鐘掛岩や国見岳〜七曜岳の区間は確かに岩と鎖でハードだけれど、その他の区間は概してなだらかで、緑が美しく、終始セミや鳥の鳴き声に包まれていた。
清浄大橋から七曜岳あたりまでで出会ったのは松清茶屋の早番の方1人だけ。本当に静かで奥深い山だった。行者トンネル西口の駐車場を拠点にする人が多いせいか、行者還岳から明星ヶ岳までいったん賑やかになり、そのあとはまた静かなトレイルに戻る。
ただ、とにかく長い。しかも今回自分が頑張って辿った稜線は大峯奥駈道全体の4分の1にも満たない。この長さ、奥深さが大峯奥駈道の魅力なんだろうな。
コースのプランニングについて
・どこかの駐車場から八経ヶ岳と山上ヶ岳両峰を回ってまた戻ってくるというのは、どこをスタートにしても自分の体力では無理そうなので、タクシーまたはバスを使った「8割周回」にした。タクシーにするかバスにするかは下山後に決める(バスの場合は洞川温泉街から清浄大橋駐車場まで頑張って歩く)、下山が遅くなったら車の回収は翌朝でもOKというプラン。
・ランの途中でバテた場合のエスケープルートとしては、一ノタワの北側または西側の分岐から行者トンネル西口駐車場に下って天川タクシーを呼ぶことを考えていた。ただし、好天の休日はタクシーの予約が混むこともあるようだ。天川村のタクシーは天川タクシーの1台のみ。
・逆にもっと脚力があれば、洞川温泉街に泊まり、そこから洞川自然研究路が清浄大橋まで続いているので(山と高原の地図には下半分しか載っていない)、天川川合と洞川温泉街の間のバスを使うだけで車道歩きなしで「9割周回」が可能。熊渡とみたらい渓谷遊歩道を経由すれば完全周回も・・・。
・今回のコースで使えた水場は、お助け水、小笹の宿の沢、行者の水場の3か所。山上ヶ岳北側の茶屋や宿坊は朝早かったせいか、ひっそりと静まり返っていて水を補給させてもらえる雰囲気ではなかった。弥山小屋では飲み物が買えた。行者還避難小屋の炊事場には蛇口があるらしいが、出ないことも多いと聞いていたので立ち寄らず。
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