白馬岳〜唐松岳【ウルップソウ・ツクモグサ・ライチョウ・ご来光・白馬三山縦走に不帰ノ嶮て詰め込みすぎたかな(;'∀')】


- GPS
- 18:49
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,481m
- 下り
- 2,457m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:12
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 11:34
天候 | 1日目:ガスガス(強風) 2日目:晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:八方池山荘からリフト2本とゴンドラ乗り継ぎ山麓駅まで、そこから徒歩で八方第3駐車場 栂池ゴンドラ、ロープウェイ片道:2,000円 https://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html 八方リフト、ゴンドラ片道:1,900円 https://www.nsd-hakuba.jp/green/happo/alpenline.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースに不帰ノ嶮を含みますので当然危険箇所は在ります。 ◆自然園駅〜白馬大池 最初はぬかるみの多い登山道を歩きます。天狗原を過ぎると大きな岩がゴロゴロした歩きにくい結構急な登山道になります。途中短い区間ですが雪渓が出てきますので念のためすべり止めがあった方がいいと思います。雪渓を超え白馬大池まではまたゴロゴロ岩の登山道になります。 ◆白馬大池〜小蓮華山〜白馬岳 全体にガレた尾根の登山道です。天狗原からのような急登ではありませんがアップダウンはあります。登山道脇にはこの時期ならではのコマクサ、ハクサンコザクラ、ウルップソウ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲ等の沢山の花々が咲いており目を楽しませてくれます。基本的に危険な箇所はないですが、ガスってる場合の道迷いや強風時は注意が必要です。 ◆白馬岳〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜天狗山荘 杓子岳・白馬鑓ヶ岳方面は登山者がかなり減ります。杓子岳のピークに行くときは山頂直下はガレた急登です。(杓子岳はトラバース道あり)。杓子岳から白馬鑓ヶ岳まではいったん標高差150mちょっと下りまた250mを一気に登ります。天狗山荘の手前で鑓温泉に降りるルートの分岐があり猿倉方面はこちらを降ります。分岐先からはまた登山者が減りが天狗山荘に着いた時間によっては不帰方面アタックは避けた方が良いでしょう(この日はAM8時に天狗山荘を出発して唐松岳着が12時半ころで4時間半かかりました)。天狗山荘までは相変わらずのお花天国でこちらのほうがウルップソウの状態は良かったです。 ◆天狗山荘〜不帰ノ嶮〜唐松岳 ヘルメット着用とトレッキングポールは格納しておくことを推奨します。 3大キレットの一つの不帰ノ嶮ですが、その前に天狗の大下りという難所があります。個人的には不帰ノ嶮よりこちらの方が嫌でした。鎖場もありさらに標高差300mを一気に下るのですが、その斜度がえげつない感じです。決して登りで利用したくありません。登りの場合は天狗の大登りに大化けします。逆から来られた方は息も絶え絶えという感じで登っていました。そして不帰ノ嶮ですが岩場の経験が多くない方は避けた方が無難だと思います。情報通りの危険な登山道になります。前に行った八峰キレットの時よりは岩場ルートの距離は短めな感じですが、核心部の曲北峰はかなりの高度感があり鎖場で足を置くスペースが狭い箇所もありかなりの緊張を強いられました。落ちたら死んじゃいそうだなとか思いながら歩いてました。その他喫や曲南峰までも気が抜けない登山道です。曲南峰まで来れば唐松岳まではそんなに難しくはないですが、八方から唐松岳までの登山道のような簡単なルートではないので気を付けた方が良いです。逆からのルートですが不帰ノ嶮の詳しい情報はこちらから↓ https://thejapanalps.com/nakata-map/kaerazuno-ken/ 個人的には今回通った白馬方面から唐松岳に抜ける不帰ノ嶮の核心部を登るルートの方が良い気がします。 ◆唐松岳〜八方池山荘 危険箇所はありません。傾斜も緩く登りやすく下りやすい登山道です。人が多いのもうなずけます。こちらもお花いっぱいですので登山の経験が少ない方は唐松岳までピストンでも十分に楽しめると思います。 |
その他周辺情報 | 八方の湯 入浴料金:大人(中学生以上)850円、小人(小学生)500円、幼児(3歳〜未就学児)300円 営業時間:2023年 7月16日〜10月29日・10:00〜21:00(受付終了20:30) 毎週木曜日は館内メンテナンスの為、正午よりの営業 https://hakuba-happo-onsen.jp/happo/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
保険証
時計
サングラス
タオル
ストック
ヘルメット
携帯トイレ
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感想
前から行きたいと思っていた花の時期のしろうまだけ、欲張りなのでウルップソウとツクモグサを見る、白馬三山を縦走する、不帰ノ嶮を制覇する、と目標を立てて計画したのですが、計画した段階で山小屋に空きがなく予約状況とにらめっこすることに、他の人がキャンセルする隙をみて空きがでた段階ですぐに予約できました〜ラッキー(*´ω`)、今年からは行動制限が緩和され混雑するので山小屋予約にも四苦八苦しそうです。幸運にも山小屋予約できて白馬岳に行ってきた訳ですが、時間と金銭に余裕があればもう1泊したかったですね〜途中の天狗山荘とかがいいかもです。お花の時期の白馬岳はそりゃあもう最高としか言いようがありません。百花繚乱と言ってもいいと思います。実際にちゃんと探したら百種類以上ありそうです。それに加え白馬岳山頂付近でライチョウさんと沢山のヒナに出会え、2日目は天候にも恵まれご来光も見れて杓子岳や白馬鑓ヶ岳山頂で素晴らしい絶景を見れて最高の山行となりました。不帰ノ嶮ですが個人的には白馬〜唐松方面に向かうルートの方が核心部が登りとなり天狗の大下りを登らなくて良いためこちらの方が行きやすいと思います。(核心部を下るのは個人的には嫌です)それでも危険なことに変わりはないので行かれる方は十分に注意して楽しんで頂けたらと思います。唐松岳を一つのゴールにしてたせいか、その先は楽だと思い込んでいましたが意外と長いです。八方池に着くころにはヘロヘロ状態になってました。八方から唐松岳の登山道は歩きやすくお花天国ですので唐松岳ピストンは登山経験の少ない方にもおススメです。三大キレット残り一つ(大キレット)か〜まぁいつか行ってみたいと思います。
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