金曜昼から有給,高速をドライブしてやってきました。夕闇の迫る白水湖畔からの夕景。立ち上る煙は大白川温泉の源泉。
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金曜昼から有給,高速をドライブしてやってきました。夕闇の迫る白水湖畔からの夕景。立ち上る煙は大白川温泉の源泉。
朝3時半スタート。平瀬登山口休憩舎でゴソゴソしていると,同じく早出の方から「一緒に行きませんか?」とのお声かけ。暗闇の一人旅も仲間がいると安心。1時間もすると木々にうっすら光が差し,大雲海の上がオレンジ色に。
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朝3時半スタート。平瀬登山口休憩舎でゴソゴソしていると,同じく早出の方から「一緒に行きませんか?」とのお声かけ。暗闇の一人旅も仲間がいると安心。1時間もすると木々にうっすら光が差し,大雲海の上がオレンジ色に。
4時55分頃,ご来光。辺りが明るくなると花たちも存在を主張し始める。オオウバユリ,ホソバノヤマハハコ,ハクサンオミナエシ,ミゾホオズキ,モミジカラマツ。
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4時55分頃,ご来光。辺りが明るくなると花たちも存在を主張し始める。オオウバユリ,ホソバノヤマハハコ,ハクサンオミナエシ,ミゾホオズキ,モミジカラマツ。
「ここでいつも写真を撮ります。」と教えていただいたコブコブ・ダケカンバ。すぐ下には時とともに色を変える白水湖。
振り返れば雲海の向こうに乗鞍や御岳,前を見れば滝雲の別山。景色に見とれながら歩いた。
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「ここでいつも写真を撮ります。」と教えていただいたコブコブ・ダケカンバ。すぐ下には時とともに色を変える白水湖。
振り返れば雲海の向こうに乗鞍や御岳,前を見れば滝雲の別山。景色に見とれながら歩いた。
そして白山ツイン・ピークスが目の前に。大汝まで入れるとトリプレッツ・ピークス。
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そして白山ツイン・ピークスが目の前に。大汝まで入れるとトリプレッツ・ピークス。
時計回りにオオバギボウシ,ノアザミ,イブキトラノオ,クルマユリ。青空バックでどれも美しい。
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時計回りにオオバギボウシ,ノアザミ,イブキトラノオ,クルマユリ。青空バックでどれも美しい。
6時15分。やっと大倉山避難小屋まで上がって来た。雪渓の残る稜線はすぐそこ。なのに遠い...。
中国地方では5月に終わったマイヅルソウが花盛り。ゴゼンタチバナ,ヨツバシオガマ,真っ黄色のオタカラコウとマルバダケブキ。
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6時15分。やっと大倉山避難小屋まで上がって来た。雪渓の残る稜線はすぐそこ。なのに遠い...。
中国地方では5月に終わったマイヅルソウが花盛り。ゴゼンタチバナ,ヨツバシオガマ,真っ黄色のオタカラコウとマルバダケブキ。
時計回り,青空とニッコウキスゲ,お久しぶりのキヌガサソウ,テガタチドリ,タカネアオヤギソウ。花劇場,加速!
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時計回り,青空とニッコウキスゲ,お久しぶりのキヌガサソウ,テガタチドリ,タカネアオヤギソウ。花劇場,加速!
おしべの長いタカネオトギリソウ,イワオウギ,そしてまだまだ咲いてるサンカヨウ。みんなの人気者。
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おしべの長いタカネオトギリソウ,イワオウギ,そしてまだまだ咲いてるサンカヨウ。みんなの人気者。
8時前,この上りを終われば室堂平まで平行移動。タカネナデシコ,タカネマツムシソウ,ミヤマカラマツ,ヒメクワガタ,イワギキョウ。高山感,加速!
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8時前,この上りを終われば室堂平まで平行移動。タカネナデシコ,タカネマツムシソウ,ミヤマカラマツ,ヒメクワガタ,イワギキョウ。高山感,加速!
雲海の向こうにうっすら北アルプス槍,穂。エゾシオガマ,グンナイフウロなど,高いところでしか見えない花が足下に。
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雲海の向こうにうっすら北アルプス槍,穂。エゾシオガマ,グンナイフウロなど,高いところでしか見えない花が足下に。
室堂平のハイマツ帯に出た。ハクサンフウロ,ハクサンボウフウは道ばたの主役。
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室堂平のハイマツ帯に出た。ハクサンフウロ,ハクサンボウフウは道ばたの主役。
室堂平の向こう,雲を纏った別山。あそこまで平行移動できたらピストンするのに...。
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室堂平の向こう,雲を纏った別山。あそこまで平行移動できたらピストンするのに...。
上り始めて5時間。8時30分,室堂とう〜ちゃこ♪御前峰は雲に隠れ始めた。ここまでの道中,クロユリ,ハクサンコザクラ,シナノキンバイ,ミヤマキンポウゲ,コイワカガミの花畑。
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上り始めて5時間。8時30分,室堂とう〜ちゃこ♪御前峰は雲に隠れ始めた。ここまでの道中,クロユリ,ハクサンコザクラ,シナノキンバイ,ミヤマキンポウゲ,コイワカガミの花畑。
一緒の方「あっ,いた!」と小声でフリーズ。御前峰への階段で会ったベビー・オコジョ。すばしこい動きにカメラが追いつかない。
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一緒の方「あっ,いた!」と小声でフリーズ。御前峰への階段で会ったベビー・オコジョ。すばしこい動きにカメラが追いつかない。
2年ぶり,ガスの御前峰。心の目で見よ,北アルプス。この時間は割合空いてました。
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2年ぶり,ガスの御前峰。心の目で見よ,北アルプス。この時間は割合空いてました。
ときどき雲が切れ,小さな紺屋ヶ池,大汝峰が現れる。2年前の同じ時期と比べても雪渓が小さい。
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ときどき雲が切れ,小さな紺屋ヶ池,大汝峰が現れる。2年前の同じ時期と比べても雪渓が小さい。
紺屋ヶ池,翠ヶ池の周りも花畑。イワギキョウ,イワツメクサ,シナノキンバイ,ミヤマタネツケバナ,チングルマ。
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紺屋ヶ池,翠ヶ池の周りも花畑。イワギキョウ,イワツメクサ,シナノキンバイ,ミヤマタネツケバナ,チングルマ。
タテヤマリンドウもあっちこっち。
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タテヤマリンドウもあっちこっち。
イワギキョウ白バージョン。ここだけ咲いていた。
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イワギキョウ白バージョン。ここだけ咲いていた。
セットのきまったチングルマも楽し。
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セットのきまったチングルマも楽し。
この辺りの主役はイワギキョウ。もはやフツーの花に。
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この辺りの主役はイワギキョウ。もはやフツーの花に。
お池めぐりの分岐から御前峰。チングルマやアオノツガザクラの花畑。
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お池めぐりの分岐から御前峰。チングルマやアオノツガザクラの花畑。
「お花松原」に行こうと中宮道を進んだが,ゲキ下りが待ち受けていた。ご一緒した方は日帰りで戻らなくてはならない。引き返して大汝峰をゴールにされた。大汝峰から見る御前峰もなかなかよかった。
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「お花松原」に行こうと中宮道を進んだが,ゲキ下りが待ち受けていた。ご一緒した方は日帰りで戻らなくてはならない。引き返して大汝峰をゴールにされた。大汝峰から見る御前峰もなかなかよかった。
旅の友とお別れし,自分はもう少し先へ。テガタチドリがいたるところに咲く。
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旅の友とお別れし,自分はもう少し先へ。テガタチドリがいたるところに咲く。
雲が流れる七倉山〜四塚山への縦走路。霧の向こうには上り返しが待つ。
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雲が流れる七倉山〜四塚山への縦走路。霧の向こうには上り返しが待つ。
時計回りに,ヨツバシオガマ,スダヤクシュ,タニギキョウ,ダイモンジソウ。
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時計回りに,ヨツバシオガマ,スダヤクシュ,タニギキョウ,ダイモンジソウ。
風が涼しく疲れが吹っ飛ぶ爽やかさ。鞍部の御手水鉢には水が溜まっていた。
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風が涼しく疲れが吹っ飛ぶ爽やかさ。鞍部の御手水鉢には水が溜まっていた。
七倉山への緩やかな上り。暑くないのでどこまでも歩くことができる♪。
この辺りはクロユリのつぼみが多い。ハクサンイチゲ,ハクサンシャクナゲ,ハクサンコザクラの花園。
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七倉山への緩やかな上り。暑くないのでどこまでも歩くことができる♪。
この辺りはクロユリのつぼみが多い。ハクサンイチゲ,ハクサンシャクナゲ,ハクサンコザクラの花園。
13時前,七倉山分岐へ。雪渓の上を歩く。ヒンヤリした風が心地よい。
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13時前,七倉山分岐へ。雪渓の上を歩く。ヒンヤリした風が心地よい。
ハクサンイチゲのパラダイス。
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ハクサンイチゲのパラダイス。
最終ゴールはすぐ向こうの四塚山。出会う人が少なく静かな山歩きを楽しめる。キバナノコマノツメ,ツマトリソウと続く。
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最終ゴールはすぐ向こうの四塚山。出会う人が少なく静かな山歩きを楽しめる。キバナノコマノツメ,ツマトリソウと続く。
ガスの四塚山。文字通り4つの石塚がある。コバイケイソウ,チングルマ,コイワカガミ...。雪が遅くまであったと思われる最後のピークも花の楽園。
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ガスの四塚山。文字通り4つの石塚がある。コバイケイソウ,チングルマ,コイワカガミ...。雪が遅くまであったと思われる最後のピークも花の楽園。
ここにはミツバオウレンの小さな花が,ハクサンコザクラの隙間を埋め尽くすように咲く。
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ここにはミツバオウレンの小さな花が,ハクサンコザクラの隙間を埋め尽くすように咲く。
帰路。ピークは踏まなかったが,七倉山の稜線がたおやかで美しかった。
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帰路。ピークは踏まなかったが,七倉山の稜線がたおやかで美しかった。
14時。室堂まで戻ろう。おいしいビールが待っている。涼しい稜線でマルハナバチが大活躍。ハクサンフウロ・ツインズ。
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14時。室堂まで戻ろう。おいしいビールが待っている。涼しい稜線でマルハナバチが大活躍。ハクサンフウロ・ツインズ。
大汝峰分岐の下,やっと近くに来てくれたホシガラス。独特の鳴き声で存在感有り。
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大汝峰分岐の下,やっと近くに来てくれたホシガラス。独特の鳴き声で存在感有り。
遊び過ぎ,室堂には15時30分と遅い到着。お気楽小屋泊で,御前峰を眺めながら駆けつけ2杯🍺でいい気分♪。夕飯もがっつり食べ,明らかに糖質過多状態。本日の予定を終了。
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遊び過ぎ,室堂には15時30分と遅い到着。お気楽小屋泊で,御前峰を眺めながら駆けつけ2杯🍺でいい気分♪。夕飯もがっつり食べ,明らかに糖質過多状態。本日の予定を終了。
2日目は3時半に支度を整える。御前峰の上に星が瞬く。ヘッデンを点けた行列が山頂へ少しずつ進んでいく。まだ人は少ない。奥の宮も貸し切り状態。ゆっくり参拝。
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2日目は3時半に支度を整える。御前峰の上に星が瞬く。ヘッデンを点けた行列が山頂へ少しずつ進んでいく。まだ人は少ない。奥の宮も貸し切り状態。ゆっくり参拝。
東の空が明るくオレンジ色に輝き始めた。雲海が高く北アルプス方面は見えない。グラデーションは格別。
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東の空が明るくオレンジ色に輝き始めた。雲海が高く北アルプス方面は見えない。グラデーションは格別。
暗いうちは,剣ヶ峰,大汝峰の向こうに白山市方面の明かりが見えた。
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暗いうちは,剣ヶ峰,大汝峰の向こうに白山市方面の明かりが見えた。
雲の中から少し遅れて7/23のご来光。
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雲の中から少し遅れて7/23のご来光。
雲海の彼方,剱岳〜御岳までの北アルプスピーク群がうっすら浮かんだ。
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雲海の彼方,剱岳〜御岳までの北アルプスピーク群がうっすら浮かんだ。
反対側に雲一つない別山,その横には「影」御前峰が霞の中に伸びる。
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反対側に雲一つない別山,その横には「影」御前峰が霞の中に伸びる。
御前峰から下りて朝食一番乗り。室堂ビジターセンターの展望台で撮ってもらいました。次は別山の頂へ行こう。
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御前峰から下りて朝食一番乗り。室堂ビジターセンターの展望台で撮ってもらいました。次は別山の頂へ行こう。
景色がすばらし過ぎていつまでも眺めていたい...が,2日目は帰ることが仕事。室堂平のクルマユリ,ミツバオウレン,クロユリにさようなら。
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景色がすばらし過ぎていつまでも眺めていたい...が,2日目は帰ることが仕事。室堂平のクルマユリ,ミツバオウレン,クロユリにさようなら。
青空に向かって開くイワギキョウにさようなら。
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青空に向かって開くイワギキョウにさようなら。
イブキトラノオと別山にさようなら。
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イブキトラノオと別山にさようなら。
マルバダケブキ,ミヤマカラマツ,ニッコウキスゲにさようなら。
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マルバダケブキ,ミヤマカラマツ,ニッコウキスゲにさようなら。
大倉山で御前峰を見納め。エイリアン・ダケカンバが笑っていた。後は森の中を登山口へ。それにしても,暑い中を上がってくる方が半端なく多い。熱中症が心配。
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大倉山で御前峰を見納め。エイリアン・ダケカンバが笑っていた。後は森の中を登山口へ。それにしても,暑い中を上がってくる方が半端なく多い。熱中症が心配。
下りました。駐車場はどこから来たか?と思うほどの登山者の車が並んでいた。クーラーのノンアルは冷え冷えだった。至高の一杯で復活。
そして,十数年ぶり。楽しみにしていた大白川の露天風呂に浸かる。湖畔の秘湯は貸し切り。ゆっくり汗を流した。
帰路のナビの標示はまだ460km!6時間というのが...。
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下りました。駐車場はどこから来たか?と思うほどの登山者の車が並んでいた。クーラーのノンアルは冷え冷えだった。至高の一杯で復活。
そして,十数年ぶり。楽しみにしていた大白川の露天風呂に浸かる。湖畔の秘湯は貸し切り。ゆっくり汗を流した。
帰路のナビの標示はまだ460km!6時間というのが...。
帰路,御母衣ダム・パーク,荘川桜に道草後,荘川の手打ちそば処「蕎麦正」にて「源流蕎麦」をいただいた。山葵は自分ですり下ろしつゆに添える。塩をちょっと付けて食べるというのが新鮮。蕎麦湯までおいしくいただき,エネルギー充填100%。
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帰路,御母衣ダム・パーク,荘川桜に道草後,荘川の手打ちそば処「蕎麦正」にて「源流蕎麦」をいただいた。山葵は自分ですり下ろしつゆに添える。塩をちょっと付けて食べるというのが新鮮。蕎麦湯までおいしくいただき,エネルギー充填100%。
天気?即席同行者に恵まれて堪能されましたね〜?
お花いっぱい♪工夫の努力もありうまく人混みを避けて良かったですね〜。
羨ましい山行。(*???*).。.:*♡
今回,上りだけ愛知のヤマッパーさんとご一緒しました。さすが地元の方はいろいろ情報をお持ちで,お話が尽きませんでした。
人気の御前峰は人だらけでしたが,四塚山など少し離れると,静かな花畑が広がります。自然とゆっくり向き合える場所がありがたかったです。山は何処も何かあって,すばらしい👍。
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