ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5956585
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳北鎌尾根(山岳会山行)

2023年09月16日(土) ~ 2023年09月18日(月)
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yama_pound その他2人
GPS
26:08
距離
38.0km
登り
2,317m
下り
2,099m

コースタイム

1日目
山行
7:41
休憩
1:42
合計
9:23
6:39
6:51
17
7:08
7:08
43
7:51
7:51
8
7:59
7:59
5
8:04
8:14
5
沢装備に換装
8:19
8:19
28
水俣川・湯俣川の二俣から水俣川へ入渓
8:47
8:49
59
9:48
9:53
30
10:23
10:57
115
北鎌尾根P2への取付
12:52
13:04
57
北鎌尾根P2
14:01
14:28
43
北鎌尾根P3
15:11
北鎌尾根P4
2日目
山行
8:36
休憩
0:56
合計
9:32
6:10
95
北鎌尾根P4
7:45
7:45
73
北鎌尾根P6下
8:58
9:25
148
11:53
11:53
48
独標下の巻道の開始地点
12:41
13:10
152
北鎌尾根P11
15:42
北鎌平
3日目
山行
5:32
休憩
1:52
合計
7:24
5:21
51
北鎌平
6:12
6:42
16
6:58
7:21
100
9:01
9:17
50
10:07
10:27
40
11:07
11:25
36
12:01
12:06
39
12:45
上高地バスターミナル
・槍ヶ岳山荘から上高地バスターミナルまでのGPSログが取れてなかったのでその区間は手書きです。
・コースタイムはヤマパン基準です。
・Tさんのペースが遅く所々で小休止を取っているので休憩時間はもっとあります。
天候 9/16 雲もあるが概ね晴れ。夕方にわか雨あり
9/17 雲もあるが概ね晴れ。陽射しが暑い。
9/18 晴れ→槍の穂先から下山後稜線上はガス→お昼ぐらいから雨
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
・車は出発地の七倉山荘と下山予定地だった中房温泉の駐車場にそれぞれ1台ずつ駐車しました。
・七倉山荘から高瀬ダムへはタクシーで移動。
・最終日の槍から燕まで縦走は諸事情により取りやめて上高地に下山したので、上高地BT〜新島々駅はバス、新島々駅〜松本駅は電車を利用しました。松本駅から中房温泉の駐車場までは松本市内住みの親族から車で送ってもらい、中房温泉の駐車場に駐車していた車で七倉山荘に駐車していた車を回収しました。
コース状況/
危険箇所等
▶ルート状況(2023年9/18現在のものです。)

【高瀬ダム〜水俣川入渓地点】

・ほぼ平坦な一般登山道です。

【水俣川入渓地点〜天上沢〜北鎌尾根P2取付】

・沢靴が有効というかベスト。軽量化のために沢靴を利用しないで下手な小細工をすると沢をさくさく歩けないで時間がかかると思います。

・水俣川は河原の水流を右に左と何回も横断しながら先に進みますが、今回は水量は少なかったのか腰まで浸かることはありませんでした。また、水流は場所によっては流されそうになるほど勢いのある場所もありましたが基本問題なかったです。

・水俣川は高巻くような滝はありませんでした。

・天上沢に入ると水量は多くなり水流も強くなる印象です。小滝も出てきて右岸を高巻く箇所が数か所あります。

・北鎌尾根P2取付にはケルン、ピンクテープあり。見落とし注意!!

・稜線上には水場が無いので北鎌尾根P2取付で必要な水分を沢水で補充して歩荷していきます。

【北鎌尾根P2取付〜北鎌のコル】

・取付からP2までの尾根は薄い踏み跡のある急登。所々で岩混じりの登攀の箇所もありますがしっかりした灌木等があるのでそれらを使って問題なく登っていけます。

・尾根上は薄いですが踏み跡があります。ただしほぼ藪漕ぎです。灌木を使ってガシガシ登る箇所もあります。ここも数か所で岩混じりの登攀の箇所もありますがしっかりした灌木等があるのでそれらを使って問題なく登っていけます。

・P4がビバーク適地(今回宿泊)で、その前後にも小さいスペースですがビバーク適地はあります。(P2付近にもビバーク適地ありますが翌日以降の日程を考えるとP4付近まで進んだ方が良いと思います。)

・P5出だしの傾斜の立った草付岩部分は岩が脆く草付は滑るし良い灌木も無いしザックは重いし万が一でも落ちたアウトなのでフォローの2人にはロープを出しました。(ヤマパンがフリーで登ってみてロープを出す判断をしました。)

・P6にあるザレている箇所は問題なく登れました。

【北鎌のコル〜北鎌平】

・北鎌のコルからは人が多く入っているせいか踏み跡もより明瞭になり藪漕ぎもありません。

・独標は右からの巻道を選択しました。(直上ル−ト予定でしたが諸事情により変更。)

・それ以外の峰は基本尾根上を歩きました。(北鎌平一つ手前の峰は右からの巻き道が明瞭すぎてそこを辿って歩いていたら気が付いた時には峰に復帰せずに北鎌平の下部まで来てました。)

・北鎌のコル〜北鎌平の間には何箇所かビバーク適地があります。(今回は北鎌平でビビバーク。)

【北鎌平〜槍の穂先】

・北鎌平からは槍の穂先下部の左端に見えるカニのハサミを目指してガレた岩場を登っていきます。

・カニのハサミから一段上がると正面に壁が立ちはだかるのでその壁は階段状になっている右上ラインを登ります。登り終えるとまた正面に壁が立ちはだかるのでその壁は左から回り込み正面クラックの右のガバの多いフェースを登ります。左にトラバースできるところまでフェース登ったら(ここまで登ってくると山頂に人がいた場合は人が見えます。)左にトラバースして直上すると山頂の祠右に出ます。

【槍の穂先〜上高地バスターミナル】

・良く整備された一般登山道でルート上に小屋もたくさんあります。
9/16、高瀬ダムを出発
2023年09月16日 05:48撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/16 5:48
9/16、高瀬ダムを出発
林道終点で小休止
2023年09月16日 06:39撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 6:39
林道終点で小休止
名無避難小屋を通過
2023年09月16日 07:08撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 7:08
名無避難小屋を通過
白濁色の高瀬川
2023年09月16日 07:23撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 7:23
白濁色の高瀬川
湯俣山荘を通過
2023年09月16日 07:51撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/16 7:51
湯俣山荘を通過
晴嵐荘へ向かいます
2023年09月16日 07:51撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 7:51
晴嵐荘へ向かいます
飛び石で渡渉
2023年09月16日 07:53撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/16 7:53
飛び石で渡渉
橋も渡る
2023年09月16日 07:57撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/16 7:57
橋も渡る
晴嵐荘を通過
2023年09月16日 07:59撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 7:59
晴嵐荘を通過
左岸に出たけど先に進むのは右岸だった
2023年09月16日 08:03撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/16 8:03
左岸に出たけど先に進むのは右岸だった
ここで沢装備に換装して高瀬川を渡渉
2023年09月16日 08:16撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/16 8:16
ここで沢装備に換装して高瀬川を渡渉
湯俣川と水俣川の二俣
2023年09月16日 08:18撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/16 8:18
湯俣川と水俣川の二俣
右が湯俣川。伊藤新道への登山者が多くいた印象でした。
2023年09月16日 08:18撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
9/16 8:18
右が湯俣川。伊藤新道への登山者が多くいた印象でした。
伊藤新道へ行く人は橋を渡って対岸へ
2023年09月16日 08:19撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 8:19
伊藤新道へ行く人は橋を渡って対岸へ
北鎌尾根を目指す我々は橋下から水俣川に入渓
2023年09月16日 08:19撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 8:19
北鎌尾根を目指す我々は橋下から水俣川に入渓
さくさく進みます
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さくさく進みます
河原を右に左に渡渉しながら先に進みます
2023年09月16日 08:38撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 8:38
河原を右に左に渡渉しながら先に進みます
中東沢出合で現在地チェック
2023年09月16日 08:48撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 8:48
中東沢出合で現在地チェック
小休止後に先に進みます
2023年09月16日 08:49撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/16 8:49
小休止後に先に進みます
左岸に残置物あり
2023年09月16日 09:06撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 9:06
左岸に残置物あり
目の前に見えているのが北鎌尾根か?
2023年09月16日 09:23撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/16 9:23
目の前に見えているのが北鎌尾根か?
千天の出合に到着
2023年09月16日 09:47撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 9:47
千天の出合に到着
出合から天上沢へ進みます
2023年09月16日 09:53撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 9:53
出合から天上沢へ進みます
これは天上沢大滝かな?右岸から巻きます
2023年09月16日 10:10撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
9/16 10:10
これは天上沢大滝かな?右岸から巻きます
北鎌尾根P2取付に到着して沢装備から登山装備へ換装&大休止
2023年09月16日 10:23撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 10:23
北鎌尾根P2取付に到着して沢装備から登山装備へ換装&大休止
沢から水分を補充して歩荷して尾根に取付きます
2023年09月16日 10:57撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 10:57
沢から水分を補充して歩荷して尾根に取付きます
薄い踏み跡あります
2023年09月16日 11:04撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 11:04
薄い踏み跡あります
P2に到着して小休止
2023年09月16日 12:52撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/16 12:52
P2に到着して小休止
P2からの下り
2023年09月16日 13:04撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 13:04
P2からの下り
突入(笑)
ここを登るとP3
2023年09月16日 13:57撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/16 13:57
ここを登るとP3
P3で大休止
2023年09月16日 14:03撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 14:03
P3で大休止
初バリエーションルートのYさんに勉強のため先頭でルーファイしてもらう
2023年09月16日 14:32撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/16 14:32
初バリエーションルートのYさんに勉強のため先頭でルーファイしてもらう
この辺は間違うことは無いかなー
2023年09月16日 14:53撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/16 14:53
この辺は間違うことは無いかなー
ここを越えるとP4
2023年09月16日 15:07撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/16 15:07
ここを越えるとP4
北鎌尾根P4に到着。テント設営後に雨が降ってきた!(ナイスタイミングでした!)
2023年09月16日 15:11撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/16 15:11
北鎌尾根P4に到着。テント設営後に雨が降ってきた!(ナイスタイミングでした!)
9/17、5時出発予定なのでTさんに4時に目覚ましお願いしたのに起きたら5時過ぎだった・・・6時出発で準備を進めて結果6時10分出発
2023年09月17日 06:10撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/17 6:10
9/17、5時出発予定なのでTさんに4時に目覚ましお願いしたのに起きたら5時過ぎだった・・・6時出発で準備を進めて結果6時10分出発
左にP5、P6。中央右はP7
2023年09月17日 06:10撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/17 6:10
左にP5、P6。中央右はP7
P6下。出だしはザレているけ問題なく登れます
2023年09月17日 07:45撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/17 7:45
P6下。出だしはザレているけ問題なく登れます
P6下から独標が見えた
2023年09月17日 07:46撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/17 7:46
P6下から独標が見えた
北鎌のコルに到着して大休止。ここでTさんが水筒落としていることに気付く。そしたら休憩中の山岳会の方が水を分けてくれました。ありがとうございました。(ヤマパンが北鎌平間で歩荷してあげてTさんが全部飲みました。)
2023年09月17日 08:58撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/17 8:58
北鎌のコルに到着して大休止。ここでTさんが水筒落としていることに気付く。そしたら休憩中の山岳会の方が水を分けてくれました。ありがとうございました。(ヤマパンが北鎌平間で歩荷してあげてTさんが全部飲みました。)
北鎌沢右俣を見下ろす
2023年09月17日 08:58撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/17 8:58
北鎌沢右俣を見下ろす
北鎌沢右俣の上部で左へ行くとここに出る。前回北鎌沢からアプローチした時はここから登ってきたなー。と思いだす。
2023年09月17日 09:30撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/17 9:30
北鎌沢右俣の上部で左へ行くとここに出る。前回北鎌沢からアプローチした時はここから登ってきたなー。と思いだす。
この北鎌沢左俣との境の尾根端を登っていき行き詰まりで右にトラバースして草付を登ってきたなー。と思いだす。
2023年09月17日 09:30撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/17 9:30
この北鎌沢左俣との境の尾根端を登っていき行き詰まりで右にトラバースして草付を登ってきたなー。と思いだす。
登ってきた尾根を見返す。頭が白くなっているところがビバークしたP4
2023年09月17日 10:31撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/17 10:31
登ってきた尾根を見返す。頭が白くなっているところがビバークしたP4
独標
2023年09月17日 10:51撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/17 10:51
独標
登ってくるメンバー
2023年09月17日 10:53撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/17 10:53
登ってくるメンバー
独標
2023年09月17日 11:02撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/17 11:02
独標
独標
2023年09月17日 11:46撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/17 11:46
独標
直登ならここを左へ
2023年09月17日 11:49撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/17 11:49
直登ならここを左へ
今回は巻くので右へ
2023年09月17日 11:49撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/17 11:49
今回は巻くので右へ
ハッキリとした踏み跡のある巻道
2023年09月17日 11:53撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/17 11:53
ハッキリとした踏み跡のある巻道
残置物を使用する場合はしっかりしているか確認必須
2023年09月17日 11:58撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/17 11:58
残置物を使用する場合はしっかりしているか確認必須
巻道のコの字箇所は上部の岩が崩落して通りやすくなった?
2023年09月17日 12:01撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/17 12:01
巻道のコの字箇所は上部の岩が崩落して通りやすくなった?
巻道どん詰まりの左壁クラックを登る。(残置ハーケンはぐらぐらしているので一点荷重厳禁。フォロー2人が登る際にスリングを利用して万が一残置ハーケンが抜けてもいいように手持ちスリングでバックアップを取りました。)
2023年09月17日 12:08撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/17 12:08
巻道どん詰まりの左壁クラックを登る。(残置ハーケンはぐらぐらしているので一点荷重厳禁。フォロー2人が登る際にスリングを利用して万が一残置ハーケンが抜けてもいいように手持ちスリングでバックアップを取りました。)
槍ヶ岳がお目見え
2023年09月17日 12:23撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/17 12:23
槍ヶ岳がお目見え
P11で大休止
2023年09月17日 12:41撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/17 12:41
P11で大休止
ルーファイの練習でYさん先頭で出発。しばらく行くと微妙なラインどりをしてすぐに追いつかれるw(行けないこともないラインどりをしていて大きな問題でもないのですが、より簡単なラインどりを見落としていました。)
2023年09月17日 13:11撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/17 13:11
ルーファイの練習でYさん先頭で出発。しばらく行くと微妙なラインどりをしてすぐに追いつかれるw(行けないこともないラインどりをしていて大きな問題でもないのですが、より簡単なラインどりを見落としていました。)
北鎌尾根を歩く!
2023年09月17日 13:13撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/17 13:13
北鎌尾根を歩く!
Yさんに岩は動くことを認識してもらいました。(実際動いてビックリしたそうです。)
2023年09月17日 13:25撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/17 13:25
Yさんに岩は動くことを認識してもらいました。(実際動いてビックリしたそうです。)
振り返りメガネ穴を見る
2023年09月17日 13:29撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/17 13:29
振り返りメガネ穴を見る
ルーファイ勉強中のYさん
2023年09月17日 13:29撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/17 13:29
ルーファイ勉強中のYさん
クラックから登り途中右フェイスを登り最後は左へ
2023年09月17日 14:01撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/17 14:01
クラックから登り途中右フェイスを登り最後は左へ
登っていいよー
2023年09月17日 14:06撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/17 14:06
登っていいよー
北鎌平に到着してビバーク
1
北鎌平に到着してビバーク
登ってくるメンバー
2023年09月17日 15:42撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/17 15:42
登ってくるメンバー
ヘリが到着。現場状況を確認してから一時現場から離脱しその後再アプローチ。
2023年09月17日 16:20撮影 by  iPhone 7, Apple
9/17 16:20
ヘリが到着。現場状況を確認してから一時現場から離脱しその後再アプローチ。
隊員2人がヘリから下りてきて対処してました。(写真はピックアップ中かな?)
2023年09月17日 16:38撮影 by  iPhone 7, Apple
1
9/17 16:38
隊員2人がヘリから下りてきて対処してました。(写真はピックアップ中かな?)
9/18、北鎌平を出発
2023年09月18日 05:21撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/18 5:21
9/18、北鎌平を出発
朝焼けバックに登ってくるメンバー
2023年09月18日 05:29撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/18 5:29
朝焼けバックに登ってくるメンバー
朝日が昇る
2023年09月18日 05:31撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
9/18 5:31
朝日が昇る
ブロッケン
2023年09月18日 05:36撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/18 5:36
ブロッケン
ひと山超えて
槍の穂先の下部に到着
2023年09月18日 05:41撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/18 5:41
槍の穂先の下部に到着
槍の穂先の下部左端にあるカニのハサミを目指します
2023年09月18日 05:45撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
9/18 5:45
槍の穂先の下部左端にあるカニのハサミを目指します
カニハサミから一段登ると正面に壁。ここは階段状になっている右上ラインを登ります。
2023年09月18日 05:56撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/18 5:56
カニハサミから一段登ると正面に壁。ここは階段状になっている右上ラインを登ります。
登り終えるとまた正面に壁。ここは壁を左から回り込み正面クラックの右のガバの多いフェースを登ります。
2023年09月18日 06:03撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/18 6:03
登り終えるとまた正面に壁。ここは壁を左から回り込み正面クラックの右のガバの多いフェースを登ります。
フェイスを登ったら左へトラバースして直上
2023年09月18日 06:11撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/18 6:11
フェイスを登ったら左へトラバースして直上
山頂直下の最後の登り
1
山頂直下の最後の登り
祠右に出ます
2023年09月18日 06:13撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/18 6:13
祠右に出ます
山頂から見た槍ヶ岳山荘
2023年09月18日 06:19撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/18 6:19
山頂から見た槍ヶ岳山荘
山頂から見た槍ブロッケン
2023年09月18日 06:23撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/18 6:23
山頂から見た槍ブロッケン
山頂の祠後ろから見える登ってきた北鎌尾根
2023年09月18日 06:27撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/18 6:27
山頂の祠後ろから見える登ってきた北鎌尾根
時間があったので山頂で記念撮影
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時間があったので山頂で記念撮影
槍の穂先を下ります
2023年09月18日 06:47撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/18 6:47
槍の穂先を下ります
槍ヶ岳山荘に到着して水分補給と大休止
2023年09月18日 06:58撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/18 6:58
槍ヶ岳山荘に到着して水分補給と大休止
さくさく槍沢ロッヂまで下山してここでも小休止
2023年09月18日 09:01撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/18 9:01
さくさく槍沢ロッヂまで下山してここでも小休止
横尾で小休止
2023年09月18日 10:27撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/18 10:27
横尾で小休止
徳澤園で大休止
2023年09月18日 11:25撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/18 11:25
徳澤園で大休止
明神館で小休止しようとするも雨が降ってきたのでカッパを着て先を急ぎます
2023年09月18日 12:01撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/18 12:01
明神館で小休止しようとするも雨が降ってきたのでカッパを着て先を急ぎます
上高地バスターミナルに到着して登山終了
2023年09月18日 12:45撮影 by  RICOH WG-4, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/18 12:45
上高地バスターミナルに到着して登山終了

装備

個人装備
沢靴 沢用靴下 登山靴 靴下 着替え等 その他テント泊登山装備1式 ヘルメット ハーネス 確保器 スリング ロックカラビナ×2 カラビナ×3 マイクロトラクション又はタイブロック
共同装備
4人用テント 30mロープ アルパイン用クイックドロー×3 支点構築用スリング×2 捨て縄×5m ロープ用ナイフ

感想

9/16(土)〜18(月)は山岳会山行で高瀬ダムから槍ヶ岳北鎌尾根に行ってきました。年始総会の計画ではこの3連休は北岳バットレスでしたが当会では長いアプローチのアルパイン人気が無く参加メンバーがなかなか集まらず、テント予約問題もあり、今回はグレードをかなり下げて北鎌尾根に変更してメンバー募集したところTさんとYさんが参加してくれました。北鎌尾根は2度目ですが高瀬ダムからのアプローチは初めてなのでドキドキ。下山も普通に新穂高温泉や上高地に下山するのではつまらないので燕山荘まで縦走して合戦尾根を下って中房温泉へ下山する計画を立てました!
Climbing

ヾ響

・七倉山荘のタクシー待ちの列でひらさんに会いました!山で会うのは何回目?(笑)

・心配していた湯俣〜北鎌P2取付までの沢区間ですが問題なく歩けました。

・北鎌P2取付から尾根に出るまでは薄いですが踏み跡もあり藪漕ぎと言う感じではなく急登ですが快適。尾根上も引き続き薄い踏み跡がありますが藪漕ぎが大変でうんざりしました。

・北鎌のコルからは皆さんが良く感想にあげている通り快適な登山道でした!(そこまでの道のりと比べて快適であって普通の登山道よりは悪いですよw)

・Tさんの体調が万全ではなくかなりバテバテでペースも上がらずだったので、北鎌のコルで敗退するかどうか考えましたがTさんが『大丈夫です。行けます!』と言ったので先に進みました。(北鎌のコルからTさんの荷物のバーナー&コッヘル類は私がストックと共装のテントフライはYさんが持って登りました。)

・北鎌のコルでは藪漕ぎ中に水筒を落としたTさんに横浜山の会さんから貴重なお水を分けて頂きありがとうございました。(分けて頂いた水は私が歩荷して北鎌平でTさんへ全部渡しました。)そのおかげでバテバテのTさんもなんとか最後まで頑張れて結果メンバー全員無事に北鎌を完登することができました!本当にありがとうございました。また何処かでお会いした時はよろしくお願いします。

・バリエーションルート初チャレンジのYさんにいろいろ勉強してもらおうと何箇所かで先頭でルーファイしながら歩いてもらいました。一本道みたいなところは問題なく行けてましたが直登?右巻き?左巻き?みたいなところではたまに判断ミスとまでは言えませんがより簡単に通れるラインを見逃したりしてたので今後たくさん経験を積んでより良い条件のルートを選べるようになって欲しいです。(本人も、『あーそっちでしたかー』と後で分かっていたし、ルーファイのコツもしっかり教えたのですぐにルーファイも上手くなるでしょう。)

・前回右往左往した槍の穂先の登攀ですが今回は問題なくすんなり登れました。(下部はカニのハサミを目印にして登っていき、最後は右から左へトラバースして最後は直上ぐらいしか覚えてませんでしたがルーファイ上手くいきました。前回もカニのハサミから登りましたが中間部で迷って凹角を無理やり直上して最後の直上に繋げてました。今回のルート取りの方が簡単でした。)

・体調が万全ではないTさんを考慮して皆で協議して予定していた独標直登は止めて巻道を使用。最終日の燕山荘までの縦走も取り止めて上高地へ下りました。上高地までの長い道のちは退屈でした。(高山病かも?と言っていたTさんは殺生ヒュッテのあたりでもう元気になってましたが・・・w)

・夜は寒くなくダウン上下とも必要なかったです。(3シーズン用シュラフも暑くて夜が更けて気温が下がるまでシュラフに入らず布団代わりにしてました。)最終日の明神館以降で雨に降られましたがレイン下も未使用でした。もう少し荷物を減らせることができるかなーと思いました。

・9/17に槍の穂先で滑落事故がありましたが最悪の結果にはならなかったことは幸いでした。(要救助者は滑落から2時間後ぐらい?に長野県警のヘリでピックアップされていきました。)私は縦走中で落石音と女性の悲鳴で槍の穂先で落石があったことを認識しました。その後、右から左へ動く白服の人影を確認できたので落石のみで滑落者はいないと思ってましたが歩いていくうちに『〇〇さん、がんばれー!ヘリを呼んだよー』の声で滑落者がいたことに気付き良く見ると白服の人影よりだいぶ下の方で赤服の人影を確認できました。大丈夫かなー、と思いつつも私がすぐそこまで行って何かできるわけでもないのでそのまま北鎌平を目指して歩いているとヘリが来る前に北鎌平に到着してしまいました。予定通りテントを張り終えるとようやくヘリが来ました。ヘリが来るまでの約2時間(私が見た過去事例から長野も岐阜もヘリ要請してから2時間ぐらいはかかると見積もってたほうがみていいと思います。富山は1時間ぐらい?)私ならどうしていただろうか?と考えながらメンバーと事故後の対応について話し合いました。
 
反省

・今回朝食と夕食はお湯を沸かして作るものを持っていきましたが稜線上に水場は無く歩荷する量も限度があるので飲み水は加減しながら飲みました。最初からお湯を使わないものでの朝食と夕食を持ってきていれば水の量を気にせずに水を飲めたのになー。と反省しました。次に水問題のある尾根を歩く時はあまり好きではない菓子パンも食事の選択肢に入れようと思いました。

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コメント

また会いましたね♪
湯俣で別れたので竹村新道かと思ってました。
まさかあそこからの北鎌尾根とは初心者のボクには想像できませんでした。素晴らしい!
ボクらも間違って高瀬川飛び石渡渉してから道間違いに気づいた口です(笑)
当初の予定通りではなかったようですが無事下山して何よりです。
またどこかで会えたらいいですね(^_^)
2023/9/20 16:45
ひらさん、地元の粟ヶ岳で会うならいざ知らず北アや南アで会うなんて不思議ですね(笑)
ひらさんも長い距離あるかれたようで・・・お疲れさまでした。また何処かで!
2023/9/20 17:12
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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