三ノ沢岳・千畳敷ルート(日帰り)

2024年03月11日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.1km
• 登り: 596m
• 下り: 602m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:33
• 休憩: 0:22
• 合計: 4:55

9:35 千畳敷駅
10:10 10:10 極楽平
11:17 11:17 2676ピーク
11:20 11:20 最低鞍部
11:44 11:44 ケルン(慰霊碑)
12:03 12:25 三ノ沢岳
12:35 12:35 ケルン
12:52 12:52 最低鞍部
12:57 12:57 2676ピーク
14:03 14:03 極楽平
14:30 14:30 千畳敷駅
14:30 ゴール地点

天候

03/11(月)→はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■菅の台バスセンター(駐車場)
■アクセス→長野道・駒ヶ根IC〜約5分。
■駐車台数→300台
■トイレ→あり。
■水場→あり(冬季閉鎖中)
■登山ポスト→あり(出口ゲート)
■1日800円(24時間営業)

コース状況／危険箇所等

★菅の台バスセンター(850m)
上記のアクセス欄を参照して下さい。
路線バスでしらび平駅へ向かいますが、1席2人掛けで座りザックは膝の上に置くスタイルです。テント泊装備の場合は膝が痛くなり、雪山装備(ピッケル・アイゼン・スノーシュー・チェーンスパイク)の刃がむき出しにならないように注意が必要です。
千畳敷は上高地のようにドル箱路線なので、ザックを床下に収納できる路線バスに変えてほしいです。

　
★しらび平駅(1,662m)
菅の台バスセンターから約30分でしらび平駅に到着です。
下記の内容でしらび平駅の手前2kmで工事があり、工事区間の約100mを乗り継ぎバスまで歩く必要があります。
工事期間→03/10(日)〜03/31(日)の内10日間(期日未定)
バスの始発に先頭で乗車できましたが、オンラインチケットを購入したQRコードが提示できず最後にバスを降車します。
QRコードが確認できないとロープウェイには乗れないので、しらび平駅切符売り場の専用端末で購入時の氏名・電話番号を入力してオンラインチケットの購入を確認してもらいます。
下山時にも同じ説明が必要になるので専用端末の画面を写真撮影して下山のロープウェイ・路線バスで提示します(QRコード・紙チケットの再発行なし)
菅の台バスセンターから電波環境が微弱でほとんど利用できないのでオンラインチケットの購入画面ではなく、購入後のQRコードを必ずスクリーンショットする事が重要です。
平日で路線バス・ロープウェイが空いていた状況なのでロープウェイの始発5分前に最後尾で乗車できましたが、週末や対応が遅れた場合はロープウェイの遅延 or 次便に乗車する可能性が高いです。
路線バスを先頭で乗車してロープウェイに最後尾で乗車する形になりスタッフから先頭でロープウェイに乗れるように促されましたが、ロープウェイの始発に乗れるので丁重に断りました。最後尾にロープウェイに乗車した事でロープウェイの扉の前に乗り、結果としてロープウェイも先頭で降車できました。
オンラインチケットの購入手続きは手間(氏名・電話番号・生年月日・カード番号等)が掛かるので、24時間利用可能な紙チケットの券売機を設置して欲しいです。


■千畳敷駅(2,612m)
しらび平駅から約8分で千畳敷駅に到着です。
千畳敷駅の出入口(登山ポスト前)のスペースは狭くて渋滞するので、晴天時は屋外で雪山装備を装着すると快適です。
ホテル千畳敷の内部に売店(山バッジあり)・トイレがあります。


■極楽平(2,846m)
千畳敷駅から約35分で極楽平に到着です。
千畳敷駅から稜線に乗り上げると極楽平〜サギダルの頭の区間に飛び出しますが、雪の状況でルート(冬道)は常に変化します。
駒ヶ根神社の脇からサギダルの頭の岩場の基部まで傾斜45度の斜面を登り、そこから稜線まで傾斜60度〜70度の傾斜を左上にトラバースします。このトラバース上部(サギダルの頭)に高さ3m〜5mの雪庇があり崩落に注意が必要です。トラバース終了点から稜線まで傾斜70度・10mの斜面を登ると極楽平です。
当初はスノーシューで極楽平に乗越す予定でしたが、急斜面(傾斜45度〜70度)でスノーシューから12本爪アイゼンに履き替える場所や時間はなく、登山開始から雪質・積雪量を問わずにアイゼンで問題ありません。
積雪期は極楽平〜サギダルの頭〜三ノ沢岳分岐の区間を自由にショートカットが可能ですが、降雪直後は雪崩の危険があるので夏道ルートの尾根を歩くと安全です。
※今回の乗越し地点は極楽平とします。


■2676ピーク(2,678m)
極楽平から約65分で2676ピークに到着です。
極楽平から三ノ沢岳まで片道2kmの稜線になり、2676ピークが稜線の中間点です。
極楽平から2676ピークまで緩斜面のアップダウンがあり、2676ピークから三ノ沢岳まで急斜面のアップダウンがあります。
2kmの稜線で滑落した場合は伊那側(南アルプス側)は死亡率が低く、木曽側(御嶽山側)は死亡率が高いです。
今回は稜線歩きで1度も木曽側を歩かないルートを選択しましたが、常に雪山ルートは状況が変化するので安全第一なルートファインディング能力が必要です。


■最低鞍部(2,658m)
2676ピークから約5分で最低鞍部に到着です。
最低鞍部から三ノ沢岳まで標高差189mあり、千畳敷駅〜極楽平の次に厳しい登り返しです。
山頂まで3つの偽ピークがあり、木曽側(御嶽山側)に雪庇が張り出しているので注意が必要です。
三ノ沢カールが近く、背後には三ノ沢岳の稜線からしか見る事ができない木曽駒ヶ岳〜宝剣岳の急峻な北西斜面が見えます。


■ケルン(2,764m)
最低鞍部から約25分でケルンに到着です。
昭和70年〜90年の慰霊碑があり、悪天候では道迷いに注意が必要です。
ケルンから3つの偽ピークを登りますが、三ノ沢岳まで標高差89mですが地味に苦しい登りです。


■三ノ沢岳(2,847m)
ケルンから約20分で三ノ沢岳に到着です。
3つ目の偽ピークを山頂と勘違いして絶望しましたが、偽ピークから100mのビクトリーロードの先には本当の山頂があります。
快晴・微風の好条件で登頂できたので、通常の雪山より長く山頂を満喫しました。


■ケルン(2,764m)
三ノ沢岳から約10分でケルンに到着です。
デポしたストックを回収して、最低鞍部まで快適に下降します。
後続にいた登山者1名とすれ違います(2名いたが1名は敗退)


■最低鞍部(2,658m)
ケルンから約15分で最低鞍部に到着です。
ここから極楽平まで標高差188m・65分かけて登り返します。


■2676ピーク(2,678m)
最低鞍部から約5分で2676ピークに到着です。
気温が高く滑りやすい雪質のトラバースや急登が続きます。
2kmの稜線(極楽平〜三ノ沢岳)は登下降を問わず1kmを約60分で歩くとペース配分がしやすくなり、90分を超えたらロープウェイ最終の15時55分を意識しながら下山を急ぐ必要があります。


■極楽平(2,846m)
2676ピークから約65分で極楽平に到着です。
2676ピーク〜極楽平の登り返しも地味に体力が奪われます。
極楽平から千畳敷駅の登下降は登りより下りで柔らかい雪質(積雪量→膝)で足元が崩れて恐怖心が生まれますが、滑落しても約100m下部で止まるので心配ありません(4人目の登山者は尻セードで100m下降)
稜線からサギダルの頭の岩場の下部まで雪庇の崩落に注意しながら素早く通過すれば安全圏に復帰して、稜線から約20分で千畳敷駅に到着です。


■千畳敷駅(2,612m)
極楽平から約25分で千畳敷駅に到着です。
これで無事に山行が終了です。
ホテルスタッフと2月〜3月の天候・滑落事故・雪崩について意見交換しました。
ロープウェイ(約8分)でしらび平駅へ向かいます。


★しらび平駅(1,662m)
千畳敷駅から約8分でしらび平駅に到着です。
ロープウェイ乗車は約20名、南アルプス連峰の山座同定をしながら下ります。
路線バス(約30分)で菅の台バスセンターへ向かいます。


★菅の台バスセンター(850m)
路線バス乗車は約10名、野生の猿やカモシカを見ながら下ります。
山行を共にしたお二人に感謝して、無事に全ての山行が終了です。


★マーク→路線バス・ロープウェイ移動。
■マーク→登山区間。


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★その他の注意点
三ノ沢岳・千畳敷ルートの区間は距離→5.5km・標高差→235m(千畳敷駅〜三ノ沢岳)・コースタイム→06時間15分になりますが、日帰りが可能です(無雪期の場合・山滑走を除く)
日帰りで登頂するには雪質・積雪量・天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。


★オンラインチケットの購入・提示について
路線バス・ロープウェイのオンラインチケットを購入した場合は、購入画面ではなく購入済みのQRコードの提示が必要です。　
今回はQRコードの提示が上手くできずトラブルが発生しましたが、始発の路線バス・ロープウェイに乗車できて無事に三ノ沢岳へ登頂できました。
上記のしらび平駅の項目に詳細を記載しています。
※現金→3,690円、オンライン→3,490円(菅の台バスセンター↔︎千畳敷駅)


★千畳敷カールのスキー滑走について
下山後にホテルスタッフと千畳敷カール内のスキー滑走について聞いたところ、乗越浄土〜八丁坂は登山ルートなので滑走禁止です。
それ以外のコース(■極楽平の南西斜面・宝剣岳の南斜面・伊那前岳の南西斜面)は滑走可能ですが、登山者がいる場合は極力スキー滑走は控えてほしく禁止ではなくお願いベースです。
通常は千畳敷カール内に登山者がいるので、スキー滑走で誘発された雪崩で登山者が事故に遭遇する危険が高く損害賠償問題に発展します。
なかなか登山者がいる状況で滑走するスキーヤーはいませんが、04/08(月)〜04/12(金)の5日間はロープウェイが定期点検で運休するので問題なくスキー滑走が可能です。
入山は桂小場登山口からの長いルートになりますが、ぜひ宝剣岳の南斜面を滑走するスキーヤーを見たいです。
直近では2020年1月〜6月までロープウェイの支柱に変形があり、復旧工事でロープウェイが長く運休した時に千畳敷にスキーヤーが集まりました。


★千畳敷ルートについて
通年、千畳敷駅から三ノ沢岳へ1番歩かれている登山ルートですが、積雪期は千畳敷駅〜極楽平〜サギダルの頭〜三ノ沢岳分岐の区間はショートカットが可能なのでルートファインディングが重要です。
また滑落・雪崩・落石・雪庇の崩落に注意が必要です。
千畳敷カールはライブカメラで確認できます。


★雪崩について
千畳敷ルートの雪崩エリアは4つあります(写真添付)
�＼蘊�敷駅〜極楽平　��極楽平〜三ノ沢岳分岐のショートカット　��2676ピーク手前の200mトラバース　�ぅ吋襯鷯緝�
今回は�，派汁慇稱�の危険があり、雪庇の崩落で誘発される雪崩にも注意が必要です。


★積雪量について
長野県道75号線には凍結・積雪があり、最新の天気予報を確認して下さい。
当日の登山道は、千畳敷駅〜三ノ沢岳(登山区間)まで常雪です。
菅の台バスセンター〜しらび平駅→0cm〜3cm、しらび平駅〜千畳敷駅→3cm〜310cm、千畳敷駅〜極楽平→310cm以上、極楽平〜三ノ沢岳分岐→10cm〜80cm、三ノ沢岳分岐〜最低鞍部→80cm〜100cm、最低鞍部〜三ノ沢岳→→100cm〜80cmです。
登りでは雪が降らなくても下りで雪が降る場合があり、少しでも安全に登山できる装備をする事で登頂確率が上がります。


★登山ポストについて
三ノ沢岳・千畳敷ルートには、2つの登山ポストがあります。
�／�の台バスセンター　�▲曠謄訐蘊�敷
�，録�の台バスセンター駐車場の出口ゲート脇(用紙・ペンあり)
�▲曠謄訐蘊�敷の出入口(用紙・ペンあり)
登山ポストはありませんが駒ヶ根ファームスにある駒ヶ根市観光協会の窓口で、営業時間内に登山届けの提出が可能です(用紙・ペンあり)
登山計画書は事前にオンライン提出が可能です。


★三ノ沢岳について
三ノ沢岳には�＼蘊�敷ルート　�▲好筌淅�根ルート　�Ｆ班姑�根ルート　�ざ�木岳 or 檜尾岳縦走ルート　�ヌ攸湘賊曠襦璽�(中八丁峠〜キニバ岩〜独標)の5つルートがあり、通年�，�多く利用されています。


★水場について
地図では三ノ沢岳・千畳敷ルートには水場がありません。
菅の台バスセンター・しらび平駅の売店・ホテル千畳敷の売店がありますが、それ以外は飲料水を歩荷・雪を食べる・雪から水作りする方法しかありません。
今回は水0.8L担ぎ上げ0.8L残り、行動中は稜線(極楽平〜三ノ沢岳)で5口だけ雪を食べながら歩きました。


★駐車場について
三ノ沢岳・千畳敷ルートには1つの駐車場があります。
�／�の台バスセンター(300台)があります。
上記のアクセス欄を参照して下さい。
駐車場は1日800円ですが24時前に駐車すると、2日分の1,600円の駐車料金になるので注意が必要です(翌日に下山の場合)
また駐車チケット紛失に注意、車中泊は可能、トイレ・水場(冬季閉鎖中)があります。


★山小屋の営業について
三ノ沢岳・千畳敷ルートには、山小屋がありません。
日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。


★マーキングについて
三ノ沢岳・千畳敷ルートにある少ない道標は雪に埋まりありません。
三ノ沢岳分岐〜三ノ沢岳まで2kmの雪稜では、ルートファインディング能力が必要です。
心配な方はピンクテープ・赤旗を持参すると便利です。


★天候や服装について
三ノ沢岳・千畳敷ルートは樹林帯がなく、降雪後はザックカバー・ゲイター・タオル・合羽・着替えがあると快適です。
標高2,500mを超える山域になり、稜線・雪稜は寒い環境なので防寒・防風対策が必要です。
当日は気温-7℃〜11℃あり、平均気温は-3℃です。
悪天候では装備や服装に気を配り、金属(ピアス・指輪)による凍傷に注意が必要です。　


★幕営適地について
三ノ沢岳・千畳敷ルートには、稜線(極楽平〜三ノ沢岳)に3つの幕営適地があります(写真添付)
森林限界を超えた樹林帯のない稜線は強風エリアでテントは雪壁が必要になり、雪洞・イグルーが強風の影響を受けにくいです。
幕営する場合は携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。


★熊の出没について
三ノ沢岳は熊の生息地になり、想像以上に身近に熊がいます。
「熊はいない・熊は冬眠している」という思い込みは危険です。
木曽駒ヶ岳と比べて非常に登山者が少ない登山ルートなので、熊に十分に注意が必要です。


★スノーシューについて
当初は�＼蘊�敷駅〜極楽平、��極楽平〜最低鞍部までスノーシューを利用する計画でしたが�，老梗�45度〜70度の急斜面で使えず、�△魯▲ぅ璽鵝Ε團奪吋襪�必要なトラバースがありアイゼンとスノーシューの着脱が多く予想されたので今回の山行では不使用です。


★山バッジについて
積雪期は多くの山小屋が冬期閉鎖して三ノ沢岳・千畳敷ルートに山小屋がありません。
�，靴蕕喨娠悗稜篥后´▲曠謄訐蘊�敷の売店　�６陬�岳ファームスの売店で山バッジの販売があります(写真添付)


★山行でスノーシューや雪山装備を持参して必要がなくデポする場合は、登山道から外れた場所やワイヤー・南京錠で必ず施錠しましょう。
高額な雪山装備の盗難に最大の注意が必要です(同様にアイゼン・ピッケルも含む)


★菅の台バスセンターまで長野県道75号線の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。
また一般道・林道・登山道の崩落・土砂災害・台風による交通規制や様々な注意報(雷・大雨・大雪・雪崩)に注意が必要です。


★当日の三ノ沢岳・千畳敷ルートでは登山者のすれ違いは登り2名、下り1名です。
日照時間が長くなりましたが日帰りでは装備・服装・天候が重要です。
特に単独登山者はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。


★ヘルメット・12本爪アイゼンは全行程で使用しました。
ストック・Wピッケルは稜線(極楽平〜三ノ沢岳)の登下降で交互に使用しました。
スノーシュー・チェーンスパイク・ゴーグルは携帯しましたが不使用です。


★緊急時の連絡先
�ゞ陬�根警察署→0265-83-0110(代表)


★今回の山行の危険箇所
�＼蘊�敷駅〜極楽平の急登→滑落・雪崩・落石。
��2kmの稜線(極楽平〜三ノ沢岳)→滑落・雪崩。


★千畳敷駅→09時35分に気温-7℃、三ノ沢岳→12時03分に気温0℃、千畳敷駅→14時30分に気温2℃です。
気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。
当日の日の出→05時56分、日の入り→18時03分と活動時間は長くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です。


★三ノ沢岳・千畳敷ルートの千畳敷駅〜極楽平の区間では落石に注意が必要です。
単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。
雪崩・落石を発見した場合は、後続の登山者に恥ずかしがらず大声で「アバラーンチ」「ラーク」と知らせてあげましょう。


★三ノ沢岳・千畳敷ルートにはトイレが3つあります。
�／�の台バスセンター　�△靴蕕喨娠悄´�ホテル千畳敷
�´↓�は通年→利用可能です。
原則トイレがないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。


★三ノ沢岳・千畳敷ルート(千畳敷駅〜三ノ沢岳)では、スマートフォンの電波が10割入りました(時期・天候・機種による)
路線バスの菅の台バスセンター〜檜尾橋の下部は電波あり(ソフトバンク・ドコモは電波なし・AUは電波あり)、檜尾橋の上部〜しらび平駅は圏外です(バス運転手より)
暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリーが必要です(充電ケーブル含む)


★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。
電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。
地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。
登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。


★積雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。また登山道や踏み跡が草木で隠れて道迷いしやすい状況です。
ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。


★標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。
登山ルート・距離・歩行時間は参考程度にして下さい。


★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。
また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。
しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。


★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。
これらは早めに済ませて落石・滑落・雪崩など危険回避に神経を使いましょう。


★積雪量が多く強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下による怪我や事故に注意が必要です。
日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・ゴーグル・バラクラバがあると便利です。


★今回の山行
今回は2月に雨で中断した中央アルプスの三ノ沢岳を目指します。主稜線から外れた三ノ沢岳は路線バス・ロープウェイで千畳敷まで簡単に標高を稼げますが、積雪期は登山者が少ないので注意します。　
極楽平方面へ向かう登山者は3人で、先行者2名はサギダル尾根から宝剣岳を目指すと勝手に思っていましたが、挨拶を交わすとお互いヤマレコユーザーと知り即席の3人パーティーで三ノ沢岳を目指します。
特に雪山に登る登山者は狭い場所に密集するので、平日の快晴・微風の好条件で色々な山話しをしながら雪稜を歩きました。
文句なしの雪山日和で登頂できて下山が惜しくなりますが、翌日は吹雪なので仕方なく下山します。
千畳敷駅から三ノ沢岳は標高差235m・距離5.5kmと数字上は楽して登頂できる印象ですが、ロープウェイで標高を稼いだ割に簡単な雪山はないと実感しました。
今季1番の好条件で登頂できて、山行をご一緒したお二人に深く感謝です。


★菅の台バスセンターの3km圏内はガソリンスタンド・コンビニ(高速・JR駅・飲食店)があり、とても便利なエリアです。
場所によって車中泊の禁止・火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。
長く細かい説明になりましたが『安全第一』で三ノ沢岳を楽しんでください。

その他周辺情報

■早太郎温泉・こまくさの湯
■営業時間→10:00〜20:30
■休館日→水曜日
■料金→大人700円、小人300円。

写真

3/10 23:00

菅の台バスセンター切符売り場(850m)
※3月は土日のみ営業、平日はオンライン or 現金。

3/10 22:53

登山ポスト(850m)
※菅の台バスセンター駐車場ゲートの脇(出口側)

3/10 22:58

菅の台バスセンター駐車場の精算機(850m)
※10・50・100・500円玉、1,000・2,000・5,000・10,000円札が使用可能。

3/11 7:00

�／�の台バスセンターの外トイレ(850m)

3/10 22:55

�⊃�の台バスセンターの外トイレ(850m)
※小便器5台、電気・水道・暖房あり。

3/10 22:55

��菅の台バスセンターの外トイレ(850m)
※大便器1台、紙あり・便座(温)

3/10 22:56

Free Wi-Fi(850m)
※菅の台バスセンター・駒ヶ根ファームスにあり。

3/10 23:02

始発バスの1番目を確保(850m)
※ストックをワイヤー鍵で固定、早い時間のザックは盗難に注意。

3/10 23:03

駒ヶ岳ロープウェイの運休(850m)
※定期メンテナンス→04/08(月)〜04/12(金)

3/11 6:56

ご来光→06時56分(850m・日の出→05時56分)

3/11 7:02

菅の台バスセンターの水場(850m)
※冬季閉鎖中、菅の台バスセンター駐車場ゲートの脇(入口側)

3/11 7:14

ロープウェイ・路線バスのオンライン購入(850m)
※購入画面のQRコードを保存、購入手続きは約5分と面倒。

3/11 7:25

菅の台バスセンター(850m)
※6時過ぎからザックで確保が始まる。

3/11 7:37

菅の台バスセンター駐車場(850m)
※手前のバス停側がWi-Fi環境が良い。

3/11 8:05

路線バスの始発待ち→25名(850m)

オンラインチケットのトラブル(850m)
※オンライン購入画面は不可、購入画面のQRコードが必要。

3/11 9:00

QRコードの提示の対処法(1,662m)
※しらび平駅切符売り場の専用端末でチケット購入履歴を調べて画面を撮影。

3/11 9:01

�，靴蕕喨娠悗稜篥�(1,662m)
※木曽駒ヶ岳2種、宝剣岳→600円。

3/11 9:02

�△靴蕕喨娠悗稜篥�(1,662m)
※木曽駒ヶ岳→850円。

3/11 9:02

��しらび平駅の売店(1,662m)
※木曽駒ヶ岳→930円。

3/11 9:14

�ゞ陬�岳ロープウェイ千畳敷駅(2,612m)
※気温-6℃

3/11 9:14

��駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅(2,612m)
※木蓮号(桃色)と宝剣号(緑色)

3/11 9:17

�．曠謄訐蘊�敷のトイレ(2,612m)

3/11 9:19

�▲曠謄訐蘊�敷のトイレ(2,612m)
※小便器4台、電気・水道・暖房あり。

3/11 9:19

��ホテル千畳敷のトイレ(2,612m)
※大便器3台、紙あり・便座(温)

3/11 9:21

�．曠謄訐蘊�敷の売店(2,612m)
※千畳敷・SORATOKI→600円。

3/11 9:21

�▲曠謄訐蘊�敷の売店(2,612m)
※木曽駒ヶ岳2種・千畳敷→600円。

3/11 9:22

ロープウェイ千畳敷駅の登山ポスト(2,612m)
※用紙・ペンあり。

赤→千畳敷の出口、青→ロープウェイ乗り場(2,612m)
※渋滞するので晴天時は屋外で雪山装備を装着する。

3/11 9:23

千畳敷カール(2,642m)
※ライブカメラで確認可能。

3/11 9:27

信州・駒ヶ根神社(2,642m)

3/11 14:43

日帰り装備→9.9kg(2,612m)

3/11 9:24

気温-7℃から登山開始(2,642m)
※標高2,800m下部は無風・快晴。

赤→冬道ルート、黒→乗越し点、青→夏道ルート、黄→極楽平(2,642m)
※夏道は雪崩の危険があるのでショートカット。

3/11 9:36

三ノ沢岳へ向かう登山者(2,642m)
※ヤマレコユーザーのsumi8848・verdenatureパーティー。

3/11 10:00

標高差204mの急登(2,783m)
※岩場の基部から稜線左上へトラバース。

3/11 10:04

トラバース終了点(2,809m)
※右側上部に3m〜5mの雪庇の崩落の危険があるので素早く通過する。

3/11 10:10

稜線の下部(2,825m)
※傾斜60度〜70度の斜面、滑落しても100m下で停止するが雪崩は危険。

3/11 10:10

稜線直下の雪庇(2,825m)
※トラバースは高さ3m〜5mの雪庇の崩落に注意。

3/11 10:16

稜線から眺める千畳敷駅(2,846m)
※2月から2〜3回雪崩が発生した斜面(ホテル従業員より)

青→仙丈ヶ岳、緑→北岳、黄→間ノ岳、赤→富士山、黒→塩見岳(2,846m)
※南アルプス連峰が全て見える好条件。

3/11 10:17

晴天の三ノ沢岳(2,846m)
※山頂まで2km続く稜線。

3/11 10:17

中央→島田娘、右奥→熊沢岳(2,846m)

3/11 10:18

主稜線から外れた三ノ沢岳(2,846m)
※緑ロープからショートカット。

極楽平〜三ノ沢岳分岐のショートカット概要図(2,846m)
※青→ショートカット、黒→降雪直後は尾根筋が安全。

3/11 10:19

極楽平の気温→-5℃・風速15m(2,846m)

3/11 10:23

�．汽�ダルの頭(2,844m)
※凍結した岩場。

3/11 10:23

�▲汽�ダルの頭(2,844m)
※凍結した岩場。

極楽平〜三ノ沢岳分岐のショートカット(2,805m)
※赤→ショートカット、黒→千畳敷の下降点。

3/11 10:32

大きさが際立つ三ノ沢岳(2,805m)

3/11 10:33

極楽平の北西斜面(2,805m)
※滑落→死亡率低い、雪崩→死亡率高い。

3/11 10:37

三ノ沢岳へ続くアップダウン(2,805m)
※ナイフリッジ・トラバース・急登あり。

3/11 10:37

3,000m峰の御嶽山(2,805m)

稜線へ突入(2,805m)
※赤→危険なトラバース(ピッケル必要)

3/11 10:46

すれ違い不可の雪稜(2,726m)
※滑落→伊那側(左)は死亡率低い、木曽側(右)は死亡率高い。

3/11 10:52

雪稜の積雪量→足首〜すね(2,727m)
※雪質は変化あり、ストック・ピッケル併用。

危険ポイント(2,724m)
※赤→冬道ルート(ピッケル必要)、青→夏道ルート。

3/11 10:58

危険ポイントを振り返る(2,724m)

赤→三ノ沢岳(裏側)、黄→ケルン、緑→最低鞍部、青→2676ピーク(2,724m)

3/11 11:01

200mのトラバース区間(2,724m)
※雪庇の踏み抜きに注意。

1つ目の幕営適地(2,674m)

赤→三ノ沢岳(裏側)、黒→偽ピーク、黄→ケルン、紫→三ノ沢カール、緑→最低鞍部、青→2676ピーク(2,674m)

赤→檜尾岳、青→檜尾避難小屋(2,674m)

2676ピーク(2,678m)
※2つ目の幕営適地、稜線の中間点。

3/11 11:03

2676ピークの気温→7℃・無風(2,678m)

2676ピークから振り返る(2,674m)
※黄→千畳敷の下降点、黒→登山者。

3/11 11:20

最低鞍部(2,658m)
※山頂まで標高差189m、60代で先行するsumi8848。

3/11 11:27

ケルンに続く急登(2,696m)
※最低鞍部〜山頂まで激しいアップダウン。

雪稜のルート取り(参考写真)
※今回は木曽側(右)を一切歩かないルートを選択、雪山は自由度が高いが安全第一(撮影日→2017年5月)

3/11 11:33

快晴の木曽駒ヶ岳(左・2,721m)
※ロープウェイで標高を稼いでも苦しい稜線。

黒→3つの偽ピーク、赤→ケルン(2,721m)
※山頂まで30分、最後の急登。

3/11 11:38

ケルン直下(2,730m)

3つ目の幕営適地(2,746m)
※雪崩→危険低い、風→強風エリア。

3/11 11:44

ケルン(2,764m)
※ストックをデポする。

ケルンから振り返る(2,764m)
※赤→木曽駒ヶ岳、黄→中岳、青→宝剣岳。

偽ピークへ続く急登(2,764m)
※赤→1つ目の偽ピーク、黒→3つ目の偽ピーク。

偽ピークの稜線(2,845m)
※赤→2つ目の偽ピーク、黒→3つ目の偽ピーク。

3/11 11:57

ケルンから3つ目の偽ピーク(2,845m)
※山頂と勘違いして絶望。

3/11 11:58

本物の山頂(2,845m)
※3つ目の偽ピークから100m先にある三ノ沢岳。

3/11 12:00

山頂へのビクトリーロード(2,846m)

3/11 12:03

三ノ沢岳(2,847m)
※奥→三角点あり。

3/11 12:04

三ノ沢岳の三角点(2,847m)
※山頂柱はなし、無雪期に山頂板あり。

無雪期の山頂(参考写真)
※三角点・山頂板あり。

黒→中三ノ沢岳、青→蕎麦粒岳、黄→独標、赤→天狗山、紫→独標尾根(2,847m)

赤→乗鞍岳、黄→麦草岳、緑→木曽前岳、青→木曽駒ヶ岳、黒→中岳(2,847m)

赤→檜尾岳、青→熊沢岳、緑→空木岳、黄→東川岳、橙→南駒ヶ岳、紫→仙涯嶺、黒→越百山(2,847m)

3/11 12:05

全域が見渡せる南アルプス連峰(2,847m)

3/11 12:06

好条件に恵まれた山頂(2,847m)

赤→濁沢大峰、黄→富士山、青→檜尾岳(2,847m)

3/11 12:25

見納めの三ノ沢岳(2,847m)

3/11 12:30

ケルンへ続く急斜面の下降(2,814m)

3/11 12:35

ケルンを通過(2,764m)
※遭難碑は風雪で削られて判読困難。

ケルンの慰霊碑(参考写真)
※撮影日→2017年5月。

3/11 12:47

最低鞍部の下降点(2,695m)

3/11 12:48

最低鞍部を通過(2,685m)

3/11 12:49

三ノ沢カールの下部(2,680m)
※伊那川源頭部。

3/11 12:52

最低鞍部を振り返る(2,680m)

3/11 12:51

2676ピークを通過(2,680m)

3/11 13:04

200mのトラバース区間を通過(2,683m)

3/11 14:00

極楽平を通過(2,846m)
※2676ピークから極楽平まで60分、標高差168mの登り返し。

木曽駒ヶ岳〜宝剣岳の北西斜面(参考写真)
※赤→木曽駒ヶ岳、黄→天狗荘、緑→天狗岩、青→宝剣岳。

3/11 14:03

千畳敷への下降点(2,846m)
※下降点〜10mはクライムダウン、トラバース〜サギダル尾根の基部まで雪庇の崩落に注意。

3/11 14:06

距離をあけて下降(2,846m)
※黒服→尻セードで100m下降、10本爪アイゼン、ピッケル・ストックは不携帯。

柔らかい雪質が恐怖心を生む下降点(2,846m)
※黄→冬道ルート、青→尻セード、赤→サギダル尾根の基部(安全地帯)

3/11 14:14

腐った雪の千畳敷の下降点(2,834m)
※傾斜・恐怖心に負けずサギダル尾根の岩場の基部まで下る。

3/11 14:28

信州・駒ヶ根神社を通過(2,642m)
※千畳敷の積雪量→310cm(前年同月比＋30cm)

3/11 14:34

無事に駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅に生還(2,642m)

千畳敷カール(2,642m)
※赤→通行不可、青→登山ルート(デブリを迂回)、黄→登山者、緑→デブリ到達点。

3/11 14:44

見納めの極楽平の南東斜面(2,642m)

3/11 16:06

駒ヶ岳ファームス(848m)
※菅の台バスセンターの隣り、山バッジあり。

3/11 16:02

�ゞ陬�岳ファームスの売店(848m)
※宝剣岳・木曽駒ヶ岳3種→550円。

3/11 16:02

��駒ヶ岳ファームスの売店(848m)
※空木岳、木曽駒ヶ岳、中央アルプス三山→550円。

3/11 16:02

�６陬�岳ファームスの売店(848m)
※空木岳→770円、木曽駒ヶ岳→売り切れ。

3/11 16:04

駒ヶ根市観光協会の窓口(848m)
※営業時間内に登山届けの提出可能。

挑戦したい独標尾根(参考写真)
※赤→三ノ沢岳、青→中三ノ沢岳、黄→独標。

3/11 12:06

晴天・微風の雪稜を満喫した三ノ沢岳(2,847m)

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ヘルメット ツェルト ヘッドランプ 温度計 風速計 モバイルバッテリー(1万mAh)3個 ちり紙 地図 登山届(控) 腕時計 ザック30L スマートフォン2台 ゴミ袋 現金 ココヘリ発信器 ザックカバー 三脚 帽子 登山靴(夏用) インナーシャツ(半袖) 靴下(冬用) 毛帽子 ハードシェル(上下) ゲイター バラクラバ タイツ(冬用) ミドルシェル(上) 手袋 ベースレイヤー(長袖) 冬用グローブ テムレス シューズカバー ゼリー飲料1個 パン2個 粉末アミノ酸4本 チョコバー2本 わらび餅2個 スノーシュー ロープ(8mm)20m チェーンスパイク ピッケル2本 12本爪アイゼン ゴーグル ウエストバッグ 水0.5L ホットコーヒー0.3L スリング180cm・120cm(2本)・60cm カラビナ類 練乳チューブ ハーネス

備考

�．丱垢了枠�に乗れば千畳敷を9時30分に出発可能。
�▲丱�(登り)→始発08:15(毎時→15分)　千畳敷駅09:12
��ロープウェイ(下り)→最終15:55(毎時→55分)　菅の台16:45
�ぅ船吋奪塙愼�よりバス停の椅子取りが重要。
�ゥ�ンラインチケットを購入してもバスの席は確保できない。
��菅の台バスセンター切符売り場は土日のみ営業(3月)
�Д�ンラインチケット購入した場合はQRコードが必要。

感想

greenpower

■三ノ沢岳・千畳敷ルート(日帰り)
　

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■2024年03月10日(日)　はれ
　実家　21:05　0℃　1,000m　
　駒ヶ根ファーム　23:05〜01:15　2℃　848m
　菅の台バスセンター　01:15　2℃　850m
　荷作り　01:15〜01:20
　消灯　01:20


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■2024年03月11日(月)　はれ
　※三ノ沢岳・千畳敷ルート　登り　
　起床　06:00　-2℃
　着替え・荷作り・朝食　06:00〜08:15
　菅の台バスセンター　08:15　850m　-2℃
　しらび平駅　08:45〜09:05　1,662m　-4℃
　千畳敷駅　09:14〜09:35　2,612m　-7℃
　極楽平　10:10　2,846m　-5℃
　2676ピーク　11:17　2,678m　-2℃
　最低鞍部　11:20　2,658m　3℃
　ケルン　11:44　2,764m　0℃
　三ノ沢岳　12:03〜12:25　2,847m　0℃
　

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■2024年03月11日(月)　はれ
　※三ノ沢岳・千畳敷ルート　下り　
　三ノ沢岳　12:25　2,847m　0℃
　ケルン　12:35　2,764m　-3℃
　最低鞍部　12:52　2,658m　-1℃
　2676ピーク　12:57　2,678m　-1℃
　極楽平　14:03　2,846m　-4℃
　千畳敷駅　14:30〜14:55　2,612m　2℃
　しらび平駅　15:10〜15:45　1,662m　7℃
　菅の台バスセンター　15:45　850m　11℃
　着替え　15:45〜16:00
　実家　16:00〜17:40　1,000m　10℃　


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■今回は中央アルプスの三ノ沢岳を目指す。
　木曽駒ヶ岳や宝剣岳に比べると影が薄く
　主稜線から外れた独立峰のような山。
　ロープウェイで簡単に日帰りが可能だが
　ルートや難易度は自由に選択できる。
　木曽駒ヶ岳に登る多くの登山者と離れて
　単独行に備えて静かに雪山装備を整える。
　先行者に挨拶するとヤマレコユーザーで
　即席の3人パーティーで雪壁に取り付く。
　晴天・微風の雪稜を独占して歩きながら
　大パノラマと山肌の陰影に目を奪われる。
　何より南アルプス連峰が全て見渡せて感動。
　簡単にロープウェイで標高を稼いだけれど
　やはり簡単な雪山は存在しないと実感した。
　山頂直下の急登と偽ピークに落胆しながら
　好条件で三ノ沢岳の山頂に立つ事ができた。
　3人で思い思いの写真を撮り堪能したら
　「下山はやだ」と文句を言いながら下山開始。
　木曽駒ヶ岳〜檜尾岳へ続く稜線を確認して
　次回は独標尾根の藪こぎを堪能したい。
　山行をご一緒したお二人に深く感謝です。

　
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■体重→61.0kg　　荷物→9.90kg
■日の出→05:56　　日の入り→18:03
■距離→5.5km(登り2.7km・下り2.8km)
■休憩時間→00時間22分
■時間(合計)→04時間33分
　(登り→02時間33分、下り→02時間05分)

コメント

sumi8848

greenpowerさん　こんにちは！
当日は千畳敷から終始ご一緒していただきありがとうございました。
技術と体力を持ち合わせた方が最後尾で、彼女のみならず私も心強かったです
それに装備や行動面でもこんなジジイでも学ぶべき点が多々ありました。
お会いできてほんとによかったです。
いつものことながらgreenpowerさんのレコの完成度は凄すぎですね。
私も少しでも見習うように精進しますm(_ _)m

greenpower

sumi8848様、
コメントありがとうございます。
アイゼンケースに書かれたマナスルの文字に大変驚きました。再びお会いしてもっと山のお話をしたいと思います。
沢山の方々の記録を拝見するので山行記録は細かくなりますが、ヤマレコとYAMAPからぜひお金を頂きたいと思います。

verdenature

この度は　ご一緒山行ありがとうございました😊　心強かったです✨
と同時に、こちらのレポで三ノ沢岳の全貌を知れた感じです　笑

モノの見方　視野を広げて登山楽しみたいと
教えてもらえました✨
ありがとうございます😊

greenpower

verdenature様
コメントありがとうございます。
雪山に限らず何でも場数を踏む事が必要で、技術・経験・知識が身に付きます。
私は「単独は自分の能力を最大限に発揮できる」という言葉を信条に山に登り続けています。
いつも記録を取りながら山に登るので早く歩けませんが、長い時間歩けるのが強みです。