谷川岳馬蹄形【茂倉岳避難小屋泊】

2024年05月25日(土) ~ 2024年05月26日(日)

• GPS: 15:47
• 距離: 29.5km
• 登り: 3,071m
• 下り: 3,083m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:40
• 休憩: 0:31
• 合計: 11:11

距離 19.2km 登り 2,572m 下り 1,385m

5:34 スタート地点
5:35 5:37 東黒沢
7:22 松ノ木沢の頭
8:13 白毛門
8:59 9:00 笠ヶ岳
9:03 笠ヶ岳避難小屋
10:09 10:10 朝日岳
10:28 10:29 ジャンクションピーク
11:43 11:44 清水峠白崩避難小屋
11:46 11:57 清水峠
12:18 冬路ノ頭
12:56 12:57 七ツ小屋山
13:28 13:29 1544ｍ地点分岐
13:40 13:51 蓬ヒュッテ
13:52 蓬峠
14:43 武能岳
15:07 笹平
16:35 16:36 茂倉岳
16:45 茂倉岳避難小屋

2日目

• 山行: 4:07
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:33

距離 10.3km 登り 499m 下り 1,698m

5:04 茂倉岳避難小屋
5:16 5:18 茂倉岳
5:36 一ノ倉岳
6:01 ノゾキ
6:26 6:27 富士浅間神社奥の院
6:32 谷川岳
6:47 6:49 トマノ耳
6:54 6:59 谷川岳・肩の小屋
7:10 7:16 天神ザンゲ岩
7:30 天狗の留まり場
7:54 7:56 熊穴沢避難小屋
8:14 天神平・天神峠分岐点
8:21 8:24 天神尾根・田尻尾根分岐点
9:08 9:12 田尻尾根登山口
9:32 9:33 谷川岳インフォメーションセンター
9:37 新道入口１
9:37 ゴール地点

天候

1日目：強風＆雲の中のち時々晴れ　
2日目：強風＆雲の中

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白毛門登山口駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

天神尾根〜田尻沢尾根の濡れたコースを延々下るのは気が抜けず本当に疲れた。林道にたどり着いた時は本当にほっとした。

その他周辺情報

湯テルメ　営業開始12：00〜
鈴森の湯　営業開始11：00〜
なので、ちょっと離れている町営三峰の湯（営業開始10：00〜）で入浴。入浴料金は400円とお安め。
https://www.enjoy-minakami.jp/spa.php?itemid=649

写真

5/25 5:02

やや遅れ気味で白毛門登山口駐車場に到着。

5/25 5:34

さあ馬蹄形へ出かけよう。

5/25 5:59

西黒尾根が見えた。オキとトマは雲を被ってる。

5/25 6:37

一ノ倉沢も見えてきた。

5/25 7:19

天神平より高くなった。

5/25 7:20

向かいの稜線は相変わらず雲を被ってる。なんだか徳本峠からの眺めのようだ。

5/25 7:23

白毛門見えてきた。

5/25 8:00

イワカガミが咲いてた。

5/25 8:05

白毛門到着。

5/25 8:18

鮮やかな紫色のショウジョウバカマ。

5/25 8:27

ショッキングピンクのムラサキヤシオ。

5/25 8:37

淡いピンクのシャクナゲ。

5/25 8:38

笠ヶ岳方面は厚い雲の中。先行者が霞んで見えなくなった。風が強くて寒いので、フリースとレインウェアの上着を着用。

5/25 9:01

笠ヶ岳到着。何も見えないので先を急ぐ。

5/25 9:03

笠ヶ岳避難小屋。3人で泊まったのですか？

5/25 9:04

勢いよく雲が吹き抜けていく。

5/25 9:12

下界は晴れてる。

5/25 9:14

岩の間に咲くナエバスミレ。

5/25 9:21

雲がだいぶ薄くなってきた。

5/25 9:32

すごい厚み。多分2m以上ある。

5/25 9:37

雲が晴れ朝日岳山頂が見えた。

5/25 9:38

所々雪道が現れる。

5/25 9:43

ゼブラ模様の雪渓越しに武尊山と赤城山が見える。

5/25 9:44

ミネザクラが満開。谷川岳の稜線は今まさに春爛漫。

5/25 9:44

また朝日岳曇ってきた。

5/25 9:46

すごく長い雪渓。まだ滑れそう。

5/25 9:48

日光白根山も見えた。

5/25 10:10

朝日岳も雲の中。風が強く寒いので先を急ぐ。

5/25 10:16

眼下に池塘が点在してるはずなのだが、ビタいち見えず。

5/25 10:29

ジャンクションピーク直下はすごいぬかるみ。

5/25 10:47

眼下に国道291号線が見える。

5/25 10:56

雲が晴れてきて清水峠のJR巡視小屋がかすかに見えてきた。

5/25 10:58

大源太山が見えた！

5/25 10:58

六日町方面まで見通せる。

5/25 10:58

本日のゴール茂倉岳はまだ雲の中だが、七ツ小屋山・武能岳は、はっきり見える。

5/25 10:58

振り返ると朝日岳は雲の中。

5/25 11:14

ここは雪渓をそのまま下っていくのではなく、右側の夏道に戻るのが正解。

5/25 11:22

雲が抜け山頂が顔を出した。

5/25 11:24

朝日岳も顔を出した。

5/25 11:32

足元にはカタクリが、

5/25 11:33

たくさん咲いてる♪

5/25 11:35

送電線の鉄塔を見上げてみる。

5/25 11:40

清水峠はもう直ぐ。

5/25 11:42

この掘割が馬車道の名残なのだろうか…

5/25 11:45

白崩避難小屋到着。

5/25 11:46

立派なJRの巡視小屋。ここで昼食休憩。

5/25 11:47

YAMA〇の情報通り、巡視小屋裏（ピンテの下）で水がジャバジャバ出ていた。

5/25 11:56

雲は多いけど素晴らしい眺め。今日のゴールはまだ遠い。

5/25 12:14

巡視小屋が小さくなってく。

5/25 12:17

巻機山は雲の中。真ん中のゼブラ模様は下津川山？

5/25 12:18

冬路ノ頭に到着。

5/25 12:34

滑り止め無しでも全然平気。

5/25 12:37

バイカオウレン見つけた♪

5/25 12:49

大源太山を少しでも近くで見るためにちょっぴり寄り道。

5/25 12:49

湯沢の町と岩原スキー場がよく見える。ガーラスキー場にはまだ雪が残ってるように見える。

5/25 12:55

七ツ小屋山からは赤城山がよく見える。

5/25 12:59

これから進むコースがず〜っと見える。

5/25 13:06

高層湿原に木道。

5/25 13:08

シラネアオイが咲いてる。

5/25 13:11

ここはシラネアオイ通り状態♪

5/25 13:12

キジムシロ咲いてた。

5/25 13:23

キクザキイチゲも咲いてた。

5/25 13:26

この角度から見ると確かに上越のマッターホルン。

5/25 13:35

蓬峠は間もなく。

5/25 13:38

蓬ヒュッテが見えた。

5/25 13:50

木槌で叩いてみると遠くまで響きそうな音がした。

5/25 13:51

いつまでも眺めていたい景色。

5/25 13:55

笹はまだ全然うるさくないし、風が強いせいか虫も全然気にならなかった。

5/25 14:12

自分の辿ってきたコースを振り返って見る。2,000mに満たない稜線とはとても思えない。

5/25 14:26

茂倉岳避難小屋が見えてきた。

5/25 14:26

再び武尊山や日光白根山が見えた。

5/25 14:34

西側の眺望は相変わらず。土樽PAが見えた。

5/25 14:35

眼下にポツンと白樺避難小屋が見える。新緑が眩しい。

5/25 14:41

武能岳到着。

5/25 14:41

蓬ヒュッテや清水峠のJR巡視小屋が確認できる

5/25 14:42

本日最後の登り返しが待っている。先を急ごう。

5/25 14:50

雪解け水が滝になっているのが見える。峡谷の轟音が聞こえてきそう。

5/25 14:59

ゼンマイ？

5/25 15:10

武尊山の右隣に皇海山が見えてきた。

5/25 15:37

空が蒼い。

5/25 15:48

笠ヶ岳の右側に燧ケ岳と至仏山が見えてきた。

5/25 15:50

蛇紋岩がテカテカ光ってる。

5/25 15:55

ハクサンイチゲが、

5/25 15:55

たくさん咲いてる♪

5/25 16:02

巻機山は相変わらず雲の中。

5/25 16:07

今日辿ってきたコースを振り返ってみる。

5/25 16:11

茂倉岳頂上曇ってしまった。

5/25 16:13

避難小屋まで巻きたい気分。

5/25 16:32

茂倉岳到着(o´Д`)=з

5/25 16:35

清水峠方面は辛うじて見えが、

5/25 16:35

一ノ倉方面は雲の中。

5/25 16:36

寒いので今夜のお宿に急ごう。

5/25 16:45

茂倉岳避難小屋到着。

5/25 17:12

同宿者は自分を含め7人。到着は自分が最後だった。早速寝床をこしらえる。3シーズン用シュラフとエスケープヴィヴィを併用。

5/25 17:14

風除室の温度は9度。夜中にトイレに起きた時には6度まで下がっていたが、室内は快適だった。

5/25 17:15

前々から泊まってみたいと思っていたリニューアルされた茂倉岳避難小屋。やっと念願が叶った。

5/25 17:26

水場は、YAMA〇の情報通りちょろちょろと水が出ていた。ここへの下りで、泥濘で足を滑らせ尻もちをついてしまった。

5/25 17:35

早速湧き水を使って水割りを作ってみる。冷たくておいしい♪

5/25 17:56

晩酌の後は夕食。尾西の五目ごはんに砕いたチキンラーメンを混ぜて満腹飯にした。
奇遇にも、お隣の方もEPIのバックパッカーを使われていた。伺ったところ、40年前に購入したと仰っていた。

5/25 18:20

お隣の方の『雲が晴れました！』の言葉で外に出てみる。
雲の上にテーブルマウンテン苗場山が浮かび、雲海の彼方に太陽が沈もうとしていた。

5/25 18:21

万太郎山や仙ノ倉山の頂が雲より高い。夕暮れ時の美しい景色。でも、寒いので早々に小屋に引き返す。

5/26 4:57

一晩お世話になりました。チップはこちらに投入。

5/26 5:04

一晩中強風が吹き荒れていたが、筋交いが入りしっかりとした作りのこの小屋のおかげで安心して一夜を過ごすことができた。ありがとうございました。

5/26 5:16

茂倉岳は雲の中。強風で寒いので先を急ぐ。

5/26 5:23

こんな天気でもハクサンイチゲは美しい。

5/26 5:29

一ノ倉沢岳直下にはまだたっぷりの残雪。晴れていれば快適な雪上散歩となったのであろうが…

5/26 5:37

一ノ倉岳も雲の中。強風で寒いので即通過。

5/26 5:58

ツルツルして滑りやすいけど登りは少しだけ楽な気がする。

5/26 6:26

この鳥居が見えたら間もなくオキの耳。オキの耳への登りでスライドした青年は、茂倉新道で土樽に下ると言っていた。

5/26 6:32

オキの耳も雲の中。強風で寒いので即撤収。

5/26 6:48

トマの耳も雲の中。強風で寒いので即撤収。

5/26 6:53

あいにくの天気でも、ショウジョウバカマは鮮やかな色。

5/26 6:55

肩の小屋もガスで霞んでる。

5/26 7:00

せっかく持ってきたのでチェンスパを装着してみる。

5/26 7:00

先が見えないのって怖い。

5/26 7:29

天狗の留まり場で水分補給。

5/26 7:37

濡れていて、ツルツルの鎖場。下りは全く気が抜けない。

5/26 7:55

小屋内で小休止。ロープウェイが動き始めたのか、この辺りからたくさんの方とスライド。せっかく登るのだから、頂上に着く頃には晴れればいいけど。

5/26 8:03

この辺りは安心して歩ける。

5/26 8:21

ここから田尻尾根に突入。

5/26 8:27

天神平が見えた。ロープウェイの音が聞こえてくる。

5/26 8:32

西黒沢の雪解け水の轟音がここまで聞こえてくる。

5/26 9:01

木々の間からロープウェイ駅が見えた。

5/26 9:11

ありがとうございます。仰る通りの結果となりました。

5/26 9:20

ロープウェイ直下をくだる。登りのゴンドラに思い切り手を振ったら、乗ってる方が手を振り返してくれた。

5/26 9:22

林道脇のミニ滑滝。

5/26 9:28

林道の終点では藤の花が風に揺れていた。

5/26 9:36

土合砂防堰堤を過ぎればゴールは直ぐそこ。おつかれさまでした。

5/26 11:21

下山後の温泉は、ちょっと離れているが営業開始時間が早い、みなかみ町営温泉三峰の湯へ。

浴場はこんな感じ。（写真は、みなかみ町観光協会HPより引用。）　内湯は熱めで、外湯はぬるめ。お湯はヌルッとした肌触りでお肌がつるつるになる感じ。入浴されてる先輩たちは皆さん地元の方なのか、見知らぬ私にも『こんにちは』『お先に』と声を掛けてくださった。

撮影機器：

F-51B FCNT

感想

shin0826

この歳になってしみじみ思う。谷川岳はいい！縦走中苦しい場面もあったが、春爛漫の馬蹄形は最高だった。
馬蹄形を一日で踏破するのは最高の達成感だと思う。だけど、稜線の小屋で一夜を過ごすのもとても楽しい。ちょっぴり勇気をだして居合わせた方と交流すれば、山行がより充実する。
『近くてよい山』谷川岳。必ずまた行こう。