ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 691339
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

【飛越・神岡新道から雲ノ平-高天原-鷲羽岳-黒部五郎岳周回】黒部源流界隈の行きたかったところをまとめて

2015年08月01日(土) ~ 2015年08月04日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
80:02
距離
66.1km
登り
4,835m
下り
4,826m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:56
休憩
0:33
合計
8:29
7:26
116
9:22
9:22
72
10:34
10:35
46
11:21
11:52
151
14:23
14:24
91
15:55
2日目
山行
9:11
休憩
2:40
合計
11:51
5:40
19
宿泊地
5:59
5:59
107
7:46
8:20
109
10:09
10:10
41
10:51
10:56
17
11:13
12:18
12
12:30
12:32
19
12:51
12:51
13
13:04
13:05
28
13:33
13:33
33
14:06
14:06
10
14:16
15:01
13
15:14
15:15
35
15:50
15:56
37
16:33
16:33
16
16:49
16:49
42
3日目
山行
5:56
休憩
0:58
合計
6:54
7:04
7:11
20
7:31
7:50
33
8:23
8:23
15
8:38
8:38
20
8:58
9:00
25
9:25
9:31
83
10:54
11:18
74
12:32
12:32
47
4日目
山行
9:14
休憩
0:16
合計
9:30
5:57
130
8:07
8:07
12
8:19
8:30
8
8:38
8:38
68
9:46
9:46
56
10:42
10:42
33
11:15
11:15
7
11:22
11:23
105
13:08
13:11
54
14:05
14:06
81
15:27
飛越トンネルP
天候 4日間とも快晴!高山とは思えないほど暑いっっっっ!!!
2日目、3日目は夏山らしく夕方通り雨、遠くで雷も
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飛越トンネルPに駐車。
松本ICから約2時間半。
情報では少ないはずなのに7:00の時点でほぼ満車。
このルートも人気上昇中?
水場なし、簡易トイレ、登山ポストあり。
コース状況/
危険箇所等
【飛越トンネル登山口-寺地山】
アップダウンを繰り返しながら緩やかに上がっていく感じ。
これが下りではつらい。
急登はあまりなし。
樹林帯ですが草原が点在し樹木の背丈も高くないので日当たり良好で、猛暑の下りではこれがまたきつかった。
ぬかるみで有名ですが、それもそのはず登山道の真ん中に水芭蕉が生い茂っていて、湿原の中に道がある感じ。しかし時期的なものか思ったほどひどくはなく、スパッツなしでも重登山靴で十分歩けました。北ノ俣ですれ違った人は長靴で来て避難小屋にデポしたとのこと。レコでも見かけましたが長靴派は多いようですね。
その人は私の足をみてあまり汚れてないのに驚嘆してましたが、重装備でゆっくりしか歩けないのとヘリをうまく歩くのがコツ。決して草を踏みつけたりはしてないです。
帰りは連日の猛暑でかなり干上がっていてさらに楽に歩けました。
今ならラクショーですよ。


【寺地山-北ノ俣岳直下】
今回の行程で一番キツかったパート。
CT2時間の急登。さらに遮るものがない草原なので酷暑の中重装備にはこたえました。

【太郎平-雲ノ平】
黒部渓谷までいったん下って薬師沢小屋から溶岩台地のヘリの急登を登り返します。
黒部川までの下りは沢沿いの湿原、草原の中を気持ちよく歩けました、が、雲ノ平までの急登はこたえます。しかしCT2時間設定ですが、実際はもう少し短く1.5時間ぐらいだと思います。みなさん思ったよりも短く感じたようでした。
ただゴロ岩の登山道で表面に苔がついているためかなり滑ります。
特に下りは注意が必要です。
急登を過ぎるとアラスカ庭園から始まる「秘境」雲ノ平の素敵な景色の中を緩やかに登って行きます。ここも歩いて気持ちのいいところでした。

【雲ノ平-高天原】
雲ノ平-高天原峠は単調な急登かと思いきや(地図をよく見ろって話ですが)急登はありますが薬師沢からの登りに比べると勾配も景色も変化に富んで飽きないルートでした。奥スイス庭園はなかなかの雰囲気で気に入りました。
高天原峠を単純に下り沢を2回渡ると高天原湿原がお目見え。
ここもいいところです。アクセスがよければ人気スポットになったことでしょう。
湿原わきの小屋からアップダウンを繰り返すと高天原温泉。
女湯と脱衣所付きの熱めの男湯(からまつの湯)と沢沿いのぬるい野湯の計3ヶ所。
入湯料300円は高天原山荘前の料金箱に。
この日の暑さではぬるい野湯が気持ちよかったです。

【雲ノ平-三俣山荘】
省略

【三俣山荘-黒部五郎小屋(捲き道)】
疲れてたのと三俣蓮華は登ったことがあるので捲き道をチョイスしましたが、けっこうアップダウンあります。途中雪渓を横断するところもあります。
累積標高で比較したら三俣蓮華経由の稜線コースとあまり変わらないのでは?
稜線コースと合流してから黒部五郎小屋まではけっこうな急登。

【黒部五郎小屋-北ノ俣岳】
もちろんカールコースで登りました。ここの景色は絶品。
アクセスがよければ涸沢カール並みの混雑になったでしょう。
黒部五郎からの下りはザレの急登。ここを登るのはつらそう。
飛越から日帰りでくる場合ここが一番キツイでしょう。
北ノ俣岳まではアップダウンありますが、それほどつらく感じなかったのは体調のせい?
その他周辺情報 【テン場】
1日目 薬師峠キャンプ場  700円
    こちらは2回目
    管理人が17:30まで駐在しておりその間ビールもここで買える。
    水場、トイレは管理小屋からテントサイト反対側に少し下ったところにあり
    やや離れている。
    トイレがきれいに管理されているのが素晴らしい。簡易水洗。紙あり。
    この日は土曜ということもありかなり混雑していた。
    
2日目 雲ノ平キャンプ場  1000円
    祖父岳のカールにあって登山道からけっこう下る。
    以前はキャンプ場から祖父岳へ直接いくルートがあったそうだが、
    現在は大きく迂回していくしかない。
    小屋から徒歩20分とかなり離れているのが難。
    ビールをもとめてはるばる歩いて行っても常温のものしか売っていない。
    水場はキャンプ場の上、水量豊富で冷たくて美味しい。
    トイレはサイトの一番下。簡易水洗。紙あり。
    この日は50%ぐらい?
    
3日目 黒部五郎キャンプ場  1000円
    小屋から徒歩1、2分。
    以前キャンプ場下部にあった水場は枯れており小屋まで行かなければならない。
    トイレは小屋の外トイレを使用。紙あり。

#テン場のムシ
多さは順に、雲ノ平>薬師峠>黒部五郎
ワタシはそれほどムシは気にならない方ですが、雲ノ平のムシの多さは半端なく外に出ると一気にムシが集まってきて1分といられません。必要時以外はテントの中で過ごしました。私がもっていった虫よけスプレーは全く効果ありませんでした。
薬師と黒五は許容範囲内。
飛越トンネルPには予想外に多くの車。
到着時はあと2,3台の空き。
飛越トンネルPには予想外に多くの車。
到着時はあと2,3台の空き。
トンネル付近から西側を見ると白山の祝福を受けました。
トンネル付近から西側を見ると白山の祝福を受けました。
明るい樹林帯の飛越新道。暑い日にはつらい。
明るい樹林帯の飛越新道。暑い日にはつらい。
名物のぬかるみ
登山道の脇にも真ん中にも水芭蕉が生い茂ってます。
花の時期に来てみたいですが、道がグチャグチャでしょうね。
登山道の脇にも真ん中にも水芭蕉が生い茂ってます。
花の時期に来てみたいですが、道がグチャグチャでしょうね。
ニッコウキスゲ
最初はうれしくて写真撮りまくってましたが....
2
ニッコウキスゲ
最初はうれしくて写真撮りまくってましたが....
こんな草っぱらがそこかしこに
そして必ずといっていいほどニッコウキスゲが咲いてます
こんな草っぱらがそこかしこに
そして必ずといっていいほどニッコウキスゲが咲いてます
キンコウカ
鏡池は鑑賞用ではなく、ただの目印。
鏡池は鑑賞用ではなく、ただの目印。
タテヤマリンドウ
1
タテヤマリンドウ
ギンリョウソウも今年初めて
ギンリョウソウも今年初めて
寺地山
ここまでは予定通りに順調なタイム
寺地山
ここまでは予定通りに順調なタイム
この先がこちら。
あの斜面を登り切れば夢の世界が待っているはず。
いったん鞍部へ下ります。
1
この先がこちら。
あの斜面を登り切れば夢の世界が待っているはず。
いったん鞍部へ下ります。
右手を見るとあまり見慣れない表情の黒部ゴローさんと笠ヶ岳、右端に見切れているのは乗鞍、写真には写ってませんがさらに右に御嶽も
1
右手を見るとあまり見慣れない表情の黒部ゴローさんと笠ヶ岳、右端に見切れているのは乗鞍、写真には写ってませんがさらに右に御嶽も
薬師岳ひろこちゃんが励ましてくれます。
チャン、リン、シャン!
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薬師岳ひろこちゃんが励ましてくれます。
チャン、リン、シャン!
ミヤマママコナ
これも多くみられました
ミヤマママコナ
これも多くみられました
避難小屋はルートから少し外れた樹林帯の中
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避難小屋はルートから少し外れた樹林帯の中
避難小屋の水場
あれ?出てない?
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避難小屋の水場
あれ?出てない?
安心してください、出てます。
断続的に出るようです。
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安心してください、出てます。
断続的に出るようです。
木道は途中まで。
木道は途中まで。
池塘を振り返って
4
池塘を振り返って
まだ半分も登っていないのに久しぶりのテン泊重装備と暑さですでにヨレヨレ。
まだ半分も登っていないのに久しぶりのテン泊重装備と暑さですでにヨレヨレ。
振り返るとけっこう登ってきましたが。
中央が寺地山。写真左手から上がってきました。
振り返るとけっこう登ってきましたが。
中央が寺地山。写真左手から上がってきました。
稜線まではまだまだ。もう動けません。
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稜線まではまだまだ。もう動けません。
ようやく稜線にとうちゃ〜く。
憎きザックを大外刈りで豪快に叩きつけてやりました。
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ようやく稜線にとうちゃ〜く。
憎きザックを大外刈りで豪快に叩きつけてやりました。
そして絶景がお出迎え。
左手から一昨年歩いた薬師岳。
そして絶景がお出迎え。
左手から一昨年歩いた薬師岳。
昨年歩いた赤牛、水晶、
4
昨年歩いた赤牛、水晶、
4年前歩いた鷲羽岳、大天井、三俣蓮華、槍
2
4年前歩いた鷲羽岳、大天井、三俣蓮華、槍
そして今回1番のターゲット、ゴローさん。
豪華ラインナップじゃありませんか!
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そして今回1番のターゲット、ゴローさん。
豪華ラインナップじゃありませんか!
明日行く予定の雲ノ平も眼下に見渡せます。
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明日行く予定の雲ノ平も眼下に見渡せます。
稜線にはハクサンイチゲ畑
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稜線にはハクサンイチゲ畑
ゲンキンなものでさっきまでの疲れはどこへやら。
ウキウキで薬師岳に向けて歩いて行きます。
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ゲンキンなものでさっきまでの疲れはどこへやら。
ウキウキで薬師岳に向けて歩いて行きます。
足下にはたくさんのお花。
イワイチョウは神岡新道の下のほうからたくさん見かけました。
足下にはたくさんのお花。
イワイチョウは神岡新道の下のほうからたくさん見かけました。
右手には水晶、鷲羽
2
右手には水晶、鷲羽
振り返るとゴローさん
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振り返るとゴローさん
みんな大好きチングルマの果穂
2
みんな大好きチングルマの果穂
途中の湿原
太郎平小屋が近くなりました。
太郎平小屋が近くなりました。
本日のお宿薬師峠キャン場に到着。
本日のお宿薬師峠キャン場に到着。
幕張メッセ、ちがった、幕張りまっせ〜。
2年ぶりです。
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幕張メッセ、ちがった、幕張りまっせ〜。
2年ぶりです。
そんで待望のビール。ふだんは嫌いなモルツがこの上なくウマイ!
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そんで待望のビール。ふだんは嫌いなモルツがこの上なくウマイ!
今回持参したジュエリートマト。いろんな味が楽しめてなかなかいいですよ。
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今回持参したジュエリートマト。いろんな味が楽しめてなかなかいいですよ。
テン場の夕景。
明日はちゃんと歩けるのか不安を抱えつつ夜はふけてゆく。
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テン場の夕景。
明日はちゃんと歩けるのか不安を抱えつつ夜はふけてゆく。
2日目朝。
ゴローさんおはようございます。
今日もいい天気!
2日目朝。
ゴローさんおはようございます。
今日もいい天気!
富山方面の雲海
白山がしきりに誘惑してきます。近いうちに…
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白山がしきりに誘惑してきます。近いうちに…
今日はこの谷を降ります。
今日はこの谷を降ります。
右が昨日来た道、左が今日行く道
右が昨日来た道、左が今日行く道
チングルマばつかり何枚撮ったことか
1
チングルマばつかり何枚撮ったことか
降りて行きます
またまたチングルマ
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またまたチングルマ
気持ちのいい道
シモツケ
↑まちがい
葉っぱの形からするとシモツケソウでした。
シモツケ
↑まちがい
葉っぱの形からするとシモツケソウでした。
ハクサンフウロを撮ったつもりがなぜかこんな感じに。
ハクサンフウロを撮ったつもりがなぜかこんな感じに。
薬師沢まで降りてきました。
薬師沢まで降りてきました。
クルマユリ
マルバダケブキ
前に調べたことがあるはずなんだけど...調査中。
オオレイジンソウでした。
前に調べたことがあるはずなんだけど...調査中。
オオレイジンソウでした。
気持ちのいい湿原の道。
今回はこんな道が多い山行でした。
気持ちのいい湿原の道。
今回はこんな道が多い山行でした。
薬師沢左俣の渡渉点。
これから遡行する沢屋さんとしばしお話。
薬師沢左俣の渡渉点。
これから遡行する沢屋さんとしばしお話。
木道が整備されています。
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木道が整備されています。
カベッケヶ原は笹原でした。
カベッケヶ原は笹原でした。
奥ノ廊下方面。
いつか歩きたい。
1
奥ノ廊下方面。
いつか歩きたい。
薬師沢小屋
黒部川の清流。
顔を洗ったら気持ちのいいこと!
黒部川の清流。
顔を洗ったら気持ちのいいこと!
頭ごとつっこんでみました。
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頭ごとつっこんでみました。
ダイモンジソウ
計画では左の大東新道経由で高天原に行くつもりでしたが、昨日の体たらくにすっかり弱気になり右手の雲ノ平へ直行することに。
計画では左の大東新道経由で高天原に行くつもりでしたが、昨日の体たらくにすっかり弱気になり右手の雲ノ平へ直行することに。
急登に耐えて1時間ちょっと登ると。
急登に耐えて1時間ちょっと登ると。
思ったよりもあっけなく雲ノ平の末端に出ました。
思ったよりもあっけなく雲ノ平の末端に出ました。
三俣蓮華、笠
薬師、ぐるり名峰を眺めながらの木道歩き。
たまりません。
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薬師、ぐるり名峰を眺めながらの木道歩き。
たまりません。
祖父岳が近くなってきました。
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祖父岳が近くなってきました。
昨日とはうって変わってオッサンの足取りも軽い。
薬師沢小屋から前後して歩いてた高天原に向かうという2人組に撮っていただきました。
3
昨日とはうって変わってオッサンの足取りも軽い。
薬師沢小屋から前後して歩いてた高天原に向かうという2人組に撮っていただきました。
あっという間に雲ノ平山荘。
えっ?ビールが常温のしかないの?!
ずっこさー!
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あっという間に雲ノ平山荘。
えっ?ビールが常温のしかないの?!
ずっこさー!
山荘からさらに20分歩いてキャンプ場。
まだ正午前。冷たいビールもないし、脚も疲れてないので、
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山荘からさらに20分歩いてキャンプ場。
まだ正午前。冷たいビールもないし、脚も疲れてないので、
悩んだ末に高天原温泉に行くことにしました。
悩んだ末に高天原温泉に行くことにしました。
丘の上に佇むのはもしかしてヴィヴィくん?
丘の上に佇むのはもしかしてヴィヴィくん?
前方に赤牛、立山を眺めながらまた谷へ降りていきます。
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前方に赤牛、立山を眺めながらまた谷へ降りていきます。
これが、コロナ観測所?
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これが、コロナ観測所?
シナノ?オトギリの群落
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シナノ?オトギリの群落
奥スイス庭園あたりの雰囲気はなかなか。
3
奥スイス庭園あたりの雰囲気はなかなか。
お気に入りに登録。
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お気に入りに登録。
わりとあっさり高天原峠に到着。
左が大東新道、
右が温泉。
わりとあっさり高天原峠に到着。
左が大東新道、
右が温泉。
岩苔小谷を渡ります。
岩苔小谷を渡ります。
水晶が高く見えます。
ずいぶん下ってきました。
水晶が高く見えます。
ずいぶん下ってきました。
待望の高天原湿原。
ワタスゲ。
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待望の高天原湿原。
ワタスゲ。
だれもいない湿原。
念願かないましたが、残念ながらゆっくりしてられません。
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だれもいない湿原。
念願かないましたが、残念ながらゆっくりしてられません。
高天原山荘。
先ほど写真を撮っていただいた方々と再開。
「本当に来たんですか?!(もしかしてあほ?)」
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高天原山荘。
先ほど写真を撮っていただいた方々と再開。
「本当に来たんですか?!(もしかしてあほ?)」
そしてついに高天原温泉に到着!
対岸手前の小屋が女湯、その隣が熱めの混浴、分かりづらいですが左はしにぬるい混浴の野湯。
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そしてついに高天原温泉に到着!
対岸手前の小屋が女湯、その隣が熱めの混浴、分かりづらいですが左はしにぬるい混浴の野湯。
まずは野湯から。
この日の暑さにはキモチのいいぬるさ。
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まずは野湯から。
この日の暑さにはキモチのいいぬるさ。
次に熱めの混浴へ。
サービスショット。
えっ?お食事中でしたか?それは失礼。
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次に熱めの混浴へ。
サービスショット。
えっ?お食事中でしたか?それは失礼。
湧出量はそこそこ。
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湧出量はそこそこ。
浴槽からの眺めはこんな感じ。
残念ながら近くの水晶や薬師は見えません。
4
浴槽からの眺めはこんな感じ。
残念ながら近くの水晶や薬師は見えません。
野湯の脇にはヨツバヒヨドリ。
野湯の脇にはヨツバヒヨドリ。
温泉沢。
このルートも気になるところ。
次に来た時に。
温泉沢。
このルートも気になるところ。
次に来た時に。
さて、もっとゆっくりしたいところでしたが、時間もないので帰ります。竜晶池もまた次の機会に。
さて、もっとゆっくりしたいところでしたが、時間もないので帰ります。竜晶池もまた次の機会に。
サンカヨウの実かな。
サンカヨウの実かな。
行きは気がつきませんでしたが、高天原峠の下はキヌガサソウの大群落が。
残念ながらピークは過ぎてます。
2
行きは気がつきませんでしたが、高天原峠の下はキヌガサソウの大群落が。
残念ながらピークは過ぎてます。
最盛期にまた訪れてみたい。
最盛期にまた訪れてみたい。
流した汗は急登で元の木阿弥。
流した汗は急登で元の木阿弥。
アホノサカタ。
予定通りの時間に帰ってこれました。
ゴローさん方面か雲が湧いてきて雷も遠くで鳴っています。
予定通りの時間に帰ってこれました。
ゴローさん方面か雲が湧いてきて雷も遠くで鳴っています。
ほっとして、小休止。
雰囲気に浸るオッサン。
6
ほっとして、小休止。
雰囲気に浸るオッサン。
雲ノ平のコバイケイソウ。
この辺にたくさん咲いてました。
2
雲ノ平のコバイケイソウ。
この辺にたくさん咲いてました。
テン場に戻ると薬師峠で見かけたツェルトマンのツェルトがお隣に。ちょっと、お話しさせていただく。
1
テン場に戻ると薬師峠で見かけたツェルトマンのツェルトがお隣に。ちょっと、お話しさせていただく。
夏山らしい夕立のあとのゴローさんの夕景。
1
夏山らしい夕立のあとのゴローさんの夕景。
夏の雲。
3日目の朝。
今日もゴローさんにオハヨウゴザイマス。
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3日目の朝。
今日もゴローさんにオハヨウゴザイマス。
今日もいい天気。
2
今日もいい天気。
ハクサンフウロ。
ハクサンフウロ。
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
鷲羽はスルーしようかと思いましたが、好天に誘われてふらふらと祖父岳へ。
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鷲羽はスルーしようかと思いましたが、好天に誘われてふらふらと祖父岳へ。
来てよかった祖父岳。
ここからの360度の展望が素晴らしい。
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来てよかった祖父岳。
ここからの360度の展望が素晴らしい。
北に水晶、赤牛、五色ヶ原、立山。劔も見えてる?
北に水晶、赤牛、五色ヶ原、立山。劔も見えてる?
南にゴローさん。
2日前にヘロヘロで登って来た北ノ俣岳がほぼ平に見えます。
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南にゴローさん。
2日前にヘロヘロで登って来た北ノ俣岳がほぼ平に見えます。
東に鷲羽岳、
南に槍穂、双六、三俣蓮華、笠、
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南に槍穂、双六、三俣蓮華、笠、
槍穂アップ。
薬師忘れました。
槍穂アップ。
薬師忘れました。
景色を満喫したあとはワリモ、鷲羽のアップダウンが待ってます。
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景色を満喫したあとはワリモ、鷲羽のアップダウンが待ってます。
ウサギギク
岩苔乗越。
5分下ると水場。
岩苔乗越。
5分下ると水場。
ヨツバシオガマ
イワギキョウ
祖父岳を振り返って。
2
祖父岳を振り返って。
ワリモへの登り。
やっぱりパスすればよかったな〜。
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ワリモへの登り。
やっぱりパスすればよかったな〜。
タカネツメクサ
鷲羽への登り返し。げんなり。

1
鷲羽への登り返し。げんなり。

鷲羽岳山頂で全行程同じ日程ルートのヴィヴィくんにはじめて会って撮っていただきました。
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鷲羽岳山頂で全行程同じ日程ルートのヴィヴィくんにはじめて会って撮っていただきました。
山頂からの絶景。
祖父岳、薬師、水晶
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山頂からの絶景。
祖父岳、薬師、水晶
薬師と裏銀座の山々。
4年前と昨年歩いたルート。いずれも雨だった。
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薬師と裏銀座の山々。
4年前と昨年歩いたルート。いずれも雨だった。
唐沢岳、餓鬼岳、燕岳
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唐沢岳、餓鬼岳、燕岳
大天井、常念、槍
大天井、常念、槍
定番写真の鷲羽池と槍。
前にも撮りましたが何度でも撮りたくなる景色。
今回の山行候補で迷った北鎌が独標含めてよく見えます。
手前に、こちらも気になる硫黄尾根。
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定番写真の鷲羽池と槍。
前にも撮りましたが何度でも撮りたくなる景色。
今回の山行候補で迷った北鎌が独標含めてよく見えます。
手前に、こちらも気になる硫黄尾根。
これから向かうゴローさんと、捲く予定の三俣蓮華。
1
これから向かうゴローさんと、捲く予定の三俣蓮華。
こうしてみると三俣蓮華も大きく見えます。
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こうしてみると三俣蓮華も大きく見えます。
下ってきた鷲羽岳を振り返って。
伊藤新道が見えます。
こちらもいつかは。
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下ってきた鷲羽岳を振り返って。
伊藤新道が見えます。
こちらもいつかは。
三俣山荘であてにしていたコーラがなくがっかり。仕方なくパインサイダー。
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三俣山荘であてにしていたコーラがなくがっかり。仕方なくパインサイダー。
泊まってみたい三俣のテン場。
泊まってみたい三俣のテン場。
雪渓を横断するところも。
雪渓を横断するところも。
撒き道はこんな感じ。
おもったよりアップダウンがあります。
山頂経由でもあまり変わらないかも。
撒き道はこんな感じ。
おもったよりアップダウンがあります。
山頂経由でもあまり変わらないかも。
熱中症っぽい感じになりましたが、この小川に救われました。
汗が出ずにカラダに熱がこもって焦りました。
こまめに給水塩分摂取してたつもりでしたが。
熱中症っぽい感じになりましたが、この小川に救われました。
汗が出ずにカラダに熱がこもって焦りました。
こまめに給水塩分摂取してたつもりでしたが。
シナノキンバイ。
2
シナノキンバイ。
稜線ルートに合流した後黒部五郎小屋まで一気に下ります。
稜線ルートに合流した後黒部五郎小屋まで一気に下ります。
本日のお宿が見えてきました。
1
本日のお宿が見えてきました。
かけつけの一杯。
昨日ありつけなかったので格別。
10秒で無くなってしまいました。
4
かけつけの一杯。
昨日ありつけなかったので格別。
10秒で無くなってしまいました。
テン場で仕切り直し。
オイルサーディンにニンニクスライス、輪切り唐辛子をのせて。
自宅でもたまにやりますが、めちゃくちゃ美味かったですよ。
3
テン場で仕切り直し。
オイルサーディンにニンニクスライス、輪切り唐辛子をのせて。
自宅でもたまにやりますが、めちゃくちゃ美味かったですよ。
残ったオイルで賞味期限切れのスパムを炒めて。
ビールがすすみます。
4
残ったオイルで賞味期限切れのスパムを炒めて。
ビールがすすみます。
テン場からの景色。
雲にまみれていますが、笠が見えます。
この日もこの後夕立ち。
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テン場からの景色。
雲にまみれていますが、笠が見えます。
この日もこの後夕立ち。
またもツェルトマンのツェルトが隣に(左)
この日ツェルトは3張。
残り1張がヴィヴィくんの。
またもツェルトマンのツェルトが隣に(左)
この日ツェルトは3張。
残り1張がヴィヴィくんの。
この日の夕飯は雑煮に仙台麩をカサ増しでいれたもの。
雑煮はImalp師匠のブログからパクリました。
定番になりそう。
この日の夕飯は雑煮に仙台麩をカサ増しでいれたもの。
雑煮はImalp師匠のブログからパクリました。
定番になりそう。
4日目朝。ついに最終日です。
小屋はいいロケーションにあります。
正面に薬師
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4日目朝。ついに最終日です。
小屋はいいロケーションにあります。
正面に薬師
小屋からはゴローさんがかろうじて見えます。
小屋からはゴローさんがかろうじて見えます。
ツェルトのような笠と抜戸岳
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ツェルトのような笠と抜戸岳
ミヤマ?カラマツ
いや、カラマツソウか?
ミヤマ?カラマツ
いや、カラマツソウか?
いよいよ今回1番行きたかった場所へ向かいます
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いよいよ今回1番行きたかった場所へ向かいます
キターッ!!!
1番来たかったところ、それは黒部五郎岳のカール
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1番来たかったところ、それは黒部五郎岳のカール
他の日は雨でもいいからこの日だけは晴れてほしいと思っていました。
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他の日は雨でもいいからこの日だけは晴れてほしいと思っていました。
願い通じて、最高の天気。
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願い通じて、最高の天気。
水も輝いてきれい、そして美味い。
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水も輝いてきれい、そして美味い。
涙が出そう。
あ〜、ここにこうしてずっといたい。
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あ〜、ここにこうしてずっといたい。
山頂に向かう壁
山頂はあちら
肩には団体さんのザックが
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肩には団体さんのザックが
2年前断念した山頂に到着。
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2年前断念した山頂に到着。
山頂からの絶景。
薬師、剣、立山、白馬三山、五竜も見えてる?赤牛
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山頂からの絶景。
薬師、剣、立山、白馬三山、五竜も見えてる?赤牛
笠、乗鞍、御嶽山
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笠、乗鞍、御嶽山
遠くに白山がおいでおいでをしています。
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遠くに白山がおいでおいでをしています。
上がってきた道と赤牛、水晶、鷲羽の稜線
4日間見続けてきた山々ですがいつも表情が違うので見飽きることがありません。
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上がってきた道と赤牛、水晶、鷲羽の稜線
4日間見続けてきた山々ですがいつも表情が違うので見飽きることがありません。
小屋へ戻る岩稜コース、こちらに行きたいところですが、
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小屋へ戻る岩稜コース、こちらに行きたいところですが、
こちらの稜線から帰ります、
こちらの稜線から帰ります、
トウヤクリンドウ
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トウヤクリンドウ
イワツメクサ
中ノ俣乗越付近からゴローさんを振り返って
中ノ俣乗越付近からゴローさんを振り返って
前方に赤木沢岳
これが赤木沢かあ。
3年前ここから「クマ」さんが上がってきたみたいですよ。
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これが赤木沢かあ。
3年前ここから「クマ」さんが上がってきたみたいですよ。
こうしてみると鷲羽と三俣蓮華の間はかなりの登り返しですね。
こうしてみると鷲羽と三俣蓮華の間はかなりの登り返しですね。
ゴローさんも遠くなり
ゴローさんも遠くなり
北ノ俣岳までもう少し
北ノ俣岳までもう少し
着いちゃいました。
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着いちゃいました。
名残惜しく山々を目に焼き付けます。
名残惜しく山々を目に焼き付けます。
このぐるりを
4日かけて歩きました。
夢の時間はもう終わり。
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4日かけて歩きました。
夢の時間はもう終わり。
残りの食材でエネルギー補給。これもヒット。
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残りの食材でエネルギー補給。これもヒット。
神岡新道を降りて日常へ戻ります。
神岡新道を降りて日常へ戻ります。
さようなら、また来るよ。
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さようなら、また来るよ。
イワショウブ
途中見落とした飛越と神岡新道の分岐。
左が神岡新道。気になります。
途中見落とした飛越と神岡新道の分岐。
左が神岡新道。気になります。
枝の陰で登りからは見えずらい分岐標識。
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枝の陰で登りからは見えずらい分岐標識。
途中水が切れてヤバくなりかけましたがなんとか無事に戻ってきました。
途中水が切れてヤバくなりかけましたがなんとか無事に戻ってきました。
帰路物乞いのキツネに遭遇。人馴れていて物欲しげな顔。痩せ細った身体が憐れでしたが、何もせず通りすぎました。
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帰路物乞いのキツネに遭遇。人馴れていて物欲しげな顔。痩せ細った身体が憐れでしたが、何もせず通りすぎました。

感想

今回珍しく5日間の日程がとれたのでかねてから行きたかった、雲ノ平、高天原、黒部五郎岳へ。折立からの周回も考えましたが、アクセスの良さと人が少なそうな飛越新道からの周回にしました。エスケープしたら回収が大変ですがしばらく天候もよさそうな予報でしたので。

1ヶ月以上山を歩いていない上に2年ぶりのテン泊縦走で不安はありましたが、案の定初日は散々でした。

仕事疲れと夏バテで胃腸が弱ってるのにもかかわらず、前夜実家近くのきま八でスタミナつけようとうっかり本黒を食べてしまったものですから、途中の上宝村あたりで嘔吐。
その後2回ほど下痢でトイレに駆け込み、睡魔で道の駅で仮眠し予定時刻を大幅に過ぎて飛越トンネルPについた時にはすでにヨレヨレでした。

最悪の体調で食欲がなくろくに食べないまま久々の重荷を背負って登りはじめ、最悪初日は北ノ俣避難小屋泊まりを覚悟しました。
不思議なもので歩いているうちに体調も良くなり食べ物も喉を通るようになりました。山に入るとカラダも喜ぶのでしょうか。山行中は胃腸の調子はよかったのに山から下りたらまた下痢しました。

心配してた寺地山までのぬかるみも思ったほどでなく、出発時スパッツを装着しようとしたらバンドが切れてしまい、補修もメンドくさくておいてきてしまったので助かりました。そういえば熊鈴も車に忘れたし。

ただ調子良かったのは避難小屋まで。
ここから北ノ俣岳下の新道終点までのCT2時間の急登がとにかくしんどい。
暑さでさらに消耗し、30分ほど登ったところでたまらず登山道脇にへたりこんでしまいました。休み休みゆっくり登って行きCTオーバーしてようやく稜線にでたときに目の前に現れた絶景はえも言われないものでした。

神岡新道は思ったより多くの人とすれ違いました。日帰りの人、計画的稜線ビバークの人も何人か。

初日に体力のなさを思い知ったので2日目に予定していた大東新道経由高天原温泉(高天原峠でデポしてピストン)のプランは中止し、雲ノ平に直行するルートに変更。
後半に向けてテン場でゆっくりするつもりでした。
しかしなぜか2日目は脚が快調で結局雲ノ平から高天原へピストンしました。そういえばこれまでのテン泊縦走も初日ダメダメで2日目以降調子よかったことが多かったような。われながら変なカラダ。

3日目も体力温存のためにすでに登ったことがある鷲羽はスルーして祖父岳を撒いて黒部源流経由で三俣山荘に行くつもりでしたが、あまりの天気の良さ山頂からの景色がまた見たくなりついうっかりと鷲羽岳へと行ってしまいました。しかしこの選択は正しかった。おかげで絶景を堪能しました。予想外に良かったのは祖父岳からの景色。360度どこを見ても名峰ばかり。お買い得です。

4日目は今回一番楽しみにしていた黒部五郎岳のカール。
期待値が上がりすぎてしまってガッカリするのではという不安は杞憂でした。
楽園とはこの場所のためにあるのではないだろうか、というのは決して大袈裟な表現ではありません。カールの名所といえば千畳敷とか涸沢とかが思い浮かびますが、絶景とともに大勢の人々の姿も浮かんできます。ここは静寂に包まれて素晴らしい景色の中に自分が溶け込んでいくような不思議な感覚を覚えました。時間の流れも違うような...
大好きな場所のひとつになりました。

幸い4日間とも好天に恵まれて毎日素晴らしい山々を眺めながら名所めぐりができて文句をいう筋合いはないとは思いますが、どうしても記したいのは暑さ。
夏の高山も晴れればそれなりに暑い、それは経験済みですが、今回の暑さときたらちょっと常軌を逸しているような気がしました。
温度計はチェックしてなかったので客観的な数字はないし、疲れで余計に暑く感じたのかもしれませんが、熱中症ぽくなったのは初めてです。しかも2回。

1回目は三俣の捲き道で。水分も塩分もこまめに摂取していたのに追いつかず、汗が出なくなり熱が体にこもって頭がボーッとしてきたのでマズイと思ったところ、雪渓の雪解け水に救われました。冷たい水を頭からかぶりがぶ飲みしてようやく体温が正常に戻りました。

2回目は最終日の寺地山からの下山途中。水を切らしてしまい、ゴールまであと1時間だから大丈夫だと思っていたら緩くて短い登り返しに心拍数が上がり呼吸が苦しい。
汗も出ないしカラダも熱い。また飛越新道は樹林帯の割に日あたりがいい場所が多い上にちょっとした登り返しも多いですよ、これが。
下りはなんとかなるので登りを木陰で休みつつだましだましなんとか切り抜けて駐車場に着いたら速攻エンジンかけて車を飛ばすこと約20分、ようやく自動販売機を見つけてコーラ1Lをがぶ飲みし、生き返りました。

最後に今回の山行で印象に残った人たちを。

まずは、なんと日程ルートキャンプ地がすべて一緒だった青年。通称ヴィヴィくん。
薬師峠でヴィヴィを見て、一人ヘンタイがいるなと思ってたら黒部五郎キャンプ場で彼と判明しました。
3日目の鷲羽山頂で初めて会ってお互いの写真を撮りあい、黒五で後から到着した彼が張っていたのはなんとFTのツェルト競蹈鵐亜実物を見たのは初めてでした。
彼はその中にヴィヴィを据えていました。
そんなハードなスタイルなのに、いわゆる山男風ではなくどちらかというと童顔の文学青年のような風貌とのギャップが面白いんです。
ツェルトやヴィヴィにも興味があったので色々教えてもらいました。なんと住まいも同じ市内だったのも驚き。
もっと話を聞きたかったのですが、明日は3:00には出るというので話を切り上げ、5時前に出ればこれまでのペース的には下山直前か駐車場で会えることを期待してましたが、出発が遅くなったのもあり結局会えずじまい。残念。
クールなナイスガイだったな〜。

2人目も3日間テン場が一緒だった男性。通称ツェルトマン。
彼もツエルト派。
雲ノ平と黒五のテン場で私と隣でした。
しかも私とほぼ同年齢くらいかちょっと下ぐらいだと思うんだけど、なんと彼、山を登り始めたのは3年前の高尾山からだというのに、
ツェルトスタイルはもう2年くらいというではありませんか。
進化(?)はやすぎ。
だからか、そのスタイルの割にまだ山慣れしてない部分もあって、例えば彼はワリモ岳分岐から水晶へピストンするのにザックを水晶小屋にデポするというので
分岐にデポすればいいのに、というと、「えっ?そんなことしていいんですか」と真面目な顔で聞き返してきたりします。
しかしタフガイです。
2,3日目は夕立に会い、雨が上がったあと様子をうかがうと、「ビチャビチャですよ」と涼しいカオでのたまっていました。
黒五の小屋前で生ビールを飲みながらツェルト泊のノウハウを教えていただきました。
彼のその後の行程は双六経由で笠までとのこと。全行程6泊7日。
山の経験年数は浅くても誠実で真面目で飾らない性格と揺るぎない信念とタフな精神力は間違いなく山向き。

今回は初ツェルト泊で北鎌から黒部五郎というルートと迷っていたので、ツェルト派のお2人と出会えたのは何かの啓示のような気がしてなりません。山の神様が引き合わせてくれたのかも。

ほかにも室堂から薬師、雲ノ平、槍穂、蝶常念、燕まで9泊の行程をテン泊縦走するというソロの女性、薬師峠から雲ノ平まで前後して歩いて高天原温泉で再開した2人組など、今回も面白い出会いがありましたよ。

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コメント

返上?
kanosukeさん、こんにちは!

3泊でこのコースどり・・・
随分と「らぐじゅありー」な山行ですね

kanosukeさんが嫌いな薬師峠定番の「白モルツ」
もう既に販売終了ですよ〜  知ってました?
9月から「ザ・モルツ」で新たに売り出すみたいですけど。

それにしても、すっかり雨男は返上ですか?
ああ、そうですか

お盆休み中に、2日間山に行けそうなので、
只今、山行を計画中で行先に悩んでいます。
でも、山行予定日は、どうも雨っぽいんですよね〜

候補の中に「飛越新道から雲の平周回」もあるんですけど・・・
雨が降って「雨の平」になると悔しいので、
これは外そうっと
2015/8/10 17:52
とっくに
あれ?
もうずいぶん前に返上したつもりだったんですけど...
でも黒部ゴローの4日目以外は1日くらいはガスってもらってもよかったんですが^^;
まあ、贅沢な話ですけど

モルツはなんか余計な調味料が入ってるんじゃないかと思うような変な甘さを感じて(偏見?気のせい?)昔からサントリーの は好きじゃないんですよね〜。
ザ・モルツになったら美味しくなるのかしらん

「らぐじゅありー」!
まさにそんな形容詞がぴったりの北ア名所めぐりでした
山登りというよりは観光気分でしたね〜 (ただし、神岡新道は除く)
ronさんが2年前絶賛していた黒部五郎のカールはまさにその通りでしたね。
できれば次は黒五のテン場で連泊して生 飲みながらまったりしてみたいです。

お盆休み、予報が残念そうですが、雨の雲ノ平へのコースは沢が増水しそうですし、景色がよくないと雲ノ平は行ってもしょうがないですよね〜
んで、どちらへ?
2015/8/10 18:50
おぉー
kanosukeさん、こんばんは。

これまた良い所を満喫されてたのですね。
私も行ってみたい山域なので、じっくりとレコを拝見いたしました。

それにしても、写真が青空ばかり、ガスや雨っぽい雰囲気が全く感じられないのはどうした事でしょう
本当に返上されたのですね・・・。
何だかうらやましいようなつまらないような

実は、私も夏休み中、万が一時間がとれたら、折立からの雲の平、三俣蓮華、黒部五郎の周回ルートも考えていました。
今の脚力・体力では、黒部の源流あたりで粉みじんになってそうですが、いつかは私も歩いてみたいと改めて思いました。

素晴らしいレコ、ありがとうございます
2015/8/11 18:36
Re: おぉー
cさん、まいど!

いかにもここは好きそうですよね〜
考えてた折立からの周回ルートはまさか日帰りじゃないですよね?
お泊り制限、かなり緩くなったのかな?
いずれ行かれるにちがいないと思いますが、ホント、いいルートですからぜひ!

ガスや雨はもう卒業ですよ
でも1日ぐらいはがすでもよかったな〜
2015/8/11 22:54
北アルプスどっぷりソロテント4日間!
っていいな〜!
ソロテント泊山行って、
”登山”の要素に”旅”の雰囲気が加わるんですよね!
しかも、連日快晴といううらやましさ。
クゥ〜〜!
返上というよりは、
何か、今年の運を使い果たした感じかな?
ウッシッシ!

赤木沢のクマ
2015/8/11 22:51
Re: 北アルプスどっぷりソロテント4日間!
クマさん、どうも!

最近はレコがあがってませんが、行ってないのか、サボってるのか、どっち?
そろそろ沢レコが上がるんじゃないかとお待ちしてますよ。

ソロテン泊縦走というのはまさに山旅という感じで、いいですよね〜。
荷物が重いことを除けばですが

上ノ廊下や奥ノ廊下はクマさんにはおなじみですけど、薬師沢出会いでその一端を見たとき、行きたい衝動にかられてしまいまいました。
この暑さの中の沢歩きはたまんないでしょうね。
来年あたり行けるといいのですが。

今年の運を使い果たした?
そうかもしれませんが、もうこれで十分満足で〜す
2015/8/11 23:02
よかったですね!
ずっと好天に恵まれて。
もちろん日頃の善行が報われた…などということはなく、単によい天気が続いていただけだと思いますが。

オヤジギャグも冴え渡り、充実した山行だったことが伺えます。ヨカッタヨカッタ。

雲の平と高天原温泉には私も行ってみたいのですが、やはり虫は多いですか〜。う〜む。

とここで、下山してから下痢になったなんて書いてますけど、本当は途中でしちゃったんでしょう? 絶景に恍惚としながら。
2015/8/13 7:16
ハレ男でごさんす
geraさん、レス遅くなってすみません。

ワタシ的には晴れ男の定義は好天周期と山行リズムが一致する人、なので、晴天続きのこの時期に休みが取れたことが晴れ男なんでございますよ、ピース。やはり日頃の善行がモノをいったのですな。わはは。

ただ昨日はダメでしたのでもはやこれまでか…

geraさんが雲ノ平、高天原に興味があるなんて意外。アルパイン的要素ないですけど。
上ノ廊下や奥ノ廊下経由で、とか、薬師見平経由とか、どうですか?
おつきあいしますよ(連れてってください)。

山にいると体調が良くなるのはホントで、絶景に恍惚としながら失禁というオイシイシーンは残念ながらございませんでしたよ、ハイ。
2015/8/16 10:34
黒部ゴローさん
kanosuke さん こんばんわ
何だ 天気良いし 美しい写真ばっかりで ステキ です 高天ヶ原温泉以外
五郎カールは やはり美しい
私も太郎平のあまり冷えていないモルツ 飲んじゃいました
一部を除いて 師匠をトレースしてしまいました
2015/8/19 19:36
Re: 黒部ゴローさん
まさかあのあとsoarさんも同じところを歩いた、いや、走ったとは。
カメの私はのんびりゆるりと景色を楽しみながら「歩き」ましたよ〜
soarさんのレコ見ながらまた思い出してしまいました。

高天原の「美しい」写真はsoarさんの感性に合わなかったようで、ザンネンですっ!
2015/8/19 20:49
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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