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Yamareco

記録ID: 694247
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽駒ヶ岳・空木岳 縦走

2015年08月07日(金) ~ 2015年08月08日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
22.6km
登り
1,583m
下り
2,995m

コースタイム

1日目
山行
6:41
休憩
5:50
合計
12:31
6:38
66
7:44
7:44
12
7:56
7:56
9
8:05
8:05
19
8:24
8:37
0
8:37
8:37
54
9:31
9:31
33
10:04
10:04
10
10:14
10:14
14
10:28
10:28
57
11:25
11:25
99
13:04
13:04
11
13:15
18:44
8
18:52
19:00
9
2日目
山行
9:24
休憩
3:04
合計
12:28
5:02
13
5:15
5:18
80
6:38
6:41
82
8:03
8:03
21
8:24
8:30
14
8:44
8:50
10
9:00
9:29
93
11:02
11:26
4
11:30
11:59
22
12:21
12:21
16
12:37
12:37
39
13:16
13:16
65
14:21
14:21
33
14:54
16:18
53
17:11
17:11
1
17:30
ゴール地点
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き:駒ケ根IC〜菅ノ台(マイカー)〜しらび平(伊那バス)〜千畳敷カール(ロープウエィ) 帰り:三本木地蔵〜菅ノ台(タクシー 参考料金2,160円 迎車代160円含む)
菅ノ平BTから、ロープウェイ駅の「しらび平」へ。 この日、時刻表での始発バスは6:15であったが5:45頃に臨時バスが運行された。(チケットの販売開始は5時頃)
2015年08月07日 06:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 6:27
菅ノ平BTから、ロープウェイ駅の「しらび平」へ。 この日、時刻表での始発バスは6:15であったが5:45頃に臨時バスが運行された。(チケットの販売開始は5時頃)
満員の始発ロープウェイで千畳敷カールへ。 因みに、菅ノ台BTから千畳敷までの片道運賃は2,030円也。
2015年08月07日 06:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 6:36
満員の始発ロープウェイで千畳敷カールへ。 因みに、菅ノ台BTから千畳敷までの片道運賃は2,030円也。
標高差950m、7分余りの乗車時間で千畳敷駅(2,612m)に到着。
2015年08月07日 06:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 6:38
標高差950m、7分余りの乗車時間で千畳敷駅(2,612m)に到着。
駅舎を出ると、この景色。
2015年08月07日 06:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
8/7 6:40
駅舎を出ると、この景色。
朝露をまとう、イワオトギリ。
2015年08月07日 06:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 6:51
朝露をまとう、イワオトギリ。
花を愛でながら乗越浄土をめざす。
2015年08月07日 06:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 6:58
花を愛でながら乗越浄土をめざす。
カールには多くの高山植物が咲き誇る。 このあたりはハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲが多く咲いていた。
2015年08月07日 07:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 7:18
カールには多くの高山植物が咲き誇る。 このあたりはハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲが多く咲いていた。
中腹からカールを見下ろす。
2015年08月07日 07:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 7:29
中腹からカールを見下ろす。
乗越浄土を越えて、さらに中岳をに登頂すると、初めて中央アルプスの主峰「木曽駒ヶ岳」が姿を現した。
2015年08月07日 08:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/7 8:05
乗越浄土を越えて、さらに中岳をに登頂すると、初めて中央アルプスの主峰「木曽駒ヶ岳」が姿を現した。
木曽駒ヶ岳に到着。 ここで、ようやく100名山登頂、50座目となった。
2015年08月07日 08:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/7 8:24
木曽駒ヶ岳に到着。 ここで、ようやく100名山登頂、50座目となった。
恒例の登頂証拠写真を近くの方に撮って頂く。
2015年08月07日 08:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 8:28
恒例の登頂証拠写真を近くの方に撮って頂く。
下山途中に花期を過ぎた「コマクサ」を見かけた。
2015年08月07日 08:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 8:44
下山途中に花期を過ぎた「コマクサ」を見かけた。
宝剣岳に向かうには宝剣山荘まで戻る必要があるが、戻りは中岳の巻道コースを選択。 しかし、この巻道は難易度の高い岩稜コースで、家族連れのハイカーが難渋していた。(イワツメクサ)
2015年08月07日 08:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 8:56
宝剣岳に向かうには宝剣山荘まで戻る必要があるが、戻りは中岳の巻道コースを選択。 しかし、この巻道は難易度の高い岩稜コースで、家族連れのハイカーが難渋していた。(イワツメクサ)
宝剣岳直下のスリリングな岩稜ルート。
2015年08月07日 09:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 9:28
宝剣岳直下のスリリングな岩稜ルート。
宝剣岳に到着すると、山頂でもある岩峰で音楽をリスニングしながら悦に入る登山者。 しばらく彼を見上げて山頂を明け渡す様、アピールしたが明け渡してもらえず、登頂を断念して先を急ぐ。
2015年08月07日 09:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 9:31
宝剣岳に到着すると、山頂でもある岩峰で音楽をリスニングしながら悦に入る登山者。 しばらく彼を見上げて山頂を明け渡す様、アピールしたが明け渡してもらえず、登頂を断念して先を急ぐ。
足元を見ると、かなりヤバイ状況だったりする。
2015年08月07日 09:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/7 9:35
足元を見ると、かなりヤバイ状況だったりする。
そんな場所にも「ヒメウスユキソウ」がたくましく咲く。
2015年08月07日 09:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 9:46
そんな場所にも「ヒメウスユキソウ」がたくましく咲く。
しばらくは岩稜の峰を行く。
2015年08月07日 09:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/7 9:48
しばらくは岩稜の峰を行く。
この画像は登山道を上から撮影したもの。 中央アルプスにこんなナイフエッジの山稜があったとは…
2015年08月07日 09:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 9:58
この画像は登山道を上から撮影したもの。 中央アルプスにこんなナイフエッジの山稜があったとは…
ここもかなり楽しめる状況です\(^o^)/
2015年08月07日 09:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 9:59
ここもかなり楽しめる状況です\(^o^)/
こちらは、タカネツメクサとヒメウスユキソウ。
2015年08月07日 10:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 10:40
こちらは、タカネツメクサとヒメウスユキソウ。
ヒメウスユキソウをアップで。
2015年08月07日 10:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 10:41
ヒメウスユキソウをアップで。
岩稜帯を無事に突破して、本日の宿営地「檜尾避難小屋」を目指し稜線を行く。
2015年08月07日 11:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/7 11:03
岩稜帯を無事に突破して、本日の宿営地「檜尾避難小屋」を目指し稜線を行く。
ハクサンイチゲ
2015年08月07日 12:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 12:20
ハクサンイチゲ
このピークを越えれば、檜尾岳が見えるはず。
2015年08月07日 12:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 12:41
このピークを越えれば、檜尾岳が見えるはず。
檜尾岳に到着! 山頂標識後方のピークに小屋が見える。
2015年08月07日 13:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 13:04
檜尾岳に到着! 山頂標識後方のピークに小屋が見える。
檜尾避難小屋に到着すると、2名が先着していた。(のちに札幌さん、岡山さんと呼称される。)
2015年08月07日 13:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/7 13:15
檜尾避難小屋に到着すると、2名が先着していた。(のちに札幌さん、岡山さんと呼称される。)
自分の寝床を早々に確保し、小屋から少し下った場所にある水場で今日と明日の山行前半分の水を確保する。
2015年08月07日 13:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 13:30
自分の寝床を早々に確保し、小屋から少し下った場所にある水場で今日と明日の山行前半分の水を確保する。
本日の夕食はアルファ化米とカレーうどん。
2015年08月07日 16:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 16:42
本日の夕食はアルファ化米とカレーうどん。
ちなみにコンロは初めてアルコールバーナーを使ってみた。 風に弱いので石で風防を作った。
2015年08月07日 16:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 16:50
ちなみにコンロは初めてアルコールバーナーを使ってみた。 風に弱いので石で風防を作った。
避難小屋では、後から到着した4名パーティーと若い女性の単独者(滋賀さん)が加わり、私を含めて計8名(男4女4)となりにぎやかになった。 このあと、我々は各人の住いの県、都市名で呼び合う事となった。 
2015年08月07日 17:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
8/7 17:26
避難小屋では、後から到着した4名パーティーと若い女性の単独者(滋賀さん)が加わり、私を含めて計8名(男4女4)となりにぎやかになった。 このあと、我々は各人の住いの県、都市名で呼び合う事となった。 
周囲の様子を確認するために小屋を出て見ると、空木岳の肩に眩い光が見えた。
2015年08月07日 18:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 18:34
周囲の様子を確認するために小屋を出て見ると、空木岳の肩に眩い光が見えた。
その光は「駒峰ヒュッテ」が夕日に反射したものであった。 翌日にヒュッテを確認すると、大きなガラスのアルミサッシが2枚あり、それが反射していたものと判明した。
2015年08月07日 18:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/7 18:34
その光は「駒峰ヒュッテ」が夕日に反射したものであった。 翌日にヒュッテを確認すると、大きなガラスのアルミサッシが2枚あり、それが反射していたものと判明した。
遠くに湧きあがる積乱雲。
2015年08月07日 18:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
8/7 18:40
遠くに湧きあがる積乱雲。
檜尾岳に目をやると、山頂標識が十字架の様に見える。 傍らに立つ人影は小屋の住人の一人、札幌さん。(若い男性) この後、夕雲が怪しく染まり始めたので慌てて彼を追う様に稜線を目指した。
2015年08月07日 18:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 18:44
檜尾岳に目をやると、山頂標識が十字架の様に見える。 傍らに立つ人影は小屋の住人の一人、札幌さん。(若い男性) この後、夕雲が怪しく染まり始めたので慌てて彼を追う様に稜線を目指した。
息を切らせて稜線に上がると、日没シーンこそは逃したが残照に染まる夕雲を撮影できた。
2015年08月07日 18:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
8/7 18:52
息を切らせて稜線に上がると、日没シーンこそは逃したが残照に染まる夕雲を撮影できた。
乳房雲の一種だろうか、怪しい色に染まっている。
2015年08月07日 18:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
8/7 18:53
乳房雲の一種だろうか、怪しい色に染まっている。
札幌さんのシルエット。
2015年08月07日 18:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
8/7 18:56
札幌さんのシルエット。
小屋に戻ると、駒ケ根市の夜景が眺められた。
2015年08月07日 19:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/7 19:09
小屋に戻ると、駒ケ根市の夜景が眺められた。
翌日3時、小屋の仲間たちが出立の準備を始めたので、外に出てみると駒ケ根の夜景と南アルプスそして、昴に代表される牡牛座が昇っていた。 残念ながら勇者オリオンは雲に隠れている。
2015年08月08日 03:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
8/8 3:16
翌日3時、小屋の仲間たちが出立の準備を始めたので、外に出てみると駒ケ根の夜景と南アルプスそして、昴に代表される牡牛座が昇っていた。 残念ながら勇者オリオンは雲に隠れている。
西の空に目をやると、沈みゆく「夏の大三角」。 写真に上下2本の軌跡が映り込んでいるが、上が人工衛星、下が航空機による軌跡。
2015年08月08日 03:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/8 3:20
西の空に目をやると、沈みゆく「夏の大三角」。 写真に上下2本の軌跡が映り込んでいるが、上が人工衛星、下が航空機による軌跡。
早くも出立の準備を終えた、滋賀さん(若き看護師で昔から独りでの放浪癖あり)にモデルになってもらう。
2015年08月08日 04:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
6
8/8 4:37
早くも出立の準備を終えた、滋賀さん(若き看護師で昔から独りでの放浪癖あり)にモデルになってもらう。
早々に4名パーティー、滋賀さん、岡山さん(女性一人の単独行)が出立。 小屋に残された札幌さんと私で朝日を拝む。
2015年08月08日 04:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/8 4:59
早々に4名パーティー、滋賀さん、岡山さん(女性一人の単独行)が出立。 小屋に残された札幌さんと私で朝日を拝む。
日の出は八ヶ岳の南よりから昇ってきた。
2015年08月08日 04:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
8/8 4:59
日の出は八ヶ岳の南よりから昇ってきた。
札幌さんと小屋を後にする。
2015年08月08日 05:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 5:02
札幌さんと小屋を後にする。
イブキトラノオ
2015年08月08日 05:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 5:09
イブキトラノオ
朝日を浴びる空木岳。 あの頂きに立つのは何時間後か?
2015年08月08日 05:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/8 5:10
朝日を浴びる空木岳。 あの頂きに立つのは何時間後か?
チングルマの実。
2015年08月08日 05:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/8 5:14
チングルマの実。
徐々に陽が高度を上げてきた。 太陽の左側が八ヶ岳連峰、右側に尖った甲斐駒ヶ岳を始めとする南アルプスの山々。 (右の角に富士山もいます。)
2015年08月08日 05:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
8/8 5:17
徐々に陽が高度を上げてきた。 太陽の左側が八ヶ岳連峰、右側に尖った甲斐駒ヶ岳を始めとする南アルプスの山々。 (右の角に富士山もいます。)
貴重な出会いの一夜を提供してくれた、檜尾避難小屋に別れを告げる。
2015年08月08日 05:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/8 5:18
貴重な出会いの一夜を提供してくれた、檜尾避難小屋に別れを告げる。
檜尾岳よりこれから進む、空木岳へと続く稜線を眺める。 右側手前のピークは「熊沢岳」。
2015年08月08日 05:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 5:18
檜尾岳よりこれから進む、空木岳へと続く稜線を眺める。 右側手前のピークは「熊沢岳」。
とりあえず、歩みの遅い私よりも先に札幌さんに出発してもらう。
2015年08月08日 05:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
8/8 5:18
とりあえず、歩みの遅い私よりも先に札幌さんに出発してもらう。
熊沢岳が近くなってきた。
2015年08月08日 05:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 5:58
熊沢岳が近くなってきた。
少し進むと小屋で共に過ごした4名パーティーに追いついた。 ここは、岩稜で高度感がある場所なので少々難渋しているようだった。
2015年08月08日 06:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 6:05
少し進むと小屋で共に過ごした4名パーティーに追いついた。 ここは、岩稜で高度感がある場所なので少々難渋しているようだった。
先に進ませて頂き、パーティーを俯瞰撮影。
2015年08月08日 06:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 6:08
先に進ませて頂き、パーティーを俯瞰撮影。
御嶽山を撮影する。
2015年08月08日 06:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 6:28
御嶽山を撮影する。
熊沢岳の山頂部が迫る。
2015年08月08日 06:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 6:32
熊沢岳の山頂部が迫る。
岩の間で記念撮影をしているのは岡山さんと滋賀さんだった。
2015年08月08日 06:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 6:34
岩の間で記念撮影をしているのは岡山さんと滋賀さんだった。
さらに、山頂標識の有る場所に着くと、札幌さんが待っていた。 この後、4名パーティーも加わり、結局小屋泊まり8名が一堂に会す結果となった。 このあとも、要所、要所で同様の結果となり単独行なのにパーティーの安心感というおかしな状況となった。
2015年08月08日 06:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 6:38
さらに、山頂標識の有る場所に着くと、札幌さんが待っていた。 この後、4名パーティーも加わり、結局小屋泊まり8名が一堂に会す結果となった。 このあとも、要所、要所で同様の結果となり単独行なのにパーティーの安心感というおかしな状況となった。
暫しの休憩のあと、また各人、三々五々で次なるピークを目指す。
2015年08月08日 06:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 6:48
暫しの休憩のあと、また各人、三々五々で次なるピークを目指す。
改めて御嶽を見ると噴煙が収まっている様子。
2015年08月08日 06:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 6:48
改めて御嶽を見ると噴煙が収まっている様子。
ようやく、めざす空木岳が近くに見えて来たが、逆にその大きさ、高さ、険しさに圧倒される。 そして、その手前に大きく切れ込み、底が見えない鞍部からの登り返しを想像し、気が重くなる。
2015年08月08日 07:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 7:33
ようやく、めざす空木岳が近くに見えて来たが、逆にその大きさ、高さ、険しさに圧倒される。 そして、その手前に大きく切れ込み、底が見えない鞍部からの登り返しを想像し、気が重くなる。
しかし、とりあえず東川岳に到着する。 ここから鞍部の「木曽殿越」までは181mの急な下り。
2015年08月08日 08:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 8:03
しかし、とりあえず東川岳に到着する。 ここから鞍部の「木曽殿越」までは181mの急な下り。
東川岳の南西側の絶壁。
2015年08月08日 08:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 8:13
東川岳の南西側の絶壁。
木曽殿山荘が眼下に見えてきたが、滑りやすい砂礫の急坂でかなり危険。 さらに、つづら折れの道ゆえに特に下に登山者が有った場合は落石を起さぬよう細心の注意を要する。
2015年08月08日 08:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 8:20
木曽殿山荘が眼下に見えてきたが、滑りやすい砂礫の急坂でかなり危険。 さらに、つづら折れの道ゆえに特に下に登山者が有った場合は落石を起さぬよう細心の注意を要する。
20分ほどかけて、鞍部に立つ木曽殿山荘に到着。
2015年08月08日 08:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 8:24
20分ほどかけて、鞍部に立つ木曽殿山荘に到着。
小屋で水場(木曽義仲の力水)を聞いてみると、9分程のトラバース道を行ったところに有るとの事なので、先着していた札幌さんと水を汲む。 因みにここでも全員集合となった。
2015年08月08日 08:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 8:44
小屋で水場(木曽義仲の力水)を聞いてみると、9分程のトラバース道を行ったところに有るとの事なので、先着していた札幌さんと水を汲む。 因みにここでも全員集合となった。
小屋と水場の間に咲く花々。 トリカブト
2015年08月08日 08:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 8:56
小屋と水場の間に咲く花々。 トリカブト
トモエシオガマ
2015年08月08日 08:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 8:57
トモエシオガマ
ヤマハハコ
2015年08月08日 09:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 9:02
ヤマハハコ
4名パーティーを見送り、木曽殿山荘を最後に出発する。
2015年08月08日 09:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/8 9:29
4名パーティーを見送り、木曽殿山荘を最後に出発する。
鞍部から空木岳の山頂まで標高差373mを登り返す。
2015年08月08日 09:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 9:33
鞍部から空木岳の山頂まで標高差373mを登り返す。
イワツメクサとトウヤクリンドウ。
2015年08月08日 10:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 10:16
イワツメクサとトウヤクリンドウ。
第一ピークを過ぎると花崗岩を縫うルートとなる。
2015年08月08日 10:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 10:32
第一ピークを過ぎると花崗岩を縫うルートとなる。
大小さまざまに積み重なる。
2015年08月08日 10:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 10:41
大小さまざまに積み重なる。
インカ道?
2015年08月08日 10:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 10:45
インカ道?
丸太を使った足場は珍しい。
2015年08月08日 10:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 10:53
丸太を使った足場は珍しい。
鞍部の小屋を出て1時間半、ようやく札幌さんと岡山さんが先着していた山頂に立つ。 しかし、山頂標識の文字がホラータッチなのはナゼ?
2015年08月08日 11:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 11:03
鞍部の小屋を出て1時間半、ようやく札幌さんと岡山さんが先着していた山頂に立つ。 しかし、山頂標識の文字がホラータッチなのはナゼ?
その後、4人パーティー、滋賀さんが到着して単独山行なのに集合登頂写真となった。\(^o^)/
2015年08月08日 11:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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その後、4人パーティー、滋賀さんが到着して単独山行なのに集合登頂写真となった。\(^o^)/
とりあえず、諸々の補給のために最終の有人小屋の「駒峰ヒュッテ」に向かう。
2015年08月08日 11:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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とりあえず、諸々の補給のために最終の有人小屋の「駒峰ヒュッテ」に向かう。
ヒュッテのテラスからの眺め。
2015年08月08日 11:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 11:40
ヒュッテのテラスからの眺め。
ヒュッテでカップラーメンを購入。 お湯付きで300円の価格設定はかなりのお得感!(大抵は500円が相場)
2015年08月08日 11:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 11:42
ヒュッテでカップラーメンを購入。 お湯付きで300円の価格設定はかなりのお得感!(大抵は500円が相場)
先に小屋を4名パーティーと滋賀さんが出発した。 今度は私が岡山さん、札幌さんを残して小屋を出発する。 ここからは、淡々と高度を下げて行くコースタイム4時間半の下山(池山)ルート。
2015年08月08日 11:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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先に小屋を4名パーティーと滋賀さんが出発した。 今度は私が岡山さん、札幌さんを残して小屋を出発する。 ここからは、淡々と高度を下げて行くコースタイム4時間半の下山(池山)ルート。
初めは見晴らしの良い、広い尾根道を行く。
2015年08月08日 12:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 12:05
初めは見晴らしの良い、広い尾根道を行く。
ところどころに奇岩が配置されている。
2015年08月08日 12:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ところどころに奇岩が配置されている。
やはり、この辺りのボス岩は、
2015年08月08日 12:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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やはり、この辺りのボス岩は、
この駒石だろう。 この辺りで札幌さんが追いついて来たので、例のごとく先行してもらう。
2015年08月08日 12:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/8 12:21
この駒石だろう。 この辺りで札幌さんが追いついて来たので、例のごとく先行してもらう。
駒石から少し行くと樹林帯に突入する。
2015年08月08日 13:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 13:06
駒石から少し行くと樹林帯に突入する。
ミヤマアキノキリンソウ
2015年08月08日 13:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 13:06
ミヤマアキノキリンソウ
迷い尾根付近はヤセ尾根がしばらく続き、ハシゴやクサリ(ワイヤ)の連続。
2015年08月08日 13:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 13:53
迷い尾根付近はヤセ尾根がしばらく続き、ハシゴやクサリ(ワイヤ)の連続。
難所を越えると平坦な樹林の道となる。
2015年08月08日 14:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 14:07
難所を越えると平坦な樹林の道となる。
池山の水場に到着する。
2015年08月08日 14:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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池山の水場に到着する。
池山の避難小屋に行ってみると、札幌さんがその肉体美を惜しげも無く披露していた。 全く、20年前の私を見ているかの様な錯覚をおぼえた。 もちろん錯覚です(-_-)
2015年08月08日 14:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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8/8 14:57
池山の避難小屋に行ってみると、札幌さんがその肉体美を惜しげも無く披露していた。 全く、20年前の私を見ているかの様な錯覚をおぼえた。 もちろん錯覚です(-_-)
ここで、私が札幌さんに後から来る2名の単独行メンバーを誘って林道終点にタクシー呼び、菅ノ台BTへ戻ろうと提案した。 その提案に札幌さん、後から下山してきた滋賀さん、岡山さんも賛同してくれたので、ここで初めてパティーを組んでタクシーの待ち合わせ場所へ向けて下山を開始する。
2015年08月08日 16:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 16:18
ここで、私が札幌さんに後から来る2名の単独行メンバーを誘って林道終点にタクシー呼び、菅ノ台BTへ戻ろうと提案した。 その提案に札幌さん、後から下山してきた滋賀さん、岡山さんも賛同してくれたので、ここで初めてパティーを組んでタクシーの待ち合わせ場所へ向けて下山を開始する。
札幌さんをリーダーに据えて下山する。
2015年08月08日 16:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 16:27
札幌さんをリーダーに据えて下山する。
イケマ
2015年08月08日 16:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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イケマ
ヤマジノホトトギス
2015年08月08日 16:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 16:38
ヤマジノホトトギス
今回は林道が一部通行止め(災害?)となっており、林道終点までタクシーが来れず、さらに降下した三本木地蔵下の登山口での待ち合わせとなった。
2015年08月08日 17:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8/8 17:30
今回は林道が一部通行止め(災害?)となっており、林道終点までタクシーが来れず、さらに降下した三本木地蔵下の登山口での待ち合わせとなった。
無事に菅ノ台BTに下山する。 奥の駐車場では先にタクシー下山した4名パーティーの方々もおり、避難小屋泊チーム全員で下山を祝った。
2015年08月08日 17:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
8/8 17:51
無事に菅ノ台BTに下山する。 奥の駐車場では先にタクシー下山した4名パーティーの方々もおり、避難小屋泊チーム全員で下山を祝った。
撮影機器:

感想

今回の山行で初めて避難小屋利用した山行計画をたてた。 Netで檜尾避難小屋の状況や宿泊体験談をチェックすると、夕方になっても次から次から宿泊者が現われて、登山客がオバーフローして大変な事になったなどの記載が散見された。 さすがに、これはヤバイと感じて、金曜日に夏休みを1日もらい、平日の宿泊となる様に計画した。 それでも、この夏山シーズン、「小屋でぎゅうぎゅう詰め」の不安は払しょくされなかったので、万一オバーフローとなった場合を想定し、ツエルト、シュラフ、マットをザックに用意した。 しかし、実際に小屋に泊まってみると晴天のナツ山にも関わらず、7名でのゆとりの宿泊となった。(単独の岡山さんは小屋外に4人パーティーが設営した4人用テントで憧れのテント泊デビューを飾った。) そしてこの避難小屋で、山好きの者たちが打ち解けるには全く時間を要せず、ほぼ山以外の話題で盛り上がった。(関西4名パーティーの話好きの貢献が大きいが…) ともかく、翌日は山行ルートが全く同じという事もあり、各人がバラバラに各ポイントを出発してもまたどこかのポイントで合流するを繰り返す事となった。 これは、単独行であるのにパーティー登山をしているような、つまり、単独行の気軽さと、集団登山の安心感を兼ね備えた不思議な状況となった。 さらに、最終的には4人の単独行登山者が1台のタクシーに乗り込み、経済的にも体力的にも優しい下山を果たした。 下山のあいさつの後、私はすぐに駒ケ根ICより富山に向かい車を走らせたが、他の7名は地元名物の「明治屋のソースかつ丼」を食べに行くと張り切っていた。 今回の山行は特に思い出に残る、100名山登頂の折り返し地点にふさわしい山旅となった。

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無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [2日]
木曽駒ヶ岳・宝剣岳〜空木岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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