裏銀座縦走、烏帽子岳〜上高地
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- GPS
- 38:04
- 距離
- 61.0km
- 登り
- 4,466m
- 下り
- 4,252m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:46
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:07
- 山行
- 10:01
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 12:20
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:40
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
はじめての裏銀座縦走に行った。
高瀬ダムから急登を順調に登る。日本三大急登だ。荷物は2日目の三俣山荘が取れなかった為にテント泊装備、水2リットルを含めると13キロ位か。
まだ元気で昼過ぎに烏帽子小屋に着いた。小屋の前はイワギキョウの群生で可愛らしい庭園になっている。見晴らしも抜群で、行った事のない読売新道と赤牛岳が目の前に横たわっていた。烏帽子岳をピストン…烏帽子岳は烏帽子の名に相応しく尖っていて、地蔵岳のオベリスクに似ている。夕陽もバッチリ見えて良い所だ。
2日目は朝から晴天で朝日の中気持ちよく歩く。ゆるりと登ると野口五郎岳に着いた。ココは素晴らしい360度の展望で、剣岳、白馬岳、針ノ木、燕岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳、兎に角凄い。感動の山頂だ。そこから下って、岩場のギザギザを登り水晶小屋を目指すが、この頃から疲れはじめてタラタラ登る。水晶小屋からは黒部源流の巻き道を選んだ。鷲羽岳はとても大きく越える自信が無かったし、源流は初めてなので楽しみだ。下って下ってとても気持ちよく花も沢山咲いていた。それから少し登って三俣山荘テント場に着いた。この日は楽しみのテント泊だ。冷たい沢に足を着けてノンビリ過ごした。夕飯はお決まりのレトルトカレー。
3日目は長いので朝4:15に出発した。暫くすると朝日が登り素晴らしい。3日目の疲れで相変わらずノロノロ登り途中から巻き道に入った。昨日の源流巻き道とは又雰囲気が違い広々としたお花畑が広がる。ピークも良いけど、巻き道も素晴らしく癒される。そして双六小屋に着いた。ココからいよいよ樅沢岳を登り裏銀座のメインルート西鎌尾根に入る。この疲れた脚で越えられるのか…不安がよぎるが行くしかない!又々ユックリと樅沢岳を越えた。西鎌尾根は花が沢山咲いていて変化に富み楽しい。この重たいテント泊が身体に応えるがそんな愚痴を跳ね返す迫力のルートだ。展望もバッチリで槍ヶ岳が目の前に近づいてくる。硫黄岳も異様な雰囲気を出し…北鎌尾根の大迫力も近く見える。
西鎌と言うだけあって、鎌の様なギザギザの岩場を越えて行くと、水俣乗越に着いた。
この頃からガスが広がり槍ヶ岳の姿は見えなくなった。でもガスのお陰で少し涼しく歩きやすい。槍ヶ岳山荘間近の急登は本気で大変だった。永遠に続くかと思う位…長い…ゼーゼー言いながら槍ヶ岳山荘に着いた。もう力尽きていたが、槍の穂先に登らないと完成しないと思い雨予報も気になるのでおでんを食べてから向った。案の定半分位のあたりから雨が降り出し本降りになったが、兎に角山頂に立った!
写真をとって早急に下った。
小屋でプリンを食べて居ると、なんと雨が上り晴天が戻ってきた。なんと言うタイミングの悪い事か!まあこんな事もあるね〜
さあ頑張って今日の宿、殺生ヒュッテに向かわないとと重たい腰を上げ雨の上がった東鎌尾根を殺生ヒュッテに向った。途中ハプニングもあったが体力尽きる頃小屋に到着。疲れすぎて食欲も無く、動きたくない…
4日目は下山の日だ。気が楽だなーと思ったがそれなりに長い長い下山だ。
美しくも疲れ果てた、槍ヶ岳にサヨナラは寂しい気もするが、ズート山は無理だな…とも…
徳沢でコーヒーソフトクリームを食べ、小梨平で山賊定食とお風呂に入り、雨に会うことも無く、長く暑く美しく雄大な山行は終わった。
一緒に歩いた山友に乾杯。お疲れ様でした〜
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