ぐるり立山歩き 立山三山〜劔御前〜大日連山〜龍王岳

2024年09月11日(水) ~ 2024年09月13日(金)

• GPS: 19:15
• 距離: 33.5km
• 登り: 2,746m
• 下り: 2,712m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 1:43
• 合計: 6:32

8:43 室堂
9:18 9:27 祓堂社
9:35 9:41 一の越山荘
10:29 10:39 雄山
10:54 10:57 立山
11:01 大汝休憩所
11:16 11:41 富士ノ折立
12:15 12:22 真砂岳
13:04 13:05 別山南峰
13:13 13:24 別山北峰
13:37 別山南峰
13:59 14:18 剱御前小舎
14:27 14:28 剱御前山（最高点）
14:41 14:52 剱御前
15:07 剱御前山（最高点）
15:15 剱御前小舎

2日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 1:01
• 合計: 9:12

5:58 剱御前小舎
6:53 6:59 新室堂乗越
7:13 室堂乗越
7:49 7:51 ２５１１ｍピーク
7:58 カガミ谷乗越
8:13 奥大日岳
8:17 8:19 奥大日岳最高点分岐
8:27 8:47 奥大日岳三角点
9:54 9:55 七福園
9:59 中大日岳
10:21 10:22 大日小屋
10:36 10:45 大日岳
10:55 10:59 大日小屋
11:14 中大日岳
11:19 七福園
12:50 12:51 奥大日岳三角点
12:58 12:59 奥大日岳最高点分岐
13:02 13:03 奥大日岳
13:23 13:28 カガミ谷乗越
13:33 13:36 ２５１１ｍピーク
14:03 14:04 室堂乗越
14:26 新室堂乗越
14:48 14:51 浄土橋
15:01 15:02 雷鳥沢ヒュッテ
15:10 雷鳥荘

3日目

• 山行: 3:14
• 休憩: 0:32
• 合計: 3:46

6:40 雷鳥荘
6:56 6:57 みくりが池温泉
7:12 7:13 立山室堂山荘
8:01 8:02 浄土山登山口
8:38 浄土山
8:51 9:02 浄土山南峰
9:05 9:09 龍王岳分岐
9:14 9:16 龍王岳
9:24 龍王岳分岐
9:28 9:30 浄土山南峰
9:50 9:57 一の越山荘
10:03 10:06 祓堂社
10:26 ゴール地点

天候

だいたい曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き：富山に前泊
　　　電鉄富山6:01発で立山ケーブルカー7:30臨時便に乗り、
　　　美女平でバスに乗り継ぎ、室堂8:30着
　　　立山駅 ⇔ 室堂 往復切符 7,380円　（片道で買うより800円お得）
帰り：室堂11:20のバスで電鉄富山14:06着、富山から15:23の新幹線

コース状況／危険箇所等

・室堂周辺の道は石畳
（一ノ越少し手間まで、雷鳥沢野営場まで、浄土山登山口まで）
・危険と感じる箇所はないが、ガレ、ザレが多く、3点確保が必要な箇所もある
・奥大日岳〜大日岳間にクサリ場2か所、ハシゴ一か所あり

その他周辺情報

・劔御前小舎　2食付き12,500円　ペットボトルの水500ccが500円など
・雷鳥荘　2食付き12,000円　風呂あり

写真

9/11 8:43

室堂でバスを降りターミナルの上へ上がった
さあ、ぐるり立山トレッキングをスタートします

9/11 8:53

雄大な景色はさすがですが、
立山山頂部は雲に覆われていてちょっと残念です

9/11 9:00

石畳を歩く足元には
ミヤマアキノキリンソウや

9/11 9:05

オトギリソウや

9/11 9:24

イワツメクサ
がまだまだ咲いています

9/11 9:37

一ノ越まで上がると人の群です
雄山を見上げ気持ちを高めます

9/11 9:49

イワギキョウが咲いて

9/11 10:17

上りは赤　下りは黄のペイントに
沿って歩けば休みなく登れそうですが、
やっぱキツイ

9/11 10:22

立山の一等三角点に到着

9/11 10:23

登拝してきます
登拝記念のお札をいただきました

9/11 10:30

頂上社の横にちょこんと山頂標

9/11 10:32

礼拝が終って、なぜか全員で万歳！

9/11 10:56

雄山から先に進み、ほどなく大汝山に到着

9/11 11:01

そしてあっという間に富士ノ折立
ここで早めの昼食をとり

9/11 12:16

真砂岳山頂に到着
ここで一気に人の数が減り、前後に人の姿が見えなくなった

9/11 12:30

ひたすらガスガスの稜線を進み

9/11 12:35

眼下の景色を眺めつつ

9/11 12:37

別山への登り返しです

9/11 12:37

大日連山は、いっとき山容がつかめるほどには見えて

9/11 12:46

雲が目まぐるしく動く中、
別山山頂部が見えて

9/11 13:05

別山（南峰）に到着しました

9/11 13:08

北峰が直ぐ先なので行く

9/11 13:11

一人居ます
何となく一緒に劔岳のシャッターチャンスを待つ

9/11 13:28

粘ること20分でこれ
諦めて初日のお宿に向かいます

9/11 13:49

劔御前の姿が見え

9/11 14:01

劔御前小舎に到着
ザックを置いて劔御前へ行く

9/11 14:26

劔御前山は手前のピーク
奥が劔御前です

9/11 14:33

手前のピークから劔御前の間は、お花畑だと分かる
チングルマの種や

9/11 14:34

シラタマノキやアオノツガザクラを見ながら

9/11 14:57

遅咲きのチングルマまで見られました

9/11 14:42

劔御前到着もガスガスでラスボス剱岳は全く見えずでした

9/11 14:59

劔御前からの戻り
劔御前山ピークの向こうに劔御前小屋が見える

9/11 16:44

劔御前小舎に戻り、うだうだしていたら、
夕方になって遂に劔岳の山頂部が見えるとのことで小屋を飛び出す

9/11 16:45

迫力満点ですね
ラスボス剱岳登場

9/11 16:48

3分後には雲
一瞬でしたが見えて良かった

9/11 17:59

夕食後、再び劔御前のほうへ散歩に
夕陽が立山の稜線を染め始めました
素晴らしい

9/11 18:00

大日連山の向こうに陽が沈んでいきます

9/11 18:01

立山の右に浄土山、その奥に尖がった龍王岳
3日目に行きます

9/11 18:07

剱岳には夕日はあたってないようです
黒々としてます

9/12 5:54

2日目の朝は快晴！
剱岳に朝日があたり、後立山連峰が丸見えです
感動の絶景でした

9/12 5:56

6時少し前、大日連山の山頂部にだけ朝日があたっています

9/12 5:57

雲海の彼方には白山が雄大

9/12 6:03

立山三山と龍王岳・浄土山

9/12 6:03

立山と一ノ越ごしに槍穂高です！
素晴らしい眺め

9/12 6:03

さらに浄土山の右奥には、黒部五郎岳と薬師岳です
360度の大眺望、サイコーです！！

9/12 6:03

眼下には、
手前から雷鳥沢、地獄谷の噴煙、室堂

9/12 6:06

槍穂高をズーム 手前に一の越山荘
もっと見ていたい気持ちを押さえて
大日連山へ歩き始めました

9/12 6:08

朝露をたっぷり纏ったミヤマリンドウ

9/12 6:15

葉っぱを啄むライチョウ2羽に出逢いました

9/12 6:16

こちらを警戒しているのか、食事は終わったのか

9/12 6:17

ライチョウ可愛いです

9/12 6:41

晴れているうちに大日岳に行けると良いのですが

9/12 7:28

劔御前の稜線から一気に400mほど下り、
室堂乗越あたりから見た剱岳
西側の山肌を観たのはこれが初めて

9/12 7:29

ひたすら西に向かって標高を上げて行く
赤い実はナナカマド

9/12 8:19

遅咲きのタテヤマリンドウ

9/12 8:28

奥大日岳に到着
ガスが濃くなり雨が降りそうな気配

9/12 10:39

奥大日岳から大日岳へは、歩きに集中。写真なし。
大日岳到着ですが眺望無し。
戻ります。

9/12 10:51

大日岳から下り始めると大日小屋が見えます
ランプの宿。次は泊まってみたい

9/12 11:06

大日小屋から中大日へ登り返す

9/12 11:10

中大日岳
山頂標が小さくて見えにくい
往路では見落としてました

9/12 11:14

七福園に向かう木道

9/12 11:18

七福園とは良いネーミングです
一帯が石庭のイメージでしょう

9/12 11:42

奥大日までの戻りは距離があります
途中クサリ場や

9/12 12:06

ザレた急登、

9/12 12:07

ハシゴ場などが続く

9/12 12:48

ふたたびクサリ場
ここで遂に雨に降られた

9/12 13:57

そして一時間後、晴れて暑い
室堂乗越まで戻ってからの剱岳

9/12 13:58

劔御前から別山、真砂岳

9/12 13:58

剱岳と劔御前

9/12 13:58

立山三山、浄土山

9/12 14:04

雷鳥沢の上に別山真砂岳

9/12 14:04

立山三山
雲が晴れて良かったです

9/12 14:04

今夜のお宿、雷鳥荘は下から3つ目
雷鳥沢から結構上るよね
本日最後の上りだ

9/12 14:54

雷鳥沢の野営地から雷鳥荘を見上げる
地味にしんどいな
また雨が降り出した

9/12 15:09

雷鳥荘到着
雨なので荘内にとどまり外にはでませんでした

9/12 17:41

豪華な夕飯

9/13 5:36

さあ最終日
朝の雷鳥沢
曇りです

9/13 6:49

淡々と工程を辿ります
血の池

9/13 7:04

みくりが池

9/13 8:01

浄土山登山口

9/13 8:06

まずは浄土山に向かいひたすら岩稜帯を登る

9/13 8:21

露を纏ったイワツメクサが何とも可愛い

9/13 8:43

この日もライチョウに出逢いました
かわいいです

9/13 9:01

龍王岳、五色が原方面と立山三山方面の分岐に
富山大学の施設

9/13 9:04

龍王岳
目の前だがガスに包まれて何ともやばそうに見える

9/13 9:17

でもあっさり龍王岳山頂

9/13 10:26

龍王岳のあと、
一ノ越経由で
立山室堂山荘まで下りました

9/13 10:26

少し青空が見え
目まぐるしく変わる天気に一喜一憂したなと思います

9/13 10:28

これで今回の旅は終わり
イワイチョウの黄葉が秋を感じさせるも
晴れると暑かった

9/13 10:28

立山見納めです

9/13 11:49

バスから称名滝を見て

9/13 14:23

富山駅でお寿司を食べて帰りました

撮影機器：

OPPO Reno5 A OPPO

感想

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立山信仰の山、剱岳と大日連山。
スタート地点となる室堂までのアクセスに時間が掛かるためなかなか思い切れずにいたのですが、4日間の休日すべてを使って、勢いで行ってきました。

室堂からの眺めは雄大で素晴らしかったですが、劔御前の稜線上からの眺めがさらに素晴らしく、2日目の朝は雲がなくて360度の大眺望、立山・劔・大日の眺めはもとより、後立山、槍穂高、黒部五郎・薬師などの北アルプスと、富山湾、白山が眺められるという他では見られない極上の眺望を見ることができたのは、非常にラッキーでした。

ずーっと曇りがちで、歩くには涼しくて良かったと思います。
時折り陽射しが強く照ると、とても暑くて2000m以上にいるとは思えないくらいでした。
今年はどこへ行ってもそんな感じです。

今回は富山駅周辺で前泊、最終日は早めに富山駅に下りるということで、日本海の幸にも舌鼓を打つという贅沢付きで、一度好い思いをしてしまうと、これが癖になりそう。
立山・劔、大日、シーズン初めの残雪期や紅葉の時期にも行ってみたいと思います。