ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7357201
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳(北鎌尾根 貧乏沢ルート)

2024年10月12日(土) ~ 2024年10月14日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
25:29
距離
38.0km
登り
3,314m
下り
3,265m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:49
休憩
0:47
合計
8:36
距離 13.6km 登り 1,754m 下り 1,386m
6:05
6:05
19
6:24
6:25
22
6:46
6:47
22
7:09
7:15
20
7:35
7:41
13
7:54
7:54
30
8:24
8:45
23
9:08
9:08
13
9:22
9:23
65
10:27
10:28
4
11:03
11:14
23
11:37
11:37
17
11:54
11:56
126
14:02
14:03
20
2日目
山行
9:03
休憩
1:54
合計
10:57
距離 5.4km 登り 1,523m 下り 489m
14:22
156
7:21
7:35
118
9:33
10:21
247
14:29
14:57
8
15:05
15:28
14
3日目
山行
5:25
休憩
0:03
合計
5:28
距離 19.0km 登り 37m 下り 1,390m
15:43
18
3:01
3:02
5
3:07
3:07
37
3:44
3:45
31
4:16
4:16
26
4:42
4:42
21
5:03
5:05
18
5:23
5:23
6
5:29
5:29
7
5:36
5:36
29
6:05
6:05
11
6:16
6:18
28
6:46
6:46
8
6:54
6:54
28
7:23
7:23
8
7:31
7:32
3
7:35
7:35
32
8:16
ゴール地点
天候 1日目:晴れのち雨
2日目:晴れ
3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
毎日アルペン号 中房温泉行き 6:00着
コース状況/
危険箇所等
◼︎貧乏沢
貧乏沢はお勧めできない。序盤は薮漕ぎと軽いガレ場下りなのだが、水が出てくると厳しさを増す。岩は次第に巨岩となり、苔も深くなっていく。踏み跡は不鮮明なのでルートファインディングがかなめ。巨岩が現れ始めたら左岸に踏み跡不鮮明でも高巻くように意識した方がいいと思う。高巻かずに沢を下り続ける中で山靴が何度も浸水してメンタル的にダメになったところある。苔生す沢を下り続けるが何度も間違えて一度は完全に立ち往生して絶望した。
他の方の記録にもあるが、熊も確実にいる。新しい糞が沢上の岩にあった。鈴の音は滝や沢の音で掻き消されるので笛を吹き続けて存在証明し続ける方が良いと思う。

◼︎天上沢
貧乏沢出合から北鎌沢出合までは天上沢沿いに歩く。はじめは急流だが北鎌沢に近づくにつれて流れの緩やかな箇所が出てくるのでそこで水を補給しておくと良い。北鎌沢出合付近は沢が伏流しているため水の補給はできない。北鎌沢出合のすぐ近くに小さなケルンあり。
北鎌沢出合は沢沿いの砂地にテン泊可能。10張いけるか行けないかくらい?

◼︎北鎌沢から北鎌コル
北鎌沢から右俣の分岐は真っ暗でよく分からなかった。進行方向右側を意識して歩けば大丈夫だと思う。岩→ナメ→巨岩→ブッシュ+ザレと急勾配でも変化に富むが基本は沢を歩くようにする。一部右側に高巻きの箇所あり。クライマーズホイホイは標高2280m付近にあり。晴れていれば間違えないと思う。ケルンがあるが北鎌のコルに向かって歩くことを意識すればモーマンタイ。
北鎌のコルはテント2張くらいの広さ。

◼︎北鎌コル~P8
コルからP8までは灌木帯の急登を歩く。踏み跡が多いが稜線通しに自分が一番歩きやすそうなルートを選べば大丈夫。

◼︎P9
P9(天狗の腰掛け辺り)までも同様だが、急登に加えて霜で滑りやすくなっているためハイマツに捕まりながらよじ登る箇所多数。

◾︎独標(P10) IIIくらい
独標から潅木帯は終わり岩とザレのある歩きに変わる。
P10(独標)はトラバースを選択。逆コの字のように有名なスポットがあるが、足場が安定してるためなんて事はない。逆コの字だったものを抜けてすぐに独標ピークへの直登を開始するがここが中々ハードだった。ホールドは安定してたが浮石もチラホラあるので注意。独標ピークは北鎌尾根で一番広い休憩スポットと思われる。フラットな草地でテントも数張行けそう。独標ピークに立ってようやく大槍(P16)が顔を出す。その壮観さに感動しない人はいないだろう。

◼︎P11~P13
独標を超えてからは次第に雪が見え始める。はじめはキックステップでどうにかなったが、中には根雪になってクラストしてしまってる箇所もあり。本格的なボルダームーブを使いまくる。P11からP13までは岩稜歩きとザレた斜面を少し降っては稜線に戻るのを繰り返す。想定外に西側(千丈沢側)が雪や氷で危険度増し増しだったため、若干危なくても稜線通しの方が確実と判断。

◼︎P14(白ザレ峰)
P14のルート取りは遠目では難しくて頭を抱えた。先行3人パーティの熟練者の方が直登ルートを取っていたので真似させていただいた。最後だけ天上沢側に間違えて逸れたところ、ザレが崩落しまくって落石祭りで焦った。

◼︎P15と北鎌平
P14からP15にかけてはいよいよ氷が酷くてトラバースを取るパーティと無理してでも稜線通しにするパーティで分かれた。私は稜線通しにしたがキックステップも効かない箇所も多くしんどかった。
P15をこえれば北鎌平に出る。平というほど広くはないが5~6人くらいが休憩できる余裕はある。あくまで北鎌尾根では平らな場所というわけだ。

◼︎大槍(P16) III+~IVくらい
北鎌平からは大槍へのアタックとなる。開始早々岩が凍っていて滑るため高度なバランスを求める箇所がある。長居すると指が千切れそうなくらい冷たいのでルートとムーブを定めて流れるように登るのが良い。そこを抜けるとまた凍った斜面の直登。これはなかなか難しくルート取りもパーティによって変わってた。どこも凍っていたので五十歩百歩だと思う。直登を抜けると一旦ひらけた場所に出る。横浜かたつむり会(谷川岳自衛隊出動で有名な)の慰霊碑がある。ここが最後のはんなりポイントだった。ここからは穂先へのアタックとなる。はじめは登りやすいホールドを見つけて直登する。その後、テラスのような場所に出るので天上沢側にトラバース。そこから同様に簡単なホールドを攀じ登って次は千丈沢側にトラバースしていく。するとチムニーと思われる場所に出た。残地のスリングもあり一旦登ってみたが凍っていることもあり足が滑ってかなり悪い。足を使わないチムニーは厳しいと判断してすぐ隣のフェースにカチが決まるルートが見えたのでハイステップとカチでゴリ押し。チムニーを抜けるとピークの祠が見えるので簡単で安定したホールドをサクッと登って祠からみんなにコンニチワ。この一般登山者で賑わう山頂に突然人が出てくる瞬間がたまらない。

◼︎おまけ(下り)
大槍からの下りも結構きつい。北鎌で体力も筋肉も擦り減らしてるので慎重に。あとは一般道の話なので省略。
その他周辺情報 上高地温泉(1000円、午前受付は9時まで)
中房温泉からはバスが何台も
やっぱり渋滞です
2024年10月12日 07:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 7:27
中房温泉からはバスが何台も
やっぱり渋滞です
合戦小屋
もうスイカはない。思ったより遠かった
2024年10月12日 07:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 7:35
合戦小屋
もうスイカはない。思ったより遠かった
いい感じに秋を感じる道
2024年10月12日 07:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 7:47
いい感じに秋を感じる道
綺麗に槍の穂先だけ顔を見せてる
2024年10月12日 07:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 7:47
綺麗に槍の穂先だけ顔を見せてる
素晴らしき登山道
2024年10月12日 07:54撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 7:54
素晴らしき登山道
槍はまだ遠い
2024年10月12日 08:28撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 8:28
槍はまだ遠い
燕岳かっこええなあ
今回はパスします
2024年10月12日 08:29撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 8:29
燕岳かっこええなあ
今回はパスします
表銀座いくぞ
2024年10月12日 08:46撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 8:46
表銀座いくぞ
やはり素晴らしき稜線
2024年10月12日 10:12撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 10:12
やはり素晴らしき稜線
喜作っち
2024年10月12日 10:25撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 10:25
喜作っち
稜線は続く
2024年10月12日 10:32撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/12 10:32
稜線は続く
大天荘
水は200円/L
2024年10月12日 11:00撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 11:00
大天荘
水は200円/L
カレー食べました
最後の晩餐にならないように祈りながら
2024年10月12日 11:02撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 11:02
カレー食べました
最後の晩餐にならないように祈りながら
大天荘から降ってすぐのところにオコジョいました
全然人いないからこんにちわ
2024年10月12日 11:28撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
10/12 11:28
大天荘から降ってすぐのところにオコジョいました
全然人いないからこんにちわ
中腹は秋見ごろです
2024年10月12日 11:46撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/12 11:46
中腹は秋見ごろです
貧乏沢下降点
木片と小石で頑張ってる
2024年10月12日 11:54撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 11:54
貧乏沢下降点
木片と小石で頑張ってる
一応稜線の向こうに行くトレースはなんか見えました。
意識しないと気づけないけど
2024年10月12日 11:54撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 11:54
一応稜線の向こうに行くトレースはなんか見えました。
意識しないと気づけないけど
ここまでは写真を撮る余裕あり
ガレ場下り
2024年10月12日 12:11撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/12 12:11
ここまでは写真を撮る余裕あり
ガレ場下り
もう貧乏沢おわりです
苦しすぎて写真なんか撮ってられなかった
2024年10月12日 14:02撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
10/12 14:02
もう貧乏沢おわりです
苦しすぎて写真なんか撮ってられなかった
北鎌沢出合のケルン。
多分水俣乗越から来た人は気づかないかも
2024年10月12日 14:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 14:35
北鎌沢出合のケルン。
多分水俣乗越から来た人は気づかないかも
今日北鎌のコルまで行こうと思ったが、雨降り始めたので出合でテン泊に変更。
雨とか普通に萎える。稜線では雪だったらしい。電波ないので分からないね、、、
2024年10月12日 14:36撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/12 14:36
今日北鎌のコルまで行こうと思ったが、雨降り始めたので出合でテン泊に変更。
雨とか普通に萎える。稜線では雪だったらしい。電波ないので分からないね、、、
ここで水補給
元々3.5L持っていたので500mLだけ補給。
今回は北鎌のコル手前まで水補給できるところありましたが枯れてる可能性もあるので序盤に補給しておくべき
2024年10月13日 05:02撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 5:02
ここで水補給
元々3.5L持っていたので500mLだけ補給。
今回は北鎌のコル手前まで水補給できるところありましたが枯れてる可能性もあるので序盤に補給しておくべき
急登です。
小分岐は基本右、コルを目指して。
2024年10月13日 06:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 6:08
急登です。
小分岐は基本右、コルを目指して。
クライマーズホイホイ
ここを右いくとP7直下に出て詰みます
2024年10月13日 06:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 6:35
クライマーズホイホイ
ここを右いくとP7直下に出て詰みます
一応ケルンもあるのでガスの時とかは参考に
2024年10月13日 06:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 6:37
一応ケルンもあるのでガスの時とかは参考に
朝日が登る
私は旅する
2024年10月13日 06:41撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 6:41
朝日が登る
私は旅する
コルにてビバークの方いました
やはり昨日は雨に降られたそうです
2024年10月13日 07:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 7:18
コルにてビバークの方いました
やはり昨日は雨に降られたそうです
独標の天上沢側の顔。
デカすぎて大槍が見えない
2024年10月13日 07:46撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 7:46
独標の天上沢側の顔。
デカすぎて大槍が見えない
独標の千丈沢側
直登ルートとトラバースルートがあります。
安全なトラバースルートを採用
2024年10月13日 09:10撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 9:10
独標の千丈沢側
直登ルートとトラバースルートがあります。
安全なトラバースルートを採用
有名な逆コの字の残骸
大したことないです。この後の独標ピークへの直登の方が緊張しました。
2024年10月13日 09:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 9:37
有名な逆コの字の残骸
大したことないです。この後の独標ピークへの直登の方が緊張しました。
独標抜けると大槍が顔を見せます。
2024年10月13日 09:52撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 9:52
独標抜けると大槍が顔を見せます。
独標の標識
2024年10月13日 09:58撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 9:58
独標の標識
お姉さん撮ってくださってありがとうございました。いい感じです
2024年10月13日 09:59撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 9:59
お姉さん撮ってくださってありがとうございました。いい感じです
大槍までまだまだあるよ
このときは核心を抜けたと勘違いしてました
2024年10月13日 10:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 10:08
大槍までまだまだあるよ
このときは核心を抜けたと勘違いしてました
夏に登った前穂高北尾根も見えるね
2024年10月13日 10:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 10:08
夏に登った前穂高北尾根も見えるね
笠が晴れてるのって珍しい気もする
2024年10月13日 10:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 10:08
笠が晴れてるのって珍しい気もする
常念の三角形っていつみても美しい
登ったはずなのに暴風雨すぎて記憶にない
2024年10月13日 10:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 10:08
常念の三角形っていつみても美しい
登ったはずなのに暴風雨すぎて記憶にない
独標のピークが多分一番開けていたと思います。
数張はビバークできそう
2024年10月13日 10:09撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 10:09
独標のピークが多分一番開けていたと思います。
数張はビバークできそう
険しい登り下り
基本は稜線通し
2024年10月13日 11:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 11:40
険しい登り下り
基本は稜線通し
常に1ミスがデスに直結する恐怖
2024年10月13日 11:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 11:40
常に1ミスがデスに直結する恐怖
白いところ全部雪か氷です。クラストしてる箇所もありました。
2024年10月13日 12:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 12:44
白いところ全部雪か氷です。クラストしてる箇所もありました。
北鎌平
平の名を冠する割にそこまで広くはないけど、北鎌尾根の中ではめっちゃ広いです。
ビバーク可能
2024年10月13日 13:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 13:19
北鎌平
平の名を冠する割にそこまで広くはないけど、北鎌尾根の中ではめっちゃ広いです。
ビバーク可能
凍ってるし岩冷たいし終わってる
2024年10月13日 13:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 13:43
凍ってるし岩冷たいし終わってる
後ろを振り返る
2024年10月13日 14:01撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 14:01
後ろを振り返る
もうね、大槍はチムニーも他も余裕なくて写真なんか撮れない。残雪コンディションくらいになってるもん
2024年10月13日 14:31撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 14:31
もうね、大槍はチムニーも他も余裕なくて写真なんか撮れない。残雪コンディションくらいになってるもん
小槍も登ってる人いるね
いつか行きたい
一般道でアプローチできるのって幸せなこと
2024年10月13日 14:31撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 14:31
小槍も登ってる人いるね
いつか行きたい
一般道でアプローチできるのって幸せなこと
槍ピークでブロッケン!
播隆上人見てますか!
2024年10月13日 14:38撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 14:38
槍ピークでブロッケン!
播隆上人見てますか!
後続の3人パーティとソロの方。
大槍手前で先行かせていただいてすみません。
皆さん頼もしくて凄かったです。
2024年10月13日 14:45撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 14:45
後続の3人パーティとソロの方。
大槍手前で先行かせていただいてすみません。
皆さん頼もしくて凄かったです。
北鎌尾根を振り返る
2024年10月13日 14:45撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/13 14:45
北鎌尾根を振り返る
ここまで来れば安心。
達成感よりも解放感
2024年10月13日 15:10撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 15:10
ここまで来れば安心。
達成感よりも解放感
槍ヶ岳山荘でウインナー食べる
とにかく肉が食べたかった
2024年10月13日 15:16撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 15:16
槍ヶ岳山荘でウインナー食べる
とにかく肉が食べたかった
殺生ヒュッテにて
びしょ濡れテントとシュラフを必死で乾かす。無駄でした
2024年10月13日 16:03撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
10/13 16:03
殺生ヒュッテにて
びしょ濡れテントとシュラフを必死で乾かす。無駄でした
寒すぎて行動開始。星が綺麗
誰か流星のこと教えて欲しかった、、、
2024年10月14日 02:23撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/14 2:23
寒すぎて行動開始。星が綺麗
誰か流星のこと教えて欲しかった、、、
殺生ヒュッテ
テント2000円もする時代なんだよなあと
2024年10月14日 02:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/14 2:42
殺生ヒュッテ
テント2000円もする時代なんだよなあと
槍ヶ岳かっけー
2024年10月14日 02:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/14 2:43
槍ヶ岳かっけー
2024年10月14日 04:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/14 4:17
モルゲンかな
2024年10月14日 06:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/14 6:05
モルゲンかな
焼岳
2024年10月14日 07:54撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10/14 7:54
焼岳
撮影機器:

感想

◼︎感想
貧乏沢でびしょ濡れになり予期せぬ雨(これが上では雪だったと)に降られたり、びしょ濡れシュラフで凍えたり岩や斜面が凍っていたり何度も心が折れそうだった。同日アタックで出会った皆さんがいなければ達成できなかったと強く感じます。ここで感謝を。
ソロバリの集大成を無事終えられて良かった。
体力・技術いずれもトップレベルで伝説と呼ばれるだけあると感じた。バリルート達成で叫んだのはこれが初めて。
前腕、二の腕、大腿部、ふくらはぎが筋肉痛です。とてもしんどかったです。

◼︎概要
 標高3180m国内5番目の標高を誇る槍ヶ岳には4つの稜線が伸びている。裏銀座に繋がる西鎌尾根、表銀座に繋がる東鎌尾根、大喰岳南岳大キレットを経て穂高を結ぶ稜線、そして北鎌尾根である。北鎌尾根には多くのドラマがある。壮絶なビバークの上に絶命する過程を記した「風雪のビヴァーク」で有名な松濤明や、社会人登山の先駆けとなり単独行で有名な加藤文太郎の遭難はよく知られている。他にも初登を早稲田大学と学習院大学が同日に登頂するなどドラマが付きまとう北鎌尾根だが、前穂高の北尾根、剱岳の八ツ峰に並ぶ3大バリエーションルートとして呼ばれることもある。
北鎌尾根には大きく3つのアプローチがある。一つ目は湯股ルート。湯股から水俣川を遡上して千天出合を少し天上沢沿いに進んだところからアプローチするもので北鎌をP1から登るときはこれを取る人が多い。
二つ目が水俣乗越ルート。こちらは槍沢を詰めて途中の大曲から水俣乗越に上がって天上沢源流部から北鎌沢出合に下る。上高地からアプローチできるため北鎌のコルからスタートする方はこちらを採用することが多い。一番人気のルートだ。
最後が貧乏沢ルート。大天井ヒュッテから少し降った貧乏沢のコル(貧乏沢下降点)から沢沿いに一気に天上沢との出合部まで駆け下る。北鎌のコルからスタートを切るのだが、こちらは水俣乗越ルートに比べて人気がなく記録も少ない。
今回は漫画「山を渡る」で触れられて気になったのでここを取ってみることにした。

◾︎装備
・行動食(2000kcal) 4日分
・プラティパス2Lを2つ
・ペットボトル500mLを1つ
・テント一式
・エアマット
・シュラフ(3season)
・下山後着替え
・ダウン
・紙の地図
・ナイフと笛(首からかける)
・モバイルバッテリー20000mAh
・携帯トイレ3つ
・簡易ハーネス一式と環付き2つ

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:274人

コメント

お疲れ様です、本当に凄すぎるという言葉しか出ません
いずれ挑戦したいと思っているところなので、これ見てモチベ高めながら確実に実力つけてたまには行けるようにしようと思いました
機会あれば共にバリやりたいですね…!
2024/10/14 20:53
@ce.さん
おつあり!
積雪は想定外。9月に行ければもっと気楽だったかも。エスケープルートないから死ぬ気で頑張りましたわ。
日帰り可能な優しめバリならやりましょう。

2024/10/15 18:54
いいねいいね
1
でかめろんさん
やった〜!
一緒に優しめの日帰りバリ楽しみにしてます!!
2024/10/16 20:19
見えてる写真だけでも怖さが伝わってくる。よく無事で帰ってきた。完走おめでとう㊗️
2024/10/16 1:55
ありがとう!
常に緊張の連続で体力もメンタルも擦り減ったわ
まだ全然ダメージ回復できてないわ笑
2024/10/16 18:59
いいねいいね
1
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら