白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)
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- GPS
- 23:03
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,797m
- 下り
- 3,466m
コースタイム
前日22:00 いわき出発-(常磐道・中央道)-2:30 芦安第2駐車場着
5:10芦安駐車場発-(乗合タクシー)-5:50広河原着
6:00広河原発-9:11二俣-(右俣コース)-12:20小太郎山分岐-13:29肩ノ小屋
《7月19日》
4:01肩ノ小屋-4:49北岳山頂5:40-6:36北岳山荘7:00-7:42中白根山-8:43間ノ岳9:00
10:02農鳥小屋10:25-11:09西農鳥岳-12:05農鳥岳12:16-12:53大門沢分岐13:10
15:20河原-16:17大門沢小屋
《7月20日》
6:27大門沢小屋-7:50大古森沢-8:30つり橋-8:53林道-9:36奈良田第一発電所
9:17奈良田第一発電所=(バス)=11:05広河原=(乗合タクシー)=11:54芦安
天候 | 【1日目】晴れ時々曇り 【2日目】晴れのち曇り 【3日目】晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
帰り 奈良田第一発電所=(バス)=広河原=(乗合タクシー)=広河原 ※乗合タクシーとバスの料金は同じです。ゲートが開く時刻の関係で、始発の出発時間は変わりませんが、それ以降は定員になり次第出発するので、バスより時間の融通が利くようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※奈良田→広河原便は、崩落事故後の暫定開通に伴い、始発のバスが6:30に変更になっています。それ以降の便に変更はありません。 広河原から大樺沢右俣ルートは、雪渓も完全に消えており、特に危険箇所はありませんが、標高1500m〜3000mの登りになるので、高度順化には注意が必要です。 肩の小屋から北岳の登りは、未明やガスが濃いときはルート選択に注意が必要です。 西農鳥岳から大門沢分岐までは、地形図そのものが読みづらく、実地形との対比がわかりづらいかもしれません。 大門沢へは、急な長い下りになるため、長い距離を歩いてきた場合は、かなり足腰にこたえます。 大門沢小谷からの下りには渡渉地点が何カ所かありますが、いずれもしっかりとした橋ではなく、丸木橋が苦手な人には辛いかもしれません。 広河原方面は、林道出口の奈良田第一発電所から乗車できます。奈良田からよりも100円お得です。 |
写真
手前の美女2人と前の写真の彼女が同じパーティ。みなさん、本当は乗馬の仲間だそうで、「ヤマガール」ならぬ「ウマガール」だったりして。
肩ノ小屋の水は、天水を消毒した水のため、直接飲むにはかなり抵抗があります。
おいしい水待ちこがれていた我々は、迷うことなくこの沢の水を口にしました。
農鳥小屋とは別の沢筋だから大丈夫でしょう。
感想
先月の鳳凰三山に続き、同じメンバーで挑む白峰三山です。
当初は奈良田から広河原入りする予定でしたが、崖崩れによる通行止め解除後は、始発便の時刻が遅くなったこともあり、芦安からはいることにしました。バス代は2回分余計にかかりますが、行程的にも無理がなく正解でした。
4人メンバーのうち2人は、できるだけ軽量化を図りたいとのことで、当初から山小屋泊まりの予定でした。2日目の行程を楽にするため、初日は全員で肩ノ小屋泊まりで早立ちにすることにしました。
結果的には、小屋泊まりでもテント泊でも行程自体に差はないのですが、朝少しでも楽をしようとした結果です。
前回の鳳凰三山では、重たい思いをしてまで2リットルウイスキーを持ち込み、周りの人たちまで巻き込んでプチ宴会をしてしまい大いに反省をしたのですが、
その反省も生かされず、またしても2リットルウイスキーを持ち込んでしまいました。
小屋前のテーブルに一人寂しそうに座っていた女性に声を掛けたところ、神奈川から来た3人パーティとのこと。自分だけ小屋泊まりで、他の2人はテント泊なので、食事が終わるまで時間つぶしをしていたそうです。
残りのメンバーをテントから呼んできて、娘さん夫婦と山行を楽しんでいるというお父さんを交えてプチ宴会となりました。
女性パーティーは、神奈川の乗馬サークルのメンバーだそうで、山ガールならぬ馬ガール。流鏑馬もされるという50代のリーダーに誘われて、いつの間にか山に登るようになったんだとか。
流鏑馬かぁ、ヤマガール(本人達は山女と言っていましたが)とは違う姿も見てみたいものです。
肩ノ小屋を早立ちしておかげで、北岳山頂でご来光を迎えることができました。それと同時に半円を超す大きな虹を見え、二度おいしい北岳からの眺望を味わうことができました。
北岳からの主稜線は3000m超のコースのため、さすがに息が切れます。リズム良く呼吸をしているうちはいいのですが、少しでもペースが乱れると、とたんに息苦しくなって来ます。農鳥小屋から先、農鳥岳を越えて大門沢に下るルートでは、さすがに足にこたえました。
こんにちは! 北岳肩の小屋ではウィスキーと楽しい時間をありがとうございました。翌日の金曜日には、馬ガールたちも北岳山頂→八本歯のコル→広河原、と楽しく歩いて無事に下山しました。
私は今後も小屋泊での登山を続けると思います。テン場に2Lのウィスキーを持った人がいたら声をかけるので、宴会の仲間に入れてくださいね!
【馬ガール1号(秋元)】
無事下山されたようで、お疲れ様でした。
勝手に「馬ガール」にしてしまって申しわけありません。山ガールと語呂合わせで・・・
後ろ姿、せっかくの美人が台無しの写真になって申しわけありません。
我々も、疲れた体にむち打ちながら、楽しい山行を終えることができました。
本当は、もう少しみなさんとお話しできれば良かったのですが、さすがにあの冷え込みでは長居はできませんでしたね。もっとも、あれ以上やっていたら、次の日はバテバテだったかもしれません。
2リットルのウイスキー、まだまだ懲りずに持って行くことでしょう。 ぜひまたどこかの山域でお会いしましょう。東北の山にお越しの節はぜひ声を掛けてください。
jasmine さんの山行記録も楽しみにしています
馬ガール、うまいネーミング!と感心していました。馬でも山でも、「ガール」と呼ばれるのは光栄です。
後ろ姿の写真、私はとっても気に入っています。
ありがとうございました。
私は「50代のリーダー」と一緒に、来年は鳥海山に行くかもしれません。その際は連絡しますので、よろしくお願いします♪ 私のヤマレコは、いつできることやら・・・気長に待っていてくださいね。
marunaさんが南関東にお越しの際は、ぜひご一報ください。次のヤマレコも楽しみにしています!
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