飯豊山「ヒメサユリとウスユキソウ満開の飯豊山、本山小屋でテント泊」
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,169m
- 下り
- 2,152m
コースタイム
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 9:20
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:07
天候 | 22日 晴れ(炎天下) 23日 大雨(11時で止む) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○かなりの距離の雪渓歩き有。氷と化した雪渓はつぼ足で蹴ってもステップ切れないのでチェーンスパイクか、軽アイゼンがあった方が安全。かなり急なところもある。 ○地蔵水場より上の水場は雪渓に埋もれて使用できません。各小屋にも水場がないのでテント泊か小屋泊を考えている方は十分な水を持参するか、地蔵の水場で補給した方がよい。 ○剣ヶ峰〜三国岳、御秘所は本格的岩稜歩きとなり、かなりの難所。 ○全体的にマーキングが少なく、中級以上の健脚者向け。GPS命でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | モバイルバッテリーを忘れた。食材を冷蔵庫から出すのを忘れた。水場があると思い込んでいたので水を持参しなかった。 |
感想
新潟、福島、山形3県に跨り、南北20kmも連なる巨大な山塊として有名な飯豊連峰の盟主、飯豊山に登ってきました。
飯豊山が日本百名山、花の百名山、東北百名山に選定されており、この時期ヒメサユリで有名なのは2年程前から存じていたので登るならこの時期にと考えておりましたが、日本のエーデルワイス、ミヤマウスユキソウも咲いているとは知りませんでした。さすが花の百名山です。
飯豊連峰を満喫するには、最低限でも飯豊山と最高峰の大日岳はセットで登らなければ勿体ないと考えていたのですが、最近読んだ深田久弥の日本百名山に「最高峰は大日岳だが、飯豊山を登ってよしとする」みたいなことが書かれていたので、気持ちも吹っ切れ、平日の3連休に登ることにしました。
登るにあたり、まず考えたのはどこから登ったら交通が便利で楽か?ということですが、福島県喜多方市側からの川入登山口(御沢野営場)と山形県飯豊町側からの中津川登山口(大日杉小屋)が候補に挙がるもどちらもナビがヒットしない。困ったときのG-BOOK。ちょっと時間はかかりましたが、どんぴしゃで御沢野営場駐車場を目的地に設定してくれました。
どんな山でもリュックを背負っていざ出発って時が、これからどんなお山に会えるのかな?一番わくわくしますね。
今回の装備は、水に関しては水分補給用のアクエリアス2Lのみで調理用の水と翌日の水分補給分は避難小屋で入手予定で計画を立て、リュックもパリセード80から一回り小さなバルトロ65に変更したので16kg。もう楽勝の軽さ。因みにテントは雨は降らないとの予想を信じてクロスオーバードーム。今回はオプションのベンチレーター用モスキートネットを付けたので虫対策もバッチシだったのだが、予想は見事に外れ、夜中から土砂降り。18時就寝で午前0時30分に雨の音で叩き起こされるも、再び心地よい眠りにつき、4時半起床。クロスオーバードームの床面を透かして水溜まりが見えたが浸透して来ず生地はしっかりと防水を保っている。
初めての土砂降りの雨の中での撤収作業。
雪渓はつぼ足で大丈夫との皆さんのレコを参考に、チェーンスパイクすら持って行かなかったけど、本山小屋で水を入手出来なかったので水場探しで雪渓を彷徨ったり、帰りの霧の雪渓で登山道から外れて道が分かんなくなるわでホント大変でした。ここの2番目だったか3番目以降の雪渓、かなり急で長いです。しかもカチカチに凍ってて蹴ってもつま先も踵も刺さらずステップ切れません。本山小屋での水場探しなら白馬大雪渓並みに12本爪アイゼンとピッケルは必要です。
また剣ヶ峰、御秘所等の難所も侮れません。避難小屋には滑落事故の新聞記事の切り抜きが多数掲示されていました。三点確保は必須教科ですね。
そういうことは置いといて、いい山でした。
とにかく花が濃い!コイワカガミ、アカモノ、ハクサンチドリ、ゴゼンタチバナ、ミヤマキンポウゲ、シラネアオイ、ニッコウキスゲ、ツマトリソウ、チングルマ、…etc。そして深窓の令嬢のイメージどおりのヒメサユリ、日本のエーデルワイス、ミヤマウスユキソウ!清楚で美しかった。ミヤマウスユキソウの隣で一緒に眠れて大満足です。
もっと金沢から近かったならな〜!
初めまして ハナゴンペと申します。
私もこの11日に、日帰りで下見を兼ねて弥平四郎から切合小屋まで行って来ました。
ロングで大変でしたが、余りの素晴らしさに虜になりました。来月、そして秋にと、今年は3回行こうと目論んでいます。
因みに、切合小屋の20メートルほど手前の広場に、豊富な水場がありました。私も往路では見逃してましたf(^_^;
ハナゴンベさん、初めまして!コメントありがとうございます。
切合小屋までいらしていれば、後の難所は草草履の雪渓と御秘所の岩稜ですが、来月だったら雪渓の方は緩んでいるでしょうか。切合の手前の目につくところに水場ありましたっけ?多分小屋があるのだから近くにあるはずだとは思っていたのですが、水場への道案内標識は見ましたが…気づきませんでした。因みに小屋は切合の方がきれいで快適です。まあ、自分はテント泊ですが…。気を付けていってらっしゃい!
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