【八ヶ岳南北縦走】＜1日目＞小淵沢駅→編笠山→権現岳→阿弥陀岳→赤岳→横岳→硫黄岳→天狗岳→黒百合ヒュッテ<2日目＞→茶臼岳→三ツ岳→北横岳→大岳→蓼科山→プール平バス停) 1泊2日

2017年06月16日(金) ~ 2017年06月17日(土)

• GPS: 38:42
• 距離: 54.8km
• 登り: 5,615m
• 下り: 5,153m

コースタイム

1日目

• 山行: 14:59
• 休憩: 1:14
• 合計: 16:13

距離 29.4km 登り 4,000m 下り 2,492m

0:02 小淵沢駅
0:40 火の見跡
0:48 0:49 観音平口ゲート
1:26 1:27 観音平
1:56 雲海
2:17 2:18 押手川
3:09 編笠山
3:27 3:28 青年小屋
3:51 のろし場
4:04 4:05 西ギボシ
4:18 東ギボシ
4:24 4:25 権現小屋
4:37 4:38 権現岳
4:39 4:40 縦走路分岐
4:53 4:54 旭岳
5:14 5:15 ツルネ
5:30 キレット小屋
6:43 6:44 真教寺尾根分岐
6:52 竜頭峰
7:00 赤岳
7:08 文三郎尾根分岐
7:22 7:23 中岳
7:31 7:32 中岳のコル
7:58 8:02 阿弥陀岳
8:20 中岳のコル
8:30 8:31 中岳
8:44 文三郎尾根分岐
8:57 竜頭峰
9:04 9:09 赤岳
9:13 9:14 赤岳頂上山荘
9:40 赤岳天望荘
9:42 9:43 地蔵の頭
9:47 二十三夜峰
9:56 9:57 日ノ岳
10:02 鉾岳
10:05 10:07 石尊峰
10:12 10:13 横岳（三叉峰）
10:18 無名峰
10:22 横岳（奥ノ院）
10:37 台座ノ頭
10:49 硫黄岳山荘
11:06 11:07 硫黄岳
11:37 11:38 ヒュッテ夏沢
11:41 山びこ荘
11:57 11:58 本沢温泉野天風呂
12:03 12:22 本沢温泉
12:32 12:33 本沢温泉野天風呂
13:12 13:13 夏沢峠
13:17 ヒュッテ夏沢
13:32 13:33 山びこ荘
13:59 箕冠山
14:09 14:10 根石岳
14:16 白砂新道入口
14:33 14:35 東天狗岳
14:50 15:02 天狗岳
15:16 15:18 東天狗岳
15:23 15:25 天狗の鼻
16:00 16:01 天狗の奥庭
16:15 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 9:22
• 休憩: 1:08
• 合計: 10:30

距離 25.4km 登り 1,604m 下り 2,667m

4:13 黒百合ヒュッテ
4:18 中山峠
4:38 4:39 中山
4:41 4:42 中山展望台
5:18 5:20 高見石小屋
5:30 丸山
5:56 5:58 麦草ヒュッテ
6:00 茶水の池
6:07 大石峠
6:14 中小場
6:37 6:39 茶臼山
6:57 6:58 縞枯山
7:08 7:10 雨池峠
7:17 7:18 雨池山
8:03 三ッ岳
8:15 8:16 三ツ岳分岐
8:21 8:26 北横岳ヒュッテ
8:35 8:36 北横岳（南峰）
8:37 8:38 北横岳
9:04 9:05 大岳分岐
9:10 9:12 大岳
9:20 9:22 大岳分岐
9:44 9:46 天狗の露地
10:09 双子池ヒュッテ
10:09 10:11 双子池
10:19 10:20 双子池ヒュッテ
10:44 双子山
10:55 11:23 大河原峠
12:00 12:01 赤谷の分岐
12:06 12:07 蓼科山荘
12:26 12:27 蓼科山頂ヒュッテ
12:34 蓼科山
12:35 12:36 蓼科神社奥宮
12:42 12:46 蓼科山
13:16 幸徳平
13:24 13:25 標高2110m標識
13:53 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
14:34 親湯
14:39 14:40 親湯入口バス停
14:43 ゴール地点

【小淵沢→観音平】
ずーっと登り。ちょっとくらい稼げるかと思いましたけど、歩きのみ。車道を離れた観音平への直登ルートは踏み跡が無いことはありませんでしたが、オススメはしません。次があれば通常ルートで登ろうと思います。

【観音平→編笠山】
登り登り登り。人気の山でアクセスも容易なので道迷いの心配もありません。真っ暗闇だったので、人気の山にありがちな結局合流する小分岐には注意。それから適宜張られているロープ外に出ないことも大切。

【編笠山→権現岳】
青年小屋への岩場以外に注意箇所は無いかな。権現岳もすぐなので是非立ち寄っていただければと思います。

【権現岳→赤岳分岐】
キレットがメインかと思いますが、難易度自体は僕でも問題なく通過できたので、気構えるほどでもないかなと思います。この辺から泊まり組らしき人たちとすれ違い始めました。そこで気にしていたのは落石の危険。人がいればいるほどその可能性は高まります。人の多い時間帯に通過を考えられる方はヘルメットがあったほうが良いかもしれません。拳程の岩であれば落ちてきてもなんの不思議もありません。

【赤岳分岐↔阿弥陀岳】
阿弥陀岳直下は少し登り難くなっていますが、他は絶景を楽しみながらで問題ありません。
行って良かったですよ。赤岳をこの角度から見てみましょう！と初心者が申しております。

【赤岳→雨池峠】
歩いている人が多いので割愛！
ただ、今回入れなかった本沢温泉へのピストンは疲れるのでオススメしません。野天風呂に入るなら泊まっちゃってくださいね(笑
※麦草峠のペットボトル飲料は200円とお安め

【雨池峠→双子池】
核心部は三ツ岳で、次が大岳。
ぐるりとこの2つを巡るのはかなりオススメです。岩の上でゴロゴロしてほしい。
岩場の連続で脚を踏み外せば大怪我間違いなしなので、しっかりと下調べをして、難易度を確認し慎重にお願いします。岩場はマーキングに忠実に進めば問題ありません。
北横は絶景が拝め、双子池は…まあまあかな。
※双子池小屋のペットボトル飲料は300円とお安め

【双子池→蓼科山】
双子山も蓼科山も気軽に登られる方の多いやまです。グループの方が多かったのも印象的でした。広い心で臨みましょう。と、ど素人が申して下ります。よろしくお願いします。

【蓼科山→プール平】
蓼科山登山口方面はザレザレなので、お気をつけて。下ってしまえば、後はサーっと流すだけなのでユルユル。

天候

6月16日:曇り→晴れ
6月17日:晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
小淵沢駅までJR電車
【復路】
プール平から茅野駅までアルピコ交通バス
※料金:920円
http://www.alpico.co.jp/access/consumption-tax/suwa/kitayatsugatake20140401.pdf
※最終:17:01
http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/kitayatsugatake_20170429.pdf
※IC乗車券使用不可
※茅野駅は道路を挟んで反対側

コース状況／危険箇所等

画像参照

その他周辺情報

◆温泉
『蓼科温泉共同浴場』
プール平バス停から徒歩1分
料金は500円
シャワー無し
ボディソープのみあり

写真

6/16 0:02

小淵沢駅
駅舎建替中なのかな？
隣に黒くて四角いオシャレ感を出したものがあるなと思って調べたら、7月3日から使用開始だそう。
JRの地方の駅感丸出しの駅舎が案外好きなんだけどな。

6/16 0:56

ここが観音平への分岐
ここを右へ曲がりましょう。
※曲がらない直登パターンはルート参照

6/16 1:26

観音平
車が4,5台ありました。

6/16 1:55

雲海
残念、そこは真っ暗闇が広がるだけでした。

6/16 3:08

編笠山
夜景が綺麗でしたよ。

6/16 3:26

編笠山を下りた先のゴロゴロ岩ゾーンを抜けると、掘建小屋じゃなくて、青年小屋。

6/16 3:27

青年小屋正面
赤い行燈には『遠い飲み屋』の文字。冗談のようで冗談ではない。なぜなら遠いから。

6/16 4:23

権現小屋
営業未確認。

6/16 4:29

権現岳(新)
なぜか登山道にぽつんと設置されています。なぜここ？

6/16 4:37

権現岳(たぶん旧)
新しい方から岩場を少し登ると、山頂にありました。

6/16 4:42

有名な梯子？
ガスってたせいで長さが果てしなく見える。

6/16 4:51

こんな鎖場もあって、序盤からアスレチック感を醸し出しています。

6/16 5:29

キレット小屋
営業しておりません(たぶん)

6/16 5:53

まだまだ続くよ岩登り、ここはマイルドな所

6/16 6:19

ここがキレット核心部？
正直、『危ない！』みたいなのは感じなかったけど、ガスってたからなだけかな。

6/16 6:56

竜頭峰分岐
赤岳手前で中岳・阿弥陀岳方面へ向かいます。ここでザックをデポ出来れば良いけど、かなり狭い。

6/16 7:07

ガスガスの中岳
とりあえず向かいます。

6/16 7:08

文三郎尾根分岐
赤岳と中岳の間の行者小屋へ行く分岐

6/16 7:13

中岳
見えると美しいトンガリ具合
でも中間にあるから中岳なのか、単体では成立し得ない感じが切なさを漂わせまている(ような)

6/16 7:13

行者小屋
大峯奥駈道に行ったから、どうしても行者還小屋と言ってしまう自分。

6/16 7:24

中岳山頂
通り道って感じ

6/16 7:26

阿弥陀岳
中々の迫力
これがピストンか…

6/16 7:44

権現岳や今日歩いてきた縦走路を見ると、ガスが引き、富士山が見えていました。
いつ見てもお綺麗で。

6/16 7:49

阿弥陀岳から赤岳を見ると圧倒的な存在感。縦走路から見るのとは一味違う。
さすが八ヶ岳連峰の主峰。

6/16 7:51

【パノラマ】
改めて見ると、南北に縦走するなんて変態でしかない(笑

6/16 7:55

阿弥陀岳山頂
八ヶ岳を縦走路から外れて見られるってやっぱり面白い。
今回登った山の中では2番目に好き。

6/16 7:59

富士山を遠望
どこからでも見えるデカイ目印の地位を欲しいままにしています。

6/16 8:41

阿弥陀岳
ガスが晴れたのでもう一枚。
綺麗だ…

6/16 8:41

今回の山旅最後の山、蓼科山まで見えます。

6/16 9:05

竜頭峰分岐まで戻ると赤岳山頂はすぐ

6/16 9:05

真教寺尾根の分岐がここから10分らしい。基本的に尾根の西側を歩いていたけど、あるとしたら東側。八ヶ岳初心者には難問すぎる。

6/16 9:07

赤岳山頂(南峰)
『赤嶽神社』は右、右ね。
左は雰囲気出す為のオマケ的な感じのやつ。

6/16 9:09

赤岳山頂(南峰)

6/16 9:10

赤岳頂上山荘は南峰の奥

6/16 9:13

赤岳頂上山荘
北側が正面入口
ポカリとコーラを補給
おトイレも済ませて進みます。

6/16 9:14

赤岳山頂(北峰)
南峰と違い、唯の道標のようで通り過ぎてしまいそう。

6/16 9:25

このルートでもはや恒例の蓼科山確認。1日目の行程はまだ半分を過ぎたところ。

6/16 9:30

赤岳展望荘
引き戸が割れてるのをテープで補修しているところがいい味出してます。

6/16 9:42

地蔵尾根との合流点
横岳はあまり登った印象がなかったけど、画像で見返すと立派なものですね。

6/16 9:49

赤岳、中岳、阿弥陀岳
こんな景色を見られる贅沢ありません。360℃が絶景でした。

6/16 9:54

横岳への登りにはこうしたザレ場もありました。3点支持で落石に注意しつつ、ゆっくり登ります。
南八ヶ岳だけなら土日の登山者の多い時、落石対策としてヘルメットはあったほうが良いかも。

6/16 10:07

オヤマノエンドウ

6/16 10:19

横岳直下の最後の登り
空が深い

6/16 10:22

横岳山頂
山頂では数人が休憩されていました。

6/16 10:23

お次は硫黄岳
ここから見ると傾斜なんて無いようなものに見えるんだけど、意外と…

6/16 10:36

赤茶けた土が火山帯であることを思い出させてくれます。

6/16 10:48

硫黄岳山荘
北アルプスよりも近い感覚で、山荘、山小屋があり、本当に安心して山登りができます。
しかもこれが稜線だけでなく、下にも点在しているからルートのバリエーションもあり、アプローチも容易。つまり最高。

6/16 10:53

硫黄岳への登りは緩やか。
ケルンが目印です。
開けた所は晴れでは意識しないけど、ガスガスだと超危険地帯。

6/16 11:04

爆裂火口
ここが吹き飛んだとか想像も出来ない。

6/16 11:05

硫黄岳山頂
途中で『黄色いお花見ました？』って聞かれたけど、全くわからず。
後ろの看板をみるとどうやら『ツクモグサ』のことらしい。
全然見なかったけど、見落としたかな。
景色だけでなく、わからないなりにお花も見るようにはしてるんだけど。

6/16 11:21

東西の天狗岳と夏沢ヒュッテ
夏沢ヒュッテには絶望しかない

6/16 11:36

夏沢峠
閉まっておりました。
27,8時間起きっぱなしなので睡眠不足と疲労がモロに直撃していますが、一旦本沢温泉へピストンしちゃいます！

6/16 12:03

本沢温泉
ついにきた！
従業員のアスリート風美女と談笑していると笑えない事実が…
本沢温泉名物の野天風呂には入れない…何らかの不具合により、ふくらはぎくらいまでしか湯量がないらしい。
確かに登山道から見えた湯船には薄ーーーくしか湯がなかった。
絶望1

6/16 13:19

落胆し放題で、トボトボと夏沢峠へ登り返します。足取りの重さは今回の山旅no.1。
この後、精神的ダメージからか夏沢峠をオーレン小屋方面に3分の1ほど下ってしまいした。
登山における内面の影響を強く感じた瞬間でした。
絶望2

6/16 13:59

箕冠山
気を取り直して前に進みます。
樹林帯のため、展望なし。

6/16 14:02

目の前の分岐を左で根石岳山荘

6/16 14:07

根石岳山荘
根石岳より撮影
根石岳山荘は2つあり、調べて見ると、古いものと新しいものがあるみたい。建ったのはここ数年ではなかろうか。

6/16 14:09

根石岳山頂
通り道的山頂

6/16 14:12

【パノラマ】
雄大だなぁ
天狗岳を越えれば黒百合もすぐそこだ！

6/16 14:29

手前が東天狗で奥が西天狗
疲れてたけど、ここは西も行っちゃうでしょ。
東にザックをデポして貴重品と水をサブに入れてピストンします。

6/16 14:31

東天狗岳山頂
ここでももはや恒例の蓼科チェック
いつの間にかめちゃくちゃ近くにある。

6/16 14:32

西天狗岳も中々の迫力
下に黒百合方面へのショートカット出来そうな道らしきものがありますが、ただの踏み跡で登山道ではありません。東天狗岳からピストンするしかない。

6/16 14:56

西天狗岳山頂
本沢温泉でお会いして、白砂新道を登ってきたtaka-oyadiさんと稜線上で全くの偶然に再会。一緒に東西天狗岳に登頂しました。
海遊びもされるアクティブな方で、楽しい時間を過ごせました。

6/16 14:56

東天狗岳
東西の天狗岳は共に人がいませんでした。
人気な山だけに1日早めて、金曜日スタートにしたのは正解だったかもしれません。どこの山頂も貸切が多かったし。蓼科山を除いて。

6/16 15:22

蓼科山と共に黒百合ヒュッテ確認
『近っ！』って思っていたら、八ヶ岳で何箇所かある��天狗��の名のつく岩陵帯が待ち構えていました。一歩一歩の段差の大きさも八ヶ岳の特徴かな。

6/16 15:47

天狗の奥庭上
1日目終盤に来て、中々ハード。

6/16 15:52

天狗シリーズ恐るべし。
2日目にも天狗はありますが、この風景です。ここに来てこのルートを選択した自分ナイスと思いつつ、中山峠から行って入れば楽だったんだろうかとも思ってしまいます。

6/16 16:06

すり鉢池
もはや水溜り
天狗は綺麗ですなぁ。

6/16 16:13

黒百合ヒュッテ
こちらで根石岳でお会いした単独登山女子と再会したので、小屋の晩御飯まであれこれお話し。2泊3日で八ヶ岳を堪能とか素敵だわ。
それからテントに戻って食事に取り掛かりましたが、睡魔には勝てずに即寝で終了。

6/17 4:15

テン場はこんな感じ。
深夜2時くらいにトイレに行こうと起きて、小屋前の温度計を見るとちょうど0℃でした。
テント撤収時は霜がびっしりで、かなりの重量増でした。

6/17 4:19

中山峠
ご来光を見に展望の開けた所まで、ささっと上がります。

6/17 4:22

あそこは稲子岳かな？
登山道とかあるのかな。
と、思って調べたら、しらびそ小屋方面から南壁をクライミングするみたい。面白そうだけど、自分のスタイルじゃないからパスかな。

6/17 4:22

見晴らし台
ここでも十分綺麗なんですねどね。

6/17 4:23

島が雲海に浮かぶ船のようです。
これは南東方面だったかな。

6/17 4:23

【パノラマ】
爆裂火口も見えます。

6/17 4:29

ニュウとの分岐
今回は疲労のため、ニュウと白駒池は割愛。ニュウからご来光を見たかったな。

6/17 4:35

分岐から少し行ったところに開けた箇所がありました。
これだから山はたまりません。

6/17 4:36

【パノラマ】
綺麗なものは綺麗
こういう景色、みたい景色を見るために早く行動しています。
短時間で少しでも多くの絶景と出会いたい。

6/17 4:40

中山展望台
ここでも蓼科山確認。
そう言えば最近は雲海を見ていませんでした。
辺り一面の雲海は久しぶり。

6/17 4:41

ここでは巨岩の上を歩きながら、北アルプスに想いを馳せていました。
北でも行きたい場所はたくさんあって、内蔵助平とか仙人池、五色ヶ原、湯俣温泉、鑓温泉などなどなどなど。

6/17 4:45

これから行く縞枯山はこっちかな。縞枯れてるから間違いないでしょう。
たしかベルト状に枯れるのは不明なんですよね。

6/17 5:28

丸山山頂
こじんまりしておりましたので、さっと次へ。ここからは苔生した美しい緑の森、『丸山の森』を堪能します。かなりオススメ。

6/17 5:53

丸山の森を抜けると一気に視界が開けます。

6/17 5:54

麦草ヒュッテ
ここでポカリを補給国道横なので、ペットボトルは手頃な200円でしたよ。

6/17 5:59

国道299号線を渡ります。

6/17 6:07

麦草ヒュッテからすぐの分岐は右側へ

6/17 6:11

そこそこの斜度ですが、これが続く続く。

6/17 6:15

中小場？
なんだかよくわからないけど、山がね、綺麗なんです。

6/17 6:33

茶臼岳山頂
那須に行った時は終始ガスガスだったことを思い出す。

6/17 6:34

山

6/17 6:34

山

6/17 6:34

山

6/17 6:35

山

6/17 6:35

蓼科山チェック
ここまで近づいてくると、終わりを意識し始めて少し寂しい。

6/17 6:36

茶臼岳山頂三角点
ここまで同じペースで上がって来た人に『中々の急登でしたけど、ご褒美は最高ですね。』って言ったら『え？そんな急登だったかなぁ』って、汗だくで息遣いも荒いじゃないすか…

6/17 6:44

さてさて、ここは…
縞枯山の入り口だな。見るからにそうだから間違いない。

6/17 6:58

縞枯山
とりあえず遠くから見るのが良い、という感想です。

6/17 7:14

かなり大きめの岩が連続します。
北横は登りやすいですが、三ツ岳や大岳は気をつけないと。

6/17 7:16

雨池山展望台
登って来た方向しか開けていないので、展望できません。

6/17 7:18

雨池山
全く展望なし。展望台であれだから、こちらには納得。
三ツ岳もこんな感じじゃないかとちょっと不安になりました。この時は。

6/17 7:23

三ツ岳と雨池山の鞍部
この時点でも展望はなし

6/17 7:31

少し登ると徐々に東側が見えるようになって来ました。
白駒池と水墨画のような雲に浮かぶ山々。

6/17 7:33

巨石を手脚フル活用で登っていきます。かなり侮っていたので、気合いを入れ直してグイグイいきます。

6/17 7:35

三ツ岳�喫�
結構登ったけど、先を見るとまだまだ。

6/17 7:37

�喫�はまだまだ序の口
これからが本番でした。

6/17 7:38

先のルートを確認。
あちらの方が明らかに高い
しかも、よりトゲトゲなのは気のせいか

6/17 7:42

鎖も問題なさそうでしたけど、この程度は使わずにささっと登ってしまいます。
ロープウェイで上がって、周回して来たらちょっと驚きそう。

6/17 7:43

【パノラマ】
何回見ても最高
でも全然わからない(笑

6/17 7:45

三ツ岳�曲�
三ツ岳というくらいだからまだもう一つあるのかな。
この辺は一つ一つの岩が巨大で、隙間に落ちたら相当危険なエリアです。要注意。

6/17 7:45

【パノラマ】
三ツ岳�曲�山頂
跳んで跳んで進みます。

6/17 7:53

�景�までもまだ少しある。

6/17 7:58

久しぶりに蓼科山確認。
大岳、双子池、双子山を越えたらもう蓼科山へのアプローチ。
ゴールは近いようで遠い。
ここから8時間弱掛かっちゃったな。あんなに近いのに。

6/17 7:58

�曲�から�喫�を確認
右の奥側にある台地のような山は荒船山？

6/17 7:58

北横岳方面へぐるっと回ってから目指す予定の大岳が見えます。

6/17 7:59

三ツ岳�景�
八ヶ岳ロープウェイが見えるこんな近いところにこれって面白すぎる。すぐにアプローチできちゃう。
今回の山旅ではこの山が1番好きだし、ここからの景色が1番好きだったかもしれません。

6/17 8:01

�景�からの下りはかなりアスレチック。雨が降っている日には絶対に来たくない。

6/17 8:16

ああ、そういうことね。
反対側の登山口にはこんなの無かったけど、それは良いのかな。

6/17 8:16

三ツ岳、北横岳、坪庭方面の分岐。

6/17 8:19

北横岳ヒュッテ
ここで補給予定が、準備中とのこと。補給は双子池小屋に持ち越しです。人はいたんだけどなぁ。

6/17 8:23

七ツ池
とは、よく言ったもので2つまでしか見えません。
登山道からはたった2分ですけど。

6/17 8:24

北横岳ヒュッテは観光客的な人も来やすいからか、小屋利用について細かく書かれています。
山では時間帯に対する感覚が違うから、まあ納得かな。

6/17 8:32

北横岳への登り
これで山頂じゃなかったらこの登山道を作った人はどS過ぎる。

6/17 8:35

幾層にも重なる山々が、その縦走路を思い出させてくれます。
赤岳があんな遠くになっちゃって。

6/17 8:35

北横岳南峰
北アルプスよ、今年もルートを練って練って、1度くらいは行きますよ。
湯俣から上がって、読売新道を下って、渡し船で対岸に行ってから室堂、五色ヶ原、薬師、黒部五郎をぐるっと回る的なやつが希望です。

6/17 8:38

北横岳北峰
こっちの方が標高が高かったりするのかな。少し立派な気がする。

6/17 8:38

大岳方面は難路なんですね。
心して参ります。

6/17 8:56

結構先は長い(笑
この稜線上で1人すれ違い。
大岳から双子池への下りでは10人以上とすれ違ったかな。このルート自体というか、草木が生い茂ってるところが難しい。実際、登山道に突き出した木で膝をえぐられたし。

6/17 9:03

大岳分岐
ここにザックをデポして大岳へ。
山頂までは10分とかかりません。

6/17 9:11

大岳山頂
なんでここだけこんな山頂標識なんだろうか。この麦草峠以北のアクセスの良さなら、多くの人が来てもおかしくないけど、やはり危険だということなのかな。

6/17 9:11

大岳山頂の石像はよく見ると、お地蔵さんじゃないように見える。
お賽銭があったりするけど、ちょっと調べたくらいじゃわからず。

6/17 9:12

大岳から三ツ岳方面
三ツ岳を見ていると、山口県の秋吉台を思い出しました。

6/17 9:45

天狗の路地
こちらにも天狗シリーズが。
跳ぶように進みましょう。
苦手な人はかなりの時間を確保しましょう。

6/17 9:52

大岳から双子池へは危険箇所が多いので要注意。

6/17 10:05

双子池到着

6/17 10:05

双子池小屋は車でも来られる場所にあり、ペットボトル飲料は300円。お〜いお茶は品切れ。定番の炭酸飲料コーラはなく、CCレモンならありました。あと、ポカリじゃなくてアクエリアスだったような。

6/17 10:07

双子池(雄池)
綺麗ですが、看板の後ろ奥の方の斜面はがっつり工事中でした。

6/17 10:17

双子池(雌池)
こっちの方が綺麗な気がする。
左手奥にテントが張られていました。
これは気持ち良いだろうな。

6/17 10:19

小屋横を登って行きます。
ルナサンダルを履いている人とすれ違いました。
山サンダルはいつ見ても驚いてしまう。棒ノ折山でみた親子連れ以来かな。あの時も驚いたなぁ。子供もだったし。

6/17 10:39

なだらかな山も綺麗なんですよね。双六岳なんて本当に綺麗だし。

6/17 10:40

完全にここが双子山山頂だと思っていました。

6/17 10:44

双子山山頂
こちらが本当の山頂。
大河原峠からほど近いので、日傘マダムとすれ違いました。これは来やすい。

6/17 10:49

大河原峠への緩やかな下りは爽やか。この状況で森がもっと近ければ熊の危険も高まりますけど、ここは大丈夫かな。
笹は熊が隠れやすいし、通り道になり得るから気をつけないと。

6/17 10:55

大河原ヒュッテ
営業していません。自動販売機がある！と思ったけど、回り込むと稼働していないので、非常にがっかりさせられます。
ちなみにこの峠にはペットボトル飲料などの補給は出来ません。

6/17 11:01

峠のカフェADAMO
6月16日(金)から営業開始
洒落乙ですわ。

6/17 11:08

ちょうど11時オープンだったので、ここで昼食タイム。
お店のノリの良いお兄さんとおしゃべりしながら山旅途中にこんなご飯を食べられるとは贅沢です。ここオススメですよ。ちなみにこの食事も800円とリーズナブル。

6/17 11:24

蓼科山登山口
ここか、先の将軍平から登る人が多いみたい。通常はここから2時間くらいみたいですよ。登りやすい山です。すでに2,000m越えてるし。

6/17 12:06

蓼科山荘
ここから一気に賑わいを増します。登山道も混雑気味。
ADAMOのお兄さん曰く、小学生が遠足で登るような気軽な山らしい。確かに小さな子供からお散歩に、近いような人まで幅広い人が山に親しんでいました。

6/17 12:20

山頂だけでなく、登山道もがっつり岩岩しております。全身で登りました。

6/17 12:24

蓼科山頂ヒュッテ
大河原峠からは1時間ほどで到着。もう脚もかなり疲れて来ました。蓼科山は山頂がこれまた大変。

6/17 12:30

蓼科山山頂
雲取山もそうだけど、ちょっと高くて気軽に登れる山に初心者が(僕もなんですが)登るのは良いのだけれど、山頂の撮影スポットで留まらないで！10分くらい待ってやっと撮影できたのがコレ。待ってても普通に記念撮影を後から始めたりで、変なとこに疲れるわ。

6/17 12:36

蓼科神社奥宮
お参りします。
中央から失礼して撮影。
こういう場所にある神社に訪れてみたいという想いが登山を始めた要因として大きいかもしれません。実際愛宕山はそうだし。

6/17 12:39

蓼科山山頂は広すぎ(笑
なんでこんなことになってんのか。ボーッとみてたらジリジリ笑えてきた。他の人から見れば山頂で一人ニヤニヤしている半袖半パン野郎はさぞや気持ち悪かったことでありましょう。

6/17 12:45

はい、もう天気も崩れてきたのでさっさと下ります。
蓼科山登山口は登りに通ったルートに比べれば圧倒的に不人気ですね。ちょっと危ないし。

6/17 12:51

こちらの登山道もしっかりと岩がゴロンゴロン。
プール平はまだまだだ。

6/17 13:24

蓼科山を下りきったくらいのところから右手を見ると、謎の三角点発見。これはなんだろ。

6/17 13:48

結構暑い時間帯だったので、新緑が木陰を作り、気持ちの良いトレイルが続きます。案外この下りは良かったですよ。

6/17 13:53

蓼科山登山口到着
この画像を撮影した近辺から下りの道へ入って行きます。
下山途中に拾った新しいサングラスはこの登山口に置いておきました。登りで落とした人がピストンなら手元に戻る可能性もあるかな。

6/17 13:55

棒道
ここをひたすらに下りますよ。

6/17 14:02

森が綺麗過ぎでしょ。
誰も歩いてないし。
というか歩いているわけないか。
ここを歩くのはきっと一部の変態だけのはず。

6/17 14:07

下山時のポイントは暫くは蓼科湖を目指す！です。

6/17 14:16

画像奥の分岐を左側へ

6/17 14:26

ここも蓼科湖というか親湯へ

6/17 14:28

ここではプール平へ確認。

6/17 14:30

ここではもう親湯が見えているので、後は舗装路をプール平へ向かうのみ。

6/17 14:32

綺麗な滝

6/17 14:45

プール平のバス停を撮り忘れました。バス停から徒歩1分ほどの蓼科温泉共同浴場に14:46にはいり、バスの出発が15:01というケツカッチンぶり。だってそれ逃したら2時間待つんですもの。
なんとか15時に間に合い、駅前で蕎麦を食べて帰路に着いたのでした。お疲れ様。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

sakurairo

最高、とにかく最高。

今までで最も印象的な山旅かもしれません。
八ヶ岳が大好きになりました。

今回は縦走でしたが登山口も豊富で、魅力的な赤岳鉱泉のような山小屋も沢山。
本沢温泉にも入りたいからまた来ないと。

高低差の大きいギュッと詰まった山旅でした。

個人的ベスト3
1位 三ツ岳
2位 阿弥陀岳
3位 赤岳



今回も無事下山できました。
山の神様に感謝。

コメント

taka-oyadi

お疲れ様！！
そして、完歩おめでとうございます！
二日目は、今頃何処だろう？って気になってました。
いやぁ〜凄いですね
アスリートです！！

山小屋の彼女、トレランをやっててフルマラソン(海外も)も走ってるそうです！
『本沢温泉 』
リベンジしてください
また何処かの山で会いましょう

sakurairo

Re: お疲れ様！！
お疲れ様でした。
ご連絡があちこち散らばってすみません(笑

本沢温泉の彼女はやっぱり本当のアスリートだったんですね！僕みたいななんちゃってとは違います＾＾

takaさんの仰る通りで本沢温泉はリベンジしないと行けません。ある意味レアな体験をしてしまったので、次はそんなことも想定して、しっかり荷物背負って、まったり山行したいと思います。

黒百合へのルート確認もそうですが、色々とありがとうございました！感謝です！

taka-oyadi

Re[2]: お疲れ様！！
そうですね、野天 だけのノンビリ山行に来てください

そして、黒百合のテン場は寒かったんですね！
標高の差でしょうか、本沢は＋の温度だと思います。
自分は、ナンガのオーロラ450ですが暑いくらいでした

それから『Ｂｕｔａ　Ｍｏｄｅｒｎ』さん。
硫黄岳向かう途中ですれ違いましたよ！！
もしや！？と思ったんですが、声を掛けそびれました💦

インスタのコメントもありがとうございました

ぶたもだん(BM)

お疲れ様！！！
sakurairoさん　　こんにちは！

金曜日出発にされて、お天気的には良かったですよね
ちょっと羨ましかったんです

今回もPhamtom25でしたか？　テントは何だったのかな？？
いろいろ気になります

かなり充実された様子で何よりです。
確かに三ツ岳は印象的ですよね！　いろんな山容が集まったいるのが八ヶ岳の良さなんでしょう

sakurairo

Re: お疲れ様！！！
仕事が忙しくない時期でよかったです。
緩い会社で、前日に言えば翌日休めるので助かってます。

今回もザックはphantomで、装備の総重量は9.5kg程でした。
八ヶ岳を舐めていたのもあって、贅沢品であるサンダル(ゼロシューズのアムリ)を持って行ったり、マットを枕付きのイナーシャオゾンのウルトラライトを使ったりで全然軽量化していませんでした。この辺は無くても良いので0.7kgは軽量化できます。
また、テントは大峯もそうでしたが、シックスムーンデザインズのルナーソロです。寝ながら星を見るのも目的の一つだったのでそうなりました。寝るだけであればストックシェルター一択かもしれません。そうすれば0.4kgは軽量化できます。
後は水を0.5kg減らせば8kgは切れそうです。
軽量化し出したら山行は楽だけど、山旅はつまらなくなりそうで、難しいところですね＾＾
また、その辺はいつかじっくりとお話ししましょう！

山旅お疲れ様でした。