1日目(8月5日)
6:00高瀬ダムを出発。
七倉のゲートには登山届の提出所もあって、タクシー4,5台に分乗した20名くらいが順次届出を済ませた後、5:30のゲートオープンで一斉に車が高瀬ダムに向かうため、ダムからの歩き始めも大勢が一緒のスタートとなります。
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8/5 5:59
1日目(8月5日)
6:00高瀬ダムを出発。
七倉のゲートには登山届の提出所もあって、タクシー4,5台に分乗した20名くらいが順次届出を済ませた後、5:30のゲートオープンで一斉に車が高瀬ダムに向かうため、ダムからの歩き始めも大勢が一緒のスタートとなります。
船窪岳から流れ落ちる不動沢を吊り橋で渡る。
<余談>
この河原に今回テントは見当たりませんでしたが、実は幕営地指定になっており、今を去ること30年ほど前に部活の先輩や同期らと大勢でここに幕営した思い出があります。よく晴れた夏のことでした。その頃は七倉から高瀬ダムは歩くしか方法が無く、高瀬ダムの斜面を登る左右いっぱいのジグザグ車道に焦れて斜面を直登すると、ダム上部の監視所から見られていて、スピーカーから怒られたものです。ロックフィルダムなので人が斜面を登ると少しずつ削れてしまうというのが理由だったと思います。
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8/5 6:11
船窪岳から流れ落ちる不動沢を吊り橋で渡る。
<余談>
この河原に今回テントは見当たりませんでしたが、実は幕営地指定になっており、今を去ること30年ほど前に部活の先輩や同期らと大勢でここに幕営した思い出があります。よく晴れた夏のことでした。その頃は七倉から高瀬ダムは歩くしか方法が無く、高瀬ダムの斜面を登る左右いっぱいのジグザグ車道に焦れて斜面を直登すると、ダム上部の監視所から見られていて、スピーカーから怒られたものです。ロックフィルダムなので人が斜面を登ると少しずつ削れてしまうというのが理由だったと思います。
高瀬湖。
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8/5 6:11
高瀬湖。
濁沢の滝。水はそのとおり濁っています。
上部は不動岳から南沢岳の稜線だと思います。
<余談>
濁沢には大きな丸太を2本使った徒渉用の短い橋が掛かっていましたが、帰りに七倉の車に戻る際に大町から乗ったタクシーの運転手さんから聞きました「一昨日(8月6日)の雨であの橋が流されて、今日(8月8日)の午後3時に復旧になる」。行きにあまり注意して見ていなかったのですが、沢幅は短くも、急流なので橋がないと渡れない模様で、この間、登れなかった方や烏帽子から下山できなかった方がいるのではないでしょうか。
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8/5 6:22
濁沢の滝。水はそのとおり濁っています。
上部は不動岳から南沢岳の稜線だと思います。
<余談>
濁沢には大きな丸太を2本使った徒渉用の短い橋が掛かっていましたが、帰りに七倉の車に戻る際に大町から乗ったタクシーの運転手さんから聞きました「一昨日(8月6日)の雨であの橋が流されて、今日(8月8日)の午後3時に復旧になる」。行きにあまり注意して見ていなかったのですが、沢幅は短くも、急流なので橋がないと渡れない模様で、この間、登れなかった方や烏帽子から下山できなかった方がいるのではないでしょうか。
ブナ立尾根を登り始めました。
PS:ハクサンシャジャンではなく、ソバナだとわかりました。教えてくださった方ありがとうございます。
葉や花の形からハクサンシャジンかな。
図鑑で見るハクサンシャジンはもっと紫色ですが、私のカメラは紫の花が青っぽく映るので。
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8/5 6:37
ブナ立尾根を登り始めました。
PS:ハクサンシャジャンではなく、ソバナだとわかりました。教えてくださった方ありがとうございます。
葉や花の形からハクサンシャジンかな。
図鑑で見るハクサンシャジンはもっと紫色ですが、私のカメラは紫の花が青っぽく映るので。
隠れているのが南沢乗越辺りだと思います。
少しづつ高度が上がってきました。
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8/5 7:25
隠れているのが南沢乗越辺りだと思います。
少しづつ高度が上がってきました。
餓鬼岳から高瀬湖に向かって派生する唐沢岳です。
ブナ立尾根には、登り始めを12番として、およそ標高100m毎に番号がついていますが、この写真の場所は確か6番だったと思います。休憩。
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8/5 8:21
餓鬼岳から高瀬湖に向かって派生する唐沢岳です。
ブナ立尾根には、登り始めを12番として、およそ標高100m毎に番号がついていますが、この写真の場所は確か6番だったと思います。休憩。
アップ。
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8/5 8:21
アップ。
8:50頃、標高2208mの三角点がある4番に到着・
休憩。
野口五郎の幕営地は何年も前に廃止になっているため、今日は烏帽子に幕営するしかなく、このペースでは到着が早すぎるかなという贅沢さ。
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8/5 8:53
8:50頃、標高2208mの三角点がある4番に到着・
休憩。
野口五郎の幕営地は何年も前に廃止になっているため、今日は烏帽子に幕営するしかなく、このペースでは到着が早すぎるかなという贅沢さ。
アキアカネでしょう。4番から2番の間(2200〜2400m)辺りに沢山飛んでいました。
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8/5 9:00
アキアカネでしょう。4番から2番の間(2200〜2400m)辺りに沢山飛んでいました。
上部は崩壊が少しずつ進んでいるようです。
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8/5 9:20
上部は崩壊が少しずつ進んでいるようです。
葉の形などからミヤマアキノキリンソウだと思います。
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8/5 9:24
葉の形などからミヤマアキノキリンソウだと思います。
2番でまた休憩。
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8/5 9:42
2番でまた休憩。
図鑑には似た花が沢山あり、葉で見分けるしか無いのですが、どの葉がこの花のものか写真ではわからず特定できませんが、ハクサンボウフウかミヤマゼンコといったあたりだと思います。
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8/5 10:23
図鑑には似た花が沢山あり、葉で見分けるしか無いのですが、どの葉がこの花のものか写真ではわからず特定できませんが、ハクサンボウフウかミヤマゼンコといったあたりだと思います。
ついに稜線に出た、という所に根を張っているハイマツ。右側は崩壊した崖なので、頑張ってるといった風です。
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8/5 10:25
ついに稜線に出た、という所に根を張っているハイマツ。右側は崩壊した崖なので、頑張ってるといった風です。
稜線を越え、反対側にほんの少しだけ降りると鳥帽子小屋に到着しました。
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8/5 10:29
稜線を越え、反対側にほんの少しだけ降りると鳥帽子小屋に到着しました。
烏帽子小屋の前には張り縄がめぐらされ、その中にイワギキョウが群生しています。
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8/5 10:30
烏帽子小屋の前には張り縄がめぐらされ、その中にイワギキョウが群生しています。
烏帽子小屋前からの赤牛岳。
名の通り色が赤く、形も良いのでひときわ目立ちます。カッコイイ。
<余談>
この時既に冷たーいビールを飲んでいます。
烏帽子小屋では近くの雪渓の雪を運び、欧米のキャンプに使うような大型クーラーボックスでビールなどを冷やしてくれている模様です。ありがたい。
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8/5 10:38
烏帽子小屋前からの赤牛岳。
名の通り色が赤く、形も良いのでひときわ目立ちます。カッコイイ。
<余談>
この時既に冷たーいビールを飲んでいます。
烏帽子小屋では近くの雪渓の雪を運び、欧米のキャンプに使うような大型クーラーボックスでビールなどを冷やしてくれている模様です。ありがたい。
コマクサのつぶやきです。
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8/5 10:49
コマクサのつぶやきです。
幕営地の地面には石庭のような熊手の跡がついており、毎日整備をしているようです。この日も烏帽子小屋の女の子が2名でゴミ拾いをしていました。
地形的に風が避けられる場所であり、砂礫の地面で水はけもよく、かなり居心地が良い幕営地でした。
小屋から徒歩2、3分と少し離れており、便所も小屋外まで行く必要がありますが、さほど面倒だとは思いませんでした。
水は天水を小屋で200円/1Lで購入します。
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8/5 11:51
幕営地の地面には石庭のような熊手の跡がついており、毎日整備をしているようです。この日も烏帽子小屋の女の子が2名でゴミ拾いをしていました。
地形的に風が避けられる場所であり、砂礫の地面で水はけもよく、かなり居心地が良い幕営地でした。
小屋から徒歩2、3分と少し離れており、便所も小屋外まで行く必要がありますが、さほど面倒だとは思いませんでした。
水は天水を小屋で200円/1Lで購入します。
幕営地で昼寝をした後、水とカメラだけ持って烏帽子岳に向かって出発。
これらの花はその道中に咲いていたものです。
まずはミヤマキンバイ。
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8/5 13:25
幕営地で昼寝をした後、水とカメラだけ持って烏帽子岳に向かって出発。
これらの花はその道中に咲いていたものです。
まずはミヤマキンバイ。
クルマユリですね。
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8/5 13:59
クルマユリですね。
イワカガミかコイワカガミか。
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8/5 14:00
イワカガミかコイワカガミか。
チングルマ。
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8/5 14:00
チングルマ。
シナノキンバイ。
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8/5 14:03
シナノキンバイ。
烏帽子岳、いいですね。
右後方で雲に包まれているのが南沢岳。
南沢岳と烏帽子岳の間の広くなっている辺りが四十八池です。この辺りの地形は変化に富んでいてとても魅力的だと思いました。鳥帽子に逗留して、2日間ぐらい歩きまわっても楽しいかも知れません。(冷えたビールもあるし)
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烏帽子岳、いいですね。
右後方で雲に包まれているのが南沢岳。
南沢岳と烏帽子岳の間の広くなっている辺りが四十八池です。この辺りの地形は変化に富んでいてとても魅力的だと思いました。鳥帽子に逗留して、2日間ぐらい歩きまわっても楽しいかも知れません。(冷えたビールもあるし)
鳥帽子に登頂しようと思い、山頂まであと20mくらいのところまで登りましたが、そこから先は、岩場・クサリ場嫌いということもあって、登頂を中止しました。
私にとって、烏帽子岩の印象は、例えば地蔵岳(鳳凰三山)のオベリスクのようなものであり、無理に登るものではないというものです。この写真は前の方が登っているものをボカシたものですが、クサリの他にも、明らかに岩を削ったと思われるステップが何箇所かあるのがわかります。
そこまでして最後の頂点まで行かせなくてもいいのではないか、と思います。
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鳥帽子に登頂しようと思い、山頂まであと20mくらいのところまで登りましたが、そこから先は、岩場・クサリ場嫌いということもあって、登頂を中止しました。
私にとって、烏帽子岩の印象は、例えば地蔵岳(鳳凰三山)のオベリスクのようなものであり、無理に登るものではないというものです。この写真は前の方が登っているものをボカシたものですが、クサリの他にも、明らかに岩を削ったと思われるステップが何箇所かあるのがわかります。
そこまでして最後の頂点まで行かせなくてもいいのではないか、と思います。
午後7時頃の幕営地がいい雰囲気です。
中央やや左の樹の前、モスグリーンのフライシートが私のテントです。
背後は明日登っていく三ッ岳。
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8/5 18:53
午後7時頃の幕営地がいい雰囲気です。
中央やや左の樹の前、モスグリーンのフライシートが私のテントです。
背後は明日登っていく三ッ岳。
2日目(8月6日)
鳥帽子小屋のヘリポートにて朝4:45頃撮影。
(パノラマなので拡大してご覧ください)
画面中央が唐沢岳、その右が餓鬼岳。唐沢岳の左肩の遙か後方に小さく見えるのは妙高山ではないかと思います。
画面右側の鞍部は餓鬼岳から燕岳に向かう稜線で、その遙か後方に八ヶ岳連峰が見えます。雲の高さが北八ヶ岳一帯を隠しており、南八ヶ岳から左の方に雲を挟んで蓼科山がポツンと出ているのがわかります。
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2日目(8月6日)
鳥帽子小屋のヘリポートにて朝4:45頃撮影。
(パノラマなので拡大してご覧ください)
画面中央が唐沢岳、その右が餓鬼岳。唐沢岳の左肩の遙か後方に小さく見えるのは妙高山ではないかと思います。
画面右側の鞍部は餓鬼岳から燕岳に向かう稜線で、その遙か後方に八ヶ岳連峰が見えます。雲の高さが北八ヶ岳一帯を隠しており、南八ヶ岳から左の方に雲を挟んで蓼科山がポツンと出ているのがわかります。
雲上の隠し池。
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8/6 5:37
雲上の隠し池。
三ッ岳への登路を行く。
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8/6 5:43
三ッ岳への登路を行く。
三ッ岳への登路から振り返る烏帽子岳・南沢岳。
(パノラマなので拡大してご覧ください)
画面中央が不動岳、その右が船窪岳・北葛岳・蓮華岳。それらの後ろには爺ヶ岳が見え、更に爺ヶ岳の左後方には鹿島槍ヶ岳が見える。
(昔、雪の爺ヶ岳〜鹿島槍に登った楽しさを思い出しました)
不動岳の後方(雲がある辺り)が針ノ木岳・赤沢岳、鳴沢岳。
(昔、雨の針ノ木雪渓を凍えながら登ったことを思い出しました)
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三ッ岳への登路から振り返る烏帽子岳・南沢岳。
(パノラマなので拡大してご覧ください)
画面中央が不動岳、その右が船窪岳・北葛岳・蓮華岳。それらの後ろには爺ヶ岳が見え、更に爺ヶ岳の左後方には鹿島槍ヶ岳が見える。
(昔、雪の爺ヶ岳〜鹿島槍に登った楽しさを思い出しました)
不動岳の後方(雲がある辺り)が針ノ木岳・赤沢岳、鳴沢岳。
(昔、雨の針ノ木雪渓を凍えながら登ったことを思い出しました)
三ッ岳への登路から槍。
北鎌尾根も見えており、しかもその後ろに前穂北尾根も…。
若かりし頃、どちらも平気で登っていました(特に北鎌尾根は単独でした)が、何故か今は岩場・クサリ場となるとからきしダメで、自分でも不思議に思っています。
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8/6 6:17
三ッ岳への登路から槍。
北鎌尾根も見えており、しかもその後ろに前穂北尾根も…。
若かりし頃、どちらも平気で登っていました(特に北鎌尾根は単独でした)が、何故か今は岩場・クサリ場となるとからきしダメで、自分でも不思議に思っています。
ズームしないと、こんなにも遠いです。
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8/6 6:17
ズームしないと、こんなにも遠いです。
三ッ岳山頂標識。縦の柱に刻んであります。
上の行く先表示の方が目立ってますが。
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8/6 6:29
三ッ岳山頂標識。縦の柱に刻んであります。
上の行く先表示の方が目立ってますが。
三ッ岳山頂を過ぎて直ぐに、雷鳥の親子に出会いました。
この写真では、親鳥の右後方に雛が一羽いますが、雛は全部で五羽程いたと思います。
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8/6 6:51
三ッ岳山頂を過ぎて直ぐに、雷鳥の親子に出会いました。
この写真では、親鳥の右後方に雛が一羽いますが、雛は全部で五羽程いたと思います。
野口五郎に向かう稜線はこんな感じで比較的平和です。
天気がいいと、却ってよそ見して危ないかも知れません。
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8/6 7:10
野口五郎に向かう稜線はこんな感じで比較的平和です。
天気がいいと、却ってよそ見して危ないかも知れません。
がらがらのゴーロ地帯を抜けると、野口五郎小屋の屋根が見えてきました。
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8/6 7:58
がらがらのゴーロ地帯を抜けると、野口五郎小屋の屋根が見えてきました。
8:00野口五郎小屋到着。この頃から雨が強くなり、小屋の入口で雨具を着て様子を見るために、アミノバイタルを購入して少し休憩を取り、行動食の軽い昼食を済ませる。結局20分ほどで雨が弱まったので小屋を出発。
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8/6 8:01
8:00野口五郎小屋到着。この頃から雨が強くなり、小屋の入口で雨具を着て様子を見るために、アミノバイタルを購入して少し休憩を取り、行動食の軽い昼食を済ませる。結局20分ほどで雨が弱まったので小屋を出発。
しばらく歩くと野口五郎岳山頂に到着。
景色も見えずつまらないのでモノマネをと、一緒に歩いていたオジサンに撮影をお願いして歌マネです。(ちなみに、歌は私鉄沿線ではなく針葉樹にしました)
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8/6 8:42
しばらく歩くと野口五郎岳山頂に到着。
景色も見えずつまらないのでモノマネをと、一緒に歩いていたオジサンに撮影をお願いして歌マネです。(ちなみに、歌は私鉄沿線ではなく針葉樹にしました)
野口五郎から真砂岳を通り、大石のゴーロ地帯を滑らないよう石から石を伝って下り、ようやく東沢乗越に到着。
しかし、ここから水晶小屋までの登下降(主に登路)がきつかった。
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8/6 10:26
野口五郎から真砂岳を通り、大石のゴーロ地帯を滑らないよう石から石を伝って下り、ようやく東沢乗越に到着。
しかし、ここから水晶小屋までの登下降(主に登路)がきつかった。
これからどこまで登るのやら。
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8/6 10:26
これからどこまで登るのやら。
東沢乗越から登った最初のピーク上の風景。
天気が良ければ一帯どんな景色が見えたのか。
この辺りで、鳥帽子から水晶までは、良い天気の時にもう一度来ようと決意。
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東沢乗越から登った最初のピーク上の風景。
天気が良ければ一帯どんな景色が見えたのか。
この辺りで、鳥帽子から水晶までは、良い天気の時にもう一度来ようと決意。
水晶小屋は鞍部にあると勝手に思い込んでいた自分が悪いですが、意表をついて登り詰めた上の方にありました。
水晶小屋ではロングライフ牛乳を購入して飲みました。山で飲むとあの粉っぽさがおいしいです。
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8/6 11:22
水晶小屋は鞍部にあると勝手に思い込んでいた自分が悪いですが、意表をついて登り詰めた上の方にありました。
水晶小屋ではロングライフ牛乳を購入して飲みました。山で飲むとあの粉っぽさがおいしいです。
水晶小屋からワリモ北分岐まではなだらかな下りと登りで問題なし。
相変わらず雨は強まったり弱まったりで、この天候ではとても鷲羽岳を越える気にならず、迷わず黒部源流ルートを選ぶ。
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8/6 12:08
水晶小屋からワリモ北分岐まではなだらかな下りと登りで問題なし。
相変わらず雨は強まったり弱まったりで、この天候ではとても鷲羽岳を越える気にならず、迷わず黒部源流ルートを選ぶ。
黒部源流ルートを下り初めて数分で、源流の最初の流れを汲むことのできる水場があり、その脇で撮影したもので、画面中央下部の沢が直ぐ足元で湧き出ています。
源流の水は思ったよりも冷たくないことが意外でした。きっと雪解けが直ぐ流れるといったものではなく、ある程度長い期間、地下をくぐって湧き出てくるためではないかと思いました。
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黒部源流ルートを下り初めて数分で、源流の最初の流れを汲むことのできる水場があり、その脇で撮影したもので、画面中央下部の沢が直ぐ足元で湧き出ています。
源流の水は思ったよりも冷たくないことが意外でした。きっと雪解けが直ぐ流れるといったものではなく、ある程度長い期間、地下をくぐって湧き出てくるためではないかと思いました。
ヨツバシオガマ。
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8/6 12:29
ヨツバシオガマ。
ハクサンフウロかな。
花びらの切れ込みがもっと深いように思いますが、葉の形は似ています。
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8/6 12:40
ハクサンフウロかな。
花びらの切れ込みがもっと深いように思いますが、葉の形は似ています。
ミヤマタンポポかな。
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8/6 12:46
ミヤマタンポポかな。
スノーブリッジ。
右の稜線は祖父岳のもの。
右斜面を降りてきて、うっかりこの雪渓に乗ったらアウトだな。
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8/6 12:59
スノーブリッジ。
右の稜線は祖父岳のもの。
右斜面を降りてきて、うっかりこの雪渓に乗ったらアウトだな。
花たちの向こうにそびえる三俣蓮華岳。
この辺りでは時々、雲間から陽の光も注いでおり、太陽と湧き出る水のある世界の素晴らしさを実感しました。鳥帽子からの縦走路が雨の森林限界上だったから余計にそう感じたのかも知れませんが。
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8/6 13:01
花たちの向こうにそびえる三俣蓮華岳。
この辺りでは時々、雲間から陽の光も注いでおり、太陽と湧き出る水のある世界の素晴らしさを実感しました。鳥帽子からの縦走路が雨の森林限界上だったから余計にそう感じたのかも知れませんが。
スノーブリッジは、やっぱり穴が開いていた。
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8/6 13:04
スノーブリッジは、やっぱり穴が開いていた。
黒部川源流の標識。(国が建てたものだという意味のことが書いてありました)
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8/6 13:22
黒部川源流の標識。(国が建てたものだという意味のことが書いてありました)
さあ、これから三俣山荘を目指して源流コースの登りです。
登り途中から雷が鳴り始めました。
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8/6 13:23
さあ、これから三俣山荘を目指して源流コースの登りです。
登り途中から雷が鳴り始めました。
三俣山荘の幕営地に到着後、夕方晴れてきました。雲に包まれる鷲羽岳です。
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8/6 18:11
三俣山荘の幕営地に到着後、夕方晴れてきました。雲に包まれる鷲羽岳です。
ズーム。
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8/6 18:11
ズーム。
更に、雲に浮かぶ鷲羽岳。
<余談>
この夕方、富山県警の「つるぎ」というヘリが飛んできて、三俣山荘前ヘリポートに着陸し、ものの30秒ほどで、体調を崩した方を載せ、あっという間に運んで行きました。その間、通勤電車の停車時間より短かったと思います。訓練された毅然とした動きを見て、ジンと来るものがありました。本当にお疲れ様です。
夕食に取り掛かろうとしたところ、ライターがダメで、三俣山荘に買いに行ったところ、売っていませんがお困りでしょうからと貸してくれた美人のおねえさんありがとう。
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8/6 18:47
更に、雲に浮かぶ鷲羽岳。
<余談>
この夕方、富山県警の「つるぎ」というヘリが飛んできて、三俣山荘前ヘリポートに着陸し、ものの30秒ほどで、体調を崩した方を載せ、あっという間に運んで行きました。その間、通勤電車の停車時間より短かったと思います。訓練された毅然とした動きを見て、ジンと来るものがありました。本当にお疲れ様です。
夕食に取り掛かろうとしたところ、ライターがダメで、三俣山荘に買いに行ったところ、売っていませんがお困りでしょうからと貸してくれた美人のおねえさんありがとう。
3日目(8月7日)
朝の鷲羽岳。
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8/7 4:52
3日目(8月7日)
朝の鷲羽岳。
すべてが見える。
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8/7 4:53
すべてが見える。
これから登る三俣蓮華の山容全体。
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これから登る三俣蓮華の山容全体。
まずは朝食。
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8/7 5:03
まずは朝食。
登り始めの静かで穏やかな道。
山頂近くでは僅かの間、岩ゴロゴロの急登になります。
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8/7 6:23
登り始めの静かで穏やかな道。
山頂近くでは僅かの間、岩ゴロゴロの急登になります。
三俣蓮華岳山頂。
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8/7 7:19
三俣蓮華岳山頂。
山頂にいた方にお願いして撮ってもらいました。
「逆光で顔が映らないですけどいいですか?」「まったく構いません」という会話が成功し、良い写真になりました。ありがとうございました。
ずっと後方中央に槍が写っています。
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8/7 7:21
山頂にいた方にお願いして撮ってもらいました。
「逆光で顔が映らないですけどいいですか?」「まったく構いません」という会話が成功し、良い写真になりました。ありがとうございました。
ずっと後方中央に槍が写っています。
三俣蓮華から双六に向けて出発して直ぐの鞍部から、黒部五郎岳を望む。大きな山容にカールが似合っています。
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8/7 7:31
三俣蓮華から双六に向けて出発して直ぐの鞍部から、黒部五郎岳を望む。大きな山容にカールが似合っています。
双六岳到着。
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8/7 8:25
双六岳到着。
双六岳は山頂標識が3つもあった。
後方の中央右寄りのとんがり山は笠ヶ岳。
行ってみたいです。
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8/7 8:26
双六岳は山頂標識が3つもあった。
後方の中央右寄りのとんがり山は笠ヶ岳。
行ってみたいです。
双六小屋まで結構下って到着。
左上方は、この後登る西鎌尾根の最初のピーク樅沢岳。
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8/7 9:11
双六小屋まで結構下って到着。
左上方は、この後登る西鎌尾根の最初のピーク樅沢岳。
樅沢岳に到着。
双六からの登路はよく整備されていて大変歩きやすかった。双六小屋の方々が頑張っているのでしょうか。
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8/7 10:07
樅沢岳に到着。
双六からの登路はよく整備されていて大変歩きやすかった。双六小屋の方々が頑張っているのでしょうか。
西鎌尾根縦走がスタート。
右を巻いたり。
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8/7 10:25
西鎌尾根縦走がスタート。
右を巻いたり。
左を巻いたり。
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8/7 10:35
左を巻いたり。
左右に巻くも、結構な登降を繰り返します。
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8/7 10:38
左右に巻くも、結構な登降を繰り返します。
荒々しい赤岩尾根が見えてきました。
赤岩尾根は西鎌尾根より低いので、この写真も見下ろすように撮っていますが、写真だけで見ると見上げているように見えますね。
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8/7 10:42
荒々しい赤岩尾根が見えてきました。
赤岩尾根は西鎌尾根より低いので、この写真も見下ろすように撮っていますが、写真だけで見ると見上げているように見えますね。
樅沢岳出発後2時間ほど経過した正午頃、千丈乗越近くまで迫ったところで、いきなり頭上と槍方面で雷鳴が鳴りはじめ、雨も降ってきました。
この先、クサリ場が続く痩せた稜線地帯となるため、思い切ってビパークしました。
この写真は、午後2時頃、一旦雨と雷が小康状態となったためテントから出て撮影したものですが、この後、再び激しくなったのであと1時間ほど停滞しました。
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8/7 14:07
樅沢岳出発後2時間ほど経過した正午頃、千丈乗越近くまで迫ったところで、いきなり頭上と槍方面で雷鳴が鳴りはじめ、雨も降ってきました。
この先、クサリ場が続く痩せた稜線地帯となるため、思い切ってビパークしました。
この写真は、午後2時頃、一旦雨と雷が小康状態となったためテントから出て撮影したものですが、この後、再び激しくなったのであと1時間ほど停滞しました。
停滞の間に、雪渓で採ってきた雪を溶かし、ペットボトル2本分(1リットル)の水を作って、一晩過ごせる態勢を整えました。(もともとテント山行なので食料はたっぷりあります)
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8/7 14:58
停滞の間に、雪渓で採ってきた雪を溶かし、ペットボトル2本分(1リットル)の水を作って、一晩過ごせる態勢を整えました。(もともとテント山行なので食料はたっぷりあります)
気がつくと、雨は止み、雷鳴は三俣蓮華方面に流れて行ってしまったようで、もう頭上にはなく、気持ち良い晴れになりました。午後3時頃です。
太陽の光はなんとありがたい事でしょう。
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気がつくと、雨は止み、雷鳴は三俣蓮華方面に流れて行ってしまったようで、もう頭上にはなく、気持ち良い晴れになりました。午後3時頃です。
太陽の光はなんとありがたい事でしょう。
槍も見えます。
時間がちょっと遅いですが、このままここで過ごした場合、明日の天気がどうなるかわからないので、ビパークを撤収して槍に向かうことにしました。
行動用の水はあるので、雪渓を溶かして作った水は重くなるため捨てました。
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槍も見えます。
時間がちょっと遅いですが、このままここで過ごした場合、明日の天気がどうなるかわからないので、ビパークを撤収して槍に向かうことにしました。
行動用の水はあるので、雪渓を溶かして作った水は重くなるため捨てました。
地図から判断するところでは、右手前から2つ目のピークが千丈乗越手前のピークでしょう。
そこまで大嫌いなクサリ場が続く筈です。
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地図から判断するところでは、右手前から2つ目のピークが千丈乗越手前のピークでしょう。
そこまで大嫌いなクサリ場が続く筈です。
個人的にはたいへん恐ろしい思いでクサリ場をようやく通過しました(気が回らず、クサリ場の写真は一枚も撮りませんでした)が、いよいよ千丈乗越(画面右の鞍部)が近づく中、この後の岩場を登る自信がすっかりなくなってしまいました。
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個人的にはたいへん恐ろしい思いでクサリ場をようやく通過しました(気が回らず、クサリ場の写真は一枚も撮りませんでした)が、いよいよ千丈乗越(画面右の鞍部)が近づく中、この後の岩場を登る自信がすっかりなくなってしまいました。
千丈乗越で5分程考えましたが、槍平に下ることにしました。
見たところ、下りは石がザラザラの道ですが、恐ろしい箇所はなさそうです。
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8/7 16:26
千丈乗越で5分程考えましたが、槍平に下ることにしました。
見たところ、下りは石がザラザラの道ですが、恐ろしい箇所はなさそうです。
下りはじめてから30分。
あっという間に何百メートルも下ります。
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8/7 16:58
下りはじめてから30分。
あっという間に何百メートルも下ります。
傾斜も少し緩んできました。
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8/7 16:58
傾斜も少し緩んできました。
風雪に耐えてきたであろう一本の樹に心休まります。
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8/7 17:05
風雪に耐えてきたであろう一本の樹に心休まります。
マップル山と高原地図の「槍ヶ岳・穂高岳」の
地図には、槍平までの間に水場のマークがありませんが、沢筋なのでどこかにあるだとろうと予想していたところ、やがて水の流れる音が聞こえはじめ、「最終水場」(登りの方にとって)と書かれた、冷たい水の流れるパイプがありました。しっかりと水分を補充しましたが、何故、山と高原地図に、こんなにしっかりとした水場が載っていないのでしょうか?マップルの方、もしこれをご覧になったら教えて下さい。
下りタイムで槍平まで30分ほどの場所です。
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8/7 17:28
マップル山と高原地図の「槍ヶ岳・穂高岳」の
地図には、槍平までの間に水場のマークがありませんが、沢筋なのでどこかにあるだとろうと予想していたところ、やがて水の流れる音が聞こえはじめ、「最終水場」(登りの方にとって)と書かれた、冷たい水の流れるパイプがありました。しっかりと水分を補充しましたが、何故、山と高原地図に、こんなにしっかりとした水場が載っていないのでしょうか?マップルの方、もしこれをご覧になったら教えて下さい。
下りタイムで槍平まで30分ほどの場所です。
4日目(8月8日)
朝の槍平幕営地にて。
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8/8 5:42
4日目(8月8日)
朝の槍平幕営地にて。
ドリップパックの中で、個人的に気に入っているのが、イオングループのトップバリューオリジナルブレンド。マンデリン的な味で大変美味しい。
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8/8 5:46
ドリップパックの中で、個人的に気に入っているのが、イオングループのトップバリューオリジナルブレンド。マンデリン的な味で大変美味しい。
7:00に槍平を出発して40分位。滝谷出合の近くに藤木久三さんのレリーフがありました。
昭和40年に設置されたと書いてありました。
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8/8 7:41
7:00に槍平を出発して40分位。滝谷出合の近くに藤木久三さんのレリーフがありました。
昭和40年に設置されたと書いてありました。
そのプレート。
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8/8 7:42
そのプレート。
滝谷出合。
PS:tekutekugoさんのご教示により、以下のモヤモヤは、やはりドームであると判明しました。tekutekugoさんありがとうございました。
画面中央の盛り上がった岩峰はジャンダルムに似ていますが、滝沢出合から見える稜線はジャンダルムのある奥穂〜西穂間ではなく、北穂〜奥穂間のはず。地図で何度確認してもそのはずで、たまたますれ違ったオジサンに聞くと「あの形はジャンダルムだろ〜」とおっしゃっていましたが、ジャンダルムはもう少し大きかったような…
あれは北穂近くのドームではないでしょうか…。
いい歳して、飛騨沢側を下るのがはじめてなので見え方がわかりません。ご存じの方は教えていただけないでしょうか。
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8/8 7:46
滝谷出合。
PS:tekutekugoさんのご教示により、以下のモヤモヤは、やはりドームであると判明しました。tekutekugoさんありがとうございました。
画面中央の盛り上がった岩峰はジャンダルムに似ていますが、滝沢出合から見える稜線はジャンダルムのある奥穂〜西穂間ではなく、北穂〜奥穂間のはず。地図で何度確認してもそのはずで、たまたますれ違ったオジサンに聞くと「あの形はジャンダルムだろ〜」とおっしゃっていましたが、ジャンダルムはもう少し大きかったような…
あれは北穂近くのドームではないでしょうか…。
いい歳して、飛騨沢側を下るのがはじめてなので見え方がわかりません。ご存じの方は教えていただけないでしょうか。
滝谷出合にある、滝谷避難小屋。
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滝谷出合にある、滝谷避難小屋。
その避難小屋の中。
ちょっと覗いてみただけですが、トイレ臭かったので、トイレは備わっているのだと思います。
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8/8 7:53
その避難小屋の中。
ちょっと覗いてみただけですが、トイレ臭かったので、トイレは備わっているのだと思います。
千丈乗越から槍平、槍平から白出沢出合までの道は、ずっと大石小石がゴロゴロしていて、下るのに神経を使いますが、白井沢出合が近づくと、少しは歩きやすくなります。
この辺り、シダが生えていて気持ちの良い道です。
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8/8 8:20
千丈乗越から槍平、槍平から白出沢出合までの道は、ずっと大石小石がゴロゴロしていて、下るのに神経を使いますが、白井沢出合が近づくと、少しは歩きやすくなります。
この辺り、シダが生えていて気持ちの良い道です。
個人的にシダが好きです。
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8/8 8:20
個人的にシダが好きです。
名称不明。
ナナカマドの実より小さいです。
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8/8 8:31
名称不明。
ナナカマドの実より小さいです。
白出沢出合。
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8/8 8:49
白出沢出合。
白出沢出合からは林道歩きとなりますが、歩き始めて直ぐに、はじめて見る赤い実がありました。
図鑑で見た限りでは、オオバタケシマランという植物のようですが定かではありません。
他には見当たらなかったので、貴重なものではないでしょうか。
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8/8 8:55
白出沢出合からは林道歩きとなりますが、歩き始めて直ぐに、はじめて見る赤い実がありました。
図鑑で見た限りでは、オオバタケシマランという植物のようですが定かではありません。
他には見当たらなかったので、貴重なものではないでしょうか。
ここから奧穂高岳に登れるんですね。
新穂高にははじめて下るので、これまで意識したことがありませんでした。
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8/8 8:57
ここから奧穂高岳に登れるんですね。
新穂高にははじめて下るので、これまで意識したことがありませんでした。
分り易い看板も。
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8/8 8:57
分り易い看板も。
結構歩いて、穂高平小屋というところでコーラを買って飲みました。なかなかゆったりできる雰囲気で、少しゆっくりと休憩。
林道はずっと斜面沿いですが、この小屋の前だけ何故か高原のような地形で牧歌的でした。
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8/8 9:27
結構歩いて、穂高平小屋というところでコーラを買って飲みました。なかなかゆったりできる雰囲気で、少しゆっくりと休憩。
林道はずっと斜面沿いですが、この小屋の前だけ何故か高原のような地形で牧歌的でした。
新穂高のバスターミナルに着きました。
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8/8 10:15
新穂高のバスターミナルに着きました。
七倉まで戻るために、松本行きを一時間以上待ちますが、のんびりして退屈しませんでした。
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8/8 10:15
七倉まで戻るために、松本行きを一時間以上待ちますが、のんびりして退屈しませんでした。
バスターミナルの建物内には、どなたが書いたのか、楽しいカードが沢山飾ってあります。
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8/8 10:32
バスターミナルの建物内には、どなたが書いたのか、楽しいカードが沢山飾ってあります。
これらも。
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8/8 10:33
これらも。
これらも。
みんな特徴があって楽しいです。
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8/8 10:33
これらも。
みんな特徴があって楽しいです。
あの、石ちゃんも来たことがあるみたいです。
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8/8 10:50
あの、石ちゃんも来たことがあるみたいです。
はじめまして。記録楽しく拝見させていただきました。8日、私はo_zenji さんの後を追っかけるようにして歩いています。
西鎌尾根は確かにテント好適地がたくさんありました。やっぱテント張られる方がいたんですね
あの日の夕立はすごかったでしょう?私は双六手前でやられました
滝谷から見えるのは、そう、ジャンダルムではなく滝谷の溶岩ドームですよね。あの稜線は去年行きました。素敵なコースですが、岩ダメなら無理かなあ?
また素敵な記録楽しみにしています。
書き込みありがとうございます。
まさに、千丈乗越から新穂高まで同じルートだったんですね。
私はカミナリも大の苦手で、それは大学1年坊主の時の忌まわしい記憶がトラウマになっているためです。
新歓コンパの夜、記憶を無くすほど飲まされ、泊まらせてもらった先輩の下宿から、二日酔いでフラフラの気持ち悪さのまま、雪のたっぷりと残った5月の谷川岳(それも西黒尾根)に連れていかれたことがあって、その時、トマの耳の山頂で猛烈な雷雨に見まわれ、踏んだり蹴ったり転げ落ちるように熊穴沢避難小屋に逃げ込んだことがあり、そのトラウマで、以後、山中で身近に雷鳴を聞くと、とにかくできるだけ安全な場所でじっとやり過ごしたいタイプになってしまいました。今回のビパークもまったくそのためです。
しかし、8日の帰り道で、車窓からあちこちの落雷を見るにつけ、やはりカミナリはいつ落ちるか分からないものと再認識し、じっとやり過ごすのも間違っていないものと思いました。(車窓からあちこちで見ました。例えば、安曇野から表銀座・常念方面の稲妻や小淵沢近辺から見た北岳や鳳凰三山方面の落雷、あるいは漆黒の空に八ヶ岳をシルエットで浮かび上がらせる程の佐久方面の雷光など)
tekutekugoさんはご夫婦で登られているようですね。楽しそうで何よりです。滝谷ドームの件も教えていただきありがとうございました。すっきりしました。写真コメントに追加しておきます。
これからもよろしくお願いいたします。
お盆だというのに準夜勤務で今帰ったところです。
今週末はお仕事ウィーク。
雷、怖いですよね。
私はもっと怖い思いをしてますよ。
針の木から爺へ向かう稜線で猛烈な雷に襲われました。稲光が目の高さで真横に走るんです。もちろん光と音が同時。
生きた心地がしませんが、あの尾根は隠れるところもない岩のやせ尾根で・・・そのうち、全身にカッっと電気が走り、飛び上がりました。ダメだやられた!!と思いましたね。近くにいた数名の人も同じように飛び上がっていました。そして近くのハイマツがブスブスと・・・
。危機一髪だったようです。その後は雷が通り過ぎるまでハイマツの中に身をひそめたのですが、ハイマツに雷が落ちるのを目の当たりにしたのに、安全と思えるわけがなく・・・。無事だったのは運がいいとしか言いようがないです。これが午後の話なら自分の判断ミスと思うのですが、午前9時ごろの話ですよ。まさかの雷でした。その日はもう新越の小屋に昼前から泊まっちゃいました。後で知ったのですがこの日は八峰キレットと日光の帝釈山でそれぞれ一名雷に撃たれて亡くなっておられました。
でもね、雷嫌だからと山をやめられるわけもなし、運を天に任せるしかないですよね
私たちが歩いたこの週末は、ザイテンで落石による滑落死亡事故。下の廊下でも滑落があったようです。
事故には十分気をつけて、山を楽しみましょうね。
tekutekugoさん、すごいカミナリ体験を持ってるんですね。全身に電気が走った…て殆ど打たれているに等しいですよ。たまたま、体の外を電気が流れたのでご無事だったのではないでしょうか。
ほんと、おっしゃるように、何が怖くても山はやめられませんので、自分で後悔しない判断をして行くしか無いですね。
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