ライチョウ親子が遊ぶ仙丈ヶ岳

2018年07月22日(日) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,393m
• 下り: 1,379m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:50
• 合計: 5:45

6:31 北沢峠
6:38 6:40 大平山荘
7:06 7:09 薮沢大滝
7:15 7:15 藪沢徒渉点
8:00 8:07 藪沢小屋分岐
8:10 8:13 馬の背ヒュッテ
8:19 8:19 丹渓新道合流
8:48 8:49 仙丈小屋
8:55 8:55 地蔵尾根合流
9:06 9:33 仙丈ヶ岳
9:58 10:01 大仙丈ヶ岳
10:40 10:41 仙丈ヶ岳
10:53 10:53 仙丈小屋分岐
11:13 11:13 小仙丈ヶ岳
11:39 11:42 薮沢大滝ノ頭
12:16 北沢峠

◆過去の仙丈ヶ岳
・2017年8月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1238287.html
・2016年10月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-984627.html
・2016年8月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-934040.html
・2015年7月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-685864.html
・2014年9月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-608527.html
・2013年10月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-951225.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◆仙流荘駐車場を利用
◆伊那市営南アルプス林道バス（仙流荘〜北沢峠・往復2680円（手廻り品料金込み））

その他周辺情報

仙流荘・仙人の湯（伊那市長谷黒河内・500円）

写真

7/22 6:18

仙流荘発の南アルプス林道バスに乗り込むと、約50分で標高2030m超の北沢峠まで一気に引き上げてくれます。

7/22 6:27

バス待合所脇の窪地に咲き残るクリンソウに見送られて、林道を歩き始めます。

7/22 6:41

樹林帯を抜け出て、大平山荘の前で迎えてくれたのはタカネビランジ。

7/22 6:54

重幸新道に入り、「榛の木展望台」から鋸岳の稜線を眺めると、この先は鬱蒼とした針葉樹林帯の中を進み、

7/22 7:21

滝の音を聞きながら急坂を登ってから、藪沢に出合うと木橋を渡ります。

7/22 7:25

藪沢の左岸に沿って進む道沿いではお花が次々と現れます。ミヤマゼンコや、

7/22 7:27

バイケイソウをはじめとして、

7/22 7:28

ミソガワソウ、

7/22 7:30

こちらの大ぶりの花はシナノキンバイ？

7/22 7:32

センジュガンピ、

7/22 7:32

シナノオトギリ、

7/22 7:33

タカネナデシコ、

7/22 7:34

クガイソウなどが次々と現れます。

7/22 7:35

渓流に沿って進み、

7/22 7:39

水煙を上げて藪沢に注ぎ込む滝越しに振り返ると、甲斐駒ヶ岳がチラリ。

7/22 7:44

タカネグンナイフウロが目立ち、

7/22 7:45

渓流沿いにはミヤマガラシ。

7/22 7:47

ヤマハハコに続き、

7/22 7:58

標高を上げるにつれて、タカネグンナイフウロに代わってハクサンフウロが増えてきます。

7/22 8:00

艶やかなミヤマキンポウゲの花弁。

7/22 8:04

藪沢小屋からの道との合流点にはクルマユリが咲いています。

7/22 8:05

ヒメコゴメグサ？、

7/22 8:06

トモエシオガマを見つけながら、鹿避けのネットフェンスに囲まれた道を辿っていくと、やがて馬の背ヒュッテに達します。

7/22 8:15

その先のダケカンバ林の林床は、一面、マルバダケブキのお花畑となって黄色く染まります。

7/22 8:27

馬の背分岐点を過ぎ、キバナノコマノツメを見つけながら進むと、

7/22 8:34

ハイマツが覆う山肌の先に藪沢カールが見えてきます。

7/22 8:40

ハイマツ帯を抜けると再びお花が増えてきて、ヨツバシオガマがちらほら。

7/22 8:43

カラマツソウとヨツバシオガマが咲き競い、

7/22 8:44

ミヤマダイコンソウも見かけます。

7/22 8:49

水場で喉を潤して仙丈小屋に達すると、頂上に続く稜線が手招きするかのよう。休まずに先に進みます。

7/22 8:59

階段道を上がって地蔵尾根分岐点で稜線上を進んでいくと、ハイマツの陰からひょっこりとライチョウが現れます。

7/22 8:59

様子を窺うと、6羽の雛鳥を連れてお散歩中のようです。

7/22 9:01

チングルマや、

7/22 9:06

チシマギキョウ、

7/22 9:08

ハクサンイチゲを眺めながら岩尾根を登り切り、

7/22 9:10

仙丈ヶ岳の頂上に到着します。眺めはまずまず良好で、

7/22 9:14

東から南にかけては南アルプスの山々。鳳凰三山、白峰三山、塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳を見渡します。

7/22 9:16

南アルプスの主峰北岳と間ノ岳をズームアップ。北岳の左肩の富士山は雲に隠れてなかなか姿を見せてくれません。

7/22 9:19

藪沢カール越しに眺めるのは鋸岳から甲斐駒ヶ岳に続く峻厳な稜線。彼方には八ヶ岳連峰が雲の中から見え隠れしています。

7/22 9:19

西方には伊那谷を隔てて中央アルプス、北西方向にかけては北アルプスの山並みが続き、

7/22 9:21

穂高・槍ヶ岳連峰の稜線に目を凝らします。景色を眺めながら頂上でひと息ついていると、

7/22 9:32

またしてもライチョウが現れたかと思うと、目と鼻の先でゴソゴソと砂浴びをし始めます。さすがのライチョウさんも、連日の猛暑が続く中で、暑くてやってられんわといった顔をしています。

7/22 9:35

仙丈ヶ岳の頂上を後にして、大仙丈ヶ岳を往復します。ザレた尾根道を緩やかに下っていくと、タカネツメクサが目立ち、

7/22 9:41

イブキジャコウソウの群落に埋もれてみます。

7/22 9:43

鞍部のお花畑では、黄色いミヤママンネングサと赤紫色のイブキジャコウソウが咲き競い、

7/22 9:43

ウサギギクは灼熱の日差しも何のその。

7/22 9:47

大仙丈ヶ岳を見定めながら岩稜帯に差し掛かると、

7/22 9:50

岩陰にへばりつくようにしてトウヤクリンドウが咲き、

7/22 9:55

タカネシオガマをシコタンソウが取り巻き、

7/22 9:57

イワオウギはモリモリ状態。

7/22 10:01

仙丈ヶ岳を背に、大仙丈ヶ岳の頂上に立ちます。

7/22 10:02

長大な仙塩尾根の先に白峰三山の稜線を目に収めると来た道を引き返します。

7/22 10:19

タカネコウリンカや、

7/22 10:20

ミネウスユキソウなどを眺めながら仙丈ヶ岳に登り返していきます。

7/22 10:30

すると、ハイマツの陰で、三たびライチョウと遭遇します。

7/22 10:52

下山は小仙丈尾根を下ります。甲斐駒ヶ岳の雄姿を眺めながら尾根道を下り、

7/22 11:14

仙丈ヶ岳を背に小仙丈ヶ岳の頂上に立ちます。

7/22 11:34

六合目を過ぎ、ハイマツ帯に入ると足下にはゴゼンタチバナが点在。

7/22 11:45

五合目の大滝の頭を過ぎ、ソバナや、

7/22 11:46

マルバダケブキが彩る斜面を横目に、北沢峠を目指して樹林帯の中を下ります。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

花盛りの仙丈ヶ岳で、ライチョウ親子と遭遇しました。