槍ヶ岳（新穂高から花いっぱいの小池新道〜西鎌尾根ルート）

2018年07月25日(水) ~ 2018年07月27日(金)

• GPS: 22:39
• 距離: 35.7km
• 登り: 2,679m
• 下り: 2,658m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:19
• 合計: 7:55

4:17 中崎山荘 奥飛騨の湯
4:26 4:33 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
4:54 4:54 お助け風穴
5:12 5:12 中崎橋
5:24 5:25 笠新道登山口
5:38 5:47 わさび平小屋
6:08 6:08 小池新道入口
6:54 6:54 秩父沢出合
7:11 7:11 チボ岩
7:32 7:32 イタドリが原
8:03 8:07 シシウドヶ原
9:00 9:05 鏡池
9:06 9:43 鏡平山荘
10:44 10:51 弓折乗越
11:08 11:12 花見平
11:31 11:35 くろゆりベンチ
12:07 12:08 双六池
12:12 双六小屋

2日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 1:22
• 合計: 7:16

3:59 双六小屋
4:43 4:52 樅沢岳
8:25 8:33 千丈乗越
9:47 10:15 槍ヶ岳山荘
10:28 11:05 槍ヶ岳
11:15 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 6:38
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:13

5:35 槍ヶ岳山荘
5:44 5:44 飛騨乗越
6:42 6:42 飛騨沢千丈乗越分岐
8:03 8:06 槍平小屋
9:05 9:09 藤木レリーフ
9:13 9:14 滝谷避難小屋
10:45 11:10 白出小屋
11:57 11:58 穂高平小屋
12:30 12:30 小鍋谷ゲート
12:47 12:48 新穂高温泉駅
12:48 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

市営新穂高第2駐車場へ駐車（6時間500円／3日間で6000円でした）

コース状況／危険箇所等

登山道は明瞭で、危険なところはありません。

その他周辺情報

1日早く下山したため、新穂高温泉の旅館を急遽予約し、のんびりと過ごしました。

写真

7/25 4:27

暗いうちからスタート

7/25 4:37

しばらくは林道歩き

7/25 5:38

わさび平小屋。
新築みたいで、綺麗〜。

7/25 5:41

水も美味いっ！

7/25 6:08

ここまでが、林道歩き。左の分岐へ

7/25 6:11

小池新道に入ります。

7/25 6:42

ここで、初めて明日登る槍ヶ岳が！

7/25 6:42

背後には奥穂高岳の山頂がみえます。

7/25 6:54

沢付近は涼しい〜

7/25 7:07

高度を上げるにつれて、焼岳も見えてきました。

7/25 7:31

イタドリヶ原

7/25 7:31

天気サイコー！

7/25 8:34

木道には

7/25 8:36

熊のおどり場（私は踊りません/笑）

7/25 8:37

鏡平、もう少し！！

7/25 8:45

ミヤマキンポウゲ

7/25 8:50

ヤマユリ

7/25 9:00

ここが噂の鏡池

7/25 9:01

ちょっと風がありましたが、ちゃんと槍が映ってる〜！

7/25 9:05

妻もご機嫌に♪

7/25 9:07

鏡平山荘で昼食

7/25 9:14

おにぎり（長野限定）と槍

7/25 9:18

かき氷と悩みましたが・・・
コーヒーフロートと槍（これめっちゃ、うま〜/甘すぎると思いましたがガムシロ入れて正解！）

7/25 10:13

チングルマ

7/25 10:14

ゴザンタチバナ

7/25 10:14

イワハゼ

7/25 10:14

雪渓もありました。

7/25 10:15

コバイケイソウ

7/25 10:15

アオノツガザクラ

7/25 10:18

クロユリ

7/25 10:32

枯れてくると白くなるようです。

7/25 10:33

オトギリソウ

7/25 10:34

アキノキリンソウ

7/25 10:39

シオガマ

7/25 10:47

やっとこ、弓折乗越

7/25 10:48

弓折岳はパスさせてもらいました。

7/25 10:58

ウサギギク

7/25 11:00

ダイモンジソウ

7/25 11:00

チシマフウロ？

7/25 11:00

タカネグンナイフウロ

7/25 11:02

ミヤマリンドウ

7/25 11:05

大きな雪渓が

7/25 11:05

ハクサンイチゲ

7/25 11:06

雪渓の上も涼しい〜

7/25 11:08

天空のお花畑「花見平」

7/25 11:15

シャクナゲ

7/25 11:38

本日のホームがやっと見えてきました（・・・がここからが長かった・・・）

7/25 11:42

ホソバトリカブト

7/25 12:12

本日のホーム！
「双六小屋」到着〜。長かった〜

7/25 12:26

4人部屋でした。早速、妻はくつした脱ぎ脱ぎ〜
後から来た方たちは、布団2枚で3人だと言われていました（早くついて、予約しておいて、夫婦で来て良かった〜）

7/25 13:05

落ち着いたところで、記念撮影！

7/25 13:08

・・・で、お決まりの「カンパ〜イ♪」

7/25 13:09

ビール、ワイン、ウィスキー、ハイボール用の炭酸まで持ってきました〜

7/25 14:13

小屋内は非常に綺麗

7/25 14:14

談話室

7/25 14:16

水も豊富でうれしい〜（ホント、これ一番！）

7/25 14:53

食堂

7/25 16:31

山小屋では珍しい天ぷら！

7/26 4:00

2日目
槍ヶ岳が混まないうちに登頂するべく、4時に出発

7/26 4:30

マジックアワー

7/26 4:42

今回最初のピーク
「樅沢岳2755m」

7/26 4:50

おお〜、槍ヶ岳と雲海

7/26 4:52

東側にあるもう一つの樅沢岳（1m低い2754m）

7/26 4:53

イワギキョウ（ピンボケ）

7/26 5:11

背後は登ってきた樅沢岳

7/26 5:12

ミネウスユキソウ

7/26 5:18

ライチョウに会えました〜！
分かります？ちなみに子供でした。

7/26 5:22

槍ヶ岳にぶつかった風の影響でしょうか？雲が面白く流れてます。

7/26 5:24

今まで中で、一番のお弁当でした！

7/26 5:25

弁当と槍

7/26 6:00

硫黄岳乗越
まだまだ、とおい〜

7/26 6:17

7/26 6:35

7/26 6:46

7/26 6:52

タカネナデシコ

7/26 7:21

暈と槍ヶ岳

7/26 7:35

おっ！飛行機雲が！

7/26 7:39

遥か後ろに双六岳が。。。
疲れてきたかな〜？

7/26 7:43

こんな急登も

7/26 8:14

でも、まだまだ槍が近づかない。。。

7/26 8:25

「千丈乗越」ここでは、下（槍平小屋方面）からくる登山者と合流します。

7/26 8:47

やっと槍ヶ岳に取り付いた感じです。

7/26 9:14

ここから、つづら折りに急登を上がります。ヘリのあたりが小屋か？？？

7/26 9:38

おお〜槍が〜山頂に人が〜

7/26 9:42

本日のホーム！見えた！！！

7/26 9:45

槍ヶ岳山荘到着〜

7/26 9:47

まずは槍と記念写真

7/26 9:47

こちらも（笑

7/26 10:26

荷物をデポし、サブザックに代えて

7/26 10:30

頂上直下の2段ハシゴ

7/26 10:31

サクサク行くよ〜

7/26 10:34

あと、一歩！

7/26 10:34

山頂は結構狭いですね〜

7/26 10:36

念願の槍ヶ岳（3180m）登頂！！！

7/26 10:36

北鎌尾根方面

7/26 10:41

東鎌尾根方面

7/26 10:47

西鎌尾根方面。遠いとこから来たもんだ〜

7/26 10:52

さあ、人も増えてきたので下ります。

7/26 10:52

下りは結構余裕な奥さま（Vサインしてる〜）

7/26 10:53

こんな格好も（三点確保で/笑）

7/26 12:03

降りてきたら、売店混まないうちに槍Tを色違いで購入

7/26 12:05

冷えたビールで、槍に

7/26 12:06

カンパ〜イ！

7/26 13:33

モンベル会員でドリンクチケットがいただけます。

いつも見ているライブカメラを意識して（爆笑

7/26 13:46

お酒の後は、早速ドリンクチケットを使い

7/26 13:53

ホットコーヒー♪
しっかりドリップしたものが提供され満足〜！

7/26 14:03

小屋も綺麗で、規模も大きいです。

7/26 14:03

部屋は「駒鳥」2段ベッドで36人部屋（布団は一人一枚確保）

7/26 15:00

階段を下りると食堂

7/26 16:56

食堂がこれまた広い！（本日はこの規模で4クールくらいありましたので、300人以上が宿泊？）

7/26 17:00

夕食〜♪
昨日は天ぷらで野菜が主だったので、肉は嬉しい♬

7/27 4:42

3日目
日の出前には、富士山と南アルプス（甲斐駒と北岳も見えます）

7/27 4:43

八ヶ岳も雲海から顔を出しています。

7/27 4:43

槍ヶ岳とマジックアワー

7/27 4:43

前穂高も（ピンボケ）

7/27 4:57

朝食〜しっかりいただきました！

7/27 5:12

部屋に戻ると窓には笠ヶ岳に映る、槍の影

7/27 5:27

陽が上がってきました〜

7/27 5:31

明日以降の台風を考慮し、今日は南岳までの縦走と槍平小屋の宿泊をキャンセルし、新穂高まで下山することに。

7/27 5:36

さらば！槍ヶ岳！

7/27 5:40

ここから、2000m下ります（苦

7/27 5:43

まだ3000m（爆

7/27 5:44

槍平へ向け出発

7/27 5:49

すり鉢の底は見えません。またもや笠ヶ岳に槍影が！

7/27 6:42

ありがとうございます。

7/27 8:02

おおっ？ジャンダルム？（違うそうです。槍平小屋のお姉さんが教えてくれました）

7/27 8:06

槍平小屋到着〜
水が冷たくて生き返る〜

7/27 8:07

今回は滝谷の渡渉を考慮し、宿泊しませんが、静かで水が豊富なのでいづれリベンジ！

7/27 8:11

この看板の案内に従い、下山することにしたのです。

7/27 8:16

沢の水も透き通り涼しげ〜（ほんとに涼しい）

7/27 8:31

南沢。ほとんど沢水はありませんでした。

7/27 9:08

ここが雨が降ると渡渉に支障がある「滝谷」

7/27 9:10

大岩の上に載っている、沢水量の定点カメラ。先日の豪雨で大岩を超えて流れた土砂にカメラが持っていかれたそうです（怖

7/27 9:23

センジュガンピ

7/27 9:35

サンカヨウの実

7/27 10:46

水〜
地図には出ていませんでしたが豊富な水と木陰が！ここで昼食としました。

7/27 10:50

白出沢。休憩にはいいところです！

7/27 10:50

石のテーブルとイスもあって

7/27 11:00

お湯を沸かして、久しぶりのカップラーメン（というか、きつねうどんだけど。。。）

7/27 11:22

お腹も満たされ、あとは林道を歩きます。

7/27 12:45

新穂高到着〜
お疲れさまでした〜

7/27 12:47

早速、新穂高センターへ入り

7/27 12:51

コーラでカンパイ！お土産も買って帰ります。

7/27 13:14

気温は27度。暑っ〜。

7/27 15:04

急遽、旅館を予約し
（お年を召された、おかみさん一人で切り盛りしているので、サービスや風呂、部屋の状況は前もって情報を確認してから予約してくださいね）

7/27 18:11

美味しい夕食〜
飛騨牛は味噌バターの陶板焼きでまいう〜

7/28 9:19

4日目
帰りは、平湯温泉でお土産と

7/28 9:26

温泉卵（反対卵）

7/28 9:30

白身がトロトロ、黄身はしっかり（反対の意味です/笑）

7/28 11:33

安曇野まで足を延ばしたので、噂の小木曽製粉所さんで昼食

7/28 11:16

ざるそばは、普通、中盛（1.5倍）、大盛（2倍）すべて500円！私は中盛にしましたが、量もあり山賊焼きは1/3しか食べれず、妻に譲りました（笑

今回のバッチ達

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

D7500 ボディ ニコン

感想

うっさ～

終始天気に恵まれましたが、私たち夫婦にとっては、久々の長いコースでくたびれました（笑
私は、足小指の爪が久しぶりに死にました（爆
妻は、事前のテーピングがあだとなり、皮膚にテーピングが擦れ、痛々しいことに（哀

しかし、至るところに花・花、そしていくつもの花畑に出会い、目に優しい山行となりました。

一方、ひたすら上るコースのため、いつも以上に早め早めの行動を心掛け、槍ヶ岳には渋滞することなく10時半に登頂できました！
槍のてっぺんは、達成感がありますよね〜♪
登山時には、必ずと言っていいほど、富士山と槍ヶ岳を探しちゃうせいでしょうか？？

当初計画では、槍ヶ岳〜南岳を縦走し南岳新道を下り、槍平小屋でゆっくりとしてから下山予定でしたが、台風12号の影響から「滝谷の渡渉」ができない可能性があったため、急遽「西尾根」から新穂高まで下山しました。

2000mの下山は、3年前の赤石岳(3121m）から椹島（1100m）へ下山した時以来・・・。
あの時も、赤石小屋がいっぱいで急遽下山したんだったな〜（懐
足もガクガクで、大変でした・・・。

最終日の空いた1日は新穂高温泉の旅館に宿泊し、温泉でのんびりと過ごすことが出来ました〜！
次回は、家族4人で涸沢へ！私はついでに北穂高岳へ！



今回の登山で、初めて残念に思ったこと・・・・
　スニーカー、ジーンズ、デイパックでヘルメットも被らず槍ヶ岳に上っている若い男女ペアがいました。たまたま天候も良かったので登頂・下山することができたと思うのですが・・・。
　一方で、通常30分の登りに一時間半近くかけて槍ヶ岳へ上られている老夫婦がおり、終始、岩にしがみつきっぱなしで登っているのが見え、見ている方が怖かったです。

　天候判断はもちろんですが、自分の技量をわきまえ行動することが大切であることを改めて認識させられ、事故・遭難は遠い世界のことではないと考えさせられる登山でした。