笠ヶ岳から日本最後の秘境・雲ノ平へ

2019年08月18日(日) ~ 2019年08月22日(木)

• GPS: 100:57
• 距離: 61.2km
• 登り: 4,853m
• 下り: 4,841m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:28
• 休憩: 1:44
• 合計: 9:12

距離 11.4km 登り 2,018m 下り 277m

6:36 新穂高温泉バス停
6:44 6:47 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
7:03 お助け風穴
7:15 中崎橋
7:25 7:31 笠新道登山口
11:02 11:08 杓子平
12:33 笠新道分岐
12:33 12:34 分岐指導標（仮称）
13:15 13:16 抜戸岩
13:48 13:54 笠ヶ岳山荘
14:16 15:37 笠ヶ岳
15:48 笠ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:44
• 合計: 7:18

距離 15.6km 登り 997m 下り 1,447m

5:48 宿泊地
6:09 抜戸岩
6:33 笠新道分岐
6:41 6:44 抜戸岳
6:51 抜戸岳分岐
7:34 秩父平
8:05 8:06 大ノマ岳
8:23 8:24 大ノマ乗越
8:40 8:45 弓折岳(分岐)
8:48 弓折岳
8:53 弓折乗越
9:05 花見平
9:16 くろゆりベンチ
9:39 9:40 双六池
9:48 10:05 双六小屋
10:21 10:22 双六岳巻道分岐
10:24 10:26 双六岳中道分岐
10:56 11:08 双六岳
11:23 11:24 中道分岐
11:55 丸山
12:27 三俣蓮華岳巻道分岐
13:06 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 4:33
• 休憩: 6:28
• 合計: 11:01

距離 11.1km 登り 806m 下り 608m

5:15 黒部五郎小舎
6:13 三俣蓮華岳巻道分岐
7:09 7:14 三俣山荘
7:40 7:48 黒部川水源地標
8:47 祖父岳分岐
9:18 9:29 雲ノ平テント場
9:44 15:35 雲ノ平山荘
15:48 16:01 祖母岳
16:16 雲ノ平山荘

4日目

• 山行: 5:21
• 休憩: 0:38
• 合計: 5:59

距離 10.3km 登り 907m 下り 907m

5:38 宿泊地
6:19 祖父岳分岐
6:39 6:40 祖父岳
7:08 7:10 岩苔乗越
7:19 ワリモ北分岐
7:46 7:59 ワリモ岳
8:23 8:36 鷲羽岳
9:24 9:32 三俣山荘
10:10 10:11 三俣峠
11:21 双六岳中道分岐
11:26 双六岳巻道分岐
11:37 双六小屋

5日目

• 山行: 3:33
• 休憩: 2:05
• 合計: 5:38

距離 12.8km 登り 132m 下り 1,576m

5:55 双六小屋
5:58 双六池
6:19 くろゆりベンチ
6:27 6:28 花見平
6:36 6:37 弓折乗越
7:00 8:47 鏡平山荘
8:48 8:56 鏡池
9:22 9:23 シシウドヶ原
9:37 9:38 イタドリが原
9:49 チボ岩
9:59 秩父沢出合
10:29 10:30 小池新道入口
10:44 10:45 わさび平小屋
10:55 笠新道登山口
11:03 11:04 中崎橋
11:14 11:15 お助け風穴
11:27 11:29 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:33 新穂高温泉駅
11:33 ゴール地点

天候

1日目:晴 2日目:晴→曇→雨 3日目:曇→雨→晴 4日目:雨時々曇 5日目:雨時々曇

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日あるぺん号で竹橋から新穂高温泉へ
https://www.maitabi.jp/bus/tokusyu11.php

コース状況／危険箇所等

天候が良い場合、今回歩いたルートで難しい個所は無いと思います。

黒部五郎小舎から三俣山荘へ向かうルートでは三俣山荘の手前で雪渓が残っていました。
雨の後という事もあり、とても滑りましたので、チェーンスパイクを装着して歩きました。

強風時にワリモ岳と鷲羽岳を越える場合は危険だと思います。実際に稜線で強風に煽られて恐怖を感じました。

大雨の時に新穂高温泉へ下山する場合、鏡平山荘の所で通行止めになる事があります。
水量が増えた時、秩父沢の橋の通過が危ないというのが理由です。
また、大雨でも笠新道は通行止めにはなりませんが、笠新道の急な道を下るのはお勧めしないとの事でした。

その他周辺情報

下山後は「中崎山荘 奥飛騨の湯」で日帰り入浴を利用しました。
https://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=3311

その後は平湯温泉へ移動して「岡田旅館」に1泊しました。
http://www.okadaryokan.com/

写真

8/18 6:28

新穂高温泉からスタートです。

8/18 6:29

良い天気で笠ヶ岳の山頂が見えていました。

8/18 6:54

マツヨイグサ。

8/18 6:55

ノリウツギ。

8/18 7:23

笠新道の入り口に到着。ここまでは林道歩きです。

8/18 7:23

笠新道の入り口には水場もあります。冷たくて美味しい水です。

8/18 7:26

しばらくは樹林帯の中の急登が続きますが、このような美しい緑の中を登れるため、苦にはなりません。

8/18 7:37

オオバギボウシ。

8/18 8:36

アキノキリンソウ。

8/18 8:36

青空が見えてくると気持ち良いです。

8/18 8:38

これはどこかで似た花を見たけど、何か分からず。

8/18 8:40

アザミ。

8/18 8:42

クガイソウ。

8/18 8:43

シモツケソウ。

8/18 8:46

ミヤマシャジン。

8/18 8:46

ソバナ。

8/18 8:47

アキノキリンソウ。

8/18 8:48

ヤマハハコ。

8/18 9:06

笠新道を登り始めて1時間半程度で開けた場所に出ました。槍ヶ岳と穂高連峰が綺麗に見えていました。

8/18 9:06

先月登った奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳。

8/18 9:08

シロバナハクサンシャジン？

8/18 9:20

オオバギボウシ。

8/18 9:20

再び槍ヶ岳と穂高連峰が良く見える場所が現れました。このような景色を見ながらだと急登を忘れます。

8/18 9:23

ツルニンジン。

8/18 9:26

ゴゼンタチバナ。

8/18 9:32

ミヤマホツツジ。

8/18 9:38

クモマニガナ。

8/18 9:49

ベニバナイチゴ。

8/18 9:54

アキノキリンソウ。

8/18 10:12

ハナチダケサシ。

8/18 10:25

シモツケソウ。

8/18 10:27

笠新道を登り始めて3時間。再び開けた場所に出て、槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳を眺めます。槍ヶ岳は小槍が良く見えました。

8/18 10:28

北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、西穂高岳。

8/18 10:28

大キレット。

8/18 10:30

ヤマハハコ。

8/18 10:35

チングルマ。花は終わり、実になってました。

8/18 10:38

焼岳。

8/18 10:41

ミヤマトリカブト。

8/18 10:41

ハクサンフウロ。

8/18 10:42

ハクサンボウフウ。

8/18 10:43

タテヤマウツボグサ。

8/18 10:44

タテヤマウツボグサの群落。

8/18 10:45

ハクサンボウフウ。

8/18 10:45

クロトウヒレン。

8/18 10:52

杓子平まで登ってくると、一気に世界が変わりました。

8/18 10:53

杓子平のカール。美しい景色です。

8/18 10:53

この日の目的地、笠ヶ岳の山頂も綺麗に見えています。

8/18 10:53

抜戸岳から笠ヶ岳への長い稜線。

8/18 11:01

笠ヶ岳山頂部分をズームして撮影。小屋も見えています。

8/18 11:05

杓子平でパノラマ撮影。ここでの景色は最高でした。

8/18 11:08

これは何の花だろうか？

8/18 11:12

ミヤマリンドウ。

8/18 11:41

カラマツソウ。

8/18 11:44

ミヤマダイモンジソウ。

8/18 11:55

ミヤマダイコンソウ。

8/18 12:02

ハクサンフウロ。

8/18 12:02

ハクサンフウロかと思ったけど、花弁が多いから違う？

8/18 12:04

エゾシオガマ。

8/18 12:07

ウサギギク。

8/18 12:08

ヤマハハコ。

8/18 12:12

ミヤマアキノキリンソウ。

8/18 12:12

カールを上がっていくと、槍ヶ岳、穂高連峰が見えてきます。

8/18 12:16

笠ヶ岳も見えてきました。

8/18 12:16

槍ヶ岳をズームして撮影。こちら側から見ると小槍が目立つ。

8/18 12:30

ようやく稜線に出ました。

8/18 12:33

ここからの約1時間は楽しい稜線歩きです。

8/18 12:53

笠ヶ岳の山頂方面は雲に隠される事が多かったですが、こういう雲も良い感じです。

8/18 13:00

30分程度歩いてもなかなか山頂に近づかない長い稜線。

8/18 13:07

雲の中から姿を現す笠ヶ岳の山頂。

8/18 13:11

抜戸岩。この間を通っていきます。遠くから見るよりも大きいです。

8/18 13:17

抜戸岩を通過すると笠ヶ岳の山頂がかなり近くなってきたのを感じますが、まだまだ稜線歩きを楽しめます。

8/18 13:20

ここに来て山頂部分にかかる雲が無くなって、綺麗な姿を見せてくれるようになりました。

8/18 13:24

山頂がかなり近くなってきました。

8/18 13:32

クモマニガナ。

8/18 13:33

ミヤマリンドウ。テント場の近くに群落を作っていました。

8/18 13:36

最後はガレ場を登っていきます。

8/18 13:38

ガンバレあと一息の文字。こういうの好きです。

8/18 13:38

笠ヶ岳の山頂と青空が綺麗です。

8/18 13:45

笠ヶ岳山荘に到着。

8/18 13:45

笠ヶ岳山荘で受付をして荷物を置いた後は山頂へ。

8/18 14:14

笠ヶ岳山頂にある祠。

8/18 14:15

笠ヶ岳山頂から歩いて来た稜線方面を見下ろします。とても綺麗です。

8/18 14:16

登ってくる時は気が付かなかったけど、小さな池があるようです。

8/18 14:28

笠ヶ岳山頂の標識。

8/18 14:58

山頂にしばらく居ると、歩いて来た稜線が綺麗に見えるようになりました。

8/18 14:58

今日歩いて来た稜線の更にその先まで見えていました。

8/18 15:11

明日はここを歩いて行くのだと思うと、楽しみになりました。

8/18 15:19

笠ヶ岳山頂でのパノラマ撮影。

8/18 17:07

笠ヶ岳山荘の夕食はカレーでした。ご飯とカレーはお代わり自由でした。

8/18 18:35

夕食後は笠ヶ岳山荘の裏で日が沈む方向を眺めていました。

8/18 18:36

夕方は雲が多くなって日の入りは見えませんでしたが、雲で幻想的な光景でした。

8/19 4:39

朝は雲で日の出が見えませんでしたが、槍ヶ岳の後ろの空が赤く染まってくる様子が見れました。

8/19 5:00

笠ヶ岳山荘の朝食。

8/19 5:45

食事を終えて小屋の前に出ると、槍ヶ岳と穂高連峰が雲の中ら姿を現し始めました。

8/19 5:48

これから歩く稜線の後ろには槍ヶ岳の姿。この日はこの景色を眺めながら歩きます。

8/19 5:49

テント場の辺りまで下りてきて振り返ると、笠ヶ岳の山頂と月が見えました。

8/19 5:51

槍ヶ岳と穂高連峰は雲の中から完全に姿を現しました。素晴らしい景色です。

8/19 5:54

焼岳と乗鞍岳も見えていました。

8/19 5:54

槍ヶ岳・穂高連峰方面を見ると、雲の間から太陽の光が差し込んできていました。

8/19 5:55

少し引いて撮影。槍ヶ岳〜西穂高岳方面まで一望です。

8/19 5:55

神々しい景色が素晴らしく、しばらく足を止めて見ていました。

8/19 5:55

北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳。

8/19 5:55

槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳。

8/19 5:57

槍ヶ岳と反対側を見ると、黒部五郎岳が見えていました。

8/19 5:57

この先の稜線と槍ヶ岳。

8/19 6:02

青空が広がってきたので、振り返って笠ヶ岳を撮影。とても美しい姿でした。

8/19 6:02

進行方向には美しい稜線と槍ヶ岳・穂高連峰。いつまでも歩きたいと感じる道です。

8/19 6:04

太陽が登ってくると緑がより綺麗に見えてきます。月も見えていて、美しい笠ヶ岳の姿を何度も振り返って見ていました。

8/19 6:10

少し歩く度に美しい稜線と笠ヶ岳の姿を振り返って見ていました。最高です。

8/19 6:16

更に歩いて笠ヶ岳の姿を振り返る。本当に何度も振り返って見てしまいました。

8/19 6:30

笠新道分岐付近から笠ヶ岳の姿を撮影。ここから見る笠ヶ岳と稜線はバランスが良い感じがします。とても美しい。

8/19 6:40

せっかくなので抜戸岳山頂へ。

8/19 6:40

抜戸岳山頂から見た笠ヶ岳。

8/19 6:42

抜戸岳山頂から見た槍ヶ岳・穂高連峰。

8/19 6:42

黒部五郎岳方面も良く見えていました。奥に見えるのは薬師岳。

8/19 6:45

太陽の光で槍ヶ岳・穂高連峰がシルエットのように見えるこの景色が素晴らしい。

8/19 6:54

抜戸岳山頂から下りて笠ヶ岳方面を振り返ると、とても長い稜線が美しかったです。

8/19 6:55

黒部五郎岳。翌日には天気が崩れて登れなかったので、ここで美しい姿を見れて良かったです。

8/19 6:56

谷の向こうに槍ヶ岳・穂高連峰。ここも良い眺めでした。

8/19 6:57

ここで再び笠ヶ岳を振り返る。今度は笠ヶ岳に向かって歩いてみたい所です。

8/19 6:58

進行方向。正面に黒部五郎岳や薬師岳の姿が見えて、こちら側も美しい景色です。

8/19 7:03

この先は振り返っても笠ヶ岳が見えなくなるので、最後の姿を楽しんでから進みました。

8/19 7:08

進行方向左手側は黒部五郎岳、薬師岳、双六岳。

8/19 7:14

進行方向右手側は槍ヶ岳、穂高連峰。

8/19 7:23

登山道に現れるライチョウ。

8/19 7:25

どこかを見つめるライチョウ。

8/19 7:26

ライチョウの子。

8/19 7:26

あまり動かない親に対して、子は単独で動き回っていました。

8/19 7:28

キリっとしてる感じのライチョウ。

8/19 7:55

槍ヶ岳と穂高連峰がずっと見えていて、何度も足を止めて眺めてしまいます。

8/19 7:55

進行方向の稜線の先には黒部五郎岳、薬師岳、双六岳。歩いていてとても楽しい時間でした。

8/19 8:13

大ノマ岳を少し越えた辺りで再び槍ヶ岳と穂高連峰を眺めます。

8/19 8:17

双六岳の姿が見えてきました。

8/19 8:18

ヨツバシオガマ。

8/19 8:19

カラマツソウ。

8/19 8:29

ハクサンフウロ。

8/19 8:33

弓折岳付近から見た双六岳。登山道が良く見えています。

8/19 8:40

弓折岳山頂に到着。背後には黒部五郎岳も見えています。

8/19 8:40

弓折岳山頂から見た槍ヶ岳。

8/19 8:40

弓折岳山頂から見た樅沢岳と西鎌尾根方面。

8/19 8:40

弓折岳山頂から見た双六岳、黒部五郎岳。

8/19 8:42

弓折岳山頂からパノラマ撮影。黒部五郎岳、双六岳、槍ヶ岳、穂高連峰、そして歩いて来た稜線を見渡せます。実はこの山頂からの景色が最高に素晴らしいのでは？と思いました。

8/19 8:43

弓折岳山頂から眺める槍ヶ岳、穂高連峰。青空と雲と手前の緑がより良い感じを出しています。

8/19 8:44

こちら側は進行方向。真正面は樅沢岳と西鎌尾根方面。左側は双六岳が見えます。

8/19 8:48

弓折岳から見る槍ヶ岳の景色は格好良いです。

8/19 8:49

ミヤマリンドウ。

8/19 8:51

弓折分岐から下を見ると鏡平山荘が見えます。

8/19 8:57

ニッコウキスゲ。

8/19 8:58

ウメバチソウ。

8/19 9:00

花見平付近は世界が変わったかのような場所でした。

8/19 9:03

花見平のお花畑と双六岳。

8/19 9:14

クルマユリ。

8/19 9:18

くろゆりベンチ付近で撮影。双六小屋が見えてきました。

8/19 9:19

樅沢岳と西鎌尾根。

8/19 9:21

西鎌尾根と槍ヶ岳。ここを歩いて槍ヶ岳にも行ってみたいところです。

8/19 9:24

雲の効果もあってか、とても迫力がありました。

8/19 9:29

シナノオトギリ。

8/19 9:29

ミヤマアキノキリンソウ。

8/19 9:34

双六小屋へは木道が続きます。

8/19 9:38

双六池と双六岳。

8/19 9:41

イワツメクサ。

8/19 9:46

双六小屋に到着。

8/19 9:52

双六小屋でカレーを頂きました。

8/19 10:05

双六小屋の前からは鷲羽岳が見えていました。

8/19 10:05

イワギキョウの群落。小屋の前からは遠くにあったので、カメラのズーム機能を活用して撮影して、何の花か把握しました。

8/19 10:06

双六小屋と双六岳。

8/19 10:22

双六岳に登ります。

8/19 10:30

ミヤマダイコンソウ。

8/19 10:34

イワツメクサとミヤマダイコンソウ。

8/19 10:35

ミヤマダイモンジソウ。

8/19 10:42

双六小屋から見えていたピークを越えると広い場所に出ます。この先が双六岳の山頂です。

8/19 10:54

双六岳山頂に到着。朝から快晴でしたが、この時間になると雲が多くなってきました。

8/19 11:04

双六南峰方面。

8/19 11:08

ヨツバシオガマ。

8/19 11:16

双六岳から三俣蓮華岳方面へ進みます。右手側は双六岳の中道ルート。

8/19 11:18

山の斜面にはまだ雪が残っていました。

8/19 11:22

中道分岐から中道ルートを見下ろします。ここも歩くと気持ち良さそうです。

8/19 11:22

中道分岐付近で景色を眺めていたら、雨が降り出しました。

8/19 11:22

カメラをしまう前に谷の方を撮影。良い景色でした。この後、雨はどんどん強くなり、黒部五郎小舎に着く頃には土砂降りになりました。

8/19 17:04

黒部五郎小舎での夕食。

8/20 4:26

黒部五郎小舎での朝食。

8/20 5:06

この日は黒部五郎岳に登ってから雲ノ平へ行く予定でしたが、天気が悪そうなので黒部五郎岳には行かず、雲ノ平を目指すことにしました。

8/20 6:15

三俣山荘へ向かう途中、ハクサンボウフウの群落。

8/20 6:20

朝から雨が降りそうな天気です。

8/20 6:20

天候が悪いものの、登山道の周りには花がたくさん咲いていて良いものでした。

8/20 6:20

チングルマの群落。

8/20 6:24

アオノツガザクラ。

8/20 6:24

ミヤマタネツケバナ。

8/20 7:07

三俣山荘に到着。小山の前やテント場には美味しい水があります。

8/20 7:20

鷲羽岳。天候が良くないので雲ノ平へ最短経路である黒部源流から祖父岳を巻いていくルートで進みます。

8/20 7:28

シナノオトギリ。

8/20 7:36

黒部川水源地標。

8/20 7:39

この沢の水が黒部川に繋がるのだろうか。雨のせいか水量が多くて、飛び越えて行かないと足がドボンという状態でした。

8/20 8:44

祖父岳分岐。ここから雲ノ平までは結構な雨にやられました。

8/20 10:31

この日は雲ノ平山荘に早々に到着。小屋の中はお洒落な感じでした。ここは屋根裏部屋みたいな感じ。

8/20 11:01

雲ノ平山荘のカレー。

8/20 14:40

雲ノ平山荘に着いてから数時間、もの凄い雨が降っていましたが、14時頃から雨が止んで天候が回復してきました。通信が繋がるという高天原方面に10分程度登った所で、雲ノ平の景色を楽しみました。

8/20 14:48

今回巻いてきた祖父岳が見えました。

8/20 14:48

水晶岳も姿を見せ始めました。少し前までの大雨の状況を思うと、奇跡的でした。

8/20 14:49

水晶岳から続く赤牛岳まで見えました。

8/20 14:49

雲ノ平山荘の向こう側には黒部五郎岳の姿も見えました。

8/20 14:49

水晶岳の姿を近くで見るのは初めてでした。遠くから見ると黒い山頂部分の印象だったので、印象が変わりました。双耳峰というのも初めて気が付きました。

8/20 14:52

赤牛岳。ここは名前の通り赤っぽい色をしていました。水晶岳から歩いてみたいところです。

8/20 15:44

祖母岳にも行ってみる事にしました。雲ノ平山荘からずっと木道が続いているので、歩きやすいです。

8/20 15:48

祖母岳はアルプス庭園。

8/20 15:49

祖母岳から見た雲ノ平山荘。

8/20 15:53

ここに来る前にいた通信が繋がる場所をズームして撮影。私が滞在している間に登って来た方々はまだ楽しんでいるようでした。

8/20 16:02

雲ノ平の景色��

8/20 16:03

雲ノ平の景色��

8/20 16:05

雲ノ平の景色��

8/20 16:07

雲ノ平の景色��

8/20 16:18

水晶岳がハッキリと見えるようになりました。

8/20 16:31

笠ヶ岳の姿も見る事が出来ました。雲ノ平からも見えるとは思ってませんでした。

8/20 16:32

笠ヶ岳の姿をズームして撮影。

8/20 16:48

雲ノ平山荘から見た水晶岳。

8/20 17:04

雲ノ平山荘の夕食。石狩鍋です。鮭よりも大きなジャガイモがたくさん入っているのが個人的には嬉しかったです。

8/20 17:05

雲ノ平山荘の夕食。ご飯と石狩鍋は3杯ずつ頂きました。美味しかったです。

8/20 17:37

夕食後も雲ノ平を散策。雲ノ平山荘に着く時は真っ白で分からなかったので、歩いて来た道を戻って風景を楽しむ事にしました。

8/20 17:37

雲ノ平山荘へ続く木道。良い感じです。

8/20 17:44

この時間になっても水晶岳は綺麗に姿を見せてくれていました。

8/20 17:49

テント場にある水場。ここの水は今回の山行の中で一番美味しいと感じました。

8/20 17:49

テント場からの景色。黒部五郎岳が見えています。

8/20 17:57

テント場から戻って来て雷岩付近から見た雲ノ平山荘方面。素晴らしい景色です。

8/20 17:58

池塘に映り込む雲が良い感じです。

8/20 18:03

スイス庭園の方に向かうと、水晶岳と赤牛岳がとても近くに見えてきました。

8/20 18:04

黒部五郎岳にかかる雲が格好良い。

8/20 18:04

こういう池塘のある景色が好きなので、見ていて飽きないです。

8/20 18:08

薬師岳の姿も見る事が出来ました。

8/20 18:08

スイス庭園に到着。ここから見る水晶岳と赤牛岳は最高です。

8/20 18:11

薬師岳と飛行機雲。

8/20 18:12

水晶岳。スイス庭園から見ると本当に近くて素晴らしい。

8/20 18:12

スイス庭園から見た赤牛岳。

8/20 18:12

スイス庭園のお花畑と水晶岳。

8/20 18:13

スイス庭園のお花畑と水晶岳＆赤牛岳。

8/20 18:14

スイス庭園から見た薬師岳と赤牛岳。

8/20 18:15

夕暮れの雲ノ平と黒部五郎岳。

8/20 18:19

空が赤く染まり始めています。

8/20 18:20

夕暮れ時の雲ノ平、しばらくこの時間が続いて欲しいと感じるほど綺麗でした。

8/20 18:27

再びお花畑と水晶岳＆赤牛岳。夕暮れ時で空が少し赤く染まっていて更に良かったです。

8/20 18:27

夕暮れ時のスイス庭園から見た薬師岳と赤牛岳。

8/20 18:28

赤く染まる空と薬師岳。

8/20 18:28

赤く染まる空と水晶岳＆赤牛岳。

8/20 18:28

夕日を浴びる水晶岳。

8/20 18:30

夕日を浴びる水晶岳。かなり赤くなってきました。

8/20 18:30

夕日を浴びて更に赤く染まる水晶岳と赤牛岳。

8/20 18:30

夕暮れ時のスイス庭園をパノラマ撮影。

8/20 18:41

暗くなる前に雲ノ平山荘へ戻る途中、笠ヶ岳の山頂部分だけが見えているのが面白い景色でした。

8/20 18:48

日が沈む直前の雲ノ平。

8/20 18:49

日が沈む直前の雲ノ平。雲ノ平山荘の灯りも綺麗です。

8/20 18:52

真っ暗になる前に雲ノ平山荘に到着。

8/21 5:03

雲ノ平山荘の朝食。この日は朝から雨で、朝食後すぐに出発しました。

8/21 7:43

ワリモ岳山頂に到着。この時間は雨よりも風がもの凄く強くて恐怖を感じるほどでした。

8/21 8:24

鷲羽岳山頂に到着。あまりにも風が強くて、左に見える大きな岩の後ろに隠れて小休憩しました。

8/21 12:33

双六小屋に到着してお昼ご飯。カレーを頂きました。

8/21 17:05

双六小屋の夕食。山小屋で天ぷらは初めて頂きました。

8/22 5:02

双六小屋の朝食。

8/22 8:52

大雨の影響で鏡平山荘から先が通行止めになり、解除されるまで鏡平山荘に2時間弱停滞。その後、鏡平から槍ヶ岳と穂高連峰を見る事が出来ました。

8/22 8:53

槍ヶ岳の山頂も姿を見せてくれていました。

8/22 8:53

停滞を強いられた大雨の状況からは信じられないくらい、奇跡的な光景でした。山が最後に見せてくれた奇跡でした。

8/22 9:59

秩父沢。もの凄い勢いで水が流れてきていました。大雨時に通行止めにする理由が分かりました。

8/22 10:45

わさび平小屋に到着。ここで美味しい山の水を頂きました。

8/22 10:46

小屋の前には湧水で冷やしている果物や野菜がありました。今度はここでゆっくり過ごしてみたいと思いました。

8/22 11:15

歩いているとひんやりとした風があったので確認すると、風穴でした。

8/22 11:32

新穂高温泉に下りてきました。川はもの凄い水量でした。

8/22 11:46

無事に下山という事で、飛騨ビールで乾杯です。

8/22 15:05

最後は新穂高温泉から平湯温泉へ移動。岡田旅館さんで1泊しました。

8/22 17:12

部屋からは今回の山行で最初に登った笠ヶ岳が見えました。

撮影機器：

SO-03K Sony

DSC-RX0M2 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック カメラ ヘッドランプ 時計 タイツ ゲイター ナイフ ガスカートリッジ コッヘル 調理器具 ライター 着替え 予備靴ひも ザックカバー サブザック ファーストエイドキット ツェルト アイゼン

感想

sola

夏季休暇を利用して、4泊5日の北アルプス縦走をしてきました。

今回は笠ヶ岳に登りたい、笠ヶ岳から双六小屋までの長い稜線を歩きたい、そして雲ノ平へ行ってみたいという希望をベースにして計画を立てました。

笠ヶ岳から雲ノ平へ行って新穂高温泉へ戻る間に黒部五郎岳、水晶岳、鷲羽岳に寄れると思い、これらの山々にも登る予定を組み込みました。
しかし、山の天気は中々思うようにはいかず、黒部五郎岳と水晶岳は諦めました。鷲羽岳も真っ白な状態だったので、これらの山々は来年以降のお楽しみです。

1日目の笠ヶ岳はとても良い天候の中で歩くことが出来て最高でした。
笠新道は標高差約1800mを一気に上がっていきますが、花を見たり、時折視界が開けた時に槍ヶ岳と穂高連峰を見たりしているとあっという間でした。
特に杓子平に出た時は世界が一変。素晴らしい景色が目の前に現れます。ここからはひたすら楽しい山歩きとなりました。

2日目の午前中は快晴となり、笠ヶ岳から双六小屋までの長い稜線を十分に楽しむ事が出来ました。ずーっと歩いていたいと感じる時間でした。
中でも特に弓折岳からの景色は最高です。小池新道を登って双六小屋へ向かう人も、弓折岳に寄ってみて欲しいです。

2日目の昼前頃からは雨が降り出しました。黒部五郎小舎への下りの辺りからは土砂降りでした。

3日目は朝から雨が降りそうな天候だったので、黒部五郎岳を諦めて午前中の内に雲ノ平への到着を目指しました。
この判断のおかげで14時頃からの奇跡的な天候の回復直後から日の入りまでの間、雲ノ平の素晴らしい景色を堪能する事が出来ました。
雲ノ平は2泊して丸1日楽しむ時間を作りたいと思うくらい良い所でした。高天原温泉にも行ってみたいです。

4日目は朝から雨。水晶岳は諦めて双六小屋を目指しました。
雲ノ平へ来る時に通って来た所は水量の増加が怖くて、遠回りになるけどワリモ岳と鷲羽岳を通るルートを選択。
稜線に出てからの強風は恐怖を感じるほどでしたが、何とか無事に通過する事が出来ました。

5日目は晴れたら西鎌尾根を登って槍ヶ岳も有りかなと思っていましたが、翌日も雨予報だったので新穂高温泉へ下りる事にしました。
しかし、大雨の影響で鏡平山荘の先は通行止め。鏡平山荘で約2時間の停滞となりました。
予定では11時頃まで停滞と言われましたが、9時前に急速に天候が回復し、通行止めが解除されました。
しかも鏡平から槍ヶ岳と穂高連峰が見えるというご褒美がありました。最後に山がくれた奇跡に感謝しながら下山しました。

色々な経験も出来て、とても充実した4泊5日の北アルプス縦走となりました。
特に雲ノ平は季節を変えてまた行きたい所です。