記録ID: 2499957
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
南アルプス周回ー広河内岳〜池ノ沢池〜雪投沢〜塩見岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜奈良田
2020年08月08日(土) ~
2020年08月10日(月)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 31:33
- 距離
- 42.4km
- 登り
- 4,800m
- 下り
- 4,801m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 9:16
距離 11.6km
登り 2,202m
下り 742m
2日目
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 12:11
距離 14.6km
登り 1,494m
下り 1,269m
19:05
天候 | 3日とも晴れたり曇ったり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■大門沢ルート 小古森沢で渡渉あり(以前は橋とかがあった?うまくやれば濡れません。 八丁坂で一箇所木の根の下が落ちて凄い段差を上がることになってしまっているところがありますが、危険ではないので何とかなるでしょう。 大門沢横断の橋は1個目はかかっていますが、大門沢小屋直下の2個目はやや流されています(細いけど折れはしなそうな木がかけてあり、それをつたれば濡れずに橋までいけます。 大門沢先のトラバースで1箇所崩落していたと思いますが、5mくらいの高巻きがつけられています。 標高2100m辺りのガレ場(特に下り)が滑ること不可避に近いので注意。多分小屋が営業してたらロープつけてるような感じです。 ■池ノ沢ルート 池ノ沢池までの下降は多少の藪はありますが、危険箇所は全くなく沢沿いに行けば問題ありません。 池ノ沢池から池ノ沢小屋は右岸に7割形道が残っていますが、不明瞭過ぎて見失う可能性は高いです。池ノ沢本流を渡ることはありませんので登山靴でいけます。。5年前にはなかったような気がする崩落地を2箇所横切る必要があり、ラクラク池ノ沢小屋まで下降可能とまではいかなくなりました。 ■雪投沢 何がしかの沢靴が必要です。下部の倒木帯を抜ければ後は平易な沢で、登りやすいところを適当に登っていけます。源流水場まで行ったらトラバースするように稜線まで道がついていますが、これを利用しないとハイマツ漕ぎの可能性が出てきます。 ■塩見岳〜熊ノ平〜三峰岳〜間ノ岳〜農鳥岳 特に崩落地などはなく普通に縦走できますが、人は全然歩いていません。 ※大門沢小屋、雪投沢源頭、熊ノ平小屋、三国平〜農鳥小屋トラバースルートの水場が利用できます。農鳥小屋の水場は利用できません。 |
写真
感想
今の状況で利用可能そうな南アルプス3000m峰の登山口は奈良田と畑薙くらい。
今回は奈良田からの2泊3日では自分が考えうる限り最高の周回をしてきました。
今回のコースは昔からイメージのあるコースではありましたが、2泊3日では絶対ムリだろうと思っていました。そんなわけでエスケープを色々考えてきてはいましたが、結果的には体力的にはかなり余裕をもって広河内岳〜池ノ沢〜雪投沢〜塩見岳〜間ノ岳〜農鳥岳を周回してくることができました。
全て歩いたことのあるところではありましたが、とても楽しかったです。
それなりによい天気の連休の山頂に1,2人しかいない塩見岳や間ノ岳は新鮮でした。
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三日とも天気崩れず…僥倖のようなトレイルです。
二軒小屋ロッジ先、西俣も東俣も寸断されてるらしいですから大井川源流に降り立つにはこういうルート取りになってしまうんですね。
二日目…私の脚じゃ塩見は仙塩尾根のっかって背中眺めて一路熊ノ平小屋です。
雪投沢、奥多摩の鬱蒼とした沢より開放的なうえあがりがなんて言ったって南アルプスの稜線ですから一度は詰めてみたいですし、北荒川岳付近、あそこはまた歩いてみたい雰囲気です。
KFさん、二度お会いしたことあるんですが、以前白峰南嶺歩いた時に残念な天気だったのでまた歩かれたんですね、KFさんらしい(笑)
KFさんと歩く山域かぶること多いので1〜2割増くらいの山行時間で計画たてさせてもらってます。
今年は荒川本谷考えていたんですが北岳入山不可なので諦めて山岳会の方と腰据えて山行ご一緒することにしました。
ロープワークは一朝一夕でどうにかなるもんじゃないですが沢の詰めやクライミングのアプローチは南アのバリエーション歩く際の転ばぬ先の杖になりそうで満更でもないです。
南アは無雪期、10月に峰山尾根と這松尾大黒尾根歩くだけになりそうです。Evergreenさんの南アのレコ楽しみにしております。
tomhigさん
二軒小屋先もそうみたいですね。危うくそういったルートも組んでしまうところでしたよ笑
雪投沢は稜線近づいてくるとかなり開けてきて背後に白峰南嶺も見えるのがなかなかよいですね。基本的に明るい沢です。
KFさんは何回か目らしいですが、畑薙から静岡県境周回だったみたいですよ。今回ずっと天気よかったと思うので羨ましかったです。
荒川本谷は自分も考えましたが、農鳥小屋泊で弘法小屋尾根下山、荒川本谷登りみたいなルートになってしまいそうで、大門沢上り下りの無駄感が半端ないので来年以降に回しました。
ありがとうございます。今年はそんなに歩けないかもしれませんがよろしくお願いします。
考えられる最高のルートですね。雪投沢(セットウサワ?ユキナゲサワ?ユキゲサワ)是非行ってみたいです。
Kousaku_isodaさん
多分Yukinage-sawaだと思いますが、すでに全部通ったコースだったので自分のタイムで予定が組めてよかったです。
Evergreenさん、こんにちは😃😃😃
まさに行こうと思ってるルートが重なっていたので、食い入るように拝見させていただいてます(^ ^)やっぱり東俣行くにはこのような山行きでしょうかね。天気も良く羨ましいです。
僕は、奈良田起点で、池の沢雪投沢蝙蝠尾根伝付白剥周りを考えているのですが、時計回りか反時計回りか悩んでます(^ ^)
もしEvergreenさんと逆に雪投下りで池の沢登りを選択した場合の留意点はありますでしょうか?
沢靴は、簡単的な足袋みたいなものでも通用しそうでしょうか?自分は沢靴持ってるんですけど、同行者が持ってないので簡易なの買おうかなぁと(^◇^;)クロックスくらいで通用すればそれに越したことないのですが(^◇^;)
shin0609さん
雪投沢を下っている知人はおりましたが、すごい滝があるわけでもないのである程度慣れていれば問題なく下れるとは思います(が、池ノ沢は沢を歩かずに済むので池ノ沢下降の方が確実にいいとは思います。)
沢に関しては個々人のレベル感もあると思いますのであまりどの程度の装備なら行けるということは言いたくありませんが、自分だったら雪投沢の登りなら作業靴でも行けるとは思います。でも実際にはそれでは行きたくないですね、ケガ率も上がるし速度も下がるので。同行者さんが何も持っていないということは沢自体あまり歩いていないように思いますので、ちゃんとしたものを履いていかれることをおすすめはしますが・・。
それと別の方の記録に上がっていますが、伝付峠〜二軒小屋は通れますが、二軒小屋から蝙蝠岳登山口は林道が完全に崩れていて行くことができません。
アドバイスいろいろありがとうございました。
ご報告遅くなりましたが、行ってきました。この頃だと蝙蝠から二軒小屋もいけました(勿論、事前確認して)
ソロですが、しっかり準備して臨みましたが、さすがに手応えありました(^^)今回の行程は奈良田下山も含めてEvergreenさんの山行きの完全コピーです😅充実した山行きを安全に行ってこれたのもこの事前情報のお陰です。ありがとうございました😊
またこれからもご参考させて戴きます。よろしくお願いします🤲
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