[鈴鹿セブン4座目]イブネ・雨乞岳・御在所岳(上水晶谷→郡界尾根 周回)〜イブネでまったりテン泊+試練の山行再び
- GPS
- 11:02
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,331m
- 下り
- 1,344m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 3:55
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:17
天候 | 晴れ 【御在所の天気】http://www.mapion.co.jp/weather/spot/L24203020000000000006/ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【行き】<名鉄BC>(8:28)=<湯の山温泉>(9:35)…<御在所ロープウェイ湯の山温泉駅>(9:45) 【帰り】湯の山バス停(15:15)=<名鉄BC>(16:29) ▼交通機関 ┣御在所ロープウェイ 湯の山温泉→山上公園 ¥1280 ┗三交バス 湯の山温泉→名鉄バスセンター ¥1350 ■参考サイト 【近畿日本鉄道】http://www.kintetsu.co.jp/ 【三重交通】http://www.sanco.co.jp/highway/yokkanagoya/ 【三重交通:路線バス検索】http://www.sanco.co.jp/krs/search_start.php 【御在所ロープウェイ】http://www.gozaisho.co.jp/ ▼交通機関 ┣JR 名古屋→金山 ¥180 ┣御在所ロープウェイ 湯の山温泉→山上公園¥1200(往復¥2100〔当日有効〕) ┗三交バス 湯の山温泉→JR名古屋¥1280(往復¥2560) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況👣 ・分岐には看板が必ずあり、登山道にはテープがにたくさんありますので道をロストすることはまずないと思います。東雨乞岳から下山時は注意(案内板なし)。 ・渡渉地点は多々あり。 ・ザレ場、ナギ場、崩壊箇所多数 ・水晶谷からのアプローチでは出合の手前に分岐があり、コクイ谷は廃道とありました。手前で迂回させることで、コクイ谷へ人を向かわせないようにしているかもしれません(遭難の時は保険がおりないので自己責任で) ・郡界尾根のルートは地形図を含めてどの地図にもありませんが山歩きの穴場といったところ←ルートは県境線上にほぼそっています(登山口は武平トンネル滋賀県側から500mほどいったとこの茨谷のガードレールにペンキで書いてあるだけ(ダムの災害中継所の横から入り、すぐに渡渉し針葉樹林帯の急登を登り、尾根に出ます〜テープとペンキはわかりにくいので確認しながら進むことが必要です)。P930からは沢谷へ抜けられます。東雨乞岳へのいちばん近い道?ですが、読図ができないと...。登山者は1グループ、ソロ1人とすれ違っています。マニア向けの静かな登山道)→地図に情報はありませんが、ネットでは結構情報が落ちているようです。 ■水場の状況💧 →杉峠のテント泊適地:水は流れてます。 →イブネ:頂上台地からイブネ北端に向かう途中、滋賀県側に降りてはげたとこに降りると水がチョロチョロ流れています。イブネ中間地点からは10分程度。念のため煮沸。 ■登山ポスト📮 武平峠の登山口にあります。ロープウェイ利用の場合は登山ポストはありません←あたりまえですが…。郡界尾根の登山口にもありません←あたりまえですが…。 【登山情報/三重県警察本部】 http://www.police.pref.mie.jp/climbing/ ■トイレ🚻 ありません←自分で作りました。 |
写真
感想
【イブネでまったりテント泊!なれども、またもや試練の山行となりました】
イブネで最高の夜景を!帰りにアゼリアで新メニューのカレーラーメンを!山に登ってるのになぜわざわざ文明社会の恩恵にはまるのか?人それぞれの考えは多々あれども、最高の場所で最高の夜景を楽しみたい...1年程前から計画していた御在所岳からイブネを周回するルートがようやく実現しました。今回の山行、相変わら鈴鹿の奥深さを知る山行となりました(詳細は後程)。
今まで、湯の山温泉駅から徒歩で登山口までアプローチしていましたが、ルート的に時間と体力がままならず、公共交通機関を利用しての登山を第一にしてますので、名古屋から高速バスで湯の山温泉BT→ロープウェイを利用して裏道の終点をスタートに、周回するルートをつくりました。
【山行】
▼1日目(5月7日)
▽名古屋を出た高速バスは湯の山温泉BTに到着
名鉄BC8:28発の湯の山温泉行きに乗ろうと自宅を出るものの、ポールを忘れたことに気がつき、自宅へ逆戻り。地下鉄で行くことを諦め、いつものように自転車で金山へ。
かもしか号は御在所へ行かれる登山客が
数人ならんでおり、早速どこの山に行かれるのですか?と声をかけられる。70リットルのザックにマットをつけているスタイルなの仕方ないかも。
▽ロープウェイに乗り換えます〜
ロープウェイに乗り換え、往復切符を買おうとするが、有効期限を確認すると変な顔をされる。それもそのはず。宿泊場所がないので当然、往復も当日限り有効。なので片道を購入。
▽裏道下山口→上水晶谷出合
裏道の下山口から国見峠経由で上水晶谷ルートへ。二次整林?のような照葉樹林帯を渓谷沿いにおりる。渓谷の音と木漏れ日が最高!途中に炭焼き小屋の跡のような石垣をなんども目にする。途中登山道が崩れている箇所(地図に明記されてます)のとこは渡渉するものの比較的なだらかな谷道。
▽上水晶谷出合→杉峠
上水晶谷の出合で旧千種街道へ合流。昔昔の幹線道路だけあって、歩きやすいが、途中にビニールシートがはってあってみているうちにつまづいてこける^^;。コクイ谷の出合の直前は迂回路になっており、コクイ谷は廃道との看板表記(コクイ谷に登山者をいれないため??)。コクイ谷をとおる予定はないのでそのまま迂回路をとおり、地図と照らし合わせてすすむと川の出合の様相からコクイ谷をみてとれた。上水晶谷の出合では杉峠まで100分の表記。途中に御池鉱山の跡と昔の集落(といっても300人ほどが住んでおり小学校まであったとのこと)を通過すると、杉峠。
▽杉峠→イブネ
杉峠は名の通り、大きな杉がある。ちょっとまえまで葉をつけた杉だったのだがいまは折れて(青々とした葉がある折れた枝が目の前に)枯れた杉…。杉峠で昼食タイム(昼食はイオンブランドのウィダインもどきと同じくイオンブランドのソイジョイもどき+チーズ)。あたたかいというか暑いくらいだったので尾根にかかると風が冷たい!杉峠からピークをひとつあがるとなんとまあ素敵なテーブルランド。尾根をおりれば佐目峠。佐目峠ではちいさなヤマネズミがお食事中(でも写真を撮ろうとまごまごしているうちににげていかれてしまったT_T)。佐目峠からあがればイブネ。本日のお宿に到着。イブネではだれもいないと思っていたが、おひとり食事をされていた。夜景がみえて、風除けがあるポイントにテントをはっていると、さきほどの方がみえてしばらく談笑。なんとおなじオクトスのテントを使っているとのこと!ちょっと親近感がわいた^^;
▽イブネでテント泊
CTがよめなかったのだが、時間的にはやかったのでテントの中でダラダラ〜。テントの外は寒いのにテントの中は快適な暖房がはいってる状態。汗でぬれたものを乾かしていたらすぐに乾いてしまった〜ってこんなんはじめてやけど…。テント泊のときってなにもすることがないので食事の準備をしながら地図をみて、明日は雨乞岳から東雨乞岳→で武平峠へぬけて、コースにしようと決める。これならCT5時間くらいだし。で、食事もすんで散歩をしてクラシが見える頭までいってかえってきたり、ぶらぶらしてたら、いつのまにか桑名から名古屋方面までのまちにあかりがつきはじめ、反対には琵琶湖のほうにお日様が沈んでいく。でも雲もいっしょにやってきてテントを容赦なく風が吹き付ける…。そうこうしているうちに真っ暗闇。明日もはやいしそろそろ寝ようと。おやすみない むにゃむにゃ。
ときおりピーピーと鹿がなく声が聞こえたりする。で、夜21時頃に目が覚めた。目が覚めてふと外をのぞくと、雲はまったくなく、風もなく、遠く名古屋のほうまで夜景がひろがってる!しかも上を見上げれば満天の星空!北斗七星もはっきり、なんてすてきなお宿なんだろう!ってみとれてたら寒い!それもそのはず温度計をみれば3度しかなかった…。でふたたび寝袋の中に…。
▼2日目(5月8日)
▽おはようございます!ご来光!!
朝は4時半に目が覚めた。なんだろう、外をみればお日様が顔をだす寸前!ご来光は頭の中になかったけど、ご飯をつくりながら、バーナーの火をストーブ代わりにご来光を待つ。ゆっくりご飯を食べて、順々にかたづけながら2時間半。日も高くなってきた頃、7時に出発。イブネさん最高の思い出をありがとうございました!しかも貸切で!!
▽イブネ→雨乞岳
お世話になったイブネを後に、佐目峠、杉峠をとおりすぎ、本日のハイライト、雨乞岳へ。ヤマレコのレスをみていると昨日であった登山者にいわれたようにほとんどの登山者は武平峠から時計まわりに雨乞→イブネ→国見峠→御在所とまわるらしいけど、逆まわりを選んだのには理由がある(楽そうだというのもそうだけど)、縦走の魅力は振り返ること!雨乞岳から振り返るのに魅力を感じたから(だから前進するのに逆時計回りなんだなあ)。昨日杉峠から雨乞岳をみたときに、いやあ急登だなあって思ってたけどCT40分くらいで雨乞岳の山頂に。白山だけではなく、御嶽から乗鞍、穂高、槍、立山・薬師のほうまで見えてうっとり〜。こんなに眺望がいいなんて!!
▽東雨乞岳→クラ谷のはずが、道をまちがえて郡界尾根(地図にない知る人ぞ知るマニア向けの道)
しばし雨乞岳の山頂で休憩した後に東雨乞岳へ。雨乞岳とちがって遮蔽物がない山頂で風がちょくにあたり寒い!さっさと次に移動すべく、標識と登山道をさがすもない…。で地形図をみたら、ここで七人山のコルの場所と東雨乞岳を勘違いするというケアレスミスを犯し、なんと別方向へ。このときは気づけもせず、マークもテープも踏み跡もしっかりある登山道を♪気分で調子よく下っていくが、30分ほどで地形図をみたらどうも…違う!谷道のはずが尾根道だし…。しかも山と高原地図どころか地形図にも載ってない…。鈴鹿の魔物再びか?と思いながらも、テープと目印をたよりにさらに30分ほどすすんだら、4人くらいのパーティーが登ってこられた。「道を間違えたと」言って、すかさず情報を求めたら、地図に載っていない道で県の境界をたどる尾根で名前もついていない、隠れた登山道の穴場なんだとか(いやっ穴場なんていいし〜と思うのは私だが)、熟練っぽい方々にほめられてうつつをぬかして先に進む(その方々曰く「沢谷への道」といっているらしい。で登山道は県境にそっていくものでスカイラインにそのうちつきますよとのことなんで)。だいぶ安心して進むが、尾根道なので、アップダウンのきつさを久しぶりに味わった。が〜、なんとイワカガミのお花畑やイワウチワのお花畑など今回あまり出会えていないお花の群生に出会って大感激!〜しているとおばあちゃまがソロであがってこられてまた情報交換。こちらは地図+コンパスとGPS装備なのに、おばあちゃまはお知り合いからいただいたφ(..)メモしかもっておらずにあとは地形図とコンパス!(恐れ入ります!)。先ほどのパーティーの方々は「沢谷への道」といっておられましたが、このおばあちゃま曰く「郡界尾根」という立派な名前があるとのこと(ただし地図にはないので知る人と知る穴場なんだとか〜って穴場はもういいし〜)。でもこのおばあちゃま、湯の山の駅から徒歩で武平峠をこえてここまでやってこられたとのこと。いやあおそれいります(感服)。おばあちゃまから情報をいただいた沢谷と武平峠への分岐であるP950いきつき(といっても木にただマジックのようなもので書いてあるだけ)、武平峠まで20分との表記。ここから先は御在所周辺特有の急登ではあるものの約20分の針葉樹林帯を抜けて無事登山口(といってもガードレールにスプレーで書いてあるだけで、もちろんポストなどのようなものはナシ)に到着。ちょっと心に肝にめいじた雨乞岳〜武平峠の巡業になりました。
▽武平峠→御在所山頂
武平峠の駐車場は整備され、トンネルの通行止めも解除されており、車が滋賀と三重に抜けられる模様。
武平峠の登山口から御在所へ県境ルートを登って御在所山頂へ。本日のラストスパート。岩萌え♪にはたまらんだろうなザレ場ガレ場ナギ場ゴーロをたどること1時間。文明社会へ!
いつもの、三角点タッチができない一等三角点を通過して、アゼリアで今回のラストのフィナーレを飾るにふさわしい、メニュー!カレーうどんではなく、新メニューのカレーラーメンをオーダー。空いていたので鎌ヶ岳の山容をうっとりみながらカレーラーメンをいただきました〜ってめっちゃおいしいし。なぜわざわざ御在所によったかというとこれはトイレタイムも兼ねているのでした(でアゼリアのトイレへGo)。
今回の周回ルートのゴールである裏道の下山口にいくまでに、観光客の方から質問攻めに(70リットルのザックのせいであることは確か)。
いかに質問の内容^^
1.クマの生態とは?←クマ鈴をならしているからかぁ
2.今見えている山は?←御嶽から槍、能郷白山・白山を説明〜というかこんなにみえるのって自分も初めてなんだがあ
3.下からどれだけ時間がかかる?←自分はロープウェイ利用ですけど〜木曽駒といっしょのノリだって
4.このザックどれくらいの重さ←水と食料がなくなったぶんめっちゃ軽いっす
5.イブネに山小屋があるんですか←水もなければトイレもないっす
6.一人で怖くない?←怖いというか満天の星空と夜景にめっちゃウキウキ
自分コメ〜イブネや郡界尾根でお話した方々とはさすがにちがいますねえ
行きも帰りもロープウェイを利用した今回の登山、体力+時間を節約でき、かなり余裕がある登山となりました。ですが〜高所恐怖症の私、行き帰りのなかでいちばん恐怖だったのはロープウェイでした!なんといっても風が吹くたびに横にゆれるんで!!で、行きも帰りも1人貸切だったので床にすわってはやく地上につかないかなあって12分間びびりまくってましたっとさ。
イブネさん!ありがとうございました!
edus4100さん
こんばんは そしてお疲れ様でした。
御在所ロープウェイに70Lのザックかついで
乗れば、誰もが注目するでしょう
普通じゃ考えられませんからね
綺麗なお花たちそして夜景に御来光さぞかし
堪能されたのでしょう。羨ましいかぎりです。
そのうちテン泊してみたいですけど、道具が揃えられない
宝くじでもあたらないかな・・・
人が連休中に働き、遅れてきた連休。どこにいこうか迷って、いそがしくなったらいけないテント泊と思って、イブネに登ってきました。木曽駒もロープウェイだし…いいやって思って御在所インアウトの周回のつもりだったのですが、かなりの注目度…
お花は量こそ多かれど、種類は伊吹にかないませんね…
今回も道を間違えてしまいましたが、1/25000とコンパスを持って行っていたので、とおりすがりのパーティー(あらわれてよかった)などからどういう道かという情報が得られてよかったです
テン泊。豪邸でなくて格安物件なら結構ありますよ。オクトスはダンロップVL25?のコピーなので性能は同じ。でお値段はダンロップの半額以下。
1泊でも縦走でも70リットルのザックにはいる装備の量が同じなのは不思議ですが…
宝くじを買うお金でテント買えますねえ
テント買ったら新築祝いですね
edus4100さん、こんばんは。
味噌煮込み、大好きです。
出身が三重なもので、名古屋にもたまに行ってたんですが、
なんかよく食べてました。
でもそこにチーズ投入とは。。。
絶対おいしいですよね!
今度試してみます
eechanさん、こんばんは。
味噌煮込み大好きだったとは!
私は京都から名古屋に移り住んで、味噌煮込み→寿がきやの〜を食べてました。
チーズは知り合いの整形外科の先生が筋肉疲労には効くよう♪との一言で試してから、山での必需品になってます 美味しいですよう
冬山限定ですが、20年ほど前からに山でよくやってたのが、「ばくだん」。こぶしの大きさくらいの量の煮干しと同じ量の唐辛子をコッヘルで煮込んで、真っ赤になったらとりだし、だし汁の中にキャベツとしゃぶしゃぶ用の豚肉をいれてゆでて、お酒と醤油をちょっといれてできあがり。いわばヤマ屋ではポピュラー?な鍋料理らしいです。私はポン酢にカンズリをそえるなどでいただいてます。煮込んだ煮干しと唐辛子はそのままオツマミに。シメは翌日にご飯とお味噌とチーズをいれて雑炊に。こちらもいずれの日か試してみてください
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する