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Yamareco

記録ID: 337269
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

苦難と憧れの北方稜線_剱岳_熊と雪渓と人情の山旅

2013年08月13日(火) ~ 2013年08月16日(金)
 - 拍手
GPS
109:40
距離
34.7km
登り
4,564m
下り
5,870m

コースタイム

8/13 12:20室堂12:40⇒13:20雷鳥沢13:35⇒15:25別山乗越15:35⇒16:25剱沢キャンプ場 幕営
8/14 剱沢キャンプ場5:10⇒5:40剣山荘⇒7:10一服剱⇒8:00前剱⇒10:25剱岳⇒12:50池ノ谷の頭⇒14:20三ノ窓⇒15:00発射台上⇒16:00小雪渓(ルートロスト)⇒18:50小窓 幕営(ビバークサイト) 休憩多数
8/15 小窓6:10⇒(ルートミス)⇒9:30鉱山道発見⇒11:50池ノ平小屋12:50⇒13:50仙人池ヒュッテ14:10⇒16:20仙人温泉小屋 素泊まり 休憩多数
8/16 仙人温泉小屋5:15⇒8:00仙人ダム⇒9:15阿曽原温泉小屋⇒12:10折尾谷⇒13:40志合谷⇒16:30欅平 休憩多数
欅平駅18:07-宇奈月温泉駅19:33-22:11立山駅
天候 8/13 快晴
8/14 快晴
8/15 晴れのち一時曇り
8/16 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅前無料駐車場
http://www.alpen-route.com/access/access/access04.html
○午前10時半にマイカーで立山駅到着。
この時刻だと下山者がいるので、ちょっとしたコツで一番近い駐車場に停められます(絶対可能ではありませんが)。
午前11時台のケーブルに乗車。並ばずに乗車券を買え、すぐの便に乗れました。
初日剱沢止まりなら、この時間帯はオイシイです。
立山駅⇒美女平⇒室堂:片道2,140円(JAF割引後)+荷物代300円
○欅平からの黒部峡谷鉄道は激混みでした。
黒部峡谷鉄道:増発臨時最終列車/欅平⇒宇奈月温泉:片道1,660円(普通車:壁の無い客車)
17:25発が通常の最終ですが、この日は最終18:07まで2便増便されました。
○宇奈月温泉から立山駅へ戻る
富山地方鉄道:宇奈月温泉⇒寺田⇒立山/片道2,040円(“急行”まで運賃同額)

↓次項の地図データですが、GPSロガーのデータを無修正で使っています。
○室堂から剱沢までの経路は手書きです。
○小窓手前で経路が切れているのは電池の消耗によるもの(鈍足過ぎ)。
○阿曽原から欅平までのデータがメタクタなのは原因不明です。
コース状況/
危険箇所等
今年はここ数年で一番残雪が多いそうです。
今回コースミスを2回やらかしましたが、自分の落ち度と雪渓が絡んでいます。
○長次郎の頭と二枚岩のサイトの中間にあるトラバース:岩の割れ目に挟まっている石を手掛かりに下るところが恐いです。
※通常使われるルートを外してしまったようです。
○発射台を過ぎて急傾斜の雪渓が2箇所現れると解説されますが、コースに関係する2箇所の雪渓はお互いが見えないほど離れています。
発射台を過ぎて最初に現れる雪渓と、すぐ隣(小窓側)にあってやや低い位置の雪渓。ここでトラバースすべき雪渓は発射台側の一箇所のみです。
並んだ二つの雪渓を両方トラバースしてしまうと迷います。
発射台側はトラバースしますが、小窓側は上側を巻いて踏跡を次(2番目)の雪渓へ向かいます。
紛らわしい小窓側の雪渓の上側(雪の上ではなく雪渓外側上部の礫地)にはっきりした踏跡があります。踏跡は稜線と平行している感じです。
○池ノ平・鉱山道の取り付き点は二番目の滝の滝壺より高い位置にあります。
小窓雪渓の最も幅の広い部分です。小窓雪渓が左へカーブし始めたら完全に行き過ぎています。
上記は剱岳から縦走した場合の紛らわしい場所です。池ノ平スタートなら問題ありません。
○鉱山道・展望台を過ぎて池ノ平小屋まであと少しのところにも急傾斜の雪渓が残っていました。念のためアイゼンを付けました。
○平の池で熊の親子が水遊びをしていました。正午頃です。普通に登山道のあるところです。
○仙人温泉小屋へ向かう仙人谷にも大量の残雪がありました。雪渓と岸の両方を行き来しながらコースが付けられています。岸の取り付きに赤テープがあります。
こちらの雪渓はアイゼン無しでも歩けました。雪渓の上を長く歩く部分もあり、これで本当に良いのか不安になりますが、雪渓上の石に赤テープを巻いてあったりします。
最終的に左岸に取り付き点があります。ここを上がればもう雪渓に出ることはありませんでした。
○志合谷のトンネルは地下水が染み出ています。水深はくるぶしよりやや上でハイカットの防水シューズでギリでしょう。
●欅平駅へ降りたら補給の前にまず列車の予約を。繁忙期は飛び込みで乗れません。全て指定席です。
●欅平駅最寄の日帰り温泉・猿飛山荘の入浴は午後4時までです。
●車に戻った時点で午後10時を過ぎていたため、お風呂は富山市内のサウナを利用しました。
サウナ・アルプス
http://www.sauna-alps.com/
入浴24時間。宿泊可能。食事も午前1時頃まで出来ます。
予約できる山小屋
今年も剱沢へやって来ました。
昨年と違い天候の心配はまずありません。
午後4時半到着でも良いサイトが残っています。
(昨年も同様でした)
テン場奥にある石垣で囲まれた建物が野営管理所。剱沢小屋はその下にあります。
一人(一張りではない)一泊500円です。
水は一部塩素消毒されています(沢水もあり)。
2013年08月13日 16:11撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/13 16:11
今年も剱沢へやって来ました。
昨年と違い天候の心配はまずありません。
午後4時半到着でも良いサイトが残っています。
(昨年も同様でした)
テン場奥にある石垣で囲まれた建物が野営管理所。剱沢小屋はその下にあります。
一人(一張りではない)一泊500円です。
水は一部塩素消毒されています(沢水もあり)。
北方稜線へ向かう朝。
天候は言うこと無し。
(熱地獄でしたが)
では参りますか。
2013年08月14日 05:27撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/14 5:27
北方稜線へ向かう朝。
天候は言うこと無し。
(熱地獄でしたが)
では参りますか。
まずは前剱からぼちぼち登り始めます。
2013年08月14日 06:39撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
2
8/14 6:39
まずは前剱からぼちぼち登り始めます。
一服剱から。
谷間に建物が見えました。
2013年08月14日 06:56撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/14 6:56
一服剱から。
谷間に建物が見えました。
チシマギキョウが咲いています。
花弁に毛があるのが特徴のようです。
2013年08月14日 07:52撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/14 7:52
チシマギキョウが咲いています。
花弁に毛があるのが特徴のようです。
剱本峰が見えました。
まだ遠いなぁ。
2013年08月14日 07:54撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/14 7:54
剱本峰が見えました。
まだ遠いなぁ。
タテバイ上部から室堂方面。
奥が薬師岳、右端が奥大日岳でしょうか。
ヨコバイへ向かう登山道は渋滞していました。
2013年08月14日 09:50撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
2
8/14 9:50
タテバイ上部から室堂方面。
奥が薬師岳、右端が奥大日岳でしょうか。
ヨコバイへ向かう登山道は渋滞していました。
これから向かう北方稜線方面。
遠方の高山は白馬岳でしょうか?
2013年08月14日 10:23撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/14 10:23
これから向かう北方稜線方面。
遠方の高山は白馬岳でしょうか?
剱岳山頂から立山・剱沢方面。
ようやくスタート地点です。
空に一点の雲も無く激暑い日です。
2013年08月14日 10:28撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/14 10:28
剱岳山頂から立山・剱沢方面。
ようやくスタート地点です。
空に一点の雲も無く激暑い日です。
どういうわけか山頂の祠がありません。
山頂は96年以来17年ぶり2度目です。
前回は雷鳥沢よりピストンしました。
2013年08月14日 10:29撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/14 10:29
どういうわけか山頂の祠がありません。
山頂は96年以来17年ぶり2度目です。
前回は雷鳥沢よりピストンしました。
注意喚起のプレートですが、私には憧れのプレートです。
2013年08月14日 10:30撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
2
8/14 10:30
注意喚起のプレートですが、私には憧れのプレートです。
三角点。
いつも不思議に思いますが、こんな岩だらけで地面も見えないような場所にどうやって設置するのでしょう?
そのとき山頂は「工事のため迂回」になるのでしょうか?
2013年08月14日 10:30撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/14 10:30
三角点。
いつも不思議に思いますが、こんな岩だらけで地面も見えないような場所にどうやって設置するのでしょう?
そのとき山頂は「工事のため迂回」になるのでしょうか?
いよいよ北方稜線へ踏み出します。
万感の思いです。荷は重いです。
対向の方がやって来ます。
よく見ると長次郎の頭や「モアイ」が写っています。
2013年08月14日 10:33撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
3
8/14 10:33
いよいよ北方稜線へ踏み出します。
万感の思いです。荷は重いです。
対向の方がやって来ます。
よく見ると長次郎の頭や「モアイ」が写っています。
後立山連峰がはっきり見えます。
白馬三山、天狗の大下り、不帰のキレット。
2013年08月14日 11:01撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/14 11:01
後立山連峰がはっきり見えます。
白馬三山、天狗の大下り、不帰のキレット。
長次郎の頭です。
ちょうど対向者が来たので伺ったところ、写真上から1/4辺りのバンドを使い、残置ロープで降りたとのこと。
技術・体力共に余裕の無い私は下から2/5辺りの易しいバンドを歩きました。
2013年08月14日 11:12撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/14 11:12
長次郎の頭です。
ちょうど対向者が来たので伺ったところ、写真上から1/4辺りのバンドを使い、残置ロープで降りたとのこと。
技術・体力共に余裕の無い私は下から2/5辺りの易しいバンドを歩きました。
有名な「モアイ」岩です。
そばで見ると巨大な岩です。
雪渓の切れ目は割れているだけで踏跡ではありません。
踏跡は稜線ではなく、やや下の剱沢側に付いています。
2013年08月14日 11:42撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/14 11:42
有名な「モアイ」岩です。
そばで見ると巨大な岩です。
雪渓の切れ目は割れているだけで踏跡ではありません。
踏跡は稜線ではなく、やや下の剱沢側に付いています。
足元から雷鳥クンが出て来ました。
超至近距離なのに全く逃げません。
これは嬉しい第三種接近遭遇(←古っ)。
2013年08月14日 12:05撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
2
8/14 12:05
足元から雷鳥クンが出て来ました。
超至近距離なのに全く逃げません。
これは嬉しい第三種接近遭遇(←古っ)。
遭難碑がありました。
20数年の風雪に耐えています。
2013年08月14日 12:15撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/14 12:15
遭難碑がありました。
20数年の風雪に耐えています。
歩いてきた稜線を振り返ると、剱本峰と長次郎の頭が見えました。
2013年08月14日 12:26撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/14 12:26
歩いてきた稜線を振り返ると、剱本峰と長次郎の頭が見えました。
ここが多分二枚岩のサイトでしょう。
実にカッコいい、岩のシャチホコです。
両脇は白馬岳と五竜岳でしょうか。
2013年08月14日 12:26撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
2
8/14 12:26
ここが多分二枚岩のサイトでしょう。
実にカッコいい、岩のシャチホコです。
両脇は白馬岳と五竜岳でしょうか。
今回一番恐かったトラバース。
写真中央やや上・石の挟まった割れ目を下りました。
ザックが重く、挟まった石に下向きにではなく引き出すような荷重を掛けるため緊張しました。
後ろ向きに下るのは足元の確認がし辛いのが難点です。パーティなら誘導もしてもらえますが。
写真下から1/3程のところにある岩のバンドが通常のルートらしいです。残置シュリンゲがあるようです。
2013年08月14日 12:45撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
2
8/14 12:45
今回一番恐かったトラバース。
写真中央やや上・石の挟まった割れ目を下りました。
ザックが重く、挟まった石に下向きにではなく引き出すような荷重を掛けるため緊張しました。
後ろ向きに下るのは足元の確認がし辛いのが難点です。パーティなら誘導もしてもらえますが。
写真下から1/3程のところにある岩のバンドが通常のルートらしいです。残置シュリンゲがあるようです。
長次郎雪渓です。
中央やや下にクライマーさんのテントが3張り見えました。
2013年08月14日 12:46撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
2
8/14 12:46
長次郎雪渓です。
中央やや下にクライマーさんのテントが3張り見えました。
二枚岩のサイトです。
お客さんが居ました。
日陰の涼しいテントで爆睡中。クライマーさんでは無さそうです。
交通の便は悪いですが天空の別天地です。
2013年08月14日 12:51撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/14 12:51
二枚岩のサイトです。
お客さんが居ました。
日陰の涼しいテントで爆睡中。クライマーさんでは無さそうです。
交通の便は悪いですが天空の別天地です。
池ノ谷の頭まで来ました。
対岸には小窓の王と「発射台」。
確かにあつらえたような岩のバンドです。
2013年08月14日 13:04撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/14 13:04
池ノ谷の頭まで来ました。
対岸には小窓の王と「発射台」。
確かにあつらえたような岩のバンドです。
山の秋を告げるトウヤクリンドウの花です。
2013年08月14日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/14 13:05
山の秋を告げるトウヤクリンドウの花です。
池ノ谷ガリーと奥に「発射台」
ガリーには踏跡がありますが、何しろザレザレの斜面で落石させないのは無理です。
土ぼこりも酷く、パーティの場合は間隔を開けるより術がありません。
2013年08月14日 13:24撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/14 13:24
池ノ谷ガリーと奥に「発射台」
ガリーには踏跡がありますが、何しろザレザレの斜面で落石させないのは無理です。
土ぼこりも酷く、パーティの場合は間隔を開けるより術がありません。
「発射台」までもうすぐ。
ややガスが出て来ました。
ガリーから三ノ窓へ移る取り付きに赤リボンがあります。
三ノ窓にはビバークサイト多数あり。
2013年08月14日 14:18撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/14 14:18
「発射台」までもうすぐ。
ややガスが出て来ました。
ガリーから三ノ窓へ移る取り付きに赤リボンがあります。
三ノ窓にはビバークサイト多数あり。
「発射台」を登り切って振り返ったところ。
池ノ谷の頭から発射台の上までが、北方稜線で唯一稜線より池ノ谷(馬場島)側を通過します。
ご覧の通り砂地獄ならぬ礫地獄です。
2013年08月14日 15:01撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/14 15:01
「発射台」を登り切って振り返ったところ。
池ノ谷の頭から発射台の上までが、北方稜線で唯一稜線より池ノ谷(馬場島)側を通過します。
ご覧の通り砂地獄ならぬ礫地獄です。
発射台から稜線を跨ぐと打って変わって牧歌的なコースになります。
踏跡は一般ルート並みになり明瞭。
2013年08月14日 15:12撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/14 15:12
発射台から稜線を跨ぐと打って変わって牧歌的なコースになります。
踏跡は一般ルート並みになり明瞭。
踏跡がやや不明瞭になったとき下を見ると例の黒い大岩が見えました。
踏跡が錯綜していますが、適当な踏跡を使って黒い岩の裏側へ回り込みます。
2013年08月14日 15:14撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/14 15:14
踏跡がやや不明瞭になったとき下を見ると例の黒い大岩が見えました。
踏跡が錯綜していますが、適当な踏跡を使って黒い岩の裏側へ回り込みます。
回り込むと赤リボン発見。
2013年08月14日 16:02撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/14 16:02
回り込むと赤リボン発見。
可愛らしいケルンも積んであります。
(写真中央右側)
2013年08月14日 16:02撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/14 16:02
可愛らしいケルンも積んであります。
(写真中央右側)
急傾斜の雪渓その 発射台側。
渡る前に撮っています。
改めて写真を見ると、雪渓対岸の上から1/3辺りで岩が切れて踏跡のようになっているのが分かります。
しかし、下から1/3辺りの雪渓手前側に赤リボンがあり、そこから雪渓上に踏跡がありました。
2013年08月14日 16:06撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/14 16:06
急傾斜の雪渓その 発射台側。
渡る前に撮っています。
改めて写真を見ると、雪渓対岸の上から1/3辺りで岩が切れて踏跡のようになっているのが分かります。
しかし、下から1/3辺りの雪渓手前側に赤リボンがあり、そこから雪渓上に踏跡がありました。
雪渓を渡っている踏跡。ここ1〜2日のものではないようです。
雪渓に到達しているはっきりした踏跡より数メートル下に赤リボンがあり、そこからこの雪渓上の踏跡が渡っています。
赤リボンを無視して、はっきりした踏跡の延長上を対岸へやや上り気味にトラバースすれば踏跡はすぐに見つかったでしょう。
2013年08月14日 16:07撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/14 16:07
雪渓を渡っている踏跡。ここ1〜2日のものではないようです。
雪渓に到達しているはっきりした踏跡より数メートル下に赤リボンがあり、そこからこの雪渓上の踏跡が渡っています。
赤リボンを無視して、はっきりした踏跡の延長上を対岸へやや上り気味にトラバースすれば踏跡はすぐに見つかったでしょう。
写真で見るより雪渓は急角度です。
写真左上に少し写っているのが隣り合ったダマシ雪渓です。
すぐ隣にあるこの雪渓をトラバースする必要は無く上側を巻くように明確な踏跡が付いています。
アイゼンを付けたついでに両方渡ってしまうと標高を下げ過ぎてしまいコースを見失います。
2013年08月14日 16:16撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/14 16:16
写真で見るより雪渓は急角度です。
写真左上に少し写っているのが隣り合ったダマシ雪渓です。
すぐ隣にあるこの雪渓をトラバースする必要は無く上側を巻くように明確な踏跡が付いています。
アイゼンを付けたついでに両方渡ってしまうと標高を下げ過ぎてしまいコースを見失います。
急傾斜の雪渓その◆Ь窓側。
先に渡った急傾斜の雪渓その“射台側からしばし歩くと現れます。
隣り合わせではありません。
この雪渓を過ぎて灌木帯を下ると小窓のコルに出ます。
2013年08月14日 17:54撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/14 17:54
急傾斜の雪渓その◆Ь窓側。
先に渡った急傾斜の雪渓その“射台側からしばし歩くと現れます。
隣り合わせではありません。
この雪渓を過ぎて灌木帯を下ると小窓のコルに出ます。
小窓コルの朝。
本日も晴天なり。
少し寝坊しました。
2013年08月15日 05:42撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 5:42
小窓コルの朝。
本日も晴天なり。
少し寝坊しました。
昨夜はビバークサイトを利用しました。
北鎌ほか難所には必ずと言っていいほど絶妙に整地されたビバークサイトがあります。
ヘタなテン場より立派です。
誰が整地しているのでしょうか?
2013年08月15日 05:42撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
2
8/15 5:42
昨夜はビバークサイトを利用しました。
北鎌ほか難所には必ずと言っていいほど絶妙に整地されたビバークサイトがあります。
ヘタなテン場より立派です。
誰が整地しているのでしょうか?
小窓一番目の滝。
ここまでは順調。
2013年08月15日 06:18撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 6:18
小窓一番目の滝。
ここまでは順調。
小窓二番目の滝。
見るべきは滝ではなく対岸の方でした。
2013年08月15日 06:40撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 6:40
小窓二番目の滝。
見るべきは滝ではなく対岸の方でした。
そしてこんな方まで降りてしまいます。
2013年08月15日 07:13撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/15 7:13
そしてこんな方まで降りてしまいます。
ようやく発見した鉱山道取り付き。
雪渓の下から登っても見える位置に丸印があります。
この大岩の下には鉱山で使っていたと思われる機械が置かれていました。
産業遺産になるのではないでしょうか?
しかし崩れた岩に半分埋まって無残です。
2013年08月15日 09:55撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 9:55
ようやく発見した鉱山道取り付き。
雪渓の下から登っても見える位置に丸印があります。
この大岩の下には鉱山で使っていたと思われる機械が置かれていました。
産業遺産になるのではないでしょうか?
しかし崩れた岩に半分埋まって無残です。
同じ場所から写した二番目の滝。
滝壺より鉱山道取り付きの方が標高は上です。
錆びたタンクはリベット止めで時代を感じさせます。
しかしヘリが実用になる前の当時、こんな重いものをどうやって運んだのでしょうか?
積雪時にソリで? 索道で?
2013年08月15日 09:56撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 9:56
同じ場所から写した二番目の滝。
滝壺より鉱山道取り付きの方が標高は上です。
錆びたタンクはリベット止めで時代を感じさせます。
しかしヘリが実用になる前の当時、こんな重いものをどうやって運んだのでしょうか?
積雪時にソリで? 索道で?
先の写真2枚の場所のすぐ上に鉱山道があります。
下から取り付いたのでザレを攀じ登りましたが、ちゃんと入口を見つけられれば普通に歩ける道です。
2013年08月15日 10:00撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 10:00
先の写真2枚の場所のすぐ上に鉱山道があります。
下から取り付いたのでザレを攀じ登りましたが、ちゃんと入口を見つけられれば普通に歩ける道です。
鉱山道取り付きの遠望。
大岩の丸印と錆びたタンクが見えます。
取り付きはさらに右上になります。
2013年08月15日 10:15撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 10:15
鉱山道取り付きの遠望。
大岩の丸印と錆びたタンクが見えます。
取り付きはさらに右上になります。
二番目の滝は二段になっていました。
鉱山道の前半は崖のトラバースのような道でヘッドランプで歩くには危険過ぎです。
時間切れになった場合は小窓以前でビバークするのが安全でしょう。
2013年08月15日 10:23撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 10:23
二番目の滝は二段になっていました。
鉱山道の前半は崖のトラバースのような道でヘッドランプで歩くには危険過ぎです。
時間切れになった場合は小窓以前でビバークするのが安全でしょう。
オオバギボウシ?
2013年08月15日 10:31撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 10:31
オオバギボウシ?
鉱山道の展望台。
展望台と言っても高さ3m程の岩の上に立つだけですが、疲れていて上りませんでした。
ここから道が崖のトラバースではなくなり安心します。
2013年08月15日 10:44撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 10:44
鉱山道の展望台。
展望台と言っても高さ3m程の岩の上に立つだけですが、疲れていて上りませんでした。
ここから道が崖のトラバースではなくなり安心します。
展望台を過ぎて視界が開け池ノ平方面が見えます。
隠し玉の急雪渓がもうひとつ待っていましたが。
2013年08月15日 10:57撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 10:57
展望台を過ぎて視界が開け池ノ平方面が見えます。
隠し玉の急雪渓がもうひとつ待っていましたが。
池ノ平小屋です。
本当はここまで1日で来たかったのですが半日も余分に掛かりました。
泊まりはしませんでしたがお風呂もありアットホームな雰囲気の良い小屋です。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/Lips-of-Monroe/
小屋でお会いした皆さん、無事北方稜線を楽しまれましたか?
楽しいひとときをありがとうございました。
2013年08月15日 11:45撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 11:45
池ノ平小屋です。
本当はここまで1日で来たかったのですが半日も余分に掛かりました。
泊まりはしませんでしたがお風呂もありアットホームな雰囲気の良い小屋です。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/Lips-of-Monroe/
小屋でお会いした皆さん、無事北方稜線を楽しまれましたか?
楽しいひとときをありがとうございました。
平ノ池です。
何かが池を泳いでおり水面が漣立っています。
2013年08月15日 12:43撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 12:43
平ノ池です。
何かが池を泳いでおり水面が漣立っています。
【特大画像】平ノ池です。
このサイズでも写真の解像度が低くて判別し難いですが、一番大きな池のすぐ下の小さな池(右端の池)に大きな動物の個体が居ます。
大池の手前側の岸、左から1/3くらいの草地のところに何かが顔を出しています。
写真左側から1/3くらいのところ、白く見える登山道がカタカナの“ノ”の字のようになった場所の右隣の小さな池付近に小さな個体が三匹ほど見えます。
一匹は横向き、もう一匹は水面に影が映り、さらに一匹は大池の干上がった部分に居ます。
真っ黒で四つ足、肩より腰のほうが高いので熊だと思います。
2013年08月15日 12:44撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 12:44
【特大画像】平ノ池です。
このサイズでも写真の解像度が低くて判別し難いですが、一番大きな池のすぐ下の小さな池(右端の池)に大きな動物の個体が居ます。
大池の手前側の岸、左から1/3くらいの草地のところに何かが顔を出しています。
写真左側から1/3くらいのところ、白く見える登山道がカタカナの“ノ”の字のようになった場所の右隣の小さな池付近に小さな個体が三匹ほど見えます。
一匹は横向き、もう一匹は水面に影が映り、さらに一匹は大池の干上がった部分に居ます。
真っ黒で四つ足、肩より腰のほうが高いので熊だと思います。
野生の熊だとしたら見るのは初めてです。
それにしても走り回る小熊のやんちゃで無邪気なこと!
間近で遭遇すれば金縛りになってしまいますが、遠くだと微笑ましい光景です。
棲む世界が分かれていればお互い平和に暮らせます。
2013年08月15日 12:43撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 12:43
野生の熊だとしたら見るのは初めてです。
それにしても走り回る小熊のやんちゃで無邪気なこと!
間近で遭遇すれば金縛りになってしまいますが、遠くだと微笑ましい光景です。
棲む世界が分かれていればお互い平和に暮らせます。
ニッコウキスゲでしょうか?
一株だけ咲いていました。
2013年08月15日 13:19撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 13:19
ニッコウキスゲでしょうか?
一株だけ咲いていました。
チングルマの綿毛です。
私は花よりもこちらが好きです。
2013年08月15日 13:35撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 13:35
チングルマの綿毛です。
私は花よりもこちらが好きです。
仙人池
このときだけガスが…
2013年08月15日 13:59撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 13:59
仙人池
このときだけガスが…
仙人谷の雪渓。
土手のようなものは雪渓の上を川が流れた跡だそうです。
2013年08月15日 15:53撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 15:53
仙人谷の雪渓。
土手のようなものは雪渓の上を川が流れた跡だそうです。
雪渓の上の赤テープ。
これは助かります。
2013年08月15日 15:56撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 15:56
雪渓の上の赤テープ。
これは助かります。
正面奥が仙人温泉への登山道の取り付き。
ここで雪渓と別れます。
逆に言えばここまで雪渓通しで(岸に上がらず)歩くことも出来ます(一部を除く)。
雪渓の冷気で気持ち良く歩けました。
2013年08月15日 15:58撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 15:58
正面奥が仙人温泉への登山道の取り付き。
ここで雪渓と別れます。
逆に言えばここまで雪渓通しで(岸に上がらず)歩くことも出来ます(一部を除く)。
雪渓の冷気で気持ち良く歩けました。
仙人温泉の源泉が見えました。
雲切新道への登山道も見えます。
2013年08月15日 16:04撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 16:04
仙人温泉の源泉が見えました。
雲切新道への登山道も見えます。
このカンバンが見えたらすぐ温泉です。
2013年08月15日 16:39撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 16:39
このカンバンが見えたらすぐ温泉です。
仙人温泉小屋到着です。
ひょんなことからお世話になりましたが、去り難い良い宿でした。
http://sennin.serveftp.net/
2013年08月15日 16:40撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 16:40
仙人温泉小屋到着です。
ひょんなことからお世話になりましたが、去り難い良い宿でした。
http://sennin.serveftp.net/
何とお盆の最中なのに本日の宿泊は私一人の貸切!
正確には、たまたまいらしていた小屋番さんの奥さんと二人きりで一室!
遠く世間を離れた桃源郷でドラマは…何も起こりませんでした。。。
(つーか、枕に頭が着いた瞬間に電源落ちてダメ過ぎ)
2013年08月15日 16:53撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 16:53
何とお盆の最中なのに本日の宿泊は私一人の貸切!
正確には、たまたまいらしていた小屋番さんの奥さんと二人きりで一室!
遠く世間を離れた桃源郷でドラマは…何も起こりませんでした。。。
(つーか、枕に頭が着いた瞬間に電源落ちてダメ過ぎ)
極楽の温泉。しかも貸切!
これ以上の贅沢があるでしょうか?
2013年08月15日 17:07撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 17:07
極楽の温泉。しかも貸切!
これ以上の贅沢があるでしょうか?
アサヒ:バヤリース プレミアムセレクションふじりんご。
酸っぱさの無い上品な甘さの果汁です。
(メーカーの回し者ではありません)
2013年08月15日 17:09撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 17:09
アサヒ:バヤリース プレミアムセレクションふじりんご。
酸っぱさの無い上品な甘さの果汁です。
(メーカーの回し者ではありません)
湯温調整は水ホースの位置を変えて注ぐ水量を調整します。
源泉は常に注ぎっぱなしです。
お風呂で飲み物を飲むことが可能です。
もちろんビールもあります。
2013年08月15日 17:23撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 17:23
湯温調整は水ホースの位置を変えて注ぐ水量を調整します。
源泉は常に注ぎっぱなしです。
お風呂で飲み物を飲むことが可能です。
もちろんビールもあります。
いやあ、いい湯だ!
全身を洗ったのはもちろん、行動着の洗濯にテント干しと山中で最大限のリフレッシュをしました。
裸足で布団に眠れる幸せ…
2013年08月15日 17:24撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/15 17:24
いやあ、いい湯だ!
全身を洗ったのはもちろん、行動着の洗濯にテント干しと山中で最大限のリフレッシュをしました。
裸足で布団に眠れる幸せ…
仙人温泉小屋の宿泊者は24時間入浴可能です。
日帰り入浴は500円。
露天風呂に覆い被さる巨石に石油ランプが吊るされます。
2013年08月15日 21:43撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/15 21:43
仙人温泉小屋の宿泊者は24時間入浴可能です。
日帰り入浴は500円。
露天風呂に覆い被さる巨石に石油ランプが吊るされます。
翌日、源泉脇を通ります。
源泉を流れ出たお湯でも瞬間しか指を入れていられない熱さ。
源泉はホースで谷を越えて対岸の小屋へ供給されています。
2013年08月16日 05:32撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/16 5:32
翌日、源泉脇を通ります。
源泉を流れ出たお湯でも瞬間しか指を入れていられない熱さ。
源泉はホースで谷を越えて対岸の小屋へ供給されています。
対岸から見る仙人温泉小屋。
僅かな平坦地にうまく建てられています。
古い登山道は小屋からそのまま仙人谷通しに下って阿曽原へ抜けていました。
(現在は崩落して通れません)
http://azohara.niikawa.com/album/index.php?q_dir=.%2Fimg%2Fkumokiri
2013年08月16日 05:40撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 5:40
対岸から見る仙人温泉小屋。
僅かな平坦地にうまく建てられています。
古い登山道は小屋からそのまま仙人谷通しに下って阿曽原へ抜けていました。
(現在は崩落して通れません)
http://azohara.niikawa.com/album/index.php?q_dir=.%2Fimg%2Fkumokiri
仙人温泉源泉から登ると尾根を越える手前、最後に温泉小屋が見える地点です。
仙人ダム方面から登ると最初に小屋が見えるところ。
ブナの樹間から小屋が見える「小屋のぞき」
2013年08月16日 05:47撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 5:47
仙人温泉源泉から登ると尾根を越える手前、最後に温泉小屋が見える地点です。
仙人ダム方面から登ると最初に小屋が見えるところ。
ブナの樹間から小屋が見える「小屋のぞき」
雲切新道を下ると黒部第四発電所の電力取出し口が見えます。
ガスではなく強烈な逆光の中です。
2013年08月16日 06:15撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 6:15
雲切新道を下ると黒部第四発電所の電力取出し口が見えます。
ガスではなく強烈な逆光の中です。
これから向かう仙人ダムも見えます。
2013年08月16日 07:02撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 7:02
これから向かう仙人ダムも見えます。
丸木橋で仙人谷を渡ります。
2013年08月16日 07:48撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 7:48
丸木橋で仙人谷を渡ります。
仙人谷の水量は豊富でした。
2013年08月16日 07:49撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 7:49
仙人谷の水量は豊富でした。
この長〜い梯子で仙人ダム湖の脇まで降ります。
梯子の最下部、下から4段ほど角度が変わっており、それまでの感覚でテンポ良く下っていくと足の掛かりが浅くなって踏み外す恐れがあります。(スカを喰らう)
一段一段確実に降りてください。
(登る分には心配ありません)
黒部川本流の水は澄んでいました。
2013年08月16日 07:55撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/16 7:55
この長〜い梯子で仙人ダム湖の脇まで降ります。
梯子の最下部、下から4段ほど角度が変わっており、それまでの感覚でテンポ良く下っていくと足の掛かりが浅くなって踏み外す恐れがあります。(スカを喰らう)
一段一段確実に降りてください。
(登る分には心配ありません)
黒部川本流の水は澄んでいました。
仙人ダムです。
ほぼ満水の状態。
対岸にあるコンクリート岩壁の四角い穴から出ている排水が黒部第四地下発電所からのものと思われます。
一旦発電に使った水を再利用してより下流の発電所の水に使い回します。
仙人ダムの水は欅平駅隣にある黒部第三発電所で使われます。
2013年08月16日 07:59撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 7:59
仙人ダムです。
ほぼ満水の状態。
対岸にあるコンクリート岩壁の四角い穴から出ている排水が黒部第四地下発電所からのものと思われます。
一旦発電に使った水を再利用してより下流の発電所の水に使い回します。
仙人ダムの水は欅平駅隣にある黒部第三発電所で使われます。
楽しみの一つ、仙人ダム施設の登山道。
最初はダム管理所の屋上へ上がります。
屋上なのにこの堆積物。
いったい荒れるとどんな環境になるのでしょう?
それとも雪上にあった堆積物が雪解けして残ったもの?
写真中央奥、鉄柱の基部に赤テープがあります。
建屋に付いている赤テープも珍しい。
2013年08月16日 08:00撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 8:00
楽しみの一つ、仙人ダム施設の登山道。
最初はダム管理所の屋上へ上がります。
屋上なのにこの堆積物。
いったい荒れるとどんな環境になるのでしょう?
それとも雪上にあった堆積物が雪解けして残ったもの?
写真中央奥、鉄柱の基部に赤テープがあります。
建屋に付いている赤テープも珍しい。
屋上から一段降りて案内に従い扉を開けると「阿曽原」の表示が。
間違い無く登山道です。
2013年08月16日 08:10撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 8:10
屋上から一段降りて案内に従い扉を開けると「阿曽原」の表示が。
間違い無く登山道です。
仙人ダム施設内の登山道案内板。
ずっと以前の20年前、黒部ダムから下ノ廊下を歩いたときは、黒部川を図中にある水路橋で渡ったと記憶しています(線路橋を兼ねていると思います)。
現在は通路が変わったのでしょうか?
機会があればまた下ノ廊下を歩いてみたいです。
2013年08月16日 08:13撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/16 8:13
仙人ダム施設内の登山道案内板。
ずっと以前の20年前、黒部ダムから下ノ廊下を歩いたときは、黒部川を図中にある水路橋で渡ったと記憶しています(線路橋を兼ねていると思います)。
現在は通路が変わったのでしょうか?
機会があればまた下ノ廊下を歩いてみたいです。
狭い通路。大型ザックを背負っていると擦れ違いに気を使いそうです。
(元々が登山道ではないのです)
仙人ダム付近では冬季の豪雪を考えて通路は全て屋内式になっています。
この通路もコンクリート製で強度がありそうです。
2013年08月16日 08:13撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 8:13
狭い通路。大型ザックを背負っていると擦れ違いに気を使いそうです。
(元々が登山道ではないのです)
仙人ダム付近では冬季の豪雪を考えて通路は全て屋内式になっています。
この通路もコンクリート製で強度がありそうです。
通路が先の案内板にあった水路橋と交差するところです。
左右方向が水路橋併設の軌道部分。通路と直交しています。
通路は黒部川と平行しており、写真は下流を向いて撮っています。
2013年08月16日 08:15撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 8:15
通路が先の案内板にあった水路橋と交差するところです。
左右方向が水路橋併設の軌道部分。通路と直交しています。
通路は黒部川と平行しており、写真は下流を向いて撮っています。
鉄柵から通路外に出たところ。
ここから再び露天の登山道になります。
鉄柵の扉には熊避けのためロックをするように書かれています。開放厳禁。
このすぐ先に関西電力人見平寮があります。
知る人ぞ知る秘密の補給所です。
2013年08月16日 08:21撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/16 8:21
鉄柵から通路外に出たところ。
ここから再び露天の登山道になります。
鉄柵の扉には熊避けのためロックをするように書かれています。開放厳禁。
このすぐ先に関西電力人見平寮があります。
知る人ぞ知る秘密の補給所です。
阿曽原温泉小屋。
着いた時間には誰もおらずテン場も無人でした。
小屋は完全予約制で、この日水平道で擦れ違った登山者は3パーティ5人のみ。
下ノ廊下はまだ通れず、仙人池方面から下る人が無ければ空いてガラガラでしょう。
温泉のことを考えると穴場の良い時期です。
2013年08月16日 10:12撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 10:12
阿曽原温泉小屋。
着いた時間には誰もおらずテン場も無人でした。
小屋は完全予約制で、この日水平道で擦れ違った登山者は3パーティ5人のみ。
下ノ廊下はまだ通れず、仙人池方面から下る人が無ければ空いてガラガラでしょう。
温泉のことを考えると穴場の良い時期です。
折尾谷です。
滝のある沢と、通路トンネル内蔵堰堤のある沢に分かれています。
2013年08月16日 12:03撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 12:03
折尾谷です。
滝のある沢と、通路トンネル内蔵堰堤のある沢に分かれています。
そして志合谷。
まだ大量の残雪があります。
2013年08月16日 13:32撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 13:32
そして志合谷。
まだ大量の残雪があります。
志合谷は地下をトラバースします。
その素掘りのトンネルの入口(阿曽原側)。
2013年08月16日 13:39撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
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8/16 13:39
志合谷は地下をトラバースします。
その素掘りのトンネルの入口(阿曽原側)。
トンネル内は湧水が溜まり真っ暗で曲がっています。
水深が不明なのでゴムジョンを装着。ヘッドランプも出します。
水は非常に冷たいですが、疲れた足が引き締まって心地良い?(←痩せ我慢?)
※水深はくるぶしくらい。
靴を脱ぐか脱がないかのギリギリでした。
過去にはスネの中間くらいのときがありました。
2013年08月16日 13:52撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
1
8/16 13:52
トンネル内は湧水が溜まり真っ暗で曲がっています。
水深が不明なのでゴムジョンを装着。ヘッドランプも出します。
水は非常に冷たいですが、疲れた足が引き締まって心地良い?(←痩せ我慢?)
※水深はくるぶしくらい。
靴を脱ぐか脱がないかのギリギリでした。
過去にはスネの中間くらいのときがありました。
トンネル内部です。
ひんやりして気持ちいのですが、長時間なら寒くなります。
天上からの漏水に注意。
トンネルを出ると眼鏡が一気に曇りました。
2013年08月16日 13:53撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 13:53
トンネル内部です。
ひんやりして気持ちいのですが、長時間なら寒くなります。
天上からの漏水に注意。
トンネルを出ると眼鏡が一気に曇りました。
欅平駅手前1kmくらいにあった最後の水場。
山と高原地図には載っていません。
日照り続きで小さな沢はほとんど枯れていましたがここは貴重。
具合良く飲み易い高さに盆状のくぼみがあります。
2013年08月16日 15:21撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 15:21
欅平駅手前1kmくらいにあった最後の水場。
山と高原地図には載っていません。
日照り続きで小さな沢はほとんど枯れていましたがここは貴重。
具合良く飲み易い高さに盆状のくぼみがあります。
富山地鉄・寺田駅にて。
下山した欅平駅は人ごみで地面が見えないほどの混雑ぶり。
降りてすぐ切符を買いましたが日帰り温泉は既に終了。
食堂も閉まっておりカキ氷は氷が欠品。アイスは食べ尽くされていました。
そうこうしているうちに立ち食い蕎麦まで終了。
私の相手をしてくれたのは自販機と薮蚊のみ。
宇奈月駅ではすぐ列車が来るので、乗換駅の寺田で蕎麦でもと思っていました。
しかしあったのはトイレと自販機だけ。駅員さんも一人の駅でした。
46分の乗り換え時間が長かった。
終点・立山駅まで乗ったのは私一人でした。
ヘルメットは市から供与された水防団用。
2013年08月16日 21:25撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/16 21:25
富山地鉄・寺田駅にて。
下山した欅平駅は人ごみで地面が見えないほどの混雑ぶり。
降りてすぐ切符を買いましたが日帰り温泉は既に終了。
食堂も閉まっておりカキ氷は氷が欠品。アイスは食べ尽くされていました。
そうこうしているうちに立ち食い蕎麦まで終了。
私の相手をしてくれたのは自販機と薮蚊のみ。
宇奈月駅ではすぐ列車が来るので、乗換駅の寺田で蕎麦でもと思っていました。
しかしあったのはトイレと自販機だけ。駅員さんも一人の駅でした。
46分の乗り換え時間が長かった。
終点・立山駅まで乗ったのは私一人でした。
ヘルメットは市から供与された水防団用。
頑張ったシリオ。
スーパーフィートのインソールとの組み合わせで肉刺が出来ませんでした。
たった2回の山行でずいぶん使用感が出てしまいました。
4日間歩き通せたのはこの靴のおかげです。
2013年08月17日 15:30撮影 by  Canon PowerShot S30, Canon
8/17 15:30
頑張ったシリオ。
スーパーフィートのインソールとの組み合わせで肉刺が出来ませんでした。
たった2回の山行でずいぶん使用感が出てしまいました。
4日間歩き通せたのはこの靴のおかげです。
撮影機器:

感想

○前回ゴールデンウイークの山行で肩を負傷。
ヘリによる救助を要請して関係者の方々に多大な迷惑を掛けてしまいました。
三ヶ月間の通院とリハビリ。山の趣味を見詰め直す冷却期間だと考えましたが、心の思いは建前と裏腹に山へ行きたい願望が大きくなるばかりでした。
折りしも来年から町内自治会の三役が回ってきます。そうなると数日に渡って家を空けることが出来なくなるのではないかと。
少なくとも2年は役が残るので、ますますジジイになってしまう。
昨年のように天候不順なら諦め易いところですが、どうも良さそうである。しかもお盆の週全日に渡って。こんなチャンスは北アルプスでそうは無いでしょう。
しかし次に救助要請のカードを切ったら一生山に行けないかも知れない。
もっとも北方稜線で救助要請って、ほとんど望みの無い状況ですよね。
要請ならまだしも、捜索なんて状況になっては絶対にいけない。
怪我ひとつ出来ない状況なので綿密に計画を立てました。
右腕は完治していませんが、8割がた使えます。
家族に「山へ行く」と話したときは「勝手にすれば」の反応でした。
○どんな状況でも面倒がらずに安全側に振ろう。そのために時間が掛かっても仕方ない。テントを持って時間切れに備え、一方で我慢出来る装備を減らす。
重量と容量減のためにシュラフをカット。いつもは持つテント着も下はカット。雪渓が利用出来ることを踏まえて水は3Lとしガスを多目に230g1缶持ちました。
アイゼン・ピッケル・ヘルメット・補助ロープを持ちました。
○北方稜線を歩いてみて、北鎌や西穂−奥穂には無い味と難しさがありました。
大型ザックを背負っての岩場トラバース。いくつかルートの選択肢があって何処が正解?あるいはどれも正解?
この踏跡(バンド)がゴールに通じているか?この緊張感がバリエーションの醍醐味と言うか恐さです。
雪渓トラバース前後のコース確認。今回の山行で散々だった点です。
・発射台を過ぎて現れる急傾斜の雪渓2箇所をトラバースする。
最初に現れた二つの並んだ雪渓。これがその2箇所だと思い込んだ私。見事に二つの雪渓を渡った先でルートを失いました。
正解は、見えている一つ目の雪渓は正しいルート上にある雪渓。すぐ隣は無関係の雪渓でした。
二つの雪渓を渡った先でルートを探しウロウロ。不明瞭な踏跡らしきものはありますが、今までの踏跡とは明らかに違う。ここじゃない。
正しいルートを見つけた方法は簡単でした。明瞭な踏跡があった最後の地点まで戻ったのです。頭では分かっていても現地だとつい面倒になります。しかしウロついた労力と時間を考えれば戻る方が早い。これも後で分かったことです。
・時間切れにより小窓で幕営。これは後のことを考えると大正解でした。
日照と疲れで食欲が無くそのまま眠ってしまい、夜半に寒さで目が覚めました。合羽をシュラフカバーの上に掛けたところ熟睡。辺りが明るくなって寝坊に気付きました。時計のアラームは掛けておいたのですが…
・鉱山道取り付き点を見つけられなかったのは、まさに思い込みによる典型です。
「二番目の滝が見えたら左岸に注意」のところ、「二番目の滝を過ぎたら左岸に注意」に刷り替わっていました。仙人温泉の小屋番さん曰く「二番目の滝の音が聞こえたら左岸に注意」だそうです。
こんなに早く鉱山道の取り付き点は来ない。第一左岸は崖ばかり。もっと下ったところの沢が合流している辺りだろう…←全然違いました。デタラメな妄想です。
小窓の雪渓が割れてそれ以上下れなくなるところまで下り、登り返しながら取り付き点を探しますが見つかりません。GPSのレコに右往左往ぶりが出ています。
見つかるわけがありません。取り付き点より下をいくら探しても。
正しいルートを見つけた方法はこれもセオリー通り地図を見たことでした。
山と高原地図36剱・立山で、旧鉱山道と書かれた文字に付いている5mmも無いような細い線の先端。ここが鉱山道の取り付き点でしょう。
標高2,200mくらいで小窓雪渓の最も幅広の部分らしいことが分かりました。時計の高度計を見ながら(相対誤差は確認済)雪渓をだいぶ登り返すと写真にある白縁の赤丸を描いた大岩と錆びたタンクが目に入りました。随分時間が掛かったものです。
・今回行って思ったのは、北方稜線のベストな時期です。やはり盛夏は体力を消耗します。少しでも曇ってくれれば(なおかつガスが出なくて)天候的にはベストだと思います。
夏が過ぎて日差しが弱まる秋からの雪が降り出す前の季節で、小屋泊で軽量化して一日で抜けるのが最良だと思います。
○裏剱は人情山小屋地帯です。
・稜線を降りて最初の池ノ平小屋。前身は小黒部鉱山の飯場だったと聞きます。
http://blogs.yahoo.co.jp/knbjb575/65115650.html
到着してすぐジュースを所望したところ、小屋スタッフの皆さんで昼食中でした。
おばちゃん「はい、3千円になります。」
私「3万円でなくて良かったですよ。」
おばちゃん「もっと冷えたの持って来るからね。」実際は3百円です。
初対面でこのノリです。
寸志を払って水場を使わせて貰いました。普通の使い方ではなくアイゼンを洗い、ヘルメットを洗面器代わりにして頭を洗いました。
水源があるとはいえ、たかが水ではありません。こんなに有り難いものです。
明日は北方稜線へ向かうと言う3パーティの皆さんと楽しく話しました。それにしても登山者のレベルと小屋のアットホームさのギャップがいい意味で深い味を出しています。
いつかは泊まりに来たい原風景のような小屋でした。
・仙人池ヒュッテ。ここはジュースを飲んだだけで通過しました。仙人池まで僅か10秒!すぐ隣だったんですね。紅葉のときはさぞやの光景でしょう。
出発するとき小屋番さんが「どうぞお気を付けて」と声を掛けてくれました。とてもよい気持ちになれました。
・仙人温泉小屋。今回の大収穫です。当初はここに泊まる計画はありませんでした。しかし日程が遅れて阿曽原までは行けない。しかし翌日を考えると少しでも進んでおきたい。そのボーダーラインにあったのが仙人温泉小屋でした。
食料はあるので素泊まりにしましたが、何と客は私一人とのこと。お盆の最中・終戦記念日なのに。雪解けの遅い裏剱はまだシーズンの始まりできっとメインは紅葉時期だと思います。
素泊まりとはいえ至れり尽くせり。温泉独占で湯温もお任せ。最初はぬる目にして足をマッサージしながら入り、次第に湯温を上げて温まります。
全身を洗った後に行動着も洗い脱水機まで借りました。もう寝る前に乾いています。テントも干せましたし、体がすっきりしたので食欲も回復。食べて栄養補給と同時に軽量化しました。
夜は歓談室にお招きして頂き、楽しい山談義が出来ました。お裾分けまで貰ってしまいました。しかも令婦人と一夜同室!(爆睡棄権…)
消灯間際、スタッフの皆さんが入浴していましたが、笑い声が絶えません。顧みて自分の職場で大笑いしたことがあっただろうか? この深山で幸福とは何だろうと考えてしまいました。(その後数秒で電源が落ちました)
翌朝もお味噌汁をお裾分けして貰い元気に出発。途中でトレランもしている奥さんに抜かれましたが、その日のうちに立山駅まで戻れました。
仙人温泉小屋の皆さん、その節は親切にしていただき大変助かりました。ありがとうございました。
・阿曽原温泉小屋。ここも自販機を利用しただけでしたが、小屋番さんに声を掛けていただきました。
・裏剱はピークハンターが訪れる場所ではなく玄人好みの渋い山域でしょう。そんな環境と小屋の規模が昔ながらの人情を保っていると思います。
右から左へ人を捌かなければならない小屋ではこうは行きません。
ジジイになったらきっとまた訪れたい素敵な山域でした。
○一度は行ってみたかった仙人ダム施設内の登山道!ようやく念願叶いました。
雲切新道が出来る前は仙人温泉小屋から直接阿曽原へ下れたので、ダム施設内が登山者に解放されたのは最近だと思います。
仙人ダムを訪れたのは07年以来6年ぶり。前回は黒部ルート見学会の一部で列車移動の途中でした。
○水平歩道を歩くのは93年以来20年ぶり4回目です。前3回共に下ノ廊下を歩いたときで9月でした。8月に歩くのは初めてです。
水平歩道も崩落が何箇所か有り高巻きがあります。しかし大半は以前のままに歩けます。自然条件の厳しいこの地で維持管理される方々は大変なご苦労だと思います。日頃からありがとうございます。
○これで自分の中の冒険的登山は一旦終わります。

☆単独での山行でしたが、同じ目的を持つ山屋さん達と人情厚い小屋スタッフとの出会い・語らいが非常に楽しく思い出深い山行になりました。
やっぱり山は良いものです。安全と環境に配慮して楽しみます。

北鎌で傷になったメガネのレンズも換えようと思います。デジカメも区切りが付いたので買い換えたい。生地の剥離したテントも…
いいや先立つモノが無いぞ。小僧も高3だし。
長文読んでいただきありがとうございました。
どうぞ皆さんも良い山行を!
歩行37km

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コメント

お疲れ様でした
昨年の同じ時期に、まったく同じコースを歩きました。昨年も残雪が多いといわれたのですが、今年はそれ以上のようですね。
仙人温泉、テント場がなかったので私は通過しましたが、非常に気になっていました。とてもそさそうなところですね。今度はゆっくり訪れてみたいものです。
2013/9/1 18:39
mtaka2010さん
こんばんは。
早速のレスありがとうございます。
北方稜線へ行くにあたっては、mtaka2010さん始めヤマレコの皆さんのレポが大変参考になりました。
それでも体力の無さと知識のあやふやさ。
しかしそのおかげで仙人温泉小屋を知るところとなりました。
山深い地にあって一日単位の歩行距離を考えると中間地になってしまい不利な点はありますが、仙人温泉小屋は泊まった人だけが得する穴場のパワースポットですね。
いかがわしい都市伝説的なものと“実効性”が違います。
機会があれば是非行ってみてください。仙人とお酒が飲めれば最高ですよ!
mtaka2010さんはけっこう渋いところを攻めていますね。山は楽しくなくちゃです。
もう少し歳を取ればさらに余暇の自由度が増す(ハズ)です。
どうぞまた良い山行を!
2013/9/1 22:53
ゲスト
リスク管理がすごいですね
お手本にしたいリスク管理です。
自分もぜひ歩きたいこのコース。参考に勉強させていただきます。

しかも良い出会いや温泉もありすばらしいレコですね。
体お大事になさってくださいね。

復帰なによりでした
2013/9/5 22:02
カッコいい!
メタさん、レスありがとうございます。
私と同じ、初槍が北鎌からだったんですね!
ため息が出るようなカッコいい写真です。
どうして私のときは濃霧だったのだろう?
リスク管理などと大層なことはしていません。
無事帰ること、自分を客観視することに努めましたが実際にやると難しいです。
歳のせいか、思い込みが強かったり横着が出たり、単独ですと自由なだけに危険もあります。
体力が無く鈍足なのに行きたいところは多い。
一度イエローカードを出してしまったので常に慎重でないと次は無いと思っています。
メタさんの今後のご活躍を楽しみにしています。
どうぞ印象的な山行を!
2013/9/6 20:37
おおっ!
同志、今日の今日までレコに気が付きませんでした。
(知恵袋の書き込みを見て、あれ?と気が付きました)

出勤前の朝なので詳しく読んでいませんが、とうとう行かれたのですね!
あのような事件があったあとだけに、怪我のこと、家族のこと、色々クリアしなければならないことは多かっただろうなと想像します。

今後もレコ、楽しみにしています!
2013/9/9 6:27
ご心配お掛けしました。
BIMOTAさん、こんばんは。
いつもレスありがとうございます。
お察しの通り怪我より家族の了解を取り付ける方が難題でした。
カミさんはまだしも同居の親が心配します。
弟をオートバイ事故で亡くしていますし(私事でスミマセン)自身にも前科が付いてしまいましたので。。。
しかし、やっぱり行きたい。絶好のチャンスであればなおのこと。
絶対に無理はしないと普段に増してノロノロ歩いてきました。この天候だから許された時間ですが。
でも行ってしまえば笑みが浮かんでしまう現金者です。
そしていつかはBIMOTAさんも持っているアノ場所の写真が欲しいと思う始末です。
不治の病は治りませんね。
暫くは二歩足だけで行ける山をボチボチと歩こうかと。
BIMOTAさんのレコ大変参考になりました。ありがとうございました。
2013/9/10 23:02
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