今年も剱沢へやって来ました。
昨年と違い天候の心配はまずありません。
午後4時半到着でも良いサイトが残っています。
(昨年も同様でした)
テン場奥にある石垣で囲まれた建物が野営管理所。剱沢小屋はその下にあります。
一人(一張りではない)一泊500円です。
水は一部塩素消毒されています(沢水もあり)。
0
8/13 16:11
今年も剱沢へやって来ました。
昨年と違い天候の心配はまずありません。
午後4時半到着でも良いサイトが残っています。
(昨年も同様でした)
テン場奥にある石垣で囲まれた建物が野営管理所。剱沢小屋はその下にあります。
一人(一張りではない)一泊500円です。
水は一部塩素消毒されています(沢水もあり)。
北方稜線へ向かう朝。
天候は言うこと無し。
(熱地獄でしたが)
では参りますか。
1
8/14 5:27
北方稜線へ向かう朝。
天候は言うこと無し。
(熱地獄でしたが)
では参りますか。
まずは前剱からぼちぼち登り始めます。
2
8/14 6:39
まずは前剱からぼちぼち登り始めます。
一服剱から。
谷間に建物が見えました。
0
8/14 6:56
一服剱から。
谷間に建物が見えました。
チシマギキョウが咲いています。
花弁に毛があるのが特徴のようです。
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8/14 7:52
チシマギキョウが咲いています。
花弁に毛があるのが特徴のようです。
剱本峰が見えました。
まだ遠いなぁ。
0
8/14 7:54
剱本峰が見えました。
まだ遠いなぁ。
タテバイ上部から室堂方面。
奥が薬師岳、右端が奥大日岳でしょうか。
ヨコバイへ向かう登山道は渋滞していました。
2
8/14 9:50
タテバイ上部から室堂方面。
奥が薬師岳、右端が奥大日岳でしょうか。
ヨコバイへ向かう登山道は渋滞していました。
これから向かう北方稜線方面。
遠方の高山は白馬岳でしょうか?
0
8/14 10:23
これから向かう北方稜線方面。
遠方の高山は白馬岳でしょうか?
剱岳山頂から立山・剱沢方面。
ようやくスタート地点です。
空に一点の雲も無く激暑い日です。
1
8/14 10:28
剱岳山頂から立山・剱沢方面。
ようやくスタート地点です。
空に一点の雲も無く激暑い日です。
どういうわけか山頂の祠がありません。
山頂は96年以来17年ぶり2度目です。
前回は雷鳥沢よりピストンしました。
1
8/14 10:29
どういうわけか山頂の祠がありません。
山頂は96年以来17年ぶり2度目です。
前回は雷鳥沢よりピストンしました。
注意喚起のプレートですが、私には憧れのプレートです。
2
8/14 10:30
注意喚起のプレートですが、私には憧れのプレートです。
三角点。
いつも不思議に思いますが、こんな岩だらけで地面も見えないような場所にどうやって設置するのでしょう?
そのとき山頂は「工事のため迂回」になるのでしょうか?
3
8/14 10:30
三角点。
いつも不思議に思いますが、こんな岩だらけで地面も見えないような場所にどうやって設置するのでしょう?
そのとき山頂は「工事のため迂回」になるのでしょうか?
いよいよ北方稜線へ踏み出します。
万感の思いです。荷は重いです。
対向の方がやって来ます。
よく見ると長次郎の頭や「モアイ」が写っています。
3
8/14 10:33
いよいよ北方稜線へ踏み出します。
万感の思いです。荷は重いです。
対向の方がやって来ます。
よく見ると長次郎の頭や「モアイ」が写っています。
後立山連峰がはっきり見えます。
白馬三山、天狗の大下り、不帰のキレット。
0
8/14 11:01
後立山連峰がはっきり見えます。
白馬三山、天狗の大下り、不帰のキレット。
長次郎の頭です。
ちょうど対向者が来たので伺ったところ、写真上から1/4辺りのバンドを使い、残置ロープで降りたとのこと。
技術・体力共に余裕の無い私は下から2/5辺りの易しいバンドを歩きました。
1
8/14 11:12
長次郎の頭です。
ちょうど対向者が来たので伺ったところ、写真上から1/4辺りのバンドを使い、残置ロープで降りたとのこと。
技術・体力共に余裕の無い私は下から2/5辺りの易しいバンドを歩きました。
有名な「モアイ」岩です。
そばで見ると巨大な岩です。
雪渓の切れ目は割れているだけで踏跡ではありません。
踏跡は稜線ではなく、やや下の剱沢側に付いています。
1
8/14 11:42
有名な「モアイ」岩です。
そばで見ると巨大な岩です。
雪渓の切れ目は割れているだけで踏跡ではありません。
踏跡は稜線ではなく、やや下の剱沢側に付いています。
足元から雷鳥クンが出て来ました。
超至近距離なのに全く逃げません。
これは嬉しい第三種接近遭遇(←古っ)。
2
8/14 12:05
足元から雷鳥クンが出て来ました。
超至近距離なのに全く逃げません。
これは嬉しい第三種接近遭遇(←古っ)。
遭難碑がありました。
20数年の風雪に耐えています。
3
8/14 12:15
遭難碑がありました。
20数年の風雪に耐えています。
歩いてきた稜線を振り返ると、剱本峰と長次郎の頭が見えました。
0
8/14 12:26
歩いてきた稜線を振り返ると、剱本峰と長次郎の頭が見えました。
ここが多分二枚岩のサイトでしょう。
実にカッコいい、岩のシャチホコです。
両脇は白馬岳と五竜岳でしょうか。
2
8/14 12:26
ここが多分二枚岩のサイトでしょう。
実にカッコいい、岩のシャチホコです。
両脇は白馬岳と五竜岳でしょうか。
今回一番恐かったトラバース。
写真中央やや上・石の挟まった割れ目を下りました。
ザックが重く、挟まった石に下向きにではなく引き出すような荷重を掛けるため緊張しました。
後ろ向きに下るのは足元の確認がし辛いのが難点です。パーティなら誘導もしてもらえますが。
写真下から1/3程のところにある岩のバンドが通常のルートらしいです。残置シュリンゲがあるようです。
2
8/14 12:45
今回一番恐かったトラバース。
写真中央やや上・石の挟まった割れ目を下りました。
ザックが重く、挟まった石に下向きにではなく引き出すような荷重を掛けるため緊張しました。
後ろ向きに下るのは足元の確認がし辛いのが難点です。パーティなら誘導もしてもらえますが。
写真下から1/3程のところにある岩のバンドが通常のルートらしいです。残置シュリンゲがあるようです。
長次郎雪渓です。
中央やや下にクライマーさんのテントが3張り見えました。
2
8/14 12:46
長次郎雪渓です。
中央やや下にクライマーさんのテントが3張り見えました。
二枚岩のサイトです。
お客さんが居ました。
日陰の涼しいテントで爆睡中。クライマーさんでは無さそうです。
交通の便は悪いですが天空の別天地です。
1
8/14 12:51
二枚岩のサイトです。
お客さんが居ました。
日陰の涼しいテントで爆睡中。クライマーさんでは無さそうです。
交通の便は悪いですが天空の別天地です。
池ノ谷の頭まで来ました。
対岸には小窓の王と「発射台」。
確かにあつらえたような岩のバンドです。
1
8/14 13:04
池ノ谷の頭まで来ました。
対岸には小窓の王と「発射台」。
確かにあつらえたような岩のバンドです。
山の秋を告げるトウヤクリンドウの花です。
1
8/14 13:05
山の秋を告げるトウヤクリンドウの花です。
池ノ谷ガリーと奥に「発射台」
ガリーには踏跡がありますが、何しろザレザレの斜面で落石させないのは無理です。
土ぼこりも酷く、パーティの場合は間隔を開けるより術がありません。
1
8/14 13:24
池ノ谷ガリーと奥に「発射台」
ガリーには踏跡がありますが、何しろザレザレの斜面で落石させないのは無理です。
土ぼこりも酷く、パーティの場合は間隔を開けるより術がありません。
「発射台」までもうすぐ。
ややガスが出て来ました。
ガリーから三ノ窓へ移る取り付きに赤リボンがあります。
三ノ窓にはビバークサイト多数あり。
0
8/14 14:18
「発射台」までもうすぐ。
ややガスが出て来ました。
ガリーから三ノ窓へ移る取り付きに赤リボンがあります。
三ノ窓にはビバークサイト多数あり。
「発射台」を登り切って振り返ったところ。
池ノ谷の頭から発射台の上までが、北方稜線で唯一稜線より池ノ谷(馬場島)側を通過します。
ご覧の通り砂地獄ならぬ礫地獄です。
1
8/14 15:01
「発射台」を登り切って振り返ったところ。
池ノ谷の頭から発射台の上までが、北方稜線で唯一稜線より池ノ谷(馬場島)側を通過します。
ご覧の通り砂地獄ならぬ礫地獄です。
発射台から稜線を跨ぐと打って変わって牧歌的なコースになります。
踏跡は一般ルート並みになり明瞭。
1
8/14 15:12
発射台から稜線を跨ぐと打って変わって牧歌的なコースになります。
踏跡は一般ルート並みになり明瞭。
踏跡がやや不明瞭になったとき下を見ると例の黒い大岩が見えました。
踏跡が錯綜していますが、適当な踏跡を使って黒い岩の裏側へ回り込みます。
0
8/14 15:14
踏跡がやや不明瞭になったとき下を見ると例の黒い大岩が見えました。
踏跡が錯綜していますが、適当な踏跡を使って黒い岩の裏側へ回り込みます。
回り込むと赤リボン発見。
1
8/14 16:02
回り込むと赤リボン発見。
可愛らしいケルンも積んであります。
(写真中央右側)
1
8/14 16:02
可愛らしいケルンも積んであります。
(写真中央右側)
急傾斜の雪渓その 発射台側。
渡る前に撮っています。
改めて写真を見ると、雪渓対岸の上から1/3辺りで岩が切れて踏跡のようになっているのが分かります。
しかし、下から1/3辺りの雪渓手前側に赤リボンがあり、そこから雪渓上に踏跡がありました。
1
8/14 16:06
急傾斜の雪渓その 発射台側。
渡る前に撮っています。
改めて写真を見ると、雪渓対岸の上から1/3辺りで岩が切れて踏跡のようになっているのが分かります。
しかし、下から1/3辺りの雪渓手前側に赤リボンがあり、そこから雪渓上に踏跡がありました。
雪渓を渡っている踏跡。ここ1〜2日のものではないようです。
雪渓に到達しているはっきりした踏跡より数メートル下に赤リボンがあり、そこからこの雪渓上の踏跡が渡っています。
赤リボンを無視して、はっきりした踏跡の延長上を対岸へやや上り気味にトラバースすれば踏跡はすぐに見つかったでしょう。
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8/14 16:07
雪渓を渡っている踏跡。ここ1〜2日のものではないようです。
雪渓に到達しているはっきりした踏跡より数メートル下に赤リボンがあり、そこからこの雪渓上の踏跡が渡っています。
赤リボンを無視して、はっきりした踏跡の延長上を対岸へやや上り気味にトラバースすれば踏跡はすぐに見つかったでしょう。
写真で見るより雪渓は急角度です。
写真左上に少し写っているのが隣り合ったダマシ雪渓です。
すぐ隣にあるこの雪渓をトラバースする必要は無く上側を巻くように明確な踏跡が付いています。
アイゼンを付けたついでに両方渡ってしまうと標高を下げ過ぎてしまいコースを見失います。
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8/14 16:16
写真で見るより雪渓は急角度です。
写真左上に少し写っているのが隣り合ったダマシ雪渓です。
すぐ隣にあるこの雪渓をトラバースする必要は無く上側を巻くように明確な踏跡が付いています。
アイゼンを付けたついでに両方渡ってしまうと標高を下げ過ぎてしまいコースを見失います。
急傾斜の雪渓その◆Ь窓側。
先に渡った急傾斜の雪渓その“射台側からしばし歩くと現れます。
隣り合わせではありません。
この雪渓を過ぎて灌木帯を下ると小窓のコルに出ます。
0
8/14 17:54
急傾斜の雪渓その◆Ь窓側。
先に渡った急傾斜の雪渓その“射台側からしばし歩くと現れます。
隣り合わせではありません。
この雪渓を過ぎて灌木帯を下ると小窓のコルに出ます。
小窓コルの朝。
本日も晴天なり。
少し寝坊しました。
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8/15 5:42
小窓コルの朝。
本日も晴天なり。
少し寝坊しました。
昨夜はビバークサイトを利用しました。
北鎌ほか難所には必ずと言っていいほど絶妙に整地されたビバークサイトがあります。
ヘタなテン場より立派です。
誰が整地しているのでしょうか?
2
8/15 5:42
昨夜はビバークサイトを利用しました。
北鎌ほか難所には必ずと言っていいほど絶妙に整地されたビバークサイトがあります。
ヘタなテン場より立派です。
誰が整地しているのでしょうか?
小窓一番目の滝。
ここまでは順調。
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8/15 6:18
小窓一番目の滝。
ここまでは順調。
小窓二番目の滝。
見るべきは滝ではなく対岸の方でした。
0
8/15 6:40
小窓二番目の滝。
見るべきは滝ではなく対岸の方でした。
そしてこんな方まで降りてしまいます。
1
8/15 7:13
そしてこんな方まで降りてしまいます。
ようやく発見した鉱山道取り付き。
雪渓の下から登っても見える位置に丸印があります。
この大岩の下には鉱山で使っていたと思われる機械が置かれていました。
産業遺産になるのではないでしょうか?
しかし崩れた岩に半分埋まって無残です。
0
8/15 9:55
ようやく発見した鉱山道取り付き。
雪渓の下から登っても見える位置に丸印があります。
この大岩の下には鉱山で使っていたと思われる機械が置かれていました。
産業遺産になるのではないでしょうか?
しかし崩れた岩に半分埋まって無残です。
同じ場所から写した二番目の滝。
滝壺より鉱山道取り付きの方が標高は上です。
錆びたタンクはリベット止めで時代を感じさせます。
しかしヘリが実用になる前の当時、こんな重いものをどうやって運んだのでしょうか?
積雪時にソリで? 索道で?
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8/15 9:56
同じ場所から写した二番目の滝。
滝壺より鉱山道取り付きの方が標高は上です。
錆びたタンクはリベット止めで時代を感じさせます。
しかしヘリが実用になる前の当時、こんな重いものをどうやって運んだのでしょうか?
積雪時にソリで? 索道で?
先の写真2枚の場所のすぐ上に鉱山道があります。
下から取り付いたのでザレを攀じ登りましたが、ちゃんと入口を見つけられれば普通に歩ける道です。
0
8/15 10:00
先の写真2枚の場所のすぐ上に鉱山道があります。
下から取り付いたのでザレを攀じ登りましたが、ちゃんと入口を見つけられれば普通に歩ける道です。
鉱山道取り付きの遠望。
大岩の丸印と錆びたタンクが見えます。
取り付きはさらに右上になります。
0
8/15 10:15
鉱山道取り付きの遠望。
大岩の丸印と錆びたタンクが見えます。
取り付きはさらに右上になります。
二番目の滝は二段になっていました。
鉱山道の前半は崖のトラバースのような道でヘッドランプで歩くには危険過ぎです。
時間切れになった場合は小窓以前でビバークするのが安全でしょう。
0
8/15 10:23
二番目の滝は二段になっていました。
鉱山道の前半は崖のトラバースのような道でヘッドランプで歩くには危険過ぎです。
時間切れになった場合は小窓以前でビバークするのが安全でしょう。
オオバギボウシ?
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8/15 10:31
オオバギボウシ?
鉱山道の展望台。
展望台と言っても高さ3m程の岩の上に立つだけですが、疲れていて上りませんでした。
ここから道が崖のトラバースではなくなり安心します。
1
8/15 10:44
鉱山道の展望台。
展望台と言っても高さ3m程の岩の上に立つだけですが、疲れていて上りませんでした。
ここから道が崖のトラバースではなくなり安心します。
展望台を過ぎて視界が開け池ノ平方面が見えます。
隠し玉の急雪渓がもうひとつ待っていましたが。
0
8/15 10:57
展望台を過ぎて視界が開け池ノ平方面が見えます。
隠し玉の急雪渓がもうひとつ待っていましたが。
平ノ池です。
何かが池を泳いでおり水面が漣立っています。
1
8/15 12:43
平ノ池です。
何かが池を泳いでおり水面が漣立っています。
【特大画像】平ノ池です。
このサイズでも写真の解像度が低くて判別し難いですが、一番大きな池のすぐ下の小さな池(右端の池)に大きな動物の個体が居ます。
大池の手前側の岸、左から1/3くらいの草地のところに何かが顔を出しています。
写真左側から1/3くらいのところ、白く見える登山道がカタカナの“ノ”の字のようになった場所の右隣の小さな池付近に小さな個体が三匹ほど見えます。
一匹は横向き、もう一匹は水面に影が映り、さらに一匹は大池の干上がった部分に居ます。
真っ黒で四つ足、肩より腰のほうが高いので熊だと思います。
2
8/15 12:44
【特大画像】平ノ池です。
このサイズでも写真の解像度が低くて判別し難いですが、一番大きな池のすぐ下の小さな池(右端の池)に大きな動物の個体が居ます。
大池の手前側の岸、左から1/3くらいの草地のところに何かが顔を出しています。
写真左側から1/3くらいのところ、白く見える登山道がカタカナの“ノ”の字のようになった場所の右隣の小さな池付近に小さな個体が三匹ほど見えます。
一匹は横向き、もう一匹は水面に影が映り、さらに一匹は大池の干上がった部分に居ます。
真っ黒で四つ足、肩より腰のほうが高いので熊だと思います。
野生の熊だとしたら見るのは初めてです。
それにしても走り回る小熊のやんちゃで無邪気なこと!
間近で遭遇すれば金縛りになってしまいますが、遠くだと微笑ましい光景です。
棲む世界が分かれていればお互い平和に暮らせます。
2
8/15 12:43
野生の熊だとしたら見るのは初めてです。
それにしても走り回る小熊のやんちゃで無邪気なこと!
間近で遭遇すれば金縛りになってしまいますが、遠くだと微笑ましい光景です。
棲む世界が分かれていればお互い平和に暮らせます。
ニッコウキスゲでしょうか?
一株だけ咲いていました。
0
8/15 13:19
ニッコウキスゲでしょうか?
一株だけ咲いていました。
チングルマの綿毛です。
私は花よりもこちらが好きです。
0
8/15 13:35
チングルマの綿毛です。
私は花よりもこちらが好きです。
仙人池
このときだけガスが…
0
8/15 13:59
仙人池
このときだけガスが…
仙人谷の雪渓。
土手のようなものは雪渓の上を川が流れた跡だそうです。
0
8/15 15:53
仙人谷の雪渓。
土手のようなものは雪渓の上を川が流れた跡だそうです。
雪渓の上の赤テープ。
これは助かります。
2
8/15 15:56
雪渓の上の赤テープ。
これは助かります。
正面奥が仙人温泉への登山道の取り付き。
ここで雪渓と別れます。
逆に言えばここまで雪渓通しで(岸に上がらず)歩くことも出来ます(一部を除く)。
雪渓の冷気で気持ち良く歩けました。
0
8/15 15:58
正面奥が仙人温泉への登山道の取り付き。
ここで雪渓と別れます。
逆に言えばここまで雪渓通しで(岸に上がらず)歩くことも出来ます(一部を除く)。
雪渓の冷気で気持ち良く歩けました。
仙人温泉の源泉が見えました。
雲切新道への登山道も見えます。
0
8/15 16:04
仙人温泉の源泉が見えました。
雲切新道への登山道も見えます。
このカンバンが見えたらすぐ温泉です。
1
8/15 16:39
このカンバンが見えたらすぐ温泉です。
何とお盆の最中なのに本日の宿泊は私一人の貸切!
正確には、たまたまいらしていた小屋番さんの奥さんと二人きりで一室!
遠く世間を離れた桃源郷でドラマは…何も起こりませんでした。。。
(つーか、枕に頭が着いた瞬間に電源落ちてダメ過ぎ)
1
8/15 16:53
何とお盆の最中なのに本日の宿泊は私一人の貸切!
正確には、たまたまいらしていた小屋番さんの奥さんと二人きりで一室!
遠く世間を離れた桃源郷でドラマは…何も起こりませんでした。。。
(つーか、枕に頭が着いた瞬間に電源落ちてダメ過ぎ)
極楽の温泉。しかも貸切!
これ以上の贅沢があるでしょうか?
2
8/15 17:07
極楽の温泉。しかも貸切!
これ以上の贅沢があるでしょうか?
アサヒ:バヤリース プレミアムセレクションふじりんご。
酸っぱさの無い上品な甘さの果汁です。
(メーカーの回し者ではありません)
0
8/15 17:09
アサヒ:バヤリース プレミアムセレクションふじりんご。
酸っぱさの無い上品な甘さの果汁です。
(メーカーの回し者ではありません)
湯温調整は水ホースの位置を変えて注ぐ水量を調整します。
源泉は常に注ぎっぱなしです。
お風呂で飲み物を飲むことが可能です。
もちろんビールもあります。
1
8/15 17:23
湯温調整は水ホースの位置を変えて注ぐ水量を調整します。
源泉は常に注ぎっぱなしです。
お風呂で飲み物を飲むことが可能です。
もちろんビールもあります。
いやあ、いい湯だ!
全身を洗ったのはもちろん、行動着の洗濯にテント干しと山中で最大限のリフレッシュをしました。
裸足で布団に眠れる幸せ…
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8/15 17:24
いやあ、いい湯だ!
全身を洗ったのはもちろん、行動着の洗濯にテント干しと山中で最大限のリフレッシュをしました。
裸足で布団に眠れる幸せ…
仙人温泉小屋の宿泊者は24時間入浴可能です。
日帰り入浴は500円。
露天風呂に覆い被さる巨石に石油ランプが吊るされます。
1
8/15 21:43
仙人温泉小屋の宿泊者は24時間入浴可能です。
日帰り入浴は500円。
露天風呂に覆い被さる巨石に石油ランプが吊るされます。
翌日、源泉脇を通ります。
源泉を流れ出たお湯でも瞬間しか指を入れていられない熱さ。
源泉はホースで谷を越えて対岸の小屋へ供給されています。
1
8/16 5:32
翌日、源泉脇を通ります。
源泉を流れ出たお湯でも瞬間しか指を入れていられない熱さ。
源泉はホースで谷を越えて対岸の小屋へ供給されています。
仙人温泉源泉から登ると尾根を越える手前、最後に温泉小屋が見える地点です。
仙人ダム方面から登ると最初に小屋が見えるところ。
ブナの樹間から小屋が見える「小屋のぞき」
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8/16 5:47
仙人温泉源泉から登ると尾根を越える手前、最後に温泉小屋が見える地点です。
仙人ダム方面から登ると最初に小屋が見えるところ。
ブナの樹間から小屋が見える「小屋のぞき」
雲切新道を下ると黒部第四発電所の電力取出し口が見えます。
ガスではなく強烈な逆光の中です。
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8/16 6:15
雲切新道を下ると黒部第四発電所の電力取出し口が見えます。
ガスではなく強烈な逆光の中です。
これから向かう仙人ダムも見えます。
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8/16 7:02
これから向かう仙人ダムも見えます。
丸木橋で仙人谷を渡ります。
0
8/16 7:48
丸木橋で仙人谷を渡ります。
仙人谷の水量は豊富でした。
0
8/16 7:49
仙人谷の水量は豊富でした。
この長〜い梯子で仙人ダム湖の脇まで降ります。
梯子の最下部、下から4段ほど角度が変わっており、それまでの感覚でテンポ良く下っていくと足の掛かりが浅くなって踏み外す恐れがあります。(スカを喰らう)
一段一段確実に降りてください。
(登る分には心配ありません)
黒部川本流の水は澄んでいました。
1
8/16 7:55
この長〜い梯子で仙人ダム湖の脇まで降ります。
梯子の最下部、下から4段ほど角度が変わっており、それまでの感覚でテンポ良く下っていくと足の掛かりが浅くなって踏み外す恐れがあります。(スカを喰らう)
一段一段確実に降りてください。
(登る分には心配ありません)
黒部川本流の水は澄んでいました。
仙人ダムです。
ほぼ満水の状態。
対岸にあるコンクリート岩壁の四角い穴から出ている排水が黒部第四地下発電所からのものと思われます。
一旦発電に使った水を再利用してより下流の発電所の水に使い回します。
仙人ダムの水は欅平駅隣にある黒部第三発電所で使われます。
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8/16 7:59
仙人ダムです。
ほぼ満水の状態。
対岸にあるコンクリート岩壁の四角い穴から出ている排水が黒部第四地下発電所からのものと思われます。
一旦発電に使った水を再利用してより下流の発電所の水に使い回します。
仙人ダムの水は欅平駅隣にある黒部第三発電所で使われます。
楽しみの一つ、仙人ダム施設の登山道。
最初はダム管理所の屋上へ上がります。
屋上なのにこの堆積物。
いったい荒れるとどんな環境になるのでしょう?
それとも雪上にあった堆積物が雪解けして残ったもの?
写真中央奥、鉄柱の基部に赤テープがあります。
建屋に付いている赤テープも珍しい。
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8/16 8:00
楽しみの一つ、仙人ダム施設の登山道。
最初はダム管理所の屋上へ上がります。
屋上なのにこの堆積物。
いったい荒れるとどんな環境になるのでしょう?
それとも雪上にあった堆積物が雪解けして残ったもの?
写真中央奥、鉄柱の基部に赤テープがあります。
建屋に付いている赤テープも珍しい。
屋上から一段降りて案内に従い扉を開けると「阿曽原」の表示が。
間違い無く登山道です。
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8/16 8:10
屋上から一段降りて案内に従い扉を開けると「阿曽原」の表示が。
間違い無く登山道です。
仙人ダム施設内の登山道案内板。
ずっと以前の20年前、黒部ダムから下ノ廊下を歩いたときは、黒部川を図中にある水路橋で渡ったと記憶しています(線路橋を兼ねていると思います)。
現在は通路が変わったのでしょうか?
機会があればまた下ノ廊下を歩いてみたいです。
1
8/16 8:13
仙人ダム施設内の登山道案内板。
ずっと以前の20年前、黒部ダムから下ノ廊下を歩いたときは、黒部川を図中にある水路橋で渡ったと記憶しています(線路橋を兼ねていると思います)。
現在は通路が変わったのでしょうか?
機会があればまた下ノ廊下を歩いてみたいです。
狭い通路。大型ザックを背負っていると擦れ違いに気を使いそうです。
(元々が登山道ではないのです)
仙人ダム付近では冬季の豪雪を考えて通路は全て屋内式になっています。
この通路もコンクリート製で強度がありそうです。
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8/16 8:13
狭い通路。大型ザックを背負っていると擦れ違いに気を使いそうです。
(元々が登山道ではないのです)
仙人ダム付近では冬季の豪雪を考えて通路は全て屋内式になっています。
この通路もコンクリート製で強度がありそうです。
通路が先の案内板にあった水路橋と交差するところです。
左右方向が水路橋併設の軌道部分。通路と直交しています。
通路は黒部川と平行しており、写真は下流を向いて撮っています。
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8/16 8:15
通路が先の案内板にあった水路橋と交差するところです。
左右方向が水路橋併設の軌道部分。通路と直交しています。
通路は黒部川と平行しており、写真は下流を向いて撮っています。
鉄柵から通路外に出たところ。
ここから再び露天の登山道になります。
鉄柵の扉には熊避けのためロックをするように書かれています。開放厳禁。
このすぐ先に関西電力人見平寮があります。
知る人ぞ知る秘密の補給所です。
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8/16 8:21
鉄柵から通路外に出たところ。
ここから再び露天の登山道になります。
鉄柵の扉には熊避けのためロックをするように書かれています。開放厳禁。
このすぐ先に関西電力人見平寮があります。
知る人ぞ知る秘密の補給所です。
阿曽原温泉小屋。
着いた時間には誰もおらずテン場も無人でした。
小屋は完全予約制で、この日水平道で擦れ違った登山者は3パーティ5人のみ。
下ノ廊下はまだ通れず、仙人池方面から下る人が無ければ空いてガラガラでしょう。
温泉のことを考えると穴場の良い時期です。
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8/16 10:12
阿曽原温泉小屋。
着いた時間には誰もおらずテン場も無人でした。
小屋は完全予約制で、この日水平道で擦れ違った登山者は3パーティ5人のみ。
下ノ廊下はまだ通れず、仙人池方面から下る人が無ければ空いてガラガラでしょう。
温泉のことを考えると穴場の良い時期です。
折尾谷です。
滝のある沢と、通路トンネル内蔵堰堤のある沢に分かれています。
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8/16 12:03
折尾谷です。
滝のある沢と、通路トンネル内蔵堰堤のある沢に分かれています。
そして志合谷。
まだ大量の残雪があります。
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8/16 13:32
そして志合谷。
まだ大量の残雪があります。
志合谷は地下をトラバースします。
その素掘りのトンネルの入口(阿曽原側)。
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8/16 13:39
志合谷は地下をトラバースします。
その素掘りのトンネルの入口(阿曽原側)。
トンネル内は湧水が溜まり真っ暗で曲がっています。
水深が不明なのでゴムジョンを装着。ヘッドランプも出します。
水は非常に冷たいですが、疲れた足が引き締まって心地良い?(←痩せ我慢?)
※水深はくるぶしくらい。
靴を脱ぐか脱がないかのギリギリでした。
過去にはスネの中間くらいのときがありました。
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8/16 13:52
トンネル内は湧水が溜まり真っ暗で曲がっています。
水深が不明なのでゴムジョンを装着。ヘッドランプも出します。
水は非常に冷たいですが、疲れた足が引き締まって心地良い?(←痩せ我慢?)
※水深はくるぶしくらい。
靴を脱ぐか脱がないかのギリギリでした。
過去にはスネの中間くらいのときがありました。
トンネル内部です。
ひんやりして気持ちいのですが、長時間なら寒くなります。
天上からの漏水に注意。
トンネルを出ると眼鏡が一気に曇りました。
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8/16 13:53
トンネル内部です。
ひんやりして気持ちいのですが、長時間なら寒くなります。
天上からの漏水に注意。
トンネルを出ると眼鏡が一気に曇りました。
欅平駅手前1kmくらいにあった最後の水場。
山と高原地図には載っていません。
日照り続きで小さな沢はほとんど枯れていましたがここは貴重。
具合良く飲み易い高さに盆状のくぼみがあります。
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8/16 15:21
欅平駅手前1kmくらいにあった最後の水場。
山と高原地図には載っていません。
日照り続きで小さな沢はほとんど枯れていましたがここは貴重。
具合良く飲み易い高さに盆状のくぼみがあります。
富山地鉄・寺田駅にて。
下山した欅平駅は人ごみで地面が見えないほどの混雑ぶり。
降りてすぐ切符を買いましたが日帰り温泉は既に終了。
食堂も閉まっておりカキ氷は氷が欠品。アイスは食べ尽くされていました。
そうこうしているうちに立ち食い蕎麦まで終了。
私の相手をしてくれたのは自販機と薮蚊のみ。
宇奈月駅ではすぐ列車が来るので、乗換駅の寺田で蕎麦でもと思っていました。
しかしあったのはトイレと自販機だけ。駅員さんも一人の駅でした。
46分の乗り換え時間が長かった。
終点・立山駅まで乗ったのは私一人でした。
ヘルメットは市から供与された水防団用。
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8/16 21:25
富山地鉄・寺田駅にて。
下山した欅平駅は人ごみで地面が見えないほどの混雑ぶり。
降りてすぐ切符を買いましたが日帰り温泉は既に終了。
食堂も閉まっておりカキ氷は氷が欠品。アイスは食べ尽くされていました。
そうこうしているうちに立ち食い蕎麦まで終了。
私の相手をしてくれたのは自販機と薮蚊のみ。
宇奈月駅ではすぐ列車が来るので、乗換駅の寺田で蕎麦でもと思っていました。
しかしあったのはトイレと自販機だけ。駅員さんも一人の駅でした。
46分の乗り換え時間が長かった。
終点・立山駅まで乗ったのは私一人でした。
ヘルメットは市から供与された水防団用。
頑張ったシリオ。
スーパーフィートのインソールとの組み合わせで肉刺が出来ませんでした。
たった2回の山行でずいぶん使用感が出てしまいました。
4日間歩き通せたのはこの靴のおかげです。
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8/17 15:30
頑張ったシリオ。
スーパーフィートのインソールとの組み合わせで肉刺が出来ませんでした。
たった2回の山行でずいぶん使用感が出てしまいました。
4日間歩き通せたのはこの靴のおかげです。
昨年の同じ時期に、まったく同じコースを歩きました。昨年も残雪が多いといわれたのですが、今年はそれ以上のようですね。
仙人温泉、テント場がなかったので私は通過しましたが、非常に気になっていました。とてもそさそうなところですね。今度はゆっくり訪れてみたいものです。
こんばんは。
早速のレスありがとうございます。
北方稜線へ行くにあたっては、mtaka2010さん始めヤマレコの皆さんのレポが大変参考になりました。
それでも体力の無さと知識のあやふやさ。
しかしそのおかげで仙人温泉小屋を知るところとなりました。
山深い地にあって一日単位の歩行距離を考えると中間地になってしまい不利な点はありますが、仙人温泉小屋は泊まった人だけが得する穴場のパワースポットですね。
いかがわしい都市伝説的なものと“実効性”が違います。
機会があれば是非行ってみてください。仙人とお酒が飲めれば最高ですよ!
mtaka2010さんはけっこう渋いところを攻めていますね。山は楽しくなくちゃです。
もう少し歳を取ればさらに余暇の自由度が増す(ハズ)です。
どうぞまた良い山行を!
お手本にしたいリスク管理です。
自分もぜひ歩きたいこのコース。参考に勉強させていただきます。
しかも良い出会いや温泉もありすばらしいレコですね。
体お大事になさってくださいね。
復帰なによりでした
メタさん、レスありがとうございます。
私と同じ、初槍が北鎌からだったんですね!
ため息が出るようなカッコいい写真です。
どうして私のときは濃霧だったのだろう?
リスク管理などと大層なことはしていません。
無事帰ること、自分を客観視することに努めましたが実際にやると難しいです。
歳のせいか、思い込みが強かったり横着が出たり、単独ですと自由なだけに危険もあります。
体力が無く鈍足なのに行きたいところは多い。
一度イエローカードを出してしまったので常に慎重でないと次は無いと思っています。
メタさんの今後のご活躍を楽しみにしています。
どうぞ印象的な山行を!
同志、今日の今日までレコに気が付きませんでした。
(知恵袋の書き込みを見て、あれ?と気が付きました)
出勤前の朝なので詳しく読んでいませんが、とうとう行かれたのですね!
あのような事件があったあとだけに、怪我のこと、家族のこと、色々クリアしなければならないことは多かっただろうなと想像します。
今後もレコ、楽しみにしています!
BIMOTAさん、こんばんは。
いつもレスありがとうございます。
お察しの通り怪我より家族の了解を取り付ける方が難題でした。
カミさんはまだしも同居の親が心配します。
弟をオートバイ事故で亡くしていますし(私事でスミマセン)自身にも前科が付いてしまいましたので。。。
しかし、やっぱり行きたい。絶好のチャンスであればなおのこと。
絶対に無理はしないと普段に増してノロノロ歩いてきました。この天候だから許された時間ですが。
でも行ってしまえば笑みが浮かんでしまう現金者です。
そしていつかはBIMOTAさんも持っているアノ場所の写真が欲しいと思う始末です。
不治の病は治りませんね。
暫くは二歩足だけで行ける山をボチボチと歩こうかと。
BIMOTAさんのレコ大変参考になりました。ありがとうございました。
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